JPH055580Y2 - - Google Patents
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- JPH055580Y2 JPH055580Y2 JP1985055589U JP5558985U JPH055580Y2 JP H055580 Y2 JPH055580 Y2 JP H055580Y2 JP 1985055589 U JP1985055589 U JP 1985055589U JP 5558985 U JP5558985 U JP 5558985U JP H055580 Y2 JPH055580 Y2 JP H055580Y2
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- JP
- Japan
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- drum
- temperature
- drum heater
- switching means
- heater
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Links
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は感光体ドラムに内蔵されたドラムヒ
ータへの通電を制御する装置に関する。
ータへの通電を制御する装置に関する。
<従来の技術>
複写機における感光体ドラムの感度は、雰囲気
温度に対する依存性が高く、例えば、帯電チヤー
ジヤへの印加電圧が同じであつても、雰囲気温度
によつて、帯電位が大幅に異なり、得られる複写
物の濃度が濃くなりすぎ、或は淡くなりすぎると
いう不都合を生じることが知られている。
温度に対する依存性が高く、例えば、帯電チヤー
ジヤへの印加電圧が同じであつても、雰囲気温度
によつて、帯電位が大幅に異なり、得られる複写
物の濃度が濃くなりすぎ、或は淡くなりすぎると
いう不都合を生じることが知られている。
したがつて、従来から、複写機においては、感
光体ドラムにドラムヒータを組込み、ドラムヒー
タへの通電を制御することにより、感光体ドラム
の温度を雰囲気温度の如何に拘わらず所定温度に
保持するようにしている。この場合において、感
光体ドラムの温度を検出するための温度素子を取
付けており、感温素子による検出温度が所定の基
準温度より高いか否かを判別し、高い場合にはド
ラムヒータへの通電を遮断し、一方、低い場合に
はドラムヒータに連続的に通電することにより感
光体ドラムの温度を基準温度に維持することにし
ている。
光体ドラムにドラムヒータを組込み、ドラムヒー
タへの通電を制御することにより、感光体ドラム
の温度を雰囲気温度の如何に拘わらず所定温度に
保持するようにしている。この場合において、感
光体ドラムの温度を検出するための温度素子を取
付けており、感温素子による検出温度が所定の基
準温度より高いか否かを判別し、高い場合にはド
ラムヒータへの通電を遮断し、一方、低い場合に
はドラムヒータに連続的に通電することにより感
光体ドラムの温度を基準温度に維持することにし
ている。
また、上記ドラムヒータの容量は、短時間で感
光体ドラムの温度を基準温度に安定させるという
要求を満足させるために、大容量のものが使用さ
れており、かなりな電流が流れるようにしてい
る。
光体ドラムの温度を基準温度に安定させるという
要求を満足させるために、大容量のものが使用さ
れており、かなりな電流が流れるようにしてい
る。
また、上記ドラムヒータへの通電、および感温
素子からの温度検知信号の取出しを行なうため
に、感光体ドラムの回転軸、または回転軸の近傍
に回転接触部を取付けている。
素子からの温度検知信号の取出しを行なうため
に、感光体ドラムの回転軸、または回転軸の近傍
に回転接触部を取付けている。
<考案が解決しようとする問題点>
上記の構成であれば、感光体ドラムの温度が基
準温度に達していない場合には、上記かなりな電
流が、感光体ドラムの回転、停止に拘わらず流れ
ることになり、ヒータ、および感温素子との電気
的接続を達成するブラシ等の回転接触部にもかな
り電流が流れることになる。
準温度に達していない場合には、上記かなりな電
流が、感光体ドラムの回転、停止に拘わらず流れ
ることになり、ヒータ、および感温素子との電気
的接続を達成するブラシ等の回転接触部にもかな
り電流が流れることになる。
上記、回転接触部としては、固定部材としての
ブラシ等と、感光体ドラムと一体的に回転する回
転部材とで構成されているので、経時変化等によ
り、両者の接触状態が変化し、最悪の場合には接
触不良状態になることがある。このような接触不
良状態においてドラムヒータにかなりな電流を流
すと、ブラシ等の回転接触部が焼付きを起こすと
いう不都合があるとともに、感温素子による感光
体ドラムの温度検知を正確に行なうことができな
いという不都合がある。また、この状態で複写動
作を遂行すると、感光体ドラムの温度が基準温度
に達していないので、原稿像に対応する忠実な静
電潜像を得ることができなくなるという不都合を
も有している。さらには、上記回転接触部が感光
体ドラムの接地をも共用している場合には、感光
体ドラム上への静電潜像の形成が不可能になると
いう不都合をも有することになる。
ブラシ等と、感光体ドラムと一体的に回転する回
転部材とで構成されているので、経時変化等によ
り、両者の接触状態が変化し、最悪の場合には接
触不良状態になることがある。このような接触不
良状態においてドラムヒータにかなりな電流を流
すと、ブラシ等の回転接触部が焼付きを起こすと
いう不都合があるとともに、感温素子による感光
体ドラムの温度検知を正確に行なうことができな
いという不都合がある。また、この状態で複写動
作を遂行すると、感光体ドラムの温度が基準温度
に達していないので、原稿像に対応する忠実な静
電潜像を得ることができなくなるという不都合を
も有している。さらには、上記回転接触部が感光
体ドラムの接地をも共用している場合には、感光
体ドラム上への静電潜像の形成が不可能になると
いう不都合をも有することになる。
この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、回転接触部の接触不良状態におけるドラ
ムヒータへの通電を確実に防止することができる
ドラムヒータ通電制御装置を提供することを目的
としている。
であり、回転接触部の接触不良状態におけるドラ
ムヒータへの通電を確実に防止することができる
ドラムヒータ通電制御装置を提供することを目的
としている。
<問題点を解決するための手段>
上記の目的を達成するための本考案のドラムヒ
ータ通電制御装置は、感光体ドラムに内蔵したド
ラムヒータへの通電を、上記感光体ドラムに内蔵
された温度に応じて電気抵抗が変化する感温素子
の出力に基づいて制御するドラムヒータ通電制御
装置であつて、 上記ドラムヒータおよび感温素子の各一方のリ
ード端子が共通に接続され、これらのリード端子
を接地させるための第1の回転接触部と、 電源と上記ドラムヒータの他方のリード端子と
の間に接続され、上記ドラムヒータへの電力の供
給を制御するスイツチング手段と、 電源と上記感温素子の他方のリード端子との間
に接続された抵抗と、 この抵抗と上記感温素子の他方のリード端子と
の間を接続させるための第2の回転接触部と、 上記抵抗と上記感温素子との間に現れる電位に
基づいて上記スイツチング手段を導通/遮断制御
し、上記感光体ドラムの温度を所定の基準温度に
制御する制御手段と、 上記抵抗と上記第2の回転接触部との間に現れ
る電位が電源電圧に近い所定範囲内の値となつた
ことに応答して、上記スイツチング手段を遮断さ
せる手段とを含むものである。
ータ通電制御装置は、感光体ドラムに内蔵したド
ラムヒータへの通電を、上記感光体ドラムに内蔵
された温度に応じて電気抵抗が変化する感温素子
の出力に基づいて制御するドラムヒータ通電制御
装置であつて、 上記ドラムヒータおよび感温素子の各一方のリ
ード端子が共通に接続され、これらのリード端子
を接地させるための第1の回転接触部と、 電源と上記ドラムヒータの他方のリード端子と
の間に接続され、上記ドラムヒータへの電力の供
給を制御するスイツチング手段と、 電源と上記感温素子の他方のリード端子との間
に接続された抵抗と、 この抵抗と上記感温素子の他方のリード端子と
の間を接続させるための第2の回転接触部と、 上記抵抗と上記感温素子との間に現れる電位に
基づいて上記スイツチング手段を導通/遮断制御
し、上記感光体ドラムの温度を所定の基準温度に
制御する制御手段と、 上記抵抗と上記第2の回転接触部との間に現れ
る電位が電源電圧に近い所定範囲内の値となつた
ことに応答して、上記スイツチング手段を遮断さ
せる手段とを含むものである。
<作用>
回転接触部が良好な接触状態を保持していると
きには、抵抗と感温素子の上記他方のリード端子
との間には、上記電源電圧を抵抗と感温素子とで
分圧した電位が現れる。この電位は、感温素子が
検出する感光体ドラムの温度に対応しており、こ
の電位に基づいて制御手段がスイツチング手段を
導通/遮断制御することによつて、感光体ドラム
の温度が所定の基準温度に制御される。
きには、抵抗と感温素子の上記他方のリード端子
との間には、上記電源電圧を抵抗と感温素子とで
分圧した電位が現れる。この電位は、感温素子が
検出する感光体ドラムの温度に対応しており、こ
の電位に基づいて制御手段がスイツチング手段を
導通/遮断制御することによつて、感光体ドラム
の温度が所定の基準温度に制御される。
一方、回転接触部の接触状態が不良になると、
この回転接触部での電気抵抗が極めて大きくなる
め、抵抗と第2の回転接触部との間に現れる電位
は、接触状態が良好であるときは大幅に掛け離れ
た値となり、電源電圧に近い値となる。このとき
には、スイツチング手段は遮断され、これによつ
て、接触不良の状態でのドラムヒータへの通電が
確実に防止される。
この回転接触部での電気抵抗が極めて大きくなる
め、抵抗と第2の回転接触部との間に現れる電位
は、接触状態が良好であるときは大幅に掛け離れ
た値となり、電源電圧に近い値となる。このとき
には、スイツチング手段は遮断され、これによつ
て、接触不良の状態でのドラムヒータへの通電が
確実に防止される。
<実施例>
以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
明する。
第7図は光学系が移動するタイプの複写機の内
部機構を明示する要部概略図である。
部機構を明示する要部概略図である。
1は複写機本体11の上面に位置する原稿載置
台であり、その下方所定位置に、露光ランプ2
1、反射鏡22,23,24、レンズ25、およ
び反射鏡26で構成される光学部2を有し、露光
ランプ21、および反射鏡22,23,24を矢
印A方向に移動させることにより原稿Dを順次走
査露光することができる。そして、上記露光ラン
プ21、および平面反射鏡22は一体的に移動
し、平面反射鏡23,24も一体的に移動し、前
者の移動速度が後者の移動速度の2倍となるよう
に設定されている。そして、光学部2より下方
に、1回の複写動作毎に矢印B方向に回転する感
光体ドラム31と、帯電チヤージヤ33、現像装
置34、転写チヤージヤ35、分離チヤージヤ3
6、およびクリーナ37とから構成される複写処
理部3を有し、帯電チヤージヤ33により一様に
帯電された感光体ドラム31の表面に原稿Dから
の反射光を照射することにより静電潜像を形成
し、この静電潜像を現像装置34によつてトナー
像に顕像化し、転写チヤージヤ35によつてトナ
ー像を複写紙P上に転写することができる。ま
た、複写紙給送部4は給紙ローラ41、給紙路4
2、レジストローラ43、搬送ベルト44、定着
装置45、および排出ローラ46で構成されてお
り、給紙ローラ41を駆動することにより、給紙
カセツト12から1枚ずつ複写紙Pを送込み、レ
ジストローラ43により、感光体ドラム31と同
期させて複写紙Pを搬送し、トナー像転写後の複
写紙Pを、搬送ベルト44により定着装置45に
搬送して、トナー像を定着させ、排出ローラ46
により複写紙Pを受け皿13に排出することがで
きる。また10は原稿載置台1の上面を蔽うべ
く、図示しないヒンジ機構等によつて上下回動可
能に取付けられた原稿押えである。
台であり、その下方所定位置に、露光ランプ2
1、反射鏡22,23,24、レンズ25、およ
び反射鏡26で構成される光学部2を有し、露光
ランプ21、および反射鏡22,23,24を矢
印A方向に移動させることにより原稿Dを順次走
査露光することができる。そして、上記露光ラン
プ21、および平面反射鏡22は一体的に移動
し、平面反射鏡23,24も一体的に移動し、前
者の移動速度が後者の移動速度の2倍となるよう
に設定されている。そして、光学部2より下方
に、1回の複写動作毎に矢印B方向に回転する感
光体ドラム31と、帯電チヤージヤ33、現像装
置34、転写チヤージヤ35、分離チヤージヤ3
6、およびクリーナ37とから構成される複写処
理部3を有し、帯電チヤージヤ33により一様に
帯電された感光体ドラム31の表面に原稿Dから
の反射光を照射することにより静電潜像を形成
し、この静電潜像を現像装置34によつてトナー
像に顕像化し、転写チヤージヤ35によつてトナ
ー像を複写紙P上に転写することができる。ま
た、複写紙給送部4は給紙ローラ41、給紙路4
2、レジストローラ43、搬送ベルト44、定着
装置45、および排出ローラ46で構成されてお
り、給紙ローラ41を駆動することにより、給紙
カセツト12から1枚ずつ複写紙Pを送込み、レ
ジストローラ43により、感光体ドラム31と同
期させて複写紙Pを搬送し、トナー像転写後の複
写紙Pを、搬送ベルト44により定着装置45に
搬送して、トナー像を定着させ、排出ローラ46
により複写紙Pを受け皿13に排出することがで
きる。また10は原稿載置台1の上面を蔽うべ
く、図示しないヒンジ機構等によつて上下回動可
能に取付けられた原稿押えである。
上記感光体ドラム31についてさらに詳細に説
明すると、第2図乃至第5図に示すように、円筒
状のドラム本体31aの表面に感光体層31bを
形成し、ドラム本体31aの両端部にフランジ3
1cとドラム軸31dを取付けることにより形成
された感光体ドラム31の内部にドラムヒータ3
8を取付けている。このドラムヒータ38は、基
板38aと、その片面に配設した発熱体38bと
で構成されており、特に、ドラム本体31aへの
挿入作業を容易にするとともに、ドラム本体31
a内面への密着性を良くし、かつ周方向の温度か
らを小さくするため、ドラムヒータ38を予め第
3図および第4図に示すような形状に形成されて
いることが好ましい。即ち、上記基板38aは弾
性を有する素材により、上記ドラム本体31aの
内径に対応する径の円筒を一定のリード角の螺旋
方向に沿つた切断線で切断して展開した形状に相
当する略平行四辺形に形成されており、第4図に
おける左右の側辺がドラム本体31の内周に相当
する程度の長さを有し、上下の側辺が上記切断に
相当する程度の長さを有している。この基板38
aは復元力に富み、熱伝導率が高く、かつドラム
本体31aへの挿入時に滑りの良い素材、例えば
ステンレスで形成しておくことが望ましい。ま
た、発熱体38bは絶縁被覆されたニクロム線等
により形成され、基板38aの略全体にわたり、
一定間隔おきの複数の直線状部分が折返し部を介
して連なる蛇行状に配置された状態で基板38a
とその片面に配置された線布38cとの間に固定
されている。この発熱体38bの両端部は基板3
8aの外部に延出され、その先端に、回転接触部
への接続端子が取付けられている。この回転接触
部の具体的な構成は図示していないが、例えば、
感光体ドラム31の回転軸と一体的に取付けれら
れた接触部と、この接触部と接触するフランジと
で構成されるものである。
明すると、第2図乃至第5図に示すように、円筒
状のドラム本体31aの表面に感光体層31bを
形成し、ドラム本体31aの両端部にフランジ3
1cとドラム軸31dを取付けることにより形成
された感光体ドラム31の内部にドラムヒータ3
8を取付けている。このドラムヒータ38は、基
板38aと、その片面に配設した発熱体38bと
で構成されており、特に、ドラム本体31aへの
挿入作業を容易にするとともに、ドラム本体31
a内面への密着性を良くし、かつ周方向の温度か
らを小さくするため、ドラムヒータ38を予め第
3図および第4図に示すような形状に形成されて
いることが好ましい。即ち、上記基板38aは弾
性を有する素材により、上記ドラム本体31aの
内径に対応する径の円筒を一定のリード角の螺旋
方向に沿つた切断線で切断して展開した形状に相
当する略平行四辺形に形成されており、第4図に
おける左右の側辺がドラム本体31の内周に相当
する程度の長さを有し、上下の側辺が上記切断に
相当する程度の長さを有している。この基板38
aは復元力に富み、熱伝導率が高く、かつドラム
本体31aへの挿入時に滑りの良い素材、例えば
ステンレスで形成しておくことが望ましい。ま
た、発熱体38bは絶縁被覆されたニクロム線等
により形成され、基板38aの略全体にわたり、
一定間隔おきの複数の直線状部分が折返し部を介
して連なる蛇行状に配置された状態で基板38a
とその片面に配置された線布38cとの間に固定
されている。この発熱体38bの両端部は基板3
8aの外部に延出され、その先端に、回転接触部
への接続端子が取付けられている。この回転接触
部の具体的な構成は図示していないが、例えば、
感光体ドラム31の回転軸と一体的に取付けれら
れた接触部と、この接触部と接触するフランジと
で構成されるものである。
さらに、感温素子53は、予め上記ドラムヒー
タ38の基板38aと綿布38cとの間に固定さ
れており、感温素子53の両端子は基板38aの
外部に延出され、上記回転接触部に接続されてい
る。
タ38の基板38aと綿布38cとの間に固定さ
れており、感温素子53の両端子は基板38aの
外部に延出され、上記回転接触部に接続されてい
る。
そして、第1図に示すように、上記発熱体38
bの一方の接続端子、および感温素子53の一方
の端子は、共通の回転接触部39aに接続され、
他方の端子は、それぞれ別個の回転接触部39
b,39cに接続されている。
bの一方の接続端子、および感温素子53の一方
の端子は、共通の回転接触部39aに接続され、
他方の端子は、それぞれ別個の回転接触部39
b,39cに接続されている。
第1図はドラムヒータ通電制御装置を示す電気
回路図であり、感温素子53、回転接触部39
a,39c、および抵抗54の直列回路を電源端
子間に接続するとともに、回転接触部39cと抵
抗54との接続点52を制御手段としてのマイク
ロコンピユータ55の入力端子と接続している。
また、ドラムヒータ38、回転接触部39a,3
9b、およびスイツチング手段56を電源端子間
に接続するとともに、上記マイクロコンピユータ
55からの制御信号をスイツチング手段56に印
加している。上記マイクロコンピユータ55は、
通常時には感光体ドラム31の温度に対応させて
スイツチング手段制御信号を出力する。
回路図であり、感温素子53、回転接触部39
a,39c、および抵抗54の直列回路を電源端
子間に接続するとともに、回転接触部39cと抵
抗54との接続点52を制御手段としてのマイク
ロコンピユータ55の入力端子と接続している。
また、ドラムヒータ38、回転接触部39a,3
9b、およびスイツチング手段56を電源端子間
に接続するとともに、上記マイクロコンピユータ
55からの制御信号をスイツチング手段56に印
加している。上記マイクロコンピユータ55は、
通常時には感光体ドラム31の温度に対応させて
スイツチング手段制御信号を出力する。
以上の構成であれば、第6図に示すように、先
ず、ステツプにおいて接触点52の電圧(回転
接触部が良好な接触状態を保持している場合には
感温素子53と抵抗54との分圧)を測定し、ス
テツプにおいて電源電圧に近い異常検知設定値
以下か否かを判別する。そして、異常検知設定値
より大きければステツプにおいて回転接触部が
接触不良状態であることを表示することともに、
スイツチング手段56を駆動してドラムヒータ3
8への通電を阻止し、回転接触部の焼付きを防止
する。また、異常検知設定値以下であれば、ステ
ツプにおいて、所定の基準温度に対応した温度
制御設定値以下であるか否かを判別する。そし
て、温度制御設定値以下であれば、ステツプに
おいてスイツチング手段56を駆動してドラムヒ
ータ38に通電し、他方、温度制御設定値より大
きければ、ステツプにおいてスイツチング手段
56を駆動してドラムヒータ38への通電を停止
する。
ず、ステツプにおいて接触点52の電圧(回転
接触部が良好な接触状態を保持している場合には
感温素子53と抵抗54との分圧)を測定し、ス
テツプにおいて電源電圧に近い異常検知設定値
以下か否かを判別する。そして、異常検知設定値
より大きければステツプにおいて回転接触部が
接触不良状態であることを表示することともに、
スイツチング手段56を駆動してドラムヒータ3
8への通電を阻止し、回転接触部の焼付きを防止
する。また、異常検知設定値以下であれば、ステ
ツプにおいて、所定の基準温度に対応した温度
制御設定値以下であるか否かを判別する。そし
て、温度制御設定値以下であれば、ステツプに
おいてスイツチング手段56を駆動してドラムヒ
ータ38に通電し、他方、温度制御設定値より大
きければ、ステツプにおいてスイツチング手段
56を駆動してドラムヒータ38への通電を停止
する。
そして、ステツプにおいてヒータ38への
通電を制御した後は、再びステツプ以下の判
別、処理を行なう。
通電を制御した後は、再びステツプ以下の判
別、処理を行なう。
要約すれば、接続点52の電圧は、回転接触部
39a,39cが良好な接触状態を保持している
場合には、回転接触部39a,39cの抵抗を殆
ど無視できるので、電源電圧よりかなり低い電圧
となるが、回転接触部39a,39cが接触不良
状態であれば、接触部の抵抗が著しく大きくなる
ので、電源電圧にほぼ等しい電圧になるのであ
り、両者は著しい差があるので、確実に接触状態
を判別することができ、接触不良状態において
は、ドラムヒータ38への通電を阻止して焼付き
を確実に防止することができる。また、ドラムヒ
ータ38と感温素子53との接地側が同一の回転
接触部39aを共用しているので、焼付きを起し
易いドラムヒータ38に通電するための回転接触
部39aの接触状態を、温度検出回路からの比較
的小電圧の信号により確実に判別することができ
る。また、回転接触部39bの接触不良は、回転
接触部39cと同様に生じるのが通常であるか
ら、回転接触部39cの接触不良の検知を通じ
て、間接的に回転接触部39bの接触不良も検知
できる。
39a,39cが良好な接触状態を保持している
場合には、回転接触部39a,39cの抵抗を殆
ど無視できるので、電源電圧よりかなり低い電圧
となるが、回転接触部39a,39cが接触不良
状態であれば、接触部の抵抗が著しく大きくなる
ので、電源電圧にほぼ等しい電圧になるのであ
り、両者は著しい差があるので、確実に接触状態
を判別することができ、接触不良状態において
は、ドラムヒータ38への通電を阻止して焼付き
を確実に防止することができる。また、ドラムヒ
ータ38と感温素子53との接地側が同一の回転
接触部39aを共用しているので、焼付きを起し
易いドラムヒータ38に通電するための回転接触
部39aの接触状態を、温度検出回路からの比較
的小電圧の信号により確実に判別することができ
る。また、回転接触部39bの接触不良は、回転
接触部39cと同様に生じるのが通常であるか
ら、回転接触部39cの接触不良の検知を通じ
て、間接的に回転接触部39bの接触不良も検知
できる。
<効果>
以上のように本考案によれば、回転接触部で接
触不良が生じるとスイツチング手段が遮断されて
ドラムヒータへの通電が停止されるので、回転接
触部での焼き付きを確実に防止することができ
る。特に、装置への通電開始時点において回転接
触部の接触不良状態が検知されたときには、ドラ
ムヒータへの通電が行なわれたときには、ドラム
ヒータへの通電が行なわれないので、確実に回転
接触部の焼き付きを防止できる。
触不良が生じるとスイツチング手段が遮断されて
ドラムヒータへの通電が停止されるので、回転接
触部での焼き付きを確実に防止することができ
る。特に、装置への通電開始時点において回転接
触部の接触不良状態が検知されたときには、ドラ
ムヒータへの通電が行なわれたときには、ドラム
ヒータへの通電が行なわれないので、確実に回転
接触部の焼き付きを防止できる。
また、回転接触部の接触不良の際にドラムヒー
タへの通電が停止されることにより、感温素子に
よる温度検知が良好に行なえない状態でのドラム
ヒータへの通電が阻止されるので、ドラムヒータ
への不所望な通電制御を防止できる。
タへの通電が停止されることにより、感温素子に
よる温度検知が良好に行なえない状態でのドラム
ヒータへの通電が阻止されるので、ドラムヒータ
への不所望な通電制御を防止できる。
しかも、回転接触部の接触不良を検知するため
に、特別に検知素子を用いていないから、構成が
複雑化することがないという利点がある。
に、特別に検知素子を用いていないから、構成が
複雑化することがないという利点がある。
第1図はドラムヒータ通電制御装置を示す電気
回路図、第2図は感光体ドラムの一部切欠斜視
図、第3図は同縦断面図、第4図はヒータの展開
状態を示す一部切欠斜視図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図はドラムヒータ通電制御動
作を示すフローチヤート、第7図は複写機の内部
機構を示す概略図。 31……感光体ドラム、38……ドラムヒー
タ、39a……回転接触部、53……感温素子、
55……回転接触部異常検知手段としてのマイク
ロコンピユータ、56……スイツチング手段。
回路図、第2図は感光体ドラムの一部切欠斜視
図、第3図は同縦断面図、第4図はヒータの展開
状態を示す一部切欠斜視図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図はドラムヒータ通電制御動
作を示すフローチヤート、第7図は複写機の内部
機構を示す概略図。 31……感光体ドラム、38……ドラムヒー
タ、39a……回転接触部、53……感温素子、
55……回転接触部異常検知手段としてのマイク
ロコンピユータ、56……スイツチング手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 感光体ドラムに内蔵したドラムヒータへの通電
を、上記感光体ドラム内蔵され温度に応じて電気
抵抗が変化する感温素子の出力に基づいて制御す
るドラムヒータ通電制御装置であつて、 上記ドラムヒータおよび感温素子の各一方のリ
ード端子が共通に接続され、これらのリード端子
を接地させるための第1の回転接触部と、 電源と上記ドラムヒータの他方のリード端子と
の間に接続され、上記ドラムヒータへの電力の供
給を制御するスイツチング手段と、 電源と上記感温素子の他方のリード端子との間
に接続された抵抗と、 この抵抗と上記感温素子の他方のリード端子と
の間を接続させるための第2の回転接触部と、 上記抵抗と上記感温素子との間に現れる電位に
基づいて上記スイツチング手段を導通/遮断制御
し、上記感光体ドラムの温度を所定の基準温度に
制御する制御手段と、 上記抵抗と上記第2の回転接触部との間に現れ
る電位が電源電圧に近い所定範囲内の値となつた
ことに応答して、上記スイツチング手段を遮断さ
せる手段とを含むことを特徴とするドラムヒータ
通電制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055589U JPH055580Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055589U JPH055580Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171051U JPS61171051U (ja) | 1986-10-23 |
JPH055580Y2 true JPH055580Y2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=30578404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985055589U Expired - Lifetime JPH055580Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055580Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553377A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-18 | Canon Inc | Electrophotographic apparatus |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP1985055589U patent/JPH055580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5553377A (en) * | 1978-10-14 | 1980-04-18 | Canon Inc | Electrophotographic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61171051U (ja) | 1986-10-23 |
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