JPH03262708A - 不整地走行用タイヤ - Google Patents
不整地走行用タイヤInfo
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- JPH03262708A JPH03262708A JP2060592A JP6059290A JPH03262708A JP H03262708 A JPH03262708 A JP H03262708A JP 2060592 A JP2060592 A JP 2060592A JP 6059290 A JP6059290 A JP 6059290A JP H03262708 A JPH03262708 A JP H03262708A
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- grooves
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、走行時に生しる衝撃音を低減し、タイヤのノ
イズを減少しうる不整地走行用タイヤに関する。
イズを減少しうる不整地走行用タイヤに関する。
タイヤが走行することによって発生するノイズとしては
、ピッチ音、気柱共鳴音などのパターンノイズ、衝撃音
、すべり音、弾性振動音、風切り音、路面騒音等があり
、これらの騒音が重畳されることによって複雑なノイズ
が生じる。
、ピッチ音、気柱共鳴音などのパターンノイズ、衝撃音
、すべり音、弾性振動音、風切り音、路面騒音等があり
、これらの騒音が重畳されることによって複雑なノイズ
が生じる。
〔発明が解決しようとするtXRJ
建設機械用タイヤ、農業機械用タイヤなど不整地走行を
目的とするタイヤにあっては、近年、走行速度の増加、
大型化とともにノイズが増大する傾向にあり、他方、環
境の改善のためノイズの低下が要望されている。
目的とするタイヤにあっては、近年、走行速度の増加、
大型化とともにノイズが増大する傾向にあり、他方、環
境の改善のためノイズの低下が要望されている。
発明者は前記要請に応じるべく騒音の発生要因について
分析を試みた結果、不整地を走行するタイヤのようにラ
ンド比、即ち溝部の面積に対するブロック面積の比が比
較的小さい場合にあっては、ノイズの過半は、トレッド
面に形成されるプロソりの端縁部が接地する際に生じる
衝撃音であることが判明したのである。
分析を試みた結果、不整地を走行するタイヤのようにラ
ンド比、即ち溝部の面積に対するブロック面積の比が比
較的小さい場合にあっては、ノイズの過半は、トレッド
面に形成されるプロソりの端縁部が接地する際に生じる
衝撃音であることが判明したのである。
なお従来の不整地走行用タイヤにあっては、第10図に
示す如く、ブロックa−・−をタイヤの子午線す方向に
沿って並べて配していたため、接地時において各ブロッ
クの側壁Cが同時に地面と衝突することとなり、従って
その衝撃によって生じるノイズは非常に高いことが確認
し得た。
示す如く、ブロックa−・−をタイヤの子午線す方向に
沿って並べて配していたため、接地時において各ブロッ
クの側壁Cが同時に地面と衝突することとなり、従って
その衝撃によって生じるノイズは非常に高いことが確認
し得た。
発明者は、ノイズの低減を図るべく更に研究を重ね、ノ
イズを減少するには、 11) ブロックの進行方向に向く側壁をタイヤ子午
線に対して傾斜させる。
イズを減少するには、 11) ブロックの進行方向に向く側壁をタイヤ子午
線に対して傾斜させる。
(2)ブロック重心位置が接地面において同一のタイヤ
内周線及び子午線上に重ならないこと。
内周線及び子午線上に重ならないこと。
(3)前記(1)、(2)項に加えて単位時間当りのブ
ロックのインパクト入力量をタイヤ1回転する間で出来
得る限り均等にすること。
ロックのインパクト入力量をタイヤ1回転する間で出来
得る限り均等にすること。
が必要であることを見出したのである。
本発明は、ブロックの横溝に向く横面両端を結ぶ線分の
傾き角度を規制しかつ各ブロックの重心位置をずらせる
ことを基本として、走行性能を低下させることなくノイ
ズを低減でき前記問題点を解決しうる不整地走行用タイ
ヤの提供を目的としている。
傾き角度を規制しかつ各ブロックの重心位置をずらせる
ことを基本として、走行性能を低下させることなくノイ
ズを低減でき前記問題点を解決しうる不整地走行用タイ
ヤの提供を目的としている。
本発明は、トレッド部にタイヤ円周方向に連続する縦溝
および該縦溝と交差する向きにのびかつ縦溝に連なる複
数条の横溝とを含むトレッド溝を設けることにより、前
記縦溝に面する縦面と横溝に面する横面とを有する複数
個のブロックを形成するとともに、トレッド部の接地面
におけるブロックの合計面積(Sb)とトレッド溝の合
計面積(Sg)との比(S b/S g)を0.4以下
とする一方、前記横面はタイヤ子午線に対して傾斜する
傾斜面からなりかつ該横面両端を結ぶ線分のタイヤ子午
線に対する傾き角(α)を8度以上かつ26度以下とし
、しかも接地面内における各ブロックの重心は、互いに
異なるタイヤ内周線及びタイヤ子午線上に位置している
不整地走行用タイヤ〔作用〕 接地面におけるブロックの合計面積sbとトレッド溝の
合計面積Sgとの比Sb/Sgを0.4以下としたため
、−船道路の他、不整地を走行することができる。
および該縦溝と交差する向きにのびかつ縦溝に連なる複
数条の横溝とを含むトレッド溝を設けることにより、前
記縦溝に面する縦面と横溝に面する横面とを有する複数
個のブロックを形成するとともに、トレッド部の接地面
におけるブロックの合計面積(Sb)とトレッド溝の合
計面積(Sg)との比(S b/S g)を0.4以下
とする一方、前記横面はタイヤ子午線に対して傾斜する
傾斜面からなりかつ該横面両端を結ぶ線分のタイヤ子午
線に対する傾き角(α)を8度以上かつ26度以下とし
、しかも接地面内における各ブロックの重心は、互いに
異なるタイヤ内周線及びタイヤ子午線上に位置している
不整地走行用タイヤ〔作用〕 接地面におけるブロックの合計面積sbとトレッド溝の
合計面積Sgとの比Sb/Sgを0.4以下としたため
、−船道路の他、不整地を走行することができる。
ブロックの横面両端を結ぶ線分がタイヤ子午線に対する
傾き角αを8度以上としているためインパクト入力量の
増大を緩和し衝撃音を減少しうる。
傾き角αを8度以上としているためインパクト入力量の
増大を緩和し衝撃音を減少しうる。
又前記fillき角αを26度以下とすることによって
ブロックに作用する作用力の損失を少なくし、タイヤの
走行効率を高めうる。
ブロックに作用する作用力の損失を少なくし、タイヤの
走行効率を高めうる。
さらに接地面内における各ブロックの重心の位置が互い
に異なるタイヤ内周面及びタイヤ子午線上に位置してい
るため、ブロック面積sbが溝面積Sgに比べて著しく
小さいタイヤであっても、接地面においては各ブロック
が均等した荷重を受けることができ、走行に伴う接地面
が変移する場合にあっても各ブロックに荷重を分散させ
て分担させることが出来、ブロックが接地する際の衝撃
力を緩和し、衝撃音の一層の減少を図ることができる。
に異なるタイヤ内周面及びタイヤ子午線上に位置してい
るため、ブロック面積sbが溝面積Sgに比べて著しく
小さいタイヤであっても、接地面においては各ブロック
が均等した荷重を受けることができ、走行に伴う接地面
が変移する場合にあっても各ブロックに荷重を分散させ
て分担させることが出来、ブロックが接地する際の衝撃
力を緩和し、衝撃音の一層の減少を図ることができる。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1〜4図において、本発明の不整地走行用タイヤ1は
、トレッド部2に、タイヤ円周方向に連続する縦溝3−
・及び該縦溝3と交差する向きにのびかつ縦溝3に連な
る複数条の横溝4・・・とを有するトレッド溝5を設け
ている。
、トレッド部2に、タイヤ円周方向に連続する縦溝3−
・及び該縦溝3と交差する向きにのびかつ縦溝3に連な
る複数条の横溝4・・・とを有するトレッド溝5を設け
ている。
又不整地走行用タイヤ1は、前記トレッド部2の両端か
らタイヤ半径方向内方へのびるサイドウナール部13、
】3と、該サイドウオール部13の半径方向内方に位置
するビード部15.15を有し、各ビード部15.15
に設けるビードコア16.16間には前記サイドウオー
ル部13.113、トレッド部2を遣るトロイダル状の
カーカス17が架は渡されるとともに、その半径方向外
側かつトレッド部2内にベルト層19を配している。な
おベルト層はタイヤの使用目的に応して省略することも
出来る。
らタイヤ半径方向内方へのびるサイドウナール部13、
】3と、該サイドウオール部13の半径方向内方に位置
するビード部15.15を有し、各ビード部15.15
に設けるビードコア16.16間には前記サイドウオー
ル部13.113、トレッド部2を遣るトロイダル状の
カーカス17が架は渡されるとともに、その半径方向外
側かつトレッド部2内にベルト層19を配している。な
おベルト層はタイヤの使用目的に応して省略することも
出来る。
前記カーカス17は、単数枚又は複数枚、本実施例では
2枚のカーカスプライからなり、そのカ−カスコードを
タイヤの赤道Cに対して本実施例では30度〜90度の
角度でかつ互いに交差する向きに配列したいわゆるラジ
アル又はセミラジアル方向配列体であり、又カーカスコ
ードとしてスチールコードの他、ナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維コードが採用
される。
2枚のカーカスプライからなり、そのカ−カスコードを
タイヤの赤道Cに対して本実施例では30度〜90度の
角度でかつ互いに交差する向きに配列したいわゆるラジ
アル又はセミラジアル方向配列体であり、又カーカスコ
ードとしてスチールコードの他、ナイロン、ポリエステ
ル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維コードが採用
される。
前記ベルト層19は、本実施例では、カーカス17側か
らのタイヤの半径方向外側に向って2枚のベルトプライ
が配される。又ベルト層を必要としないときはカーカス
の上にトレッド面を形成するトレッドゴムが貼付けられ
る。
らのタイヤの半径方向外側に向って2枚のベルトプライ
が配される。又ベルト層を必要としないときはカーカス
の上にトレッド面を形成するトレッドゴムが貼付けられ
る。
又ベルト層19は、夫々のベルトブライに傾斜して配さ
れかつ互いに交差するベルトコードを具え、該ベルトコ
ードはカーカス6と同様にスチールコード及びナイロン
、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維
コードが用いられる。
れかつ互いに交差するベルトコードを具え、該ベルトコ
ードはカーカス6と同様にスチールコード及びナイロン
、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維
コードが用いられる。
前記縦溝3は、本実施例ではタイヤの赤道Cの両側に配
される内側の縦溝3A、3Aと該内側の縦溝3Aとトレ
ッド端縁Eとの間に配される2本の外側の縦溝3B、3
Bとからなり、内側、外側の各縦溝3A、3Bは、とも
に波状に折れ曲がりタイヤ円周方向に周回する。
される内側の縦溝3A、3Aと該内側の縦溝3Aとトレ
ッド端縁Eとの間に配される2本の外側の縦溝3B、3
Bとからなり、内側、外側の各縦溝3A、3Bは、とも
に波状に折れ曲がりタイヤ円周方向に周回する。
横溝4は前記内、外の縦溝3A、3Bの夫々に交差して
両側のトレッド端縁E、Eを結んでなり、本実施例では
タイヤ赤道C近傍にタイヤ回転方向に対して最も突出す
る中央の頂部P1と、前記トレッド端縁近傍で前記中央
の頂部P1よりも突出量の少ない2つの側部の頂部P2
、P2とを有する3つ山状をなす。
両側のトレッド端縁E、Eを結んでなり、本実施例では
タイヤ赤道C近傍にタイヤ回転方向に対して最も突出す
る中央の頂部P1と、前記トレッド端縁近傍で前記中央
の頂部P1よりも突出量の少ない2つの側部の頂部P2
、P2とを有する3つ山状をなす。
又不整地走行用タイヤ1は走行時において、タイヤ赤道
Cを中心としてかつトレッド端縁E、 E間の距離であ
るトレッド中WTの0.5倍〜0.9倍、本実施例では
0.7倍の巾寸度からなる接地巾WSと、第2.3図に
示す如く横溝4.4のピンチの略2倍に相当する接地長
さLSとによって囲まれる接地面Sが区画でき、この接
地面S内に位置するブロックの配Iされるブロックの配
設位置及び形状が衝撃音に大きく影響するのである。
Cを中心としてかつトレッド端縁E、 E間の距離であ
るトレッド中WTの0.5倍〜0.9倍、本実施例では
0.7倍の巾寸度からなる接地巾WSと、第2.3図に
示す如く横溝4.4のピンチの略2倍に相当する接地長
さLSとによって囲まれる接地面Sが区画でき、この接
地面S内に位置するブロックの配Iされるブロックの配
設位置及び形状が衝撃音に大きく影響するのである。
なお本実施例では、前記横溝3は、接地巾WSの範囲に
おいて、単頭の山状をなすとともに前記頂部P1は1ピ
ツチ毎にタイヤ赤道Cを中心として両側に交互に若干振
っている。
おいて、単頭の山状をなすとともに前記頂部P1は1ピ
ツチ毎にタイヤ赤道Cを中心として両側に交互に若干振
っている。
前記構成のトレッド溝5を具えることにより、タイヤ赤
道Cを挟む内側の縦溝3A、3A間には第1のブロンク
ロA−が、又内、外の縦溝3A、3B間にはタイヤ円周
方向に大、小2つのブロックが交互に並んでなる第2の
ブロック6B、第3のブロック6Cが配される。
道Cを挟む内側の縦溝3A、3A間には第1のブロンク
ロA−が、又内、外の縦溝3A、3B間にはタイヤ円周
方向に大、小2つのブロックが交互に並んでなる第2の
ブロック6B、第3のブロック6Cが配される。
第1のブロンクロAは前記第1の縦溝3A、3Aに面し
かつタイヤ赤道Cと平行する縦面9.9と前記横溝4.
4に面する横面10.10とを有する。前記横面10は
夫々穏やかに屈曲する曲屈曲部と間圧曲部とを夫々1カ
所ずつ有する乙字状に折れ曲がりその両端Q1、Q2を
結ぶ線分N1はタイヤ子午vAJに対する傾き角αを8
度以上かつ26度以下の範囲で傾けている。
かつタイヤ赤道Cと平行する縦面9.9と前記横溝4.
4に面する横面10.10とを有する。前記横面10は
夫々穏やかに屈曲する曲屈曲部と間圧曲部とを夫々1カ
所ずつ有する乙字状に折れ曲がりその両端Q1、Q2を
結ぶ線分N1はタイヤ子午vAJに対する傾き角αを8
度以上かつ26度以下の範囲で傾けている。
又本実施例では第1のブロック6Aの周面に、小深さの
凹部が設けられている。
凹部が設けられている。
前記傾き角αを8度以上としたのは次に述べる理由によ
る。
る。
理由説明において、ブロック6の形状を第4図+a)に
示す如く、横面10が直線をなす平行四辺形とする。
示す如く、横面10が直線をなす平行四辺形とする。
横面10がタイヤ子午線Jに対してαの角度で傾く場合
、単位時間△tにおけるインパクト入力量 すグラフの如くなる。グラフより傾き角αが7度以下で
はインパクト人力量△X、即ち衝撃音が非常に大きくな
ることが明である。従って本発明にあっては傾き角αの
下限を8度とした。
、単位時間△tにおけるインパクト入力量 すグラフの如くなる。グラフより傾き角αが7度以下で
はインパクト人力量△X、即ち衝撃音が非常に大きくな
ることが明である。従って本発明にあっては傾き角αの
下限を8度とした。
他方、横面10が傾き角αで傾斜することによって、第
4囲い)に示す如く横面10に作用する作用力Fに対し
て走行力として出力しうる力F1は、Fl−Fcosα になり、残余はロスとなる。
4囲い)に示す如く横面10に作用する作用力Fに対し
て走行力として出力しうる力F1は、Fl−Fcosα になり、残余はロスとなる。
ロスを10%以下、即ち駆動効率を90%以上に確保す
るためには第6図のグラフで理解しうるように傾き角α
を26度以下とする必要がある。
るためには第6図のグラフで理解しうるように傾き角α
を26度以下とする必要がある。
このように本発明にあっては、伝動効率Fl/Fを著し
く低下させることなく衝撃音の低下を図るため、前記傾
き角αを8度以上かつ26度以下の範囲に設定したので
ある。
く低下させることなく衝撃音の低下を図るため、前記傾
き角αを8度以上かつ26度以下の範囲に設定したので
ある。
なお第2、第3のブロック6B、6Cに対しても第1の
ブロック6Bと同様に、横面10B、10Cはタイヤ子
午線Jに対して傾斜する傾斜面によって形成するととも
に横面両端を結ぶ線分N2、N3がタイヤ子午@Jに対
して8度以上かつ26度以下としている。
ブロック6Bと同様に、横面10B、10Cはタイヤ子
午線Jに対して傾斜する傾斜面によって形成するととも
に横面両端を結ぶ線分N2、N3がタイヤ子午@Jに対
して8度以上かつ26度以下としている。
又前記接地面S内にあっては、接地面内に位置する夫々
のブロック6A・−16B−16C−・−はその角重心
位置G1−・、G2・〜、G3−が同一の子午線j上及
び同一のタイヤ内周線に上に2つ以上の重ならないよう
配設している。従って各ブロック6A、6B、6Cの重
心GISG2、G3は互いに異なるタイヤ内周!に−・
−及びタイヤ子午線j上の位置することになる。
のブロック6A・−16B−16C−・−はその角重心
位置G1−・、G2・〜、G3−が同一の子午線j上及
び同一のタイヤ内周線に上に2つ以上の重ならないよう
配設している。従って各ブロック6A、6B、6Cの重
心GISG2、G3は互いに異なるタイヤ内周!に−・
−及びタイヤ子午線j上の位置することになる。
本願では前記した如くトレッド部2の接地面Sにおける
ブロックの合計面積sbとトレッド溝の合計面積Sgと
の比を0.4以下、即ちトレッド溝の面積が大きく設定
しており、従って例えば第11図に示す如く複数個のブ
ロックa−が子午線j上に並んで配された場合にはこれ
らのブロックa・−が同時に着地することとなり、衝撃
音が倍加される。従って例えば第2図に示すようにブロ
ックの重心位置を同一のタイヤ内周線上で重なることな
くそれぞれ分散させることによって、フロックの分布が
均等化され、となり衝撃音を一層低減することができる
。
ブロックの合計面積sbとトレッド溝の合計面積Sgと
の比を0.4以下、即ちトレッド溝の面積が大きく設定
しており、従って例えば第11図に示す如く複数個のブ
ロックa−が子午線j上に並んで配された場合にはこれ
らのブロックa・−が同時に着地することとなり、衝撃
音が倍加される。従って例えば第2図に示すようにブロ
ックの重心位置を同一のタイヤ内周線上で重なることな
くそれぞれ分散させることによって、フロックの分布が
均等化され、となり衝撃音を一層低減することができる
。
なお本発明において横面lOの前記線分Nが子午&IJ
に対して傾き角αを有して傾斜するならば、第7図に示
す如く接地面Sに存在するフロックの各横面10−を子
午線Jに対して同し向きに傾けて形成してもよく、又第
8図に示す如く横面10を乙字状に屈曲させてもよく、
本発明は種々な態様のものに変形できる。
に対して傾き角αを有して傾斜するならば、第7図に示
す如く接地面Sに存在するフロックの各横面10−を子
午線Jに対して同し向きに傾けて形成してもよく、又第
8図に示す如く横面10を乙字状に屈曲させてもよく、
本発明は種々な態様のものに変形できる。
タイヤサイズが21x11.00−10でありかつ第1
図に示す構成を有しタイヤについて、第2図に示すトレ
ッドパターンのタイヤ(実施例1)、第7図に示すトレ
ッドパターンのタイヤ(実施例2)、第8図に示すトレ
ッドパターンのタイヤを夫々試作しかつ実車に装着する
とともに、タイヤ内圧を0.2 kgf/cs、” 、
荷重70kgfのもとで走行速度30 kum/Hr〜
100 km/Hrの範囲で騒音を測定した。
図に示す構成を有しタイヤについて、第2図に示すトレ
ッドパターンのタイヤ(実施例1)、第7図に示すトレ
ッドパターンのタイヤ(実施例2)、第8図に示すトレ
ッドパターンのタイヤを夫々試作しかつ実車に装着する
とともに、タイヤ内圧を0.2 kgf/cs、” 、
荷重70kgfのもとで走行速度30 kum/Hr〜
100 km/Hrの範囲で騒音を測定した。
騒音測定は、タイヤ赤道から1m隔てた位置に集音マイ
クを設fLJAsoに定めた測定仕様により速度が30
km/Hr−100kx/Hrの間で各速度における
音圧レベル(dB)を測定した。
クを設fLJAsoに定めた測定仕様により速度が30
km/Hr−100kx/Hrの間で各速度における
音圧レベル(dB)を測定した。
なお比較のため第10図に示す従来のパターンを有する
タイヤ(比較例〉についても併せて試作し、比較を行っ
た。
タイヤ(比較例〉についても併せて試作し、比較を行っ
た。
なお実施例1〜3及び比較例1とともにブロックの合計
面積sbとトレッドの合計面積との比Sb/Sgを0.
25とした。テスト結果を第9図のグラフにて示す。
面積sbとトレッドの合計面積との比Sb/Sgを0.
25とした。テスト結果を第9図のグラフにて示す。
前記テストの結果、実施例1〜3ものは何れも比較例の
ものに比べて各速度段階において優れていることが判明
した。
ものに比べて各速度段階において優れていることが判明
した。
畝上の如く本発明の不整地走行用タイヤはブロックの横
溝に向く横面両端を結ぶ線分のタイヤ子午線に対する傾
き角を8度以上かつ26度以下と規制しているため、走
行に対する動力効率を著しく減少することなく走行時に
生しる衝撃音を低減することができる。さらに接地面内
において各フロックの重心位置が互いに異なるタイヤ内
周線及びタイヤ子午線上に位置しているため、タイヤに
加わる荷重を接地面上に各ブロックに均等に分担させう
るため、前記衝撃音を−N低減することができる。
溝に向く横面両端を結ぶ線分のタイヤ子午線に対する傾
き角を8度以上かつ26度以下と規制しているため、走
行に対する動力効率を著しく減少することなく走行時に
生しる衝撃音を低減することができる。さらに接地面内
において各フロックの重心位置が互いに異なるタイヤ内
周線及びタイヤ子午線上に位置しているため、タイヤに
加わる荷重を接地面上に各ブロックに均等に分担させう
るため、前記衝撃音を−N低減することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
パターンを示す展開平面図、第3図はタイヤの接地状態
を示す側面図、第4図(a)はインバクト入力量と時間
の関係を示す作用、第4囲い)は横面4に作用する力の
関係を示す作用、第5図は傾き角インパクト入力量との
関係を示すグラフ、第6図は傾き角と駆動効率との関係
を示すグラフ、第7.8図はブロックの他の配置を示す
平面図、第9図は走行速度と衝撃音の音圧レベルとの関
係を示すグラフ、第10.1F図は従来のトレッドパタ
ーンを示す平面図である。 2− トレッド部、 3.3A、3B−・縦溝、4−
横溝、 5−)レッド溝、 6.6A、6B、6C−ブロック、 9−・−縦面、1
(1−−一横面、 J−タイヤ子午線、K・・−タイヤ
内周線、 N、Nl、N2、N3−・・線分、 S−・・接地面。
パターンを示す展開平面図、第3図はタイヤの接地状態
を示す側面図、第4図(a)はインバクト入力量と時間
の関係を示す作用、第4囲い)は横面4に作用する力の
関係を示す作用、第5図は傾き角インパクト入力量との
関係を示すグラフ、第6図は傾き角と駆動効率との関係
を示すグラフ、第7.8図はブロックの他の配置を示す
平面図、第9図は走行速度と衝撃音の音圧レベルとの関
係を示すグラフ、第10.1F図は従来のトレッドパタ
ーンを示す平面図である。 2− トレッド部、 3.3A、3B−・縦溝、4−
横溝、 5−)レッド溝、 6.6A、6B、6C−ブロック、 9−・−縦面、1
(1−−一横面、 J−タイヤ子午線、K・・−タイヤ
内周線、 N、Nl、N2、N3−・・線分、 S−・・接地面。
Claims (1)
- 1 トレッド部にタイヤ円周方向に連続する縦溝および
該縦溝と交差する向きにのびかつ縦溝に連なる複数条の
横溝とを含むトレッド溝を設けることにより、前記縦溝
に面する縦面と横溝に面する横面とを有する複数個のブ
ロックを形成するとともに、トレッド部の接地面におけ
るブロックの合計面積(Sb)とトレッド溝の合計面積
(Sg)との比(Sb/Sg)を0.4以下とする一方
、前記横面はタイヤ子午線に対して傾斜する傾斜面から
なりかつ該横面両端を結ぶ線分のタイヤ子午線に対する
傾き角(α)を8度以上かつ26度以下とし、しかも接
地面内における各ブロックの重心は、互いに異なるタイ
ヤ内周線及びタイヤ子午線上に位置している不整地走行
用タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060592A JPH03262708A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 不整地走行用タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060592A JPH03262708A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 不整地走行用タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03262708A true JPH03262708A (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=13146661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060592A Pending JPH03262708A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 不整地走行用タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03262708A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007062463A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Tokyo Institute Of Technology | タイヤ |
WO2012102154A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 株式会社ブリヂストン | 農業用タイヤ |
JP2017020961A (ja) * | 2015-07-14 | 2017-01-26 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤの騒音表示方法、及びそれを用いた騒音性能評価方法。 |
Citations (1)
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JPS6367303B2 (ja) * | 1981-06-30 | 1988-12-23 | Anritsu Corp |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP2060592A patent/JPH03262708A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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