JPH03259105A - 光ファイバ導入部の気密封止構造 - Google Patents
光ファイバ導入部の気密封止構造Info
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- JPH03259105A JPH03259105A JP5662790A JP5662790A JPH03259105A JP H03259105 A JPH03259105 A JP H03259105A JP 5662790 A JP5662790 A JP 5662790A JP 5662790 A JP5662790 A JP 5662790A JP H03259105 A JPH03259105 A JP H03259105A
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
概要
光送受信モジュール等の装置の光ファイバ導入部の気密
封止構造に関し、 気密封止の経時劣化が小さい上記構造の提供を主目的と
し、 光ファイバを筐体に形成された孔に貫通させて上記光フ
ァイバを上記筐体の外部から内部に導入する構造におい
て、上記光ファイバの少なくとも筐体内部に位置する部
分については被覆材を除去して、該被覆材が除去された
部分を、上記筐体に形成された光軸調整に十分な程度の
径の小孔に充填材を用いて封止固定し、上転光ファイバ
の上記被覆材が除去されていない部分については、上記
光ファイバをその被覆材と共にパイプ部材に挿入固定し
て、該パイプ部材を上記筐体に固着するようにして構成
する。
封止構造に関し、 気密封止の経時劣化が小さい上記構造の提供を主目的と
し、 光ファイバを筐体に形成された孔に貫通させて上記光フ
ァイバを上記筐体の外部から内部に導入する構造におい
て、上記光ファイバの少なくとも筐体内部に位置する部
分については被覆材を除去して、該被覆材が除去された
部分を、上記筐体に形成された光軸調整に十分な程度の
径の小孔に充填材を用いて封止固定し、上転光ファイバ
の上記被覆材が除去されていない部分については、上記
光ファイバをその被覆材と共にパイプ部材に挿入固定し
て、該パイプ部材を上記筐体に固着するようにして構成
する。
産業上の利用分野
本発明は光送受信モジュール等の光ファイバ導入部の気
密封止構造に関する。
密封止構造に関する。
光ファイバと導波路型光部品等の光部品とを光学的に結
合した部分を有する光送受信モジニール等の装置の一形
態として、モジニール筐体に形成された導入孔から光フ
ァイバを筐体内部に導き入れ、その先端部を導波路型光
部品等に接続した構成のものがある。この種の装置にお
いて、光ファイバ導入部の気密封止を長期的に良好に維
持することは、装置の対環境特性を向上させ或いは装置
の光学的及び電気的な特性の向上を図る上で重要である
。
合した部分を有する光送受信モジニール等の装置の一形
態として、モジニール筐体に形成された導入孔から光フ
ァイバを筐体内部に導き入れ、その先端部を導波路型光
部品等に接続した構成のものがある。この種の装置にお
いて、光ファイバ導入部の気密封止を長期的に良好に維
持することは、装置の対環境特性を向上させ或いは装置
の光学的及び電気的な特性の向上を図る上で重要である
。
従来の技術
第5図は光ファイバ導入部の従来の気密封止構造の例を
示す断面図である。この気密封止構造は、導波路型光部
品等に光結合される光ファイバ102の光結合部近傍の
部分の被覆104を除去してこれをフェルール106に
接着剤により挿入固定し、このフェルール106を、筐
体108に蝋付は固定されたパイプ110に同じく接着
剤により挿入固定して構成されている。筐体108の上
端には蓋112が例えば溶接により固定されている。
示す断面図である。この気密封止構造は、導波路型光部
品等に光結合される光ファイバ102の光結合部近傍の
部分の被覆104を除去してこれをフェルール106に
接着剤により挿入固定し、このフェルール106を、筐
体108に蝋付は固定されたパイプ110に同じく接着
剤により挿入固定して構成されている。筐体108の上
端には蓋112が例えば溶接により固定されている。
フェルール106は、被覆104が接着固定される金属
パイプ106aと、光ファイバ102の被覆除去部分が
接着固定されるセラミックキャピラリ106bとからな
る。
パイプ106aと、光ファイバ102の被覆除去部分が
接着固定されるセラミックキャピラリ106bとからな
る。
発明が解決しようとする課題
上述した従来技術による場合、筐体108とパイプ11
0は臘付けにより固定されているのでこの部分における
気密封止の経時劣化は小さいが、パイプ110とフェル
ール106、フェルール106と光ファイバ102はそ
れぞれ接着剤により固定されているのでこれらの部分の
気密封止の経時劣化が大きいという問題があった。接着
剤を用いた場合に気密封止の経時劣化を小さくするため
には、被接着部品間の間隙を小さくすることが有効であ
るが、第5図に示された従来構造において、フェルール
106とパイプ110の間隙を小さくすると(光ファイ
バ102とフェルール106の間隙はもともと小さい。
0は臘付けにより固定されているのでこの部分における
気密封止の経時劣化は小さいが、パイプ110とフェル
ール106、フェルール106と光ファイバ102はそ
れぞれ接着剤により固定されているのでこれらの部分の
気密封止の経時劣化が大きいという問題があった。接着
剤を用いた場合に気密封止の経時劣化を小さくするため
には、被接着部品間の間隙を小さくすることが有効であ
るが、第5図に示された従来構造において、フェルール
106とパイプ110の間隙を小さくすると(光ファイ
バ102とフェルール106の間隙はもともと小さい。
)、光ファイバ102をその軸線に対して垂直な方向に
移動させることが困難となり、光ファイバと光部品との
光結合に際しての光軸調整が煩雑になる。
移動させることが困難となり、光ファイバと光部品との
光結合に際しての光軸調整が煩雑になる。
本発明はこのような事情に鑑みて創作されたもので、気
密封止の経時劣化が小さい光ファイバ導入部の気密封止
構造の提供を目的としている。組立て作業に際しての光
軸調整の容易化もこの発明の目的である。これらの目的
以外の目的については以下の説明から明らかになる。
密封止の経時劣化が小さい光ファイバ導入部の気密封止
構造の提供を目的としている。組立て作業に際しての光
軸調整の容易化もこの発明の目的である。これらの目的
以外の目的については以下の説明から明らかになる。
課題を解決するための手段
上述した技術的課題は、光ファイバを筐体に形成された
孔に貫通させて上記光ファイバを上記筐体の外部から内
部に導入する構造において、上記光ファイバの少なくと
も筐体内部に位置する部分については被覆材を除去して
、該被覆材が除去された部分を、上記筐体に形成された
光軸調整に十分な程度の径の小孔に充填材を用いて封止
固定し、上記光ファイバの上記被覆材が除去されていな
い部分については、上記光ファイバをその被覆材と共に
パイプ部材に挿入固定して、該バイブ部材を上記筐体に
固着することにより解決される。
孔に貫通させて上記光ファイバを上記筐体の外部から内
部に導入する構造において、上記光ファイバの少なくと
も筐体内部に位置する部分については被覆材を除去して
、該被覆材が除去された部分を、上記筐体に形成された
光軸調整に十分な程度の径の小孔に充填材を用いて封止
固定し、上記光ファイバの上記被覆材が除去されていな
い部分については、上記光ファイバをその被覆材と共に
パイプ部材に挿入固定して、該バイブ部材を上記筐体に
固着することにより解決される。
光ファイバの上記充填材による小孔への封止固定は、充
填材として溶融半田、低融点ガラス等を用いることによ
り行うことができる。充填材とし−r溶融半)HEを用
いる場合には、光ファイバに対する溶融羽口1の濡れ性
を良好にするために、光ファイバの溶融半田が接触する
部分にΔU等の半田に対する濡れ性が良好な金属を蒸着
させておくとよい。
填材として溶融半田、低融点ガラス等を用いることによ
り行うことができる。充填材とし−r溶融半)HEを用
いる場合には、光ファイバに対する溶融羽口1の濡れ性
を良好にするために、光ファイバの溶融半田が接触する
部分にΔU等の半田に対する濡れ性が良好な金属を蒸着
させておくとよい。
作 用
上記構成によると、光軸調整に十分な程度の径の小孔を
筐体に形成し、光ファイバを充填材によりこの小孔に直
接封止固定するようにしているので、気密封止の経時劣
化が小さくなる。本発明の構成において、筐体に固着さ
れるパイプ部材を用いて光ファイバの被覆部分を固定し
ているのは、光ファイバが筐体から導出される部分の機
械的な強度の向上を図るためである。筐体に形成された
小孔は光軸調整に十分な程度の径を有しているので、光
軸調整に際して、被覆或いは被覆及びパイプ部材を介し
5て光ファイバを保持しながら光軸調整を行うことがで
きるので、光軸調整が容易である。
筐体に形成し、光ファイバを充填材によりこの小孔に直
接封止固定するようにしているので、気密封止の経時劣
化が小さくなる。本発明の構成において、筐体に固着さ
れるパイプ部材を用いて光ファイバの被覆部分を固定し
ているのは、光ファイバが筐体から導出される部分の機
械的な強度の向上を図るためである。筐体に形成された
小孔は光軸調整に十分な程度の径を有しているので、光
軸調整に際して、被覆或いは被覆及びパイプ部材を介し
5て光ファイバを保持しながら光軸調整を行うことがで
きるので、光軸調整が容易である。
実 施 例
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す光ファイバ導入部の
断面図、第2図は第1図におけるへ方向矢視図である。
断面図、第2図は第1図におけるへ方向矢視図である。
図示された装置は例えば導波路型光変調器モジュールで
あり、SUS材等の金属からなる筐体2の内部には、導
波路型光変調器4が固着されている。導波路型光変調器
4は、LiNb○、からなる導波路基板4aにTI等を
熱拡散させて相対的に高屈折率な光導波路4bを形成し
て構成されでいる。光導波路4bは光ファイバ6と光結
合され、光ファイバ6の筐体2への導入部分の気密封止
を行った後、蓋8を例えば溶接により筐体2に固定して
いる。10は光ファイバ6のナイロン等からなる被覆材
であり、この被覆材10は、光ファイバ6の少なくとも
筐体内部に位置する部分については″B+除去されてい
る。12は筐体2の側壁に形成された1暉程度の直径を
有する小孔であり、この小孔12の近傍には、周辺を窪
ませることにより充填材溜り14が形成されている。小
孔12の径が1闘程度あれば、光ファイバ6を小孔12
に貫通させた状態で光軸調整を行うことができる。
あり、SUS材等の金属からなる筐体2の内部には、導
波路型光変調器4が固着されている。導波路型光変調器
4は、LiNb○、からなる導波路基板4aにTI等を
熱拡散させて相対的に高屈折率な光導波路4bを形成し
て構成されでいる。光導波路4bは光ファイバ6と光結
合され、光ファイバ6の筐体2への導入部分の気密封止
を行った後、蓋8を例えば溶接により筐体2に固定して
いる。10は光ファイバ6のナイロン等からなる被覆材
であり、この被覆材10は、光ファイバ6の少なくとも
筐体内部に位置する部分については″B+除去されてい
る。12は筐体2の側壁に形成された1暉程度の直径を
有する小孔であり、この小孔12の近傍には、周辺を窪
ませることにより充填材溜り14が形成されている。小
孔12の径が1闘程度あれば、光ファイバ6を小孔12
に貫通させた状態で光軸調整を行うことができる。
16は光ファイバ6の少なくとも小孔12を貫通する部
分に形成されたAu等の金属被膜であり、この金属被膜
16と小孔12間に半田18を充填することにより、気
密封止がなされている。尚、第2図においては、蓋部材
8及び半田18の図示は省略されている。20は光ファ
イバ6の被覆材10が除去されていない部分についテ光
ファイバ6が被覆材10ごと挿入固定されるパイプ部材
であり、このパイプ部材20は筐体2の側壁に小孔12
と同軸的に形成された小孔12よりも大径な挿入孔22
に挿入固定されている。被覆10のパイプ部材20への
挿入固定及びパイプ部材20の挿入孔22への挿入固定
は例えば接着剤を用いてなされる。この場合、接着剤を
用いたとしても、それよりも内部側の半EF118によ
り良好な気密封止がなされているので、このモジュール
の密閉性は良好である。
分に形成されたAu等の金属被膜であり、この金属被膜
16と小孔12間に半田18を充填することにより、気
密封止がなされている。尚、第2図においては、蓋部材
8及び半田18の図示は省略されている。20は光ファ
イバ6の被覆材10が除去されていない部分についテ光
ファイバ6が被覆材10ごと挿入固定されるパイプ部材
であり、このパイプ部材20は筐体2の側壁に小孔12
と同軸的に形成された小孔12よりも大径な挿入孔22
に挿入固定されている。被覆10のパイプ部材20への
挿入固定及びパイプ部材20の挿入孔22への挿入固定
は例えば接着剤を用いてなされる。この場合、接着剤を
用いたとしても、それよりも内部側の半EF118によ
り良好な気密封止がなされているので、このモジュール
の密閉性は良好である。
このモジュールの組立て手順を順を追って説明する。
■筐体2の内部に導波路型光変調器4を固着する。
■所定箇所の被覆材10を除去して金属被膜16が形成
された光ファイバ6を、挿入孔22及び小孔12を貫通
させて光軸調整を行って光導波路4bとの光結合をなす
。このとき、光ファイバの被覆材10にはパイプ部材2
0を通しておく。
された光ファイバ6を、挿入孔22及び小孔12を貫通
させて光軸調整を行って光導波路4bとの光結合をなす
。このとき、光ファイバの被覆材10にはパイプ部材2
0を通しておく。
■小孔12及び充填材溜り14に半田材を盛り、レーザ
照射によりこの半田材を溶融させて気密封止を行う。
照射によりこの半田材を溶融させて気密封止を行う。
■挿入孔22内に接着剤を適量注入しておき、パイプ部
材20を挿入孔22内に挿入して、接着剤を固化させる
。
材20を挿入孔22内に挿入して、接着剤を固化させる
。
[F]蓋部材8を例えばシーム溶接により筐体2に固定
する。
する。
二のように本実施例によると、小孔12の周囲に充填材
温り14を形成しておくと共に、レーザ照射により半田
を溶融させて小孔12に半田を充填させるようにしてい
るので、小孔12の気密封止作業が容易であ−る。
温り14を形成しておくと共に、レーザ照射により半田
を溶融させて小孔12に半田を充填させるようにしてい
るので、小孔12の気密封止作業が容易であ−る。
第3図は本発明の第2実施例を示すモジュールの断面図
である。第1図又は第2図に示されたものと実質的に同
一の部分には同一の符号を付すと共にその!!胡を一部
省略する。この実施例では、絞り加工された筐体2′の
側壁に小孔12′が形成されており、光ファイバ6は充
填材として低融点ガラス24を用いてこの小孔12’に
封止固定されている。低融点ガラス24は光ファイバ6
に対して濡れ性が良好であるので、この実施例では光フ
ァイバ6表面への金属被膜の形成は不要である。バイブ
部材20′は筐体2′側にフランジを有しており、この
フランジを筐体2′に接着固定することにより、筐体へ
の光ファイバ導入部分の強度特性を向上させている。こ
の実施例の場合、バイブ部材20′のフランジを筐体2
′の側壁に摺動させることによっても光軸調整を行うこ
とができる。光ファイバ6の先端をテーパ先球化して光
導波路4bとの光結合を行うようにしてもよい。
である。第1図又は第2図に示されたものと実質的に同
一の部分には同一の符号を付すと共にその!!胡を一部
省略する。この実施例では、絞り加工された筐体2′の
側壁に小孔12′が形成されており、光ファイバ6は充
填材として低融点ガラス24を用いてこの小孔12’に
封止固定されている。低融点ガラス24は光ファイバ6
に対して濡れ性が良好であるので、この実施例では光フ
ァイバ6表面への金属被膜の形成は不要である。バイブ
部材20′は筐体2′側にフランジを有しており、この
フランジを筐体2′に接着固定することにより、筐体へ
の光ファイバ導入部分の強度特性を向上させている。こ
の実施例の場合、バイブ部材20′のフランジを筐体2
′の側壁に摺動させることによっても光軸調整を行うこ
とができる。光ファイバ6の先端をテーパ先球化して光
導波路4bとの光結合を行うようにしてもよい。
第1、第2実施例において、小孔12.12’の直径は
望ましくは0,3〜1.5卸の範囲に設定される。小孔
の直径が0.3mmよりも小さいと光軸調整を行うこと
が困難になり、また、小孔の直径が1.5mmよりも大
きくなると半田材や低融点ガラスを用いた光ファイバの
封止固定が困難になるからである。
望ましくは0,3〜1.5卸の範囲に設定される。小孔
の直径が0.3mmよりも小さいと光軸調整を行うこと
が困難になり、また、小孔の直径が1.5mmよりも大
きくなると半田材や低融点ガラスを用いた光ファイバの
封止固定が困難になるからである。
ところで、例えば第1図に示された光ファイバ導入部を
備えたモジニールを使用する場合、光ファイバ60線熱
膨張係数と筐体2の線熱膨張係数とが一般には異なるこ
とから、モジュールの使用可能な温度範囲が制限される
ことがある。このような制限を緩和するのに適した温度
特性の良好な実施例を第4図により説明する。この例で
は、筐体2内に導入された光ファイバ6を光導波路4b
に光結合するに際して、光ファイバ6の筐体2内で露出
している部分を最短距離よりも長(し、その部分が撓ん
だ状態で光結合がなされるようにしている。一般に金属
からなる筐体2の線熱膨張係数は石英等からなる光ファ
イバ60線熱膨張係数と比べて大きいので、室温で製造
された装置を高温で使用したとしても、上配撓みの存在
によって光結合部等が破損する恐れがない。また、常温
で製造された装置を低温下で使用したとしても、光ファ
イバ6の露出部分の撓み量がわずかに増大するだけで、
何ら特性に影響はない。このように光ファイバを撓ませ
て光結合を行うことによって、温度特性に優れた装置の
実現が可能になる。
備えたモジニールを使用する場合、光ファイバ60線熱
膨張係数と筐体2の線熱膨張係数とが一般には異なるこ
とから、モジュールの使用可能な温度範囲が制限される
ことがある。このような制限を緩和するのに適した温度
特性の良好な実施例を第4図により説明する。この例で
は、筐体2内に導入された光ファイバ6を光導波路4b
に光結合するに際して、光ファイバ6の筐体2内で露出
している部分を最短距離よりも長(し、その部分が撓ん
だ状態で光結合がなされるようにしている。一般に金属
からなる筐体2の線熱膨張係数は石英等からなる光ファ
イバ60線熱膨張係数と比べて大きいので、室温で製造
された装置を高温で使用したとしても、上配撓みの存在
によって光結合部等が破損する恐れがない。また、常温
で製造された装置を低温下で使用したとしても、光ファ
イバ6の露出部分の撓み量がわずかに増大するだけで、
何ら特性に影響はない。このように光ファイバを撓ませ
て光結合を行うことによって、温度特性に優れた装置の
実現が可能になる。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、光軸調整が容易で
しかも気密封止の経時劣化が小さい光ファイバ導入部の
気密封止構造が提供されるという効果を奏する。
しかも気密封止の経時劣化が小さい光ファイバ導入部の
気密封止構造が提供されるという効果を奏する。
第1図は本発明の第1実施例を示す導波路型光変調器モ
ジュールの断面図、 第2図は第1図におけるA方向矢視図、第3図は本発明
の第2実施例を示す導波路型光変調器モジュールの断面
図、 第4図は本発明の第1実施例の変形例を示す導波路型光
変調器モジニールの断面図、 第5図は従来の光ファイバ導入部の気密封止構造を示す
図である。 2.2′・・・筐体、 4・・・導波路型光変調器、 6・・・光ファイバ、 10・・・被覆材、 12.12’・・・小孔、 14・・・充填材温り、 18・・・充填材としての半田、 20.20’・・・バイブ部材、 24・・・充填材としての低融点ガラス。 責−−ノTイノぐ ハ0イブ@f(12 ’$ 1 *soi #hi[l 第1図 第1圀ドおりろA方句矢ネ見閃 第2図 20’ )ぐイブ邦11 第 図 第 図
ジュールの断面図、 第2図は第1図におけるA方向矢視図、第3図は本発明
の第2実施例を示す導波路型光変調器モジュールの断面
図、 第4図は本発明の第1実施例の変形例を示す導波路型光
変調器モジニールの断面図、 第5図は従来の光ファイバ導入部の気密封止構造を示す
図である。 2.2′・・・筐体、 4・・・導波路型光変調器、 6・・・光ファイバ、 10・・・被覆材、 12.12’・・・小孔、 14・・・充填材温り、 18・・・充填材としての半田、 20.20’・・・バイブ部材、 24・・・充填材としての低融点ガラス。 責−−ノTイノぐ ハ0イブ@f(12 ’$ 1 *soi #hi[l 第1図 第1圀ドおりろA方句矢ネ見閃 第2図 20’ )ぐイブ邦11 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光ファイバを筺体に形成された孔に貫通させて上記
光ファイバを上記筐体の外部から内部に導入する構造に
おいて、 上記光ファイバ(6)の少なくとも筺体(2,2′)内
部に位置する部分については被覆材(10)を除去して
、該被覆材(10)が除去された部分を、上記筐体(2
,2′)に形成された光軸調整に十分な程度の径の小孔
(12,12′)に充填材(18,24)を用いて封止
固定し、 上記光ファイバ(6)の上記被覆材(10)が除去され
ていない部分については、上記光ファイバ(6)をその
被覆材(10)と共にパイプ部材(20,20′)に挿
入固定して、該パイプ部材(20,20′)を上記筐体
(2,2′)に固着するようにしたことを特徴とする光
ファイバ導入部の気密封止構造。 2、上記筐体(2)の上記小孔(12)の周辺を窪ませ
て充填材溜り(14)が形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の光ファイバ導入部の気密封止構造。 3、上記パイプ部材(20)の上記筐体(2)への固着
は、上記パイプ部材(20)を上記筺体(2)に形成さ
れた上記小孔(12)よりも大径な挿入孔(22)に挿
入固定することによりなされていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の光ファイバ導入部の気密封止構造
。 4、上記筺体(2,2′)内に導入された光ファイバ(
6)を撓ませて該光ファイバ(6)の光結合がなされて
いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
の光ファイバ導入部の気密封止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5662790A JPH03259105A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 光ファイバ導入部の気密封止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5662790A JPH03259105A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 光ファイバ導入部の気密封止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259105A true JPH03259105A (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=13032541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5662790A Pending JPH03259105A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 光ファイバ導入部の気密封止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03259105A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1990-03-09 JP JP5662790A patent/JPH03259105A/ja active Pending
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