JPH03259877A

JPH03259877A - エレベータの表示装置

Info

Publication number: JPH03259877A
Application number: JP2056441A
Authority: JP
Inventors: Masayasu Okudaira; 奥平　昌容
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-03-09
Filing date: 1990-03-09
Publication date: 1991-11-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、エレベータ乗場でエレベータの到着を表示す
るエレベータの表示装置に関する。

（従来の技術）エレベータのホールランタン（表示装置）はたとえば第
５図に示すように構成される。（ここでは簡単の為に１
灯のものを示す。）すなわち、図中１は種々の形状をし
たプラスチック（アクリル）やガラスのブロック（透光
体）でこのブロック１の背面に色板２等を介して、電球
（光源）３が設けられ、前記電球３が点灯することによ
り電球３の光が、色板２およびブロック１を通って外へ
出る。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来においては第５図に示す様に外から
見える直接の発光部が、ブロック１の背面である為、ブ
ロック１全体が均一に発光する訳ではないので、見る角
度によっては見えにくい場合がある。

なお、上記ブロック１の外側面に凹凸を形成することで
光が乱反射し、見えやすくなるが、この場合にはブロッ
ク１の表面に埃が付きやすく、汚れる。また、ブロック
１の背面のみ発光する為、意匠的に平凡なものにならざ
るを得す、立体感のある意匠は望めないという問題があ
る。

そこで、本発明は見やすく、立体感のある意匠性の高い
エレベータの表示装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決する為の手段）本発明は上記課題を解決するため光源の光を透光体を介
して外部に放出するエレベータの表示装置において、前
記透光体の内面側に設けられた凹部と、この凹部の内面
に設けられた微細な凹凸部とを具備してなるものである
。

（作　用）光源から発光された光は透光体の内部の細かな凹凸部に
より乱反射され、透光体の内部に立体が置かれたように
見せる。

（実施例）以下、本発明を第１図および第２図に示す一実施例を参
照して説明する。

図中８はプラスチックまたはガラスのブロックで、この
ブロック８の内面部には適当な形にくり抜かれた凹部１
７が設けられている。前記凹部］７の内面には細かな凹
凸部１７ａが形成されている。

上記ブロック８の背面には鏡面９が設けられ、この鏡面
９の中央部には上記ブロック８の凹部１７と一致する様
に穴９ａが設けられている。この穴９ａに光ファイバー
の束１０の一端部が挿通され、ブロック８の凹部１７の
中で先端部が全方向にくまなく広げられている。また、
この光ファイバーの束１０の他端部は電球１１のカバー
１２の先に取り付けられている。上記電球１１のソケッ
ト１５はボックス１３に取付けられ、上記ブロック８は
フェースプレイド１４に取り付けられている。

しかして、エレベータがエレベータ乗場に到着すると、
電球１１が点灯する。この電球１コの光は、光フアイバ
ーケーブルの束１０を介してブロック８の凹部１７内に
達し、全方向に拡散する。

ブロック８の凹部１７の表面には細かな凹凸部１７ａか
付けられているため、光は凹凸部１７ａにより乱反射し
、さらに均一に拡散する。また、このとき上記鏡面９は
、ブロック８の凹部１７の像を映し出す。上述したよう
に、ブロック１６の凹部１７内で光が乱反射するため凹
部１７は光る立体の様に見える。また、この光る立体は
鏡面１８に映し出され倍の奥行きがある様に見せること
が出来るので、従来より小さな奥行きで、立体感のある
意匠か得られる。さらに、ブロック１６の凹部１７は光
る立体の様に見えるのでどの方向からでも容易に点灯を
確認できる。

また、鏡面９の中央にあけられた光ファイバーの束］０
を通す穴９ａは、ブロック８の凹部１７に比べ十分に小
さいので、ブロック８の四部１７の形に合せる必要がな
い。言い換えると、ブロック８以外の部品はブロック８
の凹部］７の形に関係なく同じものを使用できる。さら
に、電球１１の光は光ファイバーの束］０によって導か
れるので、電球１１の位置に関係なく、確実に光を導く
ことができる。

また、電球１−１のカバー１２と光ファイバーの束１０
の間に色板１２ａを置くことでランタンの発光色を自由
に変えることができる。この色板１２ａは構造上、光フ
ァイバーの束１０と同じ面積て良く、ブロック８の凹部
］７に比べて非常に小さなもので良い。

なお、本発明は上記一実施例に限られるものではなく、
第３図に示すようなものであってもよい。

すなわち、図中２２は先端に細かな凹凸の付いた球２２
ａを持つプラスチックの棒であり、光ファイバーと同様
の効果で電球２３の光を導きブロック２４の凹部１７内
で光を拡散させる。その他は上記実施例と同じである。

また、第５図に示すように構成してもよい。この実施例
において電球３０の光は色板３１を介してブロック３２
の凹部１７に達する。その他は上記実施例と同じである
。

［発明の効果コ本発明は以上説明したように、透光体内に光る立体があ
る様に見せることができ、どの方向からも容易に点灯を
確認できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例であるエレベータのホール
ランタンを示す断面図、第２図はその斜視図、第３図は
本発明の第１の他の実施例を示す断面図、第４図は第２
の他の実施例を示す断面図、第５図は従来例を示す説明
図である。８．２４．３２・・・ブロック（透光体）１１・・・電
球（光源）、１２・・・カバー　１５・・・ソケット、
９・・・鏡面、１４・・・フェースプレイド、１３・ボ
ックス。

Claims

【特許請求の範囲】

光源の光を透光体を介して外部に放出するエレベータの
表示装置において、前記透光体の内面側に設けられた凹
部と、この凹部の内面に設けられた微細な凹凸部とを具
備してなることを特徴とするエレベータの表示装置。