JPH032594A - 原子炉給水制御装置 - Google Patents

原子炉給水制御装置

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JPH032594A
JPH032594A JP1135474A JP13547489A JPH032594A JP H032594 A JPH032594 A JP H032594A JP 1135474 A JP1135474 A JP 1135474A JP 13547489 A JP13547489 A JP 13547489A JP H032594 A JPH032594 A JP H032594A
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JP
Japan
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pump
water supply
signal
reactor
water
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JP1135474A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ota
康雄 大田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH032594A publication Critical patent/JPH032594A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は一般に原子炉給水制御装置に関し、特に沸騰水
型原子力発電プラント(以下、「プラント」と略述する
)における原子炉圧力容器内の水位を制御する原子炉給
水制御装置に関する。
(従来の技術) この種のプラントにおける原子炉の水位制御は、原子炉
の安全性の確保の面においては固よりのこと、原子炉の
保護の面においても極めて重要な管理操作である。上述
した原子炉の水位制御は、プラントが通常運転をしてい
るときと、プラントの起動時及び停止時とで夫々態様が
異なる。プラントが通常運転をしているときの原子炉の
水位制御は、原子炉内の水位の検出信号と予めプログラ
ム化された原子炉内の設定水位とを比較演算し、両者の
差分値がOとなるように、原子炉の出力に応じて必要台
数だけ運転されている給水ポンプの給水量を増減するこ
とによって行なわれる。一方、プラントの起動時及び停
止時には、プラントの出力に応じて駆動されるべき給水
ポンプの切換及び駆動されるべき給水ポンプの追加等の
操作が行なわれるが、このような操作は原子炉への給水
の外乱となり、当然原子炉内における水位の外乱となる
。この場合においても、原子炉内の水位の適正な制御操
作が必要とされる。
第4図は、上述した従来の原子炉給水制御装置とこの原
子炉給水制御装置か用いられているプラントの原子炉廻
りの系統とを示した図である。第4図にて、原子炉1内
で発生した蒸気は、主蒸気配管(図示しない)を通って
タービンに供給され、タービンを回転駆動した後復水器
(図示しない)において凝縮されて水となり、給水ポン
プにて再び原子炉内に補給される。
第4図において、原子炉給水制御装置8′は、以下のよ
うになっている。即ち、演算器40は、原子炉1に付設
されている原子炉水位検出器7によって検出された原子
炉水位信号]8と予め原子炉コ内の水位がプログラムさ
れている原子炉水位設定器9から出力された原子炉水位
設定(ら号)9との間の差分値を求め、この求めた差分
値を水位偏差信号29として出力する。主制御器10は
、前記演算器40から出力された水位偏差信号2つを受
けて演算処理することによって、原子炉水位制御信号2
0を生成し、この原子炉水位制御信号20を、各給水ポ
ンプ(即ち、タービン駆動給水ポンプ3、モータ駆動給
水ポンプ4)に対する給水流量要求信号として出力する
。例えば、タービン駆動給水ポンプ3が運転中で、この
タービン駆動給水ポンプ・3によって原子炉]内への給
水を制御している場合には、タービン駆動給水ポンプ3
側の制御モード切換器12b(以下「制御モード切換器
12b」という)が自動モード切換スイッチ22aをO
N状態とする自動モードになっているので、前記原子炉
水位制御信号2oは、ポンプ流量制御信号23としてそ
のままタービン制御装置13に出力される。タービン制
御装置]3は、前記原子炉水位制御信号2oを、前記原
子炉給水制御装置8′からの出力として受けると、前記
原子炉水位制御信号2oに基づいてタービン速度制御信
号26を生成し、このタービン速度制御信号26をター
ビン駆動給水ポンプ3の給水ポンプ駆動用タービン5に
出力する。即ち、タービン制御装置13は、タービン速
度制御信号26を給水ポンプ駆動用ター、ビン5に出力
してこのタービン5の回転速度を制御、調整することに
よって、タビン駆動給水ポンプ3からの給水流量を調整
し、原子炉1内の水位を制御するものである。
一方、モータ駆動給水ポンプ4が運転中で、このモータ
駆動給水ポンプ4によって原子炉]への給水を制御して
いる場合には、モータ駆動給水ポンプ4側の制御モード
切換器12a(以下、「制御モード切換器12a」とい
う)が自動モード切換スイッチ22aをON状態とする
自動モードになっているので、前記原子炉水位制御信号
20は、ポンプ流量制御信号23としてそのまま給水流
量調整弁6に出力される。即ち、原子炉給水制御装置8
′は、ポンプ流量制御信号23を給水流量調整弁6に出
力してこの給水流量調整弁6の開度を制御、調整するこ
とによって、モータ駆動給水ポンプ4からの給水流量を
調整し、原子炉1内の水位を制御するものである。
上述したようなタービン駆動給水ポンプ3とモータ駆動
給水ポンプ4とを備えた沸騰水型の原子炉においては、
プラントの運転出力に応じて効率良く給水ポンプ3.4
を運転するために、一般に、原子炉1の起動時から原子
炉1の出力がこの原子炉1の定格出力の約25%になる
までの間では、前記モータ駆動給水ポンプ4を1台運転
し、原子炉1の出力がこの原子炉1の定格出力の約25
26〜約50%の間では、タービン駆動給水ポンプ3を
1台運転し、更に、原子炉1の出力がこの原子炉1の定
格出力の約50%〜定格出力の間では、タービン駆動給
水ポンプ3を2台運転して給水制御を行なうように運用
されている。そのため、原子炉1の起動時及び原子炉1
の停止時には、原子炉1の出力が定格に達しない部分出
力の状態において、給水ポンプの切換え及び給水ポンプ
の駆動追加の操作が行なわれることとなる。
次に、上述した構成の原子炉給水制御装置8′を用いて
、モータ駆動給水ポンプ4の運転による給水制御状態か
らタービン駆動給水ポンプ3の運転による給水制御状態
に切り換える場合について、第5図を参照しながら説明
する。
上述した給水ポンプの運転切換が行なわれる前は、モー
タ駆動給水ポンプ4か運転されており、制御モード切換
器12aは自動モードになっている。そのため、主制御
器]0から出力される原子炉水位制御信号20がそのま
まポンプ流量制御信号23となり、このポンプ流m R
;!I御倍信号23給水流量調整弁6に出力されること
によってモータ駆動給水ポンプ4の流量が調整されて原
子炉]の水位が一定になるように制御される。一方、タ
ビン駆動給水ポンプ3は、運転中であるが制御モト切換
器12bは手動モードになっていて手動モード切換スイ
ッチ22bがON状態になっている。よってタービン駆
動給水ポンプ3を駆動する給水ポンプ駆動用タービン5
は、タービン駆動給水ポンプ3側のポンプ流量設定器1
1bから出力されるポンプ流量手動設定信号21によっ
て制御される状態で、このときのポンプ流量手動設定信
号21は0%になっている。そのため、タービン駆動給
水ポンプ3からの給水流量はOt / hとなる(第5
図、横軸rTD起動」の時点)。
モータ駆動給水ポンプ4からタービン駆動給水ポンプ3
への運転切換は、以下のようにして行なわれる。まず、
手動モードに設定されているターン駆動給水ポンプ3側
のポンプ流量設定器1、 ] bをオペレータが操作す
ることにより、ポンプ流量手動設定信号21を徐々に増
加させ、これによってタービン駆動給水ポンプ3からの
給水流量を徐々に増加させる。このタービン駆動給水ポ
ンプ3からの給水流量の増加によって、原子炉1内の水
位は上昇する。即ち、これによって原子炉水位検出器7
から出力される原子炉水位信号18が増加し、演算器4
0により演算された原子炉水位設定信号19と、原子炉
水位信号18との間の差分値である水位偏差信号29の
符号は負となる。
水位偏差信号29の符号か負となることにより、主制御
器10から出力される原子炉水位制御信号20の値は減
少し、これにより自動モードにて運転されているモータ
駆動給水ポンプ4からの給水の流量が減少して、原子炉
1内の水位が一定に制御されるようになる。上述したよ
うなタービン駆動給水ポンプ3側のポンプ流量設定器1
1bによるポンプ流量手動設定信号21の増操作を繰り
返すと、他方において、主制御器10から出力される原
子炉水位制御信号20の値は減少しているために、両信
号20.21か等しくなる運転点か存在する(第5図、
横軸TDr自動」、MD「手動」の時点)。この両信号
20.21か等しくなる時点で、オペレータが制御モー
ド切換器12bを操作することにより、タービン駆動給
水ポンプ3の制御モードを手動モードから自動モードに
切換える。即ち、タービン駆動給水ポンプ3側の手動モ
ード切換スイッチ22bをOFFとするとともに、自動
モード切換スイッチ22aをONとする。この状態にお
いては、原子炉]内の水位はタービン駆動給水ポンプ3
とモータ駆動給水ポンプ4との2台の給水ポンプによっ
て制御されていることとなる。
次に、オペレータが制御モード切換器12aを操作する
ことにより、モータ駆動給水ポンプ4の制御モードをそ
れまでの自動モード運転から手動モード運転に切換える
。即ち、モータ駆動給水ポンプ4側の自動モード切換ス
イッチ22aをOFFとするとともに、手動モード切換
スイッチ22bをONとする。そしてオペレータかモー
タ駆動給水ポンプ4側のポンプ流量設定器1 ]、 a
を操作することにより、このポンプ流量設定器1]、a
から出力されるポンプ流量手動設定信号21を徐々に減
少させ、これによってモータ駆動給水ポンプ4から原子
炉1への給水流量を徐々に減少させる。このモータ駆動
給水ポンプ4からの給水流量の減少によって、原子炉1
内の水位は低下する。即ち、これによって原子炉水位検
出器7から出力される原子炉水位信号]8が減少し、演
算器40により演算された原子炉水位設定信号]9と原
子炉水位信号]8との間の差分値である水位偏差信号2
つの符号は正となる。水位偏差信号2つの初号が正とな
ることにより、主制御器10から出力される原子炉水位
制御信号20の値は増加し、これにより自動モードにて
運転されているタービン駆動給水ポンプ3からの給水の
流量が増加して、原子炉1内の水位が一定に制御される
ようになる。上述したようなモータ駆動給水ポンプ4側
のポンプ流量設定器]。1aによるポンプ流量手動設定
信号21の減操作をオペレータか繰り返すことによって
、モータ駆動給水ポンプ4からの原子炉1内への給水流
量を0とする(第5図、横軸rMD l・リップ」の時
点)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、」二連したことき構成の従来の原子炉給水制
御装置にあっては、上記内容と第5図とを参照して明ら
かなように、原子炉]内の水位を変動させることなく給
水ポンプの運転切換を行なうことができない。即ち、従
来の原子炉給水制御装置においては、給水ポンプ3,4
の運転切換時に、制御モートが手動モードに設定されて
いる給水ポンプによって原子炉]−内の水位に外乱を投
入し、他方、制御モードが自動モードに設定されている
給水ポンプからの給水流量を礎化させて各々の給水ポン
プからの給水の流量バランスを取りなから給水ポンプの
運転切換えを行なうので、オベレタによる給水ポンプの
運転切換えの操作のタイミングが速すぎる場合には、原
子炉1内の水位か高過ぎたり低過ぎたりして警報が発生
する可能性かある。一方、原子炉]内の水位の変動を可
能な限り小さく抑制して前記給水ポンプの運転切換えを
行なおうとすると、給水ポンプの運転切換えに多大な時
間が必要となるという問題点があった。
従って本発明は、上記問題点を解消するためになされた
もので、その目的は、給水ポンプの運転切換え時に、運
転切換えが行なわれる給水ポンプ相互の給水流量を、バ
ランスを取りながら同時に変更することによって原子炉
内の水位に外乱を投入することなく給水ポンプの運転切
換えを行なうことができ、給水ポンプの運転切換時に生
ずる原子炉内の水位の変動を可能な限り小さく抑制する
ことによって原子炉内の水位の異常な高/低に起因する
警報の発生を防止することができ目つ給水ポンプの運転
切換えに要する時間の短縮化を図ることが可能な原子炉
給水制御装置を提供することにある。
] 2 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る原子炉給水制
御装置は、 原子炉に対して給水を行なうために設けられている複数
の給水手段の中から駆動すべき給水手段と停止すべき給
水手段とを選択的に切換える切換手段と、前記原子炉内
の水位の検出信号と原子炉内の水位の設定信号との比較
によって得られた水位偏差信号に基づいて前記複数の給
水手段に夫々制御信号を出力する手段と、前記切換手段
によって選択的に切換えられた停止すべき給水手段から
の給水流量に見合った給水流量か、前記切換手段によっ
て選択的に切換えられた駆動すべき給水手段から供給さ
れるように前記制御信号出力手段から出力される制御信
号を補正する手段と、を備えた構成とした。
(作 用) 上記構成において、補正手段は、切換手段によって選択
的に切換えられた停止すべき給水手段からの給水流量に
見合った給水流量か前記切換手段によって選択的に切換
えられた駆動すべぎ給水手段から供給されるように制御
信号出力手段から出力される制御信号を補正することと
したので、前記切換時に、駆動すべき給水手段からの給
水流量と停止すべき給水手段からの給水流量とのバラン
スを取ることができ、それによって原子炉内に供給され
る給水流量が常に一定になるように制御することができ
る。従って、切換手段によって駆動すべき給水手段と停
止すべき給水手段との切り換えが行なわれたときに、原
子炉内の水位の変動を狭い範囲内に抑制することができ
るので、オペレータによる切換手段の切換操作のタイミ
ングが速過ぎる場合に発生する可能性のあった原子炉内
の水位の異常な高/低に起因する警報の発生を防止する
ことができるとともに、給水手段の運転切換えに要する
時間の短縮化をも図ることが可能となった。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例に従う原子炉給水制御装置
とこの原子炉給水制御装置か用いられているプラントの
原子炉廻りの系統とを示した図である。第1図にて前記
第4図にて図示したものと同一物には同一符号を付す。
第1図において、主制御器]0は、既に説明した内容か
ら明らかなように、原子炉水位設定信号1つと原子炉水
位信号18との間の差分値である水位偏差信号29を入
力して原子炉水位制御信号20を出力する。制御モード
切換器12aは、その制御対象たる自動モード切換スイ
ッチ22aのみがON状態となる自動モート、その制御
対象たる手動モード切換スイッチ22bのみがON状態
となる手動モード、その制御対象たる前記自動モード切
換スイッチ22aとともにその制御対象たるポンプ切換
モード切換スイッチ22CかON状態となるポンプ切換
モードの3つの制御モードか、オペレータの手動操作に
よって選択的に設定可能となっている。同様に、制御モ
ート切換器]2b] 5 も、その制御対象たる自動モード切換スイッチ22aの
みがON状態となる自動モード、その制御対象たる手動
モード切換スイッチ22bのみがON状態となる手動モ
ード、その制御対象たる前記自動モード切換スイッチ2
2aとともにその制御対象たるポンプ切換モー1へ切換
スイッチ22CがON状態となるポンプ切換モートの3
つの制御モードか、オペレータの手動操作によって選択
的に設定可能となっている。
ポンプ切換1;q倍器15は、例えば、モータ駆動給水
ポンプ4側の制御モート切換器12aが、オペレータの
操作によってポンプ切換モート即ち制御モード切換器]
、 2 a側のr1動モート切換スイッチ22a及びポ
ンプ切換モード切換スイッチ22cがONL、ている状
態が選択されたときに、ポンプ切換制御信号25bを出
力する。同様にポンプ切換制御器15は、タービン駆動
給水ポンプ3側の制御モード切換器12bがオペレータ
の操作によってポンプ切換モード即ち制御モード切換器
12b側の自動モード切換スイッチ22a及びポンプ切
換モード切換スイッチ22cかONしている状態か選択
されたときにも、」−化ポンプ切換制御信号25bとは
異なるポンプ切換制御f5号25bを出力する。なお、
本実施例においては、制御モード切換器12a、12b
は、そのうちの一方かポンプ切換モードに設定されたと
きには、他方かポンプ切換モードに設定されることがな
いように、互いに連動するような構成とすることもでき
る。
第2図は、本発明の一実施例に従う原子炉給水制御装置
が具備しているポンプ切換制御器]5の内部構成を示し
たブロック図である。第2図において、切換信号発生器
16は、ランプ状のポンプ切換信号28を発生して出力
するようになっている。モータ駆動給水ポンプ4側の信
号切換器31aのうち、ポンプ切換モードにおいて新た
に駆動を追加するモータ駆動給水ポンプ4に対応する信
号切換器31aは、切換信号発生器16から出力される
ポンプ切換信号28の符号を変えずにそのまま出力する
。モータ駆動給水ポンプ4側の信号切換器31aのうち
、ポンプ切換モードにおいて駆動を停止するモータ駆動
給水ポンプ4に対応する信号切換器31aは、切換信号
発生器16から出力されるポンプ切換信号28の符号を
反転させて出力するようになっている。同様に、タービ
ン駆動給水ポンプ3側の信号切換器3 ]、 bのうち
、ポンプ切換モードにおいて新たに駆動を追加するター
ビン駆動給水ポンプ3に対応する信号切換器31bは、
切換信号発生器]6から出力されるポンプ切換信号28
の符号を変えずにそのまま出力する。又、タービン駆動
給水ポンプ3側の信号切換器31bのうち、ポンプ切換
モードにおいて駆動を停止1−1するタービン駆動給水
ポンプ3に対応する信号切換器31. bも、切換信号
発生器]6から出力されるポンプ切換信号28の符号を
反転させて出力するようになっている。モータ駆動給水
ポンプ4側のバイアス設定器17aは、ポンプ切換モー
ドにおいて新たに駆動を追加するモータ駆動給水ポンプ
4に対して主制御器1oから出力される原子炉水位制御
信号20に応じてポンプ切換バイアス信号27aを設定
する。前記バイアス設定器1.7 aは、前記設定した
ポンプ切換バイアス信号27aを、前記新たに駆動が追
加されるモータ駆動給水ポンプ4と対応イ・]けられた
演算器43に出力する。演算器43は、信号切換器31
aを通して出力されるポンプ切換信号28からバイアス
設定器17aより出力されるポンプ切換バイアス(g号
27aを減算してポンプ切換制御信号25aを求め、こ
の求めたポンプ切換制御信号25aを、モータ駆動給水
ポンプ4側の関数発生器FG30aに出力する。関数発
生器FG30aは、モータ駆動給水ポンプ4とタービン
駆動給水ポンプ3との間のポンプ容量差を補償するもの
で、前記ポンプ切換制御信号25aに基づきポンプ切換
制御信号25bを生成して出力するようになっている。
一方、タービン駆動給水ポンプ3側のバイアス設定器1
7bは、ポンプ切換モードにおいて新たに駆動を追加す
るタービン駆動給水ポンプ3に対して主制御器10から
出力される原子炉水位制御信号20に応じてポンプ切換
バイアス信号27bを設定する。前記バイアス設定器1
.7 bは、前記設定したポンプ切換バイアス信号27
bを、前記新たに駆動が追加されるタービン駆動給水ポ
ンプ3と対応付けられた演算器44に出力する。演算器
44は、信号切換器3]bを通して出力されるポンプ切
換信号28からバイアス設定器17bより出力されるポ
ンプ切換バイアス信号27bを減算してポンプ切換制御
信号25aを求め、この求めたポンプ切換制御信号25
aを、タービン駆動給水ポンプ3側の関数発生器FG3
0bに出力する。関数発生器30bは、タービン駆動給
水ポンプ3とモータ駆動給水ポンプ4との間のポンプ容
量差を補償するもので、前記ポンプ切換制御信号25a
に基づきポンプ切換制御信号25bを生成して出力する
ようになっている。
」二記構成において、原子炉水位検出器7から原子炉水
位信号]8が出力されると、この原子炉水位信号]8は
、演算器40において原子炉水位設定器9より出力され
た原子炉水位設定信号]9から減算される。上記減算の
結果得られた水位(11J差信号29は、主制御器]0
に入力され、主制御器10にて演算処理される。そして
、上記演算処理の結果得られた原子炉水位制御信号20
は、主制御器10から各給水ポンプに向けて出力される
各給水ポンプ3,4は、前述したように、制御モード切
換器12a、]、2bによって、夫々自動モードつまり
自動モード切換スイッチ22aがONの状態、手動モー
ドつまり手動モード切換スイッチ22bがONの状態及
びポンプ切換モードつまり自動モード切換スイッチ22
aとポンプ1刀換モトスイツチ22cとがともにONの
状態に選択的に制御モードの切換えができるようになっ
ている。自動モードでは、前記原子炉水位制御f;号2
0が、そのままポンプ流量制御信号23となり、演算器
41又は演算器42においてポンプ切換制御信号25c
、25cと加算されて、ポンプ流量制御信号24.24
となる。このポンプ流量制御信号24.24が出力され
ることによって各給水ポンプ3,4からの給水の流量を
調整して原了炉]内の水位か一定に制御される。手動モ
ードではポンプ流量設定器11a、llbがら出力され
るポンプ流量手動設定信号21.21がポンプ流量制御
信号23.23となり演算器41又は演算器42におい
てポンプ切換制御信号25c、25cと加算されて、ポ
ンプ流量制御信号24.24となる。このポンプ流量制
御信号24.24が出力されることによって各給水ポン
プ3,4からの給水の流量を調整して原子炉1内の水位
が一定になるように制御される。
ポンプ切換モードでは、新たに駆動が追加される給水ポ
ンプ3,4に対して出力されるポンプ切換信号28.2
8は、信号切換器31a  31bにてその符号か変え
られることなく、前記新たに駆動が追加される給水ポン
プ3,4に対応している演算器4]、、42に出力され
る。一方、停止されるべき給水ポンプ3,4に対して出
力されるポンプ切換信号28.28は、信号切換器3 
]、 a31 bにてその符号か反転された後、前記停
止されるべき給水ポンプ3.4に対応している演算器4
1.42に出力される。新たに駆動が追加される給水ポ
ンプ3,4に対応している演算器41゜42に対して、
夫々ポンプ切換信号28.28か出力されると、これら
演算器41.42において前記ポンプ切換信号28.2
8からバイアス設定器17a、]、7bから出力された
切換バイアス(。
号27a、27bが減算されて、ポンプ切換制御信号2
5a、25aが生成される。このポンプ切換制御信号2
5a、25aは、更に給水ポンプ3゜4の容量に応じて
給水流量のバランスを取るためのポンプ特性補償用関数
発生器FG30aFG30bに出力され、関数発生器F
c3oa。
FG30bにてポンプ切換制御信号25b25bとなる
。更に、このポンプ切換制御信号25b、25bは、こ
のポンプ切換制御信号25b、25bを記憶するための
ポンプ切換信号設定器14a、1.4bを通ってポンプ
切換制御信号25c、25cとなる。このポンプ切換制
御信号25c、25cは、演算器41.42において前
記主制御器10から出力されるポンプ流量制御信号23
.23と加算されてポンプ流量制御信号24.24とな
りこのポンプ流量制御信号2424によって各給水ポン
プ3,4からの給水流星が調整されて原子炉]内の水位
が一定になるように制御される。
第3図は、上述した本発明の一実施例に従う原子炉給水
制御装置を使用した場合におけるモータ駆動給水ポンプ
4からタービン駆動給水ポンプ3に運転を切換える場合
の給水系の各パラメータの変動を示した図である。第3
図において、ポンプ切換モードにて給水ポンプ3.4間
において給水ポンプの運転切換を行う場合は、切換信号
発生器16から出力されるランプ状のポンプ切換信号2
8.28によって、タービン駆動給水ポンプ3には増信
号として出力され、一方モータ駆動給水ポンプ4には、
前記増信号と同じ流量分だけの減信号が出力される。よ
って原子炉]内に供給されるトータルの給水流量を一定
に保持したままで、ポンプ切換を行うことが可能となり
、原子炉1内の水位の変動を狭い範囲に抑制することが
できるため、原子炉]内の水位の異常高/低の警報の発
生を防止することができ、更にポンプ切換えに要する時
間も短縮することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、切換手段によっ
て選択的に切換えられた停止すべき給水手段からの給水
流量に見合った給水流量が前記切換手段によって選択的
に切換えられた駆動すべき給水手段から供給されるよう
に制御信号出力手段から出力される制御信号を補正する
こととしたので、給水手段の運転切換え時に、運転切換
えか行なわれる給水ポンプ相互の給水流量をバランスを
取りながら同時に変更することによって原子炉内の水位
に外乱を投入することなく給水手段の運転切換えを行な
うことができ、給水手段の運転切換時に生ずる原子炉内
の水位の変動を可能な限り小さく抑制することによって
原子炉内の水位の異常な高/低に起因する警報の発生を
防止することかでき且つ給水手段の運転切換えに要する
時間の短縮化を図ることが可能な原子炉給水制御装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従う原子炉給水制御装置
とこの原子炉給水制御装置が用いられているプラントの
原子炉廻りの系統とを示した図、第2図は、本発明の一
実施例に従う原子炉給水制御装置が具備しているポンプ
切換制御器の内部(74成を示したブロック図、第3図
は、本発明の一実施例に従う原子炉給水制御装置を使用
した場合におけるモータ駆動給水ポンプからタービン駆
動給水ポンプに運転を切換える場合の給水系の各パラメ
ータの変動を示した図、第4図は、従来の原子炉給水制
御装置とこの原子炉給水制御装置か用いられているプラ
ントの原子炉廻りの系統とを示した図、第5図は、従来
の原子炉給水制御装置を使用した場合におけるモータ駆
動給水ポンプからタービン駆動給水ポンプに運転を切換
える場合の給水系の各パラメータの変動を示した図であ
る。 1・・・原子炉、3・・タービン駆動給水ポンプ、4・
・モータ駆動給水ポンプ、5・・・給水ポンプ駆動用タ
ービン、6・・・給水流量調整弁、7・・原子炉水位検
出器、8・・・原子炉給水制御装置、9・・・原子炉水
位設定器、]O・・・主制御器、1.]、a、llb・
・ポンプ流量設定器、12a、F2b・・ポンプ制御モ
ード切換器、13・・・タービン制御装置、1.4 a
14b・・・ポンプ切換信号設定器、15・・・ポンプ
切換制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子炉に対して給水を行なうために設けられている
    複数の給水手段の中から駆動すべき給水手段と停止すべ
    き給水手段とを選択的に切換える切換手段と、 前記原子炉内の水位の検出信号と原子炉内の水位の設定
    信号との比較によって得られた水位偏差信号に基づいて
    前記複数の給水手段に夫々制御信号を出力する手段と、 前記切換手段によって選択的に切換えられた停止すべき
    給水手段からの給水流量に見合った給水流量が、前記切
    換手段によって選択的に切換えられた駆動すべき給水手
    段から供給されるように前記制御信号出力手段から出力
    される制御信号を補正する手段と、 を備えたことを特徴とする原子炉給水制御装置。 2、前記複数の給水手段は、原子炉出力によって駆動す
    るタービンによって駆動される給水ポンプと、モータに
    よって駆動される給水ポンプとから成っており、前記切
    換手段は、前記複数の給水手段の制御モードを、自動モ
    ード、手動モード及び手動モードから自動モードに切換
    えを行なうことによって駆動させる給水手段と自動モー
    ドから手動モードに切換えを行なうことによって駆動を
    停止させる給水手段との切換えを行なう切換モードのい
    ずれかに選択的に切換えを行なうことができるように構
    成された請求項1記載の原子炉給水制御装置。
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