JP6158483B2 - 多色粉末化粧料中皿 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも3色の化粧料を充填するための中皿に関し、更に詳細には、収納部の一部に仕切板を設けることにより使用領域を明確に区別することができる多色粉末化粧料中皿に関する。
従来、ひとつの化粧料中皿に複数色の粉末化粧料を充填する場合、中皿内に仕切板を設けることにより色ごとに化粧料を収容できる区画を形成して、その区画ごとに化粧料を充填する方法や、あるいは、かかる仕切板を全く設けることなく、ひとつの収納部に複数色の化粧料を互いに混じり合わないようにプレスなどで押し固めて充填する方法が知られている。
かかる多色からなる粉末化粧料は、実際の使用の場面においてそれら複数色からなる化粧料を互いに混ぜ合わせることによって自分の好みの色合いになるよう調色する必要がある。そこで、従来の仕切板を設けていない中皿では、収納部内の化粧料上で混合調色作業を行っていた。また、仕切板を設けたものは、仕切板で仕切られたいずれかの収納部内の化粧料上で調色したり、また、それらの化粧料収納部とは別に設けられた調色用のスペースで混合調色作業が行われたりしていた(特許文献1)。
しかしながら、従来の仕切板を設けていない中皿の場合、化粧料上のどの部分においても混合調色作業が可能なため、使用しているうちに単色部分と混色部分の境界が曖昧になって全域が同じように混ざり合い、単色部分が確保されない場合があった。
また、従来の仕切板を設けた中皿の場合は、仕切板のゆえに混合調色作業がしにくく、とりわけ、3色以上の化粧料の調合を微妙に増減させてオリジナルな調色の作業には不適切であった。さらに、かかる調色作業のための調色スペースを収納部とは別に設けたものは、調色ごとに使い切れなかった化粧料を廃棄する必要があったため、経済的ではなかった。
特に最近、アイカラー用化粧料とチークカラー用化粧料のように適用する部位が異なる多色粉末化粧料をひとつの中皿に充填するケースが多く、単色と混色の領域のみならず、アイカラー用とチーク用といった用途毎の使用領域も特定できる中皿が求められている。
実公平03−25694
そこで本発明は、従来の多色粉末化粧料中皿のかかる欠点を克服し、少なくとも3色の化粧料を自由に調色することができるとともに、単色と混色、さらには、用途毎の使用領域を確保することができる多色粉末化粧料中皿の提供をその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、底部の周縁より立設する周壁によって化粧料を充填可能な収納部を形成し、一対の相対する周壁から収容部の中央方向へ少なくとも2つの仕切板が互い違い方向に突出して形成されている多色粉末化粧料中皿である。
本発明にかかる多色粉末化粧料中皿は、収納部に充填された複数色の化粧料を仕切板によって互いに完全に区切るのではなく、一部のみを区切ることにより、使用し続けても単色と混色用のスペースの区別を維持することができる。
また、本発明にかかる多色粉末化粧料中皿は、少なくとも2つの仕切板が互い違いに設けられていることにより、アイカラー用やチーク用といった用途毎の使用領域を容易に特定することができる。
本発明の多色粉末化粧料中皿の平面図 本発明の多色粉末化粧料中皿のA−A断面図 本発明の多色粉末化粧料中皿のB−B断面図 本発明の多色粉末化粧料中皿に充填された化粧料の使用方法の一例を模式的にあらわしたもの 本発明の多色粉末化粧料中皿にアイカラー用とチークカラー用の化粧料を充填した場合の使用方法の一例を模式的にあらわしたもの
以下、本発明の多色粉末化粧料中皿の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本発明の多色粉末化粧料中皿の平面図、図2は同A−A断面図、図3は同B−B断面図である。図中、1は中皿、11は周壁、12は底部、13は収納部、14は仕切板、15は仕切板、16は充填用穴、111は凹部、112は凹部、161は鍔部をそれぞれ示す。
図に示すように、本発明の中皿1は、底部12の周縁より立設する周壁11によって内部に化粧料を充填可能な収納部13を形成する有底容器である。本実施態様では、中皿1は平面視で矩形に形成されているが、形状はこれに限らず、正方形、円形、楕円形などに形成しても良い。
本発明の多色粉末化粧料中皿は、粉末化粧料が充填される収納部13に少なくとも2つの仕切板が設けられ、本実施態様では2つの仕切板14、15が設けられている。図1に示すように、仕切板14および15は、一対の相対する周壁11から収容部13の中央方向へそれぞれ突出して形成されている。すなわち、図1では、仕切板14が下辺にあたる周壁11より、また、仕切板15が上辺にあたる周壁11より、互い違い方向に突出するように形成されている。図1ないし図3に示すように、仕切板14、15はいずれも周壁11から連続して分岐するように形成されており、周壁11の高さと同じ高さになるよう形成されている。
2つの仕切板の収容部13の中央方向への突出長さは、単色で使用する領域と混色で使用する領域の配分や、実際に使用される塗布具のサイズなどを考慮して設定することができ、それぞれ同じ突出長さとすることも、異なる突出長さとすることもできる。本実施態様では、2つの仕切板の収容部13の中央方向への突出長さが異なっており、具体的には、突出長さがより長い仕切板14は、突出方向の相対する周壁11までの距離のおよそ1/2程度まで突出するように形成されており、突出長さがより短い仕切板15は、突出方向の相対する周壁11までの距離のおよそ1/3程度の長さに形成されている。これらの仕切板の突出長さは特に制限はないが、より長く形成された仕切板の突出長さが突出方向の相対する周壁11までの距離のおよそ1/2以下になるように形成することが好ましい。
また、底板12には充填用穴16が設けられている。充填用穴16は、その半分が周壁11の内壁にかかるようにして形成されており、周壁11の内壁は充填用穴16の開口に合わせて半円形に一部切り欠かれている。かかる周壁11の切り欠き部の上端には半円形状の鍔部161が収納部13内に突出して設けられている。本実施態様の中皿1への化粧料の充填は以下の通りである。まず、中皿1の裏側より充填用穴16に充填用ノズルを挿入し、かかるノズルを介して溶融状態の化粧料を収納部13内に充填する。このとき、充填用ノズルは中皿に対して垂直方向に向くため、充填時の化粧料の急激な流入により局部的な陥没、ひび割れ、色むら等が発生するおそれがあるが、充填用穴16の上方に設けられた鍔部161によって化粧料の流入が分散され、化粧料の表面をより滑らかに且つ美しく仕上げることができる。なお、本発明の多色粉末化粧料中皿の充填方法はこれに限らず、従来公知の他の充填方法を採用することもできる。
図4は、本発明の多色粉末化粧料中皿に多色粉末化粧料を充填した状態を示す模式図である。本実施態様では、色が異なる4種類の化粧料a、b、c、dが並んで配列され、全部で4色になるよう構成されているが、例えばこれ以外にも、bとc部分を同一の種類として全部で3色としたり、bとcの部分に更に異なる色の化粧料を加えて全部で5色以上としても良い。図に示すように、仕切板14は左端に充填された化粧料aと化粧料aに隣接して配列された化粧料bとの境界に位置するように設けられており、一方、仕切板15は右端に配列された化粧料dと化粧料dに隣接して配列された化粧料cとの境界に位置するように設けられている。なお、本実施態様では2つの仕切板14、15に挟まれる化粧料bとcの間には仕切板は設けられていないが、化粧料bとcの間に更に仕切板を設けても良い。
図4により、本実施態様における中皿1に充填された化粧料の使用方法のひとつを例示する。例えば、各化粧料を単色で使用したい場合は、aないしdと記載された部分を使用すればよい。そして、それらの単色として使用する領域を確保しつつ、それ以外にも図に示すように少なくとも6通りの組み合わせ(a+b、a+b+c、a+b+c+d、b+c+d、b+c、c+d)の調色が可能となる。このように、本発明の多色粉末化粧料中皿は、2つの仕切板が互い違い方向に設けられているため、単色の領域と調色の領域との使い分けをより効果的に行うことができる。
また、図5は、本発明の多色粉末化粧料中皿にアイカラー用とチークカラー用の化粧料を充填した場合の使用方法のひとつを例示したものである。この使用例において、化粧料aはアイカラー用化粧料であり、化粧料dはチークカラー用化粧料、化粧料bおよびcはアイカラー及びチークカラー兼用化粧料である。このような配列で充填した場合、アイカラーとして使用する領域はXの部分とし、チークカラーとして使用する領域はYの部分とすることができる。すなわち、仕切板14、15が互い違いに突出して形成されているため、アイカラーとして使用する領域は、化粧料aの仕切板14が設けられていない部分から横に連続する化粧料b、cに自ずと区画され、チークカラーとして使用する領域は、化粧料dの仕切板15が設けられていない部分から横に連続する化粧料c、bに自ずと区画されやすい。したがって、用途に応じて、使用領域を確保することが容易となる。なお、アイカラー用とチークカラー用の塗布具のサイズは異なっていることが一般的であり、通常はアイカラー用よりもチークカラー用の塗布具の塗布部は幅広のブラシタイプのため、本実施態様のように、チークカラー用化粧料dと化粧料cを仕切る仕切板15をやや短めにすることで、化粧料dと化粧料cとの調色スペースを広めに確保でき、幅広の塗布具の使用が容易になる。
また、アイカラー用とチークカラー用の化粧料の領域をより明確に区別するために、化粧料の表面にそれぞれ互いに識別可能な標識を設けてもよい。例えば、アイカラーゾーンには化粧料の表面に縞状の凹凸模様を形成し、チークカラーゾーンの化粧料には水玉の凹凸模様を形成するなどすれば、使用開始時にそれらの領域の区別がよりはっきりと認識できる。
本発明にかかる多色粉末化粧料中皿の具体的な使用方法としては以下の通りである。図4、5の化粧料の配列を例にとると、アイカラーとして、まず、化粧料a、b、cを混合調色して塗布し、次に、その上から単色の化粧料aを塗布して仕上げる。また、チークカラーとして、化粧料b、c、dを混合調色して塗布し、次に、その上から単色の化粧料dを塗布して仕上げる。以上を基本パターンとし、更に使用者の好みによって、各化粧料を調色して塗布することができる。
1 … … 中皿
11 … … 周壁
12 … … 底部
13 … … 収納部
14 … … 仕切板
15 … … 仕切板
16 … … 充填用穴
111 … … 凹部
112 … … 凹部
161 … … 鍔部

Claims (4)

  1. 底部の周縁より立設する周壁によって化粧料を充填可能な収納部を形成し、一対の相対する周壁から収納部の中央方向へ少なくとも2つの仕切板が互い違い方向に突出し、該仕切板が化粧料を完全に区切るのではなく部分的にのみ区切るように形成されている多色粉末化粧料中皿。
  2. 前記仕切板が2つであり、それら仕切板の中央方向への突出長さが異なっていることを特徴とする請求項1に記載の多色粉末化粧料中皿。
  3. 前記2つの仕切板のうち、突出長さがより長い仕切板は、突出方向の相対する周壁までの距離のおよそ1/2まで突出するように形成されており、突出長さのより短い仕切板は、突出方向の相対する周壁までの距離のおよそ1/3の長さに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の多色粉末化粧料中皿。
  4. 前記収納部には4種類の化粧料が並んで配列され、該4種類の化粧料の両端に配列された化粧料とその化粧料と隣接する化粧料との間に前記2つの仕切板が設けられ、該2つの仕切板に挟まれる2種類の化粧料の間には仕切板を設けないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多色粉末化粧料中皿。
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