JPH03259608A - Lcノイズフィルタ - Google Patents

Lcノイズフィルタ

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JPH03259608A
JPH03259608A JP28052190A JP28052190A JPH03259608A JP H03259608 A JPH03259608 A JP H03259608A JP 28052190 A JP28052190 A JP 28052190A JP 28052190 A JP28052190 A JP 28052190A JP H03259608 A JPH03259608 A JP H03259608A
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noise filter
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はLCノイズフィルタに関する。
[従来の技術] 近年の電子技術の発達に伴い、電子回路は各種分野にお
いて幅広く用いられており、従って、これら各電子回路
を外部からの影響を受けることなく安定して確実に作動
させることが望まれる。
しかし、このような電子回路には、直接、間接的に外部
からノイズが侵入する。このため、電子回路を使用した
各種電子機器に誤動作が引き起される場合が少なくない
という問題がある。
特に、電子回路は、直流電源としてスイッチングレギュ
レータを用いる場合が多い。従って、スイッチングなと
の過渡電流により、または使用するデジタルICのスイ
ッチング動作に起因する負荷変動により、スイッチング
レギュレータの電源ラインには各種の周波数成分をもっ
た大きなノイズか発生することか多い。そして、これら
のノイズは、同し機器内の他の回路へ電源ラインを介し
て、または輻射により伝搬され誤動作やS/N比の低下
などの悪影響を及ぼし、さらに近くで使用中の他の電子
機器の誤動作を引き起すことかある。
このようなノイズを除去するため、一般に電子回路では
各種のノイズフィルタか用いられている。
特に、近年では各種高性能電子機器を多数使用している
ため、ノイズに対する規制もますます激しくなっており
、このため、発生するノイズを確実に除去することがで
きる小型でしかも高性能なノイズフィルタの開発が望ま
れる。
このようなノイズフィルタの1つとして、従来より第2
2図に示すLCノイズフィルタが広く用いられている。
このLCノイズフィルタは、第22図(A)に示すよう
に、コア10に2組の巻線12.14を巻き回し、これ
ら巻線12.14の両端にコンデンサ16.18をそれ
ぞれ並列に接続するように形成されていた。
[発明が解決しようとする課題] ■ しかし、従来のノイズフィルタは、別個に形成され
た巻線12.14およびコンデンサ16゜18を必要と
するために、近年ますます小型軽量化されている各種電
子部品に比べ、ノイズフィルタ自体が大型でしかも高価
なものとなってしまうという問題があった。
■ また、従来のノイズフィルタは、第22図(B)に
示すように集中定数型として形成されている。このため
、これたけでは侵入する各種ノイズ、特にスイッチング
サージなどのコモンモードノイズや、リップル分等のノ
ーマルモードノイズを確実に除去することができず、ま
たコンデンサやコイルの容量やインダクタンスを大きく
とると、リンギングが発生してしまうという問題があっ
た。
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたーもの
であり、その目的は、リンギングなどを発生することな
く、しかも侵入するノイズを確実に除去することができ
る小型のLCノイズフィルタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明のLCノイズフィルタ
は、交互に逆向きに折り畳んで積層される複数の折畳み
部を有する第1の絶縁シートと、前記各折畳み部の片面
側に、各折畳み部を交互に逆向きに折り畳んで積層した
とき所定ターン数のコイルを形成するよう設けられた第
1の導体と、前記各折畳み部の他面側に、前記第1の導
体とほぼ対向するよう設けられ、第1の導体との間にキ
ャパシタンスを形成する第2の導体と、を含むことを特
徴とする。
[作 用] 次に本発明の詳細な説明する。
本発明において、第1の絶縁シートを構成する複数の折
畳み部を交互に逆向きに折り折畳み、積層体を形成する
ことにより、各折畳み部の片面側に設けられた第1の導
体は、所定ターン数のコイルを形成し、インダクタ導体
として機能することになる。
また、このとき、第1の導体とほぼ対向するように各折
畳み部の他面側に設けられた第2の導体は、第1の導体
との間にキャパシタンスを分布定数的に形成するものと
推測される。
従って、本発明のLCノイズフィルタは、分布定数タイ
プのフィルタとして機能し、従来の集中定数タイプのL
Cノイズフィルタに比べ、比較的広い帯域にわたり良好
な減衰特性を得ることができ、各種ノイズをリンギング
を伴うことなく除去することができる。特に、本発明の
LCノイズフィルタは、分布定数回路のL成分、C成分
が有効に機能し、各種ノイズを有効に除去することがで
きる。
さらに、本発明のLCノイズフィルタは、折畳み部を折
畳んで積層することにより形成されるため、その製造が
簡単でしかも小型、低コストのものとなる。
なお、本発明において、前記第1及び第2の導体を、そ
の両端に入出力端子が設けれたインダクタ導体として形
成することにより、コモンモード型のLCノイズフィル
タとして用いることができる。
また、前記第1の導体は、その両端に人出カ端子が設け
られたインダクタ導体として形成し、前記第2の導体を
、アース端子が設けられたキャパシタ導体として形成す
ることにより、ノーマルモード型のLCノイズフィルタ
としても用いることができる。
さらに、必要に応し、第2の絶縁シートの各折畳み部の
片面側に、この折畳み部を介して第2の導体とほぼ対向
するよう第3の導体を設け、第1及び第3の導体をその
両端に入出力端子が設けられたインダクタ導体として形
成し、第2の導体を、アース端子が設けられたキャパシ
タ導体として形成することにより、コモンモード型LC
ノイズフィルタとして形成することもてきる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1実施例 第1図〜第5図には、本発明を3端子ノーマルモート型
LCノイスフイルタに適用した場合の好適な一例か示さ
れている。
実施例LCノイズフィルタを製造する場合には、まず第
2図に示す第1の絶縁シート20を形成する。この第1
の絶縁シート20は、折畳んで積層される複数の折畳み
部22−1.22−2・・・228を、折り曲部24を
介して連続的に配列して形成されている。前記各折り曲
部24には、その折曲げを容易にするために予めミシン
目が形成されている。また、実施例の折畳み部22は、
正方形状に形成されているか、折畳んた場合に互いに積
層されるならば、その形状は任意に形成することができ
る。
そして、この第1の絶縁シート20の表面20a側に、
第3図(A)に示すパターンの第1の導体40を設け、
裏面2Ob側には第3図(B)に示すパターンの第2の
導体50を設ける。
前記第1の導体40は、連続的に配列された各折畳み部
22−1.22−2・・・22−8の表面20a側に、
その一部を切欠いたリング状のインダクタ用導電体42
−1.42−2・・42−7を交互にしかも逆向きに連
続して設け、第1の絶縁シート20を第1図(A)に示
すように交互にしかも逆向きに折畳んで積層したときに
所定ターン数(実施例では4ターン)のコイルを形成す
る。
前記第1の導体40の両端には入出力端子44a、44
bが設けられている。これにおいて一方の入出力端子4
4aは、第3図(A)に示すよう、折畳み部22−1の
右下隅に設けられている。他方の入出力端子44bは、
折畳み部22−7の左下隅に設けられている。そして、
これら入出力端子44a、44bには、入出力用のピン
46a46bが外部接続用導体として取付は固定されて
いる。
また、前記第2の導体50は、各折畳み部22−1.,
22−2・・22−7の裏面側20bに設けられたキャ
パシタ用導電体56−1.56−2・・・56−7から
構成されている。各キャパシタ用導電体56−1.56
−2・・56−7は、前記インダクタ用導電体42−1
 42−2・・・42−7と相対向するよう連続して設
けられ、第1の導体40との間にキャパシタンスを形成
している。従って、この第2の導体50を、第1の絶縁
シート20の裏面20b側から見た場合には、第3図(
B)に示すようなパターンとなる。そして、この導体5
〇一端側は、折畳み部22−7から22−8の中央まで
延び、ここに、アース用ピン54が外部接続用導体とし
て取付固定されるアース用端子52が設けられている。
これにおいて、前記第1の導体40および第2の導体5
0は、印刷、エツチング、メツキ等各種方法により第1
の絶縁シート20上に被覆形成することができ、また、
第3図(A)、(B)に示すパターン形状の導電板を第
1の絶縁シート20上に貼付ける等、任意の手法により
形成することができる。
また、本実施例ではインダクタ用導電体42キャパシタ
用導電体56の一部44a、56aを折り曲部22に沿
って被覆形成している。これにより、第1の絶縁シート
20か柔かい場合でも、ミシン目が形成された折り曲部
22を境として、簡単にしかも確実に折畳むことができ
るようになる。また、このミシン目は、各導電体のパタ
ーンが折り曲部22にわたって形成された場合には、導
電体、絶縁体の双方にミシン目を形成することにより、
さらに容易に折り曲げることかできる。
また、本実施例において、前記各導体40、導体50は
、その表面に絶縁層が被覆形成されている。なお、導体
50の表面に絶縁層を被覆形成するかわりに、第1の絶
縁シート20と同様な構成の第2の絶縁シート30を用
意し、これら両絶縁シート20.30を、導体50をそ
の間に挾むようにして積層し接着してもよい。なお、後
の説明を簡単なものとするため、以下の説明は第2の絶
縁シート30を使用しない場合を例にとり行う。
次に、その両面に導体40および導体50が被覆形成さ
れた絶縁シート20を、第1図(A)に示すよう、折り
曲部24を介してジクザク状に折曲げ、各折畳み部22
−1.22−2・・・22−8を積層する。これにより
、第1図(B)に示す積層体300が形成される。そし
て、一部切欠いたリング形状の各導電体42−1.42
−2・・・42−7は互いに重なり合い、1本の導線を
複数ターン(実施例では4ターン)巻回したコイルを形
成し、インダクタンスL1をもったインダクタとして機
能することになる。これと同時に、前記導体50は、第
1の導体40と絶縁シート20を介して相対向し、その
間にキャパシタンスCを形成する。
従って、このLCノイズフィルタは、第4図に示すよう
な等価回路の3端子型LCノイズフイルタとして機能す
ることになる。
このとき、第1図(B)に示すように折畳まれた積層体
300は、各ピン46a、46b、54が等間隔に並ぶ
ようになる。これは、前述したよう第1の導体40の入
出力端子44a、44bおよび導体50のアース端子5
2を位置決め形成したことによる。
次に、第1図(C)に示すよう、この積層体300を、
ピン46a、46b、54を除いて、エポキシ等の樹脂
を用いてモールドし、最終的なLCノイズフィルタを形
成する。
なお、折畳み部22の枚数が多いノイズフィルタでは、
第5図(A)に示すようその厚さ方向に対し、各ピン4
6a、46b、54の高さか揃わない場合もある。この
場合には、第5図(B)に示すよう、各ピンが一直線上
に並ぶ(インライン)よう各ピンを折曲げるリードフォ
ーミングを行うことが好ましい。
以上説明したように、本発明のLCノイズフィルタによ
れば、その両面に第1の導体40および第2の導体50
が被覆形成された第1の絶縁シート20を、折り曲部2
4を介しジグザク状に折畳むことにより、偏平な立方体
形状に形成される。
このため、従来のLCノイズフィルタに比べ小型軽量な
ものとなり、近年とみに小型軽量化か求められている電
子回路用部品として極めて好適なものとなる。
さらに、本発明のLCノイズフィルタは、各ピン46a
、46b、54が確実に一直線上(インライン)に所定
間隔て並ぶよう揃えることかできる。このため、LCノ
イズフィルタの基板への取付けが極めて容易となる。特
に、本発明によれば各ピン間隔を常に一定に形成するこ
とができるため、製造されたLCノイズフィルタのピン
間隔の不揃いによる減衰特性のバラツキが少なく、減衰
特性がほぼ均一で十分小形なノイズフィルタを簡単に量
産することが可能となる。
さらに、実施例のノイズフィルタは、第4図の等価回路
で示される3端子型のLCノイズフィルタとして機能し
、とりわけ第1の導体40と第2の導体50との間のキ
ャパシタンスCが分布定数的に形成されるものと推定さ
れ、従来の集中定数型のノイズフィルタには無い優れた
減衰特性を発揮することができる。
本発明者は、さらに検討を進めたところ、接地導体とし
て機能する第2の導体50を、通電用のインダクタとし
て機能する第1の導体40のどの位置に対向させるかか
ノイズフィルタの減衰特性に大きな影響を与えることを
見出たした。すなわち、第2の導体50は、第1の導体
50の全部と対向するように形成するばかりでなく、必
要に応しその一部と対向するように形成しても良い。こ
の場合、本実施例のように、第2の導体50を第1の導
体40の人出カ一端子と電気回路的に近い位置に配置す
ることにより、優れた減衰特性が得られることを確認し
た。
また、前記第2の導体50の接地ピン54aをどのよう
に形成するかについて検討した。この結果、いずれか一
方の入出力ピン46aまたは46bと電気回路的に近い
位置に接地ピン54を配置することが好ましいことを確
認した。
第6図には、第1の導体40の値をL 1−0.198
 nH,R−189,6mΩ、第2の導体50のキャパ
シタンスをC−281,2pFに設定した場合の減衰特
性データか示されており、同図に示すよう実施例のLC
ノイズフィルタは、広帯域にわたり良好な減衰特性を示
すことか理解されよう。
また、本発明では折畳み部22の枚数を増減し、第1の
導体40のターン数を大きくしたり小さくすることによ
って、そのインダクタンスL1の値を任意に設定するこ
とができる。また第1の導体40に対する第2の導体5
0のターン数を増減することにより、また折畳み順に各
導体の幅を様々に増減させて変化させることにより、そ
のCの値も任意に設定することができる。従って、任意
のLl、Cをもった3端子型LCノイズフイルタを容易
に設計し製造することかできる。
また、これ以外に、第1の導体40のLLをより大きく
したい場合には、各導体40または50の表面に磁性体
を各種方法により接着することも有効であり、さらに絶
縁シートの中に磁性体を混入させることもてきる。また
、これら以外に第1図(B)において点線で示すよう、
積層体300の中央に磁芯挿通穴310を形成し、この
積層体300の表面を磁性材料で粉体塗装し、あるいは
磁性材容器内に収納することにより、挿通穴310を介
し積層体300の周囲を通る磁路を形成してもよい。
また、前記LCノイズフィルタの容量Cを大きく設定し
たい場合には、第3図(A)、(B)に示す各導体40
.50の導体幅dを任意の幅広に形成してもよい。なお
、キャパシタ導体幅dをインダクタ導体により幾分幅広
に形成することにより、導体50を、各インダクタ用導
電体40のシールド導体としても機能させ、線間短絡を
より効果的に防止することができる。
第2実施例 第7図には、本発明の好適な第2実施例が示されている
前記実施例のLCノイズフィルタは、第1の導体40お
よび導体50を、同じパターンの繰返しとして形成した
が、本実施例では第7図に示すよう、そのコイルパター
ンがしだいに小さくなるように形成したことを特徴とす
るものである。
これにより、第1の絶縁シート20をジグザク状に折畳
んた場合に、第1の導体40.導体50はコイル径がし
たいに小さくなるように巻回されることになる。
第8図には本実施例にかかる3端子型のLCノイズフィ
ルタの減衰特性が示され、実施例では第1の導体40が
L 1 = 149.5 nH,R−311,5mΩ。
導体50がC−105,8pFに設定された場合のデー
タである。本実施例の減衰特性は、前記実施例とはその
減衰パターンか若干異なるが、広帯域にわたり優れた減
衰特性を示すことが理解されよう。
第3実施例 第9図、第10図には本発明の好適な第3実施例が示さ
れている。なお前記第1、第2実施例と対応する部材に
は同一符号を付しその説明は省略する。
第9図(A)は、第1の絶縁シート20の表面2 Oa
側の状態か示され、同図(B)はその裏面2Ob側の状
態が示されている。実施例の絶縁シート20は、その幅
方向両側に延長領域26゜28が設けられている。そし
て、同図(A)に示すよう、第1の導体40はその両端
の入出力端子44a  44bがこの延長領域28上に
幅広に被覆形成されている。また、同図(B)に示すよ
う、実施例の導体50は、延長領域26上に、そのアー
ス端子52が幅広に被覆形成されている。
そして、前記絶縁シート20からは、前記端子44a、
44b、52か被覆形成された領域を除いて、延長領域
26.28を切断除去する。
そして、このようにして形成された絶縁シート20を、
第10図(A)に示すよう、前記実施例と同様にして折
畳み、同図(B)に示すような積層体300を形成する
。このとき、各折畳み部22間は、絶縁性の接着剤等を
用いて接着することが好ましい。
そして、第10図(B)に示す積層体300から外部に
突出した幅広の端子44a、44b。
52を、図中矢印方向へ順次折畳み、同図(C)の状態
を経て同図(D)に示すLCノイズフィル夕を形成する
。このとき、折畳んた各端子44a。
44b、52は、積層体本体に対し絶縁性の接着剤等を
用いて接着固定することが好ましい。
このようにすることにより、本実施例によれば薄型偏平
のSMD(サーフェス・マウント・デバイス)タイプの
LCノイズフィルタを得ることができ、近年自動化が進
む回路組立を行う上で極めて好適なものとなる。
なお、実施例のLCノイズフィルタは、各端子44a、
44b、52を、直接回路基板等に半田付は固定するこ
ともてき、また必要に応じてこれら各端子にピンを取付
は固定して使用してもよい。
また、本実施例では第1の導体40の入出力端子44a
、44bと、第2の導体50のアース端子52とが積層
体300の逆方向に位置する場合を例にとり説明した。
しかし、本発明はこれに限らず、両人出力端子44a、
44bの間にアース用端子52が位置するよう形成する
ことも可能である。
この場合には、絶縁シート20の表面20aおよび裏面
20bに、第11図(A)、(B)に示すパターンで第
1の導体40および第2の導体50を被覆形威し、これ
を第12図(A)〜(D)に示すよう順次折り畳み、積
層体300を形成すればよい。
第4実施例 第13図には、本発明の好適な第4実施例が示されてい
る。なお、前記各実施例と対応する部材には同一符号を
付しその説明は省略する。
本実施例のLCノイズフィルタは、前記各実施例と同様
ノーマルモード型LCノイズフィルタである。
本実施例の特徴は、キャパシタ導体として機能する第2
の導体50を複数に分割し、各分割区間を接地し分割接
地導体50−1.50−2,503.50−4を形成し
たことにある。そして、各分割接地導体50−1.50
−2.50−350−4の各端子には、それぞれ接地用
ピン54a−1,54a−2,54a−3,54a−4
が前記第1実施例と同様に取付固定されている。
なお、第1及び第2の導体40.50が被覆された絶縁
シート20.30を、第13図(B)。
(C)に示すよう折り曲げて積層体を形成した際、これ
ら各接地用ピン54a−1,54a−2・・・54a−
4は、相互にまとめられ、最′終的に1本の接地ピン5
4となるよう形成される。
このようにして形成されるLCノイズフィルタでは、前
記各分割接地導体50−1.50’−2・・・50−4
の自己インダクタンスLが小さいため、第1の導体40
との間で分布定数的に形成されるキャパシタンスをその
ままLCフィルタのキャパシタとして用いることができ
る。
本発明者は、さらに検討を進めたところ、前記分割接地
導体50−1.5−2・・・50−4を、インダクタと
して機能する第1の導体40のどの位置に対向させるか
がノイズフィルタの減衰特性に大きな影響を与えること
を見出だした。そして、本実施例のように、分割接地導
体50−1.50−4を第1の導体40の入出力端子と
電気回路的に近い位置に配置することにより、優れた減
衰特性が得られることを確認した。
また、前記各分割接地導体50−1.50−2−50−
4の接地ピン54a−1,54a−2−・54a−4を
どのように形成するかについて検討した。この結果、一
方の人出力ピン46aに電気回路的に近い箇所に位置す
る分割接地導体501.50−2は、人出力ピン46a
と電気回路的に近い方に接地ピン54a−1,54a−
2を位置させることが好ましく、また他の分割接地導体
50−3 50−4はそれぞれ他方の入出力端子46b
と電気回路的に近い位置に接地ピン54a3.54a−
4を配置することか好ましいことを確認した。
このようにすることにより、本実施例のLCノイズフィ
ルタは、良好な減衰特性をもったノーマルモード型のフ
ィルタとして機能することになる。
第5実施例 第14図には、本発明の好適な第5実施例か示されてい
る。
前記各実施例のLCノイズフィルタは、第1の絶縁シー
ト20(第2の絶縁シート30を使用する場合には、第
1及び第2の絶縁シート20,30)として連続した1
枚のシート状に形成したものを用いた。すなわち、第1
の絶縁シート20を例にとると、その各折畳み領域20
−1,202・・・20−8は、それそ゛れミシン目か
設けられた折り曲部を介して連続的な1枚のシートとし
て形成されていた。
これに対し、本発明は、これら各折畳み部22−1.2
2−2・・・22−8を、第14図に示すようそれぞれ
分離形成することを特徴とするものである。
すなわち、本実施例では、第1及び第2の導体40.5
0として所定のパターン形状に打ち抜き形成された導電
体を用いる。そして、このようにして形成された第1の
導体40を、第1の絶縁シート20の各折畳み領域22
−1.22−2・・・22−8に貼付は固定する。さら
に、第2の導体50を、第2の絶縁シート30の各折畳
み領域32−1.32−2・・・32−8に貼付は固定
する。
これにより、第1の絶縁シート2′0の各折畳み部22
−1.22−2・・・22−8は、第1の導体40によ
り相互に連結され、さらに第2の絶縁シート30の各折
畳み部32−1.32−2・・・328は、第2の導体
50により相互に連結される。
従って、このように形成された第1及び第2の絶縁シー
)20.30を、前記第1実施例と同様に交互に、しか
も逆向きにジグザク状に折畳んで積層体として形成する
ことにより、前記第1実施例と同様なLCノイズフィル
タを形成することができる。
なお、本実施例においては、第1及び第2の導体40.
50の表面に絶縁膜を被覆形成しておき、これら第1及
び第2の導体40.50は、各折畳み部22−1.22
−2・・22−8の間の隙間で短絡することがないよう
形成することが好ましい。
第6実施例 第15図、第16図には、本発明の好適な第6実施例が
示されている。
前記各実施例のLCノイズフィルタは、ノーマルモード
型ノイズフィルタであるが、本実施例の特徴は、コモン
モード型のLCノイズフィルタを形成したことにある。
すなわち、本実施例のLCノイズフィルタでは、第15
図に示すよう、第1の導体40の両端ばかりてなく、第
2の導体50の両端にも入出力端子52a  52bを
設け、これら各端子52a、52bに人出力ピン54a
、54bを接続したことを特徴とする。
第16図には、本実施例のLCノイズフィルタの等価回
路図が示されており、同図に示すよう、実施例の第1及
び第2の導体40.50は、それぞれLb、、L2のイ
ンダクタ導体として機能し、これら内導体40.50の
間にはキャパシタンスCが分布定数的に形成される。
これにより、本実施例の、LCノイズフィルタは、良好
な減衰特性をもった4端子コモンモード型LCノイズフ
イルタとして機能することになる。
第7実施例 第17図〜第19図には本発明の好適な第7実施例が示
されている。なお、前記第1〜第5実施例と対応する部
材には同一符号を付しその説明は省略する。
前記各実施例のLCノイズフィルタは、前記第6実施例
と同様、コモンモート型のフィルタとして形成されてい
る。
第17図に示すよう、実施例のLCノイズフィルタは、
同じ構造の第1の絶縁シート20および第2の絶縁シー
ト30を用意する。そして、第1の絶縁シート20の表
面20aに、前記実施例と同様筒1の導体40を被覆形
成し、第2の絶縁体シート30の表面30aにも前記第
1の導体40と同様なパターンの第3の導体60を被覆
形成する。
そして、胴絶縁シート20.30の間に、キャパシタ導
体として機能する第2の導体50をサンドイッチ状に挾
んだ状態で、両者を張り合せる。
そして、このようにして張り合せられた第1および第2
のシート20.30を、前記各実施例と同様にジグザク
状に折畳み、第18図に示す積層体300を形成する。
このとき、各人出力ピン46a、66a、54.46b
、66bは等間隔でしかも一直線(インライン)上に並
ぶよう、前記各インダクタ導体40.60およびキャパ
シタ導体50の端子44a、44b、64a、64b。
52を形成することが好ましい。そして、この積層体3
00を、エポキシ樹脂等を用いてその周囲をモールドす
る。
第19図には、このようにして形威されたコモンモード
型LCノイズフィルタの等価回路図が示されている。同
図に示すよう、実施例の第1及び第3の導体40.60
は、それぞれLl、L2のインダクタ導体として機能し
、これら両インダクタ導体40.60と第2の導体50
との間にはキャパシタンスCが分布定数的に形威される
これにより、本実施例のLCノイズフィルタは、良好な
減衰特性をもったコモンモード型LCノイズフィルタと
して機能することになる。
その他の実施例 なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、これ以外に各種の変形実施が可能である。
例えば、前記各実施例では、インダクタ導体として機能
する各導体の表面に絶縁層を被覆形成する場合を例にと
より説明したが、本発明はこれに限らず、例えば第20
図に示すよう、これら各インダクタ導体40.60を被
覆するよう、絶縁シート70.80を各絶縁シート20
.30に積層してもよい。この場合には、前記各絶縁シ
ート70.80,20.30は同様の構造のものを用い
ることが好ましい。
また、前記各実施例では一部切欠いたリング状のインダ
クタ用導電体42およびキャパシタ用導電体56を、連
続する折畳み部22の表面に交互に、しかも逆向きに連
続して形成した場合を例にとり説明したが、本発明はこ
れに限らず例えば第21図に示すよう形成してもよい。
すなわち、第1の絶縁シート20の折畳み部22の上半
分に一部切欠いたリング状のインダクタ用導電体22を
同しパターンで同じ向きに連続して設けると共に、これ
に連続してその下半分に上下逆向きをしたパターンのイ
ンダクタ用導電体22を、同様に同しパターン、同じ向
きて連続して設ける。そして、このようにして設けられ
たインダクタ用導電体22を、複数ターンにわたって形
威する。
その後、第1の絶縁シート20を、前記実施例と同様に
ジグザグ状に折畳むことにより、第1の導体40のター
ン数が多く、大きなインダクタンスL1をもったLCノ
イズフィルタを得ることができる。
なお、この場合には、インダクタ導体40の一端側が、
導電体22により周囲が囲まれた場所に位置するように
なるため、この内端部と入出力端子44との間はジャン
パー線23て結ぶことになる。
このように、第21図に示すパターンで第1の導体40
.第2の導体50(図示せず)を形成することにより、
絶縁シート20の折畳み部22の枚数が少ない場合でも
、比較的大きなLおよびCを得ることができる。
また、本発明において、前記絶縁シートの材料として電
磁波吸収発熱体を使用することにより、さらに高周波帯
の性能を上げることができる。
また、前記各実施例では、絶縁シートを介して各導体が
相対向するよう形成される場合を例に取り説明したか、
これら各導体は完全に対向していなくとも、両者の間に
キャパシタンスが分布定数的に形威されるならば、両者
の対向位置にずれがあってもよい。
[発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、絶縁シートの各
折畳み部の片面側に第1の導体を形成するとともに、そ
の他面側に前記第1の導体と対向するよう第2の導体を
形威し、この絶縁シートを、交互に、しかも逆向きにジ
グザグ状に折畳んで積層することにより、第1の導体が
所定ターン数のコイルとして機能し、第2の導体が前記
第1の導体との間にキャパシタンスを形成するという新
規な構成を採用することにより、リンギングなどを発生
することなく、しかも侵入するノイズを確実に除去でき
る小型で安価なLCノイズフィルタを得ることができる
特に、本発明によれば、第1及び第2の導体との間に静
電容量か分布定数的に形成されるものと推定され、これ
により従来の集中定数のノイズフィルタに比べ、各種ノ
イズを確実に減衰除去することができる優れた減衰特性
をもったLCノイズフィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本発明を3端子ノーマルモード型L
Cノイズフイルタに適用した場合の好適な一例の説明図
であり、 第1図は一連の製造工程の説明図であり、同図(A)は
複数の折畳み部を折り曲部を介して連続的に積層する場
合の説明図、同図(B)は折り畳んで形成された積層体
の外観斜視図、同図(C)は同図(B)の積層体をモー
ルドして形成された最終的なノイズフィルタの外観説明
図、第2図は、絶縁シートの両面に導体およびキャパシ
タ導体を被覆形成する場合の説如図、第3図は、前記各
インダクタ導体およびキャパシタ導体のパターン説明図
であり、同図(A)は第2図に示す絶縁シートを矢印]
00方向から見た説明図、同図(B)は第2図に示す絶
縁シートを矢印200方向から見た説明図、 第4図は、本実施例にかかるLCノイズフィルタの等価
回路図、 第5図は、各ピンがフィルタの厚さ方向にスしてる場合
に、これを−直線上に位置させるようプレスフオーム処
理して゛形成されたノイズフィルタの外観説明図、 第6図は、本実施例にかかるLCノイズフィルタの減衰
特性図、 第7図および第8図は、本発明を3端子型LCノイスフ
イルタに適用した場合の好適な第2実施例の説明図であ
り、 第7図(A)、(B)は、絶縁シートの両面に形成され
た導体パターンに説明図であり、同図(A)は絶縁シー
トの表面側に被覆形成されたインダクタ導体のパターン
説明図、同図(B)は絶縁シートの裏面側に被覆形成さ
れたキャパシタ導体のパターン説明図、 第8図は、本実施例のLCノイズフィルタの減衰特性図
、 第9図および第10図は、本発明の好適な第3実施例を
示す説明図であり、 第9図は、絶縁シートの両面に形成された導体パターン
に説明図であり、同図(A)は絶縁シートの表面側に被
覆形成されたインダクタ導体のパターン説明図、同図(
B)は絶縁シートの裏面側に被覆形成されたキャパシタ
導体のパターン説明図、 第10図(A)〜(D)は本実施例のLCノイズフィル
タの一連の組立て工程の説明図、第11図および第12
図は前記第3実施例の変形例の説明図であり、 第11図(A)、(B)は絶縁シートの両面に形成され
た導体パターンに説明図であり、同図(A)は絶縁シー
トの表面側に被覆形成されたインダクタ導体のパターン
説明図、同図(B)は絶縁シートの裏面側に被覆形成さ
れたキャパシタ導体のパターン説明図、 第12図(A)〜(D)はその組立工程を示す説明図、 第13図(A)〜(奪)は、本発明の好適な第4実施例
の説明図、 第14図は、本発明の好適な第5実施例の説明図、 第15図、第1−6図は、本発明の好適な第6実施例の
説明図、 第17図〜第19図は、本発明の好適な第7実施例の説
明図であり、 第17図は絶縁シートにインダクタ導体およびキャパシ
タ導体を被覆形成する場合の説明図、第18図は前記絶
縁シートをジクサク状に折畳んで形成された積層体の側
面概略説明図、第19図は本実施例の等価回路図、 第20図および第21図は、本発明のその他の実施例の
説明図、 第22図は従来のLCノイズフィルタの説明図であり、
(A)は具体構成の説明図、(B)はその等価回路図で
ある。 20・・・第1の絶縁シート、22・・・折畳み部、2
4・・・折り曲部、30・・・第2の絶縁シート、40
・・・第1のインダクタ導体、 42・・・インダクタ用導電体、 44a、44b・・・入出力端子、 46a、46b・・・人出力ピン、 50・・・キャパシタ導体、52・・・アース端子、5
4・・・アース用ピン、 56・・・キャパシタ用導電体、 60・・・第2のインダクタ導体、 62・・・インダクタ用導電体、 64a、64b・・・入出力端子、 66a、66b・・・人出力ピン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交互に逆向きに折り畳んで積層される複数の折畳
    み部を有する第1の絶縁シートと、 前記各折畳み部の片面側に、各折畳み部を交互に逆向き
    に折り畳んで積層したとき所定ターン数のコイルを形成
    するよう設けられた第1の導体と、前記各折畳み部の他
    面側に、前記第1の導体とほぼ対向するよう設けられ、
    第1の導体との間にキャパシタンスを形成する第2の導
    体と、 を含むことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  2. (2)請求項(1)において、 前記第1の絶縁シートとの間に前記第2の導体を挟み込
    むよう前記第1の絶縁シートと重合わされ、この第1の
    絶縁シートとともに交互に逆向きに折り畳んで積層され
    る折畳み部を有する第2の絶縁シートを含むことを特徴
    とするLCノイズフィルタ。
  3. (3)請求項(1)(2)のいずれかにおいて、前記第
    1の導体は、その両端に入出力端子が設けられたインダ
    クタ導体として形成され、 前記第2の導体は、アース端子が設けられたキャパシタ
    導体として形成され、 ノーマルモード型のフィルタとして用いられることを特
    徴とするLCノイズフィルタ。
  4. (4)請求項(3)において、 前記第2の導体は複数に分割され、各分割区間がアース
    端子に接続されたことを特徴とするLCノイズフィルタ
  5. (5)請求項(1)(2)のいずれかにおいて、前記第
    1および第2の導体は、その両端に入出力端子が設けら
    れたインダクタ導体として形成され、 コモンモード型のフィルタとして用いられることを特徴
    とするLCノイズフィルタ。
  6. (6)請求項(1)(2)のいずれかにおいて、前記第
    2の絶縁シートの各折畳み部の片面側に、この折畳み部
    を介して第2の導体とほぼ対向するよう設けられた第3
    の導体を含み、 前記第2の導体は、アース端子が設けられたキャパシタ
    導体として形成され、 前記第1および第3の導体は、その両端に入出力端子が
    設けられたインダクタ導体として形成され、 コモンモード型のフィルタとして用いられることを特徴
    とするLCノイズフィルタ。
  7. (7)請求項(6)において、 前記第2の絶縁シートとの間に前記第3の導体を挟み込
    むよう前記第2の絶縁シートと重合わされ、第1及び第
    2の絶縁シートとともに交互に逆向きに折り畳んで積層
    される折畳み部を有する第3の絶縁シートを含むことを
    特徴とするLCノイズフィルタ。
  8. (8)請求項(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記
    折畳み部に設けられた各端子には、各折畳み部を折り畳
    んで積層したとき外部へ突出する外部接続用導体を設け
    たことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  9. (9)請求項(1)〜(8)のいずれかにおいて、前記
    各絶縁シートは、各折り畳み部が折り曲部を介して連続
    する1枚のシートとして形成されることを特徴とするL
    Cノイズフィルタ。
  10. (10)請求項(9)において、 前記折り曲部には、ミシン目が設けられたことを特徴と
    するLCノイズフィルタ。
  11. (11)請求項(10)において、 前記各導体は、その一部を前記ミシン目に沿って設けた
    ことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  12. (12)請求項(1)〜(8)のいずれかにおいて、 前記各絶縁シートは、各折畳み部が分離形成され、各折
    畳み部間にまたがって設けられた前記各導体により各折
    畳み部は相互に連結されることを特徴とするLCノイズ
    フィルタ。
  13. (13)請求項(1)〜(12)のいずれかにおいて、 前記第1の導体は、連続的に配列された各折畳み部の片
    面側に、一部を切り欠いたリング状のインダクタ用導電
    体を交互に逆向きに連続して設け、各折畳み部を折り畳
    んで積層したとき所定ターン数のコイルを形成すること
    を特徴とするLCノイズフィルタ。
  14. (14)請求項(1)〜(13)のいずれかにおいて、 前記各導体は、その導電パターンが徐々に小さくなるよ
    う形成されたことを特徴とするLCノイズフイルタ。
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