JPH0325395B2 - - Google Patents

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JPH0325395B2
JPH0325395B2 JP16935984A JP16935984A JPH0325395B2 JP H0325395 B2 JPH0325395 B2 JP H0325395B2 JP 16935984 A JP16935984 A JP 16935984A JP 16935984 A JP16935984 A JP 16935984A JP H0325395 B2 JPH0325395 B2 JP H0325395B2
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JP
Japan
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control panel
period
elevator
work
circuit
Prior art date
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JP16935984A
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English (en)
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JPS6151475A (ja
Inventor
Seiichi Ikeda
Yoshio Matsuzaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP16935984A priority Critical patent/JPS6151475A/ja
Publication of JPS6151475A publication Critical patent/JPS6151475A/ja
Publication of JPH0325395B2 publication Critical patent/JPH0325395B2/ja
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はエレベーターの改造作業工法に係り、
特にエレベーターを長期間連続停止させることな
くエレベーター全体の改造を行なうエレベーター
の改造作業工法に関する。
〔発明の背景〕
一般にエレベーターの性能は高速化、省電力及
び制御の知能性などの技術レベルに安全性、意匠
性など多様な項目で総合評価され、その商品価値
が決定付けられる。
最近のエレベーターは電子技術の採用によつて
サービス機能が著しく進歩すると共に、意匠面に
於いても現代感覚にマツチしたものとなり、安全
で快適な輸送設置として重要されている。
一方、十数年前に設置されたエレベーターは、
建屋がその時代感覚に合わせ改装工事等によりイ
メージを一新していくなかで、旧態依然とした機
能と意匠で使用されており、利用者からはエレベ
ーターの性能の根本的なレベルアツプが望まれて
いる。このレベルアツプの大まかな内容として
は、見栄えなどの点からかご意匠、運転盤、各階
表示灯などの意匠品の一新を始めとして、巻上電
動機などの機器の信頼性の面からの取替え、さら
には乗りごこち及び着床精度などを中心とした走
行性能の向上を目的とする制御変更、また、耐震
性能の向上などの付加仕様の追加などかなり大規
模な改造内容となる。
このような大規模な改造を行なう場合の従来の
一般的な作業工法を第6図に示す。
第6図はエレベーター全体におよぶ改造作業の
一例工法を主要作業順序に示したもので、その作
業は昇降路及び機械室の旧部品の取外しから始ま
り、機械室部品の設置、各機器への配管通線、新
設かごの組立て、各機器結線と関連している機器
を順次交換していく必要からエレベーターを長期
間に渡り作業が完了するまで連続的に停止しなけ
ればならなかつた。
このように、エレベーターの全体的な改造作業
は、新設のエレベーターを据付けるのと同様な工
程となり約1ケ月程度の工期を必要としていた。
従来、全体的な工期の低減および作業方法の簡
略化を図る方法として、例えば特開昭52−45099
号公報に示されているように、かご枠を利用して
塔内機器を取付ける方法などがある。
この方法によれば全体的な工期を低減すること
は可能であるが、やはりエレベーターを連続して
長期間停止させなくてはならない。
しかしながら、エレベーターを約1ケ月程度の
長期間に渡つて連続停止させることは、エレベー
ターがビル施設の縦の輸送設備として必要不可欠
な現状を考えた場合、ビルの利用者に多大の不便
をかけるという欠点があつた。
特に比較的小さなビルでエレベーターが1台の
み設置されている貸ビル等では、この欠点がより
顕著であつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、エレベーターの構成機器を新
しいものに取替える作業を数回の工期に分けて行
う際に、各工期の取替え作業に要する時間を最小
とし、改造途中でも通常通りの運転を可能とする
エレベーターの改造作業工法を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、既設エレベーターを構成して
いる電動機、この電動機への電源の切換えを行う
主開閉器盤、電動機等の制御を行う制御盤、乗か
ご、この乗かご内に設けられた運転盤等を、新し
いものに取替える作業を数回の工期に分けて行う
エレベーターの改造作業工法において、前記既設
制御盤を、前記工期毎に使用される複数の専用回
路を具備した新設制御盤に取替え、電動機、主開
閉器盤を新電動機、新主開閉器盤に取替えた際、
それぞれに対応した専用回路に接続替えを行うよ
うにしてある。
上記のように、新設制御盤には各作業工期毎に
使用される専用回路が具備されているので、次に
工期に移行したとき、その工期の作業内容に対応
した専用回路に接続替えを行うだけでよく、その
都度専用回路を取付け、そして配線替えをした
り、別の専用回路に取付け替えを行う必要がなく
なり、これに費やされる時間が短縮されるととも
に、制御盤、電動機、主開閉器盤をそれぞれ異な
る工期に取替えることができるようになるため、
一つの工期当りの取替え作業時間を短くすること
ができ、機器の取替えに当つてエレベーターの運
転を長期間連続して停止させることがなく、改造
中でも通常通りの運転が可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明
する。図中2重枠部分は取替える等の作業を行な
う機器を示す。
第1図は各機器の関連を示したもので、電動機
Mとこの電動機Mへの電源の切換えを行なう主開
閉器盤STP、電動機M等の制御を行なう制御盤
CP、乗かご(図示せず)内に設けられている運
転盤OPBなどによつて構成されている既設エレ
ベーターにおいて、前述したように建屋ビルのイ
メージに合わせたエレベーター意匠の近代化及び
性能の向上を目的とした最新化の改造工事作業を
4期に分割して行なう方法を示す。
まず、第1期工事では、顧客イメージの点から
利用者が一番目につけるかご内意匠品、かご側
板、天井枠、運転盤OPBの取替えを行なう。
運転盤OPBは、十数年前に納入された既設の
白熱灯点灯式から、現代感覚に合つた発光ダイオ
ード式の運転盤OPB1に交換するため、発光ダ
イオード点灯用の信号回路を有する信号盤SPを
追加しなければならない。
従来、既設されている制御盤CP内の信号回路
を配線変更していたが、この方法では制御盤CP
内の他の回路にも影響を与え、配線本数も増加し
作業量が増え第1期工事を土曜日、日曜日などの
ビルの休館日だけで行なうことが不可能となる。
第2期工事では、第1期工事で追加した信号盤
SPの機能を有する新制御盤CP1を追加し、信号
盤SP及び既設制御盤OPを撤去する。
第3期工事では電動機Mを新設電動機M1に取
替え、電動機M1の取替えに伴ない主開閉器盤
STPおよび新制御盤CP1の配線変更を行なう。
最終工期の第4期工事では、主開閉器盤STP
を撤去し、新制御盤CP1に主開閉器盤STPの機
能を組込み、盤関係の一面化を図る。
第3期工事では、電動機Mの取替に伴ない主開
閉器盤STPを撤去し、新制御盤CP1の主開閉器
盤STPとの一面化まで行なうことが望ましいが、
ビルの休館日であるわずか2日間程度では、ここ
まで作業を行なう時間がないため、第3期と第4
期に分割する。
さらに、各工期の順序をいれちがえて、例え
ば、電動機Mを第1期工事で取替え、第2期工事
で制御盤CP1を取替えようとした場合、既設制
御盤CPの配線変更が多くなり作業量が増大する。
また、制御盤CP1を第1期工事で取替え、運
転盤OPB1を第2期工事で取替えるようにした
場合、制御盤CP1内に既設の運転盤OPBの信号
回路を組込む必要が生じ、制御盤CP1が必然的
に大きいものとなり、建屋への搬入などに問題が
生じる場合がある。また、この作業方法において
第3期以降で電動機Mを取替えると制御盤CP1
の配線変更量が全体として増加するため望ましく
ない。
このように、運転盤OPBの取替えを第1期工
事で行なうことは、エレベーター全体の制御回路
を流用することができるなど、制御盤CPなどへ
の影響を最小限にすることができ、各工期の作業
量を少なくできる。
このように、本発明の実施例によれば、エレベ
ーター全体の改造機工事作業を4期以上に分割
し、各工期の作業をビル休館日のみで行うことが
でき、しかも各工期の間はエレベーターを通常運
転で利用できる。
このため、エレベーター改造工事のために、ビ
ルの営業活動を長期に渡り休む必要がなく、ビル
の営業を行いながら段階的にエレベーターの最新
化が図れる。
次に前述の第1図の第3期、第4期で生じる新
設制御盤の配線変更作業の方法について第2図よ
り第4図まで用いて説明する。
第2図は第1図の第2期で新設した制御盤CP
1の制御回路の一部を示すもので、この制御回路
は、第2期以後最終工期まで使用できる共通回路
と、第2期以後の特定工期のみ使用する専用回路
とをブロツク的に示したものである。各回路の配
線変更部はコネクタに接続、集約されている。
第2期終了後は、共通回路11と、この第2期
で必要とする第2期専用回路21が、それぞれの
回路の変更部を集約し接続されたコネクタ31と
41により結合されている。この時第3期、第4
期で必要となるそれぞれの専用回路22,23の
変更部を集約し接続されたコネクタ32,33に
はダミーキヤツプ51がかぶせられ、回路を無効
としている。次に第3期によるこの制御回路1の
配線変更は、コネクタ31と41の結合を外し、
第3期専用回路22のコネクタ32にかぶせられ
ているダミーキヤツプ51も外し、コネクタ32
と41を結合させて、この制御回路1の第3期で
の配線変更作業を終える。第4期での配線変更も
同様の手順で行う。
第3図、第4図は前述の配線変更を、実際のリ
レーシーケンス回路を例にとり、変更方法を示す
図である。ここでリレーFは前述の制御回路を構
成する信号リレーの1つで、A1,B1,C1,D1
E1は同じく制御回路を構成するリレー(図示し
ない。)の接点である。35,36,45は信号
リレーFの回路構成部で、配線変更部を集約し接
続されたコネクタである。コネクタ45は、共通
回路の変更部を集約したコネクタで、第2図のコ
ネクタ41に相当するものであり、コネクタ3
5,36は、専用回路の変更部を集約したもの
で、同じく第2図のコネクタ31,32に相当す
る。第3図は第2期での回路構成を示しており、
第4図aに示す回路となつている。すなわちリレ
ーFはA1,B1,C1の直列接続の回路となる。第
3期では、第3図において、コネクタ35と45
の結合が外され、コネクタ36と45が結合され
る。これにより、リレーFの回路構成は、第4図
aよりbに変更になり、A1,B1,D1,E1の直並
列接続の回路となる。
このコネクタによる配線作業方法によれば次の
効果が考えられる。
1 コネクタの結合を交換するだけで配線作業が
可能なため、作業時間が短くてすむ。
2 コネクタを使用しない電線1本ずつの配線変
更作業に比べて、誤配線が皆無となり、作業後
の点検が不要となる。
3 コネクタの交換作業には特別な技能を必要と
しないため、作業者を選択する必要がない。
4 配線変更作業に要する時間が短くなるため、
各工期単位の総合的作業時間を低減することが
できる。
次に第5図は前述の新設制御盤の配線変更部の
コネクタへの集約方法の他の実施例を示すもので
ある。第2図とは専用回路を各工期ごとにわける
のではなく、集合回路とし、共通回路との接続は
複数のコネクタを組み合せ、かつ相互に接続され
たコネクタ組品(以下複合コネクタと称す。)を
使用する点で異なる。この場合各工期ごとに生じ
る配線変更部は複数のコネクタに集約される。各
工期に生じる配線変更は、複合コネクタ61を交
換すれば良い。
この実施例では専用回路を構成する部品が他の
専用回路の部品と共用可能となり、制御盤内での
専用回路構成のための部品実装面積が低減でき、
制御盤の小型化、製作原価の低減という効果がさ
らに達成される。
〔発明の効果〕
以上詳細に述べたように本発明によれば、新設
制御盤には各作業工期毎に使用される専用回路が
具備されているので、次の工期に移行したとき、
その工期の作業内容に対応した専用回路に接続替
えを行うだけでよく、その都度専用回路を取付
け、そして配線替えをしたり、別の専用回路に取
付け替えを行う必要がなくなり、これに費やされ
る時間が短縮されるとともに、制御盤、電動機、
主開閉器盤をそれぞれ異なる工期に取替えること
ができるようになるため、一つの工期当りの取替
え作業時間を短くすることができ、機器の取替え
に当つてエレベーターの運転を長期間連続して停
止させることがなく、改造途中でも通常通りの運
転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例工法の各工期の機器
の関連を示す図、第2図は第1図で示す制御盤の
配線変更の生じる回路の構成図、第3図と第4図
は第2図の構成部分を実際のリレーシーケンス回
路で示した図、第5図は第2図の制御盤の配線変
更の生じる回路の構成図に対する他の実施例の構
成図、第6図は従来の代表的な改造工事作業の作
業順序を示す図である。 1……制御回路、21……第2期専用回路、2
2……第3期専用回路、23………第4期専用回
路、25……専用回路、31〜33,35〜41
……コネクタ、51……ダミーキヤツプ、61…
…複合コネクタ、11……共通回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エレベーターを構成している電動機、この電
    動機への電源の切換えを行う主開閉器盤、電動機
    等の制御を行う制御盤、乗かご、この乗かご内に
    設けられた運転盤等を、新しいものに取替える作
    業を数回の工期に分けて行うエレベーターの改造
    作業工法において、前記既設制御盤を、前記工期
    毎に使用される複数の専用回路を具備した新設制
    御盤に取替え、電動機、主開閉器盤を新電動機、
    新主開閉器盤に取替えた際、それぞれに対応した
    専用回路に接続替えを行うことを特徴とするエレ
    ベーターの改造作業工法。
JP16935984A 1984-08-15 1984-08-15 エレベ−タ−の改造作業工法 Granted JPS6151475A (ja)

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JP16935984A JPS6151475A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 エレベ−タ−の改造作業工法

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JPS6151475A JPS6151475A (ja) 1986-03-13
JPH0325395B2 true JPH0325395B2 (ja) 1991-04-05

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JP16935984A Granted JPS6151475A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 エレベ−タ−の改造作業工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006206196A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの改修工法

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JPS6151475A (ja) 1986-03-13

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