JPH0325902Y2 - - Google Patents

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JPH0325902Y2
JPH0325902Y2 JP7404390U JP7404390U JPH0325902Y2 JP H0325902 Y2 JPH0325902 Y2 JP H0325902Y2 JP 7404390 U JP7404390 U JP 7404390U JP 7404390 U JP7404390 U JP 7404390U JP H0325902 Y2 JPH0325902 Y2 JP H0325902Y2
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JP
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coolant
grinding
grinding wheel
workpiece
base metal
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JP7404390U
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JPH0315065U (ja
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は研削砥石に係り、特に内部冷却式の研
削砥石に関する。
(従来の技術および考案が解決しようとする課
題) 一般に、研削砥石によるワークの研削加工に際
しては、その研削砥石の発熱による熱膨張を小さ
くしてワークの寸法精度を向上させるために、研
削液を上記研削砥石等の表面に供給することが行
なわれている。
すなわち、第3図は従来の心なし研削盤の研削
部の斜視図であつて、回転駆動軸1に装着された
研削砥石2の前方には調整車3が回動自在に配設
されており、上記研削砥石2の外周研削面と調整
車3の外周面との対向面間に被研削物であるワー
ク4を載置し、上記研削砥石2および調整車3の
回転によつてワーク4の外周面を研削するように
してある。ところで、上記研削砥石2の外周研削
面と調整車3の外周面とが対向している研削加工
部の左右には、上記ワーク4をその研削加工部に
供給し或は研削されたワークを導出するワーク案
内部材5,6が配設され、さらに上記研削加工部
の上方には、研削砥石2、調整車3およびワーク
4に研削液を供給する研削液供給装置7が開口せ
しめられている。
しかして、ワーク4の研削加工に際しては、ワ
ーク案内部材5からワーク4を順次前記研削加工
部に送り出し、研削砥石2および調整車3の回転
によつてワーク4の研削を行なうとともに、研削
液供給装置7から研削液を研削砥石2等に供給
し、研削砥石2の冷却を行ない、その熱膨張を最
小限にし、ワークの寸法精度が高くなるようにし
ている。
ところが、このような装置においては、研削加
工中にワーク4に研削液が付着したり浸透したり
してワークに不純物が混入或は付着し、またワー
クの美観も損なわれるので、研削加工後は必らず
研削液を取り除くための後工程が必要である等の
問題がある。
本考案はこのような点に鑑み、ワークから残留
研削液を除去する工程を必要とせず、しかも研削
砥石の熱膨張によるワークの寸法精度の低下を確
実に防止し得る研削砥石を得ることを目的とす
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、研削砥石の台金部内外周部に、左右
両端部が密閉された、軸線方向に延びる複数個の
冷却材流通路を穿設するとともに、その冷却材流
通路の両端部にそれぞれ連通する放射方向の冷却
材流入・流出路を上記台金部内に穿設して、上記
台金内に冷却材用の密閉流路を形成し、上記冷却
材流入・流出路を、研削砥石を装着した回転駆動
軸に形成された冷却材供給路および冷却材流出路
に連通させたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、第1図および第2図を参照して本考案の
一実施例について説明する。
第2図は本考案の研削砥石8を使用した心なし
研削盤の研削部の斜視図であつて、回転駆動軸1
に装着された研削砥石8の外周研削面と調整車3
の外周面との対向面間にワーク4を載置し、上記
研削砥石8および調整車3の回転によつてワーク
4の外周面の研削を行なうようにしてある。
ところで、上記研削砥石8の台金部8a内に
は、第1図に示すように、半径方向に延びる複数
の冷却材流入路9、冷却材流出路10、およびそ
の冷却材流入路9と冷却材流出路10の半径方向
外端部に両端が連通せしめられ、研削砥石8の軸
線方向に延び両端が密閉された冷却材流通路11
が穿設され、台金内に冷却材用の密閉流路が形成
されている。
また、上記冷却材流入路9の半径方向内端部
は、回転駆動軸1に設けた周方向溝12および連
通路13を介して上記回転駆動軸1に穿設された
冷却材供給路14に連通され、また冷却材流出路
10の半径方向内端部も同様に、周方向溝15、
連通路16を介して冷却材排出路17に連通され
ている。
しかして、研削加工中においては、冷却材が冷
却材供給路14、連通路13、周方向溝12、お
よび冷却材流入路9を経て冷却材流通路11に流
通せしめられ、その後冷却材流出路10、周方向
溝15、連通路16、および冷却材排出路17を
通つて排出される。したがつて上記研削加工中に
は、研削砥石8が上記冷却材によつて内部から十
分冷却され、研削熱等による研削砥石8の熱膨張
が抑制される。
なお、上記冷却材としては、水、油および金属
類の液体、或は空気その他の気体を用いてもよ
く、また冷却材流通路11は、軸線方向に延びる
とともに周方向に拡がる断面孤状とする等、種々
の形状とすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本考案は研削砥石の台金
部内に密閉状の冷却材流通路を形成し、その冷却
材流通路に砥石の回転駆動軸に設けた冷却材供給
路等を介して冷却材を流すことによつて研削砥石
自体を内部から冷却を行なうようにしたので、研
削加工中における研削砥石の熱膨張によるワーク
の寸法精度の低下を防止することができるととも
に、従来のような研削液供給装置を研削加工部の
上部に設け、研削液を研削砥石等に振りかける必
要がなく、また、冷却材が被研削材表面に接触し
ないため研削液を取り除くための後工程の必要も
なく、研削液によるワークへの不純物の混入およ
び付着をなくすことができる。
しかも、冷却材は放射方向に穿設された冷却部
材流入・流出路を介して外周部に供給するので、
冷たい冷却材を急速に砥石の外周部に送給でき十
分冷却することができ、また冷却材部供給および
流出路の構成もきわめて簡単なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の内部冷却式研削砥石の縦断面
側面図、第2図は上記内部冷却式研削砥石を使用
した研削盤の研削部の斜視図、第3図は従来の研
削盤の研削部の斜視図である。 1……回転駆動軸、2,8……研削砥石、3…
…調整車、4……ワーク、8a……台金部、11
……冷却材流通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削砥石の台金部内外周部に、左右両端部が密
    閉された、軸線方向に延びる複数個の冷却材流通
    路を穿設するとともに、その冷却材流通路の両端
    部にそれぞれ連通する放射方向の冷却材流入・流
    出路を上記台金部内に穿設して、上記台金内に冷
    却材用の密閉流路を形成し、上記冷却材流入・流
    出路を、研削砥石を装着した回転駆動軸に形成さ
    れた冷却材供給路および冷却材流出路に連通させ
    たことを特徴とする、内部冷却式研削砥石。
JP7404390U 1990-07-12 1990-07-12 Expired JPH0325902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7404390U JPH0325902Y2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12

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JP7404390U JPH0325902Y2 (ja) 1990-07-12 1990-07-12

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Publication Number Publication Date
JPH0315065U JPH0315065U (ja) 1991-02-15
JPH0325902Y2 true JPH0325902Y2 (ja) 1991-06-05

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