JPH03250420A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH03250420A
JPH03250420A JP4742490A JP4742490A JPH03250420A JP H03250420 A JPH03250420 A JP H03250420A JP 4742490 A JP4742490 A JP 4742490A JP 4742490 A JP4742490 A JP 4742490A JP H03250420 A JPH03250420 A JP H03250420A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
magnetic recording
projections
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP4742490A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uchiyama
浩 内山
Naoki Honda
直樹 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体、特に例えばSD型(ストレッチ
ディスク型)の金属薄膜磁性層による磁気記録媒体に係
わる。
(発明の概要] 本発明は磁気記録媒体に係わり、この磁気記録媒体に生
ずる300Å以上の高さの表面突起の数を1mm”当り
10個以内に抑えることによって磁気ヘッドに対する磁
気媒体の摺動耐久性の向上、再生出力のレベルダウンの
改善を図ることができるようにしたものである。
(従来の技術] 磁気記録媒体、例えばSD型金属薄膜磁気記録媒体は、
例えば第1図にその断面図を示すように可撓性を有する
非磁性基板(ヘース)(1)上に、金属磁性薄膜(2)
に磁性層として蒸着等によって形成されてなる磁気記録
媒体より成る磁気シート(3)が、第2図に示すように
外周部及び内周部を残して両面にリング状凹部(4)が
設けられた剛性基板(5)に、その凹部(4)に差し渡
って所要の張力をもって架張されてなる。このようなS
D型磁気記録媒体においても、通常磁気記録媒体特に金
属薄膜媒体においては、ヘッド磁気記録媒体の非磁性基
体(ヘースフィルム)(1)中にフィラーを内添したり
、基体(1)上に5i02ビーズ等を分散したエマルジ
ョンを塗布乾燥する等の方法をとって積極的に表面性を
粗として磁気記録媒体と磁気ヘッドとの接触点における
真実接触面積を小さくすることによって摩擦力の低減化
ひいては磁気ヘッドとの摺動耐久性の向上を図るように
している。このような磁気記録媒体は、その摺動の耐久
性については比較的満足できる結果が得られている。
ところがこのように磁気記録媒体の表面性が粗とされる
場合、実記録層が磁気へ、ドの作動ギャップ面から離間
することによってスペーシングロスが大となり再生出力
が低くなるなど磁気記録媒体の性能を充分発揮できない
という点に問題がある。さらに同様に磁気記録媒体の表
面が粗とされることによって磁気へンドの摩耗が大とな
るとか、磁気ヘッドに擦傷を生じさせる等の問題がある
そしてこの摩耗は現在金属薄膜あるいは蒸着テープに用
いられている例えばチルテンド・センダスト・スバンタ
におけるように、磁気ヘッドの磁気媒体との摺動面に金
属Fit膜等が配されて成る磁気ヘッドにおいて、その
金属部の損耗を大にする等の不都合がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述した例えばSD型磁気記録媒体において、
摺動耐久性が良く、かつスペーシングロスによる再生出
力のレベルダウンの改善を圓ることを目的とする。
すなわち本発明者らは種々の考察を行った結果、従前に
おいて積極的に設けた表面の粗面化が、むしろ特に例え
ばSD型磁気記録媒体においては磁気ヘット及び媒体の
摺動耐久性を低下させるものであり、スペーシングロス
が著しく悪化することを究明し、これを改善するもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明においては磁気記録媒体の表面に生しる300Å
以上の高さの表面突起の数を1画2当り10個以内にと
どめる。
(作用〕 上述したように本発明によれば、その300Å以上の表
面突起を1閣2当り10個以上に抑制してなる磁気記録
媒体は、この磁気記録媒体に対する磁気ヘッドの摺動耐
摩耗性の向上及びレベルダウンの低下の回避が図られる
ことが確認された。
〔実施例〕
本発明による磁気記録媒体の実施例を説明する。
本発明においては例えば第2図に示すように、SD型磁
気記録媒体に適用される。このSD型磁気記録媒体は、
第2図で説明したように剛性基板(5)が、磁気記録媒
体再生装置に設けられるスピンドル軸を装着するためセ
ンターコア部(6)とその両面外周部とにそれぞれ周縁
突起部(7)が設けられ、このセンターコア部(6)と
周縁突起部(7)との間に生ずるリング状凹部(4)に
差し渡ってそれぞれ磁気ン−)(3)が架張されてなる
。この剛性基板(5)は熱膨張係数が低い例えばアルミ
ニウム、或いはアルミニウム合金あるいは熱可塑性樹脂
、不飽和ポリエステル樹脂及び無機質充填材を主体とす
る樹脂等によって構成し得る。あるいはハードディスク
の基板材料として用いられている金属材料に近い熱膨張
係数を有するボリアリレート樹脂や、機械的特性及び耐
熱性可塑性等に優れたポリエーテルイミド樹脂等によっ
て構成することもできる。そして周縁突起部(7)と中
央部のセンターコア部(6)に差し渡って架張する磁気
シート(3)は、例えばエポキシ系接着材あるいはアク
リル系接着材等によって接着固定される。
一方このSD型磁気記録媒体に対して摺接される磁気ヘ
ッド装置は、例えば第4図に示すように上述のSD型磁
気記録媒体(8)の磁気シー1− (31に直接接して
記録再生を行う磁気へン)”(17)とこの磁気ヘッド
(17)を取り付は固定するベント取付は板(1日)と
、これら磁気ヘッド(17)とベント取付り板(18)
とを支持する2枚の板ばね(19)、(20)とこれら
板ばね(19)、(20)を固定する支持フレーム(2
1)とから構成されている。
ここで使用される磁気ヘッド(17)は、第3図に示す
ように、一対の磁気コア半休(22)及び(23)が付
き合わされて磁気記録媒体摺動面(24)に磁気ギャッ
プεが構成される。磁気コア半休(22)及び(23)
は、フェライト等の磁性体によって構成し得、その両コ
ア半休(22)及び(23)の付き合わせ面すなわち磁
気ギャップgを構成する部分がセンダスト等の強磁性金
属薄膜(11)が被着形成された構成をとり得る。また
(25)は巻線溝でこれにコアへのヘッド巻線(図示せ
ず)の巻回がなされる。この磁気ヘッド(17)はヘッ
ド取付は板(18)の先端に取り付けられる。
またこれら磁気ヘッド(17)とヘッド取付は板(18
)を支持する板ばね(19)、(20)には磁気ヘッド
(17)、SD型磁気記録媒体(8)の磁気シート(3
)方向への力いわゆるヘッド荷重を小さく抑えるため板
厚0.05 wn程度の薄いステンレス鋼等をフォトエ
ツチング等によって三角形状に形成したものを使用して
いる。そしてこの板ばね(19)及び(20)の−頂点
には切欠き溝が設けられ、ここにヘッド取付は板(18
)に設けられた切欠き溝が挿入され接着剤等によってこ
れら板ばね(19)、(20)とヘッド取付は板(18
)が一体に固定される。
支持フレーム(21)は、例えば剛性の高い材料によっ
て形成され、その中央部にヘッド取付は板(18)の逃
げ溝(26)が形成された扇状になされている。なお支
持フレーム(21)は磁気ヘッド(17)がSD型磁気
記録媒体(8)に対して記録再生するのに支障の無いよ
うに安定して固定される。また支持フレーム(21)の
外周部と内周部には、それぞれ板ばね(19)及び(2
0)をSD型磁気記録媒体(8)の磁気シート(3)と
ほぼ平行に配設するための切欠溝(29)及び(30)
が形成され、ここに板ばね(19)及び(20)が挿入
され接着剤等によって固定される。したがって切欠き溝
(29)及び(30)に挿入固定される2枚の板ばね(
19)及び(20)は、SD型磁気記録媒体(8)の磁
気シート(3)とほぼ平行に配設されることになる。
この結果磁気ヘッド(17)はヘッド取付は板(18)
を介して板ばね(19)及び(20)の弾性偏倚力によ
って磁気シート(3)と直交する方向図中矢印すで示す
方向に上下動可能となり磁気ヘッド(17)は、磁気シ
ート(3)が例えば撓んだ場合でもこれに追従して対接
することができるようになされる。
そしてこのSD型磁気記録媒体(8)に対して磁気記録
再生するに図示しないがこの磁気記録媒体(8)をディ
スク駆動装置に装着させその一方の磁気シー1(3)に
磁気ヘッド(17)が接触するようにしSD型磁気記録
媒体(8)を回転させることによって行われる。
次に、本発明による磁気記録媒体の実施例に付いて説明
する。
実施例1゜ 厚さ40μm、幅5インチで、後述する表面突起300
Å以上を形成する突起部以外での平均粗さが5〜6人の
ポリイミドフィルムよりなる磁気記録媒体を構成する非
磁性基体(1)上に、連続スパッタ装置をもってCo2
1重量%−Crのターゲット、及び99.99%C(炭
素)のターゲットを用い、真空中でCo−Cr1性層を
0,2μmの厚さに、またその上に保護膜としての炭素
(C)膜を100人の厚さに成膜した磁性記録媒体(磁
気シート(3))を得た。この成膜中のアルゴン圧は1
 mTorrとし、アルゴン導入前の背圧は2〜3×1
0− ’Torrとした。またこのスパッタ時に基体(
1)のフィルムすなわちポリイミドフィルムを案内移行
させるキャンロールの温度は、Co−Cr膜の成膜中に
おいては180°C,C(炭素)の成膜中においては1
20″Cとした。
このようにして作製した磁気シート(3)を第2図で説
明したような剛性基板(5)のリング状凹部(4)に差
し渡って架張してSD型磁気記録媒体(8)を作製し、
フォンブリン系潤滑剤をフレオン中に0.2重量%をも
って溶し込んだ溶液にディッピングして磁気シート(3
)上に潤滑剤を塗布した。この場合得られた磁気シート
上の300Å以上の表面突起は、その密度が10個/l
lll112となった。
比較例1゜ 実施例1と同様のSD型磁気記録媒体を作製したが、こ
の場合300Å以上の表面突起の数を30個/ trm
 ” とした。
比較例2゜ 実施例1と同様の方法によってSD型磁気記録媒体を作
製し、300Å以上の表面突起を100個/Ia2とし
た。
上述の実施例1及び比較例1及び2によって得た磁気記
録媒体に対して摺動耐久性の測定を行った結果を表1に
示す。この摺動耐久性は、その再生出力におけるレベル
ダウンが3dBまでの磁気へノドとの相対的バス数で評
価した。この場合磁気ヘッドは第4図で説明した構成を
とった。
表  1 各実施例1と、比較例1及び2におけるSD型磁気記録
媒体はそのディスク径を95閣とし、測定径r−30m
n、線速度v = 6 m/sec 、記録波長! =
 0.5μ朗とした。
表1から本発明による実施例1は、比較例1及び2に比
して格段に摺動耐久性が向上していることが分かる。ま
た比較例2に付いて1.6万回のバス後その磁気記録媒
体と磁気ヘッドとを観察したところ磁気記録媒体上に突
起による傷が発生していることが判明し、またヘッド側
に関してはヘッド走行によってそのメタル部が偏摩耗し
そのくぼみ部分に第3図に破線aを付して示すごみが入
り込んで付着していることが確認された。
〔発明の効果] 上述したように本発明による磁気記録媒体によれば、そ
の摺動耐久性が格段に向上し、レベルダウンの低下が改
善されることによって長期にわたって安定した記録再生
動作を行わしめ得る磁気記録媒体を得ることができその
実用上の利益は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録媒体の要部の路線的断面
図、第2図は本発明による磁気記録媒体をストレッチデ
ィスク(SD)型構成とした場合の路線的拡大断面図、
第3図は磁気ヘンドの一例の路線的拡大断面図、第4図
はストレッチディスク型磁気記録媒体に対する磁気ヘッ
ドの斜視図である。 (1)は基体、(2)は磁性層である。 極厩記録M4tめ断面y 第1 図 ν チテ゛イスク011面グ 第2図 磁気ヘヅト°の正歴y 第3図 S  先 ヘ  ッ  #’  lQ 14  笑シ 
Dり第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気記録媒体に生ずる300Å以上の高さの表面突起の
    数を1mm^2当り10個以内に抑制してなる磁気記録
    媒体。
JP4742490A 1990-02-28 1990-02-28 磁気記録媒体 Pending JPH03250420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4742490A JPH03250420A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

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JP4742490A JPH03250420A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気記録媒体

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JPH03250420A true JPH03250420A (ja) 1991-11-08

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ID=12774775

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JP4742490A Pending JPH03250420A (ja) 1990-02-28 1990-02-28 磁気記録媒体

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JP (1) JPH03250420A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226016A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Tdk Corp 磁気記録媒体
JPS615431A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 Toray Ind Inc 磁気記録媒体用ポリエステルフイルム

Patent Citations (2)

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