JPH0326360Y2 - - Google Patents

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JPH0326360Y2
JPH0326360Y2 JP1986088259U JP8825986U JPH0326360Y2 JP H0326360 Y2 JPH0326360 Y2 JP H0326360Y2 JP 1986088259 U JP1986088259 U JP 1986088259U JP 8825986 U JP8825986 U JP 8825986U JP H0326360 Y2 JPH0326360 Y2 JP H0326360Y2
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JP
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valve seat
reed
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seal member
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、2サイクルエンジンの吸気系、自動
車用エンジンの2次空気供給系等に使用されるリ
ードバルブに関する。
(従来の技術) 2サイクルエンジンの吸気系や、自動車用エン
ジンの排ガス浄化装置用2次空気供給系には、第
3図に例示するように、通気孔2を付されたバル
ブシート部材1の一方の側面に、弾性薄板をもつ
て製せられたリード4を取付け、該リード4の開
閉作動によつて、図上で下方から上方へ向う流体
の流れを許し、逆向きの流体の流れを阻止するよ
うになしたリードバルブが広く使用されている。
リード4が当接するバルブシート部材1の側面
には、閉弁時のシール性を確実にするために、ゴ
ム様弾性材料をもつて製せられたシール部材3
が、通気孔2を囲んでバルブシート部材1に焼着
され、リード4の過度の曲げ変形を抑止するため
に、板材を曲げ加工されてなるストツパ5が、リ
ード4の背部に添えられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術によるリードバルブは、ゴ
ム様弾性材料製シール部材3及びバルブシート部
材1が互いに焼着されているために、下記する問
題点を有している。
シール部材3の成形及びバルブシート部材1
に対する焼着を、バルブシート部材1を製作し
たのちに実施しなければならず、工程管理が煩
雑となる。
バルブシート部材1及びシール部材3の相互
交換が不可能であり、例えば、シール部材の材
質のみを変更し度い時に、別仕様のリードバル
ブを使用しなければならない。
ゴム様弾性材料製シール部材3の損傷時に、
リードバルブ全体の交換を強いられる。
本考案は、上記した問題点を解消して製作時の
工程管理が単純で、かつ、バルブシート部材及び
シール部材の相互交換が容易であるリードバルブ
の構造を提示することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来の技術によるリードバ
ルブにおける問題点に鑑み、シール部材及びバル
ブシート部材を、焼着によらず、係止用突起及び
係止用孔の相互係合によつて結合させた構成とな
すものである。
バルブシート部材に対し、上記したように、着
脱自在に結合されるシール部材の材料としては、
2サイクルエンジンの吸気系に使用されるリード
バルブにおいては、シリコーンゴム、ニトリルゴ
ム等のように、耐ガソリン性及び耐熱性を備えた
ゴム材料が適しており、排ガス浄化装置用2次空
気供給系に使用されるリードバルブにおいては、
フツ素ゴム等のように、耐熱性を備えたゴム材料
が適している。
(作用) 上記した構成を備えたリードバルブにおいて
は、バルブシート部材及びシール部材に付されて
互いに着脱自在に係合する係止用突起及び係止用
孔が、リードの開弁時におけるバルブシート部材
に対するシール部材の結合状態を持続させるとと
もに、シール部材の交換の可能性をもたらす。
(実施例) 第1図の実施例においては、通気孔2を付され
たバルブシート部材1及び通気孔2を囲んでバル
ブシート部材1に結合されてリード4と離接する
シール部材3が、それぞれ別体に製せられ、バル
ブシート部材1に穿たれた係止用孔7及びシール
部材3に付された係止用突起6の係合によつて着
脱自在に結合されている。
係止用突起6及び係止用孔7は、第2図に示す
ように、適宜に配置されて少なくとも2組設定さ
れる。
(考案の効果) 本考案のリードバルブが、上記したように、互
いに着脱自在に係合する係止用孔及び係止用突起
を、バルブシート部材及びシール部材に付された
構成を備えていることにより、製作に当つてバル
ブシート部材及びシール部材をそれぞれ別体に製
作して選択的に組合せることが可能となるので、
製作工程の管理が容易であり、シール部材の材質
をリードバルブの使用対象に応じて適宜に選定す
ることができ、更に、シール部材の破損時に、該
部材のみの交換によつて復旧することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図
は、同実施例に使用されているシール部材の平面
図、第3図は、従来の技術によるリードバルブの
一例の断面図である。 1……バルブシート部材、2……通気孔、3…
…シール部材、4……リード、5……ストツパ、
6……係止用突起、7……係止用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気孔2を有するバルブシート部材1、ゴム様
    弾性材料をもつて製せられ、前記通気孔2を囲ん
    で前記バルブシート部材1に添えられたシール部
    材3及び弾性薄板をもつて製せられ、前記バルブ
    シート部材1に添えられて前記通気孔2を開閉す
    るリード4を有するリードバルブにおいて、前記
    バルブシート部材1及び前記シール部材3が、互
    いに着脱自在に係合する係止用突起6及び係止用
    孔7を有していることを特徴とするリードバル
    ブ。
JP1986088259U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0326360Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314013B2 (ja) * 1975-03-29 1978-05-15
JPS5315133B2 (ja) * 1975-10-04 1978-05-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528804Y2 (ja) * 1976-07-20 1980-07-10
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Patent Citations (2)

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JPS62199568U (ja) 1987-12-18

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