JPH0720272A - 原子炉出力制御装置 - Google Patents

原子炉出力制御装置

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JPH0720272A
JPH0720272A JP5188846A JP18884693A JPH0720272A JP H0720272 A JPH0720272 A JP H0720272A JP 5188846 A JP5188846 A JP 5188846A JP 18884693 A JP18884693 A JP 18884693A JP H0720272 A JPH0720272 A JP H0720272A
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JP
Japan
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flow rate
pump
reactor
internal
core
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JP5188846A
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English (en)
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Hideyuki Iga
英幸 伊賀
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、原子炉の炉心流量設定を制限する
か、または原子炉の再循環流量要求をあらかじめ補正
し、原子炉の出力を安定に制御できることを最も主要な
目的としている。 【構成】本発明は、原子炉の炉心流量設定とフィードバ
ック信号である炉心流量との偏差を1台の流量制御器に
入力し、その制御演算により得られた流量要求を、複数
台のインターナルポンプ毎に対応して設けられたポンプ
制御器に入力し、各ポンプ制御器からのポンプ流量要求
により対応するインターナルポンプの吐出流量を変化さ
せて、原子炉の炉心流量を制御する原子炉出力制御装置
において、現在の各インターナルポンプの運転状態を基
に流量供給限界値を算出する流量供給限界算出手段を備
え、この算出された流量供給限界値にて、炉心流量設定
の制限値を流量供給限界値内の適切な値に制限すること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、改良型原子力発電所
(以下、A−BWRと称する)における原子炉の炉心流
量、または再循環流量を制御することにより、原子炉の
出力を制御する原子炉出力制御装置に係り、特に原子炉
の炉心流量設定を制限するか、または原子炉の再循環流
量要求をあらかじめ補正することにより、原子炉の出力
を安定に制御できるようにした原子炉出力制御装置に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】まず、図4は、この種の炉心流量制御に
よる原子炉出力制御装置の代表的な構成例を示すブロッ
ク図である。
【0004】図4において、原子炉出力制御装置100
Aは、原子炉の炉心流量を制御するために、炉心流量設
定器1Aと、1台の流量制御器3Aと、複数台(本例で
は、10台)のインターナルポンプ21A〜30A毎に
対応して設けられた10台のポンプ制御器11A〜20
Aとから構成される。
【0005】すなわち、炉心流量設定器1Aでは、原子
炉として必要な炉心流量が、上位の制御装置、または運
転員により供給され、流量設定信号aが出力される。
【0006】また、加算器2Aでは、炉心流量設定信号
aと、フィードバック信号である炉心流量信号(複数の
インターナルポンプが供給される総流量)kとの偏差で
ある流量偏差が算出され、流量偏差信号bとして流量制
御器3Aに入力される。
【0007】さらに、流量制御器3Aでは、流量偏差信
号bに基づいてPI制御演算を行ない、炉心流量要求信
号cが出力される。この炉心流量要求信号cは、各イン
ターナルポンプ21A〜30A毎に設けられているポン
プ制御器11A〜20Aへ入力される。
【0008】ポンプ制御器11A〜20Aは、運転モー
ドとして、上位制御器からの流量要求に基づいて制御を
行なう自動モードと、運転員操作により流量を制御する
手動モードを有している。
【0009】すなわち、ポンプ制御器11A〜20Aで
は、自動モード時には、信号切替器4Aにより選択され
た炉心流量要求信号cに基づいて、ポンプ流量要求e〜
gがインターナルポンプ21A〜30Aに出力される。
また、手動モード時には、運転員によって個別流量設定
器5Aの個別流量設定信号dが操作され、信号切替器4
Aにより個別流量設定信号dが選択され、ポンプ流量要
求信号e〜gとしてインターナルポンプ21A〜30A
に出力される。
【0010】すると、ポンプ21A〜30Aにより、ポ
ンプ流量要求信号e〜gに基づいてポンプ流量信号h〜
jが、加算器6Aで合成されて炉心流量信号kとして、
原子炉に対し供給される。
【0011】なお、この場合、炉心流量kは、各インタ
ーナルポンプ21A〜30Aの流量信号h〜jが直接計
測できないことから、ポンプ流量信号h〜jの加算値相
当である炉心流量を、センサ等の計測機器により直接計
測している。
【0012】ところで、上述したような炉心流量制御に
おいては、炉心流量設定信号aと、インターナルポンプ
21A〜30Aの流量供給限界との整合性がとれている
保証はない。すなわち、これは、複数台のインターナル
ポンプ21A〜30Aにより、原子炉に必要な炉心流量
を分担して供給するが、全てのインターナルポンプ21
A〜30Aが運転して流量供給に寄与しているとは限ら
ないためである。
【0013】例えば、1台当たり10%の流量供給可能
なインターナルポンプ3台が、自動モードで運転してい
る時の流量供給限界は30%であるが、2台自動で1台
が手動で5%の流量を供給している時は、25%が流量
供給限界となる。
【0014】この場合、従来の流量供給限界としては、
全台のインターナルポンプ21A〜30Aが運転してい
ることを前提とした100%の固定値である。
【0015】従って、運転しているインターナルポンプ
が全台でない場合には、流量供給限界以上のポンプ流量
要求信号cを運転中のインターナルポンプに炉心流量設
定信号aしてしまう可能性があり、その際には、意図す
る炉心流量設定信号aの流量が確保できないことから、
インターナルポンプ21A〜30Aに対して過流量要求
すると共に、流量制御器3A内の積分器が飽和し、応答
遅れが生じて、制御上好ましくない。
【0016】さて、次に、図5は、再循環流量制御によ
る原子炉出力制御装置の代表的な構成例を示すブロック
図である。
【0017】図5において、原子炉出力制御装置100
Bは、原子炉の再循環流量を制御するために、1台の流
量制御器2Bと、複数台(本例では、10台)のインタ
ーナルポンプ10B〜19B毎に対応して設けられた1
0台のポンプ制御器21B〜30Bと、出力制御器9B
とから構成される。
【0018】原子炉出力制御装置100Bは、原子炉出
力を制御しており、その制御方法として、10台のイン
ターナルポンプ10B〜19Bにより、原子炉20B内
の再循環流量を変化させ、原子炉20B内の反応度を制
御している。
【0019】すなわち、出力制御器9Bから再循環流量
設定信号oが出力される。
【0020】次に、加算器1Bにて、再循環流量設定信
号oと再循環流量信号pとの偏差である流量偏差が算出
され、流量偏差信号qとして流量制御器2Bに入力され
る。
【0021】さらに、流量制御器2Bでは、流量偏差信
号qに基づいてPI制御演算を行ない、再循環流量要求
信号rが出力される。この再循環流量要求信号rは、各
インターナルポンプ10B〜19B毎に設けられている
ポンプ制御器21B〜30Bへ入力される。
【0022】ポンプ制御器21B〜30Bでは、再循環
流量要求信号rが、通常閉じている信号切替器(インタ
ーナルポンプ制御自動で閉)4Bを経て、実際にインタ
ーナルポンプ10B〜19Bを制御しているRIP(
eactor nternal umpの略称)制
御器5Bに入力される。RIP制御器5Bでは、インタ
ーナルポンプ10B〜19Bに対して、ポンプ回転数指
令信号uが出力される。すると、このポンプ回転数指令
信号uによってインターナルポンプ10B〜19Bが制
御され、原子炉20B内の再循環流量が変化する。
【0023】ところで、上述したような再循環流量制御
においては、通常は、10台のインターナルポンプ10
B〜19Bは自動にて制御されており、インターナルポ
ンプ1台は再循環流量の1/10に寄与していることに
なる。
【0024】また、10台のインターナルポンプ10B
〜19Bのうちの1台がトリップした状態においても、
他の9台のインターナルポンプにより、所定の再循環流
量を確保することが可能な設計となっており、運転の運
用についても9台のインターナルポンプで自動制御を実
施することが可能になっている。
【0025】ここで、10台のインターナルポンプ10
B〜19Bを自動制御している状態で、いま何らかの要
因で1台のインターナルポンプがトリップして自動制御
から除外され、他の9台のインターナルポンプで自動制
御を継続中に、トリップしているインターナルポンプを
再起動させ、自動モードに投入して、通常制御状態に復
旧させる方法の一例について、図6を用いて以下に説明
する。
【0026】すなわち、通常、10台のインターナルポ
ンプ10B〜19Bが自動で制御されており、制御が安
定した状態において、再循環流量設定値oがX、再循環
流量値pがY、再循環流量要求値rがZ、各RIP流量
要求値tをZ1 〜Z10とする。
【0027】なお、
【0028】
【数1】
【0029】であり、
【0030】
【数2】
【0031】である。
【0032】ここで、インターナルポンプが1台トリッ
プした場合には、1台分の再循環流量pが喪失し、再循
環流量値Yは一時的に減少する。しかし、フィードバッ
ク制御により、再循環流量要求値rがZから(10/
9)Zに増加し、再循環流量pが再びYに補正される。
【0033】すなわち、自動制御状態から除外された1
台のインターナルポンプは、自動制御が不可能となり、
信号切替器4Bが開となり、再循環流量要求信号rが自
動制御状態ではないRIP制御器5Bに伝達されなくな
る。これと同時に、残り9台で再循環流量pをYに補正
するために、9台の再循環流量要求信号rはZから(1
0/9)Zになり、各RIP流量要求値tであるZ2
9 も(10/9)Z2 〜(10/9)Z10に増加す
る。
【0034】ここで、再起動したインターナルポンプを
自動投入するためには、自動投入時のバンプレス切替を
実施するために再起動したインターナルポンプの流量要
求値tを再循環流量要求値rまで増加させる必要があ
る。
【0035】この増加中の信号変化を図6に示す。
【0036】再起動したインターナルポンプは、自動モ
ードではないために信号切替器4Bは開しており、昇速
回路6Bからの昇速信号wが、昇速中に閉している信号
切替7B、および個別流量設定器3Bを経由して、RI
P制御器5Bに入力される。
【0037】これらから再起動したインターナルポンプ
は、昇速回路6Bにより0からZ1まで昇速する。この
昇速動作により、再循環流量信号pがYからY´まで増
加する。一方、再循環流量設定信号oはXのままである
ためにXとY´の偏差が生じ、流量制御器2Bへこの偏
差が入力され、流量制御器2Bの出力は、再循環流量要
求信号rが(10/9)ZからZへと減少する。
【0038】このフィードバック制御の一連の動作によ
り、再循環流量要求信号rとポンプ回転数指令信号u,
vとが一致したポイントにて、再起動したインターナル
ポンプが自動投入され、通常の10台の自動制御状態に
復旧する。
【0039】上述したように、再起動したインターナル
ポンプを自動投入するまでの過程において、過渡的な再
循環流量pの変動が発生することから、原子炉出力が変
化することになる。そのため、かかる過渡的な再循環流
量信号pの変動を補正するための投入時制御の出現が強
く望まれてきている。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
炉心流量制御による原子炉出力制御装置においては、流
量設定と炉心流量との不整合により、インターナルポン
プに対して過流量要求するばかりでなく、流量制御器内
の積分器飽和が飽和してしまうという問題があった。
【0041】また、従来の再循環流量制御による原子炉
出力制御装置においては、再起動したインターナルポン
プを自動投入するまでの過程において、再循環流量の変
動が発生し、再起動したインターナルポンプを自動投入
するのが困難であるという問題があった。
【0042】本発明の第1の目的は、原子炉の炉心流量
設定を制限することにより、流量設定と炉心流量との不
整合時に生じるインターナルポンプへの過流量要求を未
然に防止すると共に、流量制御器内の積分器飽和を防止
することができ、さらに流量供給限界値を運転員に提示
することにより、運転員にて炉心流量設定を操作する場
合の操作上の混乱を防止することが可能な極めて信頼性
の高い原子炉出力制御装置を提供することにある。
【0043】また、本発明の第2の目的は、原子炉の再
循環流量要求をあらかじめ補正することにより、再起動
したインターナルポンプを自動投入するまでの過程にお
いて、再循環流量を変動させることなく、再起動したイ
ンターナルポンプを自動投入して通常の制御状態に復旧
することが可能な極めて信頼性の高い原子炉出力制御装
置を提供することにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、原子炉の炉心流量設定とフィードバック信号
である炉心流量との偏差を1台の流量制御器に入力し、
当該流量制御器での制御演算により得られた流量要求
を、複数台のインターナルポンプ毎に対応して設けられ
た複数台のポンプ制御器にそれぞれ入力し、当該各ポン
プ制御器からのポンプ流量要求により対応するインター
ナルポンプの吐出流量をそれぞれ変化させて、原子炉の
炉心流量を制御するようにした原子炉出力制御装置にお
いて、まず、請求項1に記載の発明では、現在の各イン
ターナルポンプの運転状態に基づいて流量供給限界値を
算出する流量供給限界算出手段を備え、この流量供給限
界算出手段により算出された流量供給限界値にて、炉心
流量設定の制限値を当該流量供給限界値内の適切な値に
制限するようにしている。
【0045】また、請求項2に記載の発明では、現在の
各インターナルポンプの運転状態に基づいて流量供給限
界値を算出する流量供給限界算出手段と、この流量供給
限界算出手段により算出された流量供給限界値を表示す
る表示手段とを備え、流量供給限界算出手段により算出
された流量供給限界値にて、炉心流量設定の制限値を当
該流量供給限界値内の適切な値に制限するようにしてい
る。
【0046】一方、上記第2の目的を達成するために、
請求項3に記載の発明では、原子炉の再循環流量設定と
フィードバック信号である再循環流量との偏差を1台の
流量制御器に入力し、当該流量制御器での制御演算によ
り得られた再循環流量要求を、複数台のインターナルポ
ンプ毎に対応して設けられた複数台のポンプ制御器にそ
れぞれ入力し、当該各ポンプ制御器からのポンプ流量要
求により対応するインターナルポンプの吐出流量をそれ
ぞれ変化させて、原子炉の再循環流量を制御するように
した原子炉出力制御装置において、現在のインターナル
ポンプの運転台数と、再投入対象となるインターナルポ
ンプの運転台数およびその昇速率とに基づいて、再投入
対象のインターナルポンプの再投入により変化する再循
環流量分だけ再循環流量要求をあらかじめ補正する補正
信号を流量制御器に出力する補正回路を備えて成る。
【0047】
【作用】従って、請求項1および請求項2に記載の発明
の原子炉出力制御装置においては、現在の各インターナ
ルポンプの運転状態(例えば、手動/自動の運転モー
ド、運転/停止の状態、現状の流量供給状態等)から流
量供給限界値が算出され、この流量供給限界値にて炉心
流量設定の制限値が流量供給限界値内の適切な値に制限
されることにより、炉心流量設定と炉心流量との整合性
を図り、不整合時に生じるインターナルポンプへの過流
量要求を防止すると共に、流量制御器内の積分器の飽和
を防止することができる。
【0048】また、請求項2に記載の発明の原子炉出力
制御装置においては、各インターナルポンプの運転状態
によって可変となる流量供給限界値を表示手段にて運転
員に提示することにより、運転員にて炉心流量設定を操
作する場合の操作上の混乱を防止することができる。
【0049】一方、請求項3に記載の発明の原子炉出力
制御装置においては、現在のインターナルポンプの運転
台数と、再投入インターナルポンプの運転台数および昇
速率とから、再投入インターナルポンプの再投入により
変化する再循環流量分だけ再循環流量要求があらかじめ
補正されることにより、自動制御中でないインターナル
ポンプを自動投入する時に、運転しているインターナル
ポンプから供給されるトータルの再循環流量を常に一定
とし、再循環流量の変動を抑制して、再起動したインタ
ーナルポンプを自動投入し、通常の制御状態に復旧させ
ることことができる。
【0050】以上により、原子炉の出力を安定に制御す
ることができる。
【0051】
【実施例】以下、第1の発明の一実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0052】図1は、本発明の炉心流量制御による原子
炉出力制御装置の構成例を示すブロック図であり、図4
と同一要素には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0053】すなわち、本実施例の原子炉出力制御装置
100Aは、図1に示すように、流量供給限界算出手段
であるリミッタ算出回路31Aと、表示手段である指示
計32Aとを、図4に付加した構成としている。
【0054】ここで、リミッタ算出回路31Aは、各イ
ンターナルポンプ21A〜30Aの運転状態(各ポンプ
制御器11A〜20Aの手動/自動の運転モード信号、
ポンプ流量要求信号、およびポンプ運転/停止の運転状
態信号)を、ポンプ制御器状態信号l〜nとして入力
し、これに基づいて、流量供給限界値であるリミッタ変
更指令値xを算出し出力するものである。
【0055】また、指示計32Aは、リミッタ算出回路
31Aにより算出されたリミッタ変更指令値xを指示す
るものである。
【0056】そして、リミッタ算出回路31Aにより算
出されたリミッタ変更指令値xにて、炉心流量設定器1
Aによる炉心流量設定信号aの制限値である上限値を、
リミッタ変更指令値x内の適切な値に制限するようにし
ている。
【0057】次に、以上のように構成した本実施例の原
子炉出力制御装置100Aの動作について説明する。
【0058】なお、本原子炉出力制御装置100Aの全
体的な動作は前述と同様であるので、ここでは、リミッ
タ算出回路31Aの動作、およびリミッタ算出回路31
Aから出力される炉心流量設定器1Aへのリミッタ変更
指令値xの動作についてのみ述べる。
【0059】まず、動作を簡単に説明するために、10
台のインターナルポンプ21A〜30Aは全て同一容量
とし、ポンプ流量要求信号e〜gとポンプ流量信号h〜
jは線形な関係にある場合を具体例とする。
【0060】いま、1台のインターナルポンプの流量供
給限界が原子炉の必要炉心流量の1/10とし、10台
のインターナルポンプ21A〜30Aで原子炉の必要炉
心流量100%を供給することとする。
【0061】ここで、4台のインターナルポンプが自動
モードで運転しており、手動モードで2台のインターナ
ルポンプが運転しており、それぞれ炉心流量の5%と8
%を供給している場合のリミッタ算出回路31Aの動作
を以下に述べる。
【0062】自動制御されているインターナルポンプは
4台であることから、自動制御4台のインターナルポン
プの流量供給範囲は0〜40%であり、流量供給限界は
40%である。
【0063】また、手動モードで運転しているインター
ナルポンプが5%と8%を流量供給していることから、
流量供給限界は13%(=5%+8%)である。手動モ
ードで運転しているインターナルポンプは流量制御から
除外されているために、流量供給範囲は手動モード時の
供給流量と同一となる。
【0064】これらから、この場合の流量供給限界は5
3%(=40%+13%)である。以上のような演算
が、リミッタ算出回路31Aにて実施される。
【0065】この流量供給限界算出に必要な各ポンプ制
御器11A〜20Aの手動/自動の運転モード信号、ポ
ンプ流量要求信号、およびポンプ運転/停止の運転状態
信号が、ポンプ制御器状態信号l〜nとしてリミッタ算
出回路31Aに入力される。なお、インターナルポンプ
の運転状態は制御状態に含まれている場合もある。
【0066】リミッタ算出回路31Aにて算出された流
量供給限界値は、リミッタ変更指令値xとして炉心流量
設定器1Aに入力され、炉心流量設定器1A内の上限値
が変更される。
【0067】また、運転員が炉心流量設定器1Aを手動
にて操作する場合に、リミッタ変更指令値xを提示する
ために、リミッタ算出回路31Aより指示計32Aに、
流量供給限界値であるリミッタ変更指令値xが出力され
る。
【0068】これにより、運転員は流量供給限界値を認
識して、リミッタ変更指令値x以上の流量設定は行なわ
なくなり、操作上の混乱を防止できる。
【0069】かかるリミッタ算出回路31Aによる炉心
流量設定器1Aの上限値の変更動作により、炉心流量設
定と流量供給限界との整合性を図ることが可能となり、
インターナルポンプ21A〜30Aの過流量要求を防止
すると共に、流量制御器3A内の積分器の飽和が防止さ
れる。
【0070】上述したように、本実施例では、原子炉の
炉心流量設定信号aとフィードバック信号である炉心流
量信号kとの偏差である流量偏差信号bを1台の流量制
御器3Aに入力し、この流量制御器3AでのPI制御演
算により得られた流量要求信号cを、10台のインター
ナルポンプ21A〜30A毎に対応して設けられた10
台のポンプ制御器11A〜20Aにそれぞれ入力し、各
ポンプ制御器11A〜20Aからのポンプ流量要求信号
e〜gにより対応するインターナルポンプ21A〜30
Aの吐出流量信号h〜jをそれぞれ変化させて、原子炉
の炉心流量信号kを制御するようにした原子炉出力制御
装置において、現在の各インターナルポンプ21A〜3
0Aの運転状態であるポンプ制御器状態信号l〜nに基
づいて、流量供給限界値であるリミッタ変更指令値xを
算出するリミッタ算出回路31Aと、リミッタ算出回路
31Aにより算出されたリミッタ変更指令値xを指示す
る指示計32Aとを備え、リミッタ算出回路31Aによ
り算出されたリミッタ変更指令値xにて、炉心流量設定
器1Aによる炉心流量設定信号aの制限値である上限値
を、そのリミッタ変更指令値x内の適切な値に制限する
ようにしたものである。
【0071】従って、10台のインターナルポンプ21
A〜30Aの運転状態から適切な流量供給限界であるリ
ミッタ変更指令値xを算出し、この算出したリミッタ変
更指令値xにて炉心流量設定器1Aによる炉心流量設定
信号aが制限されるため、炉心流量設定と流量供給限界
との不整合が解消し、インターナルポンプ21A〜30
Aへの過流量要求を未然に防止することができると共
に、流量制御器3内の積分器の飽和を防止することが可
能となる。
【0072】また、算出したリミッタ変更指令値xが指
示計32Aに指示されるため、運転員に対して流量供給
限界値を提示し、操作上の混乱を防止することが可能と
なる。
【0073】ここで、操作上の混乱とは、通常、指示計
32Aの流量設定のフルレンジが流量設定範囲と認識す
るケースがほとんどである。そこで、流量供給限界値を
提示することにより、炉心流量設定の上限値が指示計3
2aのフルレンジではなく、流量供給限界値(リミッタ
変更指令値x)であることを認識させ、操作上の混乱を
防止するものである。
【0074】次に、第2の発明の一実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
【0075】図2は、本発明の炉心流量制御による原子
炉出力制御装置の構成例を示すブロック図であり、図5
と同一要素には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0076】すなわち、本実施例の原子炉出力制御装置
100Bは、図2に示すように、補正回路8Bを、図5
に付加した構成としている。
【0077】ここで、補正回路8Bは、再投入対象のイ
ンターナルポンプの再投入により変化する再循環流量分
だけ前記再循環流量要求信号rをあらかじめ補正する補
正信号yを、信号切替器7Bを介して流量制御器2Bへ
出力するものである。
【0078】次に、以上のように構成した本実施例の原
子炉出力制御装置100Aの動作について、図3を用い
て説明する。
【0079】なお、本原子炉出力制御装置100Bの全
体的な動作は前述と同様であるので、ここでは、補正回
路8Bの動作、および補正回路8Bから出力される流量
制御器2Bへの補正信号yの動作についてのみ述べる。
【0080】まず、再起動したインターナルポンプの回
転数を、再循環流量要求信号rと一致するまで増加させ
る。
【0081】この増加に伴う再循環流量相当分だけ再循
環流量要求信号rを減少させることにより、10台のイ
ンターナルポンプ10B〜19Bが供給する再循環流量
信号pを一定に保つことができる。
【0082】すなわち、新たに設けた補正回路8Bから
の補正信号yにより、流量制御器2Bから出力される再
循環流量要求信号rを減少させる。
【0083】この場合、補正回路8Bからの補正信号y
の出力は、再起動したインターナルポンプが自動投入さ
れるまでの時間をTとすると、図3に示すように、流量
制御器2Bからの出力である再循環流量要求信号rを、
(10/9)ZからZまで時間Tで変化させることにな
る。
【0084】このようにして、再起動したインターナル
ポンプと他の9台のインターナルポンプとを協調させて
制御を行ない、10台のインターナルポンプ10B〜1
9Bの供給する流量を一定として、再循環流量pの変動
が抑制できる。
【0085】上述したように、本実施例では、原子炉2
0Bの再循環流量設定信号oとフィードバック信号であ
る再循環流量信号pとの偏差である流量偏差信号qを1
台の流量制御器2Bに入力し、この流量制御器2Bでの
PI制御演算により得られた再循環流量要求信号rを、
10台のインターナルポンプ10B〜19B毎に対応し
て設けられた10台のポンプ制御器21B〜30Bにそ
れぞれ入力し、各ポンプ制御器21B〜30Bからのポ
ンプ流量要求信号tにより対応するインターナルポンプ
10B〜19Bの吐出流量をそれぞれ変化させて、原子
炉20Bの再循環流量信号pを制御するようにした原子
炉出力制御装置において、現在のインターナルポンプ1
0B〜19Bの運転台数と、再投入対象となるインター
ナルポンプ10B〜19Bの運転台数およびその昇速率
とに基づいて、再投入対象のインターナルポンプ10B
〜19Bの再投入により変化する再循環流量分だけ再循
環流量要求信号rをあらかじめ補正する補正信号yを流
量制御器2Bに出力する補正回路8Bを備えて構成した
ものである。
【0086】従って、従来の制御方法では、再起動した
インターナルポンプが自動投入するまでは、起動中のイ
ンターナルポンプによる流量変動が発生してから、他の
自動運転中のインターナルポンプによる補正が行なわれ
ていたため、再循環流量pの変動が避けられなかったの
に対して、本実施例によるインターナルポンプの制御方
法により、起動中のインターナルポンプの流量変動を抑
制する投入時制御を行なうことができるため、再循環流
量を変動させないようにすることが可能となる。
【0087】すなわち、再起動したインターナルポンプ
により、増加する再循環流量を補正する動作を利用して
再循環流量要求を変化させるのではなく、再起動したイ
ンターナルポンプにより増加する再循環流量だけあらか
じめ再循環流量要求を変化させ、10台のインターナル
ポンプ10B〜19Bから供給する再循環流量を常に一
定とし、再循環流量の変動を抑制して、原子炉20Bの
出力変化を避けることが可能となる。
【0088】これにより、原子炉20Bの再循環流量を
変動させることなく、再起動したインターナルポンプを
自動投入することが可能となり、通常の制御状態に復旧
することができる。
【0089】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。
【0090】(a)上記図1の実施例では、複数台のイ
ンターナルポンプの容量が同一かつポンプ流量要求とポ
ンプ流量が線形な関係である場合に本発明を同様した場
合について説明したが、これに限らず、複数台のインタ
ーナルポンプの容量がそれぞれ異なる場合、あるいは非
線形な場合についても、本発明を同様に適用することが
可能である。
【0091】例えば、まず、複数台のインターナルポン
プの容量が異なる場合には、リミッタ算出回路31Aに
て、ポンプ流量要求信号e〜gに対して容量比に等しい
係数を乗ずることにより、流量供給限界値であるリミッ
タ変更指令値xを算出することが可能である。
【0092】また、ポンプ流量要求とポンプ流量が非線
形である場合には、リミッタ算出回路31Aに、ポンプ
流量要求をポンプ流量に変換する関数発生器を追加する
ことにより、対応することが可能である。
【0093】(b)上記図1の実施例において、手動モ
ードで運転しているインターナルポンプは流量制御から
除外されているために、自動流量制御範囲は実施例の場
合だと13〜53%となり、流量設定の下限値を13%
とすることも可能である。
【0094】(c)上記図1の実施例では、炉心流量設
定の制限値として上限値を変更する場合について説明し
たが、これに限らず、炉心流量設定の制限値として下限
値を変更する場合についても、本発明を同様に適用する
ことが可能である。
【0095】(d)上記図1の実施例において、リミッ
タ算出回路31Aからのリミッタ変更指令値xを指示す
る指示計32Aは、本発明に必要不可欠な要素ではな
く、必要に応じて設ければよいものである。
【0096】(e)上記図1の実施例では、リミッタ算
出回路31Aからのリミッタ変更指令値xを指示する指
示計32Aを用いる場合について説明したが、これに限
らず、リミッタ算出回路31Aからのリミッタ変更指令
値xを表示する表示器を用いることも可能である。
【0097】(f)上記図2の実施例において、自動投
入するインターナルポンプを複数台とする場合について
も、本発明を同様に適用することが可能である。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
在の各インターナルポンプの運転状態に基づいて流量供
給限界値を算出する流量供給限界算出手段と、必要に応
じて、この流量供給限界算出手段により算出された流量
供給限界値を表示する表示手段とを備え、流量供給限界
算出手段により算出された流量供給限界値にて、炉心流
量設定の制限値を当該流量供給限界値内の適切な値に制
限するようにしたので、流量設定と炉心流量との不整合
時に生じるインターナルポンプへの過流量要求を未然に
防止すると共に、流量制御器内の積分器飽和を防止する
ことができ、さらに流量供給限界値を運転員に提示する
ことにより、運転員にて炉心流量設定を操作する場合の
操作上の混乱を防止することが可能な極めて信頼性の高
い原子炉出力制御装置が提供できる。
【0099】また、本発明によれば、現在のインターナ
ルポンプの運転台数と、再投入対象となるインターナル
ポンプの運転台数およびその昇速率とに基づいて、再投
入対象のインターナルポンプの再投入により変化する再
循環流量分だけ再循環流量要求をあらかじめ補正する補
正信号を流量制御器に出力する補正回路を備えて構成す
るようにしたので、再起動したインターナルポンプを自
動投入するまでの過程において、再循環流量を変動させ
ることなく、再起動したインターナルポンプを自動投入
して通常の制御状態に復旧することが可能な極めて信頼
性の高い原子炉出力制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による原子炉出力制御装置の一実施
例を示すブロック図。
【図2】第2の発明による原子炉出力制御装置の一実施
例を示すブロック図。
【図3】同第2の発明の一実施例におけるインターナル
ポンプを再起動させた時のパラメータ変化の一例を示す
図。
【図4】従来の炉心流量制御による原子炉出力制御装置
の一構成例を示すブロック図。
【図5】従来の再循環流量制御による原子炉出力制御装
置の一構成例を示すブロック図。
【図6】図5の原子炉出力制御装置におけるインターナ
ルポンプを再起動させた時のパラメータ変化の一例を示
す図。
【符号の説明】
100A…出力制御装置、1A…炉心流量設定器、2
A,6A…加算器、3A…流量制御器、4A…信号切替
器、5A…個別流量設定器、11A〜20A…ポンプ制
御器、21A〜30A…インターナルポンプ、31A…
リミッタ算出回路、32A…指示計、a…流量設定信
号、b…流量偏差信号、c…流量要求信号、d…個別流
量設定信号、e〜g…ポンプ流量要求信号、h〜j…ポ
ンプ流量信号、k…炉心流量信号、l〜n…ポンプ制御
器状態信号、o…リミッタ変更指令値、100B…原子
炉出力制御装置、1B…加算器、2B…流量制御器、3
B……個別流量設定器、4B…信号切替器、5B…RI
P制御器、6B…昇速回路、7B…信号切替器、8B…
補正回路、9B…出力制御器、10B〜19B…インタ
ーナルポンプ、21B〜30B…ポンプ制御器、20B
…原子炉、o…再循環流量設定信号、p…再循環流量信
号、q…流量偏差信号、r…再循環流量要求信号、s…
速度設定信号、t…RIP流量要求信号、u,v…ポン
プ回転数指令信号、w…昇速信号、x…リミッタ変更指
令値、y…補正信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の炉心流量設定とフィードバック
    信号である炉心流量との偏差を1台の流量制御器に入力
    し、当該流量制御器での制御演算により得られた流量要
    求を、複数台のインターナルポンプ毎に対応して設けら
    れた複数台のポンプ制御器にそれぞれ入力し、当該各ポ
    ンプ制御器からのポンプ流量要求により対応するインタ
    ーナルポンプの吐出流量をそれぞれ変化させて、前記原
    子炉の炉心流量を制御するようにした原子炉出力制御装
    置において、 現在の前記各インターナルポンプの運転状態に基づいて
    流量供給限界値を算出する流量供給限界算出手段を備
    え、 前記流量供給限界算出手段により算出された流量供給限
    界値にて、前記炉心流量設定の制限値を当該流量供給限
    界値内の適切な値に制限するようにしたことを特徴とす
    る原子炉出力制御装置。
  2. 【請求項2】 原子炉の炉心流量設定とフィードバック
    信号である炉心流量との偏差を1台の流量制御器に入力
    し、当該流量制御器での制御演算により得られた流量要
    求を、複数台のインターナルポンプ毎に対応して設けら
    れた複数台のポンプ制御器にそれぞれ入力し、当該各ポ
    ンプ制御器からのポンプ流量要求により対応するインタ
    ーナルポンプの吐出流量をそれぞれ変化させて、前記原
    子炉の炉心流量を制御するようにした原子炉出力制御装
    置において、 現在の前記各インターナルポンプの運転状態に基づいて
    流量供給限界値を算出する流量供給限界算出手段と、 前記流量供給限界算出手段により算出された流量供給限
    界値を表示する表示手段とを備え、 前記流量供給限界算出手段により算出された流量供給限
    界値にて、前記炉心流量設定の制限値を当該流量供給限
    界値内の適切な値に制限するようにしたことを特徴とす
    る原子炉出力制御装置。
  3. 【請求項3】 原子炉の再循環流量設定とフィードバッ
    ク信号である再循環流量との偏差を1台の流量制御器に
    入力し、当該流量制御器での制御演算により得られた再
    循環流量要求を、複数台のインターナルポンプ毎に対応
    して設けられた複数台のポンプ制御器にそれぞれ入力
    し、当該各ポンプ制御器からのポンプ流量要求により対
    応するインターナルポンプの吐出流量をそれぞれ変化さ
    せて、前記原子炉の再循環流量を制御するようにした原
    子炉出力制御装置において、 現在の前記インターナルポンプの運転台数と、再投入対
    象となる前記インターナルポンプの運転台数およびその
    昇速率とに基づいて、前記再投入対象のインターナルポ
    ンプの再投入により変化する再循環流量分だけ前記再循
    環流量要求をあらかじめ補正する補正信号を前記流量制
    御器に出力する補正回路を備えて成ることを特徴とする
    原子炉出力制御装置。
JP5188846A 1993-06-30 1993-06-30 原子炉出力制御装置 Pending JPH0720272A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022105357A1 (zh) * 2020-11-20 2022-05-27 西安热工研究院有限公司 带有增量式调节功能的高温气冷堆氦气流量控制系统及方法

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WO2022105357A1 (zh) * 2020-11-20 2022-05-27 西安热工研究院有限公司 带有增量式调节功能的高温气冷堆氦气流量控制系统及方法

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