JPH0326082B2 - - Google Patents

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JPH0326082B2
JPH0326082B2 JP58215897A JP21589783A JPH0326082B2 JP H0326082 B2 JPH0326082 B2 JP H0326082B2 JP 58215897 A JP58215897 A JP 58215897A JP 21589783 A JP21589783 A JP 21589783A JP H0326082 B2 JPH0326082 B2 JP H0326082B2
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separator
liquid
tube
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JP58215897A
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Jii Meison Donarudo
Jii Uaisu Furanku
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SUMISU ANDO RABURESU Inc
Original Assignee
SUMISU ANDO RABURESU Inc
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Publication date
Application filed by SUMISU ANDO RABURESU Inc filed Critical SUMISU ANDO RABURESU Inc
Publication of JPS59203614A publication Critical patent/JPS59203614A/ja
Publication of JPH0326082B2 publication Critical patent/JPH0326082B2/ja
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/10Spiral-wound membrane modules
    • B01D63/107Specific properties of the central tube or the permeate channel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
    • B01D17/02Separation of non-miscible liquids
    • B01D17/0208Separation of non-miscible liquids by sedimentation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D17/00Separation of liquids, not provided for elsewhere, e.g. by thermal diffusion
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    • B01D17/0208Separation of non-miscible liquids by sedimentation
    • B01D17/0214Separation of non-miscible liquids by sedimentation with removal of one of the phases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D17/0217Separation of non-miscible liquids by centrifugal force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/145Ultrafiltration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/18Apparatus therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2313/00Details relating to membrane modules or apparatus
    • B01D2313/18Specific valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水から油を除去するまたは油から水
を除去する方法及び装置に関する。
水と油はしばしば種々の工業工程または操作に
おいて混合してしまう。油は代表的には潤滑す
る、燃焼する、またはさび防止を与えるために用
いられる。水は代表的には、運搬する、希釈す
る、または洗浄するために用いられる。その結
果、これらの2つの液体はしばしば混り合う。放
棄する、再利用するまたはその他のことのために
使用する前に、油と水は分離されねばならない。
船の汚水は通常かなりの量の油を含んでいる。
過去において、汚水は単にくみ出されてすてられ
ていたが、最近の環境整備によつて、水が放出さ
れる前に油が汚水から分離されることが要求され
ている。特に汚水から油を除去するための油/水
分離ユニツトを船に備えることに対する米国沿岸
警備隊の認可を得るためには、ユニツトからの流
出が水中に15ppmの油より少ないことが必要であ
る。過去において、油を汚水から分離するために
種々の形式の油分離ユニツトが用いられてきた
が、それらのいずれもが米国沿岸警備隊によつて
要求されている結果を常に生ずるものではなかつ
た。そのような以前知られていたユニツトは次の
ようなものを含んでいる。
1 API重力セパレータ 2 平行板セパレータ 3 合着フイルタが備えられた平行板セパレータ 4 線状沈澱または多重電解液が用いられる化学
的沈澱 5 電荷装置及び 6 空気浮遊 これらの形式のユニツトのすべては油をほとん
ど含まない水または水滴をほとんど含まない油を
常に生成するものではない。さらに、これらのユ
ニツトは最良な結果を生じせしめるために制御に
対して広範な注意を要する。
油を水から分離する方法及び装置の1例が米国
特許第4315822号明細書に記載されている。この
特許に開示した装置は、低エマルジヨン化ポンプ
によつて油含有水を汚水から油重力セパレータに
吐出することを開示している。油及び水混合物が
セパレータ中に流入すると、大きな油滴がセパレ
ータの容器の頂部に上昇する。この初期分離後
に、水はセパレータ容器中の複数の傾斜した平行
板を通して流れ、水からの油の滴の分離を容易に
する。油の重力分離後、水は粒状媒質の複数の多
重層から成る再生フイルタに吐出される。再生フ
イルタ中における油の除去後、水は油含有量モニ
ター装置を通つて流れ、次に船外に出される。も
し清澄液中の油のレベルが所定の値(例えば
15ppm)を越えるならば、モニター装置が弁を作
動して水をシステムの入口に戻す。この特許に開
示したシステムが必要な流出値を常に達成するこ
とができない事実に起因してこの最終的な工程が
必要である。
本発明の方法及び装置は、上部油集積セクシヨ
ン、中央入口セクシヨン及び下部水除去セクシヨ
ンを有する分離器を含んでいる。油及び水混合体
が孔付パイプを通して中央入口セクシヨンに入
り、孔付パイプは入つてくる液を散乱させて低速
度の小滴に変える。油の小滴、すなわち、油は中
央入口セクシヨンにおける水中で浮き、上昇して
油集積セクシヨンに集まる。分離器には液体を水
除去セクシヨンから引出すための水移送管及び、
噴出水を油集積セクシヨンの下方で分離器に周期
的に入れるための、制御弁を有する噴出水入口管
が設けられている。
水移送管を通つて引出された液体は、超微粒状
分子フイルタをその内に配置する油バリヤー容器
に向けられる。ポンプが液体を水除去セクシヨン
から引出して圧力下で油バリヤー容器に入れて超
微粒状分子フイルタを通るように水移送管内に配
置されている。そして低圧力領域が分離器中に生
じ、そのことによつて追加の流入液体が分離器中
に入る。超微粒状分子フイルタは、移送管を通る
液体中に残つている油を除去する。浸透水、すな
わち流出水は流量制御弁を有する浸透流出管を通
して油バリヤー容器から除去される。濃厚液が油
バリヤー容器から濃厚液流出管を通して除去され
濃縮器、すなわちサイクロンセパレータに入れら
れ、少量の水中の濃厚液に残つている油を濃縮す
る。この少量の濃縮した油及び水は濃縮器から引
出され、移送管を通して分離器の入口セクシヨン
に戻され、一方濃縮器からの液体は油バリヤー容
器中を再循環される。
油の底部がその内に配置した感知器に接近する
ように油が分離器の油集積セクシヨンに集積する
と分離サイクルが終らされ、噴出サイクルが始め
られる。感知器が浸透液流出管中の制御弁を閉
じ、噴出水入口管中の制御弁を開く。噴出水がシ
ステムを通して循環されて水除去セクシヨンに入
り、それによつて水は油集積セクシヨン中の油を
上方に移動させ油を油流出管を通して油保持タン
ク中に押出す。感知器は、いつ油層の底部が、噴
出サイクルが終らされる点である所定の距離だけ
上昇するかを決定する。噴出サイクルの終りに、
水入口管中の制御弁が閉じられ、浸透液流出管中
の制御弁が開かれ、システムを分離サイクルに戻
す。これにより通常の作動サイクルが完了する。
本発明の好ましい実施例によると、システムは
油バリヤー容器内の膜を洗浄する洗浄サイクルを
含んでいる。洗浄タンクは洗浄液を貯蔵するため
に設けられ、油バリヤー容器内の膜を通して洗浄
液を周期的に循環するための装置が設けられてい
る。
本発明の第2の好ましい実施例によると、噴出
水を浸透液流出管を通すように向けるパイプの配
列が設けられ、油バリヤー容器中の膜を逆流フラ
ツシユとして働らく。このパイプの配列によつて
洗浄水が洗浄サイクル中適当な弁を開閉すること
によつて膜を通して両方向に入れられる。流れの
方向に変えることによつて、膜は長期間清浄に保
たれる。
次に、本発明を添付図面を参照して説明する。
本発明の第1の好ましい実施例が第1図に概略的
に示されている。この装置は、油/水保持タンク
10、分離器12、油バリヤー容器14、濃縮器
16、油保持タンク18、洗浄タンク20、感知
装置22、ポンプ24及び種々のパイプ及び制御
弁を含んでいる。
保持タンク10は、制御弁28及び逆止弁30
を有する入口管26を有している。保持タンク1
0に入る液体の流量は制御弁28が制御され、逆
止弁30は、液体の流れが保持タンク10から入
口管26に戻るのを防止する。保持タンク10に
は円錐状底部32が形成されているのが好まし
く、この底部は制御弁36を有するドレーン管3
4に連通している。油/水流入管38が保持タン
ク10中に延びており、底部32に向つて垂直下
方に延びる第1端部40を有している。保持タン
ク10からの液体は流入管38を通して引出され
る。流入管38は、好ましくは、ストレーナ39
をその中に配置しており、ストレーナ39は隔離
弁42及び44によつて隔離されるのが好まし
い。
分離器12は上部油集積セクシヨン46、中央
入口セクシヨン48及び下部水除去セクシヨン5
0を有している。流入管38の第2端部は分離器
の入口セクシヨン48中に延びていて、保持タン
ク10からの液体を入口セクシヨン48中に向け
る。後述の理由から、流入管38の第2端部は孔
付分配パイプ52と連通し、流入する液体を分離
器中に適切に向ける。制御弁56を有する移送管
54は水除去セクシヨン50に連通する第1端を
有し、液体を水除去セクシヨンから引出し、また
は後述の如く水除去セクシヨン中に噴出水を向け
る。移送管54の第1端は水除去セクシヨン50
の下部に配置した孔付ヘツダーパイプ58に連通
している。油流出管60には油集積セクシヨン4
6の上部に連通する第1端及び油保持タンク18
に連通する第2端が設けられている。逆止弁62
が油流出管60に設けられて、保持タンク18か
らの油が分離器18に逆流することを防いでい
る。保持タンク18には、また制御弁63を有す
る出口管61が設けられている。ドレーン管57
が分離器12の下部から延びており、また制御弁
59を有している。
油バリヤー容器14は、後述の如き本発明によ
る特定の細孔寸法を有する超微粒状分子フイルタ
を含んでいる。移送管54の第2端は液体を油バ
リヤー容器中に向けるように、油バリヤー容器1
4と連通している。ポンプ24は移送管54中に
配置されて、油バリヤー容器14の超微粒状分子
フイルターの所定圧力において、液体を移送管5
4から油バリヤー容器14中に吐出する。ストレ
ーナ64及び隔離弁66がまた移送管54中に設
けられているのが好ましい。油バリヤー容器14
は、油バリヤー容器14から油不含液体の除去の
ための浸透液流出管68を有する。流出管68に
は流出管を流れる流量を制御するソレノイド弁7
0及び油バリヤー容器14への逆流を排除する逆
止弁72が設けられている。
本発明の好ましい実施例によると、濃縮器16
はサイクロンセパレータである。サイクロンセパ
レータ16は、サイクロンセパレータ16及び油
バリヤー容器14の間にある濃厚液流出管74を
通して油バリヤー容器14から濃厚液を受取る。
濃縮油移送管76はサイクロンセパレータ16か
らの濃縮油を受取る第1端及び濃縮油を分離器1
2の入口セクシヨン48に戻す第2端を有する。
移送管78は、サイクロンセパレータ16から減
少油含有物を含む水を受取る第1端及びこの水を
ポンプ24の上流の移送管54に戻す第2端を有
する。隔離弁80,82及び84が移送管74,
76及び78中にそれぞれ設けられている。サイ
クロンセパレータ16の機能及び作動については
後述する。
噴出水入口管86は高吹込量(すなわち
30GPMまたはそれ以上)を有する清水源に連通
する第1端、及びポンプ24と逆止弁88との間
の点で噴出水を管54に流入させる第2端を有す
る。逆止弁88は分離器12への液体の逆流を防
止している。噴出水入口管86には管86を流れ
る水の流量を制御するソレノイド弁及び隔離弁9
2が設けられている。ソレノイド弁70及び90
の機能は後述する。
本発明の好ましい実施例によると、油スラツジ
除去管94が設けられてもよく、その油スラツジ
除去管94は、セクシヨン46及び48の間の境
界面において分離器12に連通する第1端及び
油/水保持タンク10に連通する第2端を有す
る。油スラツジ除去管94にはソレノイド弁96
及び隔離弁98が設けられており、これらの目的
については後述する。
感知装置22はセクシヨン46及び48の間の
境界面の高さにおいて分離器中に延びるプローブ
部分100を含んでいる。感知装置22は25な
いし50ピコフアウツドの範囲を有する容量型プロ
ーブであることが好ましい。そのようなプローブ
の一例は、モデル番号80の下でマグネトラルイン
ターナシヨナルインコーポレイテイツドによつて
製造されている。感知装置22は適切に取付けら
れて、後述の如く、ソレノイド弁70,90及び
96を制御するように接続されている。
本発明の好ましい実施例によると、油バリヤー
容器中14中の超微粒状分子フイルターを周期的
に清浄にするための装置が設けられている。この
装置は、入口管104、移送管102及び10
6、及びドレーン管108を有する洗浄タンク2
0を含んでいる。入口管104は洗浄液源と連通
しており、制御弁110を有している。移送管1
02はタンク20の上部と弁84上で管78との
間にあり、制御弁103を有している。移送管1
06はタンク20の下部と水移送管78の中間部
との間にあり、制御弁112を有している。ドレ
ーン管108は制御弁114を有している。
装置の詳細をさらに述べ且つ本発明の方法を与
えるシステムの作動について以下に述べる。
処理すべき液体が管26を通して保持タンク1
0中に吐出される。この液体は、かなりの量の油
を含む船底の汚水であつてもよい。この場合、保
持タンク10内の液体は水及び油の混合体であ
り、以下の説明はこのことを仮定に基づくもので
ある。しかしながら、ある場合には、タンク10
中の液体は実質的にすべて水であつてもよく、ま
たは実質的にすべて油であつてもよい。
システムの分離サイクル中、すべての弁は、弁
36,59,63,70,90,96,110,
112及び114を除き開放位置にあり且つポン
プ24は作動している。ポンプ24は、油/水混
合物を、保持タンク10から管38及び分配パイ
プ52を通して分離器12中に引込む。管38の
端部40の特殊な配列及びある程度の分離がタン
ク10中で生じるという事実に起因して、管38
の底から引込まれる液体は実質的な水から実質的
な油に移項し、それによつて分離器12に対する
荷重を減少させる。管38中を通過する液体内の
大きな固体粒子はストレーナによつて除去され
る。
分離器12に入る液体は、孔付パイプ52を通
つて入口セクシヨン48中に分配される。5g
pmを有する本発明の好ましい実施例によると、
パイプ52はほぼ2インチ(5.08cm)ないし2.5
インチ(6.35cm)の直径であり、複数の均一に離
れた、直径約1/4インチ(0.63cm)の開口を有す
る。パイプ52の比較的大きな直径はセクシヨン
48中に入る液体の流入速度を減少し、またパイ
プ52の比較的小さい開口は低速度において流入
液体を散乱させて油の小滴にする。速度が数イン
チ(約6〜7cm)の零になるように、速度が充分
小さく設計されるのが好ましい。油の小滴は、そ
の容積に対して比較的大きな表面積を有し、油の
小滴が水から自由に離れるのを容易にしている。
油の小滴及び油は水中を浮遊して分離器12の頂
部に至り、油集積セクシヨン46中に集まり、残
りの液体は水除去セクシヨン50に入る。
水除去セクシヨン50中の液体はほぼすべて水
であるが、この液体は少量の非分離油を含んでい
るかもしれない。この液体は孔付ヘツダーパイプ
58を通してセクシヨン50から除去され、ポン
プ24によつて管54を通して圧力下で吐出され
て油バリヤー容器14の底に入れられる。ポンプ
24は液体中に残つている油を散乱させて微小な
エマルジヨンにして、油のエマルジヨン小滴が分
子フイルタ膜材料に付着するのを防ぐ。前述の如
く、油バリヤー容器14は、油バイヤー容器14
に入る液体に残つている油を分離する超微粒状分
子フイルタを含んでいる。本発明の好ましい形態
によると、超微粒状分子フイルタは1000(1.3オン
グストローム)ないし50000(3.3.オングストロー
ム)の範囲の有機しや断分子量を有し、通常の動
作では20000(2オングストローム)である。水の
分子は分子量1000より小さく且つ有機油の分子は
分子量50000よりわずかに大きいため、油分子は
分子フイルタの孔を通過せず、一方水分子は分子
フイルタの孔を通過する。油分子は油の種々の組
成分のために寸法が変化する。油は一種類の分子
から構成されず、他のものよりいく分小さい多く
の分子の混合体である。したがつて、小さい油分
子のいくつかは形状が変形し、分子寸法より小さ
い孔を通過することが可能である。このことが起
り得る可能性は、油分子が孔寸法に近いこと及び
膜間の圧力差に依存する。種々の膜材料が優先的
に水または油によつて湿潤される。もし膜材料が
優先的に水によつて湿潤されるならば、膜材料の
表面及び孔の表面はそれらの上に水のフイルム
(薄膜)を有する。このことは、さらに、水フイ
ルムのフイルム厚さ及び小さい孔間の水の高表面
張力が油分子が孔を通過するのを防ぐ傾向にある
事実によつて、油分子の通過に対する孔寸法を減
少させる。したがつて、もし油分子が膜を通過す
るのを排除することが目的であるならば、油の代
りに水によつて優先的に湿潤される膜材料を選択
することが有利である。したがつて、例えばセル
ロースアセテート膜の如き水によつて優先的に湿
潤される膜材料を用いることが好ましい。しかし
ながら、水量が減少するという不利益は伴なう
が、微小の孔寸法の他の膜材料が、油分子が膜材
料を通過するのを防ぐために用いられることがで
きる。油バリヤー容器14中で用いられるものと
して考えられる超微粒状分子フイルタの一例は、
オスモニツクインコーポレイテイツド
(Osmomics、Inc.)によつて製造されたセプロレ
ータ(Seprolator)20K−Caである。そのような
フイルタは、管68に連通する浸透管のまわりに
らせん状に巻かれた膜材料を含んでいる。後述の
理由から、本発明の第2実施例によるフイルタは
液体の流れがいずれの方向からもその膜を通るこ
とを可能にしている。
管54からの液体は前述の如く油バリヤー容器
14を通過し、分子フイルタからの浸透液は浸透
液流出管68中に流入して、システムから除去さ
れる。管68に入る浸透液は、実質的に油を含ま
ない水である。すなわち水には15ppmより少ない
油が含まれるにすぎない。分子フイルタからの濃
厚液は濃厚液流出管74に流入される。この濃厚
液は油と水との混合物である。
本発明は、濃厚液を分離器12を入口セクシヨ
ン48に戻して再循環することを意図している
が、本発明の好ましい実施例においては、濃厚液
は、濃厚液を分離器12に戻す前に、濃縮器16
に流入され、油の大部分を水から分離する。前述
の如く、濃縮器16はサイクロンセパレータの形
態をとることができる。この場合、管74を通し
て濃縮器16に入る液体は高重力で回転させら
れ、軽い油が水から分離して濃縮器16の中央に
移動し、一方水は濃縮器16の周辺部に留まる。
濃縮器16の中央からの分離油は管76を通つて
分離器12の入口セクシヨン48に戻される。水
が管78を通して移送管54に戻され、油バリヤ
ー容器14を通して再循環される。サイクロンセ
パレータは管74に背圧を与えて、油バリヤー容
器14を流れるフラツシユ水の流量を制御するよ
うな寸法であることが好ましい。
システムの動作の前述の記載はシステムの分離
サイクルを完了する。このサイクル中、実質的に
油不含水が管68から引出され、油が分離器12
の油集積セクシヨン46中の油層として集積され
る。セクシヨン46の油層の容積が増加し続ける
と、油層の底部が感知装置22の容量プローブ1
00の高さに近ずき、分離サイクルが終らせられ
る。
感知装置22は油層の底部の接近を感知し、底
部が感知装置に極めて接近すると、感知装置22
が作動してソレノイド弁70を閉じ、ソレノイド
弁90を開き、ポンプ24を停止させる。そうし
て、分離サイクルが終り、噴出サイクルが始動さ
れる。
噴出サイクル中、噴出水入口管86に入る噴出
水が順に管54、油バリヤー容器14、管74、
濃縮器16、管78を流れ、逆止弁88の他の側
にある管54に戻り、ヘツダパイプ58を通して
分離器12のセクシヨン50に入る。圧力下でセ
クシヨン50に入る噴出水は集積セクシヨン46
中の油を上昇させて逆止弁62を通して油流出管
60中に入れ、油保持タンク18中に入れる。噴
出水はヘツダパイプ58の開口から出る。そのた
め、速度が数インチ(5〜6cm)の短い距離でな
くなるように、速度が落ちる。噴出水の通過は、
油を分離器12から出すこと及び各噴出サイクル
中油バリヤー容器14を油不含の新鮮な水が通過
することの二重目的として働らく。油層の底が所
定の距離セクシヨン46中で上昇すると、感知装
置22が作動されて、ソレノイド弁90を閉じ、
ソレノイド弁70を開き、ポンプ24と始動させ
る。水が油と共に出ないように、各噴出サイクル
の終りにおいてセクシヨン46中に少しの油層が
残つていることが好ましい。このようにして、シ
ステムは次の分離サイクルの準備状態となる。
前述の分離サイクル及び噴出サイクルがシステ
ムの通常の動作中交互に繰返される。分離した油
は、油保持タンク18中に集められ、その油は、
さらに使用するか廃棄するために、弁63を開い
た際管61を通して油保持タンクから除去され、
分離した水はさらに使用するかまたは廃棄のため
管68を通される。
ときには、油より重く且つ水より軽い重油のス
ラツジの層がセクシヨン46中の油層の底に集積
する。このスラツジは、層のいくらかが分離器1
2から管94を通して保持タンク10に除去され
るように、油の噴出サイクル中手動で弁98を開
くか、または自動的にソレノイド弁96を開くか
のいずれかによつて、周期的に除去されてもよ
い。もし自動的になされるならば、ソレノイド弁
96は感知装置22によつて制御されてもよい。
繰返した分離サイクル後、油バリヤー容器14
中の分子フイルタが洗浄される必要がある。シス
テムの好ましい実施例は、適当な洗浄液を洗浄タ
ンク20から分子フイルタに周期的に流すための
洗浄サイクルを含んでいる。洗浄サイクル中は、
ソレノイド弁70及び90、弁56,82及び8
4が閉じられる。弁103及び112が閉じら
れ、弁114が洗浄タンクを排出するように開か
れる。弁114が次に閉じられて、弁110が開
かれて、管104を通して洗浄液をタンク20に
満たす。タンク20が満たされた後、弁110が
閉じられ、弁103及び112が開かれ、ポンプ
24が始動されて洗浄液を循環させる。洗浄液
は、所定の期間の間、順に管106、管78、ポ
ンプ24、油バリヤー容器14、管74、濃縮器
16、管102を通つて洗浄タンク20に戻るよ
うに循環される。洗浄液は清水と油バリヤー容器
14中の特定の分子フイルタに対して選らばれた
洗浄剤とである。洗浄工程の完了の際、弁103
及び112が閉じられ、弁114が開かれて洗浄
タンク20を排出する。弁114が次に閉じら
れ、弁110が開かれて洗浄タンク20を新鮮な
リンス水で満す。新鮮なリンス水は次に洗浄液に
関して前述した如く、所定の期間システムを通し
て循環される。次いで、システムが通常の動作に
復帰される。
第2図を参照すると、本発明の他の実施例が概
略的に示されている。この実施例は多くの点で第
1図に示す実施例と同一であり、前述と同様に作
動する。したがつて、同一の参照数字が第1図に
対応する部分を示すために第2図において用いら
れて、以下の第2図のシステムの記載は2つのシ
ステムの間の相違を説明するにとどめる。
第2図の実施例において、噴出水入口管86
は、ソレノイド弁70の上方で浸透水出口管68
中に直接噴出水を向ける。したがつて、このシス
テムの各噴出サイクル中、噴出水は油バリヤー容
器14中の分子フイルタの膜材料を逆流する。そ
の際、噴出水は各噴出サイクル中分子フイルタを
洗浄するのに一層効率的である。
第2図の実施例では、特殊な配管及び弁配列が
設けられて、洗浄サイクル中の洗浄液の流れが油
バリヤー容器14中の分子フイルタの膜材料を通
していずれの方向にも選択的に向けられる。シス
テムは、弁122を有する第1移動管120、弁
126を有する第2移送管124を含んでいる。
移送管124は、弁66の上流にある管54と弁
80の下流にある管74との間にある。洗浄サイ
クル中の動作において、もし弁122及び126
が閉じられるならば、油バリヤー容器14を通る
洗浄液の循環は第1図のシステムに関連して前述
したものと同一である。他方、弁122及び12
6が開かれ、弁66及び80が閉じられると、こ
の場合、油バリヤー容器14を通る洗浄液の循環
は反対方向である。油バリヤー容器14を通る洗
浄液の流れの方向が周期的に逆転され、そのこと
によつて分子フイルタの膜材料が長期間の間清浄
に維持される。
前述のシステムは良好な流出結果を与えるよう
に互いに協働する数多くの特徴を含む。特に、油
バリヤー容器を通る新鮮な噴出水の循環によつ
て、分子フイルターが各噴出サイクル中新鮮な水
または新鮮な水で希釈した水で洗浄される。高流
量の噴出水の流れが分離器から隔離され、分離器
は分離器に入る前にそのエネルギーをなくすこと
を可能にし、分離器中の油層を乱さない。また、
噴出水移送管中の油の濃縮が最小レベルに維持さ
れ、噴出水移送管中の油が微小エマルジヨンの形
状であり、長期間、分子フイルタ中の膜材料を清
浄に維持する。さらに、サイクロンセパレータは
油バリヤー容器を通つて循環される油のレベルを
減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の好ましい実施例の概
略図である。第2図は、本発明の第2の好ましい
実施例の概略図である。 10……油/水保持タンク、12……分離器、
14……油バリヤー容器、16……濃縮器、18
……油保持タンク、20……洗浄タンク、24…
…ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水から油を分離する方法において、油及び水
    の混合物を分離器に流入して重力によつて水から
    油を分離し、分離器の上部に油層を集積し且つ油
    不含水を分離器の下部から水移送管中に放出し、
    水移送管中の油不含水を圧力下で超微粒状分子フ
    イルターを含む油バリヤー容器中に吐出し、油不
    含水を超微粒状分子フイルターに通し、浸透液を
    油バリヤー容器から引出して浸透液を浸透流出管
    に流入し、油バリヤー容器からの濃厚液を濃厚液
    流出管中に引出し、濃厚液の少なくとも1部を分
    離器に戻し、分離器の上部に集積した油を油流出
    管を通して放出するように、噴出水を、第1制御
    弁を有する噴出水入口管を通して分離器の下部に
    周期的に流入させ、分離器中の油の下部層のレベ
    ルを感知して、レベルが所定の下部レベルに達す
    るとき第1制御弁を開いて、レベルが所定の上部
    レベルに達するとき第1制御弁を閉じる、ことを
    特徴とする方法。
JP58215897A 1983-05-04 1983-11-16 水から油を分離する方法 Granted JPS59203614A (ja)

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