JPH0325164Y2 - - Google Patents

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JPH0325164Y2
JPH0325164Y2 JP18169884U JP18169884U JPH0325164Y2 JP H0325164 Y2 JPH0325164 Y2 JP H0325164Y2 JP 18169884 U JP18169884 U JP 18169884U JP 18169884 U JP18169884 U JP 18169884U JP H0325164 Y2 JPH0325164 Y2 JP H0325164Y2
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grip
test piece
center
teeth
grips
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JP18169884U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は材料試験機用試験片つかみ具の芯出
し装置に関するものである。
(従来技術) 左右1対のつかみ歯によつて試験片のつかみ部
を厚み方向に両側から挾持するように構成した横
締め式のつかみ具が広く使用されているが、従来
のこの種のつかみ具は、つかみ歯を移動させる左
右の締付けネジを調整することによつて、試験片
の厚み方向の中心(X−X′)をつかみ具の中心
に容易に一致させることができたが、試験片の幅
方向の中心(Y−Y′)をつかみ具の中心に一致
させるのは難しかつた。すなわち、従来のつかみ
具で試験片の幅方向の芯合わせをする場合は、つ
かみ歯の端部に刻まれた刻線(第3図の17)に
試験片の中心(Y−Y′)を目測で合わせてつか
んであたが、この方法では、測定者の個人差によ
つて、多量に試験する場合等に測定値(荷重値、
伸び値)に誤差、バラツキが生じるという問題が
あつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来のつかみ具の問題点を改良
し、試験片の位置合わせを容易かつ正確に行なう
ことのできるつかみ具用芯出し装置を提供するこ
とを目的としている。
(考案の構成) 本考案にかかるつかみ具用芯出し装置は、試験
片のつかみ部を厚み方向に両側から挾持する左右
1対のつかみ歯をそなえた材料試験機用つかみ具
において、前記つかみ歯に対し前後位置調節可能
に固定され、試験片の幅方向の端部が当接して試
験片の幅方向の中心がつかみ具の中心と一致する
ように位置決めされるゲージ具を設けたことを特
徴としている。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の1実施例をあらわ
すもので、このつかみ具1は試験片の上部をつか
む上方つかみ具であり、概略U状のつかみ具本体
2の下端部にねじ筒部3,3が設けられている。
ねじ筒部3には締付けネジ5が螺着されており、
この締付けネジ5の内側の端部には凹部5aが設
けられて、この凹部5aにピンジヨイント7の嵌
合部7aが遊嵌されている。締付けネジ5の外側
の端部には、締付けネジ5を回わすための角軸5
bが一体に設けられている。ピンジヨイント7の
頭部には溝7bとこれに垂直なピン穴7cが設け
られ、つかみ歯9の基部9aが前記溝7bに嵌合
した状態でピン10によつて枢着されている。図
中、11はつかみ具本体2を材料試験機に取り付
けるための吊具である。
このつかみ具1の一方のつかみ歯9には、芯出
し装置12を構成するゲージ金具13が取り付け
られている。ゲージ金具13は断面コ字形に形成
され、つかみ歯9に対してその上下の突出部13
a,13bが反対側のつかみ歯9側に突出するよ
うに摺動自在に外嵌されている。また、ゲージ金
具13にはねじ穴13cが設けられ、このねじ穴
13cに押ネジ15が螺着されている。押ネジ1
5を締め付けることによつて、ゲージ金具13を
つかみ歯9上の任意の位置で固定することができ
る。ゲージ金具13の固定手段は他の適当なもの
を採用することができる。なお、両側のつかみ歯
9,9の下端面には、第3図に示すようにつかみ
具1の前後方向の中心を表示する刻線17が刻設
されている。
このつかみ具1の使用に際しては、先ず、挾持
される試験片20の厚み方向の中心(X−X′)
がつかみ具1の中心と一致するように締付けネジ
5の位置を調整しておくとともに、試験片20の
端面がゲージ金具13に当接したときに、その幅
方向の中心(Y−Y′)が刻線17と一致するよ
うに芯出し装置12のゲージ金具13の位置を調
節し、押ネジ15で固定しておく。そして、試験
片20のつかみ部20aをその端面がゲージ金具
13に当接するようにつかみ歯9,9間に挿入
し、締付けネジ5を締め付ける。これによつて試
験片20が厚み方向および幅方向の両方とも正確
に芯出しされた状態でつかみ具1に取り付けられ
る。ゲージ金具13が幅方向の位置決め用ストツ
パとして働くので、この場合の試験片20の取り
付け作業はきわめて簡単である。
なお、試験片20の幅Wが変わる場合は、押ネ
ジ5をゆるめてゲージ金具13をその試験片20
に応じた位置まで摺動させたのち、再度固定して
おけばよい。
以上は上方つかみ具を例にとつて説明したが、
下方のつかみ具の場合も同様である。また、この
芯出し装置は、上記ねじ式のつかみ具の他に、第
4図に示すような空気式のつかみ具1′や第5図
に示すような油圧式のつかみ具1″にも同様に設
置することができる。図中、30は圧縮空気の給
気管、31はエアシリンダ、33はエアシリンダ
31の伸縮によつてつかみ歯9を左右に移動させ
るリンク装置、40は油圧用パイプ、41は油圧
シリンダである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案にかか
るつかみ具用芯出し装置は、材料試験機のつかみ
具に試験片を取り付けるに際し、試験片の中心を
つかみ具の中心に容易かつ正確に一致させること
のできる実用性の高いものとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる芯出し装置の1例をあ
らわす正面図、第2図はそのA−A′矢視図、第
3図はつかみ歯の底面図、第4図および第5図は
異なる実施例の一部を断面であらわした正面図で
ある。 1……つかみ具、5……締付けネジ、7……ピ
ンジヨイント、9……つかみ歯、10……ピン、
12……芯出し装置、13……ゲージ金具、15
……押ネジ、20……試験片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試験片のつかみ部を厚み方向に両側から挾持す
    る左右1対のつかみ歯をそなえた材料試験機用つ
    かみ具において、前記つかみ歯に対し前後位置調
    節可能に固定され、試験片の幅方向の端部が当接
    して試験片の幅方向の中心がつかみ具の中心と一
    致するように位置決めされるゲージ具を設けたこ
    とを特徴とするつかみ具用芯出し装置。
JP18169884U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0325164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18169884U JPH0325164Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JP18169884U JPH0325164Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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Publication Number Publication Date
JPS6196355U JPS6196355U (ja) 1986-06-20
JPH0325164Y2 true JPH0325164Y2 (ja) 1991-05-31

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JP18169884U Expired JPH0325164Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5177541B2 (ja) * 2008-10-24 2013-04-03 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 非主軸複合材の引張・圧縮試験用の試験片掴み装置及びそれを用いた試験方法

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Publication number Publication date
JPS6196355U (ja) 1986-06-20

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