JPH03264716A - 4サイクルエンジンのマフラ装置 - Google Patents

4サイクルエンジンのマフラ装置

Info

Publication number
JPH03264716A
JPH03264716A JP6005290A JP6005290A JPH03264716A JP H03264716 A JPH03264716 A JP H03264716A JP 6005290 A JP6005290 A JP 6005290A JP 6005290 A JP6005290 A JP 6005290A JP H03264716 A JPH03264716 A JP H03264716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tail pipe
exhaust passage
muffler device
tail
silencer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6005290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Nakamura
裕 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP6005290A priority Critical patent/JPH03264716A/ja
Publication of JPH03264716A publication Critical patent/JPH03264716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、自動2輪車、特にレーザの排気通路尾端に
消音用として装備される4サイクルエンジンのマフラ装
置に関する。
(従来の技術) 第4図は、レーサタイブの自動2輪車に搭載された4サ
イクル4気筒エンジンの排気系を示すもので、各気筒か
ら導出された4本のエキゾーストパイプaが排気集合部
すで1本の排気通路Cに接続する、いわゆるフォーイン
ワンタイプになり、排気通路の尾端にサイレンサdが接
続される。
サイレンサdは、第5図に示すように、パンチングされ
たテールパイプeが内部を貫通し、その周りにグラスウ
ールなどの吸音材fが充填されている。高圧の排気流が
テールパイプeを通過する時に、パンチ穴gを抜けて膨
脹し、吸音材fの存在によって、排気音が縮小される。
しかし、このような直管タイプでは、透過音が大きく、
また、排気脈動の干渉などが望めないので、出力を高め
るための寄与率か小さい。
一般的に、サイレンサdその他のマフラ装置では、消音
レベルの低下と、−′−出力向上とにつなげる条件は必
ずしも一致しないため、どちらか一方に重点を置いた設
計がなされる。レーザでは、必然的に出力重視のマフラ
装置が主流になるのが現状である。
例えば、実開昭64−19014号公報には、下流側へ
漸次断面積を縮小させたテールパイプが用いられたもの
か示される。こうすることにより、中、高速域の出力ア
ップが得られるが、先細りのため排気流が加速され、騒
音レベルの改善は望めない。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、上記のような現状に鑑みてなされたもので
、排気音のレベルダウンと、中、高速域の出力アップを
共に満足させる4サイクルエンジンのマフラ装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、この発明の4サイクルエン
ジンのマフラ装置は、パンチングされたテールパイプが
内部を貫通し、その周りにグラスウールなどの吸音材が
被覆また充填されたサイレンサに、そのテールパイプに
より排気通路の尾端が接続された4サイクルエンジンの
マフラ装置において、排気通路尾端部に下流側へ向かっ
て広拡するテーパ部と、テールパイプの上流側前半部に
上流側へ向かって広拡するテーパ部との少なくとも一方
が形成された構成になるものである。
(作用) こうして、排気流は、排気通路尾端とテールパイプ前半
部の少なくとも一方に形成されるテーパ部により膨脹し
、その膨脹効果により騒音レベルが減衰して消音が促進
される。
一方、上記膨脂作用は、排気脈動の干渉効果を産み、ま
たテールパイプのテーパ部による反射波か排気脈動に大
きく干渉するので、この種の高速型エンジンの中高速出
力を向上することになる。
(実施例) 以下この発明の実施例を示す図に就いて説明する。
第1図において、排気通路1の尾端部1aは、下流側に
向って拡がるテーパ形状に形成され、かつ同様のテーパ
形状の内筒2により2重構造にされる。内筒2には多数
のパンチ穴3が穿けられ、尾端部1aとの間にグラスウ
ールなどの吸音材4が充填されている。
サイレンサ5を貫通するテールバイブロは、その前半部
6aが上流側に向って拡がるテーパ形状に形成され、全
体に亘って多数のパンチ穴7が穿設される。サイレンサ
5とテールバイブロとの間に形成される空間には、吸音
材8が充填される。
上記排気通路尾端部1aの尾端は、テールバイブロの先
端に接続され、内筒2内のテーパ部9aとテールバイブ
ロ前半部内のテーパ部9bが合体されて、バレル状の膨
脹室が形成される。
こうして排気流は、排気通路lからテーパ部9a、9b
により一旦膨脹し、再び収縮してテールバイブロ尾端か
ら放出される。
排気流は、高い周波数の脈動波となって排気通路1を流
れるか、テーパ部9a、9bでの膨脹により、減衰、平
滑化され、放出される排気の騒音レベルは相当に低いも
のとなる。
膨脹時にテーパ部9aの内筒2内面やテーパ部9bのテ
ールバイブロa内面を叩く印台は、吸音材4,8により
吸収され、またパンチ穴3,7を介してのグラスウール
4,8部による膨脹効果や、音のエネルギの吸収などは
従前同様の作用があり、全体としての消音効果が極めて
高いものとなる。
この場合テールバイブロの最小径dが排気通路の径りよ
り小さいと、排気の大気放出速度を高めることになるの
で、好ましくない。
一方、テーパ部9a、9bの膨脂作用および先細りする
テーパ部9bでの反射波の生成は、排気脈動波を干渉し
、シリンダからの排気ガスの排出を促進するとか、オー
バーラツプしている吸排気タイミングでの吸気の吹き抜
けを抑える、などの効果がある。
テーパ部9bの長さLを、サイレンサ5の内寸法長さ1
に対し、L>174になるように設定すれば、中、高速
域での出力が向上する。
なお、第2図、第3図は、それぞれこの発明の他の実施
例を模式的に示したもので、第2図のものは、排気通路
1がテーパ部を省略してほぼ直管に設定されたもの、第
3図はテールバイブロが、テーパ部を省略してほぼ直管
に設定されたものである。
消音および出力向上の要求がそれ程高くない場合に適応
され、コスト上の利点が得られる。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明に係る4サイクルエンジンのマフ
ラ装置は、パンチングされたテールパイプが内部を貫通
し、その周りにグラスウールなどの吸音材が被覆また充
填されたサイレンサに、そのテールパイプにより排気通
路の尾端が接続された4サイクルエンジンのマフラ装置
において、排気通路尾端部に下流側へ向かって広拡する
チー・パ部と、テールパイプの上流側前半部に上流側へ
向かって広拡するテーパ部との少なくとも一方が形成さ
れたもので、騒音の抑制と出力向上とが同時に得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例になるマフラ装置の縦断側面
図、第2図、第3図はそれぞれこの発明の他の実施例に
になるマフラ装置を模式的に示した縦断側面図、第4図
は4サイクルエンジンの排気系の一例を示す斜視図、第
5図は従来のマフラ装置の縦断側面図である。 1・・・排気通路、5・・・サイレンサ、6・・・テー
ルパイプ、3.7・・・パンチ穴、4,8・・・吸音材
、9a、9b・・・テーパ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パンチングされたテールパイプが内部を貫通し、そ
    の周りにグラスウールなどの吸音材が被覆また充填され
    たサイレンサに、そのテールパイプにより排気通路の尾
    端が接続された4サイクルエンジンのマフラ装置におい
    て、排気通路尾端部に下流側へ向かって広拡するテーパ
    部と、テールパイプの上流側前半部に上流側へ向かって
    広拡するテーパ部との少なくとも一方が形成されたこと
    を特徴とする4サイクルエンジンのマフラ装置。 2、排気通路のテーパ部が2重構造にされ、間に吸音材
    が充填された請求項1記載の4サイクルエンジンのマフ
    ラ装置。 3、テールパイプのテーパ部は、サイレンサの内寸法長
    さの4半分以上の長さに設定された請求項1記載の4サ
    イクルエンジンのマフラ装置。 4、排気通路の尾端部は、ほぼ直管に形成された請求項
    1記載の4サイクルエンジンのマフラ装置。 5、テールパイプは、ほぼ直管に形成された請求項1記
    載の4サイクルエンジンのマフラ装置。
JP6005290A 1990-03-13 1990-03-13 4サイクルエンジンのマフラ装置 Pending JPH03264716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005290A JPH03264716A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 4サイクルエンジンのマフラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005290A JPH03264716A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 4サイクルエンジンのマフラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03264716A true JPH03264716A (ja) 1991-11-26

Family

ID=13130931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6005290A Pending JPH03264716A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 4サイクルエンジンのマフラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03264716A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06280543A (ja) * 1993-03-11 1994-10-04 Apex:Kk 内燃機関用のマフラー
US7331422B2 (en) * 2005-07-18 2008-02-19 Alan Wall Vortex muffler
US7364011B2 (en) * 2002-04-05 2008-04-29 Martin Hirschorn Attenuating power booster
US7549510B2 (en) * 2006-03-29 2009-06-23 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
US7766123B2 (en) 2006-03-29 2010-08-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
CN102071998A (zh) * 2011-01-14 2011-05-25 重庆长安汽车股份有限公司 一种可消音的带装饰管的排气尾管
US7997383B2 (en) 2006-03-29 2011-08-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
JP2013167242A (ja) * 2012-01-18 2013-08-29 Honda Motor Co Ltd エンジンの排気装置
JP2020063725A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 スズキ株式会社 鞍乗型車両の消音器構造

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06280543A (ja) * 1993-03-11 1994-10-04 Apex:Kk 内燃機関用のマフラー
JP2583184B2 (ja) * 1993-03-11 1997-02-19 株式会社アペックス 内燃機関用のマフラー
US7364011B2 (en) * 2002-04-05 2008-04-29 Martin Hirschorn Attenuating power booster
US7331422B2 (en) * 2005-07-18 2008-02-19 Alan Wall Vortex muffler
US7549510B2 (en) * 2006-03-29 2009-06-23 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
US7766123B2 (en) 2006-03-29 2010-08-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
US7997383B2 (en) 2006-03-29 2011-08-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehicle exhaust system
CN102071998A (zh) * 2011-01-14 2011-05-25 重庆长安汽车股份有限公司 一种可消音的带装饰管的排气尾管
JP2013167242A (ja) * 2012-01-18 2013-08-29 Honda Motor Co Ltd エンジンの排気装置
JP2020063725A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 スズキ株式会社 鞍乗型車両の消音器構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0647928B2 (ja) 音減衰装置
JPH03264716A (ja) 4サイクルエンジンのマフラ装置
US3404750A (en) Combination tailpipe spout and silencer
US2047442A (en) Muffler
JP2004519575A (ja) 導管内の共振を減衰する装置
US8936133B2 (en) Four cycle internal combustion engine exhaust
TWM573380U (zh) Silencer exhaust pipe
JPH0536980Y2 (ja)
JP2559746B2 (ja) 自動二輪車の排気消音装置
JPH0637514U (ja) 消音器
RU47978U1 (ru) Глушитель шума выхлопа двигателя внутреннего сгорания
JPS5849376Y2 (ja) 排気尾管
JPS58202322A (ja) 内燃機関の排気消音装置
JPS60198320A (ja) 自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置
JPS5836809Y2 (ja) 2サイクルエンジン用排気管
JPH0238006Y2 (ja)
JP3234804U (ja) マフラー
JPS6226576Y2 (ja)
RU2083852C1 (ru) Глушитель шума выхлопа двигателя внутреннего сгорания
JP2601585Y2 (ja) 消音器
SU1092290A1 (ru) Глушитель шума выхлопа дл двигател внутреннего сгорани
JPH077530Y2 (ja) マフラ
SU844787A1 (ru) Глушитель шума отработавших газовдВигАТЕл ВНуТРЕННЕгО СгОРАНи
JPH055213Y2 (ja)
JPS6341536Y2 (ja)