JPH03251389A - 一体成形刃の成形方法及び成形装置 - Google Patents
一体成形刃の成形方法及び成形装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ものであり、より詳細には、所定の形状に成形された包
装容器用カートンブランクに一体成形刃を形成するため
の一体成形刃の成形方法及び成形装置に関するものであ
る。
などの包装用ウェブのロールを収納するとともに、ロー
ルから引き出された包装用ウェブの部分を切り離すため
の切断刃を備えた包装容器が知られている。
の前壁上端又は前蓋下端に一体的に成形してなる一体成
形刃を備えたものが本出願人による実願昭63−100
64号(実開平1−114537号公報)及び実願平2
− (平F&、2年1月22日付実用新案登録出願)によっ
て提案されている。かかる一体成形刃は、所定の板紙か
ら略最終形状に打抜かれたカートンブランクの縁部に鋸
歯状の打抜き加工を施し、更に、該鋸歯状縁部を、アル
キル・αシアノアクリレートなどの速乾性硬化剤によっ
て強化することにより、形成される。
刃を用いて、−工程で打抜く場合、一体成形刃の各尖頭
部が局部的に圧縮変形される結果、一体成形刃の各尖頭
部に丸みが付けられ、また、該尖頭部が薄肉化し、この
ため、一体成形刃の所望の強度が得られなかった。
が、打抜かれた鋸刃状縁部に付着し、該縁部を速乾性硬
化剤浴に浸漬する際に、切りくずが速乾性硬化剤浴に混
入し、或いは、浸漬後の一体成形刃に残留していた。
硬化して、一体の強度を確保するものの、上記一体成形
刃を有するカートンブランクを大量生産するためには、
一体成形刃の強度を−層早期に発現することができる成
形方法が望まれていた。
に成形することができる成形装置が存在せず、このため
一体成形刃を有するカートンブランクを大量生産するこ
とができなかった。
形刃の所望の強度を確保することができる一体成形刃の
成形方法を提供することを第1の目的としている。
りくずが一体成形刃に残留するのを防止することができ
る一体成形刃の成形方法を提供することを第2の目的と
している。
ができる一体成形刃の成形方法を提供することを第3の
目的としている。
に一体成形刃を成形することができる一体成形刃の成形
装置を提供することを第4の目的としている。
第1の目的を達成するために、所定の形状に成形された
包装容器用カートンブランクに一体成形刃を形成するた
めの一体成形刃の成形方法において、前記カートンブラ
ンクの縁部に、該縁部と鋭角をなす複数の第1の切れ目
を形成し、前記縁部に鋸歯状の輪郭が形成されるように
、前記第1の切れ目と所定の角度をなす複数の第2の切
れ目を形成した後、前記鋸歯状の輪郭に形成された前記
縁部に速乾性硬化剤を含浸することを特徴とする一体成
形刃の成形方法を提供する。
別工程で夫々形成される上記第1の切れ目と第2の切れ
目との交点に形成される。このように、少なくとも2工
程で形成される尖頭部は、鋸刃状の連続刃の折れ曲がり
部による一工程の打抜きの場合と異なり、カウンタプレ
ートとの間で大きな圧縮変形作用を受けないので、所定
の肉厚を確保できる。
形方法において、前記第2の切れ目を形成する際に発生
する切りくずを吸引して、該切りくずを前記縁部から除
去することを特徴とする一体成形刃の成形方法を提供す
る。
漬される前に、鋸刃状縁部から確実に除去される。
の形状に成形された包装容器用カートンブランクに一体
成形刃を形成するための一体成形刃の成形方法において
、前記カートンブランクの縁部を鋸歯状の輪郭に切断し
、前記鋸歯状の輪郭に形成された前記縁部を速乾性硬化
剤浴に浸漬して、該縁部に速乾性硬化剤を含浸した後、
該縁部を加温乾燥することを特徴とする一体成形刃の成
形方法を提供する。
を含浸した後に加温乾燥されるので、体成形刃の強度発
現が促進される。
該縁部に形成された鋸歯状の輪郭の各溝底に残留した速
乾性硬化剤の液滴を、空気流によって除去してから、前
記縁部を加温乾燥するのが良い。これによって、一体成
形刃の各溝底に速乾性硬化剤が残留するのを確実に防止
することができる。
に平行に配列された複数の切刃を備えた第1の打抜き装
置と、前記切刃に対して所定の角度をなして実質的に平
行に配列された複数の切刃を備えた第2の打抜き装置と
、前記第1及び第2の打抜き装置によって鋸歯状の輪郭
に形成されたカートンブランクの縁部を浸漬するための
速乾性硬化剤浴を収容している浸漬槽と、該カートンブ
ランクの縁部が前記第1の打抜き装置、前記第2の打抜
き装置及び前記浸漬槽を通る所定の経路に沿って移動さ
れるように、搬送する搬送装置とを有することを特徴と
する一体成形刃の成形装置を提供する。
、搬送装置によって、第1打抜き装置、第2打抜き装置
及び浸漬槽に順次移動され、移動される間に、第1の切
れ口、第2の切れ目が順次形成されて鋸歯状の輪郭に形
成され、更に、速乾性硬化剤が含浸される。
ずを吸引する集塵装置が設けられ、打抜き時に発生する
切りくずは、速乾性硬化剤浴に浸漬される前に、鋸刃状
縁部から除去される。
るために、カートンブランクの縁部に鋸歯状の輪郭を形
成するように、該縁部を打抜く打抜き装置と、前記鋸歯
状の輪郭に形成された縁部を浸漬するための速乾性硬化
剤浴を収容している浸漬槽と、速乾性硬化剤に浸漬され
た前記縁部を加温乾燥するための乾燥装置と、前記カー
トンブランクを、前記縁部が前記打抜き装置、前記浸漬
槽及び前記乾燥装置とを通る所定の経路に沿って移動さ
れるように、搬送する搬送装置とを有することを特徴と
する一体成形刃の成形装置を提供する。
を含浸した後に加温乾燥されるので、体成形刃の強度の
早期発現が可能となる。
された前記縁部の溝底に残留する速乾性硬化剤の液滴を
除去するように、前記縁部に空気流を当てるブロー装置
を有し、前記搬送装置は、前記縁部が前記浸漬槽と前記
乾燥装置との間において前記ブロー装置を通る経路に沿
って移動されるように、前記カートンブランクを搬送す
るように構成される。これによって、成形装置は、一体
成形刃の各溝底に滞留した速乾性硬化剤の液滴を確実に
除去して、速乾性硬化剤が各溝底に残留するのを確実に
回避する。
性硬化剤が流動するように該速乾性硬化剤を循環するた
めの循環装置が設けられる。これによって、速乾性硬化
剤の粘性上昇を防止し、速1 2 乾性硬化剤の所望の粘性を維持することが可能となる。
成形方法及び成形装置に係る実施例について、詳細に説
明する。
成形された一体成形刃を有する包装容器の斜視図であり
、第2図は、第1図に示す包装容器を形成しているカー
トンブランクを、一体成形刃が成形される前の状態で示
す平面図である。
ルムなどの包装用ウェブの繰り出し容器であり、底壁2
と、底壁2の外周縁から直立している前側壁3F、後側
壁3R及び端壁3E、3Eと、後側壁3Rの上端から前
方に延びる上蓋4と、上蓋4の前端及び側端から夫々下
方に延びる前蓋5F及び側蓋5E、5Eと、前蓋5Fの
下端に設けられた一体成形刃6と、前側壁3Fの上端か
ら下方に延び、一体成形刃6を覆うことができるカバー
7とより構成されている。
、包装用ウェブのロールRを、回転自在に収容する頂部
開口形容器を形成している。
8によって、該上端を中心に回動可能に支持されており
、上蓋4、前蓋5F及び側蓋5E。
体成形刃6を覆っており、その使用直前に、前側9=
3 Fの上端に形成されたミシン孔9を切り離すことに
より、前側壁3Fから取り除かれる。
ブランク10が、所定の板紙に打抜き加工及び部付は加
工を施すことによって成形されており、包装容器1の形
状に相応する輪郭、折り目8を含む全ての折り目(仮想
線で示す)及びミシン孔9 (破線で示す)を備えてい
る。カートンブ3 4 ランク10は、一体成形刃6が成形される前蓋5Fo:
)縁部6′を有し、縁部6′は、カートンブランク10
の長手方向軸線に沿って直線状に打抜かれている。
形工程を、段階的に示す工程図であり、第3A図乃至第
3C図には、第2図において仮想線”a”で囲まれた部
分が拡大平面図として示されている。
隔を隔てた多数の切り込み11が形成される。切り込み
11はそれぞれ、縁部6′の輪郭線に対して反時計廻り
に角度αの角度をなして、互いに平行に形成される。
切り込み12が、互いに所定の間隔を隔てて縁部6′に
形成される。切り込み12は、縁部6′の輪郭線に対し
て時計廻りに角度αの角度をなし、互いに所定の間隔を
隔てて形成される。
から分離された残余部13.14及び糸状のキリコなど
の切りくずが、集塵装置によって縁部6′から除去され
る。
で示すように、所定の高さまで、所定の時間、例えば、
2乃至3秒間、速乾性硬化剤に浸漬され、該速乾性硬化
剤が含浸される。速乾性硬化剤は、アルキル・αシアノ
アクリレートを好ましく使用でき、アルキル・αシアノ
アクリレートとして、エチル・αシアノアクリレート、
1−メチルヘプチル・αシアノアクリレート、i−プロ
ピル・αシアノアクリレート、l−ブチル・αシアノア
クリレート、s−ブチル・αシアノアクリレート、ブチ
ル・αシアノアクリレート、2−エチルヘキシル・αシ
アノアクリレート、1−エチルプロピル・αシアノアク
リレート、ネオペンチル・αシアノアクリレート、2・
2−ジメチルブチル・αシアノアクリレート、シクロヘ
キシル・αシアノアクリレート、アリル・αシアノアク
リレート等の各種アルキル・αシアノアクリレート5 6 を好ましく用いることができる。
的高速の空気流内に瞬時置かれて、鋸歯状縁部6Mの各
V字状溝の溝底に溜まった速乾性硬化剤の液滴が除去さ
れ、次いで、所定時間内、例えば、2乃至3秒間、所定
の温度、例えば、100乃至120℃の温風によって加
温乾燥され、所望の強度を有する一体成形刃6として成
形される。
の成形装置を示す概略全体平面図及び概略全体側面図で
ある。
ブランク10の積重ねS、 、S2が習かれるワークス
テーション30、所定の搬送経路に沿ってカートンブラ
ンク10を一枚ずつ順次搬送する搬送装置40、カート
ンブランク10に鋸歯状縁部分6″′を成形する打抜き
装置50、打ち抜き加工時に発生する切りくずを集塵す
る集塵装置60、速乾性硬化剤浴を収容している浸漬槽
70、空気流をカートンブランク10の鋸歯状縁部6″
に当てるとともに、空気流により鋸歯状縁部6″から除
去された速乾性硬化剤の液滴を回収するブロー回収装置
80、速乾性硬化剤が含浸された鋸刃状部分6“を加温
乾燥する乾燥装置90、および一体成形刃6が成形され
たカートンブランク10を貯蔵する製品ステーション1
00より略構成されている。
重ねSz 、S2が置かれる昇降式ターンテーブル31
、および、カートンブランク10の積重ね高さを検出す
る光電センサ(図示せず)を備えている。第4図におい
て積重ねslは、搬送装置40にカートンブランク10
を供給可能な供給位置に位置しており、積重ねS2は、
カートンブランク10の積重ねが手作業又は図示しない
他の装置によって補給される補給位置に位置している。
備えており、ピックアップ機構32は、ターンテーブル
31上の積重ねslから、最上部7 8 に位置しているカートンブランク10を吸引保持し、該
カートンブランク10を搬送装置40が把持可能な位置
まで略水平方向に移送する。
持された被動スプロケット41.41、と従動スプロケ
ット42.42、これらスプロケット41.42に巻回
された無端走行帯43、カートンブランク10を把持す
るために、無端走行帯43に所定のピンチで配置された
複数のチャッキング装置44、および、被動スプロケッ
ト41.41を介して無端走行帯43を駆動する駆動装
置49を備えている。なお、第4図において、カートン
ブランク10を把持しているチャッキング装置44は、
その概略外形が実線で示されており、カートンブランク
10を把持していないチャッキング装置44は仮想線で
示されている。
微少時間駆動されて、瞬時休止されるようになっており
、無端走行帯43は、かかる被動スプロケット41.4
1の間欠駆動に伴って、各チャッキング装置44のピン
チに相応するピッチ走行を行う。
正面図である。
帯43に夫々担持されており、第6Δ図に示すように、
無端ベルト43の上面に固定された支持部材45と、無
端ベルト43の走行方向と平行な軸線を中心に支持部材
45に回動可能に支持された一対のチャック本体46.
46とを有し、各チャック本体46は、圧縮スプリング
47.47と、圧縮スプリング47.47によって、常
時は、閉じ方向に付勢されている1対のチャック48.
48とを備えている。各チャック本体46は、チャック
本体46を第6A図に示す水平位置と、第6B図に示す
垂直位置とに回動させるとともに、圧縮スプリング47
に抗してチャック48を開放するための流体作動シリン
ダ装置(図示せず)を備えており、該流体作動シリンダ
装置は、図示しない流体制御回路によって給排制御され
る。
ソン刃ホルダ51.52、カウンタテーブル59 (第
7A図)、およびトムソン刃ホルダ51.52の昇降装
置54を有し、各トムソン刃ホルダ51.52に保持さ
れたトムソン刃によって、カートンブランク10の縁部
6′に鋸歯状縁部6′を成形するように構成されている
。
であり、第7B図及び第7C図はそれぞれ、第7A図の
A−A線及びB−B線における断面図である。
調整機構(図示せず〉を介して昇降装置54に一体的に
連結された支持装置53と、支持装置53に上下位置調
整機構(図示せず)を介して一体的に連結された保持具
54と、保持具54に固定された複数のトムソン刃55
と、保持具54の下面に支持された押さえパッド56.
56とから略構成されている。
装置54により上下方向に所定の周期で降下され、トム
ソン刃55をカウンタテーブル59に近接させる。また
、支持装置53は、水平位置調整機構により、その水平
方向の位置を調整できるように構成されており、これに
よって、トムソン刃55の水平方向の位置を微調整を可
能にしている。
55とともに、上下方向に昇降される。
向の位置が調整できるように構成されており、これによ
って、トムソン刃55の上下方向の位置を微調整を可能
にしている。
、所定の間隔を隔てて配列されている。
αをなして配列されており、第3A図における切り込み
11を形成することができる。なお、トムソン刃ホルダ
52におけるトムソン刃55′は、第3B図における切
り込み12を形成するこ1 2 とができるように、トムソン刃ホルダ51にお(するト
ムソン刃55と対称に配列されている。
込み時に、カートンブランク10を所定の位置に保持す
るためのものであり、保持具54の降下時にカートンブ
ランク10を弾力的にカウンクテーブル59に押付ける
ように、保持具54の下面に支持されている。
びる吸引配管61と、吸引配管61に設けられ、トムソ
ン刃ホルダ51.52の付近に開口している吸引ノズル
62.63とを有し、トムソン刃55によるカートンブ
ランク10の切り込み時に発生する切りくずを集塵する
ように構成されている。
は、第8図に示すように、2槽構造のものであり、速乾
性硬化剤が供給されるオーバーフロー槽71と、オーバ
ーフロー槽71からオーバーフローした速乾性硬化剤が
貯留されるリザーバー72とから構成されている。オー
バーフロー槽71は、カートンブランク10が垂直状態
に保持されたときに、カートンブランク10の鋸刃状縁
部6′が所定の高さだけ速乾性硬化剤浴に浸漬される高
さに位置決めされている。また、リザーバー72に収容
された速乾性硬化剤は、循環装置P(図示せず)によっ
て、オーバーフロー槽71に給送される。
ブランク10の鋸歯状縁部6′が通過する際に、鋸歯状
縁部6″に対して所定の流速の空気流を吹付け、かかる
空気流の吹付けによって、鋸歯状縁部6′から落下した
速乾性硬化剤の液滴を回収して、上記リザーバー72に
給送するように構成されている。
ター91.92を備えており、温風ヒーター91.92
は、垂直位置に保持されたカートンブランク10の鋸刃
状縁部6Mに相応する高さに鋸刃状縁部6′の通過経路
の各側方に位置する3 4 ように夫々配置され、所定の温度、例えば100乃至1
20℃の温風を鋸歯状縁部6′に吹付けるように構成さ
れている。
直状態に収容するための2つのコンテナ101.102
、及び、これらコンテナ101.102を水平方向に移
動させるスライド機構103を備えている。各コンテナ
101.102は、搬送されたカートンブランク10を
順次収容するために、スライド機構103によって、搬
送方向と直角方向にわずかづつ水平移動される七キもに
、一方のコンテナ101又は102に所定数のカートン
ブランク10が収容されたときに、他方のコンテナ10
1又は102をカートンブランク10の搬送経路に移動
させるようになっている。
されたカートンブランク10を、チャッキング装置44
によって把持することにより、カートンブランク10を
水平状態に保持したまま、ワークステーション30から
一枚ずつ矢印A方向にピッチ搬送する。
ことにより、位置■に搬送されたカートンフランク10
の縁部6に対して、トムソン刃55による切り込み11
(第3A図)を形成し、更に、トムソン刃ホルダ52
を降下させることにより、位置■に搬送されたカートン
ブランク10の縁部6に対して、トムソン刃55′によ
る切り込み12 (第3B図)を形成する。かかる打抜
き工程によって生じる切りくずは、集塵装置60によっ
て集塵され、カートンブランク10には、第3C図に示
すような鋸歯状縁部6′が形成される。
が、常時オーバーフローするように、供給されており、
位置■に搬送されたカートンブランク10は、チャッキ
ング装置44のチャック本体46が垂直位置に回動され
ることにより、垂直状態まで回動される。カートンブラ
ンク10の鋸歯状縁部6″は、第8図に示すように、速
乾性硬5 6 化剤浴に浸漬され、速乾性硬化剤が含浸される。
浸されたカートンブランク10は、オーバーフロー槽7
1の縁部を乗り越えるように、僅かに水平方向に回動さ
れて、再び垂直状態に保持され、更に、ブロー回収装置
80及び乾燥装置90に搬送される。
溝底に残留した速乾性硬化剤の液滴を空気流によって除
去し、落下しだ液滴を回収し、乾燥装置90は、温風ヒ
ーター91.92によって、鋸歯状縁部6′を乾燥し、
これによって、鋸歯状縁部6′を乾燥させる。
は、位置■において、チャッキング装置44が開放され
ることにより、コンテナ101に順次、収容され、また
、カートンブランク10を開放したチャッキング装置4
4は、無端走行帯43の走行によって、ワークステーシ
ョン30に戻される。
0に対して、一連の工程により、大量に一体成形刃6を
成形することができる。搬送装置の搬送速度は、例えば
、■ピッチ/1秒に設定することが可能であり、この場
合、カートンブランク10は、3600枚/1時間の生
産速度で、製品ステーション100に収容され、成形装
置20から製品として送り出される。
範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
5Fの縁部に成形されるが、本発明は、による成形方法
及び成形装置は前側壁の上縁部など、カートンブランク
の他の部位に形成される一体成形刃にも適用可能である
。
燥装置の長さなどの各種の装置設計要素は、板紙の材質
及び速乾性硬化剤の種類などに応7 8 じて適宜変更可能である。
燥装置が用いられているが、熱線輻射式ヒーターを備え
た乾燥装置を用いても良い。
効果を奏する。
、尖頭部の所定の肉厚が確保されるので、その所望の強
度を確保することが可能となる。
際に発生する切りくずが、速乾性硬化剤浴に浸漬される
前に確実に除去されるので、切りくずが一体成形刃に付
着するのを防止することが可能となる。
強度の早期発現を促すことができる一体成形刃の成形方
法を提供することが可能となる。
刃の各溝底に速乾性硬化剤が残留するのを確実に防止す
ることが可能となる。
続工程により、カートンブランクに一体成形刃を成形す
ることができ、一体成形刃を備えたカートンブランクを
大量生産可能な一体成形刃の成形装置を提供することが
できる。
成形された一体成形刃を有する包装容器の斜視図である
。 第2図は、第1図に示す包装容器を形成しているカート
ンブランクを、一体成形刃が成形される前の状態で示す
平面図である。 第3A図、第3B図及び第3C図は、一体成形刃6の成
形工程を、段階的に示す工程図であり、第3A図乃至第
3C図には、第2図において仮想線で囲まれた部分”a
”が拡大平面図として示されている。 第4図及び第5図は、本発明の実施例に係る一体成形刃
の成形装置を示す概略全体平面図及び概9 0 略全体側面図である。 第6A図及び第6B図は、第4図に示すチマンキンク装
置の拡大正面図である。 第7A図は、第4図に示す打抜き装置のトムソン刃まわ
りの詳細を示す拡大断面図であり、第7B図及び第7C
図はそれぞれ、第7A図の7ヘー、へ線及びB〜B線に
お:する断面図である。 第8図は、第4図:こ示す浸漬槽の拡大断面図である。 1・・・・・包装容器、 6・・・ 一体成形刃、
6′・・・・・・縁部、 6″・・・・・・鋸歯状
縁部、10 ・・・カートンブランク、 11.12・・・・・・切り込み、 13.14・・・・・残余部、 20・・・・・成形装
置、30・・・・・・ワークステーション、40・・・
・・搬送装置、 43・・・・・無端走行帯、44
・・・・・・チャッキング装置、 50・・・・・打抜き装置、 60・・・・・・集屋
装置、70・・・・・・浸漬槽、 71・・・・オーバーフロー槽、 1 72 ・・・リザーバー、 80・・・・・ブロー回収装置、 91.92・・ ・温風ヒータ 100・・・・・・製品ステーション、101.102
・・・・・コンテナ。 90 ・ ・乾燥装置、 2 特開平3 251389 (11)
Claims (9)
- (1)所定の形状に成形された包装容器用カートンブラ
ンクに一体成形刃を形成するための一体成形刃の成形方
法において、前記カートンブランクの縁部に、該縁部と
鋭角をなす複数の第1の切れ目を形成し、前記縁部に鋸
歯状の輪郭が形成されるように、前記第1の切れ目と所
定の角度をなす複数の第2の切れ目を形成した後、前記
鋸歯状の輪郭に形成された前記縁部に速乾性硬化剤を含
浸することを特徴とする一体成形刃の成形方法。 - (2)前記第2の切れ目を形成する際に発生する切りく
ずを吸引して、該切りくずを前記縁部から除去すること
を特徴とする請求項(1)に記載の一体成形刃の成形方
法。 - (3)所定の形状に成形された包装容器用カートンブラ
ンクに一体成形刃を形成するための一体成形刃の成形方
法において、前記カートンブランクの縁部を鋸歯状の輪
郭に切断し、前記鋸歯状の輪郭に形成された前記縁部を
速乾性硬化剤浴に浸漬して、該縁部に速乾性硬化剤を含
浸した後、該縁部を加温乾燥することを特徴とする一体
成形刃の成形方法。 - (4)前記縁部に速乾性硬化剤を含浸した後に、該縁部
に形成された鋸歯状の輪郭の各溝底に残留した速乾性硬
化剤の液滴を、空気流によって除去してから、前記縁部
を加温乾燥することを特徴とする請求項(3)に記載の
一体成形刃の成形方法。 - (5)実質的に平行に配列された複数の切刃を備えた第
1の打抜き装置と、前記切刃に対して所定の角度をなし
て実質的に平行に配列された複数の切刃を備えた第2の
打抜き装置と、前記第1及び第2の打抜き装置によって
鋸歯状の輪郭に形成されたカートンブランクの縁部を浸
漬するための速乾性硬化剤浴を収容している浸漬槽と、
該カートンブランクの縁部が前記第1の打抜き装置、前
記第2の打抜き装置及び前記浸漬槽を通る所定の経路に
沿って移動されるように、搬送する搬送装置とを有する
ことを特徴とする一体成形刃の成形装置。 - (6)前記第2の打抜き装置から発生する切りくずを吸
引する集塵装置を有することを特徴とする請求項(5)
に記載の一体成形刃の成形装置。 - (7)カートンブランクの縁部に鋸歯状の輪郭を形成す
るように、該縁部を打抜く打抜き装置と、前記鋸歯状の
輪郭に形成された縁部を浸漬するための速乾性硬化剤浴
を収容している浸漬槽と、速乾性硬化剤に浸漬された前
記縁部を加温乾燥するための乾燥装置と、前記カートン
ブランクを、前記縁部が前記打抜き装置、前記浸漬槽及
び前記乾燥装置とを通る所定の経路に沿って移動される
ように、搬送する搬送装置とを有することを特徴とする
一体成形刃の成形装置。 - (8)前記速乾性硬化剤に浸漬された前記縁部の溝底に
残留する速乾性硬化剤の液滴を除去するように、前記縁
部に空気流を当てるブロー装置を有し、前記搬送装置は
、前記縁部が前記浸漬槽と前記乾燥装置との間において
前記ブロー装置を通る経路に沿って移動されるように、
前記カートンブランクを搬送する、ことを特徴とする請
求項(7)に記載の一体成形刃の成形装置。 - (9)前記浸漬槽は、前記浸漬槽内の速乾性硬化剤が流
動するように該速乾性硬化剤を循環するための循環装置
を有することを特徴とする請求項(7)又は(8)に記
載の一体成形刃の成形装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050775A JPH0818266B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 一体成形刃の成形方法及び成形装置 |
KR1019910001056A KR970001737B1 (ko) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | 카튼 반제품 상에 컷터를 일체적으로 형성시키는 방법 및 장치 |
US07/643,286 US5204142A (en) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | Method for integrally forming a cutter on a carton blank |
DE19914101762 DE4101762C2 (de) | 1990-01-22 | 1991-01-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Ausbilden einer Schneideinrichtung an einem Karton |
US08/021,066 US5306224A (en) | 1990-01-22 | 1993-02-23 | Method and apparatus for integrally forming a cutter on a carton blank |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050775A JPH0818266B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 一体成形刃の成形方法及び成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03251389A true JPH03251389A (ja) | 1991-11-08 |
JPH0818266B2 JPH0818266B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=12868209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050775A Expired - Fee Related JPH0818266B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-03-01 | 一体成形刃の成形方法及び成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818266B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4836392A (ja) * | 1971-09-21 | 1973-05-29 | ||
JPS5629335U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-19 | ||
JPH02212094A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 巻回フイルム容器の切断手断の製法 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP2050775A patent/JPH0818266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4836392A (ja) * | 1971-09-21 | 1973-05-29 | ||
JPS5629335U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-19 | ||
JPH02212094A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 巻回フイルム容器の切断手断の製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818266B2 (ja) | 1996-02-28 |
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