JP2997611B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JP2997611B2
JP2997611B2 JP5241574A JP24157493A JP2997611B2 JP 2997611 B2 JP2997611 B2 JP 2997611B2 JP 5241574 A JP5241574 A JP 5241574A JP 24157493 A JP24157493 A JP 24157493A JP 2997611 B2 JP2997611 B2 JP 2997611B2
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俊幸 市川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の印刷プ
ロセスを備えた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子写真装置、すなわち電子写
真方式のプリンタは、感光体を均一に帯電した後、露光
によりその感光体表面に印刷すべき情報に基づいて静電
潜像を形成し、その静電潜像に現像剤であるトナーを付
着させて現像し、現像したトナー像を転写紙に転写した
後、その転写紙を熱定着装置で熱定着して印刷を行う構
成になっている。
【0003】このようなプリンタは、外部機器であるホ
ストコンピュータとインターフェースを介して接続さ
れ、ホストコンピュータ側で作成、あるいは読込まれた
情報を印刷情報として受信し、その印刷情報に基づいて
各部を制御して印刷を行うようになっている。
【0004】そして従来、特開昭62−187874号
公報等に見られるように、プリンタに設けられたオペレ
ーションパネル上で省電力モードを設定することによ
り、ホストコンピュータからの信号受信が一定時間無い
状態が継続されるとプリンタが自動的に省電力モードに
なって例えば消費電力の大きい熱定着装置のヒータへの
電力供給を停止させるか、あるいは低下させるかして省
電力制御するものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようにホス
トコンピュータからの信号受信が一定時間無い状態が継
続したとき省電力制御するものでは、ホストコンピュー
タの電源がオフになっても直ちに省電力制御を行うこと
ができなかった。また、プリンタにおいて省電力モード
を設定しなければ、たとえホストコンピュータの電源が
オフになってもプリンタ側では省電力制御ができないと
いう不都合があった。
【0006】そこで本発明は、外部機器の電源がオフ状
態になると直ちにその状態を検知して自動的に省電力モ
ードに移行し、迅速かつ確実な省電力制御ができる電子
写真装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体を均一
に帯電した後、露光により印刷すべき情報に基づいて静
電潜像を形成し、その静電潜像に現像剤を付着させて現
像し、現像された像を転写紙に転写した後、その転写紙
を熱定着装置で熱定着して印刷を行う電子写真方式の印
刷プロセスを備え、外部機器からインターフェースを介
して印刷情報を受信する電子写真装置において、インタ
ーフェースの信号ラインの電流を検知する電流検知手段
と、この電流検知手段の検知電流値の低下により外部機
器の電源オフ状態を判定する判定手段と、この判定手段
による電源オフ状態判定により少なくとも熱定着装置へ
の電力供給を低下制御又はオフ制御する制御手段を設け
たものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、外部機器
の電源がオフされるとインターフェースの信号ラインに
流れる電流が低下する。この電流低下を電流検知手段が
検知し、その出力により判定手段が外部機器の電源オフ
状態を判定する。そしてその電源オフ状態判定により少
なくとも熱定着装置への電力供給を低下制御又はオフ制
御して省電力制御を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本実施例は本発明を電子写真方式の印刷プ
ロセスを備えたレーザプリンタに適用したものについて
述べる。
【0010】図1はレーザプリンタの機構部の構成を示
すもので、1は筐体である。この筐体1は上部筐体と下
部筐体からなり、上部筐体の一端側を下部筐体に対して
上方に回動することにより開放できるようになってい
る。
【0011】前記筐体1には、略中央に感光ドラム2が
設けられ、またこの感光ドラム2及び各種機構部を駆動
するモータ3が設けられている。
【0012】前記感光ドラム2の周囲には、その感光ド
ラム2の回転方向に順に帯電チャージャからなる帯電部
4、現像剤としてトナーを備えた現像装置5、転写チャ
ージャからなる転写部6、転写紙の除電を行う除電チャ
ージャ7、転写残りの残留トナーをクリーニングするク
リーニング装置8、感光ドラム2を除電する除電ランプ
9が配置されている。
【0013】前記感光ドラム2の上方には、レーザスキ
ャナユニット10が配置され、そのレーザスキャナユニ
ット10からのレーザビームを帯電部4と現像装置5と
の間から前記感光ドラム2の表面に照射するとともに走
査するようになっている。
【0014】前記感光ドラム2はその表面を光導電性物
質で構成している。前記感光ドラム2は印刷時に図中矢
印方向に回転され、前記帯電部4により表面を均一に帯
電された後、前記レーザスキャナユニット10からのレ
ーザビームによって露光され表面に印刷情報に基づいた
静電潜像が形成される。表面に形成された静電潜像に前
記現像装置5から供給されるトナーが付着されトナー像
が形成される。
【0015】前記筐体1の一端側には給紙カセット11
が設けられ、印刷時にピックアップローラ12の動作に
より給紙カセット11から転写紙が送り出され、その転
写紙が前記転写部6の位置に搬送されるようになってい
る。
【0016】前記転写部6は転写紙を帯電してその静電
引力により感光ドラム2に形成されたトナー像をその感
光ドラム2の表面から転写紙に転写させ、前記除電チャ
ージャ7は転写後の転写紙を除電するようになってい
る。
【0017】前記筐体1内の他端側にはヒートローラと
加圧ローラからなる熱定着装置13が設けられ、除電さ
れた転写紙はこの熱定着装置13により加熱及び加圧さ
れて定着され、排紙ローラ14により外部に排出される
ようになっている。
【0018】前記筐体1内には、さらに筐体内を空冷す
るファン15、直流電源16、上部筐体が開放されたこ
とを検知する開放検出スイッチ17等が設けられてい
る。
【0019】図2は回路構成を示し、制御部本体を構成
し、印刷動作の制御等を行なうメインのマイクロプロセ
ッサ21、このマイクロプロセッサ21の制御プログラ
ムを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)2
2、外部のホストコンピュータから送られる各種コマン
ドや印刷情報等を一時的に格納するRAM(ラムダム・
アクセス・メモリ)23、後述の周辺回路とのデータや
信号に入出力制御を行うI/Oポート24を設けてい
る。
【0020】前記マイクロプロセッサ21、ROM2
2、RAM23及びI/Oポート24は1チップマイク
ロコンピュータCOMとして一体に組込まれ、前記マイ
クロプロセッサ21とROM22、RAM23及びI/
Oポート24とはバスライン25を介して電気的に接続
されている。
【0021】前記I/Oポート24には、前記モータ3
を駆動制御するモータドライブ回路26、前記レーザス
キャナユニット10、前記帯電部4、転写部6及び除電
チャージャ7に高電圧を供給する高圧電源27、トナー
エンプティセンサ28及びトナーフルセンサ29からの
信号の入力処理を行うトナーセンサ回路30、各種キー
や表示器を設けたオペーレーションパネル31、搬送さ
れる転写紙を検知するペーパセンサ32、前記ファン1
5、インタフェースコントローラ33及び前記熱定着装
置13のヒートローラに組込まれているヒータを発熱制
御するヒータコントローラ34が接続されている。
【0022】前記開放検出スイッチ17は直流電源16
から前記モータドライブ回路26、レーザスキャナユニ
ット10、高圧電源27及びファン15に24V電圧を
供給する電源ラインに挿入され、前記筐体1の上部筐体
が開放したときそれを検知して電源ラインを開放するよ
うになっている。
【0023】前記インターフェースコントローラ33に
は例えば周知のセントロニクスパラレルインターフェー
ス35が接続され、そのパラレルインターフェース35
に外部機器であるホストコンピュータ36が接続されて
いる。
【0024】前記ホストコンピュータ36はキーボード
から入力される、あるいはフロッピディスクから読込ま
れる情報を印刷情報に編集し前記パラレルインターフェ
ース35を介して前記インターフェースコントローラ3
3に送信するようになっている。
【0025】前記セントロニクスパラレルインターフェ
ース35は図3に示すように、ホストコンピュータ36
からレーザプリンタ側へはデータDATA0 〜DATA
7 、割込信号INT、ストローブ信号STROBEが送
信され、レーザプリンタ側からホストコンピュータ36
へはアック信号ACK、エラー信号ERROR、用紙切
れ信号PAPER OUT、セレクト信号SELEC
T、ビジィ信号BUSYが送信されるようになってい
る。
【0026】データDATA0 〜DATA7 の信号ライ
ンにはホストコンピュータ36側にドライバ回路4
1 、抵抗412 、コンデンサ413 が接続され、プリ
ンタ側にレシーバ回路421 、抵抗422 ,423 、コ
ンデンサ424 が接続されている。
【0027】割込信号INT及びストローブ信号STR
OBEの信号ラインにはホストコンピュータ36側にド
ライバ回路431 、抵抗432 、コンデンサ433 が接
続され、プリンタ側にレシーバ回路441 、抵抗4
2 ,443 、コンデンサ444が接続されている。
【0028】アック信号ACK及びエラー信号ERRO
Rの信号ラインにはホストコンピュータ36側にレシー
バ回路451 、抵抗452 ,453 、コンデンサ454
が接続され、プリンタ側にドライバ回路461 、抵抗4
2 、コンデンサ463 が接続されている。
【0029】用紙切れ信号PAPER OUT、セレク
ト信号SELECT、ビジィ信号BUSYの信号ライン
にはホストコンピュータ36側にレシーバ回路471
抵抗472 ,473 、コンデンサ474 が接続され、プ
リンタ側にドライバ回路481 、抵抗482 、コンデン
サ483 が接続されている。
【0030】前記インターフェースコントローラ33に
は、図4に示すようにマイクロプロセッサ51が設けら
れ、このマイクロプロセッサ51からビジィ信号BUS
Yがドライバ回路481 に供給されている。そしてビジ
ィ信号BUSYの信号ラインに電流検知手段として電流
検知用コイル52を配置し、その信号ラインに流れる電
流を検知している。
【0031】前記電流検知用コイル52からの電流検知
出力を演算増幅器53,54を直列に介してコンパレー
タ55の反転入力端子(-) に供給している。前記コンパ
レータ55の非反転入力端子(+) には抵抗56,57の
直列分圧回路からの基準電圧が入力されている。そして
前記コンパレータ55は反転入力端子(-) に入力される
電圧レベルが非反転入力端子(+) に入力される基準電圧
レベルを越えた時、ローレベルな信号HSPOWERを
前記マイクロプロセッサ51に供給するようになってい
る。
【0032】前記ヒータコントローラ34は図5に示す
ように、A/Dコンバータ61、ACパワーサイリスタ
62及びヒートローラを加熱するヒータ63の温度を検
知するサーミスタ64で構成され、前記サーミスタ64
はその一端を抵抗65を介して+5V端子に接続すると
共に前記A/Dコンバータ61の入力端子に直接接続
し、その他端を接地している。
【0033】前記ヒータ63はその一端をノイズフィル
タ66を介して商用交流電源67の一端に接続し、その
他端を前記ACパワーサイリスタ62の出力端子の一端
に接続している。前記ACパワーサイリスタ62の出力
端子の他端は前記ノイズフィルタ66を介して商用交流
電源67の他端に接続している。
【0034】なお、前記ノイズフィルタ66の出力端子
には前記直流電源16の入力端子も接続されている。
【0035】前記A/Dコンバータ61は入力される電
圧信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を4
ビットD0 〜D3 の信号として前記1チップマイクロコ
ンピュータCOMのI/Oポート24の端子P3 〜P6
に供給している。前記I/Oポート24の端子P7 から
はインバータ68を介して前記ACパワーサイリスタ6
2のゲート端子に制御信号を供給するようになってい
る。なお、前記バッファ68の出力端子は抵抗69を介
して+24V端子に接続されている。
【0036】前記インターフェースコントローラ33の
マイクロプロセッサ51は、電源が投入されると図6に
示す処理を行うようになっている。すなわち、プリンタ
側がエラーになっているか、信号ラインがオンライン状
態になっていなければ、信号SELECTをL(ロー)
レベル、信号BUSYをH(ハイ)レベル、信号ACK
をLレベルにする。また、プリンタ側がエラーでなく、
かつ信号ラインがオンライン状態になっていれば信号S
ELECTをHレベル、信号BUSYをLレベル、信号
ACKをHレベルにする。
【0037】前記マイクロプロセッサ51は、受信時に
は図7に示す処理を行うようになっている。すなわちホ
ストコンピュータ36からローレベルな信号STROB
Eを受信すると、信号BUSYをHレベルにしてホスト
コンピュータ36からのデータDATA0 〜DATA7
をリードする。そしてデータのリードが完了すると信号
ACKを略6μsec 間Lレベルし、信号BUSYをLレ
ベルにする。すなわち信号BUSYはHレベルでビジィ
ー状態を示し、信号ACKはLレベルで応答を示してい
る。
【0038】また、前記マイクロプロセッサ51は、ソ
フトウエアで管理されている極短い時間間隔で図8に示
すHSPOWERチェック処理を周期的に行うようにな
っている。
【0039】すなわち信号BUSYがHレベルのとき、
あるいはBUSYがLレベルであっても信号HSPOW
ERがLレベルのときにはパワーセーブモードをリセッ
トする。
【0040】また、信号BUSYがLレベルでかつ信号
HSPOWERがHレベルのときにはホストコンピュー
タ36の電源オフを判定してパワーセーブモードをセッ
トするようになっている。(判定手段) ここでパワーセーブモードとは、前記ヒータ63を通常
の温度制御状態から低温温度制御状態に変化させる省電
力モードで、このモードのときには1チップマイクロコ
ンピュータCOMのマイクロプロセッサ21は、I/O
ポート24から入力されるA/Dコンバータ61からの
デジタル信号の値を比較する基準値を通常の温度制御時
に比べて大きい方に切換え、デジタル信号の値が基準値
以下になるとI/Oポート24の端子P7 からHレベル
の信号を出力してACパワーサイリスタ62を非導通制
御するようになっている。(制御手段) すなわちヒータ63の温度が通常の温度制御の温度より
も低い状態でそのヒータ63への通電を停止させるよう
になっている。なお、比較に使用する基準値はROM2
2に予め設定されている。
【0041】このような構成の実施例においては、オン
ライン状態でプリンタ側の電源が投入されると、プリン
タ側がエラー状態でなければ信号SELECTをHレベ
ルにし、信号BUSYをLレベルにし、信号ACKをH
レベルにする。
【0042】従ってホストコンピュータ36からの受信
待ち状態では信号SELECTはHレベル、信号BUS
YはLレベル、信号ACKはHレベルとなっている。
【0043】この状態でホストコンピュータ36からロ
ーレベルな信号STROBEを受信すると、プリンタ側
では印刷情報の受信処理を開始する。すなわちインター
フェースコントローラ33のマイクロプロセッサ51
は、信号STROBEを受信すると信号BUSYをHレ
ベルにしてホストコンピュータ36からのデータD0 〜
D7 を受信する。そしてデータ受信を完了すると信号A
CKを略6μsec 間ローレベルにしてホストコンピュー
タ36に応答を返すとともに信号BUSYをLレベルに
して次の受信待ち状態となる。
【0044】レーザプリンタはホストコンピュータ36
から印刷情報を受信すると、印刷動作を開始する。
【0045】印刷動作においては、感光ドラム2が回転
し、帯電部4、レーザスキャナユニット10、現像装置
5、転写部6、除電ランプ9がそれぞれ動作して感光ド
ラム2の表面に印刷情報に基づいてトナー像を形成す
る。一方、ピックアップローラ12が動作して給紙カセ
ット11から転写紙が送出され、この転写紙が転写部6
に搬送される。
【0046】そして転写部6にて転写紙にトナー像が転
写され、トナー像が転写された転写紙が除電チャージャ
7で除電された後、熱定着装置13で加熱及び加圧によ
り熱定着され外部に排出される。
【0047】こうして受信した印刷情報に基づく転写紙
への印刷が順次行われることになる。
【0048】一方、インターフェースコントローラ33
のマイクロプロセッサ51は周期的にHSPOWERチ
ェックを行う。
【0049】ホストコンピュータ36の電源が入ってい
る状態で信号BUSYがLレベルのときの信号ラインの
等価回路は図10の(a) に示すようになり、例えば抵抗
472 の抵抗値R1 を2.2KΩ、抵抗482 の抵抗値
2 を1KΩ、信号ラインをホストコンピュータ側から
プリンタ側に流れる電流をI1 、抵抗482 に流れる電
流をI2 、プリンタ側のドライバ回路481 に流れ込む
電流をI3 とすると、信号BUSYがLレベルのときの
電流I3 は、5V/(R1 ×R2 /R1 +R2)から略
7.27mAとなり、電流I2 は、I3 ×(R1 /R1
+R2 )から5mAとなり、電流I1 は、I3 ×(R2
/R1 +R2 )から略2.27mAとなる。
【0050】従って、信号BUSYがLレベルのとき電
流検知用コイル52は電流I1 (2.27mA)を検知
する。この電流検知信号は演算増幅器53,54を介し
てコンパレータ55に入力される。ここでコンパレータ
55の非反転入力端子(+) に入力される基準電圧をこの
ときの電流検知信号レベルよりも小さくすれば信号BU
SYがLレベルのとき信号HSPOWERはLレベルと
なる。
【0051】従ってマイクロプロセッサ51は通常は信
号BUSYがLレベルのとき信号HSPOWERのLレ
ベルを検出してパワーセーブモードをリセット状態にす
る。従ってこの状態では1チップマイクロコンピュータ
COMのマイクロプロセッサ21はサーミスタ64の検
出する温度をA/Dコンバータ61からデジタル信号と
して取込み、例えば検出温度が180℃以上ではACパ
ワーサイリスタ62を非導通制御し、検出温度が160
℃以下ではACパワーサイリスタ62を導通制御してヒ
ータ63への通電を制御する。すなわち図11のグラフ
I で示すA/Dコンバータ61への入力電圧変化に対
してヒータ63の温度はグラフT1 に示すように180
℃〜160℃の範囲に管理される。
【0052】しかし、ホストコンピュータ36の電源が
オフの状態で信号BUSYがLレベルのときの信号ライ
ンの等価回路は図10の(b) に示すようになり、このと
きには電流I1 はほとんど流れない。このときには電流
2 (5mA)のみが流れる。
【0053】従って、このときの電流検知用コイル52
の電流検知信号レベルは略0Vとなり、コンパレータ5
5からの信号HSPOWERはHレベルとなる。
【0054】従ってマイクロプロセッサ51はホストコ
ンピュータ36の電源がオフ状態になると直ちにパワー
セーブモードをセットする。そしてこの状態では1チッ
プマイクロコンピュータCOMのマイクロプロセッサ2
1はヒータ63を制御する温度レベルを低下させる。例
えば検出温度が160℃以上ではACパワーサイリスタ
62を非導通制御し、検出温度が140℃以下ではAC
パワーサイリスタ62を導通制御してヒータ63への通
電を制御する。すなわちヒータ63の温度を図11のグ
ラフT2 に示すように160℃〜140℃の範囲で管理
するようになる。
【0055】以上の動作における各信号SELECT、
STROBE、BUSY、ACK、HSPOWER、デ
ータDATA0 〜DATA7 及びホストコンピュータ3
6の電源(+5V)のレベル変化のタイミングを示すと
図9に示すようになる。
【0056】すなわちホストコンピュータ36の電源が
オン状態のときには信号SELECTがHレベルになる
と信号BUSYがLレベルになり、信号BUSYに同期
して信号HSPOWERもLレベルになる。そして信号
BUSYがLレベルのときLレベルなSTROBEを受
信すると信号BUSYをHレベルにしてデータDATA
0 〜DATA7 を受信する。このとき信号BUSYに同
期して信号HSPOWERもHレベルになる。データ受
信が完了すると信号ACKがLレベルとなり、信号BU
SYがLレベルとなる。このとき信号BUSYに同期し
て信号HSPOWERもLレベルになる。
【0057】ホストコンピュータ36の電源がオフ状態
になると直ちに信号HSPOWERがHレベルになる。
従って信号BUSYのLレベルと信号HSPOWERの
Hレベルによりパワーセーブモードがセットされる。
【0058】このようにプリンタ側はホストコンピュー
タ36の電源がオフ状態になると直ちにパワーセーブモ
ードを自動的にセットして熱定着装置13のヒータ63
の制御温度を低下させることができるので、迅速かつ確
実な省電力制御ができる。
【0059】なお、本実施例ではホストコンピュータの
電源オフ状態を検知したときパワーセーブモードをセッ
トしてヒータの制御温度を低下させるものについて述べ
たが必ずしもこれに限定されるものではなく、ホストコ
ンピュータの電源オフ状態を検知したときヒータへの通
電を完全に停止する制御を行ってもよい。
【0060】また、前記実施例では熱定着装置のヒータ
のみを省電力制御するものについて述べたが必ずしもこ
れに限定されるものではなく、同時に他の回路部も省電
力制御してもよい。
【0061】なお、本実施例は本発明をレーザプリンタ
に適用したものについて述べたが必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、要は電子写真方式の印刷プロセスを
備え、外部機器から印刷情報を受信する装置に適用でき
るものである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、外
部機器の電源がオフ状態になると直ちにその状態を検知
して自動的に省電力モードに移行し、迅速かつ確実な省
電力制御ができる電子写真装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略構成図。
【図2】同実施例の回路ブロック図。
【図3】同実施例のパラレルインターフェースの回路構
成図。
【図4】同実施例のインターフェースコントローラの要
部回路構成図。
【図5】同実施例のヒータコントローラの回路構成図。
【図6】同実施例のインターフェースコントローラのマ
イクロプロセッサによる受信待機状態での信号処理を示
す流れ図。
【図7】同実施例のインターフェースコントローラのマ
イクロプロセッサによる受信処理を示す流れ図。
【図8】同実施例のインターフェースコントローラのマ
イクロプロセッサによるHSPOWERチェック処理を
示す流れ図。
【図9】同実施例のインターフェースの各信号、データ
及びホストコンピュータの電源のレベル変化タイミング
を示す図。
【図10】同実施例における信号BUSYがLレベルの
ときのインターフェースの等価回路を示す図。
【図11】同実施例におけるA/Dコンバータへの入力
電圧とヒータ温度との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
2…感光ドラム 4…帯電部 5…現像装置 6…転写部 10…レーザスキャナユニット 13…熱定着装置 21…メインのマイクロプロセッサ 33…インターフェースコントローラ 34…ヒータコントローラ 35…パラレルインターフェース 51…インターフェースコントローラのマイクロプロセ
ッサ 52…電流検出用コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/00 303 G03G 15/20 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を均一に帯電した後、露光により
    印刷すべき情報に基づいて静電潜像を形成し、その静電
    潜像に現像剤を付着させて現像し、現像された像を転写
    紙に転写した後、その転写紙を熱定着装置で熱定着して
    印刷を行う電子写真方式の印刷プロセスを備え、外部機
    器からインターフェースを介して印刷情報を受信する電
    子写真装置において、前記インターフェースの信号ライ
    ンの電流を検知する電流検知手段と、この電流検知手段
    の検知電流値により外部機器の電源オフ状態を判定する
    判定手段と、この判定手段による電源オフ状態判定によ
    り少なくとも前記熱定着装置への電力供給を低下制御又
    はオフ制御する制御手段を設けたことを特徴とする電子
    写真装置。
JP5241574A 1993-09-28 1993-09-28 電子写真装置 Expired - Lifetime JP2997611B2 (ja)

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