JPH0326125Y2 - - Google Patents

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JPH0326125Y2
JPH0326125Y2 JP15607687U JP15607687U JPH0326125Y2 JP H0326125 Y2 JPH0326125 Y2 JP H0326125Y2 JP 15607687 U JP15607687 U JP 15607687U JP 15607687 U JP15607687 U JP 15607687U JP H0326125 Y2 JPH0326125 Y2 JP H0326125Y2
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plate
plates
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presser
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JP15607687U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は野菜、果物等主として生鮮食品等を収
納する底の浅い包装箱に関するもので、特に多数
積重ねて使用する場合に安定した積重ね状態を得
るようにした新規な包装箱に関する。
[従来の技術] 従来、この種の包装箱は第8図で示す如く箱の
相対する二側板より桟板aをそれぞれ延長し、こ
の桟板aの左右端縁に設けた係止片bを、他の二
側板の上部に設けた係止孔cに係止して桟板aを
固定したものが広く使用されている。このように
すると包装箱を多数積上げた場合、上段の包装箱
の底が下段の包装箱内に食込むようなこともなく
安定した積重ね状態を得ることができるものであ
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、この従来例では桟板の固定が不安定で
あり、使用中桟板が簡単にはずれるという欠点が
あり、これを改良したものも従来種々提案されて
きたが、いずれも組立てが複雑であり、簡単に使
用できるものが少なく、且つこの種従来例では多
数包装箱を積重ねた場合、個々の箱が移動するの
を防止することができなかつた。
[問題点を解決するための手段] ここにおいて本考案は上記桟板の固定を極めて
簡単な組立て作業で確実なものとし、併せて包装
箱を積上げた場合、個々の包装箱が左右前後に移
動することのない包装箱を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するために本考案は、底板の相
対向する2辺に妻板を連設し、他方の相対向する
2辺には側板を連設し、更に前記妻板の延長に桟
板を連設し、該桟板の両端縁に差込片を先端に有
する支持板を連設し、また前記側板の基部両脇に
差込孔を穿設して、該差込孔に前記差込片を挿入
して桟板を底板上に固定し、更に前記両側板の左
右にコーナ補強用フラツプを連設し、このフラツ
プに係止凸部を設け、桟板に前記係止凸部に対応
する係止孔を設け、かつ前記側板の上縁に押え板
を突設し、該押え板の幅を左右の支持板間に納ま
る寸法に形成して、箱を積重ねた際に上方の箱体
の側面を押え板が挟持し、かつ支持板と押え板の
端縁相互が係合して互いに箱の重合せ状態を保持
するようにしたことを特徴とする。
[実施例] 第1図は本考案の実施例を示す展開図であつ
て、矩形状底板1の相対向する2辺に妻板2,2
を連設し、他方の相対向2辺に側板6,6を連設
する。前記妻板2,2の延長には桟板3,3を連
設すると共に、該桟板3の上下には先端に差込片
4を有する支持板5をそれぞれ設ける。
一方、側板6,6の底板1に接する部分に差込
孔8をそれぞれ穿設する。また両側板6の左右に
はコーナ補強用柱体形成用フラツプ9,10をそ
れぞれ延設すると共に、フラツプ10には係止用
凸部11を設け、桟板3の上下には係止用凸部1
1に対応する係止孔12をそれぞれ穿設する。
また、前記側板6の上縁に押え板7を突設する
もので、この押え板の幅は、後記するように組立
時左右の支持板5,5間に納まる寸法に形成し、
且つ支持板5の内側の端縁に押え板7の端縁とが
係合し合うように構成する。
[作用] 本考案は以上の如く構成されたフラツトブラン
クを組立てて包装箱とするものであり、組立てに
当つては先ず側板6をそれぞれ起立させると共に
底板1の四隅に左右に延設したコーナ補強用フラ
ツプ9,10を内側に三角形状に折曲げてコーナ
柱を形成し、次いで妻板2をそれぞれ起立させる
と共に桟板3を下方に折曲げて係止用凸部11を
係止孔12に挿入係止せしめる。このようにして
から支持板5を外側から側板6に重ね合せるよう
にして差込片4を差込孔8にそれぞれ挿入すると
第2図、第3図で示す如き包装箱が得られる。
コーナ補強用フラツプ9,10を内側に折曲げ
て、コーナ柱を形成するに当つては、第7A図に
示すような3角形に限らず、フラツプの一部を一
辺とする各種の筒形柱(第7B〜7D図)あるい
はL形状(第7E図)とすることを可とする。い
ずれの場合もコーナ柱によつて積圧強度、耐歪み
強度が向上する。
生鮮野菜や果実を収容し、これを運搬する場合
は、内部に商品を納めたまま第4〜5図のように
段積みする。このようにすると、第5〜6図に示
す如く、上方の箱体の側面を押え板7が挟持し、
かつ上方の左右支持板5,5の間に押え板7が嵌
り込み、支持板と押え板の端縁が相互に係合して
互いに箱の重合せ状態を維持し、個々の包装箱が
左右前後方向に移動することがなくなることとな
る。
なお、組立状態において側板6を傾斜するよう
に構成すれば、テーパーつきのすわりのよい包装
箱が得られる。
[考案の効果] 以上のように、本考案による包装箱においては
桟板3は支持板5を介して差込孔8に挿入された
差込片4によつて固定されており、桟板3が上方
に引張られても下側で底板1と接している差込片
4は差込孔8から容易に抜け出ることがなく、桟
板3は極めて安定された状態で固定されるもので
ある。
また、包装箱を多数積重ねた場合は上段の包装
箱の底部が下段の包装箱の二枚の押え板7で挟持
された状態となり、個々の包装箱が左右に移動す
るようなことがなく、また挟持された状態では下
段の押え板7と上段の支持板5とは同一面上にあ
り、支持板5は押え板7にひつかかり、包装箱の
前後の移動も防止できるから、積重ねた製品にバ
ンドや紐をかける必要もない。従つて荷くずれの
しにくい極めて安定した積上げ状態を簡便に得る
ことができる。
更に、本考案によればフラツプ9,10で包装
箱のコーナ部分にコーナ補強柱を形成すると共
に、係止用凸部11と係止孔12を介して、これ
が桟板3に固定されており、積重ねに必要な圧縮
強度を高めると共に物品収納時及び運搬時の包装
箱のゆがみが防止され、積重ね時の安定性が高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す展開図、第2図
は同上組立過程を示す斜視図、第3図は同上組立
状態を示す斜視図、第4図は積重ね状態を示す斜
視図、第5図は同上縦断面図、第6図は積重ね状
態において押え板と支持板との係合状態を示す拡
大図、第7A〜7E図はコーナ柱を示す断面図、
第8図は従来例を示す斜視図である。 1……底板、2……妻板、3……桟板、4……
差込片、5……支持板、6……側板、7……押え
板、8……差込孔、9,10……フラツプ、11
……係止用凸部、12……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板1の相対向する2辺に妻板2,2を連設
    し、他方の相対向する2辺には側板6,6を連設
    し、更に前記妻板2,2の延長に桟板3,3を連
    設し、該桟板3,3の両端縁に差込片4を先端に
    有する支持板5を連設し、また前記側板6,6の
    基部両脇に差込孔8,8を穿設して、該差込孔8
    に前記差込片4を挿入して桟板3を底板1上に固
    定し、更に前記両側板の左右にコーナ補強用フラ
    ツプ9,10を連設し、このフラツプに係止凸部
    11を設け、桟板3に前記係止凸部に対応する係
    止孔12を設け、かつ前記側板6,6の上縁に押
    え板7,7を突設し、該押え板の幅を左右の支持
    板5,5間に納まる寸法に形成して、箱を積重ね
    た際に上方の箱体の側面を押え板が挟持し、かつ
    支持板と押え板の端縁相互が係合して互いに箱の
    重合せ状態を保持するようにしたことを特徴とす
    る積重ね用包装箱。
JP15607687U 1987-10-14 1987-10-14 Expired JPH0326125Y2 (ja)

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JP15607687U JPH0326125Y2 (ja) 1987-10-14 1987-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS6376636U JPS6376636U (ja) 1988-05-21
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JP7113993B1 (ja) * 2022-02-18 2022-08-05 大王パッケージ株式会社 箱用シート

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JPS6376636U (ja) 1988-05-21

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