JPH03260486A - 地下埋設管におけるライニング施工方法及びその施工装置 - Google Patents

地下埋設管におけるライニング施工方法及びその施工装置

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JPH03260486A
JPH03260486A JP31213690A JP31213690A JPH03260486A JP H03260486 A JPH03260486 A JP H03260486A JP 31213690 A JP31213690 A JP 31213690A JP 31213690 A JP31213690 A JP 31213690A JP H03260486 A JPH03260486 A JP H03260486A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地下に埋設される下水道管、上水道管及び
ガス管等の地下埋設管におけるライニング施工方法及び
その施工方法に使用される装置に関する。
ここでは、地下埋設管として下水道管を例にとって説明
されるが、上水道管、ガス管、石油パイプラインあるい
は暗渠等それぞれの利用分野において適宜変形実施され
るものである。
〔発明の背景] 地中に埋設された下水道管路は経年変化とともに、地盤
の沈下、下水道管路事態の老朽化により、その継ぎ手部
分に隙間ができたり、管自体の破損等により、その隙間
を介して外部から水が侵入することになる。
このため、下水管路に設計値以上の排水が流れ込むこと
になる。この結果、下水管路の末端の下水処理場におけ
る処理能力に課題な負担をかけることになり、時には処
理能力を超過する排水が流れ込み処理不能の事態に立ち
至ることになる。
この対策として、下水管路のもれを防止する対策を施す
こと、老朽管を新設管に取り替えること、あるいは下水
処理場の処理能力を増大すること、等の処置が採られう
るが、これらはいずれも工事が大懸りとなり経費のかか
るものである。
また、上水道管路においては、隙間が生じると該隙間よ
り漏水が生し貴重な水資源が外部に流れ出ることになる
このため、近年、既設の老朽管に現場においてライニン
グする方法が提案されている。これによれば、現場を新
たに掘り起さずに実施できるので総工費としては経済的
となる。
〔従来の技術〕 特開昭59−140989号公報(以下「従来技術」と
いう)に開示されたものはその一例である。
該従来技術は、帯状のプラスチックシート材料を縦方向
に折り込んでたわんだ状態の管体を底形し、該たわみ管
を規制管内に送り込んだ後、該たわみ管のたわみを解除
して流路をライニングする方法である。
しかし、該従来技術によれば、■管体を底形するための
帯状部材は広い幅を要し、このため、下水道管路等の人
孔を通過することが困難である、■下水道管路に対し直
交状に配される人孔から、該帯状のプラスチックシート
材料を送り込むことは困難である、■たわみ化ロール、
折りロール等の複雑な機構を要する上、たわみ管のたわ
みを解除する技術が困難である、等の問題点を指摘する
ことができ(前記■■に対処するため広い作業空間を要
することになる)、実際の地下埋設管、特に下水道管路
に適用するには不適合であると考えられる。
C本発明の目的〕 本発明は上記実情に鑑み、上記従来技術の問題点を解決
することのできるライニング管の施工方法及びその装置
を提供することをその目的とする。
〔本発明の構成〕
本発明の地下埋設管におけるライニング施工方法は次の
構成を採る。すなわち、地下埋設管路の一方の立孔内の
該地下埋設管路を咋む位置に製管機が配され、該製管機
により、連続的に供給される帯状部材を順次円周方向に
折り込み、かつ該帯状部材の側端部を互いに接合して螺
旋巻きによるライニング管を作成しながら、咳ライニン
グ管を地下埋設管路内に送り込み、前記ライニング管の
先端においては該ライニング管の回転を補助するととも
に、他方の地下埋設管路の立孔から導入された索引部材
により該ライニングを索引する、ことを特徴とする。
本発明の施工装置は上記発明方法を実施するためのもの
であって、次の構成を採る。すなわち、回転駆動装置を
装備するサドルと、該サドルに固定され、管径に対応し
て既設管路内面に押し付けられる押付は反力4M1構と
、該回転駆動内に連動し、ライニング管の端部を把持し
てライニング管に回転力を伝達する管先端取付は装置と
、からなることを特徴とする。
C実施例〕 本発明の地下埋設管におけるライニング施工方法及びそ
の施工装置の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第9図は本発明を下水道管路に適用した実施例
を示す、すなわち、第1図は本発明のライニング施工方
法の概要を示し、第2図〜第8図はその施工装置の部分
構造を示し、第9図は帯状部材の構造を示す。
第1図において、Pは地中已に設置された既設下水管路
、Qは下水管路Pに接続する立孔すなわち人孔(マンホ
ール)である、Sは大孔Qの底部に設けられたインバー
トである。
一方の立孔Q1の底部には既設下水管Pに臨んで製管機
Hが配され、該製管機Hによりライニング管Rが既設下
水管P内に進入されてゆく。ライニング管Rの先端には
先導機■が取り付けられ、他方の立孔Q2の地上部に配
されたウィンチKに巻き取られるワイヤー130により
索引されてライニング管Rの進入を補助する。
地上部には、電源用発電機M、電気熱溶着用トランスN
、及び油圧モーター用ユニットOを搭載した車輛りを待
機しておき、電気熱溶着用トランスN及び油圧モーター
用ユニット○より配設される電線及び油圧ホースを製管
@H及び先導IIIの所要部位に接続される。
しかして、製管用帯状部材1はドラムJより巻き出され
て製管機Hによりライニング管Rが形成されてゆく。
第9図は、本発明に使用される製管用帯状部材を示す。
図示されるように、帯状部材Iは外面の長手方向に適宜
数の台形状の突条2が連続的に縦設され、突条2の間は
谷部3に形成される。突条2及び谷部3は幅方向に等し
いピッチをなす。なお、突条2の内部には適宜中空部が
形成され、帯状部材の剛性化並びに軽量化を図ることが
できる。内面4は実質的に平滑に形成される。
帯状部材1の両側端には互いに内外に重合して係合する
接手部5.6が形成される。すなわち、外側接手部5の
突条は突条2と同形に形成されその内面には丸形の凹溝
5aが縦設され、また、張出し部5bは谷部3の幅より
も若干長くされている。内側接手部6はその張出し部6
aの長さをほぼ谷部3と突条2とを合した長さにされ、
該張出し部6aの端部に前記外側平部5の丸形凹溝5a
に嵌入係合する丸形凸条6bが縦設されるとともに、そ
の付は根部の突条2には切込み凹溝6Cが縦設されてい
る。
接合時において、内側接手部6に外側接手部5が接合ロ
ーラー41(後記)により押圧され、丸形凹溝5aに丸
形凸条6bが、また、切込み凹溝6cに張出し部5bの
端部がそれぞれ嵌り込み、その重合部に溶着ローラー4
3(後記)が圧接されて高周波熱により接着接合される
ものである。
溶着部材に替え接着剤により接合する態様を採ることが
できる。そして、接合部における溶着もしくは接着によ
り止水性の優れた接合部を得ることができる。
帯状部材は合成樹脂の素材をもって作成され、特に成形
性の観点から押出成形により連続的に成形できる塩化ビ
ニール(PVC:)#l脂が好適である。しかし、金属
製による成形を妨げるものではない。
なお、該帯状部材1の幅は標準のもので、10〜15c
m、その厚さは5〜10mmの諸元を採る。
製管1lH1先導機■の詳細な構造は第2図ないし第8
図に示される。
製管機Hは機体フレーム10、帯状部材送り機構20、
帯状部材接手部接合機構40、ライニング管回転機構5
0、案内機構70の主要部からなる。留意すべきことは
、機体フレーム10は可変であり管径に対応できること
、送り機構20及び回転機構50は動力を有することで
ある。
機体フレーム(機枠)(第2図〜第6図参照)10は四
隅に立設された柱部材11、該柱部材11を囲んで固定
される上部梁12、中間可動梁13及び下部梁14から
なる。
柱部材11は箱型鋼よりなり、ライニング管Rの進行方
向にみて、前部柱11Aと後部柱1 ]、 Bとから構
成される。上部梁12は前部及び後部梁12Aが下方に
開口する溝型鋼よりなり、それらを結合する側部梁12
Bは箱型鋼よりなる。中間可動梁13は前部及び後部梁
13Aが前方及び後方に開口する溝型鋼よりなり、それ
らの中央部において2本の箱型鋼よりなる連結梁13B
によって連結されている。下部梁14は前部及び後部梁
14A、14Bは上方に開口する溝型鋼よりなるが、前
部梁14Aはライニング管Rを挿通ずる間隔を保持して
対置され、また、これらの前後部梁14A、14Bを結
合する側部梁14Cは箱型鋼よりなる。
機体フレーム10は後記する各部機構を支持する耐力材
をなすとともに、それらの各部I!柵をライニング管R
の管径に応して保持するIs、能を有する。
柱部材11は梁部材12.13.14に沿って幅方向に
可変である。すなわち、前後の梁部材12.13.14
には長手方向に調節用のボルト孔12a、13a、14
aが多数穿設され、それらのボルト孔に沿って柱部材1
1を幅方向に移動させ、ポル)15により固定する。
中間可動染工3は柱部材11に沿って上下方向に可変で
ある。すなわち、柱部材11にはその上下方向に調整用
の複数のボルト孔11aが穿設され、それらのボルト孔
に沿って中間可動梁13を上下方向に移動し、ボルト1
6により固定する。
下部梁14は人孔Q内のインバートs上に71a置され
る。
帯状部材送り機構20(第2図〜第5図、第7図参照)
は、帯状部材Iの外面の突条2及び谷部3に圧接される
複数の外面接合ロ−ラー21と帯状部材lの内面に圧接
される複数の内面送りローラー22からなる。外面送り
ローラー21、内面送りローラー22にはそれぞれゴム
賞からなる外面履帯ベルト23、内面履帯ベルト24が
装着され、均一な送り力を得る。25は該送り機構20
の駆動用油圧モーターであって、油圧ホースにより地上
の油圧モーター用ユニント0に連結される。
各ローラー21.22及び油圧モーター25は前部柱1
1Aと後部柱JIBとに架は渡された取付けFi26に
角度を調整可能に配された架台27に装備される。架台
27は取付は板26と相対する背板27a、ローラーの
軸部を支持するリブ27b、及びモーター25を載置固
定する標板27Cよりなる。架台27の背板27aは取
付は板26に対し角度調整機構(アジャスター)2Bに
よって角度調整可能に連結固定されている。
角度調整機構28は第7図に示すようムこ、架台27の
背板27aに突出固定されたねじ棒28a、取付けvi
26に所要の角度をもって穿設され該ねし捧28aを挿
通させる溝28b、及び該ねし棒28aに螺合し背板2
7aを取付は板26に引き寄せるナツト28cからなる
。28dはワンシャーである。角度調整機構は後記する
接合機構40、回転機構50.案内機構70においても
具備するものであり、その実質的機構は該送り機構20
における角度調整機[28と同等である。
該帯状部材送り機#1j20における動力伝達は次のよ
うにしてなされる。油圧モーター25の駆動軸に取り付
けられた小歯車30は架台27のリブ27bに回転軸を
有する大歯車31をチェーンにより回転させ、咳大歯車
31と同軸の内面送りローラー22を回転させる。内面
送りローラー22はそれぞれ両側に歯車32を有し、互
いにチェーンにより連結されている。また、外面送りロ
ーラー21もそれぞれ歯車33を有し、互いにチエ−1
で連結されるとともに、内面送りローラー22の適宜の
歯車32と連結され、回転させられるものである。
帯状部材接千部接合機構40(第3図、第5図参照)は
、外面接合ローラー41、内面接合ローラー42及び溶
着ローラー43よりなる。溶着ローラー43の内方には
案内ローラー44が配される。
外面接合ローラー41及び内面接合ローラー42はとも
に帯状部材】の幅よりも接手部に相当する分だけ長く、
かつ、ライニング管Rの中心を通る水平線上に配される
。これにより、帯状部材1は最初に円状前に閉合し、そ
の端部の接手部(外側接手部5と内側接手部6)が互い
に保合し合うことになる。
溶着ローラー43は電源端子(図示せず)に接続され、
該電源端子は更に地上の電源用発電機Mに接続されてい
る。
各ローラー41.42,43.44及び電源端子等は前
部柱11Aと後部柱11Bとに架は渡された取付は板4
5に角度を調整可能に配された架台46に装備される。
架台4Gは背板46a、リブ46bからなり、背板46
aと取付けl145とは角度調整機構47(その構成は
帯状部材送り機講200角度調整機構28に準しる。)
によって連結されている。
ライニング管回転機構50(第2図、第3図、第4図参
照)は、出来上ったライニング管Rの後端部の上部tこ
配され、ライニング管Rに回転推進力を付与する。該回
転機構50は複数の外面回転ローラー51と複数の内面
回転ローラー52とからなる。外面回転ローラー51、
内面回転ローラー52にはそれぞれゴム賞からなる外面
回転履帯ベルト53、内面履帯ベルト54が装着され、
均一なライニング管Rへの回転力を得るものである。
55は該回転機構50の駆動用油圧モーターであって、
油圧ホースにより地上の油圧モーター用ユニットOに連
結される。
各ローラー51.52は駆動用油圧モーター55からチ
ェーンを介して駆動される。
各ローラー51.52及び油圧モーター55は中間可動
梁13の連結梁13B上に架は渡された取付は板56に
角度を調整可能に配された架台57に装備される。架台
57の背板57aの下面にローラー用取付はリブ57b
が一体的に固定され、該取付はリブ57bは取付は板5
6に開けられた調整穴56aを貫通して下方に垂設され
る。また、背45.57 aの上面ζこはモーター取付
は台57cが一体的に立設される。57dは該モーター
取付は台のリブである。架台57の背板57aと取付は
板56とは角度調整機構58によって連結されている。
該ライニング管回転機構50における動力伝達は次のよ
うにしてなされる。油圧モーター55の駆動軸に取り付
けられた小歯車60は架台下部のリブ57bに回転軸を
有する大歯車61にチェーンにより回転させ、該大歯車
61と同軸の外面回転ローラー51を回転させる。外面
回転ローラー51はそれぞれ歯車62を有し、互いにチ
ェーンにより連結される。また、内面回転ローラー52
もそれぞれ歯車63を有し、互いにチェーンで連結され
るとともに、外面回転ローラー51の歯車62と連結さ
れ、回転駆動力を得るものである。
案内機構70(第2図〜第5図参照)は、下部案内ロー
ラー機構70a、側部案内ローラー機構70bよりなる
下部案内ローラー用取付70aは、その内面案内ローラ
ー71を製造されるライニング管RのI下端に位置して
取り付けられる。下部梁14の後部梁14Bに取付は板
72が該後部梁14Bに沿って位置調整可能に固定され
、該取付は板72の先端部には架台73が角度調整機構
(図示せず)を介して取り付けられる。架台73にはナ
ツト部材74が植設され、該ナツト部材74には下端ム
二ローラー保持部材75を固設してねし棒76を螺装し
、ローラー71を上下方向に位置調整可能となす。
該下部案内ローラー機構70aは、帯状部材が上方に引
き上げられようとする力に抵抗し、ライニング管Rの真
円を保償する。
側部案内ローラー機構70bは、外面案内ローラー81
と内面案内ローラー82とからなり、それらは製造され
るライニング管Rの中心軸を通る水平線上に配される。
各ローラー81.82は、前部柱11Aと後部柱11B
とに架は渡された取付は板83に角度調整機構84を介
して固定される架台85に装備される。架台85は取付
は板83と相対する背板85a、ローラーの軸部を支持
するリブ85bよりなる。内面ローラー82は径方向に
進退可能にその軸部をリブ85bにより支持される。
先導機■〈第2図、第8図参照)は、ライニング管Rの
回転に同期してライニング管Rに回転を与え、ライニン
グ管Rの進入を円滑にするものである。
該先導機■は、駆動モーター等を収容するサドル100
、該サドル100に反力をとって既設管Pへ押し付けら
れ、該サドル100の回転を阻止する押付は反力機構1
10、及びライニング管Rの先端に取り付けられる管先
端取付は装置120の主要部からなる。
サドル100は円筒状をなし、押付は反力機構の取付は
用のリブ101が外側面に固設されるとともに、溝10
2が穿設されている。103は該サドル100の前面に
固設された索引部であり、103aはそのワイヤー取付
は孔である。
105はす1ル内に固設された油圧シリンダーであって
、油圧ホースにより地上の油圧モーター用ユニット○に
連結されている。105aは該油圧ンリンダ−105の
プランジャーである。106は該プランジャー105a
の先端に固設された取付は板である。
107はサドル内に固設された回転駆動装置としての油
圧モーターであって、油圧ホースにより地上の油圧モー
ター用ユニット○に連結される。
108は該油圧モーター107の駆動軸である。
該油圧モーター107に替えて減速機付きの電動モータ
ーを使用することができることは勿論である。109は
軸受である。
押付は反力機構としての押付はローラー機構110はサ
ドル100の外側に2組以上(本実施例では4組)設置
され、押付はローラー111及び該押付はローラー11
1と油圧シリンダー105に連動する取付は板106と
を連結するローラー支持リンク112、ブーム113、
連結リンク117、リンク114より構成されるリンク
機構からなる。油圧シリンダー105のプランジャー1
05aを引き込ことリンク機構の働きにより押付はロー
ラー111は外方へ移動する。
管先端取付は装置120は油圧モーター107の駆動軸
108の先端に取り付けられた取付は盤121、該取付
は盤121の中心方向に向って螺設された複数のねし孔
122、該ねし孔122に螺入され進退自在に調整可能
なねし棒123、及び該ねし棒123の先端に固設され
た把持具124(型鋼125、ボルト126からなる。
)からなる。ライニング管Rの先端を把持具124の型
鋼125内に挿入し、ボルト126を締め込み、該ライ
ニング管Rを型鋼125の内面に押し付けろことにより
ライニング管Rを把持する。油圧モーター107の駆動
ひいては管先端取付は装置120の回転はライニング管
Rの回転に合わせてなされる。
該先導機■は地上のウィンチK(発電機Mに連結されて
いる)によりライニング管Rの進行速度に合わせて引張
られる。130はそのワイヤー140.150はシーブ
である。
トラムJ(第1図参照)は基台200、支柱210、軸
棒220及びドラム本体230からなる。
支柱210は基台200上に相対して立設され、トラム
本体230は該支柱210間に架は渡された軸棒220
回りに回転自在であるとともに該軸棒220に沿って移
動自在になされている。
以下、本発明のライニング施工方法を工程を追って説明
する。
(1)ライニングを施そうとする下水道管路Pを挟む一
方の立孔Q1を始点側立孔として、他方の立孔Q2を終
点側立孔とする。
始点側立孔Qlの地上において、作成しようとするライ
ニング管Rの管径に合わせて製管機Hの各部の調整をす
る。すなわち、機体フレームlOの柱部材11及び下部
案内ローラー機構70aの幅方向の調整、中間可動梁1
3の上下方向の調整、並びに、帯状部材送り機構20、
帯状部材接合機構40、ライニング管回転機構50及び
案内機構70の各ローラーの振り角度の調整をなす。接
合機構40、回転機構50及び案内機構70のローラー
、就中、外ローラー41.51.81の振り角度は、ラ
イニング管Rの軸心に対して所定の角度に傾斜され、帯
状部材Iの弾性反発力に起因する戻り力を阻止し、かつ
、ライニング管Rに回転力と推進力とを付与する点にお
いて重要である。
しかる後、製管@Hを始点側立孔Q1内に降し、インバ
ートS上に着座させ既設下水道管Pを臨む位置に設置す
る。
ドラムJを立孔Q】の直上もしくは近傍に設置する。
一方、終点側立孔Q2においては、地上部にはウィンチ
Kを、立孔Q2の直上及び立札内にはシーブ140.1
50を配し、先に既設管P内に配しておいて先導機Iに
ワイヤー130を連結する。
この状態で、車輛りに搭載されている油圧モーター用ユ
ニットO及び電気熱溶着用トランスNと製管機H及び先
導機Iの所要部位とを連結する。
(2)次いで、ライニング管Rの先端部分を作成する。
すなわち、巻取りドラムJより帯状部材1を繰り出し、
製管機Hの帯状部材送り機構20、接合機構40、下部
案内内面ローラー71、側部案内内外面ローラー81.
82、回転機構50へと順次手作業により帯状部材1を
螺旋状に捲回し、その先端を接合機構40に到達させる
。このとき、径方向に進退可能な内面ローラー42.4
4.82は予め径方向に進退させておき、帯状部材1を
通過させた後は外面ローラー側に前進させ、該帯状部材
1を外面ローラーとともに挟圧する。
この状態で送り機構20の動力装置25及び回転機構5
0の動力装置55を駆動すると、帯状部材lの先端は接
合I!構40の外面接合ローラー41、内面接合ローラ
ー42の間に強制的に送り込まれてゆき、帯状部材1は
最初に閉合した位置で外面接合ローラー41の働きによ
り隣り合う帯状部材の端部接手部が噛み合い重合する。
重合した接手部は接合ローラー41に続く溶着ローラー
43により溶着接合され、強固に接合される。
(3)ライニング管の先端部分が作成されれば駆動を中
断し、先導Mil+に該ライニング管の先端部分を取り
付ける。この取り付は作業は人孔Qlの空間を利用して
行われる。
(4)製管機Hによるライニング管Rの製作を再開する
とともに先導機Iの索引を行う。
製管@Hにおけるライニング管Rの作成は、接合機構4
0における接合ローラー41.42により、帯状部材1
が最初に閉合する位置で、帯状部材1の端部相互が自動
的に順次に接合される。そして、回転機150によりラ
イニング管Rに回転が付与され、接合機構における接合
を順次なすとともに、ライニング管Rを前方番二推進す
る推力を与えることになる。また、製管部材の接合機構
40、回転機構50、案内機構70は、それらの角度調
整機構により、ライニング管Rの軸心に対して傾斜され
、かつ、それらの外ローラー41,51.81はその凹
凸部で帯状部材1の外面の凹凸形状に嵌合した状態とな
っているので、帯状部材1の弾性反発力に起因する戻り
力を阻止し、ライニング管Rに対して大きな推力を補償
する。
また、このとき、ライニング管Rの進行速度と先導機■
の索引速度とは、また、ライニング管Rの回転速度と先
導機Iの油圧モーター107ひいては管先端取付は装置
120の回転速度とは、それぞれ同期して行われるもの
である。
先導機■の働きにより、■下水道管路Pが不陸であった
り、■脈管路Pの内面に凹凸部があったり、■製作され
るライニング管Rが長尺(30m以上)である場合に、
該ライニング管Rの進入は容易になされる。
(5)このようにしてライニング管Rが下水道管路P内
に設置されれば、該下水道管路Pとライニング管Rとの
間隙部をグラウト材を充填して止水を図り、工事を終了
する。
なお、畝上の工程では、ライニング管Rの先端部を人孔
内で作威したが、該先端部を地上において作威し、その
後製管機Hとともに人孔内に配する態様を採ることがで
きる。
下水道管路Pの内面が平滑であったり、製作されるライ
ニング管Rが比較的短尺である場合等においては先導機
Iは不要である。この場合、叡上の工程において先導機
lに係る作業以外は木質的に変わるものではない。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であ
る。
すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲内に包含さ
れるものである。
■帯状部材の接合部相互を接着剤により接合すること。
合成樹脂型の帯状部材の接着剤として溶着型の接着剤が
使用される。
この場合、接着剤の注入は帯状部材相互が接合ローラー
により重合する前に行われるものである。
〔本発明の効果] 本発明の地下埋設管におけるライニング施工方法及びそ
の装置は叡上の構成を採るので、製造されたライニング
管には強い推力及び回転力が付与され、既設管路内面の
不陸、ライニング管の長尺化、等の原因によるライニン
グ管の推力不足を補い、ライニング管の進入を良好に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明のライニ
ング施工方法の概要を示す概略図、第2図は本発明に使
用される施工装置の要部の側面図、第3図は第2図のX
−X線矢視図、第4図は第2図のY方向矢視図、第5図
は第3図のZ方向矢視図、第6図は機体フレームの梁部
の分解立体図、第7図は角度調整機構の断面図、第8図
は先導機の内部構造を示す図、第9図(a) (b)は
本発明に使用される帯状部材の一実態様の断面図である
。 P・・・地下埋設管路、Q・・・立孔、H・・・製管機
、■・・・先導機、1・・・帯状部材、10・・・機体
フレーム、11・・・柱部材、12・・・上部梁、13
・・・中間可動梁、14・・・下部梁、20・・・送り
機構、21・・・外面送りローラー 22・・・内面送
りローラー 25・・・モーター 40・・・帯状部材
接手部接合機構、41・・・外面接合ローラー 42・
・・内面接合ローラー 43・・・溶着ローラー 50
・・・ライニング管回転機構、51・・・外面回転ロー
ラー 52・・・内面回転ローラ55・・・モーター 
70・・・案内機構、7Qa・・・下部案内ローラー機
構、70b・・・側部案内ローラー機構、100・・・
サドル、107・・・回転駆動装置(油圧モーター)1
10・・・押付はローラー機構、120・・・管先端取
付は装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)地下埋設管路の一方の立孔内の該地下埋設管路を臨
    む位置に製管機が配され、該製管機により、連続的に供
    給される帯状部材を順次円周方向に折り込み、かつ該帯
    状部材の側端部を互いに接合して螺旋巻きによるライニ
    ング管を作成しながら、該ライニング管を地下埋設管路
    内に送り込み、前記ライニング管の先端においては該ラ
    イニング管の回転を補助するとともに、他方の地下埋設
    管路の立孔から導入された索引部材により該ライニング
    を索引する、ことを特徴とする地下埋設管のライニング
    施工方法。 2)回転駆動装置を装備するサドルと、該サドルに固定
    され、管径に対応して既設管路内面に押し付けられる押
    付け反力機構と、該回転駆動内に連動し、ライニング管
    の端部を把持してライニング管に回転力を伝達する管先
    端取付け装置と、からなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の地下埋設管のライニング施工方法に
    使用される先導機。
JP31213690A 1990-11-17 1990-11-17 地下埋設管におけるライニング施工方法及びその施工装置 Granted JPH03260486A (ja)

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