JPH0326352Y2 - - Google Patents

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JPH0326352Y2
JPH0326352Y2 JP8100487U JP8100487U JPH0326352Y2 JP H0326352 Y2 JPH0326352 Y2 JP H0326352Y2 JP 8100487 U JP8100487 U JP 8100487U JP 8100487 U JP8100487 U JP 8100487U JP H0326352 Y2 JPH0326352 Y2 JP H0326352Y2
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JP
Japan
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valve
valve seat
valve body
support plate
end surface
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JP8100487U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバタフライ弁の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) バタフライ弁は加熱炉、均熱炉、予熱炉等の光
熱設備におけるガスバーナーの炎調節を目的とし
た燃料制御、空気流量制御及びガス遮断等に第4
図に示す構造のものが使用されている。
これは内周面に環状の弁座2′を有する弁箱
1′の中心よりやや上方に回転自在に横架した旋
回軸3′に弁体5′を設け、該弁体5′の周端面
5′aが弁体5′の内周面に密接するように形成さ
れている。
而して該バタフライ弁A′の開閉は旋回軸3′の
回転操作により行われ、開放する場合は弁体5′
が旋回軸3′を中心にして円弧状の回転をするこ
とにより弁体5′の周端面5a′が弁座内面2a′か
ら離れ、かつ開塞する場合は前記開放操作と反対
の回転操作により弁体5′の周端面5a′が弁座内
面2a′に密着して行われる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、以上のような構成のバタフライ
弁が高炉における高熱部に使用された場合、その
高熱により弁体が熱膨脹して周端面が弁座内面に
くい込んでしまい該弁体の開閉操作をすることが
できないという問題があつた。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであ
りその目的は、バタフライ弁の弁体が高熱により
熱膨脹した場合でも、該弁体の周端面が弁座内面
にくい込むのを防止して弁体の開閉操作を正常に
行うことができるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための本考案の要旨
は、連通孔を有する弁箱の内周に、内周面が先す
ぼみのテーパー状に形成された環状の弁座が設け
られ、該弁座の上流側における弁箱の中心より上
方の両側面に旋回軸が回転自在に横架され、該旋
回軸に設けられた支持板に周端面が前記弁座の内
面に密接される弁体を取り付けるとともに、該弁
体と前記支持板との間に弾性体を介在させて、弁
体が前記弁座の軸芯方向に移動自在としたことを
特徴とすることである。
(作用) 而して上記構成によれば、弁体は高熱により熱
膨腸してその周端面が弁座内面に押圧されると、
該弁座内面の上流側が外側に傾斜して形成されて
いるため、その押圧力により弾性体を圧縮させて
熱膨脹した長さ分支持板側へ移動するとともに弁
体の周端面が弁座内面に摺動して上流側に密着さ
れる。
そして、該弁体は温度が下がると、収縮するた
めその周端面が弁座内面より離れて周端面と弁座
内面との間に間隙が生ずるため弾性体の弾圧力に
より下流側に移動して弁体の周端面が元の弁座内
周面に密接される。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案のバタフライ弁Aは、内面が先すぼみの
テーパー状に形成された環状の弁座2が設けられ
た弁箱1と、該弁箱1の中心より上方に回転自在
に横架された旋回軸3の支持板4に、周端面が前
記弁座内面2aに密接されかつ弁座2の軸方向に
移動自在に設けた弁体5と、前記支持板4と弁体
5との間に介在させた弾性体6とにより構成さ
れ、高熱により前記弁体2が熱膨脹してその先端
が弁座内面2aに押圧された場合、その押圧力に
より弾性体6を圧縮して熱膨脹した長さ分支持板
4側へ移動するとともに弁体2の先端が先すぼみ
のテーパー状に形成され弁座内面2aを摺動して
上流側に密着される。
弁箱1は前後に連通孔a,a′を有する筒体であ
り、該連通孔a,a′の周縁に連結フランジ7が形
成されるとともに、下流側の内面には環状の弁座
2が設けられている。
また、該弁座2の上流側における弁箱1の中心
より上方の両側面には旋回軸3が回転自在に横架
されている。
前記弁座2は内周面2aが下流方向側に先すぼ
みのテーパー状に形成され、その内周面2aに後
述する弁体5の周端面5aが密接される。また旋
回軸3は弁箱1の中心よりやや上方の両側面に軸
受3cを介して同軸上に、基端部が駆動部Sに連
結された駆動軸3aと、従動軸3bとが設けら
れ、弁箱内に対向状に位置するこれら両軸3a,
3bの先端部に固定材8を介してボルト8aによ
り支持板4が固着され、該支持板4に弁体5が移
動自在に取り付けられている。
支持板4は円盤状であり表面に弁体5を移動自
在に取り付けるための嵌合凸部4aが突設されて
いる。
弁体5は支持板4と同様円盤状に形成され、そ
の周端面が弁座内面2aに密接されることにより
流路を閉塞するものであり、弁体裏面に凹設され
た嵌合凸部5bが前記支持板4の嵌合凸部4aに
弾性体6を介して弁座2の軸心方向に移動自在に
嵌合され、支持板4の嵌合凸部4a周面に螺着さ
れた取付ピン9により取り付けられる。
弾性体6はコニカルスプリング(皿バネ)6a
が支持板4に螺着された取付ピン9にはめ込まれ
ており、その弾性力により弁体5を弁座2の軸心
方向に移動させるものである。
また、該弾性体6はコニカルスプリング(皿バ
ネ)6aの他にコイルスプリング等を介在させる
ことも任意である。
而して、該弁体2は駆動軸3aの回転により旋
回軸3を中心にして上部側が上流側へ回転して流
路が開放されるとともに、駆動軸の前記回転と反
対の回転により、弁体が旋回軸3を中心にしてそ
の周端面が弁座内面2aに密接して流路が閉塞さ
れる。
また、高熱により弁体5が膨脹して、その先端
面が弁座内面2aに押圧されると、該弁座内面2
aが下流方向へ先すぼみのテーパー状に形成され
ているため、その押圧力により弁座内面2aを摺
動して支持板4側へ移動し、温度が下がることに
より弁体5が収縮して弁体先端と弁座内面2aと
の間に間隙が生ずるので弾性体6の弾性力により
弁体の先端面が弁座内面2aに密接される位置ま
で下流方向へ移動する。
(考案の効果) 本考案は以上の様な構成にしたことにより下記
の効果を有する。
弁体が支持体に弾性体を介して弁座の軸芯方
向へ移動自在に設けられたことにより、高熱に
よつて該弁体が膨脹して周端面が弁座内面に押
圧された場合でも、その押圧力により該弁体が
膨脹した長さ分だけ支持体側に移動するので、
その周端面が弁座内面へくい込むのを防止して
弁体の開閉操作を常時正常に行うことができ
る。
温度に応じて弁体が弁座の軸芯方向に移動自
在としたので、弁座の耐久性を増すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は要部の拡大断面図、第4
図は従来例を示す正面図である。 図中、A……バタフライ弁、a……連通孔、1
……弁箱、2……弁座、3……旋回軸、4……支
持板、5……弁体、6……弾性体、を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連通孔を有する弁箱の内周に、内周面が先すぼ
    みのテーパー状に形成された環状の弁座が設けら
    れ、該弁座の上流側における弁箱の中心より上方
    の両側面に旋回軸が回転自在に横架され、該旋回
    軸に設けられた支持板に周端面が前記弁座の内面
    に密接される弁体を取り付けるとともに、該弁体
    と前記支持板との間に弾性体を介在させて、弁体
    が前記弁座の軸芯方向に移動自在としたことを特
    徴とするバタフライ弁。
JP8100487U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0326352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8100487U JPH0326352Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JP8100487U JPH0326352Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63190668U JPS63190668U (ja) 1988-12-08
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JP8100487U Expired JPH0326352Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5751057B2 (ja) * 2011-07-19 2015-07-22 大豊工業株式会社 弁装置
JP6698419B2 (ja) * 2016-05-06 2020-05-27 愛三工業株式会社 排気還流弁

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JPS63190668U (ja) 1988-12-08

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