JPH0326380A - 超厚膜塗装鋼板の製造方法 - Google Patents

超厚膜塗装鋼板の製造方法

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JPH0326380A
JPH0326380A JP16166089A JP16166089A JPH0326380A JP H0326380 A JPH0326380 A JP H0326380A JP 16166089 A JP16166089 A JP 16166089A JP 16166089 A JP16166089 A JP 16166089A JP H0326380 A JPH0326380 A JP H0326380A
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Yoshio Murai
村井 芳夫
Kouji Kutogi
久冨木 行治
Toshinori Ootsubo
大坪 稔典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,塗装対象材の表裏面に比較的に厚い塗膜を形
或する塗装方法に関する。
〔従来の技術〕
例えば鋼板の塗装において,特開昭62−160163
号公報には、鋼板をy方向に移送しつつ1個の塗装用ス
プレイガンをX方向に往復走査駆動して、鋼板表面に一
往復走査で30μII1程度の塗装を行なうことが開示
されている。これによれば、往走査および復走査それぞ
れで各一回の塗装が行なわれるので,1往復走査塗装で
2回塗りが行なわれることになり、往走査で15μ01
程度、復走査で15μ■IPl.度の塗装が行なわれる
ものと推察される。
〔発明が解決しようとする[1) 例えば、#A構造物例えば大型タンクの製造において、
従来は厚板工場で製造しノニ厚板(例えば4.5mm厚
以上)の表裏面を錆防止のために上述の特開昭62−1
60163号公報に開示の如き塗装方法で額縁塗装し、
この厚板を開先加工および曲げ加工した後、該額縁塗装
を除去して溶接によりタンク構造を構築した後、その表
裏面をショツ1−ブラストにより粗化して、まず50μ
翔厚程度に下塗りをした後上塗りを施こす。したがって
、最終の仕上塗装を完了するまでの鋼構造物の製造工程
数が多く、その削減が望まれている。開先加工,曲げ加
工までに行なった第1回の塗装がそのまま下塗り塗装又
は仕上り塗装として利用できれば、鋼構造物の製造工程
数が大幅に削減となり経済的効果が大きいが、この場合
、該塗装(第1回の塗装)の塗装膜が厚く(例えば50
P11以上〉,シかもその耐剥離性が高く(強靭である
)なければ、鋼構造物の最終的に要求される塗膜厚が得
られず、また、該塗装後の各種加工,組立工程で剥離を
生じたり、塗膜の強度劣化を生じたりする。
本発明は、耐剥離性が高く塗膜の強度が高く、しかも比
較的に厚い塗装を比較的に高速で行なうことを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、予熱炉で塗装対象材を予熱し、該塗
装対象材の相対向する第1面および第2面をショットブ
ラストにより粗化した後,該塗装対象材をy方向に移送
しつつその第1面に、y方向に沿って所定間隔で配列さ
れた複数個の塗装手段をy方向と直交するX方向に往復
走査して4回以上の塗装手段の走査による4回以上の塗
料吹付けを行ない、吹付けた塗料を乾燥炉で乾燥した後
反転機で該塗装対象材の表裏面を反転し、該塗装対象材
をその第1面をローラで支持してy方向に移送しつつそ
の第2面に、y方向に沿って所定間隔で配列された複数
個の塗装手段をy方向と直交するX方向に往復走査して
4回以上の塗装手段の走査による4回以上の塗料吹付け
を行ない,この吹付けた塗料を乾燥炉で乾燥する。
〔作用〕
予熱炉による塗装対象材の予熱が予熱され、ショットブ
ラストにより第1面および第2面が粗化されて、まず第
1面の塗装が行なわれる。
−3− 第l面の塗装において、該塗装対象材がy方向に移送さ
れつつその第1面に、y方向に沿って所定間隔で配列さ
れた複数個の塗装手段がy方向と直交するX方向に往復
走査されて4回以上の塗装手段の走査による4回以上の
塗料吹付けが行なわれるので、1回の塗装の厚みを格別
に大きくすることなく、比較的に厚い塗膜を形或するこ
とができ、また、複数個の塗装手段でこれを行なうので
、塗装速度は比較的に高くしうる。塗装対象材が予熱さ
れているので、この第1面の塗装中に、第1面の塗装よ
りの溶媒の気化が促進されるので、複数個の塗装手段の
1つの塗装に続く他の塗装手段の塗装の間にも塗装済面
よりの溶媒の気化が速く、4回以上と塗り回数が多い厚
膜塗装の塗膜厚均一性および強度が高くなる。ショット
ブラストにより塗装面の異物が除去されかつ、塗装面に
微細凹凸が形威されているので、第1面と塗装膜との接
触面積が大きく第1面の塗装膜の耐剥離性および塗装膜
強度が高い。
第1面の塗装を終えた後レ;該面の塗装膜が乾燥−4− され、これにより塗装対象材がまた予熱されることにな
る。対装対象材は反転機で反転されて、その第2面の塗
装が行なわれ次いで第2面の塗膜の乾燥が行なわれる。
この第2面の塗装も、第1面の塗装と全く同様に行なわ
れるので、第1面と同様に、塗膜厚均一性が高く耐剥離
性および塗装膜強度が高い塗装膜が形成される。
以上のように比較的に厚い、耐剥離性および膜強度が高
い塗装膜を第1面および第2面に得ることができるので
、これを厚鋼板の塗装に適用して、これら第1面および
第2面の塗装をそのまま下塗り塗装又は仕上り塗装とし
て、従来の、鋼構造物例えば大型タンクの製造において
、開先加工および曲げ加工した後の塗装の除去工程を省
略し、更に、下塗り工程および/又は上塗り工程を省略
することができる。
1個の塗装手段を用いる走査塗装(例えば第5a図)に
おいて、隣接各往走査のy方向の塗り幅dの、y方向端
縁同志の接する境界部(点線斜線)、ならびに、隣接各
復走査のy方尚の塗り幅dの、y方向端縁同志の接する
境界部(実線斜線)は、微視的に見ると,隣接走査の塗
料の重なり(二重)があり、各塗り幅dの端縁では塗料
厚が幅dの内側から外側に向けて次第に薄くなるので,
重なりが小さいと塗り厚が薄く、重なりが大きいと塗り
厚が厚くなり、程度の差はあれ,境界部(第5a図に示
す点線斜線および実線斜線)は、他の位置より塗り厚が
厚いすじ又ば薄いすじ(境界すじ:二重すじ)となる。
したがって、本発明のように、複数個の塗装手段を並設
してそれらを同時に走査駆動する場合、例えば第1塗装
手段と第2塗装手段のy方向の配列距離(P)が1個の
塗装手段のy方向塗り幅dの整数倍であると、第1塗装
手段の境界すじ(二重すじ)と第2塗装手段の境界すじ
(二重すじ)とが重なって四重の重なり(四重すじ)と
なり、境界すじの厚み偏差が二重すじの場合の2倍とな
り、X方向の塗り幅Lの中点を通るy方向に、厚み偏差
が大きい四重すじがピツチd/2で分布する(第5a図
で言えば点線と実線が四重すしとなる)ことになり,こ
のような比較的に大きい塗厚偏差により、塗膜の耐剥離
性が低くなる。
そこで本発明の好ましい実施例では,第l面および第2
面の塗装において、それぞれがy方向で所定幅dの塗装
を行なう複数個の塗装手段を、y方向にピッチPで配列
し、 Vs=N−clVn/(M−L), N−d ≠al’, vS:y方向の移送速度, N:実際に塗装を行なう塗装手段の数,Vn:x方向の
走査速度, M:偶数, L:X方向の塗り幅, a:整数(1,2,3, ・・・)、 なる関係で、N個の塗装手段に塗料を供給して塗装を行
なう。
例えば、5個のスプレイガン(塗装手段)161〜16
SをY方向にP=2dのピッチで配列し、N=3、M=
2として, Vs−(3・d/2・L)・Vn なる関係で、3個のスプレイガン16z〜163に塗料
を供給して2 (M=2)回塗りの走査塗装−7− を行なうと、第5b図に示すように、第1スプレイガン
161の塗装帯(実線帯)がy方向3dピッチで形成さ
れ,この塗装帯の塗り残し部に、第2および第3スプレ
イガン162+163の塗装帯(点線帯および一点鎖線
帯)が形成される。N・d=a−P (N−dがPの整
数倍)であると、例えばP=3dであると、1つのスプ
レイガンの塗装帯に他のスプレイガンの塗装帯がぴった
り重なって四重すしが現われるが、P=2d (N−d
≠a・P)であるので、四重すじは現われず、第5b図
の点線斜線および実線斜線はすべて、隣接スプレイガン
の塗装端の縁部の重なり(二重すじ)である。この塗装
態様では、スプレイガン1個の塗装量が第5a図に示す
単一ガン塗装の場合と同一(単位時間当りの塗料噴射量
が等しく、しかもVnが等しい)であるとすると、単一
ガン塗装の場合(第5a図)の3倍の移送速度で塗装が
行なわれ、塗装速度が速い。
同様に、5個のスプレイガン161〜165をY方向に
P=2dのピッチで配列し、N=5、M−8− =2として、 vs=(5・d/2・L)・Vn なる関係で、5個のスプレイガン161〜165に塗料
を供給して2 (M=2)回塗りの走査塗装を行なうと
、第5c図に示すように、第1スプレイガン161の塗
装帯(実線帯)がy方向5dピッチで形成され、この塗
装帯の塗り残し部に、第2〜第5スプレイガン162〜
165の塗装帯(点線帯,一点鎖線帯,二点鎖線帯およ
び太実線過)が形成される。P=2d (N−d≠a−
P)であるので、四重すじは現われず、第5c図の点線
斜線,実線斜線等はすべて、隣接スプレイガンの塗装端
の縁部の重なり(二重すじ)である。この塗装態様では
、スプレイガン1個の塗装量が第5a図に示す単一ガン
塗装の場合と同一(単位時間当りの塗料噴射量が等しく
,シかもVnが等しい)であるとすると,単一ガン塗装
の場合(第5a図)の5倍の移送速度で塗装が行なわれ
、塗装速度が速い。
なお、単一スプレイガンでVs=(d/4 L)・Vn
なる関係で塗装を行なうと、第6a図に示すような4回
塗りの塗装が行なわれ、塗装帯の境界部は二重すじであ
り、四重すじは現われない。第5a図に示す2回塗りの
場合と、X方向走査速度Vnを同じにしかつ単位時間当
りの塗料噴射量を同じにすると、塗装厚が2倍となり、
y方向の移送速度は1/2となる。Vnを同じにし塗料
噴射量を172にすると、同じ塗装厚が4回塗りで実現
し、四重すじが現われないので,耐剥離性が高い塗膜が
得られる。
ところで、本発明の塗装方法において、5個のスプレイ
ガン161〜165をY方向にP=2dのピッチで配列
し、N=3、M=4として、Vs = (3 ・d /
 4 ・L )・Vnなる関係で、3個のスプレイガン
161〜163に塗料を供給して4 (M=4)回塗り
の走査塗装を行なうと、第6b図に示すように、第1ス
プレイガン161の塗装帯(実線帯)がy方向1.5d
ピッチで形成され、第2,第3スプレイガンl62,1
63の塗装帯(点線帯および一点鎖線帯)がy方向にそ
れぞれ2dおよび4dのずれをもって形成される。P=
2cl(N・d≠a−P)であるので、四重すじは現わ
れず,第6b図の点線斜線,実線斜線等はすべて、隣接
スプレイガンの塗装帯の縁部の重なり(二重すし)であ
る。この塗装態様では、スプレイガン1個の塗装量が第
5a図に示す単一ガン塗装の場合と同一(単位時間当り
の塗料噴射量が等しく、しかもVnが等しい)であると
すると、2倍の塗厚の塗装が、単一ガンで2回塗装の場
合(第5a図)の1.5倍の移送速度で行なわれる。第
6a図に示す単一ガン4回塗りの場合の移送速度の3倍
の移送速度である。この実施態様で、各スプレイガンの
単位時間当りの塗料噴射量を単一ガンで2回塗装の場合
(第5a図)の半分にすると、同じ塗厚の塗装が、4回
塗装でしかも1.5倍の移送速度で行なわれ、塗り回数
が多いので、しかも塗り回数が多いにもかかわらず四重
すじが現われないので、耐剥離性が高い塗膜が得られる
同様に、5個のスプレイガン161〜165をY方向に
P=2dのピッチで配列し、N=5、M−11− =4として、 Vs =(5 − d / 4 ・L)・Vnなる関係
で、5個のスプレイガン161〜165に塗料を供給し
て4 (M=4)回塗りの走査塗装を行なうと、第6C
図に示すように、第lスプレイガン161の塗装帯(実
線帯)がy方向3dピツチで形或され、第2〜第5スプ
レイガン162〜l65の塗装帯(点線帯,一点鎖線帯
,二点鎖線帯および太実線帯)がy方向にそれぞれ2d
,4d,8dおよび10dのずれをもって形成される。
P=2d (N−d≠an’)であるので、四重すじは
現われず、第6C図の点線斜線,実線斜線等はすべて,
隣接スプレイガンの塗装端の縁部の重なり(二重すじ)
である。この塗装態様では、スプレイガン1個の塗装量
が第5a図に示す単一ガン塗装の場合と同一(単位時間
当りの塗料噴射量が等しく、しかもVnが等しい)であ
るとすると、2倍の塗厚の塗装が、単一ガンで2回塗装
の場合(第5a図)の2.5倍の移送速度で行なわれる
この実施態様で、各スプレイガンの単位時間当り−12
− の塗料噴射量を単一ガンで2回塗装の場合(第5a図)
の半分にすると、同じ塗厚の塗装が、4回塗装でしかも
2.5倍の移送速度で行なわれ、塗り回数が多いので、
しかも塗り回数が多いにもかかわらず四重すじが現われ
ないので、耐剥離性が高い塗膜が得られる。
更に、5個のスプレイガン161〜165をY方向にP
=2dのピッチで配列し、N=3、M=8として、 Vs = (3 ・d / 8 ・LI Vnなる関係
で、3個のスプレイガン161〜163に塗料を供給し
て8 (M=8)回塗りの走査塗装を行なうと、第6b
図に示す斜線のピッチを2分のlにした塗装となり、各
スプレイガン161〜l63の塗装帯がy方向0.75
dピッチで形成される。P=2d (N−d≠an’)
であるので、四重すしは現われない。この塗装態様では
、スプレイガン1個の塗装量が第5a図に示す単一ガン
塗装の場合と同一(単位時間当りの塗料噴射量が等し<
,シかもVnが等しい)であるとすると、4倍の塗厚の
塗装が、単一ガンで2回塗装の場合(第5a図)の0.
75倍の移送速度で行なわれる。この実施態様で、各ス
プレイガンの単位時間当りの塗料噴射量を単一ガンで2
回塗装の場合(第5a図)の1/4にすると、同じ塗厚
の塗装が、8回塗りで行なわれ、塗り回数が多いので,
しかも塗り回数が多いにもかかわらず四重すしが現われ
ないので、耐剥離性が高い塗膜が得られる。
同様に、5個のスプレイガン161〜165をY方向に
P=2dのピッチで配列し、N=5、M=8として、V
s=(5・d/8・LIVnなる関係で、5個のスプレ
イガン161〜165に塗料を供給して8 (M=8)
回塗りの走査塗装を行なうと、第6c図に示す斜線のピ
ッチを2分の1にした塗装となり、各スプレイガンl6
1〜165の塗装帯がy方向1.25dピッチで形成さ
れる。P=2d (N−d#a”P)であるので、四重
すじは現われない。この塗装態様では、スプレイガン1
個の塗装量が第5a図に示す単一ガン塗装の場合と同一
(単位時間尚りの塗料噴射量が等しく、しかもVnが等
しい)であるとすると、4倍の塗厚の塗装が,単一ガン
で2回塗装の場合(第5a図)の1.25倍の移送速度
で行なわれる。この実施態様で、各スプレイガンの単位
時間当りの塗料噴射量を単一ガンで2回塗装の場合(第
5a図)の174にすると、同じ塗屡の塗装が、8回塗
りでしかも1.25倍の移送速度で行なわれ、塗り回数
が多いので,しかも塗り回数が多いにもかかわらず四重
すしが現われないので、耐剥離性が高い塗膜が得られる
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図は、厚鋼板の表裏面に厚い塗膜を塗装する塗装ラ
インの全体構成を示す。
4 . 5nll1以上の厚みの鋼板は、まず第1予熱
炉40で加熱される。この予熱は,後述する第1塗装機
で鋼板の表裏面の一方である第1面の塗装中に、鋼板面
よりの溶媒の気化を促進し、塗り回数が多い厚膜塗装の
塗膜厚均一性を高くするために行なう。予熱された鋼板
は,ショットプラスト−15一 60で表裏面が粗化される。この粗化は、鋼板表裏面の
スケール等の異物の除去と、塗装膜の耐剥離性を高くす
るための微細凹凸の形成のために行なわれる。ショット
ブラスト60で、鋼板の第1面(ここでは上面)および
第2面(下面)に同時に、直径1mm程度の多量の鋼球
のジェットが当てられ、これにより,鋼板の第1面およ
び第2面が、30〜70μmの粗さに粗化される。
表裏面が粗化された鋼板の第1面(ここでは上面)は第
1塗装機70で額縁塗装されて第1乾燥機80に送られ
る。塗膜が乾燥すると鋼板は表裏反転機90に送られ、
そこで上面と下面を入れ替える反転が行なわれる。すな
わち、鋼板が裏返えされて、塗装済の第1面が下面とな
り、未塗装の第2面が上面となる。反転された鋼板の第
2面(ここでは上面)が第2塗装機l00で額縁塗装さ
れる。この第2面の額縁塗装の時も、第1乾燥機80で
の加熱の残熱により鋼板は予熱炉50による予熱の直後
と同様に比較的に高い温度であり、第2面の額縁塗装の
間、鋼板面よりの溶媒の気化−16− が速く、塗り回数が多い厚膜塗装の、塗膜厚均一性が高
い。
第2面の額縁塗装が終わった鋼板は第2乾燥機100に
送られ、乾燥を終えると、塗装ラインより排出される。
第2図に、第2塗装機100の構或主要部を示す。第2
塗装機100の入側には、第2簡装置100への鋼板の
到来を検知するための、鋼板検知器56(非接触近接ス
イッチ)が設置されている。到来した鋼板は、移送テー
ブルのローラl5〜itsで右方に移送される。ローラ
15〜116は、所定ピッチでローラ用のランド1aを
形成し、このランドlaを、この第2塗装機100では
鋼板の下面が塗装済面であるのでそれを傷付けない目的
で、関口底を有するゴムキャップ1bで被覆したもので
ある。隣り合うローラ(例えば110と111)間では
、一方のローラのランドla間のギャップに他方のロー
ラのランドが対向するように、ランド1aが千鳥(ジグ
ザグ)状に分布している。なお、ランド1aを形或し、
X方向のランド間にギャップを置いているのは、塗装用
のスプレイガン161〜165が噴射した塗料ミストの
、ローラ面への付着量を少くし、かつ、付着した塗料の
ローラ面からの逃げおよび除去(液切りおよび拭い取り
)を容易にするためである。
移送テーブルのローラ15〜116は、y方向に1mピ
ッチで配設されており,動力伝達機構2,減速機3およ
び可変速継手4を介して、誘導(インダクション)モー
タ5で,鋼板を第2図で左から右に送る方向に、回転駆
動される。モータ5の回転速度は一定(固定)であるが
、可変速継手4の電気コイルの通電電流値により継手4
の出力軸の回転速度(モータ5で回転駆動される入力軸
の回転速度に対する出力軸の回転速度の比)が定まるの
で、移送テーブルのローラl5〜116の回転速度すな
わち鋼板のy方向移送速度Vsは、可変速継手に流す電
流値によって設定又は調整される。
減速機3の出力軸の所定小角度の回転につき1個の電気
パルスをロータリエンコーダ6が発生する。ロータリエ
ンコーダ6が発生する電気パルスの周波数は移送テーブ
ルで送られる鋼板の移送速度Vsに比例する。この電気
パルスは信号処理回路33で増幅および波形整形されて
F/Vコンバータ34に与えら、F/Vコンバータ34
が、Vsを示すレベルのアナログ電圧を発生する。
速度制御回路32には、塗装制御コンピュータ200が
、詳細は後述するが、移送速度Vsを指示するデータを
与え、回路32はこのデータが与えられる毎にそれを内
部にラッチ(記憶)して、それをアナログ電圧(移送速
度目標値信号)に変換し、F/Vコンバータ34が与え
る実移送速度を示すアナログ電圧(フィードバック速度
信号)が、目標値信号に合致する方向に可変速継手4に
供給する電流値を増減する。すなわち、速度制御回路3
2が、鋼板の移送速度をコンピュータ200が指示する
速度Vsに、定速制御する。
第2塗装機100には、センター合せ(塗装機100の
X方尚の中央煮すなわちセンターライン一19− に鋼板のX方向幅の中点を合せる)で鋼板が搬送される
ので,ローラ群15〜116でなる移送テーブルの、y
方向に延びるセンターライン上のy方向基点に.fR板
の到来を検知するための、鋼板検知器19(非接触近接
スイッチ)が設置されている。鋼板の先端が検知器19
で検知されてから、ロータリエンコーダ6が発生する電
気パルスをカウントすることにより,到来した鋼板の先
端が、検知器19を基点にy方向のいずれの位置にある
かを追跡することができる。この先端位置追跡はコンピ
ュータ200が行なう。同様に、検知器19の信号が鋼
板存在(1:高レベルH)から不在(O:低レベルL)
に切換わってからエンコダ6が発生する電気パルスをカ
ウントすることにより、鋼板の尾端が、検知器19を基
点にy方向のいずれの位置にあるかを追跡することがで
きる。
この尾端位置追跡もコンピュータ200が行なう。
X方向に2本のガイドレール(図示略)が配設されてお
り、ガイドレールのそれぞれに沿ってエンドレスチェー
ン71および72が張架されてい−20− ?。チェーン71の一端部はそれに噛合ったギア81で
支持され、チェーン72の一端部はそれに噛合ったギア
82で支持されている。すなわちチェーン71および7
2は、それぞれギア81.8■部で折り返している。
チェーン71の、上下に対向する2部分の下部分には、
ガイドレールでX方向に移動自在に案内されたキャリッ
ジ141が連結されており、チェーン72には、同様な
キャリッジ142が同様に連結されており、これらのキ
ャリッジ141,142に、図示を省略した上下位置調
節機構(鋼板厚のばらつきに対応して、鋼板表面とスプ
レイガンとの上下方向j!IlillIを調節して一定
値に設定する目的のもの:板厚のばらつきに対してスプ
レイガンのy方向塗り幅dを一定に調節する目的のもの
)を介して、スプレイガン支持バーl5が支持されてい
る。支持パー15には、5個の,塗装用のスプレイガン
161〜16sが、y方向にP=1mピッチで配列され
ており、スプレイガン161〜165のそれぞれは、移
送テーブルのローラ18〜113の隣接ローラ間ギャッ
プの中間点上にあって,垂直下方向を指向しており、キ
ャリッジ141,142上の上下位置調節機構(図示I
I1)により、移送テーブル(1B〜113〉で送られ
る鋼板の上面(第2面)とスプレイガン161〜165
の距離を、基準値に設定しているとき、該鋼板に対する
各スプレイガンl6】〜165のy方向塗り幅dは0.
5mである。これにより、この実施例では、P=2dで
ある。
チェーン71+72に噛合ったギア81y82は、図示
しない軸受で支持された回転軸9に固着されている。こ
の回転軸9は、減速機10および可変速継手11を介し
て、直流モータ12で正,逆回転駆動される。モータ1
2の正,逆回転速度は等しく一定(固定)であるが、可
変速継手11の電気コイルの通電電流値により継手l1
の出力軸の回転速度が定まるので、ギア81および82
の正,逆回転速度すなわちスプレイガン161〜165
の往復走査速度Vnは、可変速継手11に流す電流値に
よって設定又は調整される。減速機lOの出力軸の所定
小角度の回転につき1個の電気パルスをロータリエンコ
ーダl3が発生する。
ロータリエンコーダ13が発生する電気パルスの周波数
はスプレイガン161〜165の走査速度Vnに比例す
る。この電気パルスは信号処理回路43で増幅および波
形整形されてF/Vコンバータ44に与えら、F/Vコ
ンバータ44が、走査速度Vnを示すレベルのアナログ
電圧を発生する。
速度制御回路42には、塗装制御コンピュータ200が
、詳細は後述するが、走査速度Vnを指示するデータを
与え、回路42はこのデータが与えられる毎にそれを内
部にラッチ(記憶)して、それをアナログ電圧(走査速
度目標値信号)に変換し、F/Vコンバータ44が与え
る実走査速度を示すアナログ電圧(フィードバック速度
信号)が、目標値信号に合致する方向に可変速継手11
に供給する電流値を増減する。すなわち、速度制御回路
42が、走査速度をコンピュータ200が指示する速度
Vnに、定速制御する。
この実施例では、鋼板がセンター合せで移送テー23− −24− 一ブル(15〜l16)に送られるので、X方向の塗り
幅Lは、移送テーブルのセンターラインの左右にそれぞ
れL/2だけスプレイガン161〜165を走査駆動し
、そこでスプレイガン161〜165を反転駆動(直流
モータ41の回転方向を逆転)するようにしている。こ
の走査駆動のX方向位置を追跡するために、移送テーブ
ル(15〜116)のセンターラインの上方に鋼板検知
器18(非接触近接スイッチ)を配設しており、支持バ
ー15には、鋼板17が立てられている。検知器18は
その真下に鋼板I7があるときに1(高レベルH:スプ
レイガン161〜165がセンターライン上にあること
を示す)となり、真下に鋼板17かないときにはO(低
レベルL)の信号を発生する。この検知信号はコンピュ
ータ2ooに与えられる。コンピュータ200は、直流
モータ12を回転付勢している間、エンコーダl3が発
生する電気パルスをカウントし、検知器18の信号が1
になるとカウント値をクリアし(カウント値の初期化二
カウント値を0にする)、また0がらヵウントアップを
行ない、カウント値がL/2(L:X方向の指定塗り幅
)になると、そこで直流モータの回転方向を反転させる
と共にカウント値をクリアしてまた0からカウントアッ
プを行なう。これにより、X方向で、支持バー15(ス
プレイガンl61〜165)がセンターライン(18)
を中心に、Lのストロークで往復駆動される。
スプレイガン161〜165のそれぞれには、電磁開閉
弁201〜205のそれぞれを介して、主幹パイプ21
に圧送される塗料が選択的に供給される。
スプレイガン161〜165のLのストロークの往復走
査塗装のX方向端部は一直線(yに平行)にはならない
。この塗装の塗り端を一直線に揃えた仕上がりにするた
めに、立吹きスプレイガン166および167が配設さ
れている。これらは、Lが各種に設定されるので,X方
向に位置調整自在になっている。なお、これらの立吹き
スブレイガン166,167による塗装は本発明の本旨
にかかわりないので、詳細な説明は省略する。
塗装制御コンピュータ200には、データ処理コンピュ
ータ300より、スプレイガン161〜16sに関する
塗装条件データが与えられる。塗装条件データは、X方
向走査速度Vn,塗り回数M,x方向塗り幅LvY方向
移送速度Vsおよび塗料を実際に噴射するスプレイガン
の数Nである。
この実施例では、次の第1表に示す組合せの塗装を行な
うように塗装条件が定められている。
データ処理コンピュータ300には、図示しない上位コ
ンピュータから塗装条件データが与えられるか、あるい
はコンピュータ300のキーボードより塗装条件が入力
される。
オペレータが調整および設定できる塗装パラメタ(可変
パラメータ)は、この実施例では、X方尚の塗り幅L,
塗り回数M,走査速度Vnおよび移送速度Vsである。
y方尚の塗り幅dは0.5mで一定であり、スプレイガ
ン161〜165のy方向配列ピッチPはlmで一定で
ある。
塗装厚は、スプレイガン161〜165に与えられる塗
料の圧力,走査速度Vnおよび塗り回数Mに比例する。
この実施例では、まずスプレイガン161〜165に与
えられる塗料の圧力をある適値に定めて、これと目標塗
り厚とより、VnXMを算出してVnとMを適値に定め
る。Vn又はMが適値範囲を外れるときには、それらを
適値範囲内に仮決定し、次に塗料の圧力を調整する。こ
のようにして、目標塗り厚に基づいて、塗料の圧力,V
nおよびMを決定する。なお、塗り回数Mが優先の場合
には、まずMを決定して、それに基づいて塗料の圧力お
よび走査速度Vnを決定する。塗−27− 料の圧力を決定し、走査速度Vnおよび塗り回数Mを決
定すると、オペレータは,走査速度Vn,塗り回数M,
x方向の塗り幅Lおよび移送速度Vgをデータ処理コン
ピュータ300に入力する。
データ処理コンピュータ300は,これらの入力がある
と、Vs=Np−d−Vn/(lvlL)で,塗装に実
際に使用する所要ガン数Npを算出する。このNPは、
与えられたVgでは1,3.5のいずれとも合致しない
場合があるので、1,3.5の内の.このNpに最も近
い値を使用ノズル数Nに定める。そして、Vs=Ild
−Vn/(M−L)で、移送速度Vsを算出して,これ
をテーブル(15〜116)の移送速度目標値に決定す
る。
第3図に、データ処理コンピュータ300の処理動作を
示す。電源が投入される(ステップl:以下カツコ内で
はステップという語を省略)とコンピュータ300は、
記憶装置に外部から装着されている記憶媒体の,塗装管
理プログラムを読込んで、塗装条件入力メニュー画面を
ディスプレイに表示する(2)。そして、キーボードよ
りのオ−28− ペレータ入力を読込む(3)。Vnの入力があると,そ
れをレジスタR V nに読込んでレジスタ(フラグ)
FVnに、Vn入力済を示すlを書込み、同様に、M,
L,Vsの入力があると、それらをレジスタRM,RL
,RVsに書込み、レジスタFM.FL,FVsに1を
書込む(4〜15)。
これらの入力の間に、クリアキ一人力があると、その直
前の入力データを消去して,対応するフラグレジスタを
クリア(Oを書込み)する(23,30)。なお、デー
タ入力がある毎に,ディスプレイの入力メニュー表示画
面の、対応欄(入力パラメータII)に入力データを表
示する。V n H M +LおよびVsがすべて入力
される(FVn,FM,FLおよびFVsの内容がすべ
て1になる)と、コンピュータ300は、 Np=M−L−Vs/(d−Vn) で、使用ガン数仮想値Npを算出して(16,17).
1.3および5の内、Npに最も近いもの(同格のもの
があると数値が大きい方)を使用ガン数Nに決定し(t
a).このNをレジスタRNに書込む(19)。次に、 Vs=N・d−Vn/(M−L) で、移送速度Vsを算出して(20).このVsをレジ
スタR V sに書込み(21).レジスタRVn,R
M,RLおよびR V sのデータVn,M,Lおよび
Vsをディスプレイのメニュー表示画面に表示する(2
2)。ここでキャンセルキ一人力があると、レジスタR
’Vn,R’M,R−LおよびR V sならびにフラ
グレジスタFVn,FM,FLおよびFVsをすべてク
リアして、それらのデータの表示も消去してそれらの入
力前の表示に戻す(32)。レジスタR V n., 
R M , R LおよびR V s (DデータVn
,M,LおよびVsをディスプレイのメニュ表示画面に
表示している間にメモリ指示キーの入力があると、コン
ピュータ300は、テーブルA(内部メモリの一領域)
の、空き欄(i)に、レジスタRVn,RM,RLおよ
びR V sのデータVn,M,LおよびVsを書込み
、フラグレジスタFVn,FM,FLおよびFVsをク
リアして、Vn,M,LおよびVsの入力欄を空白にし
た、入カメニュー画面を表示する(25)。
オペレータが第1番から第n番までの鋼板の塗装条件を
上述のように入力することにより,コンピュータ300
のテーブルAには、第1欄から第n欄に、それらの鋼板
の塗装条件(Vn, MI LおよびVs)が書込まれ
る。
この状態で実行キー人力があると、コンピュータ300
は、テーブルAのデータ(第1欄〜第n欄)をスケジュ
ールテーブル(記憶装置に外部から装着された記憶媒体
の一領域)に追加書込みし(26.27).次にテーブ
ルAのデータを塗装制御コンピュータ200に転送し(
28).テーブルAのデータをクリアする(29)。
第4a図に、塗装制御コンピュータ200の塗装制御動
作を示す。コンピュータ200はそれ自身に電源が投入
される(41)と,出力ポートに待機時出力信号(すべ
てL)を出力(出力ボートクリア)し、入力ボートをク
リアし、内部レジスタ,タイマ,カウンタ等もクリアし
てコンピュータ300にレディを報知する(42)。
−31− コンピュータ300がデータ(テーブルA)を送って来
るとコンピュータ200は、受信データをテーブルB(
内部メモリの一領域)に追加書込みする(44.45)
。そして、電源オン後初めてのデータ受信である(F.
IS=0)とフラグレジスタFISにlを書込み(46
.47).テーブルBの第14lIのデータVn,M,
LおよびVsを読出して、レジスタRVn,RM, R
LおよびR V sに書込む(48)。そして、移送テ
ーブル(15〜116)の入側(56)に鋼板が到来す
る(検知器56の検知信号Dpが1になる)のを待つ(
49)。
鋼板が到来する(Dp=1になる)とコンピュータ20
0は、速度制御回路32にレジスタRVsのデータvs (目標値Vs)を出力し、モータドライバ31にモータ
駆動を指定する1を出力する(50)。これにより、誘
導モータ5が起動し、速度制御回路32が、移送テーブ
ル(15〜l16)の鋼板移送速度Vsが与えられた目
標値Vsになるように、可一32− 変速継手4の電気コイルの通電電流値を制御し、検知器
56で検出された鋼板が、移送テーブル(Is〜116
)で、実質上Vsの速度で左から右(第2図)に移送さ
れる。
コンピュータ200は上述のようにモータ5を起動する
のと実質上同時に,速度制御回路42にレジスタRVn
のデータVn(目標値Vn)を出力し(51).モータ
ドライバ41にモータ12の正転駆動を指定するSf=
 l,Sr=0を出力する(52)。これにより、直流
モータ12が正転(往走査)起動し、速度制御回′t@
42が、スプレイガン161〜165の走査速度Vnが
与えられた目標値Vnになるように、可変速継手1lの
電気コイルの通電電流値を制御し、スプレイガン161
〜165が、第2@に示す待機位置から、センターライ
ン(l8)に向けて左(往)駆動される。
コンピュータ200はその後、スプレイガン161〜l
65がセンターライン上に達する(Dnc= 1になる
:検知器18が鋼板l7を検出する)のを待って(53
).センターライン上に達すると、速度制御回路42に
、速度Oを指示するデータ(停止指示)を与え(54)
.モータドライバ41にモータ停止を指示するSf=0
,Sr=0を与える(55)。そして、X方向走査位置
レジスタRXDをクリアして(56).割込lを許可し
て(57).入力読取(43)に戻る。
以上のように電源オン直後の初期処理を終了すると、コ
ンピュータ200は、鋼板が検知器19で検知される(
Dsが0から1に切換わる)毎に、ステップ60以下の
処理を行なう。
すなわち、コンピュータ200は、移送テーブル15〜
116で送られている鋼板が検知器19で検出される(
Ds=1になる〉のを待ち(4344−58−59) 
、検出されると、テーブルBの第1欄のデータVn,.
M,LおよびV8を読出して、レジスタRVn.RM,
RLおよびR V s Ic書込む(60)。そして、
フラグレジスタFSTに1 (鋼板の先端が検知器19
によりすでに検知されていることを示す)を書込み(6
1).速度制御回路32に,レジスタRVsのデータV
 s (移送テーブルで送られている鋼板の目標移送速
度)を出力し(62).モータドライバ31にモータ5
の駆動を指示し(63).y方向鋼板トップ移送位置レ
ジスタRYTをクリアして(64).割込2を許可する
(65)。
次いでコンピュータ200は、速度制御回路42に、レ
ジスタRVnのデータV n (移送テーブルで送られ
ている鋼板の目標走査速度)を出力し(66).モータ
ドライバ41にモータ12の正転(往走査)駆動を指示
し(67).割込1を許可し(6.8)、割込3を許可
して(69).入力読取(43)に戻る。
以上のステップ60〜69により、トップ(先端)が検
知器19で検知された鋼板が、レジスタRVsの速度デ
ータVsを目標値としてy方向に移送され、スプレイガ
ン161〜165が、センタライン(18)上から往走
査(:鋼板の移動方向から見て左方向)に、レジスタR
Vsの速度データVsを目標値としてX方向に恥動され
る。
割込1が許可されているので、コンピュータ−35− 200はロータリエンコーダl3が1個の電気パルスを
発生する毎に、第4b図に示す割込1の処理を実行する
。すなわち、エンコーダ13が1個の電気パルスを発生
すると、X方向位置レジスタRXDの内容を1大きい数
値を示すものに更新し(81),更新した値R.XDが
L’/2以上になっているかをチェックして(82).
なっていないとメインルーチン(第4a図の、この割込
1に進む直前のステップ)に戻る。L/’2以上になっ
ていると、モータ12の駆動方向をチェックして(83
).それが正転(往走査〉駆動であると、逆転駆動(S
f=O,Sr=4)を、逆転(復走査)駆動であったと
きには正転駆動(Sf=O,’Sr=1)をモータドラ
イバ4lに指示(X方向走査方向を反転する:84,8
5)L、X方向位置レジスタRXDをクリアして(86
).メインルーチンに戻る。
割込3が許可されているので、コンピュータ200は、
検知器l8が1個の電気パルスを発生する(スプレイガ
ン161〜165がセンターラ一36ー イン上に到来する)毎に、第4C図に示す割込3の処理
を実行する。すなわち、検知器18が鋼板17を検知す
る(これはモータ12を正転駆動してスプレイガン16
1〜165を往駆動しているときと、モータl2を逆転
駆動してスプレイガン161〜165を復駆動している
とき、の2方向のそれぞれで各1回起る)と、X方向位
置レジスタRXDをクリアして(.1 3 1 )メイ
ンルーチンに戻る。なお、移送テーブル(15〜116
)で移送中の鋼板の塗装を終了した時点にフラグレジス
タFE.Nに1 (一枚の鋼板の塗装終了)が書込まれ
る(第4d図のステップ121)。前述のようにレジス
タRXDをクリアする(L34.)と、フラグレジスタ
FENの内容が1であるかをチェックして(132)、
1であったときには速度制御回路42に速度Oを指定す
るデータを出力し(133)、モータドライバ41にモ
ータ停止(Sf=O,Sr=O)を出力して(134)
.メインルーチンに戻る。
以上に説明した割込1および割込3の処理により、検知
器19で検知された鋼板の塗装が終了する(FEN=t
になる)までは、スプレイガン161〜16sは、セン
ターライン(18)を中心にX方向にL幅で往復走査さ
れ、X方向位置レジスタRXI)のデータは常時、セン
ターライン(18)からの、スプレイガン161〜16
sの距離(X座標)を示すものとなる。フラグレジスタ
FENの内容がl (塗装終了)になると、スプレイガ
ン16.〜165がセンターライン(18)上に来たと
きに、スブレイガン161〜16,のX方向走査駆動が
停止される。
割込2が許可されているのでコンピュータ200は、ロ
ータリエンコーダ6が1個の電気パルスを発生する毎に
、第4d図に示す割込2の処理を実行する。すなわち、
エンコーダ6が1個の電気パルスを発生すると、まず塗
料噴射開始制御(91〜105)を実行し、次に塗料噴
射終了制御(106〜122)を実行する。
塗料噴射開始制御では5フラグレジスタFSTの内容が
1である(鋼板が検知器19に到来してから、それにつ
いてN個のスプレイガン161〜16Nへの塗料供給を
すべて完了していない;完了するとステップ105でF
ST=Oとされる)ことを条件に、y方向位置レジスタ
RXTの内容を1゛大きい数値を示すものに更新し(9
2).更新した値RYTがDk以上になったかをチェッ
クして(93)Dk以上になるとスプレイガン161に
塗料を供給する電磁開閉弁20zを開とする(94)。
すなわち、鋼板のトップがy方尚の、スプレイガン16
1の直下に到来したタイミングでスプレイガン161よ
り塗料噴射を開始する。レジスタRNの内容が1のとき
には、次にフラグレジスタFSTの内容をO(所要ガン
の塗料噴射設定を終了)にクリアして(105).塗料
噴射終了制御(106以下)に進む。
レジスタRNの内容が3であったときには、y方向位置
レジスタRXTの内容RXTがDk+dになったとき(
鋼板のトップがスプレイガンl62の直下に到来したと
き)に電磁開閉弁202を開とし、RXTfJ<Dk+
2dになったとき(鋼板の−39ー トップがスプレイガン16aの直下に到来したとき)に
電磁開閉弁20aを開とし、次にフラグレジスタFST
の内容を0(所要ガンの塗料噴射設定を終了)にクリア
して(105).塗料噴射終了制lm(106以下)に
進む。
レジスタRNの内容が5であったときには、y方向位置
レジスタRXT(7)内容RxTffiDk+3dにな
ったとき(鋼板のトップがスプレイガン164の直下に
到来したとき)に電磁開閉弁204を開とし、RXTが
Dk+4dになったとき(鋼板のトップがスプレイガン
165の直下に到来したとき)に電磁開閉弁20sを開
とし、次にフラグレジスタFSTの内容をO(所要ガン
の塗料噴射設定を終了)にクリアして(105).塗料
噴射終了制御(106以下)に進む。
以上の塗料噴射開始制御により、レジスタRNの内容N
が1のときには、検知器■9で検知された鋼板のトップ
がスプレイガン161の直下に進んだときにスプレイガ
ン161の塗料噴射が開始されて、フラグレジスタFS
Tがクリアされる。
=40 レジスタRNの内容が3であったときには、上述のよう
にスプレイガン161の塗料噴射を開始した後、鋼板の
トップがスプレイガン162の直下に進んだときにスプ
レイガン162の塗料噴射が開始され、そして鋼板のト
ップがスプレイガン168の直下に進んだときにスプレ
イガン163の塗料噴射が開始されて、フラグレジスタ
FSTがクリアされる。レジスタRNの内容が5であっ
たときには、上述のようにスプレイガン163の塗料噴
射を開始した後、鋼板のトップがスプレイガン164の
直下に進んだときにスプレイガン164の塗料噴射が開
始され,そして鋼板のトップがスプレイガン165の直
下に進んだときにスプレイガン16sの塗料噴射が開始
されて、フラグレジスタFSTがクリアされる。フラグ
レジスタFSTの内容がOになると、ステップ91から
92には進まないので、塗料噴射開始制御(92〜l0
5)は、その後FSTの内容が1になるまで、実行され
ない。
ここで再度第4a図を参照すると、検知器19の検知信
号Dsが、鋼板有りを示すlから鋼板なしを示すOに切
換わったときに,コンピュータ200はフラグレジスタ
FSBに1 (塗料噴射終了制御要)を書込み、y方向
鋼板ボトム(尾端)位置レジスタRYBをクリアする(
71〜73)。
再度第4d図を参照すると、塗料噴射終了制御では、ま
ずその要(FSB=1)/ (FSB=0)否をチェッ
クして(106)要(FSB=1)であると、レジスタ
RYBの内容を1大きい数値を示すものに更新して(1
07)、更新した値RVBがDk以上になったかをチェ
ックして(10g) Dk以上になるとスプレイガン1
61に塗料を供給する電磁開閉弁201を閉とする(1
09)。すなわち、鋼板のボトムがy方向の、スプレイ
ガン161の直下に到来したタイミングでスプレイガン
161の塗料噴躬を停止する。レジスタRNの内容が1
のときには、次に終了後処理(120〜123)を実行
してメインルーチンに戻る。すなわち、フラグレジスタ
FSBの内容をO(所要ガンの噴躬停止を終了)にクリ
アし(120).割込2を禁止し(121)、フラグレ
ジスタFENに1 (一枚の鋼板の塗装終了)を書込み
(122).テブルBの第1欄のデータを消去して、第
2欄のデータを第1欄に、第3llIliのデータを第
2欄に、・・・と,データを更新書込みして、テーブル
Bのデータを、塗装が終了した鋼板のデータを消去して
未塗装の鋼板のデータを第1欄以下に再配列する(12
3)。そしてメインルーチンに戻る。
レジスタRNの内容が3であったときには、y方向位置
レジスタRXTの内容RXTがDk十dになったとき(
鋼板のトップがスプレイガン162の直下に到来したと
き)に電磁開閉弁202を閉とし(1 1 1,112
).RXTがDk+2dになったとき(鋼板のトップが
スプレイガン163の直下に到来したとき)に電磁開閉
弁203を閉とし(114).次に終了後処理(120
〜123)を実行してメインルーチンに戻る。
レジスタRNの内容が5であったときには、y方向位置
レジスタRXTの内容RXTがDk+3 dになったと
き(鋼板のトップがスプレイガン164の直下に到来し
たとき)に電磁開閉弁204を閉−43 とし(115,116,1.17).RXTがDk十4
dになったとき(鋼板の1〜ツプがスプレイガン165
の直下に到来したとき)に電磁開閉弁205を閉とし(
119).次に綺了後処理(120〜123)を実行し
てメインルーチンに戻る・ 以上の塗料噴射終了制御により、レジスタRNの内容N
が1のときには、検知器19で検知された鋼板のボ1〜
ムがスプレイガン161の直下に進んだときにスプレイ
ガン161の塗料噴射が停止されて、終了後処理(12
0〜123)が実行される。レジスタRNの内容が3で
あったときには、上述のようにスプレイガンl61の塗
料噴射を停止した後、銅板のボトムがスプレイガン16
2の直下に進んだときにスブレイガン162の塗料噴射
が停止され、そして鋼板のボトムがスプレイガン163
の直下に進んだときにスプレイガン163の塗料噴射が
停止されて,終了後処理(120〜123)が実行され
る。レジスタRNの内容が5であったときには、上述の
ようにスプレイガン44 16aの塗料噴射を停止した後、鋼板のボトムがスプレ
イガン16.の直下に進んだときレ;スプレイガン16
4の塗料噴射が停止され、そして鋼板のボトムがスプレ
イガン165の直下に進んだときにスプレイガン165
の塗料噴射が停止されて、終了後処理(120〜l23
)が実行される。この紳了後処理によりフラグレジスタ
FSBの内容がCになると、ステップ106から107
には進まないので、塗刺噴射終了制御(107〜123
)は、その後FSBの内容が1になるまで、実行されな
い。
次の鋼板が検知器19で検知されると5前述と同様に,
テーブルBの第1欄のデータの読出し(60),読出し
たデータに基づいた移送速度Vsおよび走査速度Vnの
設定,X方向の往復走査の開始ならびに塗料噴射開始制
御等(61〜69)が実行され開始される。
データ処理コンピュータ300の、オペレータ入力に対
応した上述の塗装条件の設定(第3図:第1表)と、コ
ンピュータ300から与えられた塗装条件に基づいた塗
装制御コンピュータ200の、上述の塗装制御(第4a
〜4d図)により、第1表に示す各種態様の塗装が選択
的に実行される。これらの態様のいずれにおいても、四
重すじが現われないので、塗膜厚の均一性,耐剥離性が
阻害されない。
N=3以上の実施態様では、塗装に使用するスプレイガ
ンの数が多い分、速い移送速度Vaで塗装を行なうこと
ができ、しかも複数のスブレイガンを同晴に塗装に用い
るにもかかわらず、4回以」二の塗りを四重すしを発現
しないで行なうことができるので,比較的に厚い,均一
性が高く耐剥離性が高い塗膜を得ることができるなど、
高速の塗装が可能となり、厚い塗膜の塗装が可能である
再度第1図を参照すると、第1塗装機70は前述の第2
塗装機100と実質上同様な構或であるが,第1塗装機
70には、表裏面(上面および下面)共に未塗装である
ので、移送テーブル(Is〜116)のローラは、ゴム
被覆を有しないものとなっている。その他の点は第2塗
装@100と同一構或である。なおデータ処理コンピュ
ータ300は、第l図に示す塗装ラインの各部の処理条
件を設定しかつ処理データを採取するものであり、第1
塗装機70の塗装条件設定にも共用される。すなわち、
第2図に示すデータ処理コンビュタ300は、第2塗装
機100の一部ではない。
なお、特定の実施態様および実施例を説明したが、本発
明は他の実施態様および実施例で同様に実施しうる。例
えば上記実施例では、d =0.5m、P=1m、全ス
プレイガン数5、塗装使用ガス数N=1,3又は5、塗
り回数M=1.2.4又は8としているが、これらは、
適宜変更すればよい。
なお、上述の、四重すじが現われない塗装条件Vs=N
−clVn/(M−L), N−d#a−P, Vs:y方向の移送速度, N:実際に塗装を行なう塗装手段の数,Vn:x方向の
走査速度, M:偶数, L:X方向の塗り幅, a:整数<1.2,3,  ・・・)、の範囲内で変更
するのが好ましい。
−47− 〔発明の効果〕 以上の通り本発明によれば、予熱炉レこよる塗装対象材
の予熱が予熱され、ショットブラストにより第1面およ
び第2面が粗化されて、まず第l面の塗装が行なわれる
第1面の塗装において、該塗装対象材がy方向に移送さ
れつつその第1面に、y方向に沿って所定間隔で配列さ
れた複数個の塗装手段がy方向と直交するX方向に往復
走査されて4回以上の塗装手段の走査による4回以上の
塗料吹付けが行なわれるので、1回の塗装の厚みを格別
に大きくすることなく、比較的に厚い塗膜を形成するこ
とができ、また、複数個の塗装手段でこれを行なうので
、塗装速度は比較的に高くしうる。塗装対象材が予熱さ
れているので、この第1面の塗装中に,第1面の塗装よ
りの溶媒の気化が促進されるので、複数個の塗装手段の
1つの塗装に続く他の塗装手段の塗装の間にも塗装済面
よりの溶媒の気化が速く、4回以上と塗り回数が多い厚
膜塗装の塗膜厚均一性および強度が高くなる。ショット
ブラストによ−48ー り塗装面の異物が除去されかつ、塗装面に微細凹凸が形
或されているので、第1面と塗装膜との接触面積が大き
く第1面の塗装膜の耐剥離性および塗装膜強度が高い。
第1面の塗装を終えた後に該面の塗装膜が乾燥され、こ
れにより塗装対象材がまた予熱されることになる。対装
対象材は反転機で反転されて、その第2面の塗装が行な
われ次いで第2面の塗膜の乾燥が行なわれる。この第2
面の塗装も、第1面の塗装と全く同様に行なわれるので
、第1面と同様に、塗膜厚均一性が高く酎剥離性および
塗装膜強度が高い塗装膜が形成される。
以上のように比較的に厚い、耐剥離性および膜強度が高
い塗装膜を第1面および第2面に得ることができるので
、これを厚鋼板の塗装に適用して、これら第1面および
第2面の塗装をそのまま下塗り塗装又は仕上り塗装とし
て、従来の、鋼構造物例えば大型タンクの製造において
、開先加工および曲げ加工した後の塗装の除去工程を省
略し、更に、下塗り工程および/又は上塗り工程を省略
することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する、1つの塗装ラインの全体
構或を示すブロック図である。 第2図は、本発明を一態様で実施する塗装機の構成概要
を示すブロク図であり、第1図に示す第2塗装機100
の構威概要を示す。 第3図は、第2図に示すデータ処理コンピュータの、塗
装条件設定動作を示すフローチャートである。 第4a図,第4b図,第4c図および第4d図は、第2
図に示す塗装制御コンピュータの、塗装制御動作を示す
フローチャートである。 第5a図,第5b図,第5c図,第6a図,第6b図お
よび第6c図は、第2図に示す第2塗装機l00による
、鋼板上の塗装軌跡を示す平面図である。 50:予熱炉        60:ショットブラスト
70:第1塗装機       80:第l乾燥機90
:反転機        100:第2塗装機110:
第2乾燥機 15〜116:移送テーブルのローラ la:ランド         lb:ゴムキャップ2
:動力伝達機構      3:減速機4:可変速継手
       5:インダクションモータ6:ロータリ
エンコーダ   71 j2 :チェーン81 J2 
:ギア        9:回転軸10:減速機   
     1l:可変速継手12:直流モータ    
   13:ロータリエンコーダ141 ,142:キ
ャリッジ   15:支持バー161〜165:スプレ
イガン(塗装手段)17:鋼板         18
,19:鋼板検知器201〜205:電磁開閉弁   
21:主幹パイプ3l:モータドライバ    32:
速度制御回路33:信号処理回路     34 : 
F/Vコンバータ35:信号処理回路     4l:
モータドライバ42:速度制御回路     43:信
号処理回路44 : F/Vコンバータ     45
:信号処理回路51〜55:ソレノイドドライバ 56
:鋼板検知器57:信号処理回路     200:塗
装制御コンピュータ−51− −52− 300:データ処理コンピュータ 9 −53− −542− 特開平3 − 26380 (15) 特開平3 − 26380 (19)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予熱炉で塗装対象材を予熱し、該塗装対象材の相
    対向する第1面および第2面をショットブラストにより
    粗化した後、該塗装対象材をy方向に移送しつつその第
    1面に、y方向に沿って所定間隔で配列された複数個の
    塗装手段をy方向と直交するx方向に往復走査して4回
    以上の塗装手段の走査による4回以上の塗料吹付けを行
    ない、吹付けた塗料を乾燥炉で乾燥した後反転機で該塗
    装対象材の表裏面を反転し、該塗装対象材をその第1面
    をローラで支持してy方向に移送しつつその第2面に、
    y方向に沿って所定間隔で配列された複数個の塗装手段
    をy方向と直交するx方向に往復走査して4回以上の塗
    装手段の走査による4回以上の塗料吹付けを行ない、こ
    の吹付けた塗料を乾燥炉で乾燥する、超厚膜塗装鋼板の
    製造方法。
  2. (2)第1面を支持するローラの支持表面は、金属ロー
    ラの表面を被覆した弾性材である、前記特許請求の範囲
    第(1)項記載の、超厚膜塗装鋼板の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996011801A1 (fr) * 1994-10-12 1996-04-25 Chugoku Marine Paints, Ltd. Tole d'acier pour grandes structures sur laquelle est applique une couche primaire de peinture anti-rouille, procede d'application de peinture primaire anti-rouille sur cette tole d'acier, et tole d'acier pour grandes structures ainsi revetue
JP2011000592A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Sintokogio Ltd 一般構造用圧延鋼の処理方法およびその設備
JP2011056351A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Honda Motor Co Ltd 鋳造金型におけるコーティング剤の塗布方法
CN103920628A (zh) * 2014-04-28 2014-07-16 上海宝钢包装股份有限公司 一种高性能钢制两片易拉罐的生产工艺

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