JPS628708Y2 - - Google Patents

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JPS628708Y2
JPS628708Y2 JP4800082U JP4800082U JPS628708Y2 JP S628708 Y2 JPS628708 Y2 JP S628708Y2 JP 4800082 U JP4800082 U JP 4800082U JP 4800082 U JP4800082 U JP 4800082U JP S628708 Y2 JPS628708 Y2 JP S628708Y2
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valve
butterfly
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blow
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JP4800082U
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案はキユポラや塵芥焼却炉などに予熱
された空気を送る送風管路の途中に設けて使用
される放風弁付蝶型弁に関するものである。
(2) 従来の技術 放風弁付蝶型弁においては常時、蝶型弁用弁
体を全開状態で使用し、何らかの原因で突発的
に送風を止める場合、例えば溶鉱炉の出銑時と
か、スリツプ棚落ち、その他非常の場合には大
気中に衝風を放散して炉に入る送風圧力を急に
下げ、炉からのガスの逆流を防止するため該弁
体を全閉とすると同時に放風弁用弁体を全開に
するようになつている。従来、このような放風
弁付蝶型弁としては、この考案の出願人によつ
て提案されたもの(実公昭49−32906号公報)
がある。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところで、前記従来の放風弁付蝶型弁は、放
風弁用弁棒が放風弁用弁箱内に同心状に複数の
弁棒案内で回動可能に支持され、かつ該弁棒の
内端がリンクを介して蝶型弁用弁体に連結され
ており、これら弁棒案内及びリンクは放風弁用
弁箱内及び蝶型弁用弁箱内の流体の通過域に配
置されている。そのため、ダストを含まない管
路や予熱なしの送風管路、例えば熱風炉などに
通ずる比較的温度の低い(300℃以下)送風管
路に使用するには問題ないが、予熱された温度
の高い(400℃以上)送風管路に使用した場
合、前記のように流体の通過域にあつて、熱や
予熱の際に混入するダストに対する対策がなさ
れていない放風弁用弁棒の支持部材としての弁
棒案内と該弁棒との摺動部や、放風弁用弁棒と
蝶型弁用弁棒の連結部材としてのリンクの枢支
部が高温流体にさらされ、前記摺動部や枢支部
に熱膨張やダストによるカジリや焼付けが発生
し、作動が円滑にいかなくなつて弁の開閉が阻
害され、送風中に放風弁側で漏風が生じると
か、放風の際に放風弁が全開とならない等の問
題点がある。
そこで、この考案は放風弁用弁棒の支持部材
や、放風弁用弁棒と蝶型弁用弁棒の連結部材が
弁箱内の流体にさらされないようにすることを
技術的課題とする。
(4) 問題点を解決するための手段 前記技術的課題を達成するため、この考案は
次のような技術的手段を採つたことを特徴とす
る。すなわち、放風弁用弁軸を前記蝶型弁用弁
棒と平行に放風弁用弁箱を貫通して、該弁箱の
外周面に固定した支持部材によつて回動可能に
支持し、この放風弁用弁棒と放風弁用弁箱の貫
通部を気密にするパツキンを該弁箱の内周面に
設け、また放風弁用弁棒の弁箱内部分に放風弁
用弁箱の出口側に形成した弁口を開閉する放風
弁用弁体を固着し、前記蝶型弁用弁棒の回動に
より蝶型弁用弁体が蝶型弁用弁箱の弁口を全閉
にしたとき、放風弁用弁棒が回動されて放風弁
用弁体が放風弁用箱の弁口を全開にするよう
に、前記両弁棒を両弁箱外において連結部材に
より連結したことである。
(5) 作 用 前記のように放風弁用弁棒の支持部材を放風
弁用弁箱の外周面に固定し、かつ放風弁用弁棒
と放風弁用弁箱の貫通部を該弁箱の内周面に設
けたパツキンによつて気密にしたので、前記支
持部材が弁箱内の流体にさらされることがなく
なる。また放風弁用弁棒と蝶型弁用弁棒を連結
する連結部材を、放風弁用弁箱及び蝶型弁用弁
箱の外に配置したので、連結部材も弁箱内の流
体にさらされることがなくなる。
(6) 考案の効果 放風弁用弁棒の支持部材や連結部材が前記の
ように弁箱内の流体にさらされないので、放風
弁用弁棒と支持部材との摺動部や、放風弁用弁
棒及び蝶型弁用弁棒と連結部材との枢支部など
を、熱膨張やダストによるカジリや焼付けから
確実に防ぐことができ、弁の開閉作動を長期に
わたつて良好な状態に維持することができる。
また、この考案は連結部材を両弁箱の外に配置
しているため、連結部材の作動状況によつて弁
が作動しているかを目視によつて確認できると
ともに、連結部材を調整することにより、放風
弁用弁体の全閉位置における弁箱弁座への押圧
度を簡単に加減することができ、従来のものの
ばねによつて押圧度を加減するものに比べ、弁
を分解して調整しなくともよく、作業性がよ
い。
(7) 実施例 第1〜5図において1は横向きの送風管路に
設置される蝶型弁用弁箱で、この弁箱1の上壁
には放風弁用弁箱2が該弁箱1の軸心と直角向
きに一体に設けられている。3は弁箱1を貫通
して軸支された蝶型弁用の回動弁棒で、この弁
棒3の弁箱内部分には蝶型弁用弁体4が固着さ
れており、この弁体4は弁棒3を回動すること
により揺動し、その外周縁に設けた弁体弁座5
を弁箱1の内壁に周設した弁箱弁座6に当接可
能に位置させて弁口7を開閉するようになつて
いる。9,9′及び10,10′は弁箱1の外側
で弁棒3を軸支するブラケツトで、ブラケツト
9,9′内にはパツキン11,11′及び12,
12′とランタンリング13,13′が嵌挿さ
れ、パツキン押え14,14′で押えられてお
り、またブラケツト10,10′にはブツシユ
8,8′が嵌挿されている。
ブツシユ8から突出した弁棒3の端部には湾
曲レバー16が固着され、この湾曲レバーの先
端部はエアシリンダ18のピストンロツド19
と連結金具20を介してピン21によつて連結
され、該エアシリンダ18はブラケツト10に
固着したブラケツト17に軸22により回動自
在に支持されている。
弁箱2の周壁における弁箱1の流体の流出口
53側には、第3図に示すように、円弧状に外
向き突出し、内部が弁箱2内と連通した空所3
5に形成された膨出部36が設けられ、この膨
出部36の両側壁36a,36′aの外面には
支持部材としてのブラケツト24,24′が固
定されている(第5図)。ブラケツト24,2
4′には放風弁用弁棒23が弁箱2の膨出部3
6の両側壁36a,36′aを貫通し、ブツシ
ユ34,34′を介して回動可能に支持されて
いる。弁棒23の弁箱内部分にはアーム25を
介してボルトナツト27により放風弁用弁体2
8が固着されており、この弁体28は弁棒23
を回動することにより上下に揺動し、その外周
縁に設けた弁体弁座29を弁箱2の上方に設け
たやや小径の放風筒30とで形成する弁口31
の外周縁に設けた弁箱弁座32に接離可能に位
置させて、該弁口31を開閉するようになつて
いる。
弁棒23と、弁箱2の膨出部36の両側壁3
6a,36′aの貫通部にはパツキン38,3
8′が該側壁の内面に設けたパツキン収納筒3
7,37′に収納されて配設され、弁箱2内の
流体が膨出部36の空所35を経てブラケツト
24,24′側に流れないように気密が保てる
ようになつている。39,39′はパツキン押
えである。ブツシユ34から突出した弁棒23
はさらに弁箱2に固着されたブラケツト40に
軸支され、その端部にはレバー41が固着さ
れ、このレバー41は伸縮自在の連結棒42の
一端と連結金具43を介してピン44により連
結され、また連結棒42の他端は弁棒3に固着
されたレバー45と連結金具46を介してピン
47により連結されている。前記レバー41,
45、連結棒42などの各部材により連結部材
が構成されている。49はブラケツト40に固
着された取付板で、この取付板49の上部には
リミツトスイツチ50が取付けられており、こ
のリミツトスイツチ50に弁棒23に固着した
接触片51が接離することによつて弁体28の
開閉状態を検知できるようになつている。52
は流体の流入口を示す。
次に前記実施例の作用を説明する。
常時には図面に示すように蝶型弁用弁体4に
全開され、放風弁用弁体28は弁口31を全閉
しており、流体は流入口52から流入し弁口7
を経て流出口53より流出する。
この常時の状態において何らかの原因で流体
を止める時にはエアシリンダ18を作動し、ピ
ストンロツド19を鎖線位置まで伸張させるこ
とにより湾曲レバー16を介して蝶型弁用弁棒
3を回動する。すると、該弁棒3に固着された
弁体4が揺動し、弁体弁座5を弁箱弁座6に密
接させて弁口7を全閉するとともに、レバー4
5が下向きに回動し、この回動力を連結棒42
及びレバー41等を介して放風弁用弁棒23に
伝えるため、該弁棒23も同方向に回動し、こ
の弁棒23に固着された弁体28が下向きに揺
動して弁口31を全開し、これにより流入口5
2から流入した流体は弁体4で遮断され、放風
弁用弁箱2側に流れ、弁口31から放風筒30
に設置される放風管路へ流出する。この際、弁
棒23の支持部材としてのブラケツト24,2
4′はパツキン38,38′によつて弁箱2内の
流体から遮断され、弁箱2内に高温流体が流れ
ても弁棒23とブラケツト24,24′のブツ
シユ34,34′との摺動部が熱膨張やダスト
による影響を受けることがない。また前記作動
に際し、放風弁用弁体28はアーム25とボル
トナツト27により若干の遊びをもつて固着さ
れているため、全閉時、弁体弁座29を弁箱弁
座32にその全周にわたつて均一に密接するこ
とが可能となり、気密が完全になる。さらに連
結棒42を適宜伸縮させることにより弁体4と
弁体28の相対的開度調節が容易に行なえる。
尚、前記実施例においては蝶型弁用弁棒3の
回動を複動式のエアシリンダ18により行なう
ものを示したが、これに限定するものでなく、
他にスプリングバツク式のエアシリンダにして
常時はスプリングで蝶型弁用弁体を全開、放風
弁用弁体を全閉にしておき、流体を止める場合
シリンダにエアー圧を供給して蝶型弁用弁体を
全閉、放風弁用弁体を全開にすることもでき、
またエアシリンダに代えて油圧シリンダ、手動
駆動装置、モータ駆動装置にすることもでき、
その他この考案は種々の設計変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図は同上の縦断側面図、第3図は同上の縦断正
面図、第4図は放風弁用の回動弁棒の取付に状態
を示す斜視図、第5図は第3および4図V−V線
における断面図である。 1……蝶型弁用弁箱、2……放風弁用弁箱、3
……蝶型弁用弁棒、4……蝶型弁用弁体、5,2
9……弁体弁座、6,32……弁箱弁座、7,3
1……弁口、16……湾曲レバー、18……エア
シリンダ、23……放風弁用弁棒、24,24′
……ブラケツト、28……放風弁用弁体、30…
…放風筒、34,34′……ブツシユ、35……
空所、36……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風管路の途中に設置される蝶型弁用弁箱の周
    壁に該弁箱と交叉する向きの放風弁用弁箱を設
    け、前記蝶型弁用弁箱に放風弁用弁箱と交叉する
    向きの蝶型弁用弁棒を回動可能に支持し、この蝶
    型弁用弁棒の弁箱内部分に蝶型弁用弁箱の出口側
    に形成した弁口を開閉する蝶型弁用弁体を固着し
    た放風弁付蝶型弁において、放風弁用弁軸を前記
    蝶型弁用弁棒と平行に放風弁用弁箱を貫通して、
    該弁箱の外周面に固定した支持部材によつて回動
    可能に支持し、この放風弁用弁棒と放風弁用弁箱
    の貫通部を気密にするパッキンを該弁箱の内周面
    に設け、また放風弁用弁棒の弁箱内部分に放風弁
    用弁箱の出口側に形成した弁口を開閉する放風弁
    用弁体を固着し、前記蝶型弁用弁棒の回動により
    蝶型弁用弁体が蝶型弁用弁箱の弁口を全閉にした
    とき、放風弁用弁棒が回動されて放風弁用弁体が
    放風弁用弁箱の弁口を全開にするように、前記両
    弁棒を両弁箱外において連結部材により連結した
    ことを特徴とする放風弁付蝶型弁。
JP4800082U 1982-04-01 1982-04-01 放風弁付蝶型弁 Granted JPS58149681U (ja)

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JP4800082U JPS58149681U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 放風弁付蝶型弁

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JP4800082U JPS58149681U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 放風弁付蝶型弁

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JPS58149681U JPS58149681U (ja) 1983-10-07
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JP4800082U Granted JPS58149681U (ja) 1982-04-01 1982-04-01 放風弁付蝶型弁

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JPS58149681U (ja) 1983-10-07

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