JPH03260880A - 図形表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ある空間の一部を切シ取ってはみ出した部
分を切す捨で、切シ取ったクリッピングエリア内の図形
のみを表示する図形表示方法に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は例えば、千Ｍ、１年特許願第８３５５号に添付
された明細書および図面に示された、従来の図形表示方
法を示す概念図である。図にかいて、１は直線、多角形
、円等の図形を構成する要素（プリミティブ）の集まシ
で、拡大、縮小、移動、あるいはピッキングの対象とな
るセグメントバッファであ！Ｄ、１−１はそのセグメン
トバッファ１を複数分割、例えば１６分割し、それぞれ
にエリア属性を定義した’０１〜ａ１．のメモリ空間で
ある。

１２ａ〜１２ｅはこのセグメントバッファ１上に応用プ
ログ２ムが定義して作シ出す人工的なパターンの図形で
あり、ここでは例えば、多角形による図形１２ｍ、１２
ｂは各頂点の座標、円による図形１２ｃは中心座標と半
径、線分による図形１２ｄ、１２・は両端の座標によっ
て定義され、それらに基づいてどのメモリ空間１１に属
するのか判断されてセグメントバッファ１に登録される
。従って、図形１２ｄのように長い線分は：その端部が
存在するａａｓと’１１のメモリ空間１１に登録される
ことになる。

１３はセグメントバッファ１から図形１２ａ〜１２ｅ中
の所定のものを切シ取るために設定されたクリッピング
エリアである。

２はセグメントバッファ１のａ、１〜ａ１．の各メモリ
空間１１毎に定義されたエリア属性を保持するエリア属
性定義テーブルであう、前記エリア属性は、例えば各メ
モリ空間１１の左下の座凛点（Ａ　ｎ　５Ｂｎ）と右上
の座標点（Ｃｎ　ｅＤｎ　）によって定義されている。

ただし、上記“ｎ”はｎ＝０１．０２・・・、１６であ
る。３はセグメントバッファ１上に定輯された図形１２
ａ〜１２ａの一部を前記クリッピングエリア１３に基づ
いて切す取り１はみ出した部分を切す捨ててクリッピン
グエリア１３内の図形だけを取シ出すクリッピング手段
である。４はこのクリッピング手段３にて取り出された
図形のデータを格納？、６７レームバツ７アで６．？、
５Ｊ’ｊ７レームバツ７ア４に格納された図形が表示さ
れる表示手段、６はその表示画面である。

筐た、前記クリッピング手段３内において、３１は前記
エリア属性定義テーブル２からセグメントバッファ１の
各メモリ空間１１のエリア属性を順次読み込むエリア属
性読込部であり１３２は読み込んだエリア属性がクリッ
ピングエリア１３内か否かをチエツクするエリア属性に
よるクリッピング部である。３３はセグメントバッファ
１ようエリア属性によるクリッピング部３２にてクリッ
ピングエリア１３内と判定されたメモリ空間１１０図形
（１２ａ〜１２ｅ）のデータを読み込むセグメントバッ
ファ読込部であり１３４は読み込んだ図形がクリッピン
グエリア１３内にあるか否かをチエツクする図形による
クリッピング部である。３５はこの図形によるクリッピ
ング部３４によって取り出されたクリッピングエリア１
３内の図形のデータを、前記７レームバツフア４に格納
する７レ一ムバツ７ア書込部である。

次に動作について説明する。クリッピング手段３はその
エリア属性読込部３１にて、まずエリア属性定義テーブ
ル２よシセグメントバッ７ア１の各メモリ空間１１毎に
設定されたエリア属性を読み込む。読み造管れたそのエ
リア属性はクリッピングエリア１３内（クリッピングエ
リア１３と交わっている場合も含む。以下同じ）か否か
がエリア属性によるクリッピング部３２によってチエツ
クされる。その結果、クリッピングエリア１３の外にあ
る”０１〜”ａｓのメモリ空間１１では、その筐まエリ
ア属性読込部３１による次のメモリ空間１１のエリア属
性の読み込みが行われる。

筐た、クリッピングエリア１３内にあるａＳＳのメモリ
空間１１では、クリッピング手段３はそのセグメントバ
ッファ読込部３３にてセグメントバッファ１よシその図
形１２ａ＝１２ｂのデータを読み込む。次に、図形によ
るクリッピング部３４によってこの読み造管れた図形１
２ａ、１２ｂがクリッピングエリア１３内にあるか否か
のチエツクを行い、クリッピングエリア１３からはみ出
した図形ｔ、２　ｍを切シ捨で、クリッピングエリア１
３内の図形１２ｂのみを取り出す；このようにして取シ
出され九図形１２ｂのデータは、７レ一ムパツ７ア書込
部３５によって７レームバツフア４に書き込まれる。

以下、最後の’ｔｓのメモリ空間１１１で順番に同様の
処理を行う。ａｌ、のメモリ空間１１−＊で処理が終了
すると、フレームバッファ４に書き込まれていた図形の
データが表示手段５に送られ、表示手段５はクリッピン
グエリア１３内の図形１２ｂ。

１２ｃをその表示画面６上に表示する。

〔発ＢＡが解決しようとする課題〕

従来の図形表示方法は以上のように構成されているので
、図形１２ｄのように３つ以上のメモリ空間１１を横切
る長い線分にあっては、’ｏｓ・ａｅｙ・ａｌ。

釦よび＆１．のメモリ空間１１上に設定されたクリッピ
ングエリア１３で図形を切シ取シ、それを表示画面６上
に表示しようとした場合、当該図形１２ｄを定義するた
めの座標が存在している’ａｍおよび’ＩＩのメモリ空
間１１が、いずれもクリッピング対象外となっているた
め、当該図形１２ｄのクリッピングエリア１３内を通過
している部分が表示されないという課題があった。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、３つ以上のメモリ空間を横切るような長い図形
であっても、表示画面に確実に表示することのマきる図
形表示方法を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る図形表示方法は、特別メモリ空間を用意
して線分が所定の長さよう長い図形はその特別メモリ空
間に格納し、クリッピング処理を実施する際にはその特
別メモリ空間を、クリッピングエリアに関係なく常にク
リッピング対象にするものである。

〔作用〕

この発明における図形表示方法は、一定の長さよう長い
線分を持つ図形を別途用意した特別メモリ空間に格納し
てかき、この特別メモリ空間をクリッピングエリアとは
無関係に常にクリッピング対象としてクリッピング処理
を実施することによシ、３つ以上のメモリ空間を横切る
ような長い図形の表示抜けを防止できる図形表示方法を
実現する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１はセグメントバッファ、２はエリア属性
定義テーブル、３はクリッピング手段、３１１／ｉ工リ
ア属性読込部、３２はエリア属性によるクリッピング部
、３３はセグメントバッファ読込部、３４は図形による
クリッピング部、３５ａ７レ一ムバツフア書込部、４は
フレームバブファ、５は表示手段、６は表示画面であシ
、第４図に同一符号を付した従来のそれらと同一　ある
いは相当部分であるため詳細な説明は省略する。

７は前記セグメントバッファ１とは別に用意され、第４
図に１２ｄで示す、３つ以上のメモリ空間を横切るよう
な一定の長さより長い線分を持つ図形を格納する特別メ
モリ空間としてのロングライン用セグメントバッファで
ある。８はこのロングライン用セグメントバッファ７に
一定の長さよシ長い線分を有する図形のデータを書き込
む線分データ格納手段であシ、９は前記セグメントバッ
ファ１に登録される各図形の線分データを線分データ格
納手段８に与える線分データ群、１０は前記一定の長さ
を規定する基準値を線分データ格納手段８に与える最長
線分定義テーブルである。

また、線分データ格納手段８内にかいて、８１は最長線
分定義テーブル１０より前述の基準値の読み込みを行う
最長線分読込部であり１８２は線分データ群９から各図
形の線分データを順次読み込む線分データ読込部である
。８３は読み込んだ線分データから線分長を算出する線
分長算出部であう１８４は線分長算出部８３の算出した
線分長を最長線分読込部８１で読み込んだ基準値と比較
する線分長比較部である。

８５はこの線分長比較部８４にて１基準値以上”と判定
された図形のデータをロングライン用セグメントバッフ
ァ１に格納するロングラインデータ格納部である。８６
＃を前記線分長比較部８４にて“基準値未満”と判定さ
れた図形のデータを格納する、セグメントバッファ１上
のメモリ空間１１を決定する線分格納エリア決定部であ
シ、８７は当該図形データをセグメントバッファ１０決
定されたメモリ空間１１に格納する一般線分格納部であ
る。

さらに、クリッピング手段３内にかいて、３６はロング
ライン用セグメントバッファＴに格納された図形データ
を、クリッピング処理の都度、クリッピングエリアとは
無関係に読み込むロングライン用セグメントバッファ読
込部である。３Ｔはとのロングライン用セグメントバッ
ファ読込部３６にて読み造管れた図形が、クリッピング
エリア１３内にあるか否かをチエツクする図形によるク
リッピング部であシ、３８はこの図形によるクリッピン
グ部３７によって取り出されたクリッピングエリア１３
内の図形のデータを、フレームパクファ４に格納する７
レ一ムバツフア書込部である。

次に動作について説明する。ここで、第２図は前記線分
データ格納手段８の処理手順を示すフローチャートであ
シ、第３図はクリッピング手段３の処理手順を示すフロ
ーチャートである。

線分データ格納手段８はステップ５ＴＩＫおいて、筐ず
最長線分定義テーブル１０に設定されている最長線分の
基準値を最長線分読込部８１にて読み込む。次にステッ
プＳＴ２にて処理すべき線分がまだ残っているか否かの
チエツクを行って、残っていなければ処理を終了し、残
っていれば処理をステップＳＴ３に進める。ステップＳ
Ｔ３では、線分データ読込１ｉｓ８２にで線分データ群
９よシデータを受は取シ、その線分長を線分長算出部８
３にて計算する。算出された線分長は線分長比較部８４
に送られて、ステップＳＴ４にてその線分長と前記最長
線分読込部８１にて読み込塗れた基準値とが比較される
。

比較の結果、線分長が基準値以上であれば処理をステッ
プＳＴ５へ進め、ロングラインデータ格納部８５にでそ
のデータをロングライン用セグメントバッファ７に格納
する。また、線分長が基準値未満であった場合には処理
をステップＳＴ６に進め、線分格納エリア決定部８６に
て、エリア属性定義テーブル２に定義された各メモリ空
間１１の属性に基づいて、表示位置ようセグメントバッ
ファ１上の格納すべきメモリ空間１１を決定し、そのデ
ータを一般線分格納部８７によってそのメモリ空間１１
に格納する。ステップＳＴ５　、ステップＳＴ６の処理
が終了するとステップＳＴ２にリターンして、処理すべ
き線分がなくなる筐で以上の処理を繰シ返す。

筐た、クリッピング手段３はステップＳＴ７に釦いて、
まずロングライン用セグメントバッファ１に処理すべき
データが残っているか否かのチエツクを行う。筐だ残っ
ている場合には処理をステップＳＴ８に進めて、ロング
ライン用セグメントバッファ読込部３６にてロングライ
ン用セグメントバッファ７よシデータを読み込む。次に
ステップＳＴ９にかいて、読み込んだデータがクリッピ
ングエリア１３内にあるか否かを、図形によるクリッピ
ング部３Ｔにてチエツクする。チエツクの結果、クリッ
ピングエリア１３内にある場合にはステップ５ＴＩＯに
進み、フレームバッファ書込部３８によってそのデータ
をフレームバッファ４に書き込んだ後、処理をステップ
ＳＴ７に戻す。筐た、クリッピングエリア１３内になけ
れば、何も行わずに処理をステップＳＴ７に戻す。

以上の処理は、ロングライン用セグメントバッファ７内
に処理すべきデータがなくなったことが、ステップＳＴ
７にて検出される筐で繰砂返される。

ロングライン用セグメントバッファＴに処理すべきデー
タがなくなると、処理はステップＳＴ７からステップ５
ＴＩＩに進められる。ステップ５ＴＩＩでは、エリア属
性読込部３１、エリア属性によるクリッピング部３２、
セグメントバッファ読込部３３、図形□よるクリッピン
グ部３４およびフレームバッファ書込部３５によって、
従来の場合と同様にしてセグメントバッファ１内の図形
のクリッピング処理が実行される。

なお、上記実施例では、最長線分長を設定する最長線分
定義テーブルを外部に設けた場合について説明したが、
それを内部テーブルに抱え持つようにしてもよく、その
線分長の基準値も１つだけではなく婁数設定してかいて
、それぞれに対応して個別に用意されたロングライン用
セグメントバッファにそれぞれ格納するようにしてもよ
く、いずれの場合にも上記実施例と同様の効果を奏する
。

また、上記実施例では、ロングライン用セグメントバッ
ファにはエリア属性を定義していないものを示したが、
このロングライン用セグメントバッファにエリア属性を
定義するとともに、始点唱よび終点の座橿値よシ長い線
分を格納するセグメントバッファを分けることによって
、ロングライン用セグメントバッファにエリア属性によ
るクリッピング処理を融合させてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、一定の長さよシ長い
線分を持つ図形を別途用意した特別メモリ空間に格納し
てかき、この特別メモリ空間をクリッピング手段アとＦ
ｉ無関係に常にクリッピング対象としてクリッピング処
理を実施するように構成したので、３つ以上のメモリ空
間を横切るような長い線分を持つ図形の表示抜けを防止
できる図形表示方法が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による図形表示方法を示す
概念図、第２図はその線分データ格納手段の処理手順を
示すフローチャート、第３図はそのクリッピング手段の
処理手順を示すフローチャー）、８４図は従来の図形表
示方法を示す概念図である。 １はセグメントバッファ、２はエリア属性定義テーブル
、３はクリッピング手段、４はフレームバッファ、６は
表示画面、７は特別メモリ空間（ロングライン用セグメ
ントバッファ）、８は線分データ格納手段、１０Ｆｉ最
長線分定義テーブル、１１はメモリ空間、１２ａ〜１２
・は図形、１３はクリッピングエリア。 なお、図中、同一符号は同一　又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 応用プログラムの定義によって表示する図形が登録され
   たセグメントバッファを複数のメモリ空間に分割して、
   前記各メモリ空間にエリア属性を定義し、前記セグメン
   トバッファ上の図形の一部を、設定されたクリッピング
   エリアに基づいて切り取ってフレームバッファに格納し
   、前記フレームバッファに格納された図形を表示画面上
   に表示する図形表示方法において、前記図形の線分が一
   定の長さ以上ある場合に、当該図形を別途用意した特別
   メモリ空間に格納し、前記特別メモリ空間は、クリッピ
   ングエリアに関係なく常にクリッピングの対象とするこ
   とを特徴とする図形表示方法。