JPH03259215A - 液晶装置の製造方法 - Google Patents

液晶装置の製造方法

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JPH03259215A
JPH03259215A JP5909190A JP5909190A JPH03259215A JP H03259215 A JPH03259215 A JP H03259215A JP 5909190 A JP5909190 A JP 5909190A JP 5909190 A JP5909190 A JP 5909190A JP H03259215 A JPH03259215 A JP H03259215A
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JP
Japan
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liquid crystal
phase
twist
liquid
crystal molecules
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Pending
Application number
JP5909190A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Hara
光義 原
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Publication of JPH03259215A publication Critical patent/JPH03259215A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、コンピユーク一端末、画像表示装置、シャ
ッターのようなシステムに使用される液晶を用いた電気
光学装置に関する。
[発明の概要] この発明は液晶装置に関し、詳しくは一対の透明基板間
に液晶が挟持された液晶パネルからなる液晶表示装置の
製造方法において、ネマチック液晶を挟持した後、液晶
が液晶相から液相へ相変化する温度以上の加熱処理を行
うことにより、液晶分子に電圧が印加された時に発生す
るコントラストムラや、ツイスト型液晶パネルの液晶分
子の捻しれ角度の違いを除去するものである。
[従来の技術] 液晶材料を透明基板で挟持した液晶パネルとしては、液
晶分子の捻しれ角度が90°のネマティック液晶を使っ
たものや、180°以上の捻しれ螺旋構造を有するスー
パーツイスト型液晶パネルがある。
前者は時計、電卓用の比較的画素の少ない液晶装置から
、近年ではCRTの代りに使用されている画素数の多い
アクティブマトリクス型に実用化されている。また後者
はワードプロセンサー、パーソナルコンピューター用の
端末として実用化されており、今後その用途が拡大して
いくと考えられる。
これら液晶パネルの製造工程の一例を以下に示す。
1、透明基板上に透明導電層を形成する。
2.透明導電層上に配向層を形成する。
3、液晶分子を配列させるため配向処理を行う。
4、二枚の透明基板の配向層が対向するように合わせる
5、液晶分子を挟持するために外周部をシーリングする
6、液晶分子を注入する。
7、注入口を封止する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし前記のような工程により製造された液晶パネルで
は、液晶分子に電圧が印加された場合、液晶の注入方向
(液晶進入方向)に添ってコントラストムラが発生する
ことがある。第2図(alは液晶装置に電圧が印加され
た時に発生したムラを示した図で、20は液晶装置の表
示部分であり、図中21a 、 21bはコントラスト
ムラである。これは液晶を真空注入した際、ムラの発生
した領域で、第2図ωンに示すように液晶分子22a 
、 22bと配向膜23a 、23bのなす角度が異な
るため、電圧が印加された場合の液晶分子の立ち上がり
電圧が異なることにより発生する。22a 、22bは
それぞれムラの部分と、ムラ以外の部分の液晶分子を示
しており、24a 、24bはそれぞれ配向膜層とのな
す角度を示している。
また液晶パネルの液晶分子の捻じれ角度の違う領域が発
生する場合がある。第3図ta+は液晶装置に捻しれ角
度の違う領域を示した図であり、30は液晶装置の表示
部分、31の領域は狙いどおりの捻しれの領域、32a
、32b、32cは狙いとは異なる捻じれが発生した領
域を示している。第3図中)は捻じれ違いり構造を示し
た図であり、本例では180’ツイストのスーパーツイ
スト型液晶装置の場合である。33は狙いどおり180
°捻しれた螺旋構造で、34は捻しれが起こっていない
状態を示している。35a 、 35bは液晶分子、3
6a 、36bは配向膜層である。このような液晶装置
では電圧が印加されていない場合は、液晶分子の捻しれ
違いの領域で色が異なってしまい、また電圧が印加され
た場合は、コントラストが異なってしまう。
これらのムラは液晶の粘度、注入(進入)速度、配向層
の硬度により発生し、外観上の表示品質を低下させ、製
造上は歩留まりの低下という処理になっていた。
これら前記のムラを防く方法としては、液晶の注入条件
をムラが発生しないように制御する方法がある。しかし
工程内でのバラツキを考えた場合に制御は難しく実用的
ではなかった。また注入速度を遅くする方法があるが、
製造時間が非常に長くなってしまうという問題があった
さらに捻しれ違いを防く方法としては、液晶材料中の光
学活性物質(カイラル材料)の添加量を増やす方法があ
る。しかし捻しれ角度が90°のネマノチンク型の場合
、液晶分子の立ち上がり特性が悪くなり、具体的には液
晶装置のコントラストが悪くなってしまうという問題が
あった。またスーパーツイスト型の場合は光学活性物質
の添加量が多くなると捻しれ角度がより大きくなってし
まい、捻しれ角度の異なる別の領域ができてしまうとい
う問題があった。具体的には第3図ta+において捻し
れ角度が360゛の領域が発生してしまうという問題が
あった。
[課題を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決する目的で発明されたもので
あり、具体的には液晶パネルにネマチック液晶を挟持し
た後、液晶が液晶相から液相へ相変化する温度以上の加
熱処理を行うものである。
[作用] その結果、液晶分子層がいったん等方性(アイソトロピ
ック)になり、それから液晶相に戻る過程により、液晶
分子が再配列するため、ムラやツイスト違いを除くこと
ができる。
[実施例] 以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る液晶装置で、図中符号11a 、
Ilbは液晶分子を挟持するためのガラス、プラスチ7
ク等の透明基板で、表面に透明電極層12a 、12b
と、さらに印刷、デインピング、蒸着等によって、ポリ
イミド、テフロン等の薄膜を形戒した配向膜層13a 
、13bが設けられている。基板11a 、llbはそ
の配向膜層どうしを対向させ、液晶分子層14を挟むよ
うな構造をとるようになっている。15a 、 15b
は液晶分子を封入するためのシーリング材である。
(実施例1) 液晶としてスーパーツイスト用のネマチック液晶を使用
した。
液晶が液晶相から液相へ相変化する温度は90tであり
、液晶材料を液晶装置に注入、封止した。
電圧を印加したところ注入口付近にムラが発生していた
そこで100℃の恒温槽に1時間放置し、室温まで冷却
した。
その結果ムラはなくなり、表示品質の良好な液晶装置が
得られた。
(実施例2) 液晶としてスーパーツイスト用のネマチック液晶を使用
した。
液晶が液晶相から液相へ相変化する温度は90℃であり
、液晶材料を液晶装置に注入、封止、したところ、ツイ
スト違いが発生していた。
そこで100℃の恒温槽に1時間放置し、室温まで冷却
した。
その結果ツイスト違いはなくなった。
(実施例3) 液晶としてアクティブ・マトリックス用の不マテインク
液晶を使用した。
液晶が液晶相から液相へ相変化する温度は80℃であり
、液晶材料を液晶装置に注入、封止したところ、ツイス
ト違いが発生していた。
そこで90℃の恒温槽に1時間放置し、室温まで冷却し
た。
その結果ツイスト違いはなくなった。
以上の実施例でばあらかしめ高温に保たれた恒温槽中に
液晶装置を入れているが、液晶装置を恒温槽に入れた後
、温度を高温に上げても同様の効果が得られることは言
うまでもない。
また恒温槽への投入時間は1時間の実施例を示している
が、液晶が液晶相から液相へ相変化さえすれば、投入時
間は特に制限はない。
さらに高温から室温への温度の下げ方は、ゆっくり冷却
した場合、急速に冷却した場合について調べたが、どち
らの場合でも同様の効果が得られた。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、一対の透明基板間
に液晶が挟持された液晶パネルからなる液晶表示装置の
製造方法において、ネマチック液晶を挟持した後、液晶
が液晶相から液相へ相変化する温度以上の加熱処理を行
うことにより、液晶分子に電圧が印加された時に発生す
るコントラストムラや、ツイスト型液晶パネルの液晶分
子の捻しれ角度の違いを除去することができる。
度の違う領域を示した図、第3図(b)は捻しれ違いの
構造を示した図である。
11a  、1lb 12a  、12b 13a  、13b 14・ ・ ・ ・ 15a  、15b ・透明基板 ・透明電極層 ・配向膜層 ・液晶分子層 ・シーリング材 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一対の透明基板間にネマチック液晶が挟持された液晶装
    置において、前記液晶を挟持した後、前記液晶が液晶相
    から液相へ相変化する温度以上の加熱処理を行うことを
    特徴とする液晶装置の製造方法。
JP5909190A 1990-03-09 1990-03-09 液晶装置の製造方法 Pending JPH03259215A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5909190A JPH03259215A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 液晶装置の製造方法

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JP5909190A JPH03259215A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 液晶装置の製造方法

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JPH03259215A true JPH03259215A (ja) 1991-11-19

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ID=13103322

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JP5909190A Pending JPH03259215A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 液晶装置の製造方法

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JP (1) JPH03259215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173439A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173439A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Fujitsu Display Technologies Corp 液晶表示装置およびその製造方法

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