JPH0325891Y2 - - Google Patents

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JPH0325891Y2
JPH0325891Y2 JP7130986U JP7130986U JPH0325891Y2 JP H0325891 Y2 JPH0325891 Y2 JP H0325891Y2 JP 7130986 U JP7130986 U JP 7130986U JP 7130986 U JP7130986 U JP 7130986U JP H0325891 Y2 JPH0325891 Y2 JP H0325891Y2
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JP
Japan
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drill
hole
oil
oil hole
holder
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JP7130986U
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JPS62184954U (ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はドリルホルダを取付けた機械の主軸
から油孔付きドリルに注油する機構に用いられる
オイルスルー形ドリルホルダに関する。
(従来の技術) 従来からあるドリル用ホルダとしては、シヤン
クに取りつけたプルスタツドボルトよりシヤンク
の油穴を通してドリル保持筒内のドリルの油穴に
油を給油するものがあつた。かかるホルダは保持
筒に工具シヤンクを挿入し、保持筒のねじ穴にね
じをねじこんでドリルを保持筒に固定するサイド
ロツク方式のものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) かかる構造のホルダでは油孔付きドリルをサイ
ドロツク方式で固定すると、工具シヤンクと挿入
孔との間にわずかのすきまがあるため、ねじに締
めつけられるとドリルは挿入孔の片側に押し付け
られ、わずかであるがホルダの軸心とドリルの軸
心とがずれる。その結果として加工穴の位置精度
不良や孔の拡大、及びチゼル部の損傷による切屑
の溶着により切刃に異常磨耗等が生じ、工具寿命
を非常に短くした。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる問題点を解決すべくなされた
ものであつて、ドリルのタングと係合する溝を軸
直角方向に穿設し、かつ長手方向に油孔を穿通し
たタングドライブ金を本体の貫通孔のドリル挿入
孔側の開口部にねじ込み、挿入孔の外周面に形成
された先細チヤツク筒に所定のねじれ角を以て配
設された多数のニードルローラを介して回動筒を
先細チヤツク筒に嵌装して加工孔の位置精度など
を向上させたものである。
(作用) ドリル挿入孔7にドリル14のシヤンク15を
挿入する。次いでタング16がタングドライブ金
11に当接するまで押し込み、回動筒13を軸方
向上方に回転させる。すると回動筒13はニード
ルローラ12を介してチヤツク筒4を締めつけて
シヤンク15をチヤツク筒4に強力に固定する。
チヤツク本体の軸心とドリルの軸心は図示のよう
に一致する。ドリル14を固定したホルダ本体1
のシヤンク2を図示しない機械の主軸に取りつけ
ると、切削油は図示しない主軸の注油部かたプル
スタツドボルト9の油穴8、シヤンクの油穴6、
タングドライブ金11の油穴10を通つてタング
16の後端の油穴18の開口部に給油されドリル
14の先端開口穴より切削油が噴射しドリル刃先
を確実に冷却する。
(実施例) 次にこの考案の実施例を図面について説明す
る。ホルダ本体1は一端にシヤンク2と、続いて
つば部3と、他端にチヤツク筒4とからなる。チ
ヤツク筒4の肉厚部には多数の長孔5を穿孔して
ある。本体1の軸心(X−X)にはシヤンク2の
端面からドリル挿入孔7まで貫通孔6が穿設さ
れ、かつ該シヤンク側には油孔8を明けたスタツ
ドボルト9が螺着されていて本体1のシヤンク2
は図示しない主軸に嵌合されるようになつてい
る。前記貫通孔のドリル14のドリル挿入孔7側
の開口部には軸方向に貫通した油孔10を明けた
タングドライブ金11が螺着されており、さらに
該タングドライブ金の端面にドリル14のタング
16と係合する溝17が形成されていて、ドリル
を後述のニードルローラと相俟つて、ドリルを強
固に把持している。チヤツク筒4の外周には多数
のニードルローラ12を嵌装しこのニードルロー
ラを介して回動自在な回動筒13が装着され、該
回動筒を回動することにより工具を把持してい
る。なお実施例のようにチヤツク筒の肉厚内に長
手方向の長孔を穿設しておくと、チヤツク筒の可
撓性が増しホルダの把持力が向上する。
(効果) この考案は、上述のようにニードルローラ12
を介してドリル14のシヤンク15を締め付ける
ので、シヤンク15の外周にチヤツク筒4が完全
に密着してチヤツク筒とドリルシヤンクの間から
の油もれはない。ホルダ本体の軸心(X−X)と
ドリル回転中心を一致させることができる。ま
た、ドリルのシヤンクのタングをタングドライブ
金の係合溝で支えることによりチヤツク筒内での
ドリルのスリツプを防止することができる。さら
に給油もスムーズに行なわれ、ドリルの心ずれが
ないため、孔の位置精度もきわめて良好となり、
孔の拡大もなくなつた。また面粗度も非常によく
工具寿命も大きく延ばすことができた。さらに外
側と内側とで硬さの異なる被削材、あるいは硬さ
の異なる複数の材料を組合せた被削材を孔明けす
る場合でも、切削中に異常トルクが発生すること
はないので、ドリルのスリツプはなくスムーズな
孔明け加工が可能となつた。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の部分切断側面図であ
る。 1……ホルダ本体、4……チヤツク筒、6……
貫通孔、7……ドリル挿入孔、10……油孔、1
1……タングドライブ金、14……油孔付きドリ
ル、15……円筒シヤンク、16……タング、1
7……溝、X−X……ホルダ本体の軸心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホルダ本体の先端に穿設された挿入孔にドリ
    ルの円筒シヤツクを挿入して油孔付ドリルを把
    持すると共に、該本体の中心に設けられ、かつ
    前記挿入孔に開口する貫通孔を経てドリルの油
    孔に切削油を導くようにした油孔付きドリル用
    ホルダにおいて、ドリルのタングと係合する溝
    を軸直角方向に穿設し、かつ長手方向に油孔を
    穿通したタングドライブ金を本体の貫通孔の貫
    通孔側の開口部にねじ込み、該挿入孔の外周面
    に形成された先細のチヤツク筒に所定のねじれ
    角を以て配設された多数のニードルローラを介
    して回動筒を前記のチヤツク筒に嵌装したこと
    を特徴とする油孔付きドリル用ホルダ。 (2) 前記チヤツク筒の肉厚内には複数の長手方向
    の長孔が穿設されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の油孔付きドリル用ホルダ。
JP7130986U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH0325891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7130986U JPH0325891Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP7130986U JPH0325891Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62184954U JPS62184954U (ja) 1987-11-25
JPH0325891Y2 true JPH0325891Y2 (ja) 1991-06-05

Family

ID=30913746

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JP7130986U Expired JPH0325891Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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