JPH03263370A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH03263370A
JPH03263370A JP2256653A JP25665390A JPH03263370A JP H03263370 A JPH03263370 A JP H03263370A JP 2256653 A JP2256653 A JP 2256653A JP 25665390 A JP25665390 A JP 25665390A JP H03263370 A JPH03263370 A JP H03263370A
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silicon layer
silicon
capacitor
dielectric layer
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Yoshio Hayashide
吉生 林出
Wataru Wakamiya
若宮 亙
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、半導体装置に関し、特に、いわゆるスタッ
クドタイプキャパシタを備えた半導体装置における大容
量化に適したキャパシタの構造およびその製造方法に関
するものである。
[従来の技術およびその課題] 半導体装置あるいは半導体記憶装置の1つとして、記憶
情報のランダムな人出力が可能なものにDRAM (D
ynami c  Random  Access  
Memory)がある。DRAMは多数の記憶情報を蓄
積するための記憶領域となるメモリセルアレイと、この
メモリセルアレイに対して所定の入出力動作を行なわせ
るための周辺回路部とから構成される。メモリセルアレ
イは、さらに最小記憶単位に相当するメモリセルが複数
個配列されて構成されている。メモリセルは基本的に1
つのキャパシタとこれに接続される1つのl・ランスフ
ァゲートトランジスタとから構成される。
そして、動作においては、キャパシタに所定の電荷が蓄
積されているか否かを判定し、これにデータの“0”1
“に対応させて記憶情報の処理を行なっている。
第9D図は、従来のDRAMのメモリセルの断面構造図
である。このDRAMは、たとえば特開昭64−421
61号公報に示されている。第9D図に示されるDRA
Mのメモリセルは、いわゆる1トランジスターキヤパシ
タタイプのセル構造を有している。トランスファゲート
トランジスタ10はp型シリコン基板1表面に形成され
た1対のn十不純物領域3a、3bと、このn十不純物
領域3as 3bの間に位置するシリコン基板1表面上
に薄いゲート絶縁膜4を介して形成されたゲート電極5
aとを備えている。ゲート電極5aはワード線の一部で
構成される。ゲート電極5aの周囲は第1の層間絶縁層
30に覆われている。また、キャパシタ20は一方のn
+不純物領域3aに接続される下部電極(ストレージノ
ード)21と、この下部電極21表面上を覆う誘電体層
22およびさらにその表面上を覆う上部電極(セルプレ
ート)23とを備える。ビット線7は第2の層間絶縁層
31中に形成されたコンタクトホールを介してn+不純
物領域3bに接続される。
近年、半導体装置の高集積化に伴ない、この種のDRA
Mにおいても個々の素子を微細化していく必要に迫られ
ている。これに従い、第9D図に示すようなメモリセル
においてはキャパシタ20の平面占有面積の減少が余儀
なくされる。このような背景下でメモリセルのキャパシ
タは動作に必要な所定の静電容量を確保するために主に
2つの方法が講じられている。
第1の方法はキャパシタ20を構成する誘電体層22の
膜厚を薄くして静電容量を増大させる方法である。たと
えば、1Mビットの集積度を持つDRAMでは、誘電体
層22はシリコン酸化膜換算の膜厚でlQnm程度にま
で薄膜化されている。
したがって、さらに集積度が上がった場合にこれに伴な
う薄膜化は困難である。
また、第2の方法として誘電体層22を介して対向する
電極21.23間の対向面積を増大して静電容量を確保
する方法がある。この方法により考案されたキャパシタ
は、いわゆるスタックドタイプキャパシタと称されるも
のである。すなわち、半導体基板中の拡散層の表面上に
導電性を有する多結晶シリコン層を形成し、その表面上
に誘電体層および第2の電極層を積層した構造のもので
ある。そして、スタックドタイプキャパシタは、その後
多結晶シリコンからなる電極層の形状をたとえばフィン
構造・にしたもの、あるいは円筒状に突出させたものな
ど種々の形状のものが考案された。
さらに、第2の方法のもう1つの方向として、下部電極
の表面に凹凸を形成し、これによりキャパシタの対向面
積を土曽大させる方法が考え出された。mQD図に示す
メモリセルはこのような凹凸表面を有する下部電極21
を備えたキャパシタから構成されるメモリセルを示して
いる。そして、第9A図ないし第9D図はこのようなり
RAMのメモリセルの製造工程を順に示す製造工程断面
図である。これらの図を用いてその製造方法について以
下に説明する。
まず、第9A図を参照して、pmシリコン基板1表面上
の所定領域にLOCO8法を用いて厚いシリコン酸化膜
からなるフィールド酸化膜2を形成する。さらに、p型
シリコン基板1表面上に熱酸化法を用いてゲート酸化膜
4を形成する。さらに、CVD法を用いて多結晶シリコ
ン層を全面に堆積した後、パターニングしてゲート電極
5aを形成する。さらに、減圧CVD法を用いてシリコ
ン酸化膜をp型シリコン基板1表面上の全面に堆積した
後、周知のりソグラフィ技術およびドライエツチング技
術を用いてゲート電極5aの表面上および側面に第1の
層間絶縁層30を形成する。
さらに、層間絶縁層30に覆われたゲート電極5aをマ
スクにp型シリコン基板1中に不純物をイオン注入しn
十不純物領域3a、3bを形成する。
次に、第9B図を参照して、ヘリウムで20%に希釈し
たモノシランガスを用いた減圧CVD法により、厚さ0
.4μmの多結晶シリコン層210を形成する。圧力は
0.8To r r、温度は680℃に設定される。こ
の工程により製造された多結晶シリコン層210の表面
には0.07μm程度の凹凸が形威される。その後、オ
キシ塩化リン(PO(4゜)を原料とする熱拡散法によ
り、875℃、30分の条件で多結晶シリコン層210
内部にリン(P)を導入する。そして、この熱拡散時に
多結晶シリコン層210表面に形成されたリンガラスを
除去した後、温度900℃で20分間窒素中で熱処理を
施す。これによって、多結晶シリコン層210の表面の
凹凸は0.11μmに拡大する。
次に、第9C図を参照して、フォトリソグラフィおよび
エツチング法を用いて多結晶シリコン層210をパター
ニングし、キャパシタの下部電極21を形成する。その
後、下部電極21の表面上に熱窒化膜を形威し、さらに
その表面上にCVD法を用いてシリコン窒化膜を形成し
、さらにその表面上に熱酸化法を用いて熱酸化膜を形成
する。
これにより熱窒化膜/CVDシリコン窒化膜/シリコン
酸化膜の3層からなる誘電体層22が形成される。
さらに、第9D図を参照して、p型シリコン基板1表面
上の全面に多結晶シリコン層を形成し、所定の形状にパ
ターニングする。これによりキャパシタ20の上部電極
23が形成される。その後、全面に厚い酸化膜からなる
第2の層間絶縁層31を形成する。そして、層間絶縁層
31の所定領域にコンタクトホールを形成し、その内部
にビット線7を形成する。
以上の工程によりDRAMのメモリセルが完成する。こ
の上記の先行例は後述する本発明と同一の課題を解決し
得る1つの手段を示すものである。
そして、このような方法は高集積化を目指す集積回路に
用いられるキャパシタの所定の静電容量を確保する上で
、有効な方法である。
したがって、この発明の目的は、キャパシタの電極間の
対向表面を凹凸面で構成することによりキャパシタ容量
の増大を実現し得る半導体装置お0 よびその製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段] 請求項1に係る発明は、半導体基板上にシリコン層から
なる第1電極層と誘電体層と第2電極層との積層構造か
らなるキャパシタを有する半導体装置の製造方法である
。そして、まず化学気相成長法を用いて多結晶とアモル
ファスとの遷移状態にあるシリコン層を形成する。次に
、シリコン層の表面上に誘電体層を形成する。その後、
誘電体層の表面上に第2電極層を形成する。
また、請求項2に係る半導体装置の製造方法においては
以下の、工程を備える。
まず、半導体基板の上に不純物を含む多結晶シリコン層
を形成する。さらに、多結晶シリコン層の表面上に化学
気相成長法を用いて多結晶とアモルファスとの遷移状態
にあるシリコン層を形成する。そして、シリコン層の表
面上に誘電体層を形成し、さらに誘電体層の表面上に第
2の電極層を形成する。そして、少なくともシリコン層
が形成された半導体基板を高温度下に保持する。
1 さらに、請求項3に係る半導体装置の製造方法は以下の
工程を備える。
まず、半導体基板の上に化学気相成長法を用いて多結晶
とアモルファスとの遷移状態にあるシリコン層を形成す
る。さらに、シリコン層の表面上に不純物を含む多結晶
シリコン層を形成する。さらに、多結晶シリコン層の表
面上に誘電体層および第2電極層を形成する。そして、
少なくともシリコン層および多結晶シリコン層が形成さ
れた半導体基板を高温度下に保持する。
請求項4に係る半導体装置は、主表面を有し、この主表
面に第1導電型の不純物領域が形成された第2導電型の
半導体基板と、半導体基板の主表面上に形成され、不純
物に達する開口を有する絶縁層と、半導体基板および絶
縁層上に形成されたキャパシタとを備える。キャパシタ
は、第1電極層と誘電体層と第2電極層との積層構造を
有する。
第1電極層は不純物領域の表面上および絶縁層に接して
形成された第1の部分と、この第1の部分に連なり半導
体基板の主表面に対して鉛直上方に2 延びた第2の部分とを備えており、第1の部分と第2の
部分はその表面に1100n程度の凹凸を含む凹凸面が
形成されたシリコン層から構成されている。
[作用コ キャパシタの第1電極層は化学気相成長法を用いてシリ
コン層を形成することにより構成される。
この化学気相成長法において原料ガスをある分解温度と
分圧条件下で反応させると、形成されたシリコン層が多
結晶構造とアモルファス構造との遷移領域に該当する状
態となることが見出されている。そして、このような遷
囲状態のシリコン層の表面にはほぼ1100n程度の凹
凸が形成される。
したがって、このような凹凸表面を有するシリコン層を
下部電極として形成し、その表面上に誘電体層および第
2電極層を形成することにより電極間の対向面積が増大
したキャパシタを形成することができる。
キャパシタの第1電極層に導電性を付与する方法として
、化学気相成長法により形成された凹凸3 面を有するシリコン層の表面上あるいは下面に不純物を
含む多結晶シリコン層を形成し、この多結晶シリコン層
からシリコン層中へ不純物を熱拡散させる方法を用いて
いる。これにより、凹凸表面を有するシリコン層中に所
定濃度の不純物を容易に導入し、導電性を付与すること
ができる。
また、キャパシタの第1電極層が鉛直上方に突出した部
分を有するスタック構造に加えてその表面に凹凸面を形
成することにより、両者の相乗効果によってキャパシタ
の電荷蓄積容量が増大する。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例について図を用いて詳細に説
明する。
第1H図は、この発明の第1の実施例によるDRAMの
メモリセルの断面構造図である。第1H図を参照して、
メモリセルは1つのトランスファゲートトランジスタ1
0と1つのキャパシタ20とを備える。トランスファゲ
ートトランジスタ10はp型シリコン基板1表面に所定
の距離を隔てて形成された1対のn+不純物領域3a、
3bと、4 p型シリコン基板1表面上に薄いゲート絶縁膜4を介し
て形成されたゲート電極(ワード線)5aとを備える。
また、p型シリコン基板1表面上の所定領域に形成され
たフィールド酸化膜2の表面上にはワード線5bが形成
されている。ゲート電極5aおよびワード線5bの周囲
は、第1の層間絶縁層30により覆われている。
キャパシタ20は下部電極21と誘電体層22と上部電
極23との積層構造からなるいわゆるスタックドタイプ
のキャパシタを構成している。下部電極21は説明の便
宜上2つの部分から構成される。第1の部分は、ゲート
電極5aの表面上からワード線5bの上部にまで第1の
層間絶縁層30を介して延在したベース部21aである
。第2の部分は、ベース部21aの表面からp型シリコ
ン基板1の主表面に対して鉛直上方に円筒状に突出した
円筒部21bである。このような形状を有する下部電極
21を備えたスタックドキャパシタを円筒形スタックド
キャパシタと称することにする。円筒形スタックドキャ
パシタの下部電極215 の表面は、後述する製造方法により形成された約110
0n程度の凹凸が形成されている。この凹凸表面形状に
より誘電体層22を介して対向する下部電極21および
上部電極23との対向面積が増大し、キャパシタ容量が
増大する。誘電体層22はシリコン窒化膜とシリコン酸
化膜の積層膜などから構成される。なお、第1の層間絶
縁層30の表面上には製造工程において、オーバエツチ
ングを防止するための防止層として使用された窒化膜1
5.15が残余している。
さらに、スタックドキャパシタ20などの表面上は厚い
第2の層間絶縁層31により覆われている。第2の層間
絶縁層31の所定領域には、トランスファゲートトラン
ジスタ10の一方のn+不純物領域3bに達するコンタ
クトホールが形成されており、このコンタクトホールの
内部には、たとえば選択CVD法により形成されたタン
グステンプラグ8が形成されている。ビット線7は第2
の層間絶縁層31の表面上に配置され、タングステンプ
ラグ8を介してトランスファゲートトラン6 ジスタ10の一方のn+不純物領域3bに接続されてい
る。ビット線7の上部には、第3の層間絶縁層32が形
成されている。第3の層間絶縁層の表面上には、所定形
状の配線層11が形成されている。
次に、第1の実施例によるDRAMのメモリセルの製造
方法について、第1A図ないし第1H図を用いて説明す
る。
まず、第1A図を参照して、p型シリコン基板1表面の
所定領域にLOCOS法を用いて膜厚の厚いフィールド
酸化膜2を形成する。さらに、p型シリコン基板1表面
上に、熱酸化法によりゲート酸化膜4を形成する。その
後、p型シリコン基板1表面上の全面に多結晶シリコン
層および絶縁層を堆積し、所定の形状にパターニングす
る。これによりゲート電極5aおよびワード線5bが形
成される。次に、ゲート電極5aをマスクとしてp型シ
リコン基板1表面に不純物をイオン注入し、n+不純物
領域3a、3bを形成する。その後、再度絶縁層を全面
に堆積し、異方性エツチングに7 より選択的に除去する。これによりゲート電極5aおよ
びワード線5bの側壁にのみ絶縁層が残余する。この工
程により、ゲート電極5aおよびワード線5bの周囲に
第1層間絶縁層30が形成される。さらに、全面に薄い
窒化膜15を全面に形成した後、第1A図に示すように
パターニングする。
次に、第1B図を参照して、p型シリコン基板1上の全
面に多結晶シリコン層210aを減圧CVD(化学気相
成長)法を用いて堆積し、所定の形状にパターニングす
る。
さらに、第1C図を参照して、多結晶シリコン層210
aなどめ表面上の全面に厚いシリコン酸化膜16を堆積
し、所定の領域に開口部17を形成する。この開口部1
7の内部には、多結晶シリコン層210a表面が露出す
る。シリコン酸化膜16は、円筒形スタックドキャパシ
タの円筒部21bを形成するために用いられるものであ
り、多結晶シリコン層210aの上部に位置する部分の
膜厚は、キャパシタの円筒部21bの高さを規定8 する。シリコン酸化膜16に開口部17を形成した後、
この開口部17の内部およびシリコン酸化膜]6の表面
上に再度減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層210
bを膜厚50nm程度堆積する。
さらに、第1D図を参照して、異方性エツチングを用い
て多結晶シリコン層210bを選択的にエツチングする
。このエツチングにより、多結晶シリコン層210bは
シリコン酸化膜16の平坦な表面上、あるいは多結晶シ
リコン層210aの平坦部分の表面上に位置する部分が
選択的に除去される。そして、多結晶シリコン膜210
aと選択的に残余した多結晶シリコン層210bとが一
体的に成形される。その後、円筒形スタックドキャパシ
タの円筒部形成のために使用されたシリコン酸化膜]6
がエツチング除去される。このエツチング工程において
シリコン窒化膜15は、シリコン酸化膜]6の除去時に
、第1の層間絶縁層30がオーバエッチされるのを防止
する。
さらに、第1E図を参照して、この発明の特徴9 的な製造工程が以下に行なわれる。すなわち、減圧CV
D法によりキャパシタの下部電極の骨格となる多結晶シ
リコン層210a、210bの表面上にシリコン層を形
成する工程である。このシリコン層の形成工程は、横型
減圧気相成長装置を用いて行なわれる。まず、装置の反
応管の内部に置かれたp型シリコン基板1は、減圧状態
下においてヒータにより所定の温度、たとえば577℃
程度まで加熱される。次に、反応管の内部に原料ガスが
導入される。原料ガスとしてはモノシランガスまたは窒
素やヘリウムなどで希釈されたモノシランガスが用いら
れる。モノシランガスの分圧は、約10〜50Pa程度
であり、本例においては30Paに設定される。この状
態においてモノシラン(SiHl)は、熱分解により(
S i +2H,、)のように反応し、p型シリコン基
板1表面上の全面にシリコン膜が形成される。
ここで、上記のような温度、分圧条件で形成されるシリ
コン膜の特質について説明する。第8図は、CVD法に
より形成されるシリコン膜の結晶0 構造を、温度とシラン分圧の関係で示した相関図である
。この図は、「The  Effect  。
f  Low  Pressure  on  the
Structure  of  LPCVD  Po1
ycrystallfne  5ilicon  Fi
lmsJ  ;P、Joubert  et  al。
J、Electrocbem、Soc、5OLID−8
TATE  5CIENCE  AND  TECHN
OLOGY  Oct、1987に示されている。本図
かられかるように、減圧CVD法のある条件において形
成されるシリコン膜の結晶構造はその形成温度とシラン
分圧により、はぼ多結晶構造、アモルファスおよびその
中間に位置する遷移領域に分かれる。発明者は、シリコ
ン膜の表面形状に着目して、温度およびシラン分圧をパ
ラメトリックに変化させた種々の実験を試みた。その結
果、シリコン膜の状態が、多結晶とアモルファスの遷移
領域に該当する領域において、シリコン膜の表面に特に
顕著な凹凸面が形成されることか判明した。たとえば、
形成温度が580℃付近で1 シランを分解することによりシリコン層を形成すると、
シリコン層の表面には1100n程度の凹凸が1平方ミ
クロンあたり30〜100個程度観察された。第7図は
、このような凹凸面を有するシリコン膜の表面増加率を
示す図である。この図においてはモノシラン分圧を30
Paに設定し、形成温度を種々変化させた状態でのシリ
コン膜の表面積増加率を示している。この図かられかる
ように、たとえば形成温度が570〜590℃近傍にお
いて急激な表面積の増加が見られる。
上記のような減圧CVD法を用いて多結晶シリコン層2
10a、210bの表面に凹凸表面を有するシリコン層
か形成される。そして、リン(P)や砒素(As)のイ
オン注入によって、このシリコン層中に導電性を付与す
るためのn型不純物を導入する。その後、フォトリソグ
ラフィおよびエツチング法を用いてシリコン層を所定の
形状にパターニングする。これによりキャパシタの下部
電極21が形成される。
さらに、第1F図を参照して、下部電極21の2 表面」二に、CVD法によりシリコン窒化膜を堆積する
。さらに、シリコン窒化膜の表面を熱酸化し、シリコン
酸化膜を形成する。これにより、シリコン窒化膜とシリ
コン酸化膜の多層膜からなる誘電体層22が形成される
。誘電体層22の膜厚は酸化膜換算膜厚で5〜6nm程
度である。さらに、誘電体層22の表面上に多結晶シリ
コン層からなる上部電極23を形成する。
さらに、第1G図を参照して、p型シリコン基板1表面
上の全面に厚い第2の層間絶縁膜31を形成し、所定の
領域にコンタクトホールを形成する。そして、たとえば
選択CVD法を用いて、タングステン(W)などの金属
をコンタクトホール内に埋込み、ビット線コンタクト8
を形成する。
そして、第1H図を参照して、第2の層間絶縁層31表
面上にビット線7を形成する。さらに、ビット線7など
の上に第3の層間絶縁層32を形成する。さらに、第3
の層間絶縁層32の表面上に配線層]1を形成する。以
上の工程により、円筒形スタックドキャパシタを備えた
メモリセルの3 製造工程が完了する。
なお、下部電極21のシリコン層は、後工程での種々の
熱の影響を受けて、多結晶状態に変化する。しかし、下
部電極2]と誘電体層22との界面の凹凸形状は維持さ
れる。
次に、この発明の第2の実施例について説明する。第2
の実施例は、第1の実施例に対して、キャパシタの下部
電極への不純物導入工程の変形例を示すものである。
第2A図は、第1A図ないし第1D図に対応する製造工
程を経て形成されたメモリセルの断面構造を示している
。キャパシタの下部電極21を構成するための多結晶シ
リコン層210aおよび210bは、シランとホスフィ
ンを用いた減圧化学気相成長法を用いて560〜620
℃程度の温度テM厚50 n m程度に堆積される。こ
の工程により、多結晶シリコン層210a、210bは
その内部にリンをたとえば7X102°/cm3を含ん
で所定の形状に形成される。
次に、第2B図を参照して、シリコン基板上の4 全面にCVD法を用いてシリコン層210cを形成する
。このシリコン層210cは第1の実施例と同様にアモ
ルファスと多結晶との遷移状態となるような条件で形成
される。そして、その表面には大きな凹凸面が形成され
る。シリコン層210Cを堆積した状態では、このシリ
コン層210cの内部には導電性付与のための不純物は
含まれない。
この後、先に形成した多結晶シリコン層210a、21
0bからシリコン層210c中へ熱拡散処理によって不
純物、たとえばリンを拡散して導入する。そして、キャ
パシタの下部電極21全体としてほぼ2〜4 X 10
2°/ cm ”程度の不純物濃度を与える。これによ
り、キャパシタの下部電極21全体に導電性が付与され
る。なお、この多結晶シリコン層210a、210bか
らシリコンJi210cへの熱拡散のための処理工程は
、特にこの不純物の熱拡散のための熱処理工程を行なっ
てもよいし、この後に施される種々の薄膜形成工程や熱
処理工程での加熱状態によって付随的に熱5 拡散させる方法を用いてもよい。前者の場合における熱
処理の条件は、たとえば温度850 ℃で約30分間加
熱処理を行なう。また、後者の場合には、この不純物拡
散のための熱処理工程を新たに設ける必要がない点で工
程を簡略化し得る長所を有している。
さらに、この発明の第3の実施例について説明する。第
3の実施例は、第2の実施例と同様にキャパシタの下部
電極21に対して導電性を付与する工程の変形例を示す
ものである。
すなわち、第3A図を参照して、この工程では第2A図
に示したのと同様の工程が行なわれる。
次に、第3B図を参照して、多結晶シリコン層210a
、210bなどが形成されたシリコン基板上の全面に化
学気相成長法を用いて多結晶とアモルファスとの遷移状
態にあるシリコン層210Cを形成する。シリコン層2
10cの表面には大きな凹凸面が形成される。
さらに、第3C図を参照して、シランとホスフィンを用
いた減圧CVD法を用いてリンがドープ6 された多結晶シリコン層210dを膜厚50nm程度堆
積する。
そして、第2の実施例で説明したと同様に、熱処理工程
を行ない、リンがドープされた多結晶シリコン層210
a、210bおよび210c表面からシリコン層210
Cの内部へリンを拡散する。
これにより、キャパシタの下部電極21に導電性が付与
される。
なお、第3A図に示す多結晶シリコン層・210a、2
10bはノンドープの多結晶シリコン層を用いて形成し
てもよい。また、導電性付与のための不純物はたとえば
砒素(As)などを用いても構わない。
この後、第3D図に示すように、キャパシタの下部電極
21の表面上にシリコン窒化膜およびシリコン酸化膜の
多層膜からなる誘電体層22を形成する。さらに、その
表面上に不純物を含む多結晶シリコン層からなる上部電
極23を形成し、所定の形状にパターニングする。
この後、さらに第1G図以下に示される工程を7 経てDRAMのメモリセルが完成する。
さらに、この発明の第4の実施例について説明する。第
4G図は、第4の実施例によるメモリセルの断面構造図
である。第4の実施例は、第1の実施例のメモリセルに
対して、キャパシタの構造がいわゆる典型的なスタック
ドタイプのキャパシタを示している。すなわち、キャパ
シタ20の下部電極21は、その一部がゲート電極5a
の上部に絶縁層を介して延在し、その他端がフィールド
酸化膜2の上部を通過するワード線5bの上部に絶縁層
を介して延在している。さらに、下部電極21の一部は
トランスファゲートトランジスタ10の一方のn+不純
物領域3bに接続されている。
そして、この下部電極21の表面には、本発明による減
圧CVD法により形成された粗い凹凸表面が形成されて
いる。
次に、第4の実施例によるメモリセルの製造方法につい
て、第4A図ないし第4G図を用いて説明する。第4A
図ないし第4G図は、メモリセルの製造工程について順
に示す製造工程断面図であ8 る。
第4A図を参照して、p型シリコン基板1表面上には第
1A図に示す工程と同様の方法を用いてトランスファゲ
ートトランジスタ10およびワード線5bが形成されて
いる。なお、窒化膜は形成されない。
次に、第4B図を参照して、p型シリコン基板1表面上
の全面にシリコン層210を、減圧CVD法を用いて形
成する。この減圧CVD法の形成条件は、第1の実施例
と同様に、たとえば形成温度580℃てシランを熱分解
して200nm程度の膜厚のシリコン層210を形成す
る。このシリコン層210の表面には1100n程度の
凹凸が形成される。
その後、リンや砒素のイオン注入によってシリコン膜2
10の中にn型不純物を導入する。
さらに、第4C図に示すように、シリコン膜210をフ
ォトリングラフィおよびエツチング法を用いて所定の形
状にパターニングする。これにより、凹凸表面を有する
キャパシタの下部電極219 が形成される。
さらに、第4D図を参照して、減圧CVD法を用いてシ
リコン窒化膜およびシリコン酸化膜の積層膜などからな
る誘電体層22を形成する。
さらに、第4E図に示すように、誘電体層22を所定の
形状にパターニングした後、その表面上に多結晶シリコ
ン層からなる上部電極23を形成する。
さらに、第4F図に示すように、キャパシタ20などが
形成されたp型シリコン基板1表面上を第2の層間絶縁
層31で覆った後、所定の領域にコンタクトホールを開
口する。そして、そのコンタクトホールの内部および第
2の層間絶縁層31の表面上にビット線7を形成する。
その後、第4G図を参照して、ビット線7の表面上など
を第3の層間絶縁層32で覆う。さらに、第3の層間絶
縁層32の表面上に所定形状の配線層11を形成する。
さらに、この発明の第5の実施例について説明する。第
5の実施例は、上記の第2の実施例に相0 当するものであり、スタックドキャパシタの下部電極2
1に熱拡散を用いて導電性を付与する例を示している。
すなわち、第5A図を参照して、p型シリコン基板1表
面上には所定のトランスファゲートトランジスタが形成
されている。
さらに、第5B図を参照して、p型シリコン基板1上の
全面にリンがドープされた多結晶シリコン層210eを
減圧CVD法を用いて堆積する。
さらに、第5C図を参照して、リンがドープされた多結
晶シリコン層210eの表面上に凹凸表面を有するシリ
コン層210fを堆積する。
その後、独立した熱拡散工程を行なって多結晶シリコン
層210e中に含まれた不純物(リン)をシリコン層2
10fの内部へ熱拡散させる。これによりキャパシタの
下部電極21に導電性が付与される。
あるいは、独立した熱処理工程を設けず、以後の薄膜形
成工程や熱処理工程を利用して付随的に多結晶シリコン
層210e中の不純物をシリコン1 層210f中へ拡散させてもよい。
その後、第4C図以下に示される工程が行なわれる。
さらに、この発明の第6の実施例について説明する。第
6の実施例は上記の第3の実施例に相当し、かつ第5の
実施例の変形例である。すなわち、第6A図ないし第6
C図を参照して、シリコン基板1表面上の全面に、まず
凹凸表面を有するシリコン層21Ofを形成する。その
後、リンが含まれる多結晶シリコン層210eを減圧C
VD法で形成する。そして、熱処理を行なって多結晶シ
リコン層210e中から不純物をシリコン層210f中
へ熱拡散する。
その後、第4C図以下に示される工程が行なわれる。
このように、第1ないし第6の実施例において、減圧C
VD法の反応温度、およびシラン分圧を所定の値に設定
することにより、シリコン膜をアモルファスと多結品と
の遷移領域に該当する状態に形成することができる。そ
の温度範囲は、種々の2 実験より約560〜600℃であり、またシラン(Si
H2)の分圧は1.0〜50 P aである。そして、
この条件下で形成されるシリコン層は、その表面にたと
えば1100n程度の凹凸が形成される。その凹凸は1
平方ミクロンあたり30〜100個程度形成されること
が観察されている。この結果、シリコン層の表面積は、
たとえば通常の600℃以上の温度で形成された多結晶
シリコン膜の表面積に比べて約130〜200%に増加
する。これによって、キャパシタの電極間の対向面積が
増大し、キャパシタの容量が増大する。
また、上記の第2実施例、第3実施例および第5実施例
、第6実施例に示したように、凹凸表面を持つシリコン
層に熱拡散を用いて不純物を導入するようにした場合に
は、イオン注入法を用いた場合のように下地に損傷を与
えたりすることを防止できる。
なお、上記実施例においては、上部電極23を多結晶シ
リコンで形成した例を示したが、この上部電極23は高
融点金属シリサイド膜や、あるい3 は多結晶シリコン膜と高融点金属シリサイド膜の複合膜
等を用いても構わない。また、誘電体膜としては、減圧
CVD法による窒化膜のみならず、五酸化タンタル膜な
どの金属酸化膜を用いても構わない。
[発明の効果] このように、この発明による半導体装置の製造方法は、
キャパシタの下部電極を減圧CVD法を用いて形成して
いる。さらに、減圧CVD法は、形成されるシリコン層
がアモルファスと多結品との遷移領域に該当する状態と
なるべき条件下で行なわれているので、シリコン層の表
面に顕著な凹凸面を形成することが可能となる。これに
より、キャパシタの電極間の対向面積が増大し、大容量
のキャパシタを製造することが可能となる。また、キャ
パシタの平面占有面積は増加しないため、半導体装置の
集積度を向上させることが可能となる。
さらに、従来の製造方法に比べて新たな工程を追加する
ことなく行なえるため、製造工程の複雑化が防止される
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図、第1C図、第1D図、第1E図、
第1F図、第1G図および第1H図は、この発明の第1
の実施例によるDRAMのメモリセルの製造工程断面図
である。 第2A図および第2B図は、この発明の第2の実施例に
よるDRAMのメモリセルの主要な製造工程を示す製造
工程断面図である。 第3A図、第3B図、第3C図および第3D図は、この
発明の第3の実施例によるメモリセルの主要な製造工程
を示す製造工程断面図である。 第4A図、第、4B図、第4C図、第4D図、第4E図
、第4F図および第4G図は、この発明の第4の実施例
によるDRAMのメモリセルの製造工程断面図である。 第5A図、第5B図および第5C図は、この発明の第5
の実施例によるDRAMのメモリセルの主要な製造工程
断面図である。 第6A図、第6B図および第6C図は、この発明の第6
の実施例によるDRAMのメモリセルの5 主要な製造工程断面図である。 第7図は、この発明に用いられる減圧CVD法により形
成されるシリコン膜の形成温度と、表面積増加率との相
関図である。第8図は、形成温度とシラン分圧に依存す
るシリコン層の結晶構造分類図である。 第9A図、第9B図、第9c図および第9D図は、従来
のDRAMのメモリセルの製造工程を示す製造下杵断面
図である。 図において、1はp型シリコン基板、3a13bはn+
不純物領域、4はゲート絶縁膜、5a。 5bはゲート電極(ワード線)、10はトランスファゲ
ートトランジスタ、2oはキャパシタ、21は下部電極
、22は誘電体層、23は上部電極を示している。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上にシリコン層からなる第1電極層と
    、誘電体層と、第2電極層との積層構造からなるキャパ
    シタを有する半導体装置の製造方法であって、 化学気相成長法を用いて第1電極層となるべき多結晶と
    アモルファスとの遷移状態にあるシリコン層を形成する
    工程と、 前記シリコン層の表面上に誘電体層を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第2電極層を形成する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
  2. (2)半導体基板上にシリコン層からなる第1電極層と
    、誘電体層と、第2電極層との積層構造からなるキャパ
    シタを有する半導体装置の製造方法であって、 前記半導体基板の上に不純物を含む多結晶シリコン層を
    形成する工程と、 前記多結晶シリコン層の表面上に化学気相成長法を用い
    て多結晶とアモルファスとの遷移状態にあるシリコン層
    を形成する工程と、 前記シリコン層の表面上に誘電体層を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第2電極層を形成する工程と、 少なくとも前記シリコン層が形成された前記半導体基板
    を高温度下に保持する工程とをそなえ備えた、半導体装
    置の製造方法。
  3. (3)半導体基板上にシリコン層からなる第1電極層と
    、誘電体層と、第2電極層との積層構造からなるキャパ
    シタを有する半導体装置の製造方法であって、 前記半導体基板の上に化学気相成長法を用いて多結晶と
    アモルファスとの遷移状態にいるシリコン層を形成する
    工程と、 前記シリコン層の表面上に不純物を含む多結晶シリコン
    層を形成する工程と、 前記多結晶シリコン層の表面上に誘電体層を形成する工
    程と、 前記誘電体層の表面上に第2電極層を形成する工程と、 少なくとも前記シリコン層および前記多結晶シリコン層
    が形成された前記半導体基板を高温度下保持する工程と
    を備えた、半導体装置の製造方法。
  4. (4)主表面を有し、この主表面に第1導電型の不純物
    領域が形成された第2導電型の半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上に形成され、前記不純物領域
    に達する開口を有する絶縁層と、 前記不純物領域の表面上および前記絶縁層に接して形成
    された第1の部分と、この第1の部分に連なり前記半導
    体基板の主表面に対して鉛直上方に延びた第2の部分と
    を備え、前記第1の部分と前記第2の部分の表面には1
    00nm程度の凹凸を含む凹凸面が形成されたシリコン
    層からなる第1電極層と、 前記第1電極層の表面上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層の表面上に形成された第2電極層とを備え
    た、半導体装置。
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