JPH03251995A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は積層された商品を順次投出する自動販売機の商
品収納装置に関する。

従来の技術 近年、自動販売機の商品収納装置は、外国たばこの輸入
増加等によシ販売中身商品数の増大を要望されてきて商
品収納部分を細分化（実際に多段化）の傾向となってい
る。

以下図面を参照しながら、上述した従来の自動販売機の
商品収納装置の一例について説明する。

第４図、第５図、第６図は従来の自動販売機の商品収納
装置を含む自動販売機の庫内構造を示すものである。図
において、１はキャビネットである。２はドアである。

３は商品取出口である。４は前後２列に積層収納された
商品である。５は商品収納棚である。６は各商品４を区
切るための仕切板である。７は仕切板６より区切られた
収納枠である。８は収納枠７の下部即ち商品収納棚５の
上面にそれぞれ１個ずつ設けられて前後に往復運動を行
う投出片である。９は各収納枠７の前側に位置し商品４
が前に落下するのを防ぐ案内杆である。１０は前記案内
杆９をその下端で挿通保持し、取シつけ位置を前後に段
階的に変更できる調節片であシ、１０　ａはその上部に
設けた溝部であり前記案内杆９を係合する。１１は前記
調節片１０を複数個併設保持する取付板であシその両端
部分にて商品収納棚５に固定されている。１２及び１３
はそれぞれ商品収納棚６の前後に位置する搬出通路でお
る。

以上のように構成された自動販売機の商品収納装置につ
いて、以下その動作について説明する。

積層収納された商品４は投出片８の動作によシその際下
段のものから順次投げ出されて搬出通路１２又は１３を
通って取出口３へ導かれるものである。

商品４が売シ切れた場合に当然収納作業が必要となるも
のであるが、まず前記案内杆９を少し持ち上げて調節片
１０の溝１０　ａとの係合を解除して手前へ回動させて
収納枠７の前面部分を開放してその部分から手を挿入し
商品４を収納するものである。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、商品補充時、収納
枠７を開放するために案内杆９を少し持ち上げて調節片
１０の溝１０ａとの保合を解除して前記収納枠７の外方
に回動させ、商品補充が完了したなら、前記案内杆９を
前記収納枠子の内方に回動させ前記調節片１０の前記溝
１０　ａに係合するという煩わしい商品補充動作が必要
という課題が存在する。又最近の自動販売機で販売する
多品種化傾向に伴う収納枠数増加によシ、前述の煩しい
商品補充動作を各収納枠毎に多数行う必要があシ、更に
収納枠数が増加すれば、商品補充完了後に前記案内杆９
を保持位置に戻さないまま販売を行う可能性があり、販
売が行われたならば、自動販売機本体の振動によシ、商
品４の積層状態が乱れる、或いは前記商品４が商品収納
ｓ５よシ落下するために、商品搬出部で前記商品４がつ
まシ、販売ができなくなるというトラブルが発生するた
め、異常検出装置を設けなければならないという課題が
存在する。

本発明では、前記課題を解決するために商品補充時には
、案内杆に軸支された案内板が収納枠の仕切板に近接す
る方向に回動し、収納枠の開口から商品の補充を許容す
るとともに商品補充完了時には付勢手段の付勢力によシ
保持位置に戻ることができる自動販売機の商品収納装置
を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであり
、商品を積層状態で収納し前面に開口を設けた収納枠を
有する自動販売機商品収納装置において、前記収納枠の
上部に装着された調節片と、調節片に嵌着された案内杆
と、案内杆に軸支され回動可能な案内板と、この案内板
が前記収納枠の外方に回動させるトーションバネと、前
記調節片に設は前記案内板を規制する調節片凸部を具備
したことによシ前記課題を解決することができる。

作　　　用 本発明の自動販売機の商品収納装置において、商品補充
時に商品を収納枠の開口よシ押圧すれば、案内板は前記
商品の挿入方向前面に押圧され前記収納枠の内方に向か
って案内杆に軸支されたトーションバネの付勢力に抗し
て回動し、前記収納枠の開口からの商品の補充を許容す
るとともに、商品補充完了時には案内板は前記収納枠の
外方に向かって案内杆を軸支し案内板がトーションバネ
の付勢力により回動し、案内板の先端が収納枠に積層さ
れた商品の前面に対向する位置にて調節片凸部により回
動を規制され、案内板は商品保持状態となる。

実施例 以下本発明の一実施例の自動販売機の商品収納装置につ
いて第１図から第３図をもとにして説明するが、従来例
と同一構成については同一番号を付してその詳細な説明
を省略する。

図において、１４は合成樹脂からなる調節片であシ、収
納枠７の上部の商品収納棚５に締付ビス１４ａによシ装
着されている。１５は案内杆であり、前記調節片１４の
一端で収納枠子の一側に嵌着されている。１６は案内板
であシ、前記案内杆１５に軸支され回動する。１７は付
勢手段のトションバネでｓｂ、前記案内杆１５に巻着さ
れ前記収納枠７の外方に向かって回動する方向に前記案
内板１６を付勢する。１４ｂは前記調節片１４と一体に
形成した調節片凸部であシ、前記案内板１６の規制手段
である。この調節片凸部１４ｂによシ前記案内板１６の
先端が前記商品４の前面に対向する位置にくる。前記ト
ーションバネ１７と案内板１６の取付は案内杆１５にト
ーションバネ１７のトグル部１了ａを挿入し、その一端
を調節片凸部１４ｂと係止させ、その後、案内板１６の
貫通孔１６ａを案内杆１５に挿入して、トーションバネ
１７の他端を案内板１６と当接させ案内杆１５の先端に
Σリング（図示せず）を固定する。

以上のように構成された自動販売機の商品収納装置につ
いて以下第１図から第３図を用いてその動作を説明する
。

図は商品収納装置の販売時の状態を示しておシ、この状
態では、案内板１６は先端部で収納枠γに積層されてい
る商品４の前面を保持し、この商品４の飛吊しを防止し
ている。商品補充時、１個又は複数の商品４を収納枠７
の前面よシ収納しようとすると、案内板１６が前記商品
４の挿入方向前面に押圧され、前記案内板１６は案内杆
１５に軸支され、トーションバネ１７の付勢力に抗して
前記収納枠７の内方に向かって回動し、前記商品４の該
収納枠７への挿入を許容する。商品補充完了後、前記案
内板１６は該商品４から押圧を解除されるため、前記ト
ーションバネ１７の付勢力によシ前記案内杆１５を中心
に前記収納枠７の外方に向かって回動し、前記案内板１
６が前記調節片凸部１４ｂに当接するまで回動を続け、
規制される。

したがって、案内板１６は商品補充時には後方へ移動し
て簡単に入れられるとともに、設置が終ると日動的に案
内板１６と調節片凸部１４ｂが当たって商品が飛び出し
てくるのを防止できる。また積み重ねていくとき、何回
かに別けて補充作業をするが補充時に商品の上下方向の
整列ができる。

発明の効果 本発明の自動販売機の商品収納装置によれば、従来の商
品収納装置では商品補充時には各収納枠毎に設けられて
いた商品の飛び出しを防止する案内杆を保持位置よシ上
動させ、該案内杆の回動を規制する溝部よシ離間させた
後、待避位置まで回動させた後、前記収納枠への商品の
補充を行い、商品の補充完了後には再び前記案内杆を保
持位置に戻す作業が必要となるのに対し、上記の作業を
必要とせず、直接収納枠に商品を挿入して補充を行うこ
とを可能とし、又商品補充完了時にはトーションバネの
付勢力によシ、自動的に案内板が商品を保持する位置に
戻るため、商品の補充完了後に案内板が商品保持する位
置に戻らないまま販売が行われることがないため、従来
のように案内杆が保持位置に保持されないまま販売が行
われる異常を検出する異常検出装置も必要ないため、簡
単な構成で商品補充動作が容易で且つ信頼性の高い自動
販売機の商品収納装置を提供することを可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動販売機の商品収納
装置の斜視図、第２図は同装置の平断面図、第３図は同
装置の側断面図、第４図は従来の自動販売機の側断面図
、第５図は同斜視図、第６図は同装置の正面図である。 ７・・・・・・収納枠、１４・・・・・・調節片、１６
・川・・案内杆、１θ・・・・・・案内板、１了・・・
・・・トーションバネ、１４ｂ・・・・・・調節片凸部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　商品を積層状態で収納し前面と、後面に開口を設けた
   収納枠を有する自動販売機において、前記収納枠の前面
   上部に設置された前後方向に移動する調節片と、この調
   節片に嵌着された収納枠の一側に位置する案内杆と、案
   内杆に軸支され回動可能な案内板と、この案内板が前記
   収納枠の外側に向かって回動する方向に付勢するトーシ
   ョンバネと、前記案内板の先端が前記商品の前面に対向
   する位置にて前記案内板の回動を規制する調節片凸部と
   を具備した自動販売機の商品収納装置。