JPH03261351A - 回転電機の保守装置 - Google Patents

回転電機の保守装置

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JPH03261351A
JPH03261351A JP5843290A JP5843290A JPH03261351A JP H03261351 A JPH03261351 A JP H03261351A JP 5843290 A JP5843290 A JP 5843290A JP 5843290 A JP5843290 A JP 5843290A JP H03261351 A JPH03261351 A JP H03261351A
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stator
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俊光 須山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は回転電機内部の保守を、ステータとロータとを
組合せたままの状態で機内に保守作業機構部を挿入して
遠隔操作で行ない得るようにした回転電機の保守装置に
関する。
(従来技術) 第6図は回転電機1の内部構成例を示す部分切欠斜視図
、第7図は第6図の回転電機のロータ中心線上での縦断
面図である。第6図および第7図において、回転電機1
は、ステータ2の長手方向にスロット3を複数個配設し
たステータ鉄心4と、このステータ鉄心4の内部空間に
所定隙間5を介して回転自在に支持されたロータ6と、
上記各スロット3にぞれぞれ挿入されたステータコイル
7と、このステータコイル7がスロット3の開口部から
突出するのを防止するために挿入された楔8とから成っ
ている。なお、図中9はエンドリングを示すものである
さて、以上のような構成の回転電機においては、組立時
に楔8を十分締付けて、ステータコイル7がスロット3
の開口部から突出しないよう固定されている。ところが
、回転電機の運転中に楔8の押付力が弱まり、ステータ
コイル7がスロット3の開口部から突出して重大事故に
つながる可能性がある。このため、従来ではステータ2
からロータ6を引抜いて作業者が機内に入り、回転電機
の保守作業を行なっていた。
しかしながら、このような従来の方法では、回転電機の
保守はロータ6をステータ2から引抜いて分解した後に
行なわれるため、保守のための費用が非常に高くなるば
かりでなく、作業者が機内に異物を置き忘れる等の恐れ
があった。そのため、最近では保守作業を装置化するこ
とが強く望まれてきているが、回転電機の周囲には干渉
物が多く、回転電機の内部を貫通するような長尺の装置
を挿入することは不可能であった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の保守方法においては、保守費用が
非常に高いばかりでなく、作業者が機内に異物を置き忘
れる等の問題があった。
本発明の目的は、回転電機内部の保守をステータとロー
タとを組合せたままの状態で行なうことができ、保守費
用の低減を図ると共に機内に異物を置き忘れる恐れもな
い回転電機の保守装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、ロータとステ
ータとを備えた回転電機の保守作業を行なう保守装置に
おいて、真白性の梁構造部材で構成され、回転電機のロ
ータ両端のエンドリング間に渡された支持機構と、回転
電機内への挿入後に、当該回転電機の両端から支持機構
に張力を与えて当該支持機構の曲がりを除去する機構と
、回転電機のロータとステータとの隙間に周囲の干渉物
を回避して挿入され、使用時は長尺の梁になる支持機構
に移動自在に支持された保守作業機構部とを備えて構成
している。
(作 用) 従って、本発明による回転電機の保守装置は以上のよう
な手段としたことにより、支持機構は挿入時に大きく湾
曲するため、回転電機周囲の干渉物との衝突を避けなが
らロー多とステータとの隙間に挿入することができる。
また、支持機構は、挿入後にロータ両端に張力を与える
機構によってビンと張られ、支持機構に組込まれた保守
作業機構部を、ロータとステータとの隙間内で正しく案
内移動させることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であり
、第1図は本発明による回転電機の保守装置の概略構成
例を示す斜視図、第2図は第1図における保守装置のエ
ンドリング上を旋回する機構を示す平面図、第3図は第
2図におけるA方向矢視側面図、第4図は第1図におけ
る保守装置をロータに取付けた状態を示す斜視図、第5
図は第1図における保守装置を回転電機にロータを組込
んだまま取付けた状態を示す断面図である。
第1図ないし第3図において、回転電機の保守装置は、
保守機構部10と、保守機構部10に内蔵され、ロータ
6との隙間で膨張収縮するエアバック101と、保守機
構部10を長手方向移動可能に支持し、釣竿のような真
白性の2本のパイプからなるガイド部11と、保守機構
部10の両端に1本のベルトの両端を接続して輪にした
タイミングベルト部111と、このタイミングベルト部
111を掛けて保守機構部10をガイド部11に沿って
長手方向に移動させるブーり部112と、エンドリング
9に載り、かつガイド部11の両端に取付けられたロー
タ6の周囲の旋回機構部12と、この旋回機構部12に
内蔵され、エンドリング9の外周面上を走行するローラ
部121と、旋回機構部12に内蔵されたタイミング用
の旋回プーリ122と、この旋回プーリ122を駆動す
る駆動モータ部123と、旋回機構部12に対して長手
方向可動的に連結され、エンドリング9の各端面に取付
けられた張力受部13と、この張力受部13に内蔵され
、エンドリング端面上を走行する張力受ローラ部131
と、この張力受部13に内蔵され、走行ローラ部121
と共にエンドリング9を半径方向に挾みつける押えロー
ラ部132と、両端が旋回機構部12と張力受部13と
に固定され、長手方向に伸縮するエアシリンダ部133
と、旋回機構部12と張力受部13とを可動的に連結す
る連結部134と、ブーり部122と咬合い、エンドリ
ング9上に巻付けられたタイミングベルト14と、この
タイミングベルト14の両端を結合する金具141とか
ら構成している。
次に、以上のように構成した回転電機の保守装置の作用
について説明する。
いま、第5図に示すように保守機構部ユOおよびガイド
部11をステータ2とロータ6との隙間に挿入し、第4
図に示すように組立てを行なうに際し、ガイド部11を
回転電機1の周囲の干渉物を避けて大きく湾曲させて上
記隙間内に挿入する。
その後、張力受部13をエンドリング9の端面に取付け
、エンドリング部133により旋回機構部12を介して
ガイド部11を張力受部13側に引張ることにより、ガ
イド部11は保守機構部10を重量などにより湾曲させ
ることなく真直に支持される。保守機構部10のガイド
部11に沿った移動は、タイミングベルト111を駆動
することにより行なわれる。旋回機構部13のタイミン
グベルト14は、エンドリング9に巻付は金具141で
固定する。
旋回プーリ122をタイミングベルト14に咬合した上
で、駆動モータ部123で転勤させることにより、旋回
機構部12および張力受部13と、これらに取付けられ
たガイド部11と保守機構部10は、走行ローラ部12
1と張力受ローラ部131と押えローラ部132で支持
されてロータ6回りを旋回する。さらに、保守機構部1
oにより保守作業を行なう時には、エアバッグ101を
膨張させてモータ2とロータ6との隙間で固定させ、作
業に必要な反力をとることができる。
上述したように、本実施例による回転電機の保守装置に
おいては、次のような効果が得られるものである。すな
わち、コンバインドサイクル発電機等の保守では、発電
機の両側にスチームタービンとガスタービンを設置して
いるため、真直なガイド部11は干渉して入らないが、
本実施例のガイド部11は、干渉物を避けて大きくそら
せて挿入することができる。また、エアシリンダ部13
3でガイド部11をピンと張ることにより、保守機構部
10を浮かせて長手方向移動可能に支持することが可能
である。従って、従来では回転電機内部に周囲の干渉物
を回避しながら保守作業機構とその支持機構を入れられ
る装置はなかったが、本実施例の保守装置では支持機構
が変形可能であるため、挿入および挿入後の保守作業機
構部の支持が可能となり、ロータ6を引抜かずに回転電
機内部の保守を遠隔操作で行なうことができる。
これにより、保守費用の低減化を図ると共に、回転電機
内に異物を置き忘れるというような恐れもなくなる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、次のようにしても同様に実施できるものである。
(a)上記実施例において、ガイド部11を形状記憶合
金製の変形可能な梁構造部材で構成することにより、挿
入作業時は干渉物を避けて折り曲げておき、保守作業時
には真直な形に戻して保守作業機構を支持することが可
能である。
(b)上記実施例において、ガイド部11をエアチュー
ブ製の変形可能な梁構造部材で構成することにより、挿
入作業時はエアを抜いて折り曲げておき、保守作業時に
はエアを入れて真直な形に戻して保守作業機構を支持す
ることが可能である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、回転電機内部の保
守をステータとロータとを組合せたままの状態で行なう
ことができ、保守費用の低減を図ると共に機内に異物を
置き忘れる恐れもない回転電機の保守装置が提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転電機の保守装置の一実施例の
を示す斜視図、第2図は同実施例における保守装置の回
転電機のエンドリング上を旋回する機構を示す平面図、
第3図は第2図におけるA方向矢視側面図、第4図は同
実施例における保守装置をロータに取付けた状態を示す
斜視図、第5図は同実施例における保守装置を回転電機
にロータを組込んだまま取付けた状態を示す断面図、第
6図は回転電機の内部構成例を示す部分切欠斜視図、第
7図は回転電機のロータ中心線上での縦断面図である。 1・・・回転電機、2・・・ステータ、4・・・ステー
タ鉄心、5・・・隙間、6・・・ロータ、7・・・ステ
ータコイル、9・・・エンドリング、10・・・保守機
構部、101・・・エアパック、11・・・ガイド部、
111・・・タイミングベルト部、112・・・プーリ
部、12・・・旋回機構部、121・・・走行ローラ部
、122・・・旋回プーリ、123・・・駆動モータ部
、13・・・張力受部、131・・・張力受ローラ部、
132・・・押えローラ部、133・・・エアシリンダ
部、134・・・連結部、14・・・タイミングベルト
、141・・・金具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ロータとステータとを備えた回転電機の保守作業を行な
    う保守装置において、 良曲性の梁構造部材で構成され、前記回転電機のロータ
    両端のエンドリング間に渡された支持機構と、 前記回転電機内への挿入後に、当該回転電機の両端から
    前記支持機構に張力を与えて当該支持機構の曲がりを除
    去する機構と、 前記回転電機のロータとステータとの隙間に周囲の干渉
    物を回避して挿入され、前記支持機構に移動自在に支持
    された保守作業機構部と、 を備えて成ることを特徴とする回転電機の保守装置。
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