JPS6342575Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6342575Y2
JPS6342575Y2 JP15873482U JP15873482U JPS6342575Y2 JP S6342575 Y2 JPS6342575 Y2 JP S6342575Y2 JP 15873482 U JP15873482 U JP 15873482U JP 15873482 U JP15873482 U JP 15873482U JP S6342575 Y2 JPS6342575 Y2 JP S6342575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
elastic contact
rod
pipe
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15873482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5963504U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15873482U priority Critical patent/JPS5963504U/ja
Publication of JPS5963504U publication Critical patent/JPS5963504U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6342575Y2 publication Critical patent/JPS6342575Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数の異径導電性パイプおよび最小径
の中心ロツドを伸縮自在に順次継ぎ合わせて形成
される多段式ロツドアンテナに関し、特に各導電
性パイプおよび中心ロツド間を弾性的に支持し、
かつ相互の導通をはかる弾接部材の固定手段に関
する。
従来の多段式ロツドアンテナにおける弾接機構
としては例えば第1図及び第2図に示すようなも
のが知られている。
第1図において、符号1で示すものはアンテナ
素子の導電性パイプであり、この導電性パイプ1
の下端部に弾接部材2が設けられている。この弾
接部材2は導電性パイプ1の下端部外周面に湾曲
して周設される板バネ等の導電性弾性板3により
形成されており、その湾曲部3aが収納側のパイ
プ内周面と弾接するように形成されている。
一方、第2図に示す従来の弾接部材4はその内
周面に突起4aが突設された2枚1組の円弧状板
部材であり、導電性パイプ1の下端部に穿設され
た孔1aに上記突起4aを嵌合させることによ
り、導電性パイプ1の下端部に取付けられる。
このようにして弾接部材2あるいは4を取り付
けられた導電性パイプ1を、最小径の中心ロツド
から順に大径な導電性パイプに嵌挿して継ぎ合わ
し、弾接部材2及び4を大径側のパイプの内周面
に弾接させることによりアンテナ素子は組立てら
れる。
ところが、上記のような従来の弾接機構には次
のような欠点がある。
すなわち、第1図の従来例ではアンテナ組立時
において中心ロツド及び中間パイプの下端部に弾
接金具2を取付けた後に、終段工程において各パ
イプを継ぎ合わせるので、弾接部材2が取付けら
れた半製品を一旦保管設置しておくスペースを必
要とすると共に半製品の運搬時に弾接部材2を損
傷するおそれがある。
また、第2の従来例では弾接部材4の取付けを
アンテナ素子組立て工程と並行して行なうので、
第1の従来例のような問題はないが、中心ロツド
及び中間パイプの下端部にそれぞれ孔1aを穿設
し、弾接部材4には孔1aと嵌合する突起4aを
突設する必要があるので、製造コストが高くなる
という欠点があつた。
本考案は、このような従来の欠点を解消するた
めに考案されたもので、その目的は半製品の保管
や運搬を要さず、設置スペースの縮少および品質
の向上をはかれると共に、弾接部材の取付けが容
易で製造コストを低減できる多段式ロツドアンテ
ナを提供することにある。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。
第3図及び第4図は本考案による多段式ロツド
アンテナの実施例を示すもので、第3図はその外
観を示す図であり、第4図はその上端部および下
端部の構造を示す部分断面図である。
同図において符号10で示すものは最小径の中
心ロツドであり、符号13で示すものは最大径の
導電性パイプである。これらの中心ロツド10と
最大径の導電性パイプ13との間には順次径の異
なる複数本(この実施例では2本)の導電性パイ
プ11,12が互いに伸縮自在なように継ぎ合わ
されている。
ところで中心ロツド10及び導電性パイプ1
1,12,13の長さは最大径の導電性パイプ1
3から順に一定の長さづつ長くなつている。した
がつて縮小時には図示の如くロツド10および導
電性パイプ11,12,13の基端部に長さの違
いによる各段5mm程度づつの段差部20が生じる
ようになつている。上記段差部20の各段には弾
接部材14〜16の一端をスポツト溶接あるいは
カシメ等により固定することによつて弾接部材1
4〜16が取付けられている。上記弾接部材14
〜16は例えば燐青銅のような導電性弾接材を筒
状に形成したものであり、中心ロツド10及び各
導電性パイプ11,12,13の各間隙に挿入さ
れている。かくして第4図に示すように各パイプ
10〜13の内周面に弾接して各パイプ10〜1
3間を電気的に導通させると共に機械的に各パイ
プ間を弾性支持している。
一方、各導電性パイプ11,12,13の先端
部には環状膨出部11A,12A,13Aが形成
されており、これらの膨出部11A,12A,1
3Aの内側に雨水等の後入防止用Oリング11
B,12B,13Bがそれぞれ抱持固着されてい
る。なお、11C,12C,13Cは前記弾接部
材14,15,16を係止するストツパカラーで
ある。
上記構成の多段式ロツドアンテナを組み立てる
場合には、最大径の導電性パイプ13に対して順
次径の小さい導電性パイプ12,11及び中心ロ
ツド10の順に先端部側から挿入後、各パイプの
下端部に生じる段差部20をガイドとして利用し
て各パイプ間の隙間に弾接金具14〜16を挿入
し、それらの一端を段差部20の各段にスポツト
溶接等によつて固定させる。
このように、本実施例においては上述したよう
に中心ロツド10および各導電性パイプ11〜1
3を伸縮自在に継ぎ合わせた後に、弾接部材14
〜16が取付けられるので、従来のように予め各
パイプの下端部に弾接部材を取付けておく必要が
ない。その結果、半製品での保管を要さず設置ス
ペースを縮小できる上、半製品の運搬による弾接
部材の変形や損傷を防止できる。またパイプへの
穴あけ等を要さないので組立て工程が簡略化され
る。
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、各導電性パイプの長さを最大径の導電性パイ
プより順次所定長づつ長くして各導電性パイプお
よび中心ロツドの各基端部に長さの違いによる段
差部を生じさせ、この段差部の各段に弾接金具の
一端を固定するように構成したので、設置スペー
スの縮小および品質の向上をはかれるばかりでな
く組立作業能率が向上し、製造コストを低減でき
る多段式ロツドアンテナを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の多段式ロツドアン
テナの弾接機構を説明するための図で、第1図は
従来の弾接部材の一例を示す一部断面正面図、第
2図は従来の他の弾接部材を示す斜視図、第3図
及び第4図は本考案の一実施例である多段式ロツ
ドアンテナの構成を示す図で、第3図は正面図、
第4図は一部拡大断面図である。 10……中心ロツド、11,12……導電性パ
イプ、13……導電性パイプ、14,15,16
……弾接金具、20……段差部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の異径導電性パイプおよび最小径の中心ロ
    ツドを伸縮自在に継ぎ合わせて形成される多段式
    ロツドアンテナにおいて、前記各導電性パイプお
    よび最小径の中心ロツドの長さを最大径の導電性
    パイプから順次長く形成して各導電性パイプおよ
    び最小径の中心ロツドの各基端部に長さの違いに
    よる段差部を生じさせ、この段差部に前記各導性
    パイプおよび最小径ロツド間を導通弾接する弾接
    部材を固定したことを特徴とする多段式ロツドア
    ンテナ。
JP15873482U 1982-10-20 1982-10-20 多段式ロツドアンテナ Granted JPS5963504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15873482U JPS5963504U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 多段式ロツドアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15873482U JPS5963504U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 多段式ロツドアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963504U JPS5963504U (ja) 1984-04-26
JPS6342575Y2 true JPS6342575Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30349608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15873482U Granted JPS5963504U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 多段式ロツドアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5963504U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5963504U (ja) 1984-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3120418A (en) Electric socket contacts
US5439311A (en) Bendable marker with ribbed sleeve
JPH0312967Y2 (ja)
US5435516A (en) Cylindrical vibration insulator having bracket
US6029348A (en) Oil cooler mounting structure and oil cooler mounting method
JPS6342575Y2 (ja)
US3812443A (en) Stapled coil construction
US6443600B1 (en) Variable-type lamp shade assembly structure
US2930116A (en) Reinforcing ring for expansion joint and method of making same
JPH01307530A (ja) スプリング組立体
CN213989297U (zh) 一种type-c公头连接器
US4255847A (en) Method of making a knockdown centralizer
JPH0535711Y2 (ja)
JPS6219800Y2 (ja)
JPS585812Y2 (ja) フエンス用中桟の取付装置
JPS6210536Y2 (ja)
JPS6140028Y2 (ja)
JPH0214630Y2 (ja)
JPS5923805Y2 (ja) タラツプ
JPH0535527Y2 (ja)
US5913696A (en) Water-proof structure of a lamp base
CA2343342C (en) Improved structure foldable assembly-type lamp shade
JPH028404Y2 (ja)
JPS59172846U (ja) コイルばねの支持構造
KR0131125Y1 (ko) 마운팅 브라켓트