JPH03264155A - 溶融金属ポンプおよびその制御方法 - Google Patents
溶融金属ポンプおよびその制御方法Info
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- JPH03264155A JPH03264155A JP6104690A JP6104690A JPH03264155A JP H03264155 A JPH03264155 A JP H03264155A JP 6104690 A JP6104690 A JP 6104690A JP 6104690 A JP6104690 A JP 6104690A JP H03264155 A JPH03264155 A JP H03264155A
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ZnやAt等の低融点金属を供給する際に使
用される溶融金属ポンプおよびその制御方法に関するも
のである。
用される溶融金属ポンプおよびその制御方法に関するも
のである。
〈従来の技術〉
溶融亜鉛めっき装置への亜鉛の供給あるいはダイカスト
マシン・保持炉へのアルミニウム供給に際しては溶融金
属ポンプ装置が使用されている。
マシン・保持炉へのアルミニウム供給に際しては溶融金
属ポンプ装置が使用されている。
溶融金属を揚湯する溶融金属用ポンプとして、例えば特
開平1−95856号公報にr金属溶湯用給湯ポンプ1
が開示されている。このポンプは揚湯しようとする金W
A溶解炉に浸消さゼ、炉外より操作可能なピストンとこ
のピストンを往復動自在に配設するシリンダーチューブ
の下端に所定の空間を形成すると共に溶解金属導入口お
よび排出口を設けたボトムフランジとピストンの操作に
連動して溶解金属導入口を開閉する吸入弁および供給対
象に供給する排出口に接続された排出弁機構でti戒さ
れており、吸入弁を開にしてビスI−ンを抜くことによ
りシリンダーチューブ内に溶融金属を導入させ、吸入弁
を閉しると共に排出弁を開にしてピストンを押下するこ
とにより、シリンダー内の溶融金属を排出して受湯側容
器に供給するものである。
開平1−95856号公報にr金属溶湯用給湯ポンプ1
が開示されている。このポンプは揚湯しようとする金W
A溶解炉に浸消さゼ、炉外より操作可能なピストンとこ
のピストンを往復動自在に配設するシリンダーチューブ
の下端に所定の空間を形成すると共に溶解金属導入口お
よび排出口を設けたボトムフランジとピストンの操作に
連動して溶解金属導入口を開閉する吸入弁および供給対
象に供給する排出口に接続された排出弁機構でti戒さ
れており、吸入弁を開にしてビスI−ンを抜くことによ
りシリンダーチューブ内に溶融金属を導入させ、吸入弁
を閉しると共に排出弁を開にしてピストンを押下するこ
とにより、シリンダー内の溶融金属を排出して受湯側容
器に供給するものである。
以下にこの開示された内容をさらに詳しく説明する。第
5図は金属溶湯用給湯ポンプおよび給湯を受ける金型の
断面図である。溶解炉30 (またはるつぼ)には浸漬
自在に給湯ポンプ40が配設され、金型36とはフレキ
シブルな湯道管35によって接続されている。給湯ポン
プ40は炉外から操作可能なピストン4Iとこのピスト
ン41を上下動自在に内嵌するシリンダーチューブ42
を主体に構成されている。シリンダーチューブ42はト
ップフランジ43とボトムフランジ44によってボルト
締めにより支持されている。ボトムフランジ44には、
ボトム室45が形成されており、このボトム室45と溶
解炉30を連通可能に導入口46が設けられている。
5図は金属溶湯用給湯ポンプおよび給湯を受ける金型の
断面図である。溶解炉30 (またはるつぼ)には浸漬
自在に給湯ポンプ40が配設され、金型36とはフレキ
シブルな湯道管35によって接続されている。給湯ポン
プ40は炉外から操作可能なピストン4Iとこのピスト
ン41を上下動自在に内嵌するシリンダーチューブ42
を主体に構成されている。シリンダーチューブ42はト
ップフランジ43とボトムフランジ44によってボルト
締めにより支持されている。ボトムフランジ44には、
ボトム室45が形成されており、このボトム室45と溶
解炉30を連通可能に導入口46が設けられている。
導入口46には弁座47が形成され、この弁座イアの形
状に先端形状を合致させた吸入弁48が導入口46を開
閉可能なように配設されている。吸入弁48の上部は摺
動自在にトップフランジ43に支承されている。ボトム
フランジ44にはさらにボトム室45に連通させて立ち
上がり管49が接続され、その上部には分岐口50が設
けられて湯道管35が接続されている。立ち上がり管4
9の上端はトップフランジ43に支持されると共に、管
内には弁座51が設すられ、この位置まで分岐口50を
開閉する排出弁52が挿入されている。排出弁52は吸
入弁48と同様に炉外から昇降操作が可能になっている
。ここで金型36は固定金型37と移動金型38とから
成り、固定金型37と湯道管35の出口間に湯口39が
配設されている。
状に先端形状を合致させた吸入弁48が導入口46を開
閉可能なように配設されている。吸入弁48の上部は摺
動自在にトップフランジ43に支承されている。ボトム
フランジ44にはさらにボトム室45に連通させて立ち
上がり管49が接続され、その上部には分岐口50が設
けられて湯道管35が接続されている。立ち上がり管4
9の上端はトップフランジ43に支持されると共に、管
内には弁座51が設すられ、この位置まで分岐口50を
開閉する排出弁52が挿入されている。排出弁52は吸
入弁48と同様に炉外から昇降操作が可能になっている
。ここで金型36は固定金型37と移動金型38とから
成り、固定金型37と湯道管35の出口間に湯口39が
配設されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかるに前記公報に開示されている従来技術にあっては
以下の問題点がある。
以下の問題点がある。
■ ピストン41の昇降範囲に溶融金属が出入りするた
め、シリンダーチューブ42の内面に付着した溶融金属
不純物(酸化物)が上下動するピストン41の動きを妨
げ、ピストン41およびノリンダーチュー712の内面
に疵を生し易い。よって安定して長期間連続操業するこ
とが難しい問題がある。
め、シリンダーチューブ42の内面に付着した溶融金属
不純物(酸化物)が上下動するピストン41の動きを妨
げ、ピストン41およびノリンダーチュー712の内面
に疵を生し易い。よって安定して長期間連続操業するこ
とが難しい問題がある。
■ 吸入弁48および排出弁52の各機構がシリンダー
チューブ42内を上下動するピストン4Iに連動し、て
作動する必要があるため機械的あるいは電気的に連結す
ることが不可欠であり、構造が複雑になると共に高価な
ものとなる。さらにポンプ40を構成する可動部分の多
くが溶融金属浴内に浸漬しているため、これらの機能を
長期間連続して正常な状態に維持することが難しいとい
う問題点がある。
チューブ42内を上下動するピストン4Iに連動し、て
作動する必要があるため機械的あるいは電気的に連結す
ることが不可欠であり、構造が複雑になると共に高価な
ものとなる。さらにポンプ40を構成する可動部分の多
くが溶融金属浴内に浸漬しているため、これらの機能を
長期間連続して正常な状態に維持することが難しいとい
う問題点がある。
本発明は前述従来技術の問題点を解消し、長期に亘り安
定して溶融金属を供給することができる溶融金属ポンプ
装置およびその制御方法を提mすることを目的とするも
のである。
定して溶融金属を供給することができる溶融金属ポンプ
装置およびその制御方法を提mすることを目的とするも
のである。
く課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するための本発明の装置は、ガスを満た
すことが可能なタンクを、該タンクの上端部のみを浴面
上に残して揚湯しようとする溶融金属浴面下に浸漬させ
て設ct、前記タンクの上面にガスを出し入れ調節自在
とするガス配管を接続する一方、前記タンクの下端部側
面にL字型の溶融金属吸込管を上向きに接続し、該溶融
金属吸込管に形成された溶融金属吸込部に逆止弁を配設
し、また前記タンクの底面から下向きに溶融金属排出管
を取出し、該溶融金属排出管を溶融金属浴面上に導くと
共に該溶融金属排出管に形成された溶融金属取出部に逆
止部を配設してなることを特徴とする溶融金属ポンプで
ある。
すことが可能なタンクを、該タンクの上端部のみを浴面
上に残して揚湯しようとする溶融金属浴面下に浸漬させ
て設ct、前記タンクの上面にガスを出し入れ調節自在
とするガス配管を接続する一方、前記タンクの下端部側
面にL字型の溶融金属吸込管を上向きに接続し、該溶融
金属吸込管に形成された溶融金属吸込部に逆止弁を配設
し、また前記タンクの底面から下向きに溶融金属排出管
を取出し、該溶融金属排出管を溶融金属浴面上に導くと
共に該溶融金属排出管に形成された溶融金属取出部に逆
止部を配設してなることを特徴とする溶融金属ポンプで
ある。
前述の逆止弁としては、溶融金属より比重が小さく、か
つ腐食され難い球状セラミック製のフロート式逆止弁を
用いるのが好ましい。
つ腐食され難い球状セラミック製のフロート式逆止弁を
用いるのが好ましい。
また本発明の制御方法は、タンクの上面に接続したガス
配管から排出されるガスの圧力とその排出時間を調節す
ることにより溶融金属吸込管に形成された溶融金属吸込
部の逆止弁を開として流入される溶融金属の流入量を制
御する一方、前記ガス配管から供給されるガスの圧力と
その供給時間を調節することにより溶融金属排出管に形
成された溶融金属取出部の逆止弁を開として排出される
溶融金属の排出量を制御することを特徴とする溶融金属
ポンプによる溶融金属圧送量制御方法である。
配管から排出されるガスの圧力とその排出時間を調節す
ることにより溶融金属吸込管に形成された溶融金属吸込
部の逆止弁を開として流入される溶融金属の流入量を制
御する一方、前記ガス配管から供給されるガスの圧力と
その供給時間を調節することにより溶融金属排出管に形
成された溶融金属取出部の逆止弁を開として排出される
溶融金属の排出量を制御することを特徴とする溶融金属
ポンプによる溶融金属圧送量制御方法である。
く作 用〉
タンクの上面に接続したガス配管からガス(不活性ガス
が好ましい)を排出してタンク内を減圧したときに溶融
金属吸込管に形成された溶融金属吸込部の逆止弁のみが
開となり溶融金属浴内の溶融金属が吸引されタンク内に
流入する。
が好ましい)を排出してタンク内を減圧したときに溶融
金属吸込管に形成された溶融金属吸込部の逆止弁のみが
開となり溶融金属浴内の溶融金属が吸引されタンク内に
流入する。
逆にガス配管からガスを供給してタンク内を加圧したと
きに溶融金属n「出前に形成された溶融金属取出部の逆
止弁のみが開となり、タンク内の溶融金属が加圧され溶
融金属排出管からタンク外に排出される。
きに溶融金属n「出前に形成された溶融金属取出部の逆
止弁のみが開となり、タンク内の溶融金属が加圧され溶
融金属排出管からタンク外に排出される。
逆止弁としては球状のフロート式逆止弁が昇降して流体
の流れをオン・オフする方式が好適であり、特にフロー
ト弁体には溶融金属より比重が小さく、溶融金属に腐食
されず、また溶融金属が付着しにくいセラミックが適す
る。
の流れをオン・オフする方式が好適であり、特にフロー
ト弁体には溶融金属より比重が小さく、溶融金属に腐食
されず、また溶融金属が付着しにくいセラミックが適す
る。
さらに溶融金属の流量制御には、ガス配管からタンクに
供給するガス圧力あるいは排出するガス圧力およびこれ
らガスの供給あるいは排出時間を調節することによって
行われる。
供給するガス圧力あるいは排出するガス圧力およびこれ
らガスの供給あるいは排出時間を調節することによって
行われる。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、21は溶融金属ポンプであり、溶融金
属ポンプ21は、縦長なタンク8の上面にガスを出し入
れill flfT自在に接続されたガス配管14と、
タンク8の下端部側面に上向きに接続されたL字型の溶
融金属吸込管lと、タンク8の底面から下向きに取り出
され、溶融金属2の浴面上に導かれる溶融金属排出管1
3とを配置した構造である。
属ポンプ21は、縦長なタンク8の上面にガスを出し入
れill flfT自在に接続されたガス配管14と、
タンク8の下端部側面に上向きに接続されたL字型の溶
融金属吸込管lと、タンク8の底面から下向きに取り出
され、溶融金属2の浴面上に導かれる溶融金属排出管1
3とを配置した構造である。
溶融金属ポンプ21のタンク8は上端部のみを浴面上に
残して揚湯しようとする溶融金属2の浴面下に浸漬させ
て溶融金属槽7内に設けである。ガス配管14にはガス
流路切換弁15、給気圧力設定器16、排気圧力設定l
N11および制止弁18が配設されている。なお、タン
ク8の上面にはガス放出管23が接続されていて、ガス
放出管23にはタンク8内のガス圧力が設定圧力以上に
なるとガスを自動的に大気に放出すると共にガス圧力を
適正に調節するための放出弁19ならびに制止弁20が
配設されている。
残して揚湯しようとする溶融金属2の浴面下に浸漬させ
て溶融金属槽7内に設けである。ガス配管14にはガス
流路切換弁15、給気圧力設定器16、排気圧力設定l
N11および制止弁18が配設されている。なお、タン
ク8の上面にはガス放出管23が接続されていて、ガス
放出管23にはタンク8内のガス圧力が設定圧力以上に
なるとガスを自動的に大気に放出すると共にガス圧力を
適正に調節するための放出弁19ならびに制止弁20が
配設されている。
一方、タンク8の下端部側面に上向きに接続されたL字
型の溶融吸込管1の溶融金属吸込部9にはセラミックで
作られた球状フロート式の逆止弁を有する吸込口27に
接触したり離れたりすることによって逆流しないように
溶融金属槽7内の溶融金属2をタンク8内に吸込んだり
吸込を停止させたりするようになっている。なお12は
逆止弁10が必要以上に吸込口27から離れるのを防止
するストッパである。
型の溶融吸込管1の溶融金属吸込部9にはセラミックで
作られた球状フロート式の逆止弁を有する吸込口27に
接触したり離れたりすることによって逆流しないように
溶融金属槽7内の溶融金属2をタンク8内に吸込んだり
吸込を停止させたりするようになっている。なお12は
逆止弁10が必要以上に吸込口27から離れるのを防止
するストッパである。
さらにタンク8の底面から下向きに取出され、溶融金属
排出管13の溶融金属吸込部工1にはセラミックで作ら
れた球状フロート式の逆止弁26が内蔵されており、こ
の逆止弁26が下拡テーパを有する取出口28に接触し
たり削れたりすることによって逆流しないようにタンク
8内の溶融金属2を溶融金属排出管13に吐出するよう
になっている。12はストッパである。
排出管13の溶融金属吸込部工1にはセラミックで作ら
れた球状フロート式の逆止弁26が内蔵されており、こ
の逆止弁26が下拡テーパを有する取出口28に接触し
たり削れたりすることによって逆流しないようにタンク
8内の溶融金属2を溶融金属排出管13に吐出するよう
になっている。12はストッパである。
なお、逆止弁としては球状以外のもの、例えば円錐状の
ものでもガイド形状を適切にすれば支障なく使用するこ
とができる。
ものでもガイド形状を適切にすれば支障なく使用するこ
とができる。
溶融金属ポンプ21による溶融金属2の流量制御はタン
ク8内に溶融金[2を吸込む場合、排気圧8から溶融金
17X2を排出する場合、給気圧力設定器16の圧力調
整によって行う。それと共にガス流路切換弁15の切換
えクイ壽ングを調整することにより単位時間当たりの排
出回数設定を行う。したがってタンク8からの単位時間
当たりの溶融金属2の排出量は吸い込み(排出)回数の
変更および1回当たりの排出量を調整することによって
行うことが可能である。なお、使用するガスは溶融金属
の酸化を防止するため不活性ガス(例えば窒素ガス、ア
ルゴンガス等)を用いるのが望ましい。
ク8内に溶融金[2を吸込む場合、排気圧8から溶融金
17X2を排出する場合、給気圧力設定器16の圧力調
整によって行う。それと共にガス流路切換弁15の切換
えクイ壽ングを調整することにより単位時間当たりの排
出回数設定を行う。したがってタンク8からの単位時間
当たりの溶融金属2の排出量は吸い込み(排出)回数の
変更および1回当たりの排出量を調整することによって
行うことが可能である。なお、使用するガスは溶融金属
の酸化を防止するため不活性ガス(例えば窒素ガス、ア
ルゴンガス等)を用いるのが望ましい。
次に第1図に示ず構成になる本発明の溶融金属ポンプ2
工の作用を第2図乃至第4図を参照して説明する。まず
第2図は溶融金属2をタンク8から排出し終わった状態
を示しており、溶融金属吸込管1の溶融金属吸込部9に
内蔵された球状逆止弁10および溶融金属排出管13の
溶融金属取出部11に内蔵された球状逆止弁26がそれ
ぞれ吸込口27および取出口28を閉している。
工の作用を第2図乃至第4図を参照して説明する。まず
第2図は溶融金属2をタンク8から排出し終わった状態
を示しており、溶融金属吸込管1の溶融金属吸込部9に
内蔵された球状逆止弁10および溶融金属排出管13の
溶融金属取出部11に内蔵された球状逆止弁26がそれ
ぞれ吸込口27および取出口28を閉している。
第2図に示す状態から第3図に示すようにタンク8内の
加圧ガスをガス配管14から排出すると吸込口27の球
状逆止弁10は溶融金riA2の浴面から吸込口27ま
での溶融金属深さAとその溶融金属2の比重の積に相当
する押し下げ力(以下、溶融金属による力という)を受
けるため沈められた状態となり、タンク8内に溶融金属
2が導入される。
加圧ガスをガス配管14から排出すると吸込口27の球
状逆止弁10は溶融金riA2の浴面から吸込口27ま
での溶融金属深さAとその溶融金属2の比重の積に相当
する押し下げ力(以下、溶融金属による力という)を受
けるため沈められた状態となり、タンク8内に溶融金属
2が導入される。
したがってタンク8内に溶融金属2が導入される条件は
タンク8内のガスを排出したときに球状逆止弁10の浮
力に打ち勝って当該逆止弁10を押し下げる溶融金[2
の浴面から吸込口27までの溶融金属深さが必要である
。ここで矢印Mは溶融金属2の流れを、また矢印Gばガ
スの流れを示す。
タンク8内のガスを排出したときに球状逆止弁10の浮
力に打ち勝って当該逆止弁10を押し下げる溶融金[2
の浴面から吸込口27までの溶融金属深さが必要である
。ここで矢印Mは溶融金属2の流れを、また矢印Gばガ
スの流れを示す。
このとき、溶融金属吐出部11に内蔵された球状逆止弁
26は溶融金属排出管13内に残留している溶融金属2
による力と比重差による浮力を受は吐出口28を閉した
状態を保っていて、排出管13からタンク8への逆流は
生しない。
26は溶融金属排出管13内に残留している溶融金属2
による力と比重差による浮力を受は吐出口28を閉した
状態を保っていて、排出管13からタンク8への逆流は
生しない。
次に第4図に示すようにガス配管14からタンク8内に
加圧したガスを供給して充満させると溶融金属取出部1
1に内蔵された球状逆止弁26に押し下げる力が加わっ
て下降し、取出口2日から溶融金属排出管13側へとタ
ンク8内の溶融金属2が排出される。このとき溶融金属
吸込部9の球状逆止弁10はタンク8内の溶融金属2を
介する上向きの力と球状逆止弁10自身の浮力により吸
込口27を閉した状態であり吸込口27からタンク8内
の溶融金属2が逆流することはない。
加圧したガスを供給して充満させると溶融金属取出部1
1に内蔵された球状逆止弁26に押し下げる力が加わっ
て下降し、取出口2日から溶融金属排出管13側へとタ
ンク8内の溶融金属2が排出される。このとき溶融金属
吸込部9の球状逆止弁10はタンク8内の溶融金属2を
介する上向きの力と球状逆止弁10自身の浮力により吸
込口27を閉した状態であり吸込口27からタンク8内
の溶融金属2が逆流することはない。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、高温の溶融金属中
におけるポンプ本体の可動部は吸込口および吐出口に設
けた逆止弁のみとすることができる。逆止弁として溶融
金属より比重が小さく、かつ溶融金属に腐食されにくく
、さらに溶融金属の付着しにくいセラミックを用いれば
耐久性を向上することができる。このため安定した生産
活動を長時間連続して行うことができ、製造コストが削
減される。また構造が簡単であるので保全費用が少なく
できるという効果も得られる。
におけるポンプ本体の可動部は吸込口および吐出口に設
けた逆止弁のみとすることができる。逆止弁として溶融
金属より比重が小さく、かつ溶融金属に腐食されにくく
、さらに溶融金属の付着しにくいセラミックを用いれば
耐久性を向上することができる。このため安定した生産
活動を長時間連続して行うことができ、製造コストが削
減される。また構造が簡単であるので保全費用が少なく
できるという効果も得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図乃至第
4図は本発明の作用を示す概略説明図、第5図は従来例
を示す断面図である。 1・・・溶融金属吸込管、 7・・・溶融金属槽、 9・・・溶融金属吸込部、 11・・・溶融金属取出部、 13・・・溶融金属排出管、 15・・・ガス流路切換弁、 17・・・排気圧力設定器、 19・・・放出弁、 21・・・溶融金yAポンプ、 27・・・吸込口、 2・・・溶融金属、 8・・・タンク、 10・・・球状逆止弁、 12・・・ストツパ、 14・・・ガス配管、 16・・・給気圧力設定器、 18・・・制止弁、 20・・・制止弁、 26・・・球状逆止弁、 28・・・取出口。
4図は本発明の作用を示す概略説明図、第5図は従来例
を示す断面図である。 1・・・溶融金属吸込管、 7・・・溶融金属槽、 9・・・溶融金属吸込部、 11・・・溶融金属取出部、 13・・・溶融金属排出管、 15・・・ガス流路切換弁、 17・・・排気圧力設定器、 19・・・放出弁、 21・・・溶融金yAポンプ、 27・・・吸込口、 2・・・溶融金属、 8・・・タンク、 10・・・球状逆止弁、 12・・・ストツパ、 14・・・ガス配管、 16・・・給気圧力設定器、 18・・・制止弁、 20・・・制止弁、 26・・・球状逆止弁、 28・・・取出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガスを満たすことが可能なタンクを、該タンクの上
端部のみを浴面上に残して揚湯しようとする溶融金属浴
面下に浸漬させて設け、前記タンクの上面にガスを出し
入れ調節自在とするガス配管を接続する一方、前記タン
クの下端部側面にL字型の溶融金属吸込管を上向きに接
続し、該溶融金属吸込管に形成された溶融金属吸込部に
逆止弁を配設し、また前記タンクの底面から下向きに溶
融金属排出管を取出し、該溶融金属排出管を溶融金属浴
面上に導くと共に該溶融金属排出管に形成された溶融金
属取出部に逆止部を配設してなることを特徴とする溶融
金属ポンプ。 2、溶融金属より比重が小さく、かつ腐食され難い球状
セラミック製のフロート式逆止弁を用いた請求項1記載
のポンプ。 3、タンクの上面に接続したガス配管から排出されるガ
スの圧力とその排出時間を調節することにより溶融金属
吸込管に形成された溶融金属吸込部の逆止弁を開として
流入される溶融金属の流入量を制御する一方、前記ガス
配管から供給されるガスの圧力とその供給時間を調節す
ることにより溶融金属排出管に形成された溶融金属取出
部の逆止弁を開として排出される溶融金属の排出量を制
御することを特徴とする溶融金属ポンプによる溶融金属
圧送量制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6104690A JPH03264155A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 溶融金属ポンプおよびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6104690A JPH03264155A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 溶融金属ポンプおよびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264155A true JPH03264155A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13159901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6104690A Pending JPH03264155A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 溶融金属ポンプおよびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03264155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5642256B1 (ja) * | 2013-11-08 | 2014-12-17 | 満 江口 | アルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機及びアルミニウム合金を金属材料に用いたホットチャンバー鋳造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4116180Y1 (ja) * | 1964-09-03 | 1966-07-27 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6104690A patent/JPH03264155A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4116180Y1 (ja) * | 1964-09-03 | 1966-07-27 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5642256B1 (ja) * | 2013-11-08 | 2014-12-17 | 満 江口 | アルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機及びアルミニウム合金を金属材料に用いたホットチャンバー鋳造方法 |
WO2015068757A1 (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | 満 江口 | アルミニウム合金用ホットチャンバー鋳造機 |
TWI568520B (zh) * | 2013-11-08 | 2017-02-01 | Mitsuru Eguchi | Aluminum alloy hot room casting machine |
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