JPH0326310Y2 - - Google Patents

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JPH0326310Y2
JPH0326310Y2 JP10677585U JP10677585U JPH0326310Y2 JP H0326310 Y2 JPH0326310 Y2 JP H0326310Y2 JP 10677585 U JP10677585 U JP 10677585U JP 10677585 U JP10677585 U JP 10677585U JP H0326310 Y2 JPH0326310 Y2 JP H0326310Y2
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bracket
casing
compressor
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spring receiving
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は圧縮機の支持用ブラケツト、詳しく
は圧縮要素を内装する圧縮機における筒状ケーシ
ングの外面に取付けられ、前記圧縮機をベース部
材に弾性的に支持するブラケツトに関する。
(従来の技術) 一般に圧縮機は、その筒状ケーシングの外面に
複数の支持用ブラケツトを取付け、該各ブラケツ
トをそれぞれバネを介してベース部材に弾性的に
支持させるごとくしている。
しかして従来の支持用ブラケツトは、例えば実
開昭59−97291号公報に記載され、かつ第5及び
第6図に示すごとく、板材を用い、該板材を概略
L形状に屈曲させると共に、この屈曲一側を前記
ケーシング1の外面と同一曲率となるように湾曲
させて、前記ケーシング1への取付部aを形成
し、また他側を半円弧状となして、この部分に圧
縮機を弾性支持するバネのバネ受部bを形成して
いる。
更に、前記ブラケツト2の取付部aにプロジエ
クシヨン溶接用の複数の突起cを形成し、該突起
cを介して前記取付部aを前記ケーシング1の外
面に点接触させた状態で、プロジエクシヨン溶接
することにより固定すると共に、前記バネ受部b
と前記ベース部材との間にバネを介装させること
により、前記ブラケツト2を介して圧縮機を弾性
支持させるごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記従来のブラケツト2では、前記取
付部aが前記ケーシング1の外面と同一曲率とな
るように湾曲形成され、前記取付部aを前記ケー
シング1の外面に点接触させた状態でプロジエク
シヨン溶接するごとくしているため、前記ケーシ
ング1の外径サイズが異なる場合、その都度、前
記取付部aの曲率を変更する必要があつて、汎用
性に欠けるのであり、しかも前記ブラケツト2
は、プレス加工手段で前記取付部aとバネ受部b
とを同時形成するのであるが、このバネ受部bの
形状が半円弧状とされているため、前記プレス加
工時の材料ロスが大きいなどの問題があつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記ブラケツトを線材を用い
て形成することにより、外形サイズの異なる如何
なる圧縮機にも適用可能となして汎用性を高め、
また製作時の材料ロスを少なくすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案にかかる圧縮機の支持用ブラケツト2
は、第1,2図に示すごとく、1本の長尺線材を
用い、該線材の長さ方向両端を、圧縮機Cにおけ
る筒状ケーシング1の軸方向に沿つて延出するご
とく屈曲させて、前記ケーシング1への取付部2
1,21を形成すると共に、この各取付部21間
に、該各取付部21に対し略々直交するごとく、
前記圧縮機Cを弾性支持するバネ4のバネ受部2
2を屈曲形成したのである。
(作用) しかして前記ブラケツト2を線材で形成するこ
とにより、製作時の材料ロスが少なくなるのであ
り、しかも前記線材の長さ方向両端を前記ケーシ
ング1の軸方向に沿うごとく屈曲させて、前記各
取付部21を形成することにより、外形サイズの
異なる如何なるケーシング1であつても、該ケー
シング1の外面に前記各取付部21を接触させる
ことが可能となり、つまり前記各取付部21の前
記ケーシング1への溶接固定が可能となり、前記
ブラケツト2の汎用性を高め得るのである。
(実施例) 以下本考案にかかる圧縮機の支持用ブラケツト
を図面の実施例によつて説明する。
第2図において、1は圧縮要素(図示せず)を
内装した圧縮機Cのケーシングであつて、該ケー
シング1の下方外面に複数の支持用ブラケツト2
を取付け、この各ブラケツト2と、該各ブラケツ
ト2に対向配置するベース部材3との間に、それ
ぞれバネ4を介装させることにより、前記圧縮機
Cを弾性的に支持している。
しかして前記ブラケツト2を形成するにあたつ
て、次のごとくしたのである。
即ち、第1及び第3図に詳しく示すごとく、断
面円形の1本の線材を用い、該線材の長さ方向両
端を前記ケーシング1の軸方向に沿つて上方に延
出するごとく屈曲させて、一対の平行な取付部2
1,21を形成すると共に、この各取付部21の
開放端側とは反対側に、該各取付部21に対し
略々直交状に延びる半円弧部23を形成する一
方、この半円弧部23の下部に、環状をなす前記
バネ4のバネ受部22を固定するのである。
前記ブラケツト2の前記取付部21を平行な一
対の線材部分で形成したから、前記ケーシング1
の外径に関係なく、前記取付部21を該ケーシン
グ1外面に密着させられるのである。即ち、前記
ブラケツト2を、外径の異なるケーシング1に共
通して利用できるのである。
しかも、前記各取付部21を前記ケーシング1
に当接させた時に、断面円形の該取付部21と前
記ケーシング1の外面とが線接触状態で接触する
ので、何等特別な加工を行なうことなく該ケーシ
ング1に対する前記各取付部21のプロジエクシ
ヨン溶接が可能となるのである。
又、前記バネ受部22の中央部には、支持ボル
ト5の貫通孔24を形成していると共に、このバ
ネ受部22と前記ベース部材3との間に支持用の
バネ4を介装し、斯くして、支持ボルト5を、前
記バネ受部22の貫通孔24及び前記バネ4を貫
通して前記ベース部材3に結合して、前記バネ4
を前記バネ受部22とベース部材3との間に支持
するごとくしている。
また前記ブラケツト2は、第4図に示すごと
く、断面角形をなす角線材を使用し、この角線材
で前述した一対の取付部21と、該取付部21か
ら直交状に水平方向に延出される円弧部とを形成
するごとくしてもよく、この場合には前記円弧部
の上下両面に、前記バネ4を当接支持可能な水平
面が形成されることから、前述した丸線材を使用
するもののごとく、別途バネ受部22を設けるこ
となく、前記円弧部を前記バネ4のバネ受部22
として使用することができ、構成部品点数を軽減
できるのである。
前記角線材を使用する場合にあつても、前記各
取付部21を前記ケーシング1の外面にプロジエ
クシヨン溶接手段で固定するとき、このケーシン
グ1の外径サイズに関係なく、前記各取付部21
の前記ケーシング1への対接面一部を、該ケーシ
ング1の外面に線接触状態で接触させ得ることか
ら、このケーシング1に対する前記各取付部21
のプロジエクシヨン溶接が可能となるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる圧縮機の支
持用ブラケツトでは、1本の長尺線材を用い、該
線材を屈曲させて、前記ケーシング1の軸方向に
沿つて延びる該ケーシング1への取付部21,2
1と、この各取付部21に対し略々直交状に延
び、前記圧縮機Cを弾性支持するバネ4のバネ受
部22とを形成するごとくしたから、前記各取付
部21を外形サイズの異なる如何なるケーシング
1の外面にも接触させることができ、つまり前記
各取付部21の前記ケーシング1へのプロジエク
シヨン溶接が可能となるのであり、換言すれば前
記ブラケツト2を各種の圧縮機Cに適用すること
が可能となつて、前記ブラケツト2の汎用性を高
めることができるのであり、しかも前記ブラケツ
ト2を1本の線材で形成したことにより、製作時
の材料ロスを少なくして、製作コストを低減でき
るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラケツトの拡大斜面図、第
2図は同ブラケツトを適用した圧縮機の正面図、
第3図は同ブラケツトの平面図、第4図は他の実
施例を示す斜面図、第5図は従来のブラケツトの
斜視図、第6図は同じく従来のブラケツトを圧縮
機に取付けた状態を示す平面図である。 1…ケーシング、21…取付部、22…バネ受
部、3…ベース部材、4…バネ、C…圧縮機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮要素を内装する圧縮機Cにおける筒状ケー
    シング1の外面に取付けられ、前記圧縮機Cをベ
    ース部材3に弾性的に支持する支持用ブラケツト
    2であつて、線材から成り、該線材の長さ方向両
    端に前記ケーシング1の軸方向に沿つて延びる一
    対の取付部21,21を形成すると共に、これら
    各取付部21間に、該各取付部21に対し略々直
    交し、前記圧縮機Cを弾性的に支持するバネ4の
    バネ受部22を形成したことを特徴とする圧縮機
    の支持用ブラケツト。
JP10677585U 1985-07-11 1985-07-11 Expired JPH0326310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10677585U JPH0326310Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10677585U JPH0326310Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Publication Number Publication Date
JPS6214175U JPS6214175U (ja) 1987-01-28
JPH0326310Y2 true JPH0326310Y2 (ja) 1991-06-06

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ID=30982444

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JP10677585U Expired JPH0326310Y2 (ja) 1985-07-11 1985-07-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08134875A (ja) * 1994-11-15 1996-05-28 Hokkai Giken Kogyo:Kk 分水工の分水調節ゲート装置

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JPS6214175U (ja) 1987-01-28

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