JPH0325109Y2 - - Google Patents
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- JPH0325109Y2 JPH0325109Y2 JP1985059044U JP5904485U JPH0325109Y2 JP H0325109 Y2 JPH0325109 Y2 JP H0325109Y2 JP 1985059044 U JP1985059044 U JP 1985059044U JP 5904485 U JP5904485 U JP 5904485U JP H0325109 Y2 JPH0325109 Y2 JP H0325109Y2
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- Japan
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- ice
- switch
- electric compressor
- auger
- clogging
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Links
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Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はオーガ式製氷機に関し、特に冷却円筒
内の氷詰りを検出するための保護装置に関する。
内の氷詰りを検出するための保護装置に関する。
(ロ) 従来の技術
実公昭51−31414号公報にはオーガ式製氷機の
冷凍円筒の上部に設けられ、バネにより定常状態
に維持され氷による異常押圧力にて前記バネの力
に抗して前記定常状態から後退するガイド体と、
このガイド体の所定の後退運動によつて製氷動作
の停止を制御するスイツチとを備えた製氷機の保
護装置が示されている。
冷凍円筒の上部に設けられ、バネにより定常状態
に維持され氷による異常押圧力にて前記バネの力
に抗して前記定常状態から後退するガイド体と、
このガイド体の所定の後退運動によつて製氷動作
の停止を制御するスイツチとを備えた製氷機の保
護装置が示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
上記従来の技術において、冷凍円筒上部の氷搬
送部に氷詰りが発生した際には、異常押圧力によ
りバネが押圧されスイツチが動作して製氷動作を
停止させることができるが、前記氷詰り以外の例
えば氷片が連続して搬送された場合にも、前記ス
イツチは動作して製氷運転は停止され、前記スイ
ツチの動作直後にガイド体に対するバネの反力で
氷が割れて該スイツチは復帰する。
送部に氷詰りが発生した際には、異常押圧力によ
りバネが押圧されスイツチが動作して製氷動作を
停止させることができるが、前記氷詰り以外の例
えば氷片が連続して搬送された場合にも、前記ス
イツチは動作して製氷運転は停止され、前記スイ
ツチの動作直後にガイド体に対するバネの反力で
氷が割れて該スイツチは復帰する。
この結果、製氷機が短時間で停止、運転を繰り
返し、電動圧縮機の耐久性を低下させるばかりで
なく、氷の搬出速さが遅くなり冷凍系の過冷却を
誘発するという問題点が発生していた。
返し、電動圧縮機の耐久性を低下させるばかりで
なく、氷の搬出速さが遅くなり冷凍系の過冷却を
誘発するという問題点が発生していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は上記問題点を解決するために、外面に
冷凍系の電動圧縮機から圧送される冷媒の通路を
形成した冷却円筒と、オーガモータに連動して前
記冷却円筒内で回転する削氷用オーガと、前記冷
却円筒上方の氷搬出部に設けられて該冷却円筒と
該氷搬出部の氷吐出口との間の氷詰りを検出する
氷詰り検知装置を備えたオーガ式製氷機におい
て、前記氷詰り検知装置が所定時間継続して氷詰
りを検出したとき、前記電動圧縮機の運転を停止
させる第1タイマ装置と、該タイマ装置による前
記電動圧縮機の運転停止から所定時間は、前記氷
詰り検知装置の氷詰り解除検出に係わらず、前記
電動圧縮機の運転を停止状態に保持する第2タイ
マ装置を備えたオーガ式製氷機の保護装置を提供
するものである。
冷凍系の電動圧縮機から圧送される冷媒の通路を
形成した冷却円筒と、オーガモータに連動して前
記冷却円筒内で回転する削氷用オーガと、前記冷
却円筒上方の氷搬出部に設けられて該冷却円筒と
該氷搬出部の氷吐出口との間の氷詰りを検出する
氷詰り検知装置を備えたオーガ式製氷機におい
て、前記氷詰り検知装置が所定時間継続して氷詰
りを検出したとき、前記電動圧縮機の運転を停止
させる第1タイマ装置と、該タイマ装置による前
記電動圧縮機の運転停止から所定時間は、前記氷
詰り検知装置の氷詰り解除検出に係わらず、前記
電動圧縮機の運転を停止状態に保持する第2タイ
マ装置を備えたオーガ式製氷機の保護装置を提供
するものである。
(ホ) 作用
冷却円筒上部に設けられた氷詰り検知装置が氷
詰りを検出し、前記氷詰り検知装置による氷詰り
検知時間を第1タイマ装置はカウントし、氷詰り
検知時間が所定時間継続したときには、第1タイ
マ装置はカウントアツプして電動圧縮機の運転を
停止し、圧縮機の運転を停止してから所定時間
は、氷詰り検知装置が氷詰りの解除を検出して
も、第2タイマ装置によつて電動圧縮機の運転を
停止状態に保持できる。
詰りを検出し、前記氷詰り検知装置による氷詰り
検知時間を第1タイマ装置はカウントし、氷詰り
検知時間が所定時間継続したときには、第1タイ
マ装置はカウントアツプして電動圧縮機の運転を
停止し、圧縮機の運転を停止してから所定時間
は、氷詰り検知装置が氷詰りの解除を検出して
も、第2タイマ装置によつて電動圧縮機の運転を
停止状態に保持できる。
(ヘ) 実施例
以下、本考案の1実施例を第1図乃至第4図に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
第3図はオーガ式製氷機の部分縦断面図、第4
図は第3図の要部拡大縦断面図で、1は冷却円筒
で外周に冷凍系を構成する冷媒蒸発管2を設けて
いる。3は冷却円筒1及び冷媒蒸発管2を被覆す
る断熱材、4は冷凍円筒1内に回転可能に設置し
た削氷用オーガで上下両軸受け5,6にて支持さ
れ、下部に延長した軸4Aは減速機7を介してオ
ーガモータ8に連結されている。9は冷却円筒1
内へ給水管10を通して給水する給水槽で、上水
道水管11を給水槽9の所定レベルにて開閉する
フロートスイツチ12を有している。13は上部
軸受5に形成した氷整形用の通路、14は冷却円
筒1の上端に延出した氷ガイド筒で、貯氷庫15
へ開口した氷吐出管16と共に氷搬出部Aを形成
している。
図は第3図の要部拡大縦断面図で、1は冷却円筒
で外周に冷凍系を構成する冷媒蒸発管2を設けて
いる。3は冷却円筒1及び冷媒蒸発管2を被覆す
る断熱材、4は冷凍円筒1内に回転可能に設置し
た削氷用オーガで上下両軸受け5,6にて支持さ
れ、下部に延長した軸4Aは減速機7を介してオ
ーガモータ8に連結されている。9は冷却円筒1
内へ給水管10を通して給水する給水槽で、上水
道水管11を給水槽9の所定レベルにて開閉する
フロートスイツチ12を有している。13は上部
軸受5に形成した氷整形用の通路、14は冷却円
筒1の上端に延出した氷ガイド筒で、貯氷庫15
へ開口した氷吐出管16と共に氷搬出部Aを形成
している。
Bは氷ガイド筒14の上部に設けられた氷詰り
検知装置で、氷ガイド体18、ガイド体支持軸2
0、回動防止用軸21、コイルバネ22、作動板
23、及びマイクロスイツチ27等から構成され
ている。ここで、氷ガイド体18は氷ガイド筒1
4内上部に設けられた削氷用オーガ4の上端部か
ら送出された氷を氷吐出口17へ向けて偏向させ
る傾斜面19を有し、ガイド体支持軸20により
ガイド筒14の中心軸上に支持され、回動防止用
軸21により回動は防止される。又、前記両軸2
0,21はガイド筒14の上壁を貫通してガイド
体18と共動する。さらに、コイルバネ22はガ
イド筒14の上壁とガイド体18の上面に当接
し、軸20が挿通されている。又、作動板23は
軸20,21に結合され、夫々軸20,21に設
けた調節ナツト24,25及び26にて上方に抜
け止めされている。又、マイクロスイツチ27は
作動板23と対向した作動棒28を備えている。
検知装置で、氷ガイド体18、ガイド体支持軸2
0、回動防止用軸21、コイルバネ22、作動板
23、及びマイクロスイツチ27等から構成され
ている。ここで、氷ガイド体18は氷ガイド筒1
4内上部に設けられた削氷用オーガ4の上端部か
ら送出された氷を氷吐出口17へ向けて偏向させ
る傾斜面19を有し、ガイド体支持軸20により
ガイド筒14の中心軸上に支持され、回動防止用
軸21により回動は防止される。又、前記両軸2
0,21はガイド筒14の上壁を貫通してガイド
体18と共動する。さらに、コイルバネ22はガ
イド筒14の上壁とガイド体18の上面に当接
し、軸20が挿通されている。又、作動板23は
軸20,21に結合され、夫々軸20,21に設
けた調節ナツト24,25及び26にて上方に抜
け止めされている。又、マイクロスイツチ27は
作動板23と対向した作動棒28を備えている。
第1図は製氷機運転制御回路で、L1,L2は電
源供給ライン、30は電源スイツチ、31はフロ
ートスイツチ12と断水スイツチ32とからなる
給水制御スイツチ、33はフロートスイツチ12
により通電が制御される第1リレーコイル、34
は断水スイツチ32により通電が制御される第2
リレーコイル、33S1,33S2は第1リレーコイ
ル33の通電によりオフする常閉な第1リレー第
1、第2スイツチである。又、35は第1リレー
第2スイツチ33S2のオンオフにより通電が制御
される給水弁である。34S1は第2リレーコイル
34の自己保持回路を構成する常開な第2リレー
第1スイツチ、36は常閉な貯氷サーモ、34S2
は前記貯氷サーモ36と直列接続された常閉な第
2リレー第2スイツチである。
源供給ライン、30は電源スイツチ、31はフロ
ートスイツチ12と断水スイツチ32とからなる
給水制御スイツチ、33はフロートスイツチ12
により通電が制御される第1リレーコイル、34
は断水スイツチ32により通電が制御される第2
リレーコイル、33S1,33S2は第1リレーコイ
ル33の通電によりオフする常閉な第1リレー第
1、第2スイツチである。又、35は第1リレー
第2スイツチ33S2のオンオフにより通電が制御
される給水弁である。34S1は第2リレーコイル
34の自己保持回路を構成する常開な第2リレー
第1スイツチ、36は常閉な貯氷サーモ、34S2
は前記貯氷サーモ36と直列接続された常閉な第
2リレー第2スイツチである。
40は貯氷サーモ36及び第2リレー第2スイ
ツチ34S2のオンオフにより通電が制御される製
氷運転制御回路で、41はマイクロスイツチ27
のオンオフにより通電が制御される第1タイマ装
置、42は第2タイマ装置、43は第3リレーコ
イルである。又、43S1は第3リレーコイル43
の通電によりオンする常開な第3リレー第1スイ
ツチ、41Sは第1タイマ装置41の動作により
切り換わる第1タイマスイツチで、この第1タイ
マスイツチ41Sの常開な第1接点41aは第2
タイマ装置42により制御される常閉な第2タイ
マスイツチ42Sを介して第3リレーコイル43
に接続され、常閉な第2接点41bは第3リレー
コイル43の通電によりオフする常閉な第3リレ
ー第2スイツチ43S2に接続されている。さら
に、44及び8は第1タイマスイツチ41Sの切
り換わり及び第3リレー第2スイツチ43S2のオ
ンオフにより通電が制御される電動圧縮機及びオ
ーガモータで、電動圧縮機44は上記冷媒蒸発管
2と共に冷凍系を構成する。
ツチ34S2のオンオフにより通電が制御される製
氷運転制御回路で、41はマイクロスイツチ27
のオンオフにより通電が制御される第1タイマ装
置、42は第2タイマ装置、43は第3リレーコ
イルである。又、43S1は第3リレーコイル43
の通電によりオンする常開な第3リレー第1スイ
ツチ、41Sは第1タイマ装置41の動作により
切り換わる第1タイマスイツチで、この第1タイ
マスイツチ41Sの常開な第1接点41aは第2
タイマ装置42により制御される常閉な第2タイ
マスイツチ42Sを介して第3リレーコイル43
に接続され、常閉な第2接点41bは第3リレー
コイル43の通電によりオフする常閉な第3リレ
ー第2スイツチ43S2に接続されている。さら
に、44及び8は第1タイマスイツチ41Sの切
り換わり及び第3リレー第2スイツチ43S2のオ
ンオフにより通電が制御される電動圧縮機及びオ
ーガモータで、電動圧縮機44は上記冷媒蒸発管
2と共に冷凍系を構成する。
以下、上記オーガ式製氷機の動作について説明
する。
する。
第3図に示したように各スイツチがオン、オフ
しているとき、電源スイツチ30をオンすると、
第2リレーコイル34は通電されて第2リレー第
1スイツチ34S1はオンして自己保持回路が形成
され、第2リレー第2スイツチ34S2はオンして
電動圧縮機44及びオーガモータ8は非通電で、
このとき製氷運転は開始されない。又、第1リレ
ー第2スイツチ33S2を介して給水弁35は通電
されて開き、給水槽9へ給水が行われる。前記給
水により給水槽9の貯水レベルは次第に上昇し、
下限レベルになると断水スイツチ32はオフす
る。さらに給水が行われて、給水槽9の貯水レベ
ルが上限レベルになると、フロートスイツチ12
はオンして第1リレーコイル33は通電され、第
1リレー第1、第2スイツチ33S1,33S2は共
にオフする。第1リレー第1スイツチ33S1がオ
フすると第2リレーコイル34は非通電になり、
第2リレー第1スイツチ34S1はオフし、又、第
2リレー第2スイツチ34S2はオンし、第1タイ
マスイツチ41S及び第3リレー第2スイツチ4
3S2を介して電動圧縮機44及びオーガモータ8
は共に通電され、冷媒蒸発管2に低温低圧の液冷
媒が流れると共に、削氷用オーガ4は運転を開始
して製氷運転が始まる。又、第1リレー第2スイ
ツチ33S2はオフして給水弁35は非通電になり
閉じ、給水槽9への給水は停止される。
しているとき、電源スイツチ30をオンすると、
第2リレーコイル34は通電されて第2リレー第
1スイツチ34S1はオンして自己保持回路が形成
され、第2リレー第2スイツチ34S2はオンして
電動圧縮機44及びオーガモータ8は非通電で、
このとき製氷運転は開始されない。又、第1リレ
ー第2スイツチ33S2を介して給水弁35は通電
されて開き、給水槽9へ給水が行われる。前記給
水により給水槽9の貯水レベルは次第に上昇し、
下限レベルになると断水スイツチ32はオフす
る。さらに給水が行われて、給水槽9の貯水レベ
ルが上限レベルになると、フロートスイツチ12
はオンして第1リレーコイル33は通電され、第
1リレー第1、第2スイツチ33S1,33S2は共
にオフする。第1リレー第1スイツチ33S1がオ
フすると第2リレーコイル34は非通電になり、
第2リレー第1スイツチ34S1はオフし、又、第
2リレー第2スイツチ34S2はオンし、第1タイ
マスイツチ41S及び第3リレー第2スイツチ4
3S2を介して電動圧縮機44及びオーガモータ8
は共に通電され、冷媒蒸発管2に低温低圧の液冷
媒が流れると共に、削氷用オーガ4は運転を開始
して製氷運転が始まる。又、第1リレー第2スイ
ツチ33S2はオフして給水弁35は非通電になり
閉じ、給水槽9への給水は停止される。
製氷運転が行われているとき、第2図の時刻
T1にて氷片が連続して搬送されているとき、例
えば氷のひつかかりにより一瞬ガイド体18を上
方へ押圧し、マイクロスイツチ27をオンしたと
きには第1タイマ装置41は通電されてカウント
を開始する。そして、カウントを開始してから瞬
間のマイクロスイツチ27のオンにより製氷運転
を停止させることがなく、又氷詰りの発生時に製
氷運転の停止が遅れないような所定時間例えば2
秒経過する前の時刻T2にスプリング22の反力
で氷が割れ、マグネツトスイツチ27がオフした
際には第1タイマ装置41はリセツトされ、第1
タイマスイツチ41Sは切り換わらずに電動圧縮
機44及びオーガモータ8には継続して通電さ
れ、製氷運転が継続する。そして時刻T3にてマ
グネツトスイツチ27をオンしたとき、上記と同
様に第1タイマ装置41はカウントを開始し、所
定時間経過する前に時刻T4にてマイクロスイツ
チ27がオフした際には、第1タイマ装置41は
リセツトされて製氷運転は継続して行われる。
T1にて氷片が連続して搬送されているとき、例
えば氷のひつかかりにより一瞬ガイド体18を上
方へ押圧し、マイクロスイツチ27をオンしたと
きには第1タイマ装置41は通電されてカウント
を開始する。そして、カウントを開始してから瞬
間のマイクロスイツチ27のオンにより製氷運転
を停止させることがなく、又氷詰りの発生時に製
氷運転の停止が遅れないような所定時間例えば2
秒経過する前の時刻T2にスプリング22の反力
で氷が割れ、マグネツトスイツチ27がオフした
際には第1タイマ装置41はリセツトされ、第1
タイマスイツチ41Sは切り換わらずに電動圧縮
機44及びオーガモータ8には継続して通電さ
れ、製氷運転が継続する。そして時刻T3にてマ
グネツトスイツチ27をオンしたとき、上記と同
様に第1タイマ装置41はカウントを開始し、所
定時間経過する前に時刻T4にてマイクロスイツ
チ27がオフした際には、第1タイマ装置41は
リセツトされて製氷運転は継続して行われる。
製氷運転が継続して行われているとき、例えば
氷ガイド筒14内にて氷詰りが発生し、時刻T5
にて氷片がガイド体18を上方へ押圧してマグネ
ツトスイツチ27をオンすると、第1タイマ装置
41はカウントを開始する。以後氷詰りによるマ
グネツトスイツチ27のオンが所定時間継続する
と、時刻T6にて第1タイマ装置41はカウント
アツプして第1タイマスイツチ41Sは第2接点
41bから第1接点41aに切り換わり、電動圧
縮機44及びオーガモータ8は共に非通電になり
運転を停止し、製氷運転は停止される。又、第1
タイマスイツチ41Sの切り換わりにより、第2
タイマ装置42は通電されてカウントを開始する
と共に、第2タイマスイツチ42Sを介して第2
リレーコイル43は通電され、第3リレー第1ス
イツチ43S1はオンして自己保持回路が形成さ
れ、さらに第3リレー第2スイツチ43S2はオフ
する。
氷ガイド筒14内にて氷詰りが発生し、時刻T5
にて氷片がガイド体18を上方へ押圧してマグネ
ツトスイツチ27をオンすると、第1タイマ装置
41はカウントを開始する。以後氷詰りによるマ
グネツトスイツチ27のオンが所定時間継続する
と、時刻T6にて第1タイマ装置41はカウント
アツプして第1タイマスイツチ41Sは第2接点
41bから第1接点41aに切り換わり、電動圧
縮機44及びオーガモータ8は共に非通電になり
運転を停止し、製氷運転は停止される。又、第1
タイマスイツチ41Sの切り換わりにより、第2
タイマ装置42は通電されてカウントを開始する
と共に、第2タイマスイツチ42Sを介して第2
リレーコイル43は通電され、第3リレー第1ス
イツチ43S1はオンして自己保持回路が形成さ
れ、さらに第3リレー第2スイツチ43S2はオフ
する。
製氷運転が停止してから時間の経過に伴ない氷
ガイド筒14内の氷が次第にゆるみ、スプリング
22によるガイド体18の下方への押圧により時
刻T7にてマイクロスイツチ27がオフしたとき
には、第1タイマ装置41は非通電になり、リセ
ツトされると共に、第1タイマスイツチ41Sは
第2接点41bに切り換わる。以後、製氷運転の
停止が継続して時刻T8にて第2タイマ装置42
がカウントアツプすると、第2タイマスイツチ4
2Sは僅かな時間オフして第3リレーコイル43
はオフする。第3リレーコイル43のオフによ
り、第2リレー第1スイツチ43S1はオフすると
共に、第3リレー第2スイツチ43S2はオンし、
電動圧縮機44及びオーガモータ8は共に通電さ
れ運転を開始し、製氷運転が行われる。
ガイド筒14内の氷が次第にゆるみ、スプリング
22によるガイド体18の下方への押圧により時
刻T7にてマイクロスイツチ27がオフしたとき
には、第1タイマ装置41は非通電になり、リセ
ツトされると共に、第1タイマスイツチ41Sは
第2接点41bに切り換わる。以後、製氷運転の
停止が継続して時刻T8にて第2タイマ装置42
がカウントアツプすると、第2タイマスイツチ4
2Sは僅かな時間オフして第3リレーコイル43
はオフする。第3リレーコイル43のオフによ
り、第2リレー第1スイツチ43S1はオフすると
共に、第3リレー第2スイツチ43S2はオンし、
電動圧縮機44及びオーガモータ8は共に通電さ
れ運転を開始し、製氷運転が行われる。
以後、上記動作説明と同様に、氷詰り等により
マイクロスイツチ27が所定時間継続してオンし
たときには第1タイマ装置41はカウントアツプ
して第1タイマスイツチ41Sは切り換わり、製
氷運転は停止され、マイクロスイツチ27のオン
が所定時間継続しなかつたときには、製氷運転は
停止されることなく継続して行われる。
マイクロスイツチ27が所定時間継続してオンし
たときには第1タイマ装置41はカウントアツプ
して第1タイマスイツチ41Sは切り換わり、製
氷運転は停止され、マイクロスイツチ27のオン
が所定時間継続しなかつたときには、製氷運転は
停止されることなく継続して行われる。
従つて、氷の連続搬出等による氷詰りによりマ
イクロスイツチ27がオンし、このオン時間が所
定時間に達せず第1タイマ装置41がカウントア
ツプしなかつた際には、第1タイマスイツチ41
Sは切り換わらず製氷運転は継続して行われ、製
氷運転の無駄な停止を防止できると共に、製氷運
転の短時間での停止、運転の繰り返しはなくな
り、電動圧縮機44の耐久性の向上を図ることが
できると共に、冷却円筒1の過冷却を避けること
ができる。
イクロスイツチ27がオンし、このオン時間が所
定時間に達せず第1タイマ装置41がカウントア
ツプしなかつた際には、第1タイマスイツチ41
Sは切り換わらず製氷運転は継続して行われ、製
氷運転の無駄な停止を防止できると共に、製氷運
転の短時間での停止、運転の繰り返しはなくな
り、電動圧縮機44の耐久性の向上を図ることが
できると共に、冷却円筒1の過冷却を避けること
ができる。
又、氷詰り等によりマイクロスイツチ27が所
定時間以上継続してオンしたときには第1タイマ
装置41はカウントアツプして製氷運転は停止し
て電動圧縮機44及びオーガモータ8に過負荷が
発生することを回避することができる。
定時間以上継続してオンしたときには第1タイマ
装置41はカウントアツプして製氷運転は停止し
て電動圧縮機44及びオーガモータ8に過負荷が
発生することを回避することができる。
尚、本考案は上記実施例に示したような氷詰り
検知装置B、製氷機運転制御回路に限定されるも
のではない。
検知装置B、製氷機運転制御回路に限定されるも
のではない。
(ト) 考案の効果
本考案は上記のように構成されたオーガ式製氷
機の保護装置であるから、氷詰り検知装置が所定
時間継続して氷詰りを検知したときには第1タイ
マ装置は動作して電動圧縮機及びオーガモータを
停止させ製氷運転は停止するため、前記電動圧縮
機及びオーガモータに過負荷が発生し、故障の誘
引になることを防止できるのは勿論、氷詰りが短
時間で解消して所定時間継続しなかつたときには
第1タイマ装置は動作せず製氷運転は継続して行
われ、製氷運転の無駄な停止を防止できると共
に、製氷運転の短時間での停止、運転の繰り返し
はなくなり、しかも、電動圧縮機が運転を停止し
てから所定時間は、氷詰りが解除されても第2タ
イマ装置によつて電動圧縮機を再起動させないた
め、電動圧縮機の寿命が著しく向上し、製氷機の
故障発生を回避することができる。
機の保護装置であるから、氷詰り検知装置が所定
時間継続して氷詰りを検知したときには第1タイ
マ装置は動作して電動圧縮機及びオーガモータを
停止させ製氷運転は停止するため、前記電動圧縮
機及びオーガモータに過負荷が発生し、故障の誘
引になることを防止できるのは勿論、氷詰りが短
時間で解消して所定時間継続しなかつたときには
第1タイマ装置は動作せず製氷運転は継続して行
われ、製氷運転の無駄な停止を防止できると共
に、製氷運転の短時間での停止、運転の繰り返し
はなくなり、しかも、電動圧縮機が運転を停止し
てから所定時間は、氷詰りが解除されても第2タ
イマ装置によつて電動圧縮機を再起動させないた
め、電動圧縮機の寿命が著しく向上し、製氷機の
故障発生を回避することができる。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は製氷機運転制御回路図、第2図は製氷運
転の時間推移図、第3図はオーガ式製氷機の部分
縦断面図、第4図は第3図の要部拡大縦断面図で
ある。 1……冷却円筒、4……削氷用オーガ、8……
オーガモータ、A……氷搬出部、B……氷詰り検
知装置、17……氷吐出口、41……第1タイマ
装置、44……電動圧縮機。
第1図は製氷機運転制御回路図、第2図は製氷運
転の時間推移図、第3図はオーガ式製氷機の部分
縦断面図、第4図は第3図の要部拡大縦断面図で
ある。 1……冷却円筒、4……削氷用オーガ、8……
オーガモータ、A……氷搬出部、B……氷詰り検
知装置、17……氷吐出口、41……第1タイマ
装置、44……電動圧縮機。
Claims (1)
- 外面に冷凍系の電動圧縮機から圧送される冷媒
の通路を形成した冷却円筒と、オーガモータに連
動して前記冷却円筒内で回転する削氷用オーガ
と、前記冷却円筒上方の氷搬出部に設けられて該
冷却円筒と該氷搬出部の氷吐出口との間の氷詰り
を検出する氷詰り検知装置を備えたオーガ式製氷
機において、前記氷詰り検知装置が氷詰りを検出
したときスタートし、前記氷詰りが所定時間継続
したとき前記電動圧縮機の運転を停止させる第1
タイマ装置と、該タイマ装置による前記電動圧縮
機の運転停止から所定時間は、前記氷詰り検知装
置の氷詰り解除検出に係わらず、前記電動圧縮機
の運転を停止状態に保持する第2タイマ装置を備
えたことを特徴とするオーガ式製氷機の保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985059044U JPH0325109Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985059044U JPH0325109Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195276U JPS61195276U (ja) | 1986-12-05 |
JPH0325109Y2 true JPH0325109Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30585103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985059044U Expired JPH0325109Y2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325109Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4545305B2 (ja) * | 2000-11-09 | 2010-09-15 | ホシザキ電機株式会社 | オーガ式製氷機の異常検出装置及び異常判定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5640258A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-16 | Seiko Epson Corp | Formation of two-layer structure wiring |
JPS6011791A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-22 | Mitsuishi Eng Kk | フロ−トバルブ |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP1985059044U patent/JPH0325109Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5640258A (en) * | 1979-09-07 | 1981-04-16 | Seiko Epson Corp | Formation of two-layer structure wiring |
JPS6011791A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-22 | Mitsuishi Eng Kk | フロ−トバルブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61195276U (ja) | 1986-12-05 |
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