JPH03255798A - 画像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は画像情報の記録再生を行なう画像記録再生装置
に係り、特にダビング記録時のモニタ機能を有する画像
記録再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は、従来のこの種の装置の構成を示す回路ブロッ
ク図である。この第２図を基に、記録時の動作について
説明する。

画像入力端子２０より入力された信号は入力処理回路２
１により、輝度信号（Ｙ信号）と２色差信号（Ｒ−Ｙ信
号、Ｂ−Ｙ信号）とに分離され、それぞれスイッチ２２
，２３．２４に入力されている。スイッチ２２の出力は
輝度ＦＭ変調器３０に入力されると共に、出力処理回路
２５に入力される。また、スイッチ２３．２４の出力は
ともに色差線順次スイッチ３１へ入力されるとともに、
出力処理回路２５に入力されている。このスイッチ３１
は、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号を順次切換えて出力することに
よりオフセット付色差線順次信号に変換して色差ＦＭ変
調器３２へ出力している。また、出力処理回路２５はス
イッチ２２，２３．２４からの信号を所定のテレビジョ
ン信号（例えば、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号）に
準拠した画像信号に変換して、画像出力端子２６より入
力モニタ信号として出力する。また、ＦＭ変調器３０．
３２によりＦＭ変調された信号は、加算回路３３により
加算された後、記録アンプ３４、スイッチ３５、磁気へ
ラド１１を介して磁気ディスク１０に記録される。

次に、こうして磁気ディスク１０に記録された画像信号
を再生する動作について説明する。

磁気ディスク１０より磁気へラド１１により再生された
再生信号は、スイッチ３５、プリアンプ３６を介して輝
度ＦＭ復調器３７、色差ＦＭ復調器３８に入力される。

これらＦＭ復調器３７，３８によりベースバンド信号に
復調された輝度信号及び色差線順次信号は、そのままで
はテレビモニタに接続で表示できないため、該テレビモ
ニタにて表示するために必要な処理が行われる。即ち、
ＦＭ復調された輝度信号は補間回路４０により、１フイ
一ルド分の再生輝度信号を用いて他のフィールドの再生
輝度信号が補間され、さらにスキュー補償回路４１によ
り１／２Ｈ（Ｈは１水平走査期間）のスキュー補償が施
され、インターレースしたフレーム再生輝度信号に変換
される。このフレーム再生輝度信号は、輝度信号ダビン
グ端子５３より出力されると共に、スイッチ２２を介し
て出力処理回路２５に入力されている。

一方、オフセット付色差線順次信号はスキュー補償回路
４２により１／２Ｈのスキュー補償が施され、さらに同
時化回路４３により、色差線順次信号から独立したＲ−
Ｙ、Ｂ−Ｙ信号が形成される。これらの信号はそれぞれ
Ｒ−Ｙ信号ダビング端子５４、Ｂ−Ｙ信号ダビング端子
５５より出力されると共に、スイッチ２３．２４を介し
て出力処理回路２５に入力される。そして、この出力処
理回路２５はＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号を所定のテレビジョン
信号（例えば、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン信号）に準
拠した画像信号に変換して、画像出力端子２６より再生
モニタ信号として出力される。

次に、ダビング記録動作について説明する。

輝度信号ダビング入力端子５０、Ｒ−Ｙ信号ダビング入
力端子５１、Ｂ−Ｙ信号ダビング入力端子５２より入力
されたダビング信号は、それぞれスイッチ２２，２３．
２４に入力される。スイッチ２２，２３．２４のそれぞ
れは入力されたダビング信号を選択し、前述した記録動
作と同様な手順で磁気ディスク１０に画像が記録される
。このように、ダビング入出力端子５０〜５２より画像
信号を入力して行うダビング記録は、入力処理回路２１
及び出力処理回路２５を介することな（ダビングできる
ため、画像信号の劣化を少な（することができる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら上記従来例では、ダビング信号としてＲ−
Ｙ、Ｂ−Ｙ信号を別々に入力するため、ダビング記録時
にＲ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号のレベル差が生じ、色相がず
れてしまうという欠点があった。また、色差判別用オフ
セット電圧を再生時に削除した後、記録時に再び付加す
るためオフセット電圧の誤差が増えるという欠点があっ
た。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、ダビング
記録時に信号劣化が少な（、特に色相がずれることな（
画像を記録・再生できる画像記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の画像記録再生装置は
以下の様な構成からなる。即ち、輝度信号ダビング入力
端子及び色差線順次信号ダビング入力端子を備えてダビ
ング記録を行なう記録再生装置であって、画像信号を入
力し、輝度ＦＭ変調信号と色差ＦＭ変調信号に変換して
記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体より前記
輝度ＦＭ変調信号と色差ＦＭ変調信号を読出して復調す
る復調手段と、前記復調手段により復調された再生輝度
ＦＭ復調信号と再生色差ＦＭ復調信号に対して画像処理
を行う画像処理手段と、前記ダビング入力端子より入力
された輝度ダビング信号と色差ダビング信号とを前記画
像処理手段を通して記録或は再生するダビング信号処理
手段とを有する。

［作用］ 以上の構成において、画像信号を入力し、輝度ＦＭ変調
信号と色差ＦＭ変調信号に変換して記録されている記録
媒体より、輝度ＦＭ変調信号と色差ＦＭ変調信号を読出
して復調する。この復調された再生輝度ＦＭ復調信号と
再生色差ＦＭ復調信号は、画像処理手段により更に処理
されて出力される。そこで、ダビング入力端子より入力
された輝度ダビング信号と色差ダビング信号とを、その
画像処理手段を通して記録或は再生することにより、ダ
ビング入力信号にスキュー補償、補間フィールドの作成
、色差線順次信号の同時化などの各画像処理を行なって
画像出力端子より出力できる。これにより、記録するダ
ビング入力信号をテレビモニタ等により確認できるとと
もに、記録するダビング画像信号をより良い状態にて記
録できる。

［実施例コ 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。

第１図は本実施例の画像記録再生装置の構成を示す回路
ブロック図で、図において、第２図の従来例と同一部分
は同じ番号で示している。

まず、第１図を参照して、記録動作について説明する。

この記録動作時には、スイッチ２７〜２８及びスイッチ
３５，６１．６２はいずれもａ側に接続されている。

画像入力端子２０より入力された信号は、入力処理回路
２１により輝度信号（Ｙ信号）、２色差信号（Ｒ−Ｙ信
号、Ｂ−Ｙ信号）に分離・変換され、それぞれスイッチ
２７，２８．２９に入力される。スイッチ２７の出力は
スイッチ６１を介して輝度ＦＭ変調器３０に入力される
と共に、出力処理回路２５に入力される。

また、スイッチ２８．２９の出力は色差線順次スイッチ
３１に入力されると共に出力処理回路２５に入力される
。スイッチ３１はＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号をＩＨ毎に端子ａ
、ｂ側に接続することにより、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号をオ
フセット電圧付色差線順次信号に変換してスイッチ６２
に出力する。

このスイッチ６２の出力は色差ＦＭ変調器３２に入力さ
れている。出力処理回路２５はスイッチ２７．２８．２
９からの信号を所定のテレビジョン信号（例えば、ＮＴ
ＳＣ方式のテレビジョン信号）に準拠した画像信号に変
換して、画像出力端子２６より入力モニタ信号として出
力している。

９はこの端子２６より出力された画像信号を表示するモ
ニタである。

一方、スイッチ６１．６２を通り、ＦＭ変調器３０．３
２によりＦＭ変調された信号は加算回路３３により加算
された後、記録アンプ３４、スイッチ３５、磁気へラド
１１を介して磁気ディスク１０に記録される。

次に、磁気ディスク１０に記録された画像信号の再生動
作について説明する。この再生動作においては、スイッ
チ２７〜２９．スイッチ３５．スイッチ６３，６４はい
ずれもｂ側に接続されている。

磁気ディスク１０から磁気ヘッド１１により再生された
再生信号は、スイッチ３５、プリアンプ３６を介して、
輝度ＦＭ復調器３７、色差ＦＭ復調器３８に入力される
。これら輝度ＦＭ復調器３７、色差ＦＭ復調器３８によ
りベースバンド信号に復調された輝度信号及びオフセッ
ト電圧付色差線順次信号は、それぞれスイッチ６３．６
４を介して補間回路４０、スキュー補償回路４２に入力
される。スイッチ６３．６４の出力はまた、それぞれ同
期信号付輝度信号ダビング端子５３、オフセット電圧付
色差線順次信号ダビング端子６５にも出力される。

スイッチ６３を通った輝度信号は補間回路４０により、
１フイ一ルド分の再生輝度信号を用いて他のフィールド
再生輝度信号が補間され、さらにスキュー補償回路４１
により１／２Ｈのスキュー補償が施され、インターレー
スしたフレーム再生輝度信号に変換される。この信号は
スイッチ２７を介して出力処理回路２５に入力される。

また、オフセット付色差線順次信号は、スキュー補償回
路４２により１／２　Ｈのスキュー補償が施され、さら
に同時化回路４３により、独立したＲ−Ｙ信号、Ｂ−Ｙ
信号が形成される。この信号はそれぞれスイッチ２８．
２９を介して出力処理回路２５に入力される。これによ
り、出力処理回路２５はスイッチ２７，２８．２９から
の信号を所定のテレビジョン信号（例えば、ＮＴＳＣ方
式のテレビジョン信号）に準拠した画像信号に変換し、
画像出力端子２６より再生モニタ信号として出力され、
モニタ９にて表示される。

次に、第１図の回路によるダビング記録動作について説
明する。この場合は、スイッチ２７〜２９及びスイッチ
６１．６２はいずれもｂ側に接続され、スイッチ３５、
スイッチ６３．６４はいずれもａ側に接続されている。

同期信号付輝度信号ダビング入力端子５ｏ、オフセット
電圧付色差線順次ダビング入力端子６゜より入力された
ダビング信号は、それぞれスイッチ６１．６２に入力さ
れる。スイッチ６１．６２はダビング信号を選択し、前
述した記録動作と同様な手順で記録が行われる。

ダビング入力端子５ｏ及び６ｏより入力されたダビング
信号は、スイッチ６１及び６２に入力されると共に、そ
れぞれスイッチ６３、スイッチ６４にも入力される。こ
れらスイッチ６３．６４により選択されたダビング信号
はそれぞれ補間回路４０、スキュー補償回路４２に入力
されるとともに、ダビング出力端子５３．６５よりダビ
ング・スルー信号として他の記録装置等に出力される。

スイッチ６３を介して補間回路４ｏ及びスキュー補償回
路４２にそれぞれ入力されたダビング入力信号は、以下
再生動作と同様な手順で処理され、スイッチ２７，２８
．２９を介して出力処理回路２５に入力され、所定のテ
レビジョン信号（例えば、ＮＴＳＣ方式のテレビジョン
信号）に準拠して画像信号に変換されて画像出力端子２
６よりダビングモニタ信号として出力され、モニタ９に
て表示される。

以上の構成により、記録するダビング信号の内容をテレ
ビモニタ９により確認しながら、劣化が少な（、特に色
相のずれないダビング記録を行なうことができる。

以上説明したように本実施例によれば、輝度ダビング入
力信号と輝度ＦＭ復調信号との切替スイッチ、色差線順
次ダビング入力信号と色差線順次ＦＭ復調信号との切替
スイッチを備え、ダビング入力を選択した時は、ダビン
グ入力信号にスキュー補償、補間フィールド画像信号の
作成、色差線順次信号の同時化等の各処理を施して画像
出力端子より出力することにより、磁気ディスクに記録
するダビング入力信号を、テレビモニタ等により確認す
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ダビング記録時に
信号劣化が少な（、特に色相がずれることなく画像を記
録・再生できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の画像記録再生装置の概略構成を示す
回路ブロック図、そして 第２図は従来例の画像記録再生装置の概略構成を示す回
路ブロック図である。 図中、９・・・モニタ、１０・・・磁気ディスク、１１
・・・磁気ヘッド、２０・・・画像入力端子、２１・・
・入力処理回路、２５・・・出力処理回路、２６川画像
出カ端子、２７〜２９，３１，３５．６１〜６４・・・
スイッチ、３０．３２・・・ＦＭ変調器、３４・・・記
録アンプ、３６・・・プリアンプ、３７．３８・・・Ｆ
Ｍ復調器、４０・・・補間回路、４１．４２・・・スキ
ュー補償回路、４３・・・同時化回路である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）輝度信号ダビング入力端子及び色差線順次信号ダ
   ビング入力端子を備えてダビング記録を行なう画像記録
   再生装置であつて、 画像信号を入力し、輝度ＦＭ変調信号と色差ＦＭ変調信
   号に変換して記録媒体に記録する記録手段と、 前記記録媒体より前記輝度ＦＭ変調信号と色差ＦＭ変調
   信号を読出して復調する復調手段と、前記復調手段によ
   り復調された再生輝度ＦＭ復調信号と再生色差ＦＭ復調
   信号に対して画像処理を行う画像処理手段と、 前記ダビング入力端子より入力された輝度ダビング信号
   と色差ダビング信号とを前記画像処理手段を通して記録
   或は再生するダビング信号処理手段と、 を有することを特徴とする画像記録再生装置。
2. （２）前記画像処理手段は、復調された再生輝度ＦＭ復
   調信号に対して補間処理、スキュー補償を行い、復調さ
   れた再生色差ＦＭ復調信号に対してスキュー補償及び同
   時化処理を行うようにしたことを特徴とする請求項第１
   項に記載の画像記録再生装置。