JPH03250945A - フレーム送信割当方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ通信装置間を複数のデータリンクで接続し、該複
数のデータリンクを一つの論理的な通信路としてデータ
通信装置間でフレームを転送するマルチリンク方式のデ
ータ通信システムにおけるフレーム送信割当方式に関し
、 論理的な通信路を構成する各データリンクの通信速度お
よび伝送品質が異なる場合にも、効率の良いフレーム転
送を可能とすることを目的とし、送信側のデータ通信装
置に、データリンクを経由して送信したフレームの送達
確認を示す情報が、受信側のデータ通信装置から返送さ
れたデータリンクの識別情報を、到着順に保持する送達
確認履歴保持手段と、新たにフレームを送信する場合に
、送達確認履歴保持手段に保持されているデータリンク
の識別情報を先着順に抽出し、抽出した識別情報が示す
データリンクに新たに送信するフレームを割当てるフレ
ーム割当手段とを設ける様に構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データ通信装置間を複数のデータリンクで接
続し、該複数のデータリンクを一つの論理的な通信路と
してデータ通信装置間でフレームを転送するマルチリン
ク方式のデータ通信システムにおけるフレーム送信割当
方式に関する。

マルチリンク方式のデータ通信システムにおいては、二
組のデータ通信装置を接続する複数のデータリンクを、
−組の論理的な通信路（マルチリンク）としてデータを
転送する為、大量のデータを高速に転送可能となるのみ
ならず、一部のデータリンクが罹障しても、残るデータ
リンクでデータ伝送が可能となる為、当該データ通信シ
ステムの信鯨性を向上することも可能となる。

然しマルチリンクを構成する複数のデータリンクは、通
信速度或いは伝送品質も異なることが少なく無く、この
様な場合にも各データリンクを効率良く利用することが
、当該データ通信システムの効率向上に必要となる。

〔従来の技術〕

第５図は従来あるデータ通信システムの一例を示す図で
あり、第６図および第７図は第５図におけるフレーム送
信割当方式の一例を示す図で、第６図は異通信速度併用
の場合を示し、第７図は低品質リンク混在の場合を示す
。

第５図においては、二組のデータ通信装置１（送信側の
データ通信装置を１５、受信側のデータ通信装置を１．
Ｉと称する、以下同様）が、二本のデータリンク４（個
々のデータリンクを４．と称する、但しｍはデータリン
ク番号を示す）により接続されている。

各データ通信装置１は、それぞれネットワーク層の処理
を司るネットワーク処理装置２と、データリンク層の処
理を司るデータリンク処理装置３とを具備し、更に各デ
ータリンク処理装置３は、二組のデータリンク４をマル
チリンクとして扱う一組のマルチリンク処理部（ＭＬＰ
）３１と、各データリンク４に対応してそれぞれ設けら
れた二組のシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２とを具
備している。

送信側のデータ通信装置１においては、マルチリンク処
理部（ＭＬＰ）３１は゛、ネットワーク処理装置２から
送信を依頼されたフレームを、マルチリンクを経由して
対向するデータ通信装置１に転送する為に、フレーム送
信割当部（ＦＳＤ）３１１の指示に従って各シングルリ
ンク処理部（ＳＬＰ）３２に割当て、また各シングルリ
ンク処理部（ＳＬＰ）３２は、マルチリンク処理部（Ｍ
ＬＰ）３１から割当てられたフレームを、所定のデータ
伝送手順（例えばＨＤＬＣ手順）に基づき対応するデー
タリンク４を経由して転送させる。

なおマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１は、受信側から
の送達確認を待たずに、連続して送信可能なフレーム数
（マルチウィンドウサイズＭＷ）を「４フレーム」とし
、また各シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２は、受信
側の送達確認を待つこと無く連続して送信可能なフレー
ム数（最大割当フレーム数ＨＸ、）をそれぞれ「２フレ
ーム」とする。

またマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１がシングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２に送信を依頼するフレームをマ
ルチリンクフレームＭＬＦ　（ｎ）（但しｎはマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ、）３１における送信順序を示す番
号）と称する。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１内に設けられたフレ
ーム送信割当部（ＦＳＤ）３１１は、二組のシングルリ
ンク処理部（ＳＬＰ）３２を交互に選択し、新たに送信
するマルチリンクフレームＭＬＦ　（ｎ）を割当てるシ
ングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ−を決定する。

最初に、二組のデータリンク４の通信速度が異なる場合
のフレーム送信割当方式を、第５図および第６図により
説明する。

第５図および第６図において、データリンク４、が低速
、データリンク４．が高速とし、何れも予め確立済みと
する。

かかる状態で、送信側のデータ通信装置１３において、
ネットワーク処理装置２ｓが、データリンク処理装置３
．内のマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに複数のマ
ルチリンクフレームＭＬＦ（ｎ）を受信側のデータ通信
装置ＩＲに連続して転送する為に、複数の送信指示′信
号Ｓを連続して伝達すると、マルチリンク処理部（ＭＬ
Ｐ）３１３は、マルチウィンドウサイズＭＷ（−４フレ
ーム）に基づき、最初の四組のマルチリンクフレームＭ
ＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）の送信を依頼するシン
グルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ−を選択する為に、
フレーム送信割当部（ＦＳＤ）　３１１を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１１は、最
初にシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｌを選択し
て最初のマルチリンクフレームＭＬＦ（０）を割当て、
次にシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚを選択し
て第二のマルチリンクフレームＭＬＦ　（１）を割当て
、次にシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ□を選択
して第三のマルチリンクフレームＭＬＦ　（２）を割当
て、最後にシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚを
選択して第四のマルチリンクフレームＭＬＦ　（３）を
割当てる。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓが、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１１の割当てに基づき、マルチリン
クフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ（３）の送信を、
シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋および３２，
２に交互に依頼すると、シングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２ｓ＋および３２．２は、依頼されたマルチリンク
フレームＭＬＦ（０）乃至ＭＬＦ　（３）に基づきそれ
ぞれ情報フレーム！　（０）乃至１（３）（但しく０）
乃至（３）はマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）　乃
至ＭＬＦ　（３）の送信順序を表示し、各シングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２□および３２ｓ２における送信
順序を示す番号は省略されている、以下同様〕を組立て
、対応するデータリンク４．および４２に送信する。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚが送信した情
報フレームＩ　（１）および工　（３）は、高速のデー
タリンク４□を経由して先に受信側のデータ通信装置１
１に送達され、対応するシングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２ｇｇが情報フレームＩ（１）およびＩ　（３）の
送達確認用の受信可フレームＲＲ（１）（３）を、デー
タリンク４□を経由して送信側のデータ通信装置１．に
返送する。

データ通信装置１．においては、シングルリンク処理部
（ＳＬＰ）３２ｇｇが返送された受信可フレームＲＲ（
１）（３）を受信すると、送信を依頼されたマルチリン
クフレームＭＬＦ　（１）およびＭＬＦ　（３）が受信
側のデータ通信装置１１に送達されたことを示す送達確
認信号ＡＣＫ　（１）（３）を、マルチリンク処理部（
ＭＬｐ）３１ｇに返送する。

送達確認信号ＡＣＫ　（１）（３）を受信したマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｇは、最初に送信を依頼した
四組のマルチリンクフレームＭＬＦ（０）乃至ＭＬＦ　
（３）の内、マルチリンクフレームＭＬＦ　（１）およ
びＭＦＬ　（３）の送達は確認したが、マルチリンクフ
レームＭＬＦ　（０）およびＭＬＦ　（２）の送達は未
確認の為、未だマルチリンクフレームＭＬＦ　（４）以
降の送信は依頼しない。

やがてマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）およびＭＬ
Ｆ　（２）も低速のデータリンク４．を経由して受信側
のデータ通信装置Ｉ１１に伝達され、受信可フレームＲ
Ｒ（０）（２）がデータリンク４、を経由してシングル
リンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋に返送されると、シン
グルリンク処理部（ＳＬＰ）３２□は、送信を依頼され
たマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）およびＭＬＦ　
（２）が受信側のデータ通信装置１えに送達されたこと
を示す送達確認信号ＡＣＫ　（０）（２）を、マルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに返送する。

送達確認信号ＡＣＫ　（０）（２）を受信したマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、最初に送信を依頼した
四組のマルチリンクフレームＭＬＦ（０）乃至ＭＬＦ　
（３）の送達が確認された為、次の四組のマルチリンク
フレームＭＬＦ　（４）　乃至ＭＬＦ　（７）の送信を
、前述と同様にフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１１に
よる割当に基づき、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３
２ｓ＋および３２ｓｚに交互に依頼する。

マルチリンクフレームＭＬＦ　（５）およびＭＬＦ（７
）の送信を依頼されたシングルリンク処理部（ＳＬＰ）
３２ｓ□は、前述と同様に、情報フレームエ　（５）お
よびＩ　（７）を高速のデータリンク４□に送信し、先
に受信可フレームＲＲ（５）（７）を返送されると、送
達確認信号ＡＣＫ　（５）（７）をマルチリンク処理部
（ＭＬＰ）３１３に返送し、またマルチリンクフレーム
ＭＬＦ（４）およびＭＬＦ　（６）の送信を依頼された
シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋も、前述と同
様に、情報フレーム■　（４）およびＩ　（６）を低速
のデータリンク４．に送信し、遅れて受信可フレームＲ
Ｒ（４）（６）を返送されると、送達確認信号ＡＣＫ　
（４）（６）をマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに
返送する。

マルチリンク処理部（ＭＬｐ）３１ｓは、シングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋から送達確認信号ＡＣＫ　
（４）（６）が返送された後、更に次の四組のマルチリ
ンクフレームＭＬＦ　（８）乃至ＭＬＦ　（１１）の送
信をシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋および３
２３□に依頼する。

次に、二組のデータリンク４の通信速度は同一であるが
、伝送品質が異なる場合のフレーム送信割当方式を、第
５図および第７図により説明する。

第５図および第７図において、データリンク４１および
４！は何れも確立済みであるが、データリンク４１はデ
ータリンク４．より伝送品質が低く、フレームが伝送出
来ぬとする。

かかる状態で、送信側のデータ通信装置１３において、
ネットワーク処理装置２ｓがデータリンク処理装置３３
内のマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｇに、複数の送
信指示信号Ｓを連続して伝達すると、マルチリンク処理
部（ＭＬＰ）３１、は、前述と同様にフレーム送信割当
部（ＦＳＤ）３１１による割当に基づき、最初の四組の
マルチリンクフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３
）の送信を、シングルリンク処理部（Ｓ　Ｌ　Ｐ）３２
．１および３２３□に交互に依頼する。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋および３２３
□は、前述と同様に、依頼されたマルチリンクフレーム
ＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）に基づきそれぞれ情
報フレームＩ　（０）乃至Ｉ　（３）を組立て、対応す
るデータリンク４１および４□に送信する。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔは、前述と同
様に、依頼されたマルチリンクフレームＭＬＦ　（１）
およびＭＬＦ　（３）に基づき情報フレーム■　（１）
およびＩ　（３）を組立て、正常なデータリンク４□を
経由して受信側のデータ通信装置ＩＲに転送し、受信側
のデータ通信装置１ｍから受信可フレームＲＲ（１）（
３）が返送されると、マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３
１ｇに送達確認信号ＡＣＫ　（１）（３）を返送するが
、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋は、送信し
た情報フレームＩ　（０）および■　（２）を低品質の
データリンク４Ｉに送信を試み、何時までも受信側のデ
ータ通信装置１１から受信可フレームＲＲ（０）（２）
が返送されぬ為、情報フレームＩ（０）およびＩ　（２
）を送信してから所定時間が経過した後、マルチリンク
フレームＭＬＦ　（０）およびＭＬＦ　（２）の転送が
不成功であることを示す送信異常信号ＮＡＫ　（，０）
（２）を、マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに返送
する。

送信異常信号ＮＡＫ　（０）（２）を受信したマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、マルチリンクフレーム
ＭＬＦ　（０）およびＭＬＦ　（２）のシングルリンク
処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋による転送が不成功と判定し
、他方のシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚに対
してマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）およびＭＬＦ
　（２）の送信を依頼し直す。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔは、前述と同
様に、依頼されたマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）
およびＭＬＦ　（２）を情報フレーム■（０）およびＩ
　（２）により正常なデータリンク４ｚに送信し、受信
側のデータ通信装置１詭から受信可フレームＲＲ（０）
（２）が返送されると、マルチリンク処理部（ＭＬＰ）
３１ｓに送達確認信号ＡＣＫ　（０）（２）を返送する
。

送達確認信号ＡＣＫ　（０）（２）を受信したマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｇは、最初に送信を依願した
四組のマルチリンクフレームＭＬＦ（０）乃至ＭＬＦ　
（３）の送達が確認された為、次の四組のマルチリンク
フレームＭＬＦ　（４）　乃至ＭＬＦ　（７）の送信を
、前述と同様にフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１１に
よる割当に基づき、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３
２ｓ＋および３２ｓｚに交互に依願する。

今回も、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２■は、前
述と同様に、情報フレーム■　（５）およびＩ　（７）
のデータリンク４８を経由する転送に成功し、マルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１＊に送達確認信号ＡＣＫ　（
５）（７）を返送するが、シングルリンク処理部（ＳＬ
Ｐ）３２ｓｒは、情報フレームエ　（４）および！　（
６）のデータリンク４、を経由する転送に成功せず、所
定時間経過後に、送信異常信号ＮＡＫ　（４）（６）を
マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１３に返送する。

送信異常信号ＮＡＫ　（４）（６）を受信したマルチリ
ンク処理部（Ｍｔ、Ｐ）３１ｓは、前述と同様に、他方
のシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｏに対してマル
チリンクフレームＭＬＦ　（４）およびＭＬＦ　（６）
の送信を依願し直す。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚは、前述と同
様に、情報フレーム■　（４）およびＩ　（６）のデー
タリンク４ｚを経由する転送に成功し、マルチリンク処
理部（ＭＬＰ）３１３に送達確認信号ＡＣＫ　（４）（
６）を返送する。

送達確認信号ＡＣＫ　（４）（６）を受信したマルチリ
ンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、送信を依願した四組の
マルチリンクフレームＭＬＦ　（４）乃至ＭＬＦ　（７
）の送達が確認された為、次の四組のマルチリンクフレ
ームＭＬＦ（８）乃至ＭＬＦ（１１）の送信を、前述と
同様にフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１１による割当
に基づき、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋お
よび３２、Ｓ□に交互に依願する。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の説明から明らかな如く、従来あるフレーム送信割
当方式においては、マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１
ｓは、データリンク４Ｉおよび４２の通信速度および伝
送品質に無関係に、フレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１
１が所定の順序で交互に選択するシングルリンク処理部
（ＳＬＰ）３２ｓ＋および３２５ｇに、それぞれシング
ルウィンドウサイズに相当するマルチリンクフレームＭ
ＬＦ（ｎ）の送信を依願する為、異通信速度併用の場合
にはく第６図）、高速度のデータリンク４□も低速度の
データリンク４．と同一周期で情報フレームＩ　　（ｎ
）を送信することとなる為、低通信効率で使用されるこ
ととなり、また低品質リンクが混在する場合には（第７
図）、低品質のデータリンク４１　　Ｃシングルリンク
処理部（ＳＬＰ）３２３１〕に送信を依願されたマルチ
リンクフレームＭＬＦ　（ｎ）が、他のデータリンク４
□に再送依願される頻度が増加する問題があった。

本発明は、論理的な通信路を構成する各データリンクの
通信速度および伝送品質が異なる場合にも、効率の良い
フレーム転送を可能とすることを目的とする。

（課題を解決するための手段〕 第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１はデータ通信装置、４は一つの論理
的な通信路を構成する複数のデータリンクである。

１００は、本発明により送信側のデータ通信装置１に設
けられた送達確認履歴保持手段である。

２００は、本発明により送信側のデータ通信装置１に設
けられたフレーム割当手段である。

〔作用〕

送達確認履歴保持手段１００は、データリンク４を経由
して送信したフレームの送達確認を示す情報が、受信側
のデータ通信装置１から返送されたデータリンク４の識
別情報を、到着順に保持する。

フレーム割当手段２００は、新たにフレームを送信する
場合に、送達確認履歴保持手段１００に保持されている
データリンク４の識別情報を先着順に抽出し、抽出した
識別情報が示すデータリンク４に、新たに送信するフレ
ームを割当てる。

高速度のデータリンクに送信されたフレームは、低速度
のデータリンクに送信されたフレームより速やかに受信
側のデータ通信装置に送達され、送達確認を示す情報も
速やかに送信側のデータ通信装置に返送される為、送達
確認履歴保持手段には高速度のデータリンクを示す情報
が多く保持されることとなり、新たに送信するフレーム
は、高通信速度のデータリンクに優先的に割当てられる
こととなる。

また低品質のデータリンクからは送達確認を示す情報が
返送されぬ為、送達確認履歴保持手段には低品質のデー
タリンクを示す識別情報は保持され無くなり、新たに送
信されるフレームは正常なデータリンクのみに割当てら
れる為、再送の必要性が減少する。

従って、マルチリンクを構成する各データリンクの通信
速度および伝送品質に応じて効率良くフレーム″が転送
され、当該マルチリンク方式のデータ通信システムの通
信効率が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例によるデータ通信システムを
示す図であり、第３図は第２図におけるフレーム割当過
程の一例を示す図であり、第４図は第２図におけるフレ
ーム送信割当方式の一例を示す図である。なお、全図を
通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図においては、第１図における送達確認履歴保持手
段１００として送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２が
、送信側のデータ通信装置１．内のマルチリンク処理部
（ＭＬＰ）３１ｓに設けられ、また第１図におけるフレ
ーム割当手段２００として、第３図に例示する如きフレ
ーム割当過程を実行するフレーム送信割当部（ＦＳＤ）
３１３が送信側のデータ通信装置１．内のマルチリンク
処理部（ＭＬＰ）３１ｓに設けられている。

また各データリンク４Ｉおよび４ｚの識別情報としては
、データリンク番号ｍ（＝ｒｌＪおよび「２」）が採用
されている。

なおマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１が具備するマル
チウィンドウサイズＭＷは、前述と同様に「４フレーム
」とするが、各シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２が
具備する最大割当フレーム数ＨＸ、は、データリンク４
．の確立状態が更新される度に算出され、マルチウィン
ドウサイズＭＷを確立されたデータリンク４．に、通信
速度に比例配分する。

第２図乃至第４図において、二組のデータ通信装置１０
間には、当初−本のデータリンク４□のみが確立してい
るとすると、データリンク４ｔの最大割当フレーム数Ｈ
Ｘ、は前述の算出基準に基づき「４フレーム」となる。

また送信側のデータ通信装置１ｓから、未だ情報フレー
ムＩ　（０）を送信していない状態では、送達確認履歴
保持部（ＡＨＲ）３１２にはデータリンク番号ｍは全く
保持されていない。

かかる状態で、送信側のデータ通信装置Ｉｓにおいて、
ネットワーク処理装置２．が、データリンク処理装置３
ｓ内のマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに複数のマ
ルチリンクフレームＭＬＦ（ｎ）を受信側のデータ通信
装置１．ｌに連続して転送する為に、複数の送信指示信
号Ｓを連続して伝達すると、マルチリンク処理部（ＭＬ
Ｐ）３１、は、マルチウィンドウサイズＭＷ（＝４フレ
ーム）に基づき、最初の四組のマルチリンクフレームＭ
ＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）の送信を依願するシン
グルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ−を選択する為に、
フレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、送
達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を参照し、送達確認
履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内にデータリンク番号ｍが
全く保持されていないことを確認すると（第３図ステッ
プＳ１）、前述と同様に循環方式、即ちデータリンク４
１および４□に交互にマルチリンクフレームＭＬＦ　（
０）乃至ＭＬＦ　（３）の送信割当を試みるが（ステッ
プＳ２）、現在はデータリンク４．のみが確立している
為（ステップＳ４）、四組のマルチリンクフレームＭＬ
Ｆ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）を総てシングルリンク処
理部（ＳＬＰ）３２３□に割当てる（ステップＳ５）。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｇは、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３による割当てに基づき、マルチ
リンクフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）の送
信を、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔに依鯨
し、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚは、依願
されたマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ
　（３）に基づきそれぞれ情報フレームＩ　（０）乃至
Ｉ　（３）を組立て、対応するデータリンク４□に送信
する。

シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２Ｓ２が送信した情
報フレームＩ　（０）乃至Ｉ　（３）は、データリンク
４□を経由して受信側のデータ通信装置１１に送達され
、対応するシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２１□が
受信可フレームＲＲ（０）（１）（２）（３）を、デー
タリンク４□を経由して送信側のデータ通信装置１．に
返送する。

データ通信装置１．においては、シングルリンク処理部
（ＳＬＰ）３２ｓｚが返送された受信可フレームＲＲ（
０）（１）（２）（３）を受信すると、送達確認信号Ａ
ＣＫ　（０）（１）（２）（３）をマルチリンク処理部
（ＭＬＰ）３１３に返送する。

送達確認信号ＡＣＫ　（０）（１）（２）（３）を受信
したマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、最初に送
信を依願した四組のマルチリンクフレームＭＬＦ　（０
）乃至ＭＬＦ　（３）の送達を確認し、送達確認履歴保
持部（ＡＨＲ）３１２を起動する。

起動された送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２は、送
達確認信号ＡＣＫ　（０）＜１）（２）（３）を返送し
たシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚに対応する
データリンク番号ｍ　（＝２）を、最初に保持する。

マルチリンクフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ（３）
が送信された段階で、データリンク４□より通信速度の
低いデータリンク４１が新たに確立されると、データ通
信装置１は送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内に保
持されているデータリンク番号ｍ（＝２）を削除した後
、各データリンク４．および４□の最大割当フレーム数
ＨＸ、およびＨＸ、を前述と算出基準で算出し直すが、
算出の結果、最大割当フレーム数ＨＸ、およびＨＸ２は
何れも「２」となったとする。

一方、送達確認信号ＡＣＫ　（０）（１）（２）（３）
を受信したマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、マ
ルチリンクフレームＭＬＦ　（４）以降の送信を依願す
るシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ−を選択する
為に、フレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３を起動する
。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＩ−ＩＲ）３１２
を参照し、今回も送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２
内にデータリンク番号ｍが全く保持されていないことを
確認すると（ステップＳ１）、前述と同様に循環方式に
よりマルチリンクフレームＭＬＦ　（０）以降の割当を
試みるが（ステップＳ２）、今回はデータリンク４１お
よび４２が共に確立している為（ステップＳ４）、マル
チウィンドウサイズＭＷ　（＝　ｒ４フレーム」）迄の
マルチリンクフレームＭＬＦ　（４）乃至ＭＬＦ（７）
を、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２３Ｉおよび３
２，２に最大割当フレーム数ＨＸ、＝ＨＸｚ（＝ｒ２フ
レーム」）迄、交互に割当てる（ステップＳ５）。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３による割当に基づき、マルチリ
ンクフレームＭＬＦ　（０）乃至ＭＬＦ　（３）の送信
を、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋および３
２ｓ２に交互に依頼する。

マルチリンクフレームＭＬＦ　（５）およびＭＬＦ（７
）の送信を依頼されたシングルリンク処理部（ＳＬＰ）
３２ｓ□は、前述と同様に、情報フレームＩ　（５）お
よびＩ　（７）を高速のデータリンク４□に送信し、先
に受信可フレームＲＲ（５）（７）を返送されると、送
達確認信号ＡＣＫ　（５）（７）をマルチリンク処理部
（ＭＬＰ）３１、に返送し、またマルチリンクフレーム
ＭＬＦ（４）およびＭＬＦ　（６）の送信を依頼された
シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｒは、前述と同
様に、情報フレーム■　（４）およびＩ　（６）を低速
のデータリンク４．に送信し、遅れて受信可フレームＲ
Ｒ（４）（６）を返送されると、送達確認信号ＡＣＫ　
（４）（６）をマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓに
返送する。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、シングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚから送達確認信号ＡＣＫ　
（５）（７）が返送されると、送達確認履歴保持部（Ａ
ＨＲ）３１２を起動し、送達確認信号ＡＣＫ　（５）（
７）を返送したシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２゜
に対応するデータリンク番号ｍ（＝２）を最初に保持さ
せ、続いてシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋か
ら送達確認信号ＡＣＫ　（４）（６）が返送されると、
送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を起動し、送達確
認信号ＡＣＫ　（４）（６）を返送したシングルリンク
処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋に対応するデータリンク番号
ｍ（＝１）を、保持済みのデータリンク番号ｍ（＝２）
に続いて保持させる。

またマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、シングル
リンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚから送達確認信号ＡＣ
Ｋ　（５）（７）を受信し、更にシングルリンク処理部
（ＳＬＰ）３２ｓ＋から送達確認信号ＡＣＫ　（４）（
６）を受信すると、マルチリンクフレームＭＬＦ　（８
）以降の送信を依頼するシングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２ｓ−を選択する為に、フレーム送信割当部（ＦＳ
Ｄ）３１３を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を参
照し、今回は送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内に
データリンク番号ｍが保持されていることを確認すると
（ステップＳｌ）、最初に保持されているデータリンク
番号ｍ　（＝２）を送達確認履歴保持部（ＡＨ’Ｒ）　
３１２から抽出し、データリンク番号ｍ（−２）に対応
するシングルリンク処理部（ＳＬＰ＞３２ｓｚにマルチ
リンクフレームＭＬＦ　（ｎ）の割当を試み（ステップ
Ｓ３）、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２．２が送
信可能であることを確認すると（ステップＳ４）、最大
割当フレーム数ＨＸ、（＝２フレーム）迄のマルチリン
クフレームＭＬＦ　（８）およびＭＬＦ　（９）を、シ
ングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚに割当てる（ス
テンブＳ５）。

続いてマルチリンク処理部ＣＭＬＰ）３１ｇは、更にマ
ルチリンクフレームＭＬＦ　（１０）　以ｌｌの送信を
依頼するシングルリンク処理部（Ｓ　Ｌ　Ｐ）３２３、
を選択する為に、フレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３
を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を参
照し、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内にデータ
リンク番号ｍが保持されていることを確認すると（ステ
ップＳ１）、抽出済みのデータリンク番号ｍ（＝２）に
続いて保持されているデータリンク番号ｍ（＝１）を送
達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２から抽出し、データ
リンク番号ｍ（−１）に対応するシングルリンク処理部
（ＳＬＰ）３２３１にマルチリンクフレームＭＬＦ　（
ｎ）の割当を試み（ステップＳ３）、シングルリンク処
理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋が送信可能であることを確認す
ると（ステップＳ４）、最大割当フレーム数Ｈｘ、　　
（＝２フレーム）迄のマルチリンクフレームＭＬＦ（１
０）およびＭＬＦ（１１）をシングルリンク処理部（Ｓ
ＬＰ）３２、Ｉに割当てる（ステップＳ５）。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３による割当てに基づき、マルチ
リンクフレームＭＬＦ　（８）　乃至ＭＬＦ（１１）の
送信を、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋およ
び３２ｓｚにに依頼する。

マルチリンクフレームＭＬＦ　（８）およびＭＬＦ（９
）の送信を依頼されたシングルリンク処理部（ＳＬＰ）
３２ｓｘは、前述と同様に情報フレームＩ　（８）およ
びＩ　（９）を高速のデータリンク４□に送信し、先に
受信可フレームＲＲ（８）（９）を返送されると、送達
確認信号ＡＣＫ　（。

８）　　（９）をマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１、
に返送する。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、シングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＊から送達確認信号ＡＣＫ　
（８）（９）が返送されると、送達確認履歴保持部（Ａ
ＨＲ）３１２を起動し、送達確認信号ＡＣＫ　（８）（
９）を返送したシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ
２に対応するデータリンク番号ｍ（＝２）を、保持済み
のデータリンク番号ｍ（＝２および１）に続いて保持さ
せる。

またマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、シングル
リンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔから送達確認信号ＡＣ
Ｋ　（８）（９）を受信すると、マルチリンクフレーム
ＭＬＦ（１２）以降の送信を依頼するシングルリンク処
理部（ＳＬＰ）３２３．を選択する為に、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ，）３１２を
参照し、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内にデー
タリンク番号ｍが保持されていることを確認するとくス
テップＳ１）、抽出済みのデータリンク番号ｍ（＝２お
よび１）に続いて保持されているデータリンク番号ｍ（
＝２）を送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２から抽出
し、データリンク番号ｍ（＝２）に対応するシングルリ
ンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔにマルチリンクフレーム
ＭＬＦ　（ｎ）の割当を試み（ステップＳ３）、シング
ルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ□が送信可能であるこ
とを確認すると（ステップＳ４）、最大割当フレーム数
ＨＸ（＝２フレーム）迄のマルチリンクフレームＭＬＦ
、（１２）およびＭＬＦ　（１３）をシングルリンク処
理部（ＳＬＰ）３２３！に割当てるー（ステップＳ５）
。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３０割当てに基づき、マルチリン
クフレームＭＬＦ（１２）およびＭＬＦ　（１３）の送
信をシングルリンク処理部（ｓｔ、ｐ）３２ｓｚに依頼
する。

マルチリンクフレームＭＬＦ（１２）およびＭＬＦ（１
３）の送信を依頼されたシングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２ｓ□は、前述と同様に、情報フレームＩ（１２）
およびＩ（１３）を高速のデータリンク４□に送信し、
受信可フレームＲＲ（１２）（１３）を返送されると、
送達確認信号ＡＣＫ　（１２）（１３）をマルチリンク
処理部（ＭＬＰ）３１ｓに返送する。

一方、マルチリンクフレームＭＬＦ　（１０）　および
ＭＬＦ　（１１）の送信を依頼されたシングルリンク処
理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋も、前述と同様に情報フレーム
Ｉ（１０）およびＩ（１１）を低速のデータリンク４．
に送信し、遅れて受信可フレームＲＲ（１０）　　（１
１）を返送されると、送達確認信号ＡＣＫ（１０）（１
１）をマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１３に返送する
。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓは、シングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２Ｓｚから送達確認信号ＡＣＫ　
（１２）（１３）が返送されると、送達確認履歴保持部
（ＡＨＲ）３１２を起動し、送達確認信号ＡＣＫ　（１
２）（１３）を返送したシングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２３２に対応するデータリンク番号ｍ（−２）を、
保持済みのデータリンク番号ｍ（＝２．１および２）に
続いて保持させ、続いてシングルリンク処理部（ＳＬＰ
）３２３１から送達確認信号ＡＣＫ　（１０）（１１）
が返送されると、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ＞３１２
を起動し、送達確認信号ＡＣＫ（１０）（１１）を返送
したシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２３１に対応す
るデータリンク番号ｍ（＝１）を、保持済みのデータリ
ンク番号ｍ（＝２．１．２および２）に続いて保持させ
る。

またマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１３は、シングル
リンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚから送達確認信号ＡＣ
Ｋ（１２）（１３）を受信し、更にシングルリンク処理
部（ＳＬＰ）３２ｓ＋から送達Ｗ／！認信号ＡＣＫ　（
１０）（１１）を受信すると、マルチリンクフレームＭ
ＬＦ（１４）以降の送信を依頼するシングルリンク処理
部（ＳＬＰ）３２０を選択する為に、フレーム送信割当
部（ＦＳＤ）３１３を起動する。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を参
照し、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内にデータ
リンク番号ｍが保持されていることを確認すると（ステ
ップＳ１）、抽出済みのデータリンク番号ｍ（＝２．１
および２）の次に保持されているデータリンク番号ｍ（
＝２）を送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２から抽出
し、データリンク番号ｍ（＝２）に対応するシングルリ
ンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｔにマルチリンクフレーム
ＭＬＦ　（ｒｌ）の割当を試み（ステップＳ３）、シン
グルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚが送信可能である
ことを確認するとくステップＳ４）、最大割当フレーム
数ＨＸ！　　（＝２フレーム）迄のマルチリンクフレー
ムＭＬＦ（１４）およびＭＬＦ（１５）をシングルリン
ク処理部（ＳＬＰ）３２ｓｚに割当てる（ステップＳ５
）。

続いてマルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓ　は、更に
マルチリンクフレームＭＬＦ（１６）以降の送信を依頼
するシングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２８．を選択す
る為に、フレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３を起動す
る。

起動されたフレーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は、前
述と同様に、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２を参
照し、送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２内にデータ
リンク番号ｍが保持されていることを確認すると（ステ
ップＳ１）、抽出済みのデータリンク番号ｍ（＝２．１
．２および２）に続いてに保持されているデータリンク
番号ｍ（＝１）を送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２
から抽出し、データリンク番号ｍ（−１）に対応するシ
ングルリンク処理部（Ｓ、ＬＰ）　３２ｓ＋にマルチリ
ンクフレームＭＬＦ　（ｎ）の割当を試み（ステップＳ
３）、シングルリンク処理部（≦ＬＰ）３２ｓ＋が送信
可能であることを確認すると（ステップＳ４）、最大割
当フレーム数ＨＸ。

（＝２フレーム）迄のマルチリンクフレームＭＬＦ（１
６）およびＭＬＦ（１７）をシングルリンク処理部（Ｓ
ＬＰ）３２ｓ＋に割当てる（ステップＳ５）。

マルチリンク処理部（ＭＬＰ）３１３は、フレーム送信
割当部（ＦＳＤ）３１３による割当てに基づき、マルチ
リンクフレームＭＬＦ（１４）乃至ＭＬＦ（１７）の送
信を、シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｓ＋および
３２３□にに依頼する。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、マル
チリンク処理部（ＭＬＰ）３１ｓはマルチリンクフレー
ムＭＬＦ　（ｎ）の送信を、送達確認履歴保持部（ＡＨ
Ｒ）３１２内に保持されているデータリンク番号ｍを先
着順に抽出し、抽出したデータリンク番号ｍに対応する
シングルリンク処理部（ＳＬＰ）３２ｇ−に送信を依頼
する為、低速度のデータリンク４１より高通信速度のデ
ータリンク４ｚにより多（のマルチリンクフレームＭＬ
Ｆ　（ｎ）の送信を依頼し、また罹障したデータリンク
（例えば４１）に対応するデータリンク番号ｍは送達確
認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２に保持されぬ為、正常な
データリンク（例えば４２）のみに送信を依頼すること
となり、低品質のデータリンク４Ｉに送信を依頼して不
成功に終わり、良好なデータリンク４□に再送信を依頼
する頻度も減少する。

なお、第２図乃至第４図はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えばマルチリンクを構成するデータリンク数は
二本に限定されることは無く、三本以上のデータリンク
によりマルチリンクを構成する等、他に幾多の変形が考
慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない
。また送達確認履歴保持部（ＡＨＲ）３１２およびフレ
ーム送信割当部（ＦＳＤ）３１３は一方のデータ通信装
置１３のみに設けられるものに限定されることは無く、
両方向通信を行う場合には両方のデータ通信装置１．お
よびＩＲに設けられる等、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。更に本
発明の対象となるデータ通信システムの構成は、図示さ
れるものに限定されぬことは言う迄も無い。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、前記データ通信システムにおい
て、マルチリンクを構成する各データリンクの通信速度
および伝送品質に応じて効率良くフレームが転送され、
当該マルチリンク方式のデータ通信システムの通信効率
が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例によるデータ通信システムを示す図、第３図は第２
図におけるフレーム割当過程の一例を示す図、第４図は
第２図におけるフレーム送信割当方式の一例を示す図、
第５図は従来あるデータ通信システムの一例を示す図、
第６図および第７図は第５図におけるフレーム送信割当
方式の一例を示す図で、第６図は異通倍速度併用の場合
を示し、第７図は低品質リンク混在の場合を示す。 図において、１はデータ通信装置、２はネットワーク処
理装置、３はデータリンク処理装置、４はデータリンク
、３１はマルチリンク処理部（ＭＬＰ）、３２はシング
ルリンク処理部（ＳＬＰ）、１００は送達確認履歴保持
手段、２００はフレーム送信割当手段、３１１および３
１３はフレーム送信割当部（ＦＳＤ）　、３１２は送達
確認履歴保持部（ＡＨＲ）、を示す。 本発明の原理図 第１図 第２図１：あ・１す６フし一ムを目温程第 図 Ｓ １ｓ ２ｓ ２ｓ２ １ ２ 第２図にお１丁６フし−ム玄侶側ぢわ代部 図 Ｓ １ｓ ２Ｓ１ ２ｓ２ ２ 鵬 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データ通信装置（１）間を複数のデータリンク（４）で
   接続し、該複数のデータリンク（４）を一つの論理的な
   通信路として前記データ通信装置（１）間でフレームを
   転送するマルチリンク方式のデータ通信システムにおい
   て、 送信側の前記データ通信装置（１）に、前記データリン
   ク（４）を経由して送信したフレームの送達確認を示す
   情報が、受信側の前記データ通信装置（１）から返送さ
   れたデータリンク（４）の識別情報を、到着順に保持す
   る送達確認履歴保持手段（１００）と、 新たにフレームを送信する場合に、前記送達確認履歴保
   持手段（１００）に保持されている前記データリンク（
   ４）の識別情報を先着順に抽出し、抽出した識別情報が
   示すデータリンク（４）に前記新たに送信するフレーム
   を割当てるフレーム割当手段（２００）とを設けること
   を特徴とするフレーム送信割当方式。