JP2971510B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents
自動販売機の商品収納装置Info
- Publication number
- JP2971510B2 JP2971510B2 JP11389390A JP11389390A JP2971510B2 JP 2971510 B2 JP2971510 B2 JP 2971510B2 JP 11389390 A JP11389390 A JP 11389390A JP 11389390 A JP11389390 A JP 11389390A JP 2971510 B2 JP2971510 B2 JP 2971510B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- vending machine
- guide rod
- storage device
- guide plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、積層された商品を順次投出する自動販売機
の商品収納装置に関する。
の商品収納装置に関する。
従来の技術 近年、自動販売機の商品収納装置は、外国たばこの輸
入増加等により販売中身商品数の増大を要望されてきて
商品収納部分を細分化，多段化の傾向となっている（例
えば実開昭60−69540号公報）。以下図面を参照しなが
ら、上述した従来の自動販売機の商品収納装置の一例に
ついて説明する。
入増加等により販売中身商品数の増大を要望されてきて
商品収納部分を細分化，多段化の傾向となっている（例
えば実開昭60−69540号公報）。以下図面を参照しなが
ら、上述した従来の自動販売機の商品収納装置の一例に
ついて説明する。
第３図，第４図，第５図は従来の自動販売機の商品収
納装置を含む自動販売機の庫内構造を示すものである。
同図において、１はキャビネットである。２はドアであ
る。３は商品取出口である。４は前後２列に積層収納さ
れた商品である。５は庫内の幅方向に延在しコの字形状
の商品収納棚である。６は各商品４を区切るための仕切
板である。７は仕切板６より区切られた収納枠である。
８は収納枠７の下部即ち商品収納棚５の上面にそれぞれ
１個ずつ設けられて前後に往復運動を行う投出片であ
る。９は各収納枠７の前側に位置し商品４が前に落下す
るのを防ぐ案内杆である。10は前記案内杆９をその下端
で挿通保持し、取りつけ位置を前後に段階的に変更でき
る調節片であり、10aはその上部に設けた溝部であり前
記案内杆９を係合する。11は前記調節片10を複数個併設
保持する取付板でありその両端部分にて商品収納棚５に
固定されている。12及び13はそれぞれ商品収納棚５の前
後に位置する搬出通路である。
納装置を含む自動販売機の庫内構造を示すものである。
同図において、１はキャビネットである。２はドアであ
る。３は商品取出口である。４は前後２列に積層収納さ
れた商品である。５は庫内の幅方向に延在しコの字形状
の商品収納棚である。６は各商品４を区切るための仕切
板である。７は仕切板６より区切られた収納枠である。
８は収納枠７の下部即ち商品収納棚５の上面にそれぞれ
１個ずつ設けられて前後に往復運動を行う投出片であ
る。９は各収納枠７の前側に位置し商品４が前に落下す
るのを防ぐ案内杆である。10は前記案内杆９をその下端
で挿通保持し、取りつけ位置を前後に段階的に変更でき
る調節片であり、10aはその上部に設けた溝部であり前
記案内杆９を係合する。11は前記調節片10を複数個併設
保持する取付板でありその両端部分にて商品収納棚５に
固定されている。12及び13はそれぞれ商品収納棚５の前
後に位置する搬出通路である。
以上のように構成された自動販売機の商品収納装置に
ついて、以下その動作について説明する。積層収納され
た商品４は投出片８の動作によりその際下段のものから
順次投げ出されて搬出通路12又は13を通って取出口３へ
導かれるものである。商品４が売り切れた場合に当然収
納作業が必要となるものであるが、まず前記案内杆９を
少し持ち上げて調節片10の溝10aとの係合を解除して手
前へ回動させて収納枠７の前面部分を開放してその部分
から手を挿入し商品４を収納するものである。
ついて、以下その動作について説明する。積層収納され
た商品４は投出片８の動作によりその際下段のものから
順次投げ出されて搬出通路12又は13を通って取出口３へ
導かれるものである。商品４が売り切れた場合に当然収
納作業が必要となるものであるが、まず前記案内杆９を
少し持ち上げて調節片10の溝10aとの係合を解除して手
前へ回動させて収納枠７の前面部分を開放してその部分
から手を挿入し商品４を収納するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、商品補充時、収
納枠７を開放するため案内杆９を少し持ち上げて調節片
10の溝10aとの係合を解除して前記収納枠７の外方に回
動させ、商品補充が完了した後、前記案内杆９を前記収
納枠７の内方に回動させ前記調節片10の前記溝10aに係
合させるという煩わしい商品補充動作が必要という課題
が存在する。又最近の自動販売機で販売する多品種化傾
向に伴う収納枠数増加により、前述の煩しい商品補充動
作を各収納枠毎に多数行う必要がある。更に収納枠数が
増加すれば、商品補充完了後に前記案内杆９を保持位置
に戻さないまま販売を行う可能性があり、もし販売が行
われたならば、自動販売機本体の振動により、商品４の
積層状態が乱れる、或るいは前記商品４が商品収納棚５
より落下するため、商品搬出部で前記商品４がつまり、
販売ができなくなるというトラブルが発生するため、異
常検出装置を設けなければならないという課題が存在す
る。
納枠７を開放するため案内杆９を少し持ち上げて調節片
10の溝10aとの係合を解除して前記収納枠７の外方に回
動させ、商品補充が完了した後、前記案内杆９を前記収
納枠７の内方に回動させ前記調節片10の前記溝10aに係
合させるという煩わしい商品補充動作が必要という課題
が存在する。又最近の自動販売機で販売する多品種化傾
向に伴う収納枠数増加により、前述の煩しい商品補充動
作を各収納枠毎に多数行う必要がある。更に収納枠数が
増加すれば、商品補充完了後に前記案内杆９を保持位置
に戻さないまま販売を行う可能性があり、もし販売が行
われたならば、自動販売機本体の振動により、商品４の
積層状態が乱れる、或るいは前記商品４が商品収納棚５
より落下するため、商品搬出部で前記商品４がつまり、
販売ができなくなるというトラブルが発生するため、異
常検出装置を設けなければならないという課題が存在す
る。
本発明は上記従来の課題を解決するのもで、案内板を
締め忘れて販売ができなくなるというトラブルを防ぐこ
とができる自動販売機の商品収納装置を提供するもので
ある。
締め忘れて販売ができなくなるというトラブルを防ぐこ
とができる自動販売機の商品収納装置を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の自動販売機の商品
収納装置は、キャビネットの前面に開閉可能に設けられ
たドアを有し、前記キャビネット内に商品を積層状態で
収納し前面に開口を設けた収納枠を有する自動販売機で
あって、前記収納枠前面の位置と前記収納枠前面を開放
する位置との間を移動可能に設けられた案内板と、この
案内板の後面に設けられた調節片と、前記調節片に装着
され商品を保持し弾力性を有する案内杆とを備え、この
案内杆の前記調節片への装着位置が前記案内杆を弾性変
形させることにより前後方向に調整可能で、かつ前記ド
アを閉じる時、前記案内板が前記ドアと当接し前記収納
枠前面の位置へ移動するものである。
収納装置は、キャビネットの前面に開閉可能に設けられ
たドアを有し、前記キャビネット内に商品を積層状態で
収納し前面に開口を設けた収納枠を有する自動販売機で
あって、前記収納枠前面の位置と前記収納枠前面を開放
する位置との間を移動可能に設けられた案内板と、この
案内板の後面に設けられた調節片と、前記調節片に装着
され商品を保持し弾力性を有する案内杆とを備え、この
案内杆の前記調節片への装着位置が前記案内杆を弾性変
形させることにより前後方向に調整可能で、かつ前記ド
アを閉じる時、前記案内板が前記ドアと当接し前記収納
枠前面の位置へ移動するものである。
作用 上記した構成によって、収納枠の同一列全ての前面が
開放でき、商品の収納作業が著しく向上し、案内板の移
動により案内杆も移動するため、着脱作業が煩わしくな
く、また戻し忘れによるトラブルも防止することができ
るものである。
開放でき、商品の収納作業が著しく向上し、案内板の移
動により案内杆も移動するため、着脱作業が煩わしくな
く、また戻し忘れによるトラブルも防止することができ
るものである。
実 施 例 以下本発明の実施例の自動販売機の商品収納装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
第１図，第２図は実施例における自動販売機の商品収
納装置を示すものである。図において従来例と同一構成
については同一番号を付して詳細な説明を省略する。
納装置を示すものである。図において従来例と同一構成
については同一番号を付して詳細な説明を省略する。
同図において、1aはキャビネット内側の側壁である。
14はキャビネット内側の側壁に設けた蝶番機能を持たし
た接続片である。15は前記接続片14に接続され収納枠前
面に延在した平板状の案内板である。16は前記案内板15
の下部に複数個併設嵌入された樹脂製の逆Ｕ字形状の下
部調節片（調節片）である。17は前記案内板15の上部に
複数個併設嵌入された樹脂製のＵ字形状の上部調節片
（調節片）である。18は前記上部調節片17と前記下部調
節片16に複数個設けられた孔である。19は前記孔18に装
着する略コの字状に折り曲げ成形された棒状の案内杆で
ある。19aは前記案内杆19の上下両端の装着部である。2
0は前記収納枠７の端部に設けたＶ字状の固定片であ
る。21は前記案内板15の前記接続片14の逆側端に装着さ
れた弾力性のあるコの字状の固定杆である。
14はキャビネット内側の側壁に設けた蝶番機能を持たし
た接続片である。15は前記接続片14に接続され収納枠前
面に延在した平板状の案内板である。16は前記案内板15
の下部に複数個併設嵌入された樹脂製の逆Ｕ字形状の下
部調節片（調節片）である。17は前記案内板15の上部に
複数個併設嵌入された樹脂製のＵ字形状の上部調節片
（調節片）である。18は前記上部調節片17と前記下部調
節片16に複数個設けられた孔である。19は前記孔18に装
着する略コの字状に折り曲げ成形された棒状の案内杆で
ある。19aは前記案内杆19の上下両端の装着部である。2
0は前記収納枠７の端部に設けたＶ字状の固定片であ
る。21は前記案内板15の前記接続片14の逆側端に装着さ
れた弾力性のあるコの字状の固定杆である。
以上のように構成された自動販売機の商品収納装置に
ついて、以下その動作を説明する。図は商品収納装置の
商品充填時の状態を示しており、この状態では接続片14
に軸支された案内板15が前記収納枠７の外側に回動され
てあり、前記商品４の前面が開放されているため、前記
商品４の収納が容易である。前記商品４の充填を終える
と、前記案内板15をもって前記収納枠７の前面まで回動
し、案内杆19が前記商品４の前面に位置し前記商品４を
保持することができる。前記案内板15に設けられた固定
杆21により前記収納枠７の端部に設けた固定片20により
嵌着し前記案内杆19を固定する。
ついて、以下その動作を説明する。図は商品収納装置の
商品充填時の状態を示しており、この状態では接続片14
に軸支された案内板15が前記収納枠７の外側に回動され
てあり、前記商品４の前面が開放されているため、前記
商品４の収納が容易である。前記商品４の充填を終える
と、前記案内板15をもって前記収納枠７の前面まで回動
し、案内杆19が前記商品４の前面に位置し前記商品４を
保持することができる。前記案内板15に設けられた固定
杆21により前記収納枠７の端部に設けた固定片20により
嵌着し前記案内杆19を固定する。
また前記案内杆19の装着部19aは弾力性を生かし上部
調節片17及び下部調節片16の孔18により前記商品４の大
きさに対応し、前後に位置調整できる。
調節片17及び下部調節片16の孔18により前記商品４の大
きさに対応し、前後に位置調整できる。
案内板15を締め忘れた場合、ドア２を閉めることによ
り前記案内板15と当接し、前記収納枠７の前面まで回動
し前記固定杆21により、固定片20と嵌着し、前記案内杆
19が前記商品４を保持するため、締め忘れによるトラブ
ルを防止することができる。
り前記案内板15と当接し、前記収納枠７の前面まで回動
し前記固定杆21により、固定片20と嵌着し、前記案内杆
19が前記商品４を保持するため、締め忘れによるトラブ
ルを防止することができる。
発明の効果 本発明の自動販売機の商品収納装置によれば、従来の
商品収納装置では商品補充時には各収納毎に設けられて
いた商品の飛び出しを防止する案内杆を保持位置より上
動させ、案内杆の回動を規制する溝より離門させた後、
待避位置まで回動させ前記収納枠への商品の補充を行
い、商品の補充完了後には再び前記案内杆を保持位置に
戻すという動作を各収納枠毎に行わなければならない
が、接続片に軸支された案内板が回動するため、前記収
納枠の同一列全ての前面を一度に開放することができ
る。また案内板を締め忘れた場合、ドアを閉めることに
より案内板と前記ドアが当接し前記案内板を固定杆の嵌
着により締めることができるため締め忘れによるトラブ
ルを防止することができる。
商品収納装置では商品補充時には各収納毎に設けられて
いた商品の飛び出しを防止する案内杆を保持位置より上
動させ、案内杆の回動を規制する溝より離門させた後、
待避位置まで回動させ前記収納枠への商品の補充を行
い、商品の補充完了後には再び前記案内杆を保持位置に
戻すという動作を各収納枠毎に行わなければならない
が、接続片に軸支された案内板が回動するため、前記収
納枠の同一列全ての前面を一度に開放することができ
る。また案内板を締め忘れた場合、ドアを閉めることに
より案内板と前記ドアが当接し前記案内板を固定杆の嵌
着により締めることができるため締め忘れによるトラブ
ルを防止することができる。
従って、信頼性の高い自動販売機の商品収納装置を提
供するものである。
供するものである。
第１図は本発明の一実施例としての自動販売機の商品収
納装置の斜視図、第２図は同第１図の側断面図、第３図
は従来の自動販売機の商品収納装置の縦断面図、第４図
は第３図の同斜視図、第５図は第３図の正面図である。 1a……キャビネット内側の側壁、４……商品、７……収
納枠、14……接続片、15……案内板、16……下部調節
片、17……上部調節片、19……案内杆、20……固定片、
21……固定杆。
納装置の斜視図、第２図は同第１図の側断面図、第３図
は従来の自動販売機の商品収納装置の縦断面図、第４図
は第３図の同斜視図、第５図は第３図の正面図である。 1a……キャビネット内側の側壁、４……商品、７……収
納枠、14……接続片、15……案内板、16……下部調節
片、17……上部調節片、19……案内杆、20……固定片、
21……固定杆。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G07F 9/00 G07F 11/04
Claims (1)
- 【請求項１】キャビネットの前面に開閉可能に設けられ
たドアを有し、前記キャビネット内に商品を積層状態で
収納し前面に開口を設けた収納枠を有する自動販売機で
あって、前記収納枠前面の位置と前記収納枠前面を開放
する位置との間を移動可能に設けられた案内板と、この
案内板の後面に設けられた調節片と、前記調節片に装着
され商品を保持し弾力性を有する案内杆とを備え、この
案内杆の前記調節片への装着位置が前記案内杆を弾性変
形させることにより前後方向に調整可能で、かつ前記ド
アを閉じる時、前記案内板が前記ドアと当接し前記収納
枠前面の位置へ移動する自動販売機の商品収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11389390A JP2971510B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 自動販売機の商品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11389390A JP2971510B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 自動販売機の商品収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047797A JPH047797A (ja) | 1992-01-13 |
| JP2971510B2 true JP2971510B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14623780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11389390A Expired - Fee Related JP2971510B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 自動販売機の商品収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2971510B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP11389390A patent/JP2971510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH047797A (ja) | 1992-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |