JPH03261201A - マイクロ波短絡回路 - Google Patents
マイクロ波短絡回路Info
- Publication number
- JPH03261201A JPH03261201A JP6018890A JP6018890A JPH03261201A JP H03261201 A JPH03261201 A JP H03261201A JP 6018890 A JP6018890 A JP 6018890A JP 6018890 A JP6018890 A JP 6018890A JP H03261201 A JPH03261201 A JP H03261201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip line
- microwave
- circuit
- pattern
- wavelength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はマイクロ波集積回路でマイクロ波を短絡させる
マイクロ波短絡回路に関するものである。
マイクロ波短絡回路に関するものである。
従来の技術
従来のマイクロ波集積回路においては、回路パターンを
接地して短絡回路を形成する場合、寄生インダクタンス
等の発生を伴ない、回路特性を損なったり、接地のため
のスルー・ホールを形成する必要がある等のような特別
のプロセスが必要となる。このため、従来では、第4図
(a)に示すような1/4波長先端開放ストリツプ線路
を用いてマイクロ波を短絡させる。即ち、この第4図(
a)の符号41はストリップ線路を、42は同ストリッ
プ線路41の開放端を、43は同ストリップ線路41の
入力端をそれぞれ示し、このようなストリップ線¥84
1にマイクロ波を印加すると、マイクロ波の中心周波数
に釦いて、入力端子43からみたインピーダンスが零(
ゼロ)となるため、短絡回路が形成されることになる。
接地して短絡回路を形成する場合、寄生インダクタンス
等の発生を伴ない、回路特性を損なったり、接地のため
のスルー・ホールを形成する必要がある等のような特別
のプロセスが必要となる。このため、従来では、第4図
(a)に示すような1/4波長先端開放ストリツプ線路
を用いてマイクロ波を短絡させる。即ち、この第4図(
a)の符号41はストリップ線路を、42は同ストリッ
プ線路41の開放端を、43は同ストリップ線路41の
入力端をそれぞれ示し、このようなストリップ線¥84
1にマイクロ波を印加すると、マイクロ波の中心周波数
に釦いて、入力端子43からみたインピーダンスが零(
ゼロ)となるため、短絡回路が形成されることになる。
この構成は、第4図(a)の図示からも明らかなように
、接地部分を持たないためパターン化がきわめて容易で
あるが、同構成をさらに小形化するためには、第4図(
b)に示すように線路を異なる幅、即ち異なるインピー
ダンスを持った部分44.45で接続することで実現で
きる。また、全長を短絡するには、第4図(b)に示し
た線路45を2つに分割して、第4図(e)に示すよう
に、線路46.47として線路44側に折曲げることに
よシ実現できる。この回路の詳細は、長谷用氏等による
1ラツトレ一ス回路を用いたKu帯送送受信用ミキサ、
電子情報通信学会マイクロ波研究会資料Mw88−24
(1988年7月)に述べられている。
、接地部分を持たないためパターン化がきわめて容易で
あるが、同構成をさらに小形化するためには、第4図(
b)に示すように線路を異なる幅、即ち異なるインピー
ダンスを持った部分44.45で接続することで実現で
きる。また、全長を短絡するには、第4図(b)に示し
た線路45を2つに分割して、第4図(e)に示すよう
に、線路46.47として線路44側に折曲げることに
よシ実現できる。この回路の詳細は、長谷用氏等による
1ラツトレ一ス回路を用いたKu帯送送受信用ミキサ、
電子情報通信学会マイクロ波研究会資料Mw88−24
(1988年7月)に述べられている。
発明が解決しようとする課題
ところで、前述した従来のマイクロ波短絡回路は、小形
で設計も容易であるが、実際の回路に適用する場合は、
さらに−層の小形化が要求される場合があるが、前述し
た資料の開示内容では、第4図(b)または第4図(C
)に示した小形化が限度であるとの課題がある。
で設計も容易であるが、実際の回路に適用する場合は、
さらに−層の小形化が要求される場合があるが、前述し
た資料の開示内容では、第4図(b)または第4図(C
)に示した小形化が限度であるとの課題がある。
本発明の課題は、さらに小形化できるマイクロ波集積回
路に釦けるマイクロ波短絡回路を提供することにある。
路に釦けるマイクロ波短絡回路を提供することにある。
課題を解決するための手段
この課題を達成するための本発明は、ストリップ線路と
平面回路とを組合せたもので、長さがマイクロ波の1/
8波長以下のストリップ線路の一端を入力端とし、外形
寸法がマイクロ波の1/8波長以下で一部にスリットを
有しかつ前記ストリップ線路の両側を取囲む平面回路パ
ターンを他端に接続することを提案するものである。
平面回路とを組合せたもので、長さがマイクロ波の1/
8波長以下のストリップ線路の一端を入力端とし、外形
寸法がマイクロ波の1/8波長以下で一部にスリットを
有しかつ前記ストリップ線路の両側を取囲む平面回路パ
ターンを他端に接続することを提案するものである。
作 用
このような本発明の構成によると、平面回路はストリッ
プ線路に比較して幅を広くすることができ、しかも、ス
トリップ線路と平面回路との接続部に卦いて、より低い
インピーダンスを得ることができる。
プ線路に比較して幅を広くすることができ、しかも、ス
トリップ線路と平面回路との接続部に卦いて、より低い
インピーダンスを得ることができる。
実施例
第1図は本発明の第1実施例であり、12はストリップ
線路であり、このストリップ線路12の一端は間スl−
IJツブ線路12を”コ”の字状に取ジ囲むパターン1
)の凹みのほぼ中央部に接続され、同ストリップ線路1
2の他端13は入力端とされる。6コ”の字状の同パタ
ーン1)はほぼ矩形に近く、一辺の長さLは、印加され
るマイクロ波の1/8波長以下としたものである。
線路であり、このストリップ線路12の一端は間スl−
IJツブ線路12を”コ”の字状に取ジ囲むパターン1
)の凹みのほぼ中央部に接続され、同ストリップ線路1
2の他端13は入力端とされる。6コ”の字状の同パタ
ーン1)はほぼ矩形に近く、一辺の長さLは、印加され
るマイクロ波の1/8波長以下としたものである。
第1実施例によるマイクロ波短絡回路は、以上のような
構成でちるので、従来のストリップ線路ようも、より小
形化でき、低インピーダンス構造となる。つ1シ、前述
した従来の第4図(C)のストリップ線路46.47で
は、ストリップ線路である制約から、形状が小さくでき
ずに全体として細長いパターンとなるが、第1実施例の
”コ”め字状の部分、即ちパターン1)は平面回路的な
ふる1いをする。詳細にいうと、パターン1)の電磁界
は、2次元分布となるけれども、ストリ・ツブ線路に比
較して幅が広くな−ているため、ストリップ線路12と
の接続部ではより低いインピーダンスとなる。このため
、ストリップ線路部分の長さも短かくできるから、全体
としてさらにパターンの小形化が可能となる。
構成でちるので、従来のストリップ線路ようも、より小
形化でき、低インピーダンス構造となる。つ1シ、前述
した従来の第4図(C)のストリップ線路46.47で
は、ストリップ線路である制約から、形状が小さくでき
ずに全体として細長いパターンとなるが、第1実施例の
”コ”め字状の部分、即ちパターン1)は平面回路的な
ふる1いをする。詳細にいうと、パターン1)の電磁界
は、2次元分布となるけれども、ストリ・ツブ線路に比
較して幅が広くな−ているため、ストリップ線路12と
の接続部ではより低いインピーダンスとなる。このため
、ストリップ線路部分の長さも短かくできるから、全体
としてさらにパターンの小形化が可能となる。
第2図は本発明の第2実施例の第1図相当図であり、パ
ターンIIAは第1図の6コ”の字状の外形パターン1
)を円形にしたものである。この場合のパターンIIA
の直径りは印加されるマイクロ波の1/8波長よりも小
さくされる。
ターンIIAは第1図の6コ”の字状の外形パターン1
)を円形にしたものである。この場合のパターンIIA
の直径りは印加されるマイクロ波の1/8波長よりも小
さくされる。
したがって、第2実施何によるパターンIIAの電気的
なふる!いは、第1図と同様であるので、全体の小形化
と低インピーダンス化が可能となる。
なふる!いは、第1図と同様であるので、全体の小形化
と低インピーダンス化が可能となる。
第3図は本発明をマイクロ波集積回路(MIC)へ適用
する場合の第3実施例であり、第3図(a)は50Ω終
端の場合を、第3図(b)は低域通過フィルタ(LPF
)をそれぞれ示す。即ち、第3図(a)は、小形高帯域
の短絡回路としての応用であり、符号33は抵抗50Ω
のスl−IJツブ線路を、32は50Ωの抵抗を、31
はスリットを有する矩形の平面回路パターンをそれぞれ
示す。咬た第3図(b)は、中心周波数で直列共振、そ
れ以下の周波数では容量性となる特性を利用した低域通
過フィルタ(LPF)への応用例であり、符号33は5
0Ωのストリップ線路を、34はスリットを有する円形
の平面回路パターンを、35はストリップ線路33よシ
も抵抗値の高いストリップ線路である。したがって、第
3図(b)の低域通過フィルタ(LPF)にあっても、
従来の回路パターンに比較して、大幅な小形化が可能と
なるのは改めて指摘する1でもない。
する場合の第3実施例であり、第3図(a)は50Ω終
端の場合を、第3図(b)は低域通過フィルタ(LPF
)をそれぞれ示す。即ち、第3図(a)は、小形高帯域
の短絡回路としての応用であり、符号33は抵抗50Ω
のスl−IJツブ線路を、32は50Ωの抵抗を、31
はスリットを有する矩形の平面回路パターンをそれぞれ
示す。咬た第3図(b)は、中心周波数で直列共振、そ
れ以下の周波数では容量性となる特性を利用した低域通
過フィルタ(LPF)への応用例であり、符号33は5
0Ωのストリップ線路を、34はスリットを有する円形
の平面回路パターンを、35はストリップ線路33よシ
も抵抗値の高いストリップ線路である。したがって、第
3図(b)の低域通過フィルタ(LPF)にあっても、
従来の回路パターンに比較して、大幅な小形化が可能と
なるのは改めて指摘する1でもない。
発明の効果
以上述べたように本発明によれば、マイクロ波短絡回路
を大幅に小形化できるので、50Ω終端器や低域通過フ
ィルタ(LPF)等に応用すると、マイクロ波集積回路
(MIC)のパターン小形化に効果を発揮でき、その価
値はきわめて大きい。
を大幅に小形化できるので、50Ω終端器や低域通過フ
ィルタ(LPF)等に応用すると、マイクロ波集積回路
(MIC)のパターン小形化に効果を発揮でき、その価
値はきわめて大きい。
第1図は本発明の第1実施伊によるマイクロ波短絡回路
の平面図、第2図は本発明の第2実施例によるマイクロ
波短絡回路の第1図相当図、第3図は本発明のマイクロ
波短絡回路をマイクロ波集積回路へ応用した場合の第3
実施例を示し、(a)は広帯域短絡回路の平面図、(b
)は低域通過フィルタ(LPF )の平面図、第4図L
&)〜(e)は従来のマイクロ波短絡回路の平面図であ
る。 1).31.34・・・スリットを有する平面回路パタ
ーン、12. 32・・・ストリップ線路、13・・入
力端。
の平面図、第2図は本発明の第2実施例によるマイクロ
波短絡回路の第1図相当図、第3図は本発明のマイクロ
波短絡回路をマイクロ波集積回路へ応用した場合の第3
実施例を示し、(a)は広帯域短絡回路の平面図、(b
)は低域通過フィルタ(LPF )の平面図、第4図L
&)〜(e)は従来のマイクロ波短絡回路の平面図であ
る。 1).31.34・・・スリットを有する平面回路パタ
ーン、12. 32・・・ストリップ線路、13・・入
力端。
Claims (3)
- (1)長さがマイクロ波の1/8波長以下のストリップ
線路の一端を入力端とし、外形寸法がマイクロ波の1/
8波長以下で一部にスリットを有しかつ前記ストリップ
線路の両側を取囲む平面回路パターンを他端に接続して
なることを特徴とするマイクロ波短絡回路。 - (2)平面回路パターンは、一辺の長さがマイクロ波の
1/8波長以下のスリットを有する実質的に短形状パタ
ーンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のマイクロ波短絡回路。 - (3)平面回路パターンは値径がマイクロ波の1/8波
長以下のスリットを有する実質的に円形状パターンであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイク
ロ波短絡回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018890A JPH03261201A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | マイクロ波短絡回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018890A JPH03261201A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | マイクロ波短絡回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03261201A true JPH03261201A (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=13134940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018890A Pending JPH03261201A (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | マイクロ波短絡回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03261201A (ja) |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP6018890A patent/JPH03261201A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8284001B2 (en) | Differential filtering device with coplanar coupled resonators and filtering antenna furnished with such a device | |
US5015976A (en) | Microwave filter | |
KR100268530B1 (ko) | 비가역회로소자 | |
US6492886B1 (en) | Laminated filter, duplexer, and mobile communication apparatus using the same | |
JP4233451B2 (ja) | フィルタ一体型偶高調波ミキサおよびそれを用いた高周波無線通信装置 | |
JP2001500329A (ja) | コプレーナ帯域通過フィルタ | |
JPH06152206A (ja) | 無反射終端 | |
DE10202699A1 (de) | Nichtreziprokes Schaltungsbauelement und Kommunikationsvorrichtung, die dasselbe enthält | |
JP3766791B2 (ja) | 高周波フィルタ回路および高周波通信装置 | |
US6828882B2 (en) | Multi-spiral element, resonator, filter, duplexer, and high-frequency circuit device | |
US6496710B1 (en) | Signal filter having circularly arranged resonators | |
US5559485A (en) | Dielectric resonator | |
JPH03261201A (ja) | マイクロ波短絡回路 | |
JP3651137B2 (ja) | 非可逆回路素子 | |
JP4189971B2 (ja) | 周波数可変型高周波フィルタ | |
JP3201279B2 (ja) | 非可逆回路素子 | |
JP2574310B2 (ja) | マイクロ波回路 | |
JP3121796B2 (ja) | サーキュレータ | |
EP0797297A2 (en) | Field effect transistor amplifier | |
JP3462397B2 (ja) | 高周波モジュール | |
JP2003243904A (ja) | 高周波フィルタ回路およびマイクロ波モノリシック集積回路,高周波通信装置 | |
JPH0513060Y2 (ja) | ||
JPH0490601A (ja) | マイクロ波集積回路 | |
JP2002111329A (ja) | 誘電体共振器およびフィルタ | |
JPS62271502A (ja) | マイクロ波装置の整合回路 |