JPH03262770A - 車両用空調装置の温度制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用空調装置の温度制御方法に係り、特に車
内のきめ細かな温度制御により快適性向上を図ったｌＩ
Ｌ度制御方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の技術は、実公昭５７−３７６１７号公報に記載の
よ、うに二組のサイクルを持つクーラにおいて、設定温
度の違うサーモにより、圧縮機を運転するようになって
いた。また、特開昭６０−２０６７１１号公報では、設
定温度と検出温度との差により運転モードを切換えるよ
うになっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、車内ａ度がオーバーシュートし、冷え
過ぎ、冷却不足になることについて配慮がされておらず
、また、設定温度が常に変化するため、車内温度が安定
せずきめ細かな制御ができないという問題があった。

本発明は、温度制御幅を複数段ｉｔ、検出温度の推移を
常に監視しながら運転モードを変化させ設定温度に近づ
けることを目的としており、さらに、車内温度を小さな
変動幅に抑え快適性を向上させることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、あらかじめ設定された温度
を中心に複数の温度制御幅を設けたものである。

〔作　　用〕

本発明の車両用空調装置は、マイコンと周波数変換装置
により圧縮機の周波数を設定された温度制御幅内で車内
温度が推移するように変化させる。

それによって、車内温度は設定温度を中心に変動幅を小
さく制御できるため、快適性を向上することができる。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。

ｌは車両、２は車両用空調Ｓｉｔ、３は車両用空調装置 として作用する室外熱交換器、５は室外ファン、６は冷
房時に蒸発器として作用する室内熱交換器、７は室内フ
ァン、８は圧縮機３の周波数を変化させる周波数変換器
、９は周波数変敗器８を制御するマイクロコンピュータ
、１０は車内温度を検出する温度検出器、１１は車外温
度を検出する温度検出器、皮は運転指令をマイクロコノ
ピユータ９に指令する指令装置、日はマイクロコンピュ
ータ９を構成し、温度検出器１０，１１の温度情報や指
令装置じの運転指令を受ける入力装置、１４は入力袋ｊ
ｌｊ　１３の情報を一時格納するＲＡＭ、１５はあらか
じめ作られたソフトウェアを格納するＲＯＭ、１６はＦ
ＬＡＭ１４に格納された情報を基にＲ，０Ｍ１５のソフ
トウェアにより演算を行なうＣＰＵ、１７はＯＰ　Ｕ　
１６により演算された結果を周波ａ変換ｆ１８に出力す
る出力装置、迅は車内温度制御等の基となる情報を設定
する設定装置である。

次に、本実施例における作用について説明すると、空ｔ
Ａ装置２の圧縮機３から吐出された高温。

高圧の冷媒は室外熱交換器４に入り、ここで、室外）１
ン５により取入れた空気で冷却され、凝縮して液冷媒と
なって減圧機構（図示しないが、般には膨張弁、キャピ
ラリーチューブが用いられる）に入る。ここで、気液混
合の２相流体となって室内熱交換器６に入り、室内ファ
ン７番こより循環された車内空気と熱交換して自身は蒸
発しながら冷房作用を行い、ガス冷媒となって圧縮１！
１３に戻る。

また、室内熱交換器６で冷却された車内空気は、室内フ
ァン７により車内に配風される。

次に、本実施例における車内温度の制御例について説明
する。設定袋（ｔＳにより設定された車内温度は、マイ
クロコンピュータ９の入力装置Ｉ１３に情報伝達され、
ＲＡ　Ｍ　１４に格納されＲ２Ｍ１７に記憶されたソフ
トウェアにより０ＰＵ１６で演算処理される。ここで、
温度検出器ｌＯにより検出された温度が第１．第２の温
度制御幅より高い場合、ＣＰ　Ｕ　１６で演算処理され
た結果は空ｌＩ装置１２の持つ最大の冷房能力になるよ
う設定され、出力袋［１７により周波数変換８８に指令
を出し、周′ａ１に変換器８は圧縮機３の周波数を最大
として運転する。

これにより徐々に車内温度は降下し、Ｂ　−＋　ｂ（第
３図）と変化していく。

温度検出器１０の検出温度が第２の制御幅のｂに到達し
た時車内を冷やし過ぎにしないため、マイクロコンピュ
ータ９より周波数変換器８に指令を出し周波数を１段下
げ、車内温度の降下を抑制する。車内温度が第１の制御
幅のＣに到達した時周波数を１段下げ、さらに車内温度
降下を制御する。

これにより車内温度は急激に降下することがないので、
効率良く車内温度を設定温度ｌこ近づけることができる
。車内温度がさらに降下しｄに到達しても、第１の制御
幅内であるため圧縮機３の運転周波数は変化させない。

車内温度がｅに到達し、第１の制御幅より低い場合ｉこ
は、周波数を１段下げて車内温度の降下を抑制する。

車内温度が車両の熱負荷とバランスせずに上昇し、ｆ点
に達した時に圧縮機３の周波数を１段上げ温度上昇を抑
制する。さらに、車内温度が上昇しｇ点に到達しても第
１の温度制御幅内のため、周波数は変更しない。さらに
、車内濃度が上昇しｈ点に達した場合には、第１の温度
制御幅を外れるため周波数を１段上げることにより温度
上昇を抑制する。さらに、ｉ点に車内温度が達した時に
は第１の温度制御幅内に入るため、周波数を１段下げ温
度下降を抑制する。車内温度がｊ、ａ以降はすべて第１
（７）温度制御幅内にあるため、周波数は変化させない
。

本実施例曇こよれば、温度制御輪を！１．！！２の二つ
に分け、車内濃度の変化が！＠ｌの温度制御幅内で推移
するように細かく周波数を変化させることにより設定温
度に近づけることができるため、快適性が向上するとい
う効果がある。また、設定温度より上方、下方にそれぞ
れ二つの温度通過線を設けることにより、ｆｉ度変化の
方向を早く把握することができ、それに合わせて周波数
を変化させるため冷え過ぎ、冷却不足を抑制でき、車内
温度のオーバーシュート、アンダーシュートを防止でき
るという効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、車内温度をきめ細かく制御できるので
、快適性を向上できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

１１８１図は本発明の一実施例の平面図、１１２図は４
１図のＡ−Ａ断面で上記実施例のシステム図、第３図は
車内温度制御例の線図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、圧縮機、室外熱交換器、室内熱交換器、室外ファン
   、室内ファン、圧縮機の周波数を任意に変化させる周波
   数変換器、その周波数変換器を制御するマイクロコンピ
   ュータかり成る車両用空調装置の温度制御方法において
   、あらかじめ設定された温度を中心に複数の温度制御幅
   を設けて温度制御するようにしたことを特徴とする車両
   用空調装置の温度制御方法。