JPH032620Y2 - - Google Patents

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JPH032620Y2
JPH032620Y2 JP1983134732U JP13473283U JPH032620Y2 JP H032620 Y2 JPH032620 Y2 JP H032620Y2 JP 1983134732 U JP1983134732 U JP 1983134732U JP 13473283 U JP13473283 U JP 13473283U JP H032620 Y2 JPH032620 Y2 JP H032620Y2
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JP
Japan
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door
opening
lever handle
wall
space
Prior art date
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JP1983134732U
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JPS6041460U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Drawers Of Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として屋内で、間仕切りや廊下と
部屋との間等に設けられるフアシヨンドア等のド
ア開閉のための取手が、側面視逆Lの字状のレバ
ーハンドルで構成されているレバーハンドル付ド
アの開放保持装置に関する。
従来より屋内のドアーは、開放時取手が壁面に
衝突するのをゴム製の戸当り等を壁面やドアーに
取付けて防止しているために、ドアを開放した
時、ドアが90度も開かず、廊下の有効幅あるいは
出入口の実質有効幅が約20%も失われ(ちなみに
芯々910mmの廊下につくドアではドア開放時、有
効幅が700mmあまりになつてしまう。)、家具等の
搬出入が著るしく不便になる欠点がある。また開
いたドアをそのまま固定するには、戸当りに付設
されているフツクをドアや壁の受け金具に引つ掛
けるもので、手を上にのばしたり、身体をかがめ
たりせねばならず、操作が面倒である等の欠点が
あつた。
本考案のドア開放保持装置は、レバーハンドル
がノブ、つまり丸い引き手と違つて、棒状の握り
部であり、この握り部とドア表面との間に手指を
差し入れるに足る間隔があることに着目し、これ
を有効に活用できるよう工夫されたもので、ドア
開放時の廊下あるいは出入口の有効幅を大きく広
げることができると共にドアの開放姿勢の保持も
ワンタツチで簡単に、しかも、ガタツキのない状
態に行えるものを提供しようとすることを目的と
する。
この目的を達成するための本考案の構成上の特
徴は、開閉のための取手が側面視Lの字状のレバ
ーハンドルであるドアの開放保持装置であつて、
壁の内方に形成されるレバーハンドル押し入れ用
の空間と、該空間の開放側を閉塞する覆い板と、
該覆い板に形成された開口とから成り、該開口は
レバーハンドルの回動可能全域の内の空締りの安
定突出姿勢を保持する位置を徐く適所に設けられ
且つ、レバーハンドルの外法よりやや大きい内法
を有する孔に形成されていて、開口の口縁全域に
は内外に突出する弾性体製の当り部材が設けられ
ている点にある。つまり、ドアの開放側にある壁
に設けた開口を介して、レバーハンドルを壁内の
空間に入れ込めるようにしたために、ドアを開い
た際にはドアを壁面にピタリを合わせて開放でき
ることとなり、冒頭に記した従来構造に較べて廊
下や出入口の有効幅を著るしく広げることがで
き、家具等の搬出入が容易になる上に、空間内に
押し入れたレバーハンドルを、空締りの安定突出
姿勢が保持される位置にまで戻せば、レバーハン
ドルの開口に対する相対姿勢が変つてレバーハン
ドル遊端部は覆い板内側面と対向して位置するこ
ととなり、ドアは閉方向の回動が阻止されるに至
るもので、レバーハンドルを利用した簡単な構成
によつてドアの開放姿勢の固定保持をレバーハン
ドルの回動操作のみのワンタツチ操作で簡単に行
える利点がある。しかも、開口の口縁全域には内
外に突出する弾性体製の当り部材が設けられてい
るので、ドアを開放姿勢に固定した状態におい
て、前記空間内に挿入されているレバーハンドル
と覆い板内側面との間やドアと壁面との間に隙間
があつても、当該レバーハンドルおよびドアは弾
性体製当り部材と当接することになり、ガタツキ
音の発生を防止できる。また、レバーハンドルの
高さにドアの開放保持装置を設けているにもかか
わらず、当該装置が壁の内方に形成した空間にレ
バーハンドルを挿入する構造であるため、ドアを
閉じた状態において、壁面に邪魔な突起物がな
く、衣服等を引つ掛ける虞れがない。
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図、第2図は開放保持装置の拡大正面図、
並びに断面図を示したもので、1は開放保持装置
本体で強化プラスチツクあるいは金属等を素材に
形成されていて、箱体2とその開口を閉塞する覆
い板3とから成つている。箱体2は底板2aとそ
の四周縁から一体に立上げた四側壁2bで形成さ
れ、この箱体2によつてレバーハンドルの突入空
間Fが形成されるものである。覆い板3は対向す
る二辺が箱体2の側壁よりも外方へ適宜寸法延出
され、この延出されたフランジ部3a,3aにビ
ス、釘等の固定具挿通用の孔3b…が複数個形成
されている。4は覆い板3のほぼ中央部に対角線
にほぼ沿う形で穿設された長方形状の開口で、タ
テ、ヨコ内法はレバーハンドルEの横幅並びに全
長の外法夫々よりもやや長目に形成されている。
5はこの開口4の内縁に沿つて全周にわたり内外
に突出するフランジつまりフクビで、その内外両
縁には、内外に突出する弾性体製の当り部材4
b,4bが嵌着されており、外側の当り部材4b
と覆い板3との間には壁面ボードB,B′を差し
込むための間隙6が形成されている。尚、このフ
ランジ5は、タテ、ヨコの外法が開口4の内法と
ほぼ同じにして形成された長方形の筒体を該開口
4内に嵌め込んで開口4内縁に適宜固着すること
により形成されるものである。
次にこの開放保持装置本体1を壁に取付ける状
態を第3図、第4図に基いて説明すると、Aは間
仕切り壁、B,B′は内外所用の間隔を開げた壁
面ボートである。C,C′はこれら壁面ボードB,
B′の間に挾在された造作下地である。この造作
下地は箱体2の上下寸法とほぼ同じかやや長目の
間隔を開けて配設されていて、両造作下地C,C
の間に箱体2を入れ込み覆い板3のフランジ部3
a,3aに形成した孔3b…によりビス、釘等の
固定具を挿通させて本体1を造作下地C,C′に固
定するものである。尚、図中Dはドア、Eはドア
開き方向側のレバーハンドル、又E′は閉じ方向側
のレバーハンドル、Gは空締りである。
従つて、ドアDを開いた場合、第5図に示すよ
うに、ドアの開き方向側レバーハンドルEと開口
4とは相互にクロスする姿勢にあるため、このレ
バーハンドルEは開口4の内方の当り部材4bに
接当し、外方の当り部材4bが戸当りの機能を発
揮するもので、壁やドアを傷めずにドアの開放が
可能となる。又、開いたドアDをそのまま固定し
たい場合は、第6図に示すように、閉じ方向側の
レバーハンドルEを下方に向けて開口4の長手方
向に沿う姿勢イにまで回動した後ドアAをより壁
A側に押すことにより、開き方向側のレバーハン
ドルEは開口4から覆い板3を越えて箱体2内に
入り込む。そこで閉じ方向側のレバーハンドル
E′の手を離すと、両レバーハンドルE,E′は共に
上方へ水平姿勢ロ、つまり空締りGの安定突出姿
勢を保持する位置になるまで自動復帰し、開き方
向側のレバーハンドルEは内方の当り部材4bに
ひつかかり、ドアDはその開放姿勢が固定される
に至るのであり、レバーハンドルの回動操作のみ
のワンタツチ操作により簡便にドアの固定が可能
となり、しかもレバーハンドルEが壁内方に入り
込んだ状態で固定されるためにドアDを壁面にピ
タリと合うまで開放でき、廊下や出入口の有効幅
が大幅に広がる。
次に第7図は別の実施例を示し、箱体2を設け
ることなく覆い板3のみにて開放保持装置を形成
したもので、間仕切り壁Aに適用する場合に便利
であるが、コンクリート壁やブロツク壁であつて
も、レバーハンドルEを押し入れるための空間F
を形成してあれば、これらの壁にも適用できるこ
とは云うまでもない。
尚、内外に突出する弾性体製の当り部材として
は、第4図に示したような内外のものを別体とし
た当り部材4b,4bの他、第8図に示すように
内外の部分が一体化された当り部材4aであつて
もよい。
又箱体2は底板2aの対向する上下の二側辺か
ら夫々側壁を立上げた断面コの字状のものであつ
ても良い。
更に開口4は覆い体3の対角線にほぼ沿うよう
にして斜向状に設けられているが、要は、レバー
ハンドルの回動可能全領域の内、空締りの安定突
出姿勢が保持される位置以外の領域であればいか
なる位置であつても良きもので、たとえばレバー
ハンドルの空締りを安定突出姿勢に保持する位置
が水平方向であれば、その水平姿勢と90度位置を
ずらせて上下方向に沿つて開口4の長手方向が位
置するようにして形成することもできるもので、
適宜選択すれば良い。又、開口4はダ円形、長円
形等であつても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は開放保持装置の正面図、第2図は第1
図中−線断面図、第3図は壁への取付状態を
示す要部の断面図、第4図は要部の断面拡大図、
第5図と第6図は作用を示す要部の正面図、第7
図は本考案の別実施例を示す要部の断面図、第8
図は本考案の別実施例を示す要部の断面拡大図で
ある。 1……開放保持装置本体、2……箱体、2a…
…底板、2b……側壁、3……覆い板、3a……
フランジ部、4……開口、A……壁、B,B′…
…壁面ボード、C,C′……造作下地、D……ド
ア、E,E′……レバーハンドル、F……レバーハ
ンドル押し入れ空間、G……空締り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開閉のための取手が側面視Lの字状のレバーハ
    ンドルE,E′であるドアの開放保持装置であつ
    て、壁Aの内方に形成されるレバーハンドル押
    し入れ用の空間Fと、該空間Fの開放側を閉塞
    する覆い板3と、該覆い板3に形成された開口
    4とから成り、該開口4はレバーハンドルの回
    動可能全域の内の空締りGの安定突出姿勢を保
    持する位置を除く適所に設けられ且つ、レバー
    ハンドルEの外法よりやや大きい内法を有する
    孔に形成されていて、開口4の口縁全域には内
    外に突出する弾性体製の当り部材が設けられて
    いるレバーハンドル付ドアの開放保持装置。 空間Fは底板2aとその四周縁から一体に起
    立させた四側壁2bで形成された箱体2で形成
    されるものである実用新案登録請求の範囲第
    項記載の装置。 空間Fは壁Aに形成した凹部である実用新案
    登録請求の範囲第項記載の装置。
JP13473283U 1983-08-31 1983-08-31 レバ−ハンドル付ドアの開放保持装置 Granted JPS6041460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13473283U JPS6041460U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 レバ−ハンドル付ドアの開放保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13473283U JPS6041460U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 レバ−ハンドル付ドアの開放保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6041460U JPS6041460U (ja) 1985-03-23
JPH032620Y2 true JPH032620Y2 (ja) 1991-01-24

Family

ID=30303498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13473283U Granted JPS6041460U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 レバ−ハンドル付ドアの開放保持装置

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JP (1) JPS6041460U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526215Y1 (ja) * 1966-12-09 1970-10-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178674U (ja) * 1981-05-08 1982-11-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4526215Y1 (ja) * 1966-12-09 1970-10-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6041460U (ja) 1985-03-23

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