JPH03263074A - 加熱定着器制御装置 - Google Patents

加熱定着器制御装置

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JPH03263074A
JPH03263074A JP6289290A JP6289290A JPH03263074A JP H03263074 A JPH03263074 A JP H03263074A JP 6289290 A JP6289290 A JP 6289290A JP 6289290 A JP6289290 A JP 6289290A JP H03263074 A JPH03263074 A JP H03263074A
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JP
Japan
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detection circuit
temperature
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voltage
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JP6289290A
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Inventor
Shigeru Morino
滋 森野
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば電子写真装置において感光体から用紙
に転写されたトナー像を熱定着させる加熱定着器の制御
装置に関する。
[従来の技術] 電子写真装置は、光導電性物質からなる感光体の表面を
均一に帯電した後、レーザ光等の光により感光体を露光
して画像情報を静電潜像として記録し、その静電潜像を
トナーにより現像した後トナー像を搬送されてくる用紙
に転写するようにしている。そしてトナー像が転写され
た用紙を定着装置により定着して外部に排出するように
なっている。
このような装置に使用される定着装置の定着法としでは
例えば加熱定着法、圧力定着法、溶剤定着法が知られて
いる。そしてさらに加熱定着法には熱風定着法、オーブ
ン定着法、フラッシュ定着法、加熱ロール定着法等積々
知られているが、中でも加熱ロール定着法が一般的に使
用されている。
このような加熱ロール定着法を使用した加熱定着器制御
装置としては、第5図に示すようにヒータランプ1を内
包した加熱ローラ2とこれに従動圧接する加圧ローラ3
を設け、この各ローラ2゜3間にトナー像が転写された
用紙4を挾持して搬送することにより熱定着を行うよう
になっている。
そしてこの種加熱定着器制御装置では加熱ローラ2の表
面温度がある温度以上になっていなければ確実な熱定着
が行われないためサーミスタ等の感温抵抗素子を使用し
て加熱ローラ2の表面温度を検知し温度管理を行ってい
る。
ところで加熱ローラ2の表面温度を検知する場合感温抵
抗素子を加熱ローラ2に接触させる必要があり、かつ加
熱ローラ2は回転するため、感温抵抗素子が破壊された
り、感温抵抗素子を支持するリード線が断線する場合が
発生する。このため感温抵抗素子の断線を検出する必要
がある。
そこで加熱ローラ2の表面温度を検出してヒータランプ
1への通電を制御し、加熱ローラ2の表面温度を所定温
度近傍に保持させるとともに感温抵抗素子が断線した場
合にそれを検出てきる加熱定着器制御装置が開発されて
いる。
従来、このような加熱定着器制御装置としては第6図に
示すものが知られている。これは+VCC端子と接地間
に加熱ローラ2の表面温度を検知する負特性サーミスタ
5と抵抗6を直列に接続してなる第1の抵抗分圧回路を
接続するとともに、抵抗7,8を直列に接続してなる第
2の抵抗分圧回路を接続し、さらに抵抗9.10を直列
に接続してなる第3の抵抗分圧回路を接続している。そ
して前記サーミスタ5と抵抗6との接続点を演算増幅器
で構成される第1の比較器11の反転入力端子(−)に
接続するとともに前記抵抗7.8の接続点を前記第1の
比較器11の非反転入力端子(+)に接続している。ま
た前記サーミスタ5と抵抗6との接続点を演算増幅器で
構成される第2の比較器12の反転入力端子(−)に接
続するとともに前記抵抗9,10の接続点を前記第2の
比較器12の非反転入力端子(+)に接続している。
また+5■端子と接地間に抵抗13及びフォトカプラ1
4の発光ダイオード14Dを直列に介してNPN形の第
1のトランジスタ15を接続し、そのトランジスタ15
のベース、エミッタ間にNPN形の第2のトランジスタ
16を接続している。
前記第1の比較器11の出力端子を抵抗17を介して前
記第1のトランジスタ15のベースに接続し、前記第2
の比較器12の出力端子を抵抗1゛8を介して前記第2
のトランジスタ16のベースに接続している。
そしてヒータランプ1を前記フォトカブラ14のフォト
トライアック14Tを介して交流電源19に接続してい
る。
この装置においては、第1の比較器11で第1の抵抗分
圧回路の分圧レベルと第2の抵抗分圧回路の分圧レベル
を比較し、第2の抵抗分圧回路の分圧レベルが高い状態
、すなわちサーミスタ5が検知する加熱ローラ2の表面
温度が低い状態では第1の比較器11がハイレベル信号
を出力して第1−のトランジスタ15をオン動作しヒー
タランプ1への通電制御が行われる。
またサーミスタ5の抵抗値が低下して第1の抵抗分圧回
路の分圧レベルが第2の抵抗分圧回路の分圧レベルより
大きくなると第1の比較器11がローレベル信号を出力
するようになり第1のトランジスタ15がオフ動作され
てヒータランプ1への通電が停止される。
このようにしてヒータランプ1への通電、通電停止が繰
り返され加熱ローラ2の表面温度は略所定温度に保持さ
れる。
そしてサーミスタ5が断線するような事が発生すると第
2の比較器12の反転入力端子(−)に入力される分圧
レベルが略ゼロボルト近くになるので第2の比較器12
からの出力信号がハイレベルに反転し第2のトランジス
タ16をオン動作させる。
これにより第1の比較器11の出力信号がたとえハイレ
ベルになっても第1のトランジスタ15はオフ状態に保
持されヒータランプ1への通電は禁止される。
[発明が解決しようとする課題] しかしこの従来装置では加熱ローラ2がかなりの低温状
態にある場合、サーミスタ5は抵抗値が数十MΩオーダ
の高抵抗となる。従って第2の比較器12はこの高抵抗
の場合とサーミスタが断線した場合とを正確に区別する
必要がある。このためには第2の比較器に使用された演
算増幅器としてオフセットが少なく、入力インピーダン
スの高いものを使用するか、十vcC電圧を高く設定し
て微小な抵抗変化を大きな電位差にして検出するかの方
法を取らなければならなくなる。
しかし前者の場合は高価な演算増幅器を使用しなければ
ならず、また微小信号をノイズと区別するため高度なノ
イズ対策が必要となり、全体として高価で構成が複雑化
する問題があった。
また後者の場合は温度上昇によりサーミスタの抵抗値が
低くなったときにサーミスタに多大な電流が流れその結
果サーミスタを破壊してしまう虞があった。
そこで本発明は、感温抵抗素子の断線をたとえ加熱ロー
ラが低温状態であっても確実に検出でき、しかも安価で
かつ簡単な構成の加熱定着器制御装置を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ヒータを内包した加熱ローラと加圧ローラに
より用紙を加圧挾持して搬送することにより加熱定着を
行う加熱定着器制御装置において、加熱ローラの表面温
度を検知する感温抵抗素子と、この感温抵抗素子を介挿
した第1の分圧回路と、第2、第3の分圧回路と、前記
第1、′!s2の分圧回路の分圧レベルを比較して加熱
ローラの温度を検出する温度検出回路と、前記第1、第
3の分圧回路の分圧レベルを比較して感温抵抗素子の断
線の有無を検出する断線検出回路と、各分圧回路に所定
レベルの電圧の印加制御を行い、そのとき温度検出回路
が極低温状態を検出した場合は、断線検出回路が非断線
を検出するとヒータへの通電制御を行い、また断線検出
回路が略断線状態を検出すると第1、第3の分圧回路に
印加する電圧レベルを所定レベルよりも高くしそのとき
断線検出回路が非断線を検出するとヒータへの通電制御
を行い、断線検出回路が断線を検出すると感温抵抗素子
の断線を確認する制御回路を設けたものである。
[作用] このような構成の本発明においては、先ず第1、第2、
第3の分圧回路に所定レベルの電圧を印加する。そのと
き温度検出回路が極低温状態を検出し、断線検出回路が
非断線を検出するとヒータへの通電制御を行う。また温
度検出回路が極低温状態を検出し、断線検出回路が略断
線状態を検出すると第1、第3の分圧回路に印加する電
圧レベルを所定レベルよりも高くする。そして再度断線
検出回路の断線検出をチエツクする。その結果断線検出
回路が非断線を検出するとヒータへの通電制御を行い、
断線検出回路が断線を検圧すると感温抵抗素子の断線を
確認する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。なお
、本実施例は本発明をレーザプリンタに適用したものに
ついて述べる。
第3図はレーザプリンタの全体構成を示すもので、一端
を軸支して他端側か上下に分離可能な筐体21の略中央
部には感光体ドラム22が配置されている。この感光体
ドラム22は駆動モータ23により一方向、すなわち図
中時計方向に回転駆動されるものであり、その感光体ド
ラム22の周囲には電子写真プロセスに従い、感光体ド
ラム22の表面、すなわち光導電物質からなる感光体を
帯電させる帯電部24、この帯電部24で帯電された感
光体に対して光を照射して情報を静電潜像とし′C記録
するレーザユニット25、このレーザユニット25で形
成された静電潜像に現像剤であるトナーを付着させる現
像器26、搬送される用紙−・感光体ドラム22のトナ
ー像を転写させる転写部27、用紙に残る電荷を除電す
る除電部28、感光体ドラム22からトナーを落とすク
リーニング装置29、次の帯電に備えて感光体ドラム2
2を除電する除電装置30が順に配置されている。
前記転写部27は前記感光体ドラム22の下側に位置し
、その転写部27に向けて前記筐体21の他端側に設け
られた給紙カセット31からピックアップローラ32の
動作によって用紙が所定のタイミングで1枚ずつ搬送さ
れるようになっている。
この搬送される用紙は転写部27により感光体ドラム2
2のトナー像が転写された後加熱定着器33で定着され
、さらに排紙ローラ34,34によって筐体上部に排出
されるようになっている。
前記加熱定着器33にはヒータランプ35を内包した加
熱ローラ36と加圧ローラ37が設けられ、前記加熱ロ
ーラ36にはその表面温度を検知する感温抵抗素子とし
て例えば負特性サーミスタ38を接触して配置されてい
る。
前記駆動モータ23は感光体ドラム22の駆動源の他、
用紙の搬送機構の駆動源にもなっている。
また前記筐体21内には内部の熱を外部に放出させるフ
ァンモータ39、直流電源装置40、前記筐体21が上
下に分離されたときそれを検知して電源を切るカバーオ
ープンスイッチ41等か設けられている。
第4図は回路構成を示すブロック図で、51は制御部本
体を構成するマイクロプロセッサ、52はこのマイクロ
プロセッサ51が各部を制御するためのプログラムデー
タを格納したROM (リード昏オンリーメモリ)、5
3は外部のホストコンピュータから送られてくる画像情
報や各種の処理データを格納するRAM (ランダム・
アクセス・メモリ)、54はI10ポートであって、こ
れらはパスライン55によって接続されている。
前記I10ボート54には、前記駆動モータ23を駆動
制御するモータドライブ回路56、前記レーザユニット
25、前記帯電部24及び転写部27に高電圧を供給す
る高圧電源回路57、前記現像器26内に設けられたト
ナーエンプティセンサ58及びトナーフルセンサ59が
らの信号を取り込むトナーセンサ回路60、電源スィッ
チ等の各種キー、断線表示ランプ等の各種ランプ及び表
示器を設けたオペレーションパネル61、搬送される用
紙を検出するペーパセンサ62、前記サーミスタ38に
よる温度検知動作に応動して前記ヒータランプ35を制
御するヒータ制御部63、前記ファンモータ39、ホス
トコンピュータから画像情報を受信するインターフェー
ス64及びデイプスイッチ65がそれぞれ接続されてい
る。
前記カバーオーブンスイッチ41は前記直流電源40か
らモータドライブ回路56、レーザユニット25、高圧
電源回路57及びファンモータ39に接続される24V
供給ライン中に介挿され、前記筐体21が開放されたと
きそれを検知してこの24V供給ラインを遮断するよう
になっている。
前記ヒータ制御部63は第1図に示すように、+5V端
子と接地間にダイオード71を介して前記サーミスタ3
8と抵抗72を直列接続してなる第1の分圧回路73を
接続するとともに抵抗74゜75を直列接続してなる第
2の分圧回路76を直接接続している。また+5v端子
と接地間に前記ダイオード71を介して抵抗77.78
を直列接続してなる第3の分圧回路79を接続している
また+24V端子と接地間にPNP形の第1のトランジ
スタ80を介して前記第1、第3の分圧回路73.79
を接続している。
前記第1の分圧回路73の分圧点、すなわちサーミスタ
38と抵抗72の接続点と前記第2の分圧回路76の分
圧点、すなわち抵抗74.75の接続点を温度検出回路
81の入力端子に接続している。また前記第1の分圧回
路73の分圧点と前記第3の分圧回路79の分圧点、す
なわち抵抗77.78の接続点を断線検出回路82の入
力端子に接続している。
前記′!s1のトランジスタ80のベースと接地間には
抵抗83を介してNPN形の第2のトランジスタ84の
コレクタ、エミッタを接続している。
そして前記第2のトランジスタ84のベースを抵抗85
を介して制御回路86に接続している。
前記温度検出回路81は第1、第2の分圧回路73.7
6の分圧点の分圧レベルを比較して前記加熱ローラ36
の表面温度を検出し、その検出出力を前記制御回路86
に供給するようになっている。
前記断線検出回路82は第1、第3の分圧回路73.7
9の分圧点の分圧レベルを比較して前記サーミスタ38
の断線状態を検出し、その検出出力を前記制御回路86
に供給するようになっている。
前記制御回路86の出力端子に抵抗87を介してNPN
形の第3のトランジスタ88のベースを接続している。
前記第3のトランジスタ88はそのコレクタをフォトカ
ブラ89の発光ダイオード89D及び抵抗90を直列に
介して+5v端子に接続し、そのエミッタを接地してい
る。
前記ヒータランプ35を交流電源91に対して前記フォ
トカブラ89のフォトトライアック89Tを介して接続
している。
前記制御回路86は第2図に示す制御を行うようになっ
ている。すなわち電源が投入されると、先ず第2のトラ
ンジスタ84をオフ状態に保持して各分圧回路73,7
6.79に所定レベルである+5Vを印加させ、この状
態で前記温度検出回路81及び断線検出回路82からの
検出出力をチエツクするようにしている。
そして前記温度検出回路81からの検出出力が極低温状
態の検出でなければ前記断線検出回路82からの検出出
力が断線検出になっているか否かをチエツクし、もし断
線検出であれば第3のトランジスタ88をオフ制御して
ヒータランプ35への通電を停止制御し、また断線検出
でなければ第3のトランジスタ88をオン制御してヒー
タランプ35を通電制御するようになっている。
また前記温度検出回路81からの検出出力が極低温状態
の検出になっていれば続いて前記断線検出回路82から
の検出出力が略断線検出状態になっているか否かをチエ
ツクし、もし略断線検出状態でなければ第3のトランジ
スタ88をオン制御してヒータランプ35を通電制御す
る。また略断線検出状態になっていれば第2のトランジ
スタ84をオン動作させて第1、第3の分圧回路73゜
79に+24Vの高い電圧を印加させる。そして前記断
線検出回路82からの検出出力が断線検出状態になって
いるか否かをチエツクし、もし断線検出状態でなければ
第3のトランジスタ88をオン制御してヒータランプ3
5を通電制御し、また断線検出状態になっていれば第3
のトランジスタ88をオフ制御してヒータランプ35へ
の通電を停止制御するようになっている。そしてこの制
御が終了すると′N42のトランジスタ84をオフ制御
するようになっている。
このような構成の本実施例においては、感光体ドラム2
2の感光体は帯電部24で均一に帯電された後レーザユ
ニット25からのレーザ光により露光され画情報が静電
潜像として記録される。そしてこの静電潜像に対して現
像器26でトナーにより現像が行われ、転写部27にて
給紙カセット31から搬送される用紙にトナー像が転写
される。
そしてトナー像が転写された用紙はその後加熱定着器3
3の加熱ローラ36と加圧ローラ37とに挾持されて搬
送され加熱定着される。そして加熱定着された用紙は排
紙ローラ34を介して排出される。
ところで加熱定着器33の加熱ローラ36はその表面温
度が所定温度以上に保たれていなければ確実な定着動作
ができないため電源投入時にはウオームアツプ動作が行
われヒータランプ35により加熱ローラ36が加熱され
るようになる。
このときヒータ制御部63の制御回路86は先ず電源が
投入されると第2のトランジスタ84をオフ状態に保持
する。これにより第1のトランジスタ80もオフ状態に
保持される。しかして第1、第2、第3の分圧回路73
,76.79には所定レベルである+5■が印加される
そして制御回路86は温度検出回路81がらの検出出力
が極低温検出になっているが否がをチエツクする。そし
て極低温検出でなければ断線検出回路82が正確に断線
検出ができると判断して断線検出回路82からの検出出
力をチエツクする。
その結果もし断線検出になっていれば第3のトランジス
タ88をオフ制御してヒータランプ35への通電を停止
制御する。そしてオペレーションパネル61に設けられ
た断線表示ランプを点灯して知らせる。
また断線検出になっていなければ第3のトランジスタ8
8をオン制御してヒータランプ35を通電制御しウオー
ムアツプを開始する。
また制御回路86は温度検出回路81からの検出出力が
極低温検出になっているときにはサーミスタ38の抵抗
値が余りにも大きくて断線検出回路82が正確な断線検
出が出来ないと判断し、断線検出回路82が断線検出し
ない場合は問題なく第3のトランジスタ88をオン制御
してヒータランプ35を通電制御しウオームアツプを開
始するが、断線検出回路82が略断線検出している場合
には第2のトランジスタ84をオン動作させる。
これにより第1のトランジスタ80がオン動作し第1、
第3の分圧回路73.79に+24Vの高い電圧を印加
する。
これにより断線検出の感度が高くなる。そして制御回路
86は再度断線検出回路82の検出出力をチエツクする
。その結果断線検出になっていればこのとき初めて断線
検出であると判断して第3のトランジスタ88をオフ制
御してヒータランプ35への通電を停止制御する。そし
てオペレーションパネル61に設けられた断線表示ラン
プを点灯して知らせる。
また断線検出でなければ第3のトランジスタ88をオン
制御してヒータランプ35を通電制御しウオームアツプ
を開始する。
そして第2のトランジスタ84をオフして第1のトラン
ジスタ80をオフさせ各分圧回路73゜76.79への
印加電圧を+5vに戻す。
このように加熱ローラ36の温度が極低温でサーミスタ
38の抵抗値が余りにも大きい場合には断線検出回路8
2が断線検出近傍の検出状態となっている場合は直ちに
断線検出しないで第1、第3の分圧回路73.79に印
加する電圧を+5Vから+24Vに高くして再度断線検
出を行い、その結果断線検出が行われるとそのとき初め
て断線検出を判断するようにしているので、加熱ローラ
36の温度が極低温状態であっても確実に断線検出がで
きる。
また+24Vを印加するのは断線検出を行う期間のみで
それ以外は+5Vを印加するのでサーミスタ38の抵抗
値が小さくなってもサーミスタに多大な電流が流れるこ
とはない。すなわちサーミスタ38が破壊される虞はな
い。
また極低温時の断線検出のときには印加電圧を十24v
に上げて検出感度を高くしているので、従来のように検
出回路に演算増幅器を使用した場合に高価な演算増幅器
を使用する必要はなく、またノイズ対策を考える必要も
ないので、簡単で安価に構成することができる。
さらにまた極低温時には一旦+5■の電圧印加で検出を
行い、その時略断線検出が行われると印加電圧を直ちに
+24Vに切替えて検出を行っているので、極低温時に
おいて迅速な断線検出ができる。
なお、前記実施例は本発明をレーザプリンタに適用した
ものについて述べたが必ずしもこれに限定されるもので
はなく、複写機等加熱定着器を使用している機器であれ
ば適用できるものである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、感温抵抗素子の断
線をたとえ加熱ローラが低温状態であっても確実に検出
でき、しかも安価でかつ簡単な構成の加熱定着器制御装
置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例を示すもので、第1
図はヒータ制御部の回路図、第2図はヒータ制御部の制
御回路による制御を示す流れ図、第3図はレーザプリン
タの構成を示す図、第4図はレーザプリンタの回路構成
を示すブロック図、第5図は加熱定着器の概略構成を示
す図、第6図は従来例を示す回路図である。 33・・・加熱定着器、 35・・・ヒータランプ、 36・・・加熱ローラ、 37・・・加圧ローラ、 38・・・サーミスタ(感温抵抗素子)63・・・ヒー
タ制御部、 73.76.79・・・分圧回路、 81・・・温度検出回路、 82・・・断線検出回路、 86・・・制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒータを内包した加熱ローラと加圧ローラにより用紙を
    加圧挾持して搬送することにより加熱定着を行う加熱定
    着器制御装置において、前記加熱ローラの表面温度を検
    知する感温抵抗素子と、この感温抵抗素子を介挿した第
    1の分圧回路と、第2、第3の分圧回路と、前記第1、
    第2の分圧回路の分圧レベルを比較して前記加熱ローラ
    の温度を検出する温度検出回路と、前記第1、第3の分
    圧回路の分圧レベルを比較して前記感温抵抗素子の断線
    の有無を検出する断線検出回路と、前記各分圧回路に所
    定レベルの電圧の印加制御を行い、そのとき前記温度検
    出回路が極低温状態を検出した場合は、前記断線検出回
    路が非断線を検出すると前記ヒータへの通電制御を行い
    、また前記断線検出回路が略断線状態を検出すると前記
    第1、第3の分圧回路に印加する電圧レベルを所定レベ
    ルよりも高くしそのとき前記断線検出回路が非断線を検
    出すると前記ヒータへの通電制御を行い、前記断線検出
    回路が断線を検出すると前記感温抵抗素子の断線を確認
    する制御回路を設けたことを特徴とする加熱定着器制御
    装置。
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