JPH03262412A - イ草自載式収穫機のイ草束受け装置 - Google Patents

イ草自載式収穫機のイ草束受け装置

Info

Publication number
JPH03262412A
JPH03262412A JP6362590A JP6362590A JPH03262412A JP H03262412 A JPH03262412 A JP H03262412A JP 6362590 A JP6362590 A JP 6362590A JP 6362590 A JP6362590 A JP 6362590A JP H03262412 A JPH03262412 A JP H03262412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rush
bundle
arm
pillow
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6362590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2759370B2 (ja
Inventor
Hideo Utsu
宇津 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyosha Co Ltd
Original Assignee
Toyosha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyosha Co Ltd filed Critical Toyosha Co Ltd
Priority to JP6362590A priority Critical patent/JP2759370B2/ja
Publication of JPH03262412A publication Critical patent/JPH03262412A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759370B2 publication Critical patent/JP2759370B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はイ草自載式収1機のイ草束受け装置に関する。
〈従来の技術〉 本出願人は先に特公昭62−60043号として、刈取
ったイ草を横倒し状態に変向させて結束すると共に、そ
の結束したイ草束(M)をそのまま成体(1)の積載デ
ツキ(9〉に積載して走行できるイ草の自載式収穫機を
提案し、その実施事業化により相当の成果を収めること
ができたが、その後未だ改良すべき下記問題のあること
も判明した。
〈発明が解決しようとする課題〉 即ち、上記公知発明ではイ草束(M)の積載デツキ(9
)が、その結束床(8)よりも低く凹溝形態に形威され
ているため、その積載量を極力増加できる反面、結束機
構(58)の放出アーム(64)によってイ草束(M)
が結束床(8)からllI載デツキ(9)へ、言わば転
がり落下状に放出移載されることになり、その結果その
ままでは積載状態が乱れてしまいやすく、限られた大き
さの積載デツキ(9〉を効率良く利用して、そのイ草束
(M)を順次整然と積載することが困難である。必らず
やオペレーターが運転台(14)上から操作子を伸ばし
て、その意図する通りに積載状態を手直し作業しなけれ
ばならない。
又、その手直し作業に当っても、−旦積載デツキ(9)
へ落ち込んだイ草束(M)を持ち上げる必要があるため
、その安楽に能率良く行なうことができない。
く課題を解決するための手段〉 本発明はこのような課題の改良を企図しており、そのた
めの構成上機体の上面にイ草結束床と、その後部にこれ
よりも低いイ草束積載デツキとを形威し、その8I載デ
ツキの付近に運転台を固定設置すると共に、 機体の未刈り側端部位置に、刈取りイ草の穂先側を挟持
しつつ後方へ搬送する挟持搬送機構を架設する一方、同
じく機体の既刈り側端部位置に株元結束機構を据付けて
、 その挟持搬送機構による穂先側の挟持位置を可動支点と
しつつ、上記結束床上へ横倒し状態に変向弯曲させたイ
草の株元側を、上記結束機構によって結束した後、その
結束したイ草束を結束床から積載デツキへ、その結束機
構の放出アームにより落下放出状に移載させるイ草自載
式収穫機において、 上記結束床と積載デツキとの境界位置にイ草束の株元側
ピローアームと、上記挟持搬送機構の搬送作用終点位置
に同じくイ草束の穂先側ピローアームとを、その何れも
積載デツキ上へ張り出す状態に支架させて、上記放出ア
ームにより放出されるイ草束を、その一対のピローアー
ムによって一旦受け止め係留させるように定めたことを
主な特徴とするものである。
く作用〉 上記の構成によれば、機体(10)における前側の結束
床(23)と後側の積載デツキ(24)との境界位置に
は、その結束されたイ草束(M)の株元側ピローアーム
(163)と、同じく穂先側ピローアーム(162)と
の一対が、何れも積載デツキ(24)上へ所定高さに張
り出す状態として支架されているため、結束機構(G)
の放出アーム(149)によって結束床(23)から後
方へ放出されるイ草束(M)は、自づと両ピローアーム
(162) (163)上に載り移る如く一旦受け止め
係留されることになり、その−挙に積載デツキ(24)
へ転がり落下しないので、これを運転台(25)上から
オペレーターが握り持つことにより、その意図通りに且
つ効率良く積載デツキ(24)へ積載させることができ
、その積載状態の乱れも防止し得るのである。
又、そのイ草束(M)が−旦ピローアーム(162) 
(+63)に受け止め係留される結果、図のように積載
デツキをメインデツキ(24)として、これにイ草束(
M)の積載量増加用サブデツキ(2つ)も設置した場合
、そのサブデツキ(29)へのイ革束移載作業をも極め
て安楽に能率良く行なえることとなる。
特に、株元側ピローアーム(163)の前端部を横軸(
165)によって、結束床(23)の後端部へ起伏的な
回動自在に枢支させると共に、その積載デツキ(24)
上へ張り出す後端部に、常時押し上げ弾圧力を付与する
ならぽ、結束床(23)から放出されて来るイ草束(M
)を−眉確実に受け止めることができるほか、積載デツ
キ(24)での積載量が次第に増加しても、又トラック
フレーム(11)に対して作業フレーム(12)を昇揚
させた時にも、そのピローアーム(163)が41載デ
ツキ(24)上のイ草束(M)に衝当する如き、その干
炭を効果的に防止できることとなる。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構成を詳述
すると、第1〜「図は2条刈りに好適なイ草自載式乗用
型収穫機の全体を表わしており、(10)は機体の総称
であって、固定状態のトラックフレーム(11)と、そ
の前部を形作る昇降作動可能な作業フレーム(12)と
から成る。
つまり、作業フレーム(12)は後述するイ草の分草機
構(A)や引起し機構(B)、穂先側の挟持搬送機構(
C)、株元刈取りI&I! (D) 、屑イのすぐり出
し選別機構(E)、株元側の集束搬送機構(F)並びに
株元結束機1 (G)から威る一連の作業機構を支持す
る平面視の全体的な略横り字型架台として、その後部基
端がトラックフレーム(11)の左右両側端部へ、水平
な横軸(13)を介して枢支連結されており、しかもそ
の両フレーム(11)(12)の前後相互間には作業フ
レーム昇降用の油圧シリンダー(14)が介挿設置され
ている。
そのため、その油圧シリンダー(14)のピストンロッ
ド(15)を後述の運転台上から、前方へ伸張作動させ
ることによって、作業フレーム(12)を第5図のよう
に、上記横軸(13)を回動支点としつつ、トラックフ
レーム(11)に対する前部がりの傾斜状態に昇揚させ
ることができる。作業フレーム(12)はその平面視の
略横り字型と上記したように、その左側(未刈り側)の
偏倚位置が前方へ長く派出する形態を呈している。
(16)は上記トラックフレーム(11)の前部位置に
搭載されたエンジン、(17)は同じくフレーム(11
)の後部位置に据付けられた走行用トランスミッション
であり、上記横軸(13〉と平行な中間軸(18)や第
1.2伝動ベルト(19)(20)などを介して、エン
ジン(16)の出力軸(21)と伝動連結されている。
その場合、中間軸(18)は上記作業フレーム(12)
の回動支点をなす横軸(13)よりも、一定の間隔距離
(d)だけ後方へ偏倚した位置に横架されている。
尚、エンジン(16)の出力軸(21)や中間軸(18
)などのプーリーには、図示符号を省略しである。
(22)はトランスミッション(17)からの取り出し
動力によって回走される左右一対の走行用クローラ−1
(23)はトラックフレーム(11)の前部に位置しつ
つ、そのエンジン(16)の上面をも全体的に覆うイ草
結束床、(24)はその結束床(23)に後続して、ト
ランスミッション(17)や中間軸(18)などの上面
を全体的に覆うイ草東積載用のメインデツキであり、第
1図の側面図から示唆されるように、好ましくは金属板
材から略り字型に曲成されていると共に、上記結束床(
23)とメインデツキ(24)との前後相互間には、そ
の前者が後者よりも背高くなる一定の高低段差(h)も
与えられている。その凹溝形態をなすメインデツキ(2
4)内へ、極力に多量のイ草束(M)を収容できるよう
になっているわけである。
(25)はトラックフレーム(11)のメインデツキ(
24)から後方へ一体的に延長支架された運転台であり
、オペレーターの操縦ボックス(26)とシート(27
)並びに日除は用の屋根(28)などを備えている。
そのため、オペレーターは運転台(25)に乗って操縦
し乍ら、その直前位置のメインデツキ(24)に対する
イ草束(M)の積載量を支障なく目視でき、これに操作
子を伸ぽして、その積載状態の乱れや安定度などを矯正
することも容易である。
(29)は上記連続するメインデツキ(24)と運転台
(25)との両君側(既刈り側)端部に沿って、上記横
軸(13)と直交するよう延在された縦軸(30)によ
り、起伏自在に枢着されたイ草東積載用のサブデツキで
あり、望ましくは金属杆材から正面視の略り字型に枠組
み一体化されている。そのサブデツキ(29)の内部が
、上記メインデツキ(24)の内部と連通状態に開放さ
れているわけであり、そのメインデツキ(24)内には
第6.7.19図から明白なように、イ草東(M)が機
体(10)の左右方向に沿う延在状態として寝かせ載せ
られるに反し、このサブデツキ(29)内にはイ草束(
M)が同じく機体(10)の前後方向に沿って延在する
如く、寝かせ載せられることとなる。
(31〉はサブデツキ(29)の後部位置において、そ
の枠組み材から一体的に張り出された回動片、(32)
はその回動片(31)と対応位置するように、上記運転
台(25)の下面に付属横架されたサブデツキ起伏用の
油圧シリンダーであり、その回動片(31)に枢支連結
されたピストンロッド(33)を、運転台(25)上か
ら左右方向へ進退作動させることによって、そのサブデ
ツキ(29)を上記縦軸(30)の支点廻りに、約90
度の一定角度範囲(α)だけ起伏させ得るようになって
いる。
第6図のように、その適度な起立状態のもとてイ草束(
M)を安定裡に積載でき、又第7図のような下方への伏
倒操作により、そのイ草東(M)を機体(10)の右側
(既刈り側)位置へ軽快に荷降しすることができる。そ
の起伏的な回動角度(α)を変えることにより、イ草束
(M)の積載量も加減することができることとなる。
そのサブデツキ(29)の起伏作動用油圧シリンダー 
(32)と、上記作業フレーム(12)の昇降作動用油
圧シリンダー(14)の制御回路は、第4.8図に抽出
する通りであって、何れもその油圧制御バルブ(34)
 (35)が運転台(25)上から、各別にレバー操作
されること言うまでもない、 (36)はその2種の適
圧シ1,1ンダー(+4) (32)へ作動油を圧送す
る油圧ポンプであり、エンジン(16)によって作動さ
れる。
(37〉はやはり2種の油圧シリンダー(14) (3
2)に共通の貯油タンクであって、ポンプ(36)と同
じく上記トラックフレーム(11)に固定設置されてい
る。
(38) (39)はその送油管路を各々示している。
(40)は先に一言した一連の作業機構(A)〜(G)
へ作業動力を入力するための1次動力分配軸であり、作
業フレーム(12)の左側(未刈り側)へ偏倚した位置
に支架されている。この1次動力分配軸(40)は第1
.5図の側面図や第9図の正方図並びに第10図の平面
図から明白なように、上記横軸(13)並びに中間軸(
18)との平行状態に横架しており、しかもその横軸(
13)より前方位置にある。
そして、その1次動力分配軸(40)と上記中間軸(1
8)との前後相互間が、比較的長い無端な第3伝動ヘル
)(41)を介して伝動連結されており、そのためトラ
ックフレーム(11)に搭載された単一のエンジン(1
6)によって、その1次動力分配軸(40)が回転駆動
されることになる。その場合、第1.5図から示唆され
るように、1次動力分配軸(40)の外側(左側)軸端
部に嵌着された第3伝動ヘルド掛架用のプーリー(42
)は、これと対応する中間軸(18)上のプーリー(図
示符号省略)よりも、相当径大に寸法化されている。
(43)は上記1次動力分配軸(40)の内側(右側)
軸端部に組付は一体化された第1傘歯車機構(図ではこ
れをギヤケースによって示唆しており、このことは後述
する第2〜8傘歯車機構などについても同様である。)
であり、これからは第9〜111fflのように、上方
の挟持搬送機構(C)に向かって起立する伝動軸(44
)と、同じく右側位置の集束搬送機構(F)と結束機構
(G)に向かって横架する伝動軸(45)とが、振り分
は状態に派出されている。
又、同じく1次動力分配軸(40)の中間位置には作業
用トランスミッション(46)も介在されており、その
上段部からは右側位置のすぐり選別機構(E)に向かっ
て派出する伝動軸(47)と、逆な左側位置へ派出する
分草機構(A)、引起し機構(B)並びに刈取り[構(
D)の3者に兼用の伝動軸(48)とが、その1次動力
分配軸(40)自身との平行に振り分は横架されている
つまり、機体(10)の前部をなす作業フレーム(12
)上へ局部集中的に配列設置された一連の作業機構(A
)〜(G)が、同じく機体(10)の後部をなすトラッ
クフレーム(11)上の搭載エンジン(16)により、
1次動力分配軸(40)を介して悉く駆動されるように
なっているのである。
その際、上記第3伝動ベル) (41)に下方から接触
するテンションローラー(49)は、固定状態のトラッ
クフレーム(11)側に軸架されており、作業フレーム
(12)をその横軸(13)の支点廻りに昇揚させた時
には、上記した一定な間隔距離(d)の存在に基いて、
そのテンションローラー(49)から第3伝動ベル) 
(41)が第5図のように浮上・弛緩し、その伝動作用
が自づと解除されるようになってもいる。そのため、非
作業時の不慮な人身事故などを効果的に予防することが
できる。
上記一連の作業機構(A )〜(G)について、先づそ
のイ草の引起し機構(B)から説明すると、これは作業
フレーム(12)の左側(未刈り側)前端位置に偏倚し
つつ、一定角度の後上がり傾斜状態に並列された内外(
右左)一対の引起しチェノケース(50) (51)と
、その内部に上下方向への循環回走自在として各々格納
された無端な引起しチェノ(52) (53)と、その
各チェノ(52) (53)へ一定間隔おきの多数とし
て、且つ起伏自在に枢着された6起し爪(54) (5
5)とから成り、その引起し爪(54)(55)が上方
への回走作用時にチェノケース(50) (51)から
張り出して、イ草を自づと梳る如く引起すことになる。
(S)は画引起しチェノケース(50) (51)の向
かい合う相互間に関口固成されたイ草の引起し通路であ
るが、これは特に外側のチェノケース(51)に対して
、内側のチェノケース(50)が開脚状態に並列される
ことにより、正面視の略直角な三角形を呈している。但
し、その両チェンケース(50) (51)を等しく開
脚させることにより、正面視のノへ字型に開口する引起
し通路(S)として区画じても、勿論良い。
そして、その何れにしても内側のチェノケース(50)
には、その上下方向の全長に亘って引起しチェノ(52
)が回走するように内蔵されているに反し、外側のチェ
ノケース(51)内には、その略下半部だけを回走する
引起しチェノ(53)が格納されており、その両チェン
(52) (53)の引起し爪(54) (55)が千
鳥配列状態の交互に入り組み乍ら、上方へ整然と回走作
用されるようになっている。
つまり、正面視の三角形又はハ字型に開口する引起し通
路(S)は、刈取り機構(D)のバリカン刃による株元
刈取り作用@(W)を言わば底辺とする処、その左右方
向から交互の入り組み状態に張り出す画引起し爪(54
) (55)の上昇作用限度(P〉が、両チェンケース
(50) (51)の中途高さに位置決めされているわ
けである。しかも、その底辺の刈取り作用%i (W)
はイ草の2条分に相応し、その2条分のイ草を一挙に引
起しつつ、やがて穂先側から自づと合流させることがで
きるようになっている。
(56)は外側引起しチェノケース(51〉の背後位置
において、これと略平行な後上がりの傾斜状態に立設さ
れた2次動力分配軸であり、その下端部が上記分草機構
(A)と引起し機構(B)並びに刈取り機構(D)の3
者に兼用の伝動軸(48)へ、第2傘歯車機構(57)
を介して伝動連結されていると共に、その第2傘歯車機
構(57)から更に下方へ派出する伝動軸(58)によ
って、刈取り機構(D)を形作るバリカン刃(59)が
、左右方向へ直線的に往復運動されるようになっている
そのバリカン刃(59)は上記引起し通路(S)の背後
を横断する関係状態として、上記作業フレーム(12)
の下端部に支持されており、これによる株元の刈取り作
用幅(W)がイ草の2条分に相当すること、上記した通
りである。
他方、2次動力分配軸(56)の上端部には第3傘歯車
機構(60)と、その内側(右側)に位置する第4傘歯
車機構(61)とが、第9図のように迂回伝動軸(62
)を介して並列設置されており、その第4傘歯車機fi
(61)から前方へ派出する伝動軸(63)によって、
内側チェノケース(50)内の引起しチェノ(52)が
回走駆動されるようになっている。
(64)は同じく2次動力分配軸(56)の中途高さ位
置に組付は一体化された第5傘歯車機構であり、これか
らやはり前方へ派出する伝動軸(65)によって、外側
チェノケース(51)内の引起しチェノ(53)が回走
駆動されるようになっている。その内外−対の引起しチ
ェノ(52) (53)が上記のような交互の入り組み
状態として、同期的に回走作用することは言うまでもな
い。
又、(66)は上記引起し機構(B)の引起し爪(54
) (55)によるイ草の引起し作用を助勢し、そのイ
草を穂先側まですばやく整立させるための送風装置であ
り、そのブロワ−ファン(67)の回転駆動力が上記1
次動力分配軸(40)の外側(左側)軸端部から取り出
されるようになっている。
即ち、これを抽出拡大した第11図において、(68)
は上記第3伝動ヘルド(41)の掛架用プーリー(42
)へ、その横外方からの抜き差し自在として、且つ一体
回転し得るように嵌合された伝動爪板であり、その中心
部から横外方へ派出する支軸(69)を備えている。(
70)はこれと向かい合うブロワ−ファン(67)の回
転支軸であり、その内外相互間にはブロワ−ファン(6
7)の増速ギヤ機構(71)が介挿設置されている。そ
の増速ギヤ機構(71)によって、ブロワ−ファン(6
7)自身を極力に小型・軽量化しつつも、高速・高強度
の風力を起生じ得るようになっているのである。
(72)は増速ギヤta構(7エ)のギヤケース(73
)を作業フレーム(12)へ据付けるための脚柱、(7
4)はそのケース(73)に固定一体化されたファンケ
ース、(75)はその中心部に開口されたメツシュ型の
エヤー吸入口であり、更に横外方から安全カバー(76
)によって被覆されている。(77)はファンケース(
74)に連通接続されたエヤー吐出管路であり、第1.
5図から明白なように、作業フレーム(12)の左側端
部に沿って、且つ一定角度の前部がり傾斜状態に延在さ
れていると共に、その下部前端のエヤー噴出ノズル(7
8)が上記外側引起しチェノケース(51)の直前位置
から、そのり1起されるべきイ草を指向する開口状態に
ある。
つまり、エヤー吐出管路(77)のエヤー噴出ノズル(
7日)は後述する分草機構(A)の外側橋板へ固定支持
された状態において、第12図のように側面視の略真上
を指向していると同時に、これを正面から見た時には第
13図のように、内側の引起しチェノケース(50)と
交叉する斜め上向きに開口しているのである。
そのため、イ草は引起しvj構(B)の引起し爪(54
) (55)へ引掛かる直前において、ブロワ−ファン
(67)からの強い風力を受け、そのエヤージェットに
よって−早く垂立状態に整流されると共に、穂先側の絡
み付きも確実に分離されることとなり、又イ草の2条分
を洩れなく引起すことができるにも拘らず、その茎稈に
傷付きを与えるおそれがない。
(79)は上記エヤー噴出ノズル(78)からのエヤー
ジェットを受け止めて、上方へ反射的に誘導する送風ガ
イド板であり、内側の引起しチェノケース(50)に沿
って、且つその略下半部に一定高さの前向き張り出し状
態として添え付は固定されている。そのため、第12.
13図から示唆される通り、これに衝当したエヤージェ
ットが上方へ屈折的に誘導され、そのロスなくイ草の引
起しに活用されることとなり、作用効率を著しく昂める
ことかできるのである。
次に、イ草の分草#R構(A)は上記引起し機構(Bン
の引起しM (54) (55)による引起し作用に先
立って、圃場から植立するイ草へ分は入るものであり、
そのため作業フレーム(I2)の左側(未刈り側)最前
端位置に装備されている。
即ち、(80) (81)は上記バリカン刃(59ンの
株元刈取り作用幅(W)を画定する平行な内外(右左)
一対の分草橋板であって、何れも作業フレーム(12)
に付属一体化されていると共に、その内側の分草揚板(
80)には上記した内側引起しチェノケース(50)の
下端部が、同じく外側の分草橋板(8工)には外側引起
しチェンケ〜ス(51)の下端部が各々固定支持されて
いる。
しかも、その両分草IFj、(80) <81)は地面
に沿う如く、引起しチェンケース(50) (51)よ
りも前方へ一定距離(1)だけ長く派出しており、その
外側分草楊Fi(81)の前端部にば分草矢(82)が
固定設置されている一方、内側分草横板(80)の前端
部からはイ草の導入ガイド杆(83)が一体内に曲げ起
されている。(84)はその外側分草橋板(81)の前
端部から引起しチェンケース(50) (51)よりも
緩やかな角度の抜上がり傾斜状態に立設された公転分草
杆であり、合成樹脂やその他の可撓材から側面視の全体
的な円弧形態に弯曲されている。その弯曲によって、公
転運動上の一定な振幅が与えられているのである。
そして、その公転分草杆(84)の下部前端は分草矢(
82)の背後位置に枢着されており、同じく上部後端は
首振り伝動軸(85)の先端軸受筒部へ、自転しないよ
うに嵌合されていると共に、その首振り伝動軸(85)
が外側引起しチェンケース(5工)の上部を貫通しつつ
、後上方へ延びている。 (86)は上記2次動力分配
軸(56)における第3傘歯車機構(60)と第5傘歯
車機構(64)との上下相互間に介挿設置された第6傘
歯i機構であり、これを介して2次動力分配軸(56)
と首振り伝動軸(85)とが伝動連結されている。
そのため、公転分草杆(84)はその後上方から導入さ
れるエンジン(16)の動力によって、イ草を分草作用
すべく公転運動することになり、その圃場に伏倒してい
るイ草はこれを引起す。その際、外側引起しチェンケー
ス(51)の直前位置には、上記した通り送風装置(6
6)のエヤー噴出ノズル(78)が臨まされてもいるた
め、その公転分草杆(84)との相乗的な分草・引起し
作用がイ草に付与されることとなる。
又、引起し爪(54) (55)によるイ草の引起しに
先立って、そのイ草には水による潤滑作用も施されるよ
うになっている。(87) (88)はその潤滑装置(
89)を形作る内外(右左)一対の水噴出ノズルであっ
て、上記引起しチェンケース(50) (51)並びに
分草橋板(80) (81)と対応している。その一対
の水噴出ノズル(87) (88)が引起しチェンケー
ス(50) (51,)の直前に位置しつつ、分草横板
(80) (81) 4こ各々固定支持されているわけ
である。
その場合、外側の水噴出ノズル(88)は上記エヤー噴
出ノズル(78)の直前位置に臨んでいるが、何れにし
ても雨水噴出ノズル(87) (8B)は第14.15
図のように、側面視の略真上を指向していると共に、正
面から見た時には互いにハ字型をなして並列する如<、
斜め上方に向かって開口している。
その雨水噴出ノズル(87) (1?8)からイ草に向
かって水流が圧送されることにより、その茎稈を結露状
態に濡らし、その傷付きの原因をなくすように潤滑作用
すると共に、その圧送水流(ウォータージェット)をも
イ草の引起しに参与させる趣旨である。
(90)は機体(10)の就中運転台(25)へ着脱自
在に据付けられた貯水タンクであり、これと再噴出ノズ
ル(87) (88)とがフレキシブルホースなどの送
水管路(91)によって連通接続されている。送水管路
(91)は第1〜3図のように機体(10)の左側端部
に沿って、そのトラックフレーム(11)側から作業フ
レーム(12)0!IIへ延長されており、その中途に
介在された分岐接手(92)によって、一対の分草に板
(80) (81)を経て雨水噴出ノズル(87) (
88)へと分岐状に配管されている。(93)は同じく
内側分草横板(80〉への円滑な分岐配管のために、作
業フレーム(12)の前端部から下方へ派出されたステ
ーである。
(94) (95) (96)は同じく送水管路(91
)の途中に各々介挿設置された電磁バルブとポンプ並び
にその駆動用モーターであり、第16図の制御回路から
明白なように、運転台(25)上からオペレーターによ
ってレバー操作されるようになっている。
つまり、水による潤滑作用をイ草へ付与するに当っては
、その電磁バルブ(94)を開放状態に、又ポンプ(9
5)を作動状態に各々準備させるべく、メインスイッチ
(97)をオン作用させた上で、一連の作業機構(A)
〜(G)にエンジン(16)からの作業動力を伝えるべ
く、そのクラッチレバ−(98)の操作により、作業機
構(A)〜(G)との連動スイッチ(99)をオン作用
させて、上記タンク(90)内の水をポンプ(95)の
作動により、雨水噴出ノズル(87) (88)へ圧送
するのである。
このような制御回路を採用すれば、メインスイッチ(9
7)を予しめオフ作用状態に保っておくことにより、そ
の潤滑装置(89)を使わずに、イ草の収穫作業を行な
うこともできることになる。
その場合、図では貯水タンク(90)のそれ自身を交換
できるようにするため、そのタンク(90)へ送水管路
(91)を抜き出し可能に挿入し、吸水バルブ(100
)を通して吸引できるように定めているが、その送水管
路(91)と貯水タンク(90)とを予しめ接続一体化
して、タンク(90)内へ水だけを補給できるように定
めても良い。尚、上記電磁バルブ(94)は水のサイフ
オン作用による自然な吸い出しを防ぐためのものである
。(101)はバッテリーを示している。
上記のように分草作用と引起し作用を受けたイ草は、そ
の引起し通路(S)を合流状態に通過し、その背後の穂
先側挟持搬送機構(C)へ第17図のように自づと引込
み導入されることになり、その穂先側の挟持されるや否
や、上記株元刈取りlfi構(D)のバリカン刃(59
)によってカットされるのである。
そして、刈取り後のイ草はその挟持搬送機構(C)によ
って、穂先側の挟持されたまま機体(10)の後方へ吊
り上げ搬送されるのであり、そのために挟持搬送機構(
C)は上記引起し通路(S)の中途高さ位置へ背後から
正しく臨み、且つ機体(10)の前後方向に沿う延在状
態として架設されている。その架設されるべき中途高さ
位置としては、低くとも上記引起し爪(54) (55
)の上昇作用限度(P)に位置決めすることが良い。
即ち、(102) (103)はその挟持駆送機構(C
)を形作る内外(右左)一対の無端な複列型イ草挟持ヘ
ルドであって、第21〜23図から明白なように、その
背中合わせ面の密着により、イ草を弾力的に挟持する。
その場合、外側の挟持ヘル) (103)は前後一対の
プーリー(104) (105)に撞き掛けられており
、その後側の駆動プーリー支軸(106)から導入され
る動力によって、循環回走されるようになっている。そ
の外側挟持ベル) (103)の駆動プーリー支軸(1
06)が、上記した1次動力分配軸(40)から起立す
る伝動軸(44)へ、減速ギヤ機f!(107)を介し
て伝動連結されているわけである。
(108)は残る前側の従動プーリー支軸、(109)
は外側挟持ヘル) (103)のヘルドテンショナーで
あり、角棒ヨーク(1]、、0) とその鞘筒レール(
111,)との伸縮可能な二重構造をなし、その内部に
は圧縮コイルハネ(112)  も封入されている。そ
して、このような前後一対のプーリー(108) (1
06)とその相互間のへルトテンショナー(109)は
、断面倒立U字型をなして前後方向へ延在するヘッドフ
レーム(113)に取付は支持されている。
又、そのヘッドフレーム(113)の内側壁面は後述す
るイ草弯曲誘導ベルト並びに引込みヘルドの横隣り位置
を覆う如くに臨み、その挟持ヘルド(102) (1,
03)から吊り下がるイ草を内方へ変向させるべき、傾
斜状態の誘導スカー) (114)として長(垂下され
ている。
他方、外側の挟持ヘル) (103)と並列する内側の
挟持ヘルド(102) も、前後−タ1のプーリー(1
15> (116)に撞き掛けられているが、その前後
相互間には複数の中間プーリー(117) も軸支され
ており、これによって内側挟持ヘルl−(102)が内
方からの張り出し付勢力を受け、外側挟持ベルド(10
3>と密着する全体的な円弧形態に弯曲されている。
つまり、両挟持ヘルド(102) (103)の背中合
わせ面が第21図のような上方から見た場合に、全体と
して外方への滑らかな凸曲面をなしているのである。そ
のため、穂先伊■が挟持搬送中にあるイ草の株元側を、
後述のように機体(10)の内方へ横送りしつつ、その
正面視の全体的な円弧弯曲形態として、無理なく横倒し
姿勢に変向させることができることとなる。
(118) (119)は内側挟持ベルト(102)に
おける前側の従動プーリー支軸と後側の駆動プーリー支
軸であり、その駆動プーリー支軸(119)が上記した
第4傘歯車機構(61)から別な第7傘歯車機構(12
゜)を経て下方へ派出する伝動軸(121)に、減速ギ
ヤ機構(122)を介して伝動連結されている。
外側の挟持−・ルト(103)が第9.10図に基き上
記したように、1次動力分配軸(40)と伝動軸(44
)を経由した下方からの入力によって回走駆動されるに
反し、内側の挟持ヘルド(102)は2次動力分配軸(
56)と迂回伝動軸(62)並びに伝動軸(121)を
経由した上方からの入力を受けて、その外側挟持ベル)
 (103)と相反するイ草の搬送方向へ回走駆動され
るようになっているのである。
上記両挟持ヘル) (102) (103)の背中合わ
せ面には、第23図から示唆されるような一定の咬み合
い段差(1)が付与されており、これによってイ草のm
落や位置ズレなどを起すことなく、これを確実に挟持搬
送できるようになっている。しかも、その背中合わせ面
は全体的な非垂直面として、機体(10)の前後方向か
ら見た場合に、内側の挟持ベル) (102)が外側の
挟持ベル) (103)よりも若干背高く上方へ位置ズ
レ変化する如く、その積上がりの傾斜整列状態に並設さ
れている。
つまり、両イ草挟持ヘルド(102) (103)の背
中合わせ面は前後一対づつの駆動プーリー支軸(106
)(119)並びに従動プーリー支軸(108)′CH
8)と平行する状態にある処、そのプーリー支軸(1,
06) (108) (118) (119)の軸線(
Y −Y)が機体(10)との位置関係上、tく仮想垂
直線(○−O)と一定角度(β)だけ交叉する外部がり
の傾斜姿勢に起立しているわけである。
その結果、このような背中合わせ面によって穂先側の挟
持されたイ草は、第24図から示唆される通り、その刈
取り後に株元側が自づと機体(10)の内方へ振り寄せ
られる如く、その子しめの横倒し付勢状態に保たれるこ
ととなる。但し、両イ草挟持ヘルド(102) (10
3)の背中合わせ面はこれを全体的な垂直面として、そ
の左右一対の同−設置高さに並列させても勿論良い。
(123)は上記内側挟持ベルト(102)の下段位置
に並列された無端なイ草弯曲誘導ヘルドであり、これも
前後一対のプーリー(124) (125)にlをき掛
けられているが、その後側の駆動プーリー支軸(126
)は上記内側挟持ベル) (102)の駆動プーリー支
軸(119)へ、第22図のように下方から一体回転自
在に接続されており、これから受け入れた動力によって
、弯曲誘導ベルl−(123)が内側の挟持ヘルド(1
02)と同一方向へ、同一速度のもとに循環回走される
ようになっている。
しかも、その弯曲誘導ベル) (123)の駆動11ノ
ー支軸(126)は内側挟持ベル) (102)を支持
する駆動プーリー支軸(119)の軸線(、Y−Y )
に対して、その軸線(Z −Z)が第23図のように一
定角度(r)だけ内方へ屈折する傾斜設置状態にあり、
その弯曲誘導ヘルド(123)のイ草と接触する作用面
が、上記挟持ヘルド(102) (103)の背中合わ
せ面から吊り下がるイ草とほぼ直交して、そのイ草に抵
抗を与えることなく、その後方への搬送作用に正しく順
応随伴するようになっている。(127)はその弯曲誘
導ベル) (123)の作用面に接着一体化されたスポ
ンジなどから威る弾褥膜であり、イ草の傷付き並びに空
滑りなどを防ぐ。
(128)は上記弯曲誘導ベルト(123)における前
側の従動プーリー支軸であるが、これは上記した後側の
駆動プーリー支軸(1,26>と異なり、内側挟持ベル
1−(102)のプーリー(1,18) (119)に
平行する配列状態として、その内側挟持ベル) (10
2)と弯曲誘導ヘルド(123)との上下相互間二二介
在するヘルドテンショナー(129)から下向きに派出
されている。第22.23図から明白なように、上記弯
曲誘導ヘルド(123)が前後一対のプーリー(124
) (125)へ、その後方へ行く程徐々に捻られた状
態として捲き川けられているわけであり、その作用長さ
(xi)は内側挟持ベル) (+02)のほぼ後半部に
相応する。
上記弯曲誘導ヘルド(123)のヘルドテンショナー 
(129)は前後一対のit!l筒レール(130) 
(131)と、その相互を伸縮自在に連結する角棒ヨー
ク(132)とから成り、両レール(130) (13
1)の内部には圧縮コイルハネ(133)も各々封入さ
れているため、その全体として伸張する常態にある。
そして、そのヘルドテンショナー(129)の中間部に
位置するヨーク(132)によって、上記弯曲誘導ベル
) (123)の前側従動プーリー支軸(128)が回
転自在に軸受けされているため、その弯曲誘導ベル1i
123)には自づとテンンヨン作用力が働くこととCる
。上記ヘルドテンショナー(129)の後(Flレール
(131) ハステ(134) ニJlニッチ、弯曲誘
導ベルl−(123)における後側駆動プーリー(12
6)の軸受筒部へ、溶接などにより固定支持されている
(135)は上記ヘルドテンショナー(129) と弯
曲81ヘル) (123)との上下相互間に臨みつつ、
内側挟持ヘルド(102)のほぼ前半部に相当する作用
長さ(x2〉として並列されたイ草引込みベルトであり
、イ草の引掛は可能な複数の張り出しラグ(136)を
備えている。
そして、これば前後一対のプーリー(137) (13
8)に捲き掛けられているが、その後側のプーリー(1
38)が上記弯曲誘導ベル) (123)の前側従動プ
ーリー支軸(128)へ、一体回転可能に組付は嵌合さ
れることにより、その弯曲誘導ベルト(123)と同一
方向へ、同一速度のもとに回走駆動されるようになって
いる。尚、引込みヘルド(135)における前側のプー
リー(137)は、上記ベルトテンショナー (129
)の前側レール(130)へ遊転自在に軸支されている
つまり、引込みヘルド(135)は上記引起し通路(S
)から両挟持ベル) (102) (103)の背中合
わせ面へ、イ草を確実に引込み導入作用するものとL7
て、又弯曲誘導ベル) (123)はその引込み後のイ
草を、挟持ベル) (102) (103)による後方
への挟持搬送中において、機体(10)の内方へ滑らか
な円弧形態に弯曲させる如く誘導作用するものとして、
その何れも第21〜23図のように挟持ヘルド(102
) (103)と予じめ組付はユニット化されているわ
けである。
その弯曲誘導ヘル) (123)によるイ草の誘導作用
については、上記のようにヘッドフレーム(113)の
誘導スカート(114)もこれに参与するため、−層安
定良く確実に遠戚されることとなる。
その場合、内外一対のイ草挟持ベル) (102) (
103)は第22.24図の鎖線によって示唆する如く
、そのプーリー支軸(106) (108) (118
) (119)に沿う上下方向へのスライド操作によっ
て、その設置高さを調整することができる。イ草におけ
る穂先側の挟持位置を変更させて、使用することもでき
るようになっているのである。
上記挟持搬送機構(C)を形作るイ草挟持ヘルド(10
2> (103)の下方位置には、屑イのすぐり出し選
別機構(E)が機体(10)の前面に沿う横方向への延
在状態として配列設置されており、上記挟持ヘル) (
1,02) (103)から吊り下がるイ草の株元側を
右側(既刈り側ン位置まで横送りすること番こより、そ
のイ草を第18.19.23.24図のように、株元側
が自づと結束床(23)の高さ位置まで振り上がる横倒
し姿勢として、その全体的な正面視の円弧弯曲形態に変
向させ得るようになっている。
即ち、そのためのすぐり選別機構(E)は、上記イ草挟
持ベルト(102) (103)による穂先側の搬送方
向と平面視のほぼ直角に交叉する如く、作業フレーム(
12)に固定横架された上下一対のすぐりチェノケース
(1,39) (140)と、その内部に横方向への循
璋回走自在として各々格納された無端なすくりチェノ(
141) (142)と、その各チェノ(141) (
142)へ一定間隔おきの多数として、且つ起伏自在に
枢着されたすくり爪(143) (144)とから成り
、そのすくり爪(143) (144)が右方向への回
走作用時にチェノケース(139) (140)から張
り出して、これに引掛かるイ草を1本づづ分離する如く
梳り、短小な屑イをすくり出すことになる。
その意味から両すくりチェノ(141) (1,42)
の左側端部(作用始点)は、上記引起し通路<S>の背
後位置に臨んでおり、そのすくり爪(143) (14
4) 、’l<挟持ヘル) (102) (103)か
ら吊り下がるイ草の株元側を、自づと確実に引掛は得る
ようになっている。その場合、下側のすくりチェノヶー
ス(140)がほぼ水平に横架されているに反し、上側
のすくりチェノケース(139)は橋上がりの傾斜状態
に配列されており、以ってそのすくりチェノ(141)
の右側端部(作用終点)が結束床(23)の高さ位置に
臨まされている。
(145)は上記すぐりチェノヶース(139) (1
40)の左側端部において、その上下一対の相互間に介
挿設置された第8傘歯車機構であり、これが第9図のよ
うに上記伝動軸(47)と伝動連結されることにより、
両すくりチェ7(141) (142)が同一方向へ、
同一速度のもとに回走駆動されるようになっている。(
146)は下側チェンケース(140)の下段位置へ平
行に横架された屑イの掻き出しベルトであって、多数の
張り出しラグ(147)を備えており、これも上記すく
リチェン(141) (142)と同一方向へ回走駆動
されるようになっている。
上記屑イのすくり出し作用を受けたイ草の株元側は、そ
のすぐリチェン(141) (142)の横送り勢力に
よって、上記穂先側の挟持位置を可動支点としつつ、機
体(10)の結束床(23)へ言わば振り廻し浮上され
ることになり、その結束床(23)上の集束搬送機構(
F)に受け取られるや否や、そのまま結束機構(G)に
向かって送り込まれるのである。
その結束機構(G)は第25〜27図のように、ビルガ
ード(148)や放出アーム(149) 、ニードル(
150) 、バッカー(151) 、感知ドアー(15
2)などを具備しており、その何れも機体(10)の右
側(既刈り側)端部に位置しつつ、上記作業フレーム(
I2)から結束床(23)よりも背高く固定立設された
タイミングギヤケース(153)へ、その内方から結束
床(23)上へ8乙ように軸支されている。
その場合、パッカー(151)とニードル(150)が
下方から結束床(23)へ出没するようになっているに
反し、放出アーム(149)  とドアー(152)は
常に結束床(23)上に露呈しており、そのドアー(1
52ンがイ草の一定量を感知する否や、ニードル(15
0)によりイ草束(M)として結束作用された上、放出
アーム(149)によって後方へ放出されることになる
。タイミングギヤケース(153)に内蔵された図外の
タイミングギヤ機構が、上記1次動力分配軸(40)や
伝動軸(45)と伝動連結されることにより、上記結束
機構(G)が所定の運動作用を行なうわけである。
又、上記株元側の集束搬送機構(F)は機体(10)の
上方から見て、穂先側の挟持搬送機構(C)と略平行に
延在されている。そして、これは前後一対のプーリー(
154) (155)と、これに捲き掛けられた張り出
しラグ(156)付きの無端な掻き込みヘルド(157
)とから成り、そのラグ(156)によってイ草を引掛
けつつ、後方へ整然と搬送するようになっている。その
l&側のプーリー(155)が上記タイミングギヤケー
ス(153)の上部位置へ内方から、上記ニードル(1
50)や放出アーム(149) 、ドアー (152)
などと同様な横軸廻りの回転自在に軸支されている。
(158)はその後側の駆動プーリー支軸であり、その
ため掻き込みヘルド(157)と結束床(23)との上
下相互間には、一定のイ草掻き込み通路(Q)が区画開
口される結果となっている。その後側の駆動プーリー支
軸(158)がタイミングギヤ機構により回走されるこ
と言うまでもない。(1,59)は掻き込みベルト(1
57)のベルトテンショナーでアリ、上記した外側挟持
ベル) (103)のベルトテンショナー(1,09)
と同じ構造を備えている。
(160)は上記掻き込み通路(Q)に臨まされた株元
揃え切り用バリカン刃であり、上記タイミングギヤケー
ス(153)の前面から一定距離(n)だけ前方へ張り
出す状態として、且つ上下方向へ往復運動するように、
そのギヤケース(153)へ内方から軸支されている。
上記掻き込みヘル) (157)による通路(Q)への
掻き込み過程において、イ草の株元側を自づと揃え切り
、そのギヤケース(153)の前面へ衝突することを防
いだ上で、円滑確実に結束機構(G)へ導入できるよう
になっているのである。
上記のように結束されたイ草束(M)は放出アーム(1
49)の作動によって、その結束床(23)からメイン
デツキ(24)へ落下状に放出移載されることになるが
、その−挙に放出させてしまう時には、メインデツキ(
24)への収容積載状態が乱れやすく、又その限られた
大きさのデツキ(24)に対して、オペレーターの意図
通りに効率良く積載することも困難である。
蓋し、イ草束(M)の太さや重さはその全長に亘って均
一でなく、その株元側のみが放出アーム(149)の作
用力を受けるほか、その積載量も次第に増加することに
なるからである。
その対策として、第25〜27図のような束受け装置(
161)が、上記結束床り23)とメインデッキ(24
)との境界位置に介挿支架されており、これによって結
束後のイ草束(M)を−旦安定な仮り止め状態に係留で
きるようになっている。
即ち、その束受け装! (161)はイ草束(M)の穂
先側を受け持つピローアーム(162)と、同じく株元
側を受け持つピローアーム(1,63)との左右−対か
ら成り、その何れも1本の金属線材から具体化されてい
る。
その穂先側のピローアーム(162)は、上記挟持搬送
機構(C)における外側挟持ベルト(103)のプーリ
ー支軸(106) (108)を受け持つヘッドフレー
ム(113)から後方へ派出されており、上記挟持ヘル
ド(102) (103)の挟持力が解放されるや否や
、そのイ草の穂先側がそのまま後続するピローアーム(
162)上へ移り載るようになっている。(164)は
そのピローアーム(162)のメインデツキ(24)上
に臨む後端部から上向きに曲げ起されたストッパー雪片
であり、イ草の穂先側を一旦受け止め保持する。
その場合、図では穂先側ピローアーム<162)の前端
部を、上記ヘットフレーム(113)へ4接などにより
固定一体化しているが、その(tりにピローアーム(1
62)を同じくヘッドフレーム(113)へ、回動操作
自在に枢着することにより、これをメインデツキ(24
)上から退避させる如く、前方へ折りたためるように定
めても良い。そうすれば、これに邪魔されることなく、
メインデツキ(24)に対するイ草束(M)の積載量を
増加できるからである。
他方の株元側ピローアーム(163)は、上記穂先側ピ
ローアーム(162)と平面視のほぼ平行状態として結
束床(23)の後端部へ、横軸(165)により回動操
作自在に枢着されており、その横軸(165)の支点廻
りに前方へ折りたたみ伏倒させることもできるようにな
っている。しかも、その横軸(165)からは結束床(
23)の下部に埋没する回動片(166)が一体内に派
出されていると共に、その回動片(166)には上記ピ
ローアーム(163)を常時押し上げるべく付勢するコ
イルハネ(167)が連繋されている。
これによって、ピローアーム(163)にイ草束(M)
の株元側が載った時に初めて、そのアーム(163)が
イ草束(M)の重量を受けて、略水平状態となる所期の
正規位置まで若干沈下するようになっている。その所期
する株元側ピローアーム(163)の正規位置は、イ草
束(M)の株元側が穂先側よりも太いことに対応εて、
上記穂先側ピロー7ム(162)よりも一定の段差(k
)分だけ低くたっているのである。
又、(168)はその株元側ピローアーム(163)の
メインデツキ(24)上へ臨む後端部に、やはり曲げ起
されたストッパー雪片であり、イ草の株元側を一旦受け
止め保持することに働(が、その後端部は上記穂先側ピ
ローアーム(162)の後端部よりも一定量(e)だけ
後方へ長く派出されている。
そのため、イ草束(M)の株元側はその穂先側に比して
、運転台(25)へ−層接近することになり、その結果
オペレーターは運転台(25)上から、その株元側を握
り持ちやすくなる。
この点につき、図ではメインデツキ(24)のf&(l
l’1全体を運転台(25)として広幅に形作っている
が、−旦係留されたイ草東<M)の株元側を、その運転
台(25)上からオペレーターが容易に握り持てる限り
では、上記運転台(25)をサブデツキ(29)に近づ
く機体(10)の既刈り側へ偏倚させても良い。そうす
れば、残る未刈り側の機体スペースをメインデツキ(2
4)の言わば延長部分とじて、ここにもイ草束(M)を
積載できることになる。その意味から言えば、運転台(
25)はメインデツキ(24)の付近に配設されれば足
りる。尚、サブデツキ(29)の設置はこれを省略して
もさしつかえない。
更に、両ピローアーム(162) (163)へ横倒し
状態に載ったイ草束(M>は、その株元側ビローアム(
163)の上記沈下作用により、はぼ水平な安定姿勢に
受け持ち係留されるようになっており、そのメインデツ
キ(24)へ放出されるや否や、株元(Mlピローアー
ム(163)が自づとコイルハネ(167)の弾圧力に
より、押し上げ位置にとどまって、次回のイ草束(M)
を確実に受け止めるのである。
上記のように、イ草束(M)はその束受け装置(161
)によって一旦受け止め保持された上、引続きメインデ
ツキ(24)へ落下放出されるようになっているため、
そのメインデツキ(24)に対するイ草束(M)の積載
を、乱れなく且つ効率良く行なえると共に、上記サブデ
ツキ(29)への移載作業についても、これをオペレー
ターが第201mのよう番こ、運転台(25)上から安
楽に行なえることとなる。
尚、図では2条刈り用のイ草収穫機として、その引起し
機構(B)の引起しチェンケース(50) (51)を
開脚状態に並列設置することにより、その引起し通路(
S)を正面視の三角形又はハ字型に開口させているが、
その通路(S)を広幅な開口として、これにイ草の2条
分を合流状態に導入できる限りでは、その引起しチェン
ケース(50) (51)の一対を相互の平行する起立
状態に並設してもさしつかえない。
又、画引起しチェンケース(50) (51)をその内
側だけの1個として、外側のそれを引起しチェ7(52
)の内蔵されない単なるガイド支柱に形作ることにより
、本発明を1条刈り用のイ草自載式収8を機として実施
することも可能である。蓋し、上記束受け装置(161
)のピローアーム(162) (163)によって、イ
草束(M)を一旦受け止め係留させる倉味は、1条刈り
用であっても全く同様に言えることだからである。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明では機体の上面乙こイ草結束床(
23)と、その後部にこれよりも低いイ草東積載デツキ
(24)とを形威し、その積載デツキ(24)の付近に
運転台(25)を固定設置すると共に、機体(10)の
未刈り側端部位置に、刈取りイ草の穂先側を挟持しつつ
後方へ搬送する挟持搬送機構(C)を架設する一方、同
じく機体(10)の既刈り側端部位置に株元結束機構(
G)を据付けて、その挟持搬送機構(C)による穂先側
の挟持位置を可動支点としつつ、上記結束床(23)上
へ横倒し状態に変向弯曲させたイ草の株元側を、上記結
束機構(G )によって結束した後、その結束したイ草
束(M)を結束床(23)から積載デツキ(24)へ、
その結束機構(G)の放出アーム(149)により落下
放出状に移載させるイ草自載式収穫機におい上記結束床
(23)と積載デツキ(24)との境界位置にイ草束(
M)の株元側ピローアーム(163)と、上記挟持搬送
機構(C)の搬送作用終点位置ムこ同じくイ草束(M)
の穂先側ピローアーム(162)とを、その何れも積載
デツキ(24)上へ張り出す状態に支架させて、上記放
出アーム(149)により放出されるイ草束(M)を、
その一対のピローアーム(162) (163)によっ
て一旦受け止め係留させるように定めであるため、[6
に述べた従来技術の課題を容易に改良できる効果がある
つまり、上記の構成によれば、結束機構CG)の放出ア
ーム(149)によって、その結束床(23)から積載
デツキ(24〉に向かって放出されるイ草束(M)は、
その株元側と穂先側に対応するピローアーム(162)
 (163)によって、一旦受け止め係留されるように
なっているため、その係留状態にあるイ草束(M)を運
転台(25)上からオペレーターが把持することにより
、限られたスペースの積載デツキ(24)を効率良く利
用して、その意図通りの整然と安定良くイ草束(M)を
積載させることができるのである。
その場合、殊更請求項2に記載の通り、株元値リピロー
アーム(163)に常時後上がりの弾圧力を付与したり
、或いは請求項3に記載のようなストッパー凸子(16
4) (168)を、その両ピローアーム(162) 
(163)の後端部に曲げ起し形成するならば、結束床
(23)から放出されて来るイ草束(M)を−層確実に
受け止めることができ、その保持状態の安定性に優れる
又、株元側ピローアーム(163)を横軸廻りの起伏自
在として、そのコイルバ:(167)によす常時後上が
りの弾圧力を付与するならば、その後端部が積載デツキ
(24)上に臨む如く張り出すとしても、その積載デツ
キ(24)に積載増加するイ草束(M)と干渉し合わず
、ますます効果的であると言える。そして、このような
効果は両ピローアーム(162) (163)を折りた
たみ可能とすることにより、更に一層向上されることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明に係るイ草収穫機の概略全体を示す
側面図、正面図並びに平面図、第4図は第3図の一部を
切欠いて示す全体平面図、第5図は第1図に対応する作
業フレームの昇揚作動状態を示す全体側面図、第6.7
図はイ草束の81載状態とその荷降し状態を各々示す部
分拡大背面図、第8図は作業フレーム昇降作動用油圧シ
リンダーとサブデツキ起伏作動用油圧シリンダーの制御
回路を示す説明図、第9.10図は作業機構への伝動系
統を示す背面図と平面図、第11図は送風装置の取付状
態を示す部分拡大断面図、第12.13図はイ草に対す
るエヤージェットの噴出作用を示す側面図と正面図、第
14.15図は同じくイ草に対するウォータージェット
の噴出作用を示す側面図と正面図、第16図は水による
イ草清滑装置のfi制御回路を示す説明図、第17〜1
9図はイ草に付与する一連の作用を示す側面図、正面図
並びに平面図、第20図は第17図に対応するイ草束の
係留作用を示す側面図、第21.22図はイ草の穂先側
挟持搬送機構を抽出して示す平面図と側面図、第23図
は第21図の23−23線に沿う断面図、第24図はイ
草の変向作用を示す正面図、第25.26図はイ草の株
元側集束搬送機構並びに結束機構を抽出して示す平面図
と側面図、第27図は第26図に対応するイ草束の係留
状態を示す側面図である。 (10)・・・・・機体 (23)・・・・・結束床 (24)・・・・・#1載デツキ (25)・・・・・運転台 (149)・・・・・放出アーム (162) (163)  ・・ピローアーム(164
) (168)  ・・ストッパー凸子(165)・・
・・・横軸 (C)  ・・・・・挟持搬送機構 (G)  ・・・・・結束機構 (M)  ・・・・・イ草束 (e)  ・・・・・一定量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機体(10)の上面にイ草結束床(23)と、その
    後部にこれよりも低いイ草束積載デッキ(24)とを形
    成し、その積載デッキ(24)の付近に運転台(25)
    を固定設置すると共に、 機体(10)の未刈り側端部位置に、刈取りイ草の穂先
    側を挟持しつつ後方へ搬送する挟持搬送機構(C)を架
    設する一方、同じく機体(10)の既刈り側端部位置に
    株元結束機構(G)を据付けて、 その挟持搬送機構(C)による穂先側の挟持位置を可動
    支点としつつ、上記結束床(23)上へ横倒し状態に変
    向弯曲させたイ草の株元側を、上記結束機構(G)によ
    って結束した後、その結束したイ草束(M)を結束床(
    23)から積載デッキ(24)へ、その結束機構(G)
    の放出アーム(149)により落下放出状に移載させる
    イ草自載式収穫機において、 上記結束床(23)と積載デッキ(24)との境界位置
    にイ草束(M)の株元側ピローアーム(163)と、上
    記挟持搬送機構(C)の搬送作用終点位置に同じくイ草
    束(M)の穂先側ピローアーム(162)とを、その何
    れも積載デッキ(24)上へ張り出す状態に支架させて
    、上記放出アーム(149)により放出されるイ草束(
    M)を、その一対のピローアーム(162)(163)
    によって一旦受け止め係留させるように定めたことを特
    徴とするイ草自載式収穫機のイ草束受け装置。 2、株元側ピローアーム(163)の前端部を結束床(
    23)の後端部へ、横軸(165)によって起伏的な回
    動自在に枢支させると共に、そのピローアーム(163
    )に常時後上がりとなる弾圧力を付与することにより、 そのピローアーム(163)にイ草束(M)が載った時
    に初めて、そのイ草束(M)の自重力により略水平状態
    となる正規位置まで沈下するように定めたことを特徴と
    する請求項1記載のイ草自載式収穫機のイ草束受け装置
    。 3、一対のピローアーム(162)(163)を金属線
    材から平面視の平行状態として、機体(10)の前後方
    向に沿い延在させ、 その両ピローアーム(162)(163)の後端部にイ
    草束(M)の受け止め用ストッパー凸子(164)(1
    68)を曲げ起すと共に、 株元側ピローアーム(163)を穂先側ピローアーム(
    162)よりも運転台(25)へ接近するように、一定
    量(e)だけ後方へ長く派出させたことを特徴とする請
    求項1記載のイ草自載式収穫機のイ草束受け装置。
JP6362590A 1990-03-13 1990-03-13 イ草自載式収穫機のイ草束受け装置 Expired - Lifetime JP2759370B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6362590A JP2759370B2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 イ草自載式収穫機のイ草束受け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6362590A JP2759370B2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 イ草自載式収穫機のイ草束受け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03262412A true JPH03262412A (ja) 1991-11-22
JP2759370B2 JP2759370B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=13234708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6362590A Expired - Lifetime JP2759370B2 (ja) 1990-03-13 1990-03-13 イ草自載式収穫機のイ草束受け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759370B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2759370B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5662727B2 (ja) 貝類取り出し方法と貝類取り出し装置
JP6233098B2 (ja) 農作物収穫機
JPS61265014A (ja) 収穫機の走行中に刈取りイ草を結束して自載させる方法
JPH03262412A (ja) イ草自載式収穫機のイ草束受け装置
US3034664A (en) Tobacco harvesters
JPS6260043B2 (ja)
JPH03262413A (ja) イ草収穫機における刈取りイ草の挟持搬送機構
JP3222786B2 (ja) 根菜収穫機の根菜回収部構造
JPH03262411A (ja) イ草収穫機における未刈りイ草への送風装置
JPH03262410A (ja) イ草自載式収穫機におけるイ草束の積載装置
JPS61265015A (ja) イ草の自載式収穫機
JPH03262409A (ja) イ草収穫機におけるイ草の傷付き予防装置
JPH03236714A (ja) イ草の自載式乗用型収穫機
JPH03130010A (ja) イ草の2条刈り収穫機における分草引起し機構
JPH03236711A (ja) イ草収穫機における刈取りイ草の挟持搬送機構
JPH03290109A (ja) イ草収穫機の分草機構
JPH03236712A (ja) イ草自載式収穫機におけるイ草の姿勢変換方法
JPH0440819A (ja) イ草収穫機における刈取りイ草の挟持搬送機構
JPH0430719A (ja) イ草2条刈り収穫機におけるイ草の株元横送り装置
JPH03280807A (ja) イ草収穫機の分草機構
CN209882576U (zh) 麻叶采收机
KR102492355B1 (ko) 구형 농산물의 수집 선별 포장 시스템
CN209882577U (zh) 叶片收割装置及麻叶采收机
CN209882574U (zh) 麻叶夹持转运机构及麻叶采收机
SE429085B (sv) Maskin for avverkning och buntning av vexter