JPH0325693Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325693Y2 JPH0325693Y2 JP3522785U JP3522785U JPH0325693Y2 JP H0325693 Y2 JPH0325693 Y2 JP H0325693Y2 JP 3522785 U JP3522785 U JP 3522785U JP 3522785 U JP3522785 U JP 3522785U JP H0325693 Y2 JPH0325693 Y2 JP H0325693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- container body
- closing plate
- cosmetic
- cosmetics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 50
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は化粧用コンパクトに関するものであ
る。
る。
本考案は色を異にする複数の固形化粧料より掻
落した複数の化粧料を別に調色皿を用いることな
く調色室で迅速に調色し得られると共に、調色化
粧料の使用後、調色室に残存する化粧料を簡易且
迅速に外部に排出し、次の調色に支障を生ずるこ
となく、また携帯時に調色室内に残存する化粧料
のコンパクト内への飛散によるコンパクト内の汚
染と化粧料の混色を生ずることのない化粧用コン
パクトを提供せんとするものである。
落した複数の化粧料を別に調色皿を用いることな
く調色室で迅速に調色し得られると共に、調色化
粧料の使用後、調色室に残存する化粧料を簡易且
迅速に外部に排出し、次の調色に支障を生ずるこ
となく、また携帯時に調色室内に残存する化粧料
のコンパクト内への飛散によるコンパクト内の汚
染と化粧料の混色を生ずることのない化粧用コン
パクトを提供せんとするものである。
従来、同一容器内に色の異なる複数の化粧料を
直接または中皿内に充容した化粧料を収納した化
粧用コンパクトは多数提供されているが、その殆
んどは混合調色するスペースがないため、化粧料
上において混合調色を行なつていた。そのため1
回目の混合調色においては問題はないが、2回目
以降の混合調色に当つては化粧料の表面はすでに
混色状態にあるため、所望の混合調色を得ること
がきわめて困難であり、また単色での使用が困難
である等の欠点があつたが、本考案者は種々実験
研究の結果、このような欠点のない本考案を得た
のである。
直接または中皿内に充容した化粧料を収納した化
粧用コンパクトは多数提供されているが、その殆
んどは混合調色するスペースがないため、化粧料
上において混合調色を行なつていた。そのため1
回目の混合調色においては問題はないが、2回目
以降の混合調色に当つては化粧料の表面はすでに
混色状態にあるため、所望の混合調色を得ること
がきわめて困難であり、また単色での使用が困難
である等の欠点があつたが、本考案者は種々実験
研究の結果、このような欠点のない本考案を得た
のである。
本考案は色を異にする複数の固形化粧料よりな
る環状化粧料または色を異にする複数の固形化粧
料を環状の中皿に充填した環状化粧料を、蓋を有
する容器体に充容し、環状化粧料の中心孔の下部
に調色室を形成し、容器体の底板に調色室と連通
する排出孔を形成し、排出孔を開閉する開閉板を
フツク部とヒンジ部とによつて排出孔に形成して
なる化粧用コンパクトである。
る環状化粧料または色を異にする複数の固形化粧
料を環状の中皿に充填した環状化粧料を、蓋を有
する容器体に充容し、環状化粧料の中心孔の下部
に調色室を形成し、容器体の底板に調色室と連通
する排出孔を形成し、排出孔を開閉する開閉板を
フツク部とヒンジ部とによつて排出孔に形成して
なる化粧用コンパクトである。
以下本考案を第1図、第2図、第3図に示す実
施例によつて説明する。
施例によつて説明する。
第1図は断面図、第2図は容器体の平面図、第
3図は開閉板を開いた状態の容器体の断面図であ
り、本考案は例えば固形フアンデーシヨン、ほほ
紅、口紅、固形アイシヤドー等の固形化粧料を適
用するコンパクトで、4色の固形化粧料1,2,
3,4よりなる環状化粧料5を、内面に鏡6を有
する蓋7を蝶番機構8によつて取付けた容器体8
に充容し、環状化粧料5の中心孔10の下部に調
色室11を形成し、容器体9の底板12に調色室
11と連通する排出孔13を形成し、排出孔13
を開閉する開閉板14の一側と底板12とを着脱
可能な凸部15と凹部16よりなるフツク部17
で連結すると共に、フツク部17の反対側の開閉
板14と底板12とを折曲可能な薄肉部よりなる
ヒンジ部18によつて連結したものであり、図中
19は排出孔13の内周面に形成した環状立上り
部、20は蓋7と容器体9との係合部である。
3図は開閉板を開いた状態の容器体の断面図であ
り、本考案は例えば固形フアンデーシヨン、ほほ
紅、口紅、固形アイシヤドー等の固形化粧料を適
用するコンパクトで、4色の固形化粧料1,2,
3,4よりなる環状化粧料5を、内面に鏡6を有
する蓋7を蝶番機構8によつて取付けた容器体8
に充容し、環状化粧料5の中心孔10の下部に調
色室11を形成し、容器体9の底板12に調色室
11と連通する排出孔13を形成し、排出孔13
を開閉する開閉板14の一側と底板12とを着脱
可能な凸部15と凹部16よりなるフツク部17
で連結すると共に、フツク部17の反対側の開閉
板14と底板12とを折曲可能な薄肉部よりなる
ヒンジ部18によつて連結したものであり、図中
19は排出孔13の内周面に形成した環状立上り
部、20は蓋7と容器体9との係合部である。
前記のように形成した本考案の実施例は蓋7を
開き、適宜の塗布具によつて混合調色しようとす
る2〜4種の固形化粧料1〜4を掻取り、調色室
11内で混合調色して使用するものであり、調色
室11の底部である開閉板14上に残存する混合
化粧料を、塗布具の柄によつて開閉板14を押圧
してフツク部17を外すと同時に開閉板14をヒ
ンジ部18によつて下方に回動させ、開口した排
出孔13より刷毛等によつて残存している混合調
色した化粧料を外部に排出し、排出完了後開いて
いる開閉板14を裏面より押圧回動してフツク部
17を係止し、排出孔13を開閉板14によつて
閉止し、再び残存化粧料の付着していない調色室
11で混合調色し得る状態とするものである。
開き、適宜の塗布具によつて混合調色しようとす
る2〜4種の固形化粧料1〜4を掻取り、調色室
11内で混合調色して使用するものであり、調色
室11の底部である開閉板14上に残存する混合
化粧料を、塗布具の柄によつて開閉板14を押圧
してフツク部17を外すと同時に開閉板14をヒ
ンジ部18によつて下方に回動させ、開口した排
出孔13より刷毛等によつて残存している混合調
色した化粧料を外部に排出し、排出完了後開いて
いる開閉板14を裏面より押圧回動してフツク部
17を係止し、排出孔13を開閉板14によつて
閉止し、再び残存化粧料の付着していない調色室
11で混合調色し得る状態とするものである。
次に本考案の他の実施例を第4図、第5図、第
6図によつて説明する。
6図によつて説明する。
第4図は容器体の断面図、第5図は容器体の平
面図、第6図は開閉板を開いた状態の容器体の断
面図であり、前記実施例においては環状化粧料5
を容器体9に直接充填したものであるが、この実
施例においては4条の放射状の隔壁21を有する
環状の中皿22に前記実施例と同様な色を異にす
る4色の固形化粧料1,2,3,4を充填した環
状化粧料5を適用して容器体8に充容し、環状化
粧料5の中心孔10の下部に調色室11を形成
し、容器体9の底板12に調色室11と連通する
排出孔13を形成し、排出孔13を開閉する開閉
板14の一側と底板12とを着脱可能な凸部15
と凹部16よりなるフツク部17で連結すると共
に、フツク部17の反対側の開閉板14と底板1
2に固着した基板23とを折曲可能な薄肉部より
なるヒンジ部18によつて連結したものであり、
前記実施例と同一符号の部位は同一部位を示すも
のである。
面図、第6図は開閉板を開いた状態の容器体の断
面図であり、前記実施例においては環状化粧料5
を容器体9に直接充填したものであるが、この実
施例においては4条の放射状の隔壁21を有する
環状の中皿22に前記実施例と同様な色を異にす
る4色の固形化粧料1,2,3,4を充填した環
状化粧料5を適用して容器体8に充容し、環状化
粧料5の中心孔10の下部に調色室11を形成
し、容器体9の底板12に調色室11と連通する
排出孔13を形成し、排出孔13を開閉する開閉
板14の一側と底板12とを着脱可能な凸部15
と凹部16よりなるフツク部17で連結すると共
に、フツク部17の反対側の開閉板14と底板1
2に固着した基板23とを折曲可能な薄肉部より
なるヒンジ部18によつて連結したものであり、
前記実施例と同一符号の部位は同一部位を示すも
のである。
前記のように構成した本考案の他の実施例は前
記実施例と同様に開閉板14を閉止した状態にお
いて調色室11で色の異なつた複数の固形化粧料
を混合調色し得られ、使用後においても前記実施
例と同様に開閉板14を押し開いて排出孔13を
開口し、調色室11内の残存化粧料を外部に排出
し、排出完了後開いている開閉板14を裏面より
押圧回動してフツク部17を係止し、排出孔13
を開閉板14によつて閉止し、再び残存化粧料の
付着していない調色室11で混合調色し得る状態
とするものである。
記実施例と同様に開閉板14を閉止した状態にお
いて調色室11で色の異なつた複数の固形化粧料
を混合調色し得られ、使用後においても前記実施
例と同様に開閉板14を押し開いて排出孔13を
開口し、調色室11内の残存化粧料を外部に排出
し、排出完了後開いている開閉板14を裏面より
押圧回動してフツク部17を係止し、排出孔13
を開閉板14によつて閉止し、再び残存化粧料の
付着していない調色室11で混合調色し得る状態
とするものである。
前記のように本考案は環状化粧料5を形成する
色を異にする複数の固形化粧料より掻落した複数
の色を異にする化粧料を別に混合調色皿を用いる
ことなく、容器体9に形成されている調色室11
内で迅速に混合調色し得られると共に、混合調色
化粧料の使用後、調色室11内に残存する混合化
粧料を簡易且迅速に、開口した排出孔13より外
部に排出し、次の混合調色に支障を生じないもの
であり、また携帯時の振動、横転等によつても、
調色室11内に掻落された混合化粧料粉末が残存
しないので、コンパクト内の粉末化粧料による汚
染、固形化粧料への付着による混色等を生ずるこ
とのないものである。
色を異にする複数の固形化粧料より掻落した複数
の色を異にする化粧料を別に混合調色皿を用いる
ことなく、容器体9に形成されている調色室11
内で迅速に混合調色し得られると共に、混合調色
化粧料の使用後、調色室11内に残存する混合化
粧料を簡易且迅速に、開口した排出孔13より外
部に排出し、次の混合調色に支障を生じないもの
であり、また携帯時の振動、横転等によつても、
調色室11内に掻落された混合化粧料粉末が残存
しないので、コンパクト内の粉末化粧料による汚
染、固形化粧料への付着による混色等を生ずるこ
とのないものである。
尚、薄肉部によつてヒンジ部18を形成する代
りに薄い金属板よりなる蝶番を適用してもよいも
のであり、また前記実施例において蓋7と容器体
9とを矩形状とした場合は、環状化粧料5、中心
孔10、排出孔13、開閉板14、環状立上り部
19、中皿22と開閉板14を含む基板23とを
容器体9の形状に適合する矩形状としてもよいも
のである。
りに薄い金属板よりなる蝶番を適用してもよいも
のであり、また前記実施例において蓋7と容器体
9とを矩形状とした場合は、環状化粧料5、中心
孔10、排出孔13、開閉板14、環状立上り部
19、中皿22と開閉板14を含む基板23とを
容器体9の形状に適合する矩形状としてもよいも
のである。
第1図は断面図、第2図は容器体の平面図、第
3図は開閉板を開いた容器体の断面図、第4図は
他の実施例の容器体の断面図、第5図は他の実施
例の容器体の平面図、第6図は開閉板を開いた他
の実施例の容器体の断面図である。 1,2,3,4……固形化粧料、5……環状化
粧料、7……蓋、9……容器体、10……中心
孔、11……調色室、12……底板、13……排
出孔、14……開閉板、17……フツク部、18
……ヒンジ部、21……隔壁、22……中皿。
3図は開閉板を開いた容器体の断面図、第4図は
他の実施例の容器体の断面図、第5図は他の実施
例の容器体の平面図、第6図は開閉板を開いた他
の実施例の容器体の断面図である。 1,2,3,4……固形化粧料、5……環状化
粧料、7……蓋、9……容器体、10……中心
孔、11……調色室、12……底板、13……排
出孔、14……開閉板、17……フツク部、18
……ヒンジ部、21……隔壁、22……中皿。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 色を異にする複数の固形化粧料1,2,3,
4よりなる環状化粧料5または色を異にする複
数の固形化粧料1,2,3,4を環状の中皿2
2に充填した環状化粧料5を、蓋7を有する容
器体9に充容し、環状化粧料5の中心孔10の
下部に調色室11を形成し、容器体9の底板1
2に調色室11と連通する排出孔13を形成
し、排出孔13を開閉する開閉板14をフツク
部17とヒンジ部18とによつて排出孔13に
形成してなる化粧用コンパクト。 (2) 中皿22に充填した複数の固形化粧料1,
2,3,4…が複数の隔壁21によつて分離し
てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の化
粧用コンパクト。 (3) 開閉板14が容器体9の底板12と一体形成
してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
化粧用コンパクト。 (4) 開閉板14が容器体9と別部材で形成してな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の化粧用
コンパクト。 (5) ヒンジ部18が薄肉部で形成してなる実用新
案登録請求の範囲第1項記載の化粧用コンパク
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3522785U JPH0325693Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3522785U JPH0325693Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151604U JPS61151604U (ja) | 1986-09-19 |
JPH0325693Y2 true JPH0325693Y2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=30539315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3522785U Expired JPH0325693Y2 (ja) | 1985-03-12 | 1985-03-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325693Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6158483B2 (ja) * | 2012-08-07 | 2017-07-05 | 株式会社コーセー | 多色粉末化粧料中皿 |
-
1985
- 1985-03-12 JP JP3522785U patent/JPH0325693Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61151604U (ja) | 1986-09-19 |
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