JPH03169720A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

Info

Publication number
JPH03169720A
JPH03169720A JP1307536A JP30753689A JPH03169720A JP H03169720 A JPH03169720 A JP H03169720A JP 1307536 A JP1307536 A JP 1307536A JP 30753689 A JP30753689 A JP 30753689A JP H03169720 A JPH03169720 A JP H03169720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
tread
center part
lug grooves
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1307536A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Iida
英一 飯田
Tetsuya Kuze
久世 哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP1307536A priority Critical patent/JPH03169720A/ja
Publication of JPH03169720A publication Critical patent/JPH03169720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気入りラジアルタイヤに関する。
更に詳しくは、操縦安定性を低下させることなく高速域
と低速域の2つの領域におけるタイヤ騒音を改善した空
気入りラジアルタイヤに関する。
〔従来の技術〕
空気入りタイヤのトレッドパターンに起因する騒音(パ
ターンノイズ)には、溝内に圧縮された空気が膨脹する
ときの気柱共鳴により発する所謂ボンピングノイズと、
トレッド面のブロックが路面に打ちつけられるときに発
する衝撃音とがある。このうち、前者のボンピングノイ
ズは、走行速度に関係なく周波数がIOOOHZ近傍で
ほぼ一定するが、その音圧が大きくなると非常に耳障り
に聞こえるものとなる。後者の衝撃音は、周波数が走行
速度によって変化し、かつ、パターンを構成するラグ溝
のピッチ数にも影響される。
一方、乗用車向けの空気入りラジアルタイヤには、高速
耐久性のためトレソドのベルト層端部をエソジカバーで
覆ったり、操縦安定性のため偏平度を65以下に小さく
したものなどがあり、これらは走行速度が増加するにし
たがってトレソド面のせり上がり量がショルダー部より
センター部の方が大きくなるという特徴をもっている。
また、一般に、乗用車用ラジアルタイヤでは、操縦安定
性などの各性能をバランスさせるためにトレソドパター
ンを形或するショルダー部のラグ溝のピッチ数が60〜
80の範囲に設定されている。
然しなから、上記のピッチ数を持ち、かつセンター部の
せり上がり量がショルダー部より大きくなる特性を持つ
空気入りラジアルタイヤを装備した乗用車の走行速度が
80〜100km/hの高速域に達すると、周波数10
00Hz近辺の騒音が急激に増加し、非常に耳障りにな
るという問題があった。
本発明者らの検討によれば、上記の如き、周波数100
0Hz付近の騒音の急激な増加は、前述した衝撃音の周
波数が1 0 0 0Hz近辺になり、ラグ溝が発生す
るボンピングノイズの周波数と一致するためであると考
えられる。
このような衝撃音の周波数を低減する対策としては、ラ
グ溝のピッチ数を減少させることが考えられる。しかし
、ショルダー部のラグ溝のピッチ数が60未満になると
、ブロック剛性が増加し、時速20〜40km/hの低
速域における衝撃音(周波数が300Hz付近の低周波
)の音圧が過大となっしてまうという別の問題が発生す
る。また、逆に、ショルダー部のラグ溝のピッチ数を多
くして80を越えると、ブロソク剛性が低下するため、
操縦安定性が悪化するという別の問題が発生する。
したがって、単にショルダー部のラグ溝のピッチ数を変
えただけでは、騒音問題の本質的な解決にはなりえなか
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記の如く、走行速度の上昇に伴って
トレッド面のせり上がり量がショルダー部よりもセンタ
ー部が高くなるようなタイヤにおいて、操縦安定性を低
下させることなく時速80〜100km/hの高速域並
びに時速20〜49km/hの低速域のいずれにおいて
もタイヤの騒音を低減させるようにしたタイヤを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッ
ド面が実質的に周方向に連なる上溝によりセンター部と
両側のショルダー部とに区分され、このセンター部とシ
ョルダー部とにそれぞれラグ溝が設けられたトレッドパ
ターンを有し、かつ走行速度上昇に伴うトレッド部のせ
り上がり量がショルダー部に比べてセンター部が大きく
なる空気入りラジアルタイヤにおいて、前記センター部
の幅Aをトレッド接地幅Bに対し、 0.40≦A/B≦0.75 にすると共に、センター部のラグ溝のピッチ数N a 
%ショルダー部のラグ溝のピッチ数Nb、センター部の
子午線に対するラグ溝平均角度θa、ショルダー部の子
午線に対するラグ溝平均角度θbが下記条件を満たすこ
とを特徴とするものである。
30≦Na≦50 60≦Nb≦80 1.2≦N b / N a≦2.0 30゜≦θa≦55゜ 0゜≦θb≦30” ここで、走行速度の上昇に伴ってトレッド面のせり上が
り量がショルダー部よりもセンター部が大きくなる空気
入りラジアルタイヤとしては、その構或として特に限定
されるものではないが、例えば、トレッドのベルト層の
エッジをエッジカバーで補強したラジアルタイヤとか、
偏平率が65以下のラジアルタイヤを挙げることができ
る。
また、トレッドパターンとしては、トレッド面が実質的
に周方向に連なる主溝によってセンター部と両側のショ
ルダー部とに区分されていることが望ましい。また、こ
のセンター部とショルダー部とにそれぞれラグ溝が設け
られていることが望ましい。
また、トレッド接地幅Bとセンター部の幅Aとの比A/
Bは0.40〜0.75の範囲にあることが望ましい。
上記の比率A/Bが0.75を越える時は、低速時30
0Hz付近の騒音が低減できない。また、上記の比率A
/Bが0.4未満の時は、高速時1000Hz付近の騒
音が低減できない。
また、高速時の衝撃音を1 0 0 0Hzからずらせ
るセンター部のピッチ数Naは30〜50の範囲にする
ことが望ましい。しかし、ピッチ数Naの減少によりブ
ロック剛性が増加すると、低速時の衝撃音が大きくなっ
て低音騒音の原因になる。そこで、センター部の子午線
方向に対するするラグ溝平均角度θaは30゜〜55゜
の範囲にあることが望ましい。この平均角度θaが55
゜を越えると偏摩耗(カッピング)が発生し易くなる。
逆に、30゜未溝のときは、低速時の衝撃音の低下が望
めない。
また、低速時の衝撃音を低減するには、ショルダー部の
ピッチ数Nbを60〜80の範囲に設定することが望ま
しい。しかし、ショルダー部のピッチ数Nbが80を越
えると、ブロック剛性が低下して操縦安定性が低下する
。逆に、60未満の時は低速時の衝撃音の低減が望めな
い。
また、ショルダー部の子午線方向に対するラグ溝平均角
度θbは0゜〜30゜の範囲が望ましい。30’を越え
ると偏摩耗が大きくなる。
また、センター部のピッチ数Naとショルダー部のピッ
チ数Nbとの比N a / N bは1.2〜2.0の
範囲が望ましい。この比率N a / Nbが2を越え
ると、湿潤路面走行性能及び操縦安定性が低下する。ま
た、1.2未満の時は、高速時1 0 0 0Hz付近
の騒音が低減できない。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明にかかる空気入りラジアルタ.イヤの
トレッドパターンの展開図であり、偏平率65以下のラ
ジアルタイヤのトレッド1には、トレッドセンター2を
基準にして、その左右両側にそれぞれ3本ずつ直線状の
主溝3,4.5が配置されている。
また、トレッドセンター2の左側の部分には、魚の骨格
を呈するように、主溝4の両側にラグ溝6,7が設けら
れている。すなわち、複数のラグ溝6が主溝4から主溝
3に延びると共に、複数のラグ溝7が主溝4からパター
ンの左端部に延び、かつ、タイヤ周方向にそれぞれ等間
隔に配置されている。これらの主溝3,4.5およびラ
グ溝6.7が交差することによってトレソドセンター2
からショルダー部にかけてセンターリブ8およびブロッ
ク9.10.11のブロソク群が形威されている。
上記トレッドセンター2の右側のトレッドパターンは、
左側のトレッドパターンと点対称に構威されている。
上記高速走行時にせり上がるセンター部Aのラグ溝6の
ピッチ数Naは45に設置されており、ショルダー部C
のラグ溝7のピッチ数Nbは70に設置されている。
上記ラグ溝6は、第2図に示すように、3段に屈曲して
おり、その平均角度θaは45゜である。
また、ショルダー部Cにおけるラグ溝7は、第3図に示
すように、3段に屈曲しており、その平均角度θbは2
0゜4である。
また、上記主溝4.4によって挟まれたセンター部の幅
Aと、接地幅Bの比A/Bは、0.45になっている. いま、偏平率65以下のラジアルタイヤを乗用車に装着
して時速9Qkm/hで走行すると、上記タイヤは、セ
ンター部Aのラグ溝6のピッチ数Naが45に減少して
いるからボンピングノイズと衝撃音の周波数とが一致し
なくなり、1000Hz付近の耳障りなノイズが減少す
る。
しかも、ビソチ数Naの減少によるブロック剛性の増加
は、そのプロソクを構戒するラグ溝の平均角度θaを4
5゜とすることによって押さえられる。
他方、時速4Qkm/hの低速で走行した場合、タイヤ
センター部のせり上がり量が少なく、ピンチ数の多いシ
ョルダー部も接地するようになるから低周波の衝撃音も
軽減される。また、ショルダー部のラグ溝は20゜であ
るから偏摩耗の発生も少ないばかりでなく、ピンチ数N
bの増加に起因するブロソク剛性の低下を押さえること
ができるので、操縦安定性を低下させることもない。
第1表は、本発明のタイヤと従来のタイヤI、■、■,
■及びVについて、実車における低・高速雨域のP/N
 (パターンノイズ)及び操縦安定性、並びに室内単体
騒音の評価比較を行った結果を示す。
この表から本発明タイヤが低・高速両域のP/Nフィー
リング及び操縦安定性のフィーリング、並びに室内単体
騒音が揃って良好であることが分かる。
なお、P/Nフィーリングについては、低・高速雨域と
も10点法で評価を行った。数値の大きい方が評価が高
いことを示している。
また、室内単体騒音については、従来タイヤIの時速4
 Q k m / hにおける周波数300Hzの音圧
レベルおよび時速90km/hにおける周波数1000
Hzの音圧レベルをそれぞれ100とする評価で行った
また、操縦安定性については、10点法で評価を行った
。数値の大きい方が評価が高いことを示している。
(以下、余白) 〔発明の効果〕 上記のように、本発明は、走行速度上昇に伴うトレッド
部のせり上がり量がショルダー部に比べてセンター部が
大きくなる空気入りラジアルタイヤにおいて、前記セン
ター部の幅At−1−レッド接地幅Bに対し、 0.40≦A/B≦0.75 にすると共に、センター部のラグ溝のピッチ数Na、シ
ョルダー部のラグ溝のピッチ数Nb,センター部の子午
線に対するラグ溝平均角度θa、ショルダー部の子午線
に対するラグ溝平均角度θbが、 30≦Na≦50 60≦Nb≦80 1.2≦N b / N a≦2.0 30゜≦θa≦55゜ 0゜≦θb≦30゜ を満たすようになしたので、操縦安定性を低下させるこ
となく時速80〜100km/hの高速域並びに時速2
0〜40km/hの低速域のいずれにおいてもタイヤの
騒音を低減させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる空気入りラジアルタイヤのトレ
ッドパターンの展開図、第2図は第1図の矢印イで示す
箇所の拡大図、第3図は第1図の矢印口で示す箇所の拡
大図である。 3,4.5・・・主溝、6.7・・・ラグ溝、A・・・
センター部、C・・・ショルダー部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トレッド面が実質的に周方向に連なる主溝によりセンタ
    ー部と両側のショルダー部とに区分され、このセンター
    部とショルダー部とにそれぞれラグ溝が設けられたトレ
    ッドパターンを有し、かつ走行速度上昇に伴うトレッド
    部のせり上がり量がショルダー部に比べてセンター部が
    大きくなる空気入りラジアルタイヤにおいて、前記セン
    ター部の幅Aをトレッド接地幅Bに対し、 0.40≦A/B≦0.75 にすると共に、センター部のラグ溝のピッチ数Na、シ
    ョルダー部のラグ溝のピッチ数Nb、センター部の子午
    線に対するラグ溝平均角度θa、ショルダー部の子午線
    に対するラグ溝平均角度θbが下記条件を満たすことを
    特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 30≦Na≦50 60≦Nb≦80 1.2≦Nb/Na≦2.0 30゜≦θa≦55゜ 0゜≦θb≦30゜
JP1307536A 1989-11-29 1989-11-29 空気入りラジアルタイヤ Pending JPH03169720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1307536A JPH03169720A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 空気入りラジアルタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1307536A JPH03169720A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 空気入りラジアルタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03169720A true JPH03169720A (ja) 1991-07-23

Family

ID=17970277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1307536A Pending JPH03169720A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 空気入りラジアルタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03169720A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06115323A (ja) * 1992-08-17 1994-04-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ
US5960845A (en) * 1993-07-23 1999-10-05 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire
EP1028009A2 (en) * 1999-02-10 2000-08-16 Bridgestone Corporation Pneumatic tires
WO2023042473A1 (ja) * 2021-09-17 2023-03-23 横浜ゴム株式会社 タイヤ
WO2023042474A1 (ja) * 2021-09-17 2023-03-23 横浜ゴム株式会社 タイヤ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06115323A (ja) * 1992-08-17 1994-04-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ
US5960845A (en) * 1993-07-23 1999-10-05 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire
EP1028009A2 (en) * 1999-02-10 2000-08-16 Bridgestone Corporation Pneumatic tires
EP1028009A3 (en) * 1999-02-10 2001-06-13 Bridgestone Corporation Pneumatic tires
WO2023042473A1 (ja) * 2021-09-17 2023-03-23 横浜ゴム株式会社 タイヤ
WO2023042474A1 (ja) * 2021-09-17 2023-03-23 横浜ゴム株式会社 タイヤ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5766383A (en) Pneumatic tire
US9555669B2 (en) Pneumatic tire
JP6374819B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH07186623A (ja) 空気入りタイヤ
JP3676534B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH11286204A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0253606A (ja) ラジアルタイヤ
JP3471396B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
WO1998025776A1 (fr) Pneumatique et ensemble pneumatique
JPH03169720A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH07186628A (ja) 空気入りタイヤ
JP2020082861A (ja) タイヤ
JPH1029408A (ja) 小型トラック用偏平空気入りラジアルタイヤ
JPS61196807A (ja) 空気入りタイヤ
JP2816863B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP7251269B2 (ja) タイヤ
JP4149552B2 (ja) 雪泥地走行用ラジアルタイヤ
JP7183849B2 (ja) タイヤ
JP7225882B2 (ja) タイヤ
JPH1029409A (ja) 乗用車用偏平空気入りラジアルタイヤ
JP2975125B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3294039B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2000272308A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH0747812A (ja) 空気入りタイヤ
JPH07285302A (ja) 空気入りタイヤ