JPH03250399A - 無線式警報システム - Google Patents

無線式警報システム

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JPH03250399A
JPH03250399A JP4842590A JP4842590A JPH03250399A JP H03250399 A JPH03250399 A JP H03250399A JP 4842590 A JP4842590 A JP 4842590A JP 4842590 A JP4842590 A JP 4842590A JP H03250399 A JPH03250399 A JP H03250399A
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裕史 島
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啓 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、火災等の異常を監視する無線式警報システム
に関する。
[従来の技術] 従来、ビル等の建築現場における火災監視のため、火災
感知器を直接外付けした子器を警戒区域の天井側に設置
し、火災感知器から火災信号が得られた際には無線によ
り子器アドレスと共に異常検出信号を親器に送信して異
常を報知させる無線式警報システムが提案されている。
尚、子器は電池電源を内蔵しており、必要な場所に自由
に設置することができる。
このような無線式警報システムにあっては、親器に対し
通信可能な最大子器数8台に対応した例えば8つの周波
数チャネルを割当て、異常検出時には先ず子器を受信状
態として第1チヤネルのキヤリアセンスを行って空チャ
ネルか否か判断する。
第1チヤネルが使用されていなければ空チャネルとして
選択する。次に子器を送信状態に切換え、キャリアセン
スで選択された第1チヤネルを使用して親器に異常検出
信号を子器アドレスと共に送信する。この子器からの異
常検出信号の送信は、火災信号が得られている間、例え
ば8秒の送信期間と2秒の休止期間を繰り返す連続送信
を行う。
最初のキャリアセンスで第1チヤネルが他の子器で使用
されていれば、第2チヤネルに切換えてキャリアセンス
を行い、空チャネルを見つけるまでチャネル切換えによ
るキャリアセンスを順次繰り返す。
一方、親器にあっては、子器と同じ8つの周波数チャネ
ルが割当てられ、常に8つのチャネルのキャリアセンス
を順次行っており、キャリアを検知すると検知チャネル
の受信状態に固定して子器からの異常検出信号を受信し
、異常状態を識別表示して警報する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の無線式警報システムに
あっては、異常検出時に送信用の空チャネルを検索する
キャリアセンスを第1チヤネルから順番に行うようにし
ていたため、例えば試験時等に複数台の子器を一度に動
作させて異常検出信号を一度に送信させたような場合に
は、全ての子器で第1チヤネルからのキャリアセンスが
開始されるため、信号の衝突により特定の子器における
空チヤネル選択に時間がかかることとなり、最終的に親
器で異常検出信号の受信表示が完了するまでに時間がか
かり過ぎる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、複数の子器が同時に異常検出信号を送信しても親
藩側では待ち時間を意識させることなく全ての子器情報
を迅速に受信表示できる無線式警報システムを提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては次のように構
成する。尚、実施例図面の符合を併せて示す。
まず本発明は、火災等の異常を検出する感知器10を接
続した複数の子器12−1〜12−nにの各々に親器1
4と通信可能な最大子器数、例えば8台に一致した数の
周波数チャネルCHI〜CH8を割当て、いずれかの異
常検出時には先ず子器12を受信状態としてキャリアセ
ンスを行って他の子器で使用されていない空チャネルを
選択し、次に子器12を送信状態に切換えて選択された
空チャネルを使用して一定の送信期間と休止期間の繰り
返しにより連続して子器アドレスと共に異常検出信号を
親器14に送信して異常状態を警報させる無線式警報シ
ステムを対象とする。
このような無線式警報システムにつき本発明にあっては
、前記子器12−1〜]−2−nの各々に、子器の設定
アドレスに応じて最初にキャリアセンスを行うチャネル
を各子器毎に異ならせるように自動設定するチャネル設
定手段18を設けるようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明の無線式警報システムに
よれば、最初にキャリアセンスを行うチャネルが子器毎
に異なることから、複数の子器が動作して異常検出信号
を送信する際にも、信号の衝突は発生せず、1回のキャ
リアセンスで異常検出信号を親器に送信でき、親藩側で
の受信表示が待ち時間を意識させずに迅速にできる。ま
た子器アドレスを設定すると、最初にキャリアセンスを
行うチャネルが自動的に設定され、キャリアセンスを開
始するチャネル設定操作やチャネル設定のスイッチ等を
必要としない。
[実施例] 第1図は本発明の全体構成を示したシステム構成因であ
る。
第1図において、11−1.12−2  ・・・12−
nは子器てあり、それぞれ火災感知器10を接続してお
り、火災感知器10からの火災検出信号を受けると、子
器アドレスと共に異常検出信号をアンテナ22より親器
14に向けて送信する。
親器14に対しては、この実施例にあっては最大8台の
子器12−1〜12−8を1グループとして設けること
ができる。
子器12−1〜12−nのそれぞれには親器14に対し
通信可能な最大子器数、例えば8台に対応した数の周波
数チャネル、例えば429MHz帯で8つの周波数チャ
ネルCHI〜CH8が割り当てられている。
子器12−1〜12−nの送信動作は異常検出時に、こ
れから送信しようとするチャネル周波数が他の子器で使
用されているか否かを確認するため、まず受信状態とな
って設定遅延時間に亘るキャリアセンスを行ない、キャ
リアセンスにより他の子器で使用されていないことを確
認すると次に送信状態に切り換え、選択された空きチャ
ネルを使用して一定の送信期間8秒と休止期間2秒の繰
返しにより火災検出信号か得られている間、連続して異
常検出信号を子器アドレスと共に親器14に送信する。
このような子器12−1〜12−nの送信動作につき本
発明にあっては、最初にキャリアセンスを行なうチャネ
ルを子器毎に異ならせるようにしている。この最初にキ
ャリアセンスを行なう子器毎に異なるチャネルの設定は
、子器]−2−1〜12−nに設けているデイツプスイ
ッチ等でなるアドレス設定スイッチによる設定アドレス
に基づいて自動的にチャネル設定を行なうことができる
第2図は本発明の子器の一実施例を示した実施例構成図
である。
第2図において、24はCPUてあり、プログラム制御
機能により送信制御部26とアドレス設定情報に基づい
てキャリアセンスを最初に行なうチャネルを自動的に設
定するチャネル設定部18を備えている。
28は火災感知器10を電源兼用信号線100を介して
接続した火災受信回路であり、火災感知器10が発報す
ると発報信号を電源兼用信号線100を介して受信し、
火災受信信号をCPU24及び起動回路30に出力する
。起動回路30は火災受信出力を受けると電源制御回路
32をオンして電池電源25からの電源電圧をCPU2
4に供給してパワーオンスタートさせ、送信制御部26
による火災検出信号の送信動作を行なわせる。
36は定期通報回路であり、タイマにより例えば9時間
に1回、定期通報出力をCPU24及び起動回路30に
与え、電源制御回路32のオンによるCPU24のパワ
ーオンスタートで定期通報の送信動作を行なわせる。
16はアドレス設定回路であり、例えばデイツプスイッ
チ等が使用され、アドレス設定回路16で1台の親器と
複数台の子器、例えば最大8台の子器を1グループとし
た群アドレス及び子器毎に個別に設定される個別アドレ
スを設定する。
アドレス設定回路16のアドレス情報は送信制御部26
に対し子器アドレスとして与えられると共に、チャネル
設定部18に対し最初にキャリアセンスを行なうチャネ
ルを自動設定するための情報として与えられる。
第3図は第2図のCPU24に設けられたチャネル設定
部18をより詳細に示した実施例構成図である。
第3図において、チャネル設定部18はアドレスポイン
タ18−1と変換テーブル18−2で構成される。アド
レスポインタ18−1にはアドレス設定回路16で設定
されたアドレス設定情報、即ち子器アドレスが格納され
る。変換テーブル18−2には子器アドレス(群アドレ
ス及び個別アドレス)AI−〜A8に対応して最初にキ
ャリアセンスを行なうチャネルを示すチャネル情報CH
I〜CH8が格納されている。
従って、子器のアドレス設定回路16で子器毎に異なる
アドレス設定を行なうと、このアドレス設定情報がアド
レスポインタ18−1に格納され、アドレスポインタ1
8−1の格納アドレスによる変換テーブル18−2のア
クセスで対応するチャネル情報が読み出されて、送信制
御部26に対し最初にキャリアセンスを行なうチャネル
を自動設定することができる。
再び第2図を参照するに、CPU24に対しては不揮発
メモリ35が接続される。不揮発メモリ35は例えばE
EPROMが使用され、郵政大臣から認可された最初に
送信される呼出識別信号(IDコード)が格納されてい
る。電波法による特定小電力無線局にあっては、送信時
の最初に呼出識別信号を送ることが義務づけられている
更に、CPU24に対しては遅延時間設定カウンタ34
が接続され、この遅延時間設定カウンタ34の計数値に
基づいて異常検出時における子器の遅延時間設定が行な
われる。
第4図は遅延時間設定カウンタ34とCPU24側の遅
延時間設定手段を示した実施例構成図である。
第4図において、まず遅延時間設定カウンタ34は電池
電源25による電源供給を常時受け、クロックの計数動
作、例えば2秒に1回発生するクロックの計数動作を順
次繰り返しており、具体的には2進3ビツトの計数出力
(b2  bl、  bO)を生ずるカウンタ回路が使
用される。
CPU24側には情報テーブル39が設けられ、情報テ
ーブル39には疑似ランダム化された遅延時間の数値系
列が図示のように格納されている。
この実施例において、遅延時間の数値系列はアドレス0
00に0.2秒、アドレス001に0.0秒、・・・ア
ドレス111に0. 8秒格納している。遅延時間設定
カウンタ34はクロックを計数して2進3ビツト出力(
b2  bl  bO)を生し、このカウンタ出力をC
PU24内の遅延時間設定部37に与えている。遅延時
間設定部37は火災検出によりCPU24がパワーオン
スタートされたタイミングで遅延時間設定カウンタ34
の3ビツト出力(b2  bl  bo)を読み込み、
このカウンタ出力を情報テーブル39のアドレスポイン
タとしてリードアクセスを実行し、数値系列のカウンタ
出力に対応したアドレス時の遅延時間を読み出し、その
ときのキャリアセンスに使用する遅延時間として設定す
る。
再び第2図を参照するに、CPU24の左側には送受信
回路部が設けられる。
この送受信回路部において、まず4oはシンセサイザー
回路てあり、PLL回路42、VCO(電圧制御発振器
)44てPLL発振回路を構成し、V CO4,4の発
振出力をアンプ46を介して出力する。VCO44の発
振周波数はPLL回路42に対するCPU24側 ットで自由に変えることができる。このため、CPU2
4は最初に行なうキャリアセンス時には、これから送信
しようとするチャネル周波数のキャリアセンスの受信動
作に必要な局部発振周波数を発振するように分周比デー
タをセットする。キャリアセンスにより空きチャネルが
選択されると、次に選択された空きチャネルのキャリア
周波数を発振するように分周比データのセットが行なわ
れる。勿論、最初のキャリアセンスを行なうチャネルは
アドレス設定情報に基づきチャネル設定部18で子器毎
に異なるチャネルが自動設定されている。
シンセサイザー回路40の出力は信号切換器48を介し
て送信回路50または受信側の高周波増幅/混合回路5
4に与えられる。送信回路50の出力はアンテナ切換器
52を介してアンテナ22に与えられる。アンテナ切換
器52の他方は高周波増幅/混合回路54に入力される
。高周波増幅/混合回路54はキャリアセンス時にシン
セサイザー回路40から出力されるキャリアセンスを行
なおうとするチャネルの局部発振周波数により受信信号
を周波数変換して中間周波fi倍信号し、て中間周波増
幅/混合回路56に出力する。具体的に説明すると、例
えばチャネルCHIの送信周波数ft1=4.29.1
75MHzであり、高周波増幅/混合回路54からの中
間周波数をfi−21,7MHzとすると、チャネルC
I(1のキャリアセンス時にシンセサイザー回路40は
局部発振周波数frl=407.475MHzを発振し
て高周波増幅/混合回路54に出力する。
中間周波増幅/混合回路56は固定的な周波数発振を行
なう局部発振器を使用して455KHzの周波数信号へ
の周波数変換を行なう。このように高周波増幅/混合回
路54と中間周波増幅/混合回路56により2回周波数
変換を行なう方式はダブルス−パーへテロダイン方式と
して知られている。
中間周波増幅/混合回路56の出力はキャリア検出回路
58及びモデム60に与えられる。キャリア検出回路5
8はキャリア無し時のホワイトノイズレベルに基づく閾
値で受信信号を判別し、キャリア有りまたはキャリア無
しの検出出力をCPU、24に与える。
M S Kモデム60は1200Hzと1800H2の
受信周波数信号をデータビット]とOにそれぞれ変換し
、またCPU24からのデータビット1.0を1200
Hzと1800Hzの周波数信号に変換する機能をもち
、MSKモデム60でブタビットから変換された周波数
信号はシンセサイザー回路40のVCO44に与えられ
てキャリア周波数のMSK変調を行なう。
62は電源切換回路であり、CPU24の制御により送
信回路部に対する電源供給と受信回路部に対する電源供
給をオン、オフ制御する。即ち、キャリアセンス時には
受信回路部に対する電源供給がオンとなり、キャリアセ
ンスにより空きチャネルが選択されると受信回路部に対
する電源供給をオフした後、送信回路部に対する電源供
給をオンする。
信号切換器48及びアンテナ切換器52は、電源切換回
路62による電源供給を受けて動作状態となった回路部
側を有効とするように切り換わる。
即ち、この実施例にあっては電源供給のオン、オフによ
り受信モードと送信モードを切り換えている。
第5図は第2図の子器実施例における火災検出時の連続
送信動作を示したタイミングチャートである。
第5図において、火災検出時には、まず受信状態となっ
て自動設定されたチャネルから最初のキャリアセンスを
行なって空きチャネルを選択し、選択後に送信状態に切
り換わってT1−8秒の送信期間、火災検出信号の親藩
に対する送信動作を行なった後、T2=22量体止し、
以下これを繰り返す。T1−8秒の送信期間においては
、まず最初に呼出識別符号を送信する。この呼出識別符
号は第6図に示すフォーマット構成を有する。呼出識別
符号の送信が終了すると、第5図に示すようにマーク及
び伝送コードの送信を交互に複数回繰り返す。マークは
全て1が連続したデータであり、一方、情報コードは、
例えば第7図に示すフレーム1〜4の4フレームで構成
される。
第7図において、フレーム1〜4の最初のスタートビッ
トOと最後のストップビット]はフレム同期をとるため
に設けられる。スタートビット0に続いて8ビツトのデ
ータエリアが設けられ、フレーム1では群アドレス(拡
張用の上位アドレス)が送られ、フレーム2ては個別ア
ドレスと群アドレス(下位)が送られ、フレーム3では
警報信号が送られ、更にフレーム4では水平パリティビ
ットが送られる。フレーム4の水平パリティビットはフ
レーム1〜3の同一ビット位置の和が、例えば奇数とな
るようにパリティビットを設定している。8ビツトのデ
ータエリアに続いては各フレーム単位のパリティビット
が設けられている。
次に第8図の動作フロー図を参照して第2図の子器にお
ける送信動作を説明する。
今、火災感知器10が発報したとすると、火災受信回路
28の受信出力により起動回路30が動作し、電源制御
回路をオンして電池電源25によりCPU24に電源を
供給し、CPU24のパワーオンスタートにより第8図
の動作フローが実行される。
第8図におい−C1まずステップSL(以下、「ステッ
プ」は省略)で初期化処理を行ない、次の82で不揮発
メモリ35及びアドレス設定回路16より呼出識別符号
と子器アドレス(上位群アドレス、下位群アドレス及び
個別アドレス)を読み込む。次に83に進み、連続送信
か否かチエツクする。火災検出時にあっては、連続送信
であることから84に進む。一方、定期通報回路36か
らの定期通報出力によるパワーオンスタート時にあって
は、連続送信でないことから85に進み、固定的に定め
られた遅延時間が設定される。
連続送信の場合の84の処理にあっては、第4図に示し
たようにCPU24のパワーオンスタトで、そのとき遅
延時間設定カウンタ34より出力されている計数出力(
b2  bl  bO)が遅延時間設定部37に読み込
まれ、計数出力をアドレスポインタとして情報テーブル
39の遅延時間の数値系列をアクセスして、対応する遅
延時間を読み出して設定する。
次に86に進み、子器アドレスに対応した最初にキャリ
アセンスを行なうチャネルを設定する。
即ち、第3図に示したように、S2で読み込まれたアド
レス設定情報がアドレスポインタ18−1に格納されて
おり、このアドレスポインタ18−1のアドレス設定情
報による変換テーブル18−2のアクセスで、例えばア
ドレスA1であれば最初にキャリアセンスを行なうチャ
ネル情報としてチャネルCHIが設定される。
次に87に進みS6で設定された送信チャネルに対応し
た受信チャネルの局部発振周波数をPLL回路42にキ
ャリアセンスのためにセットする。
次に88に進んで受信回路部に対する電源供給をオンし
て作動状態とし、S9で既に受信回路部に電源をオンし
たか否か、即ちパワーオンスタートの最初の受信回路部
に対する電源供給であるか否かをチエツクし、最初であ
ればS 1.0に進んで300m5待ち状態として受信
回路部の動作を安定させた後、Sllに進む。
Sllにあっては、キャリア検出の有無をチエツクし、
キャリア検出が無ければS14に進んで遅延時間の経過
を待ち、Sllと814の処理を遅延時間に達するまで
繰り返す。遅延時間に亘ってキャリア検出が行なわれな
いことが判別されると315に進み、受信回路部をオフ
した後、キャリア無しで選択されたチャネルの送信周波
数を発振する分周比データをPLL回路42にセットし
、S16で送信回路部に対する電源をオンして動作状態
とする。
次に817で最初に呼出識別符号を送信し、次に318
でマーク及び伝送コードを順次送信する。
送信を終了すると819で送信回数カウンタAを1つイ
ンクリメントし、820でA=n回、例えばn−75回
、送信したか否かチエツクし、75回に亘るマーク及び
データの送信を終了すると821でタイマにより2秒間
休止した後、S22に進んで火災信号が受信中か否かチ
エツクする。火災信号が受信中であれば再びS2に戻っ
て同様な送信動作を繰り返す。また火災信号が断たれて
いれば、323に進んでCPU24に対する電源供給を
遮断するパワーオフ処理を行なう。
一方、811のキャリア検出において、キャリアが検出
された場合には、S12に進んでキャリア検出が所定時
間以上継続するか否かチエツクする。所定時間以上キャ
リア検出が継続していた場合はS13に進み、次の受信
チャネルのキャリアセンスのためにPLL回路42に局
部発振周波数を発振する分周比データをセットしてS9
に戻り、次のチャネルのキャリアセンス処理に入り、空
きチャネルが見つかるまでチャネル切換えによるキャリ
アセンスを繰り返す。
第9図は本発明の親器の一実施例を示した実施例構成図
である。
第9図において、親器14にはCPU64が設ケラれ、
CPU64のプログラム制御により受信制御部72が構
成され、更にCPU64に対してはデイツプスイッチ等
を用いたアドレス設定回路68が接続される。アドレス
設定回路68は複数の子器アドレスの全てを設定する。
CPU64に対する受信回路部としてアンテナ94、受
信回路76、MSKモデム78及びシンセサイザ−回路
80が設けられる。この親器の送信回路部は第2図に示
した子器送受信回路における送信側を除いた回路と略同
じ構成をもつ。
CPU64の受信制御部72は、シンセサイザー回路8
0に対する分周比データのセツティングによりチャネル
CHI〜CH8の局部発振周波数を順次切り換えて受信
回路76に与え、チャネルCH1〜CH8のキャリアセ
ンスを繰り返し行なっている。受信回路76からキャリ
アセンス出力が得られると、シンセサイザー回路80に
対する分周比データのセット切換えを停止して固定的な
受信状態とし、この受信状態で得られる受信信号をMS
Kモデム78でデータビットに変換してCPU64に取
り込む。受信データを取り込んだ受信制御部72は、ま
ずアドレス照合を行なう。即ち、受信データに含まれる
群アドレスが親器側の群アドレスに一致するか否か照合
し、群アドレスの一致が得られると、次に個別アドレス
が親器側に設定した複数の子器毎の個別アドレスのいず
れかに一致するか否か順次照合し、いずれかの個別アド
レスに一致した場合には、受信データの解読を行なう。
この受信データの解読は第7図に示したフレーム3のデ
ータエリアを解読し、火災検出情報であれば表示回路7
5を介して個別表示器74の1つに子器アドレスと共に
火災発生を示す個別表示を行なう。勿論、不図示の火災
表示灯を点灯し、また警報ブザーを鳴動する。更に、伝
送線路82を介して受信機84を接続している場合には
、移報回路86による移報出力で受信機84側でも火災
警報を出すことができる。
このような親器14の受信動作において、本発明の子器
側にあっては、例えば試験時等に複数台の子器か一斉に
動作した場合、最初にキャリアセンスを行なうチャネル
が子器アドレスに基づき異なるチャネルとなるように自
動設定されているため、1回のキャリアセンスで全ての
子器での空きチャネルの選択が完了し、異なるチャネル
を使用して一斉に試験信号を送信してくる。このため、
親器1−4にあっては、チャネルCHI〜CH8の各キ
ャリアセンスで受信回路部76よりキャリアセンス出力
が得られ、受信データの取込みによるアドレス照合、デ
ータ解析、試験表示を行なって次のチャネル受信に切り
換わる動作を連続的に行なうことになる。1つの受信端
末に対するキャリアセンス、アドレス照合、データ解析
表示はミリ秒オーダの処理時間で済むことから、例えば
8チヤネルを連続処理したとしても受信待ち時間を意識
させることなく、全ての子器からの送信情報を受信表示
することができる。
尚、上記の実施例にあっては、子器に火災感知器を接続
した場合を例にとるものであったが、これ以外にガス洩
れ検出器や侵入者検出器等の適宜の異常検出器を接続し
てもよい。
[発明の効果] 以上説明したきたように本発明によれば、最初にキャリ
アセンスを行なうチャネルが子器毎に異なることから、
複数の子器が動作して一度に異常検出信号を送信する際
にも信号の衝突は発生せず、1回のキャリアセンスで各
子器が異常検出信号を親器に送信でき、新型側での受信
表示が待ち時間を意識させずに迅速にでき、試験時等の
受信表示を効率良く行なうことができる。
また、子器アドレスを設定すると、最初にキャリアセン
スを行なうチャネルが自動的に設定され、キャリアセン
スを開始するチャネルの設定操作やチャネル設定のスイ
ッチ等を必要としない分だけ子器構成を簡潔にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図; 第2図は本発明の子器の実施例構成図;第3図は本発明
の最初にキャリアセンスを行なうチャネル設定回路の実
施例構成図; 第4図は本発明の遅延時間設定回路部の実施例構成図; 第5図は本発明の子器の送信タイミングチャート;第6
図は本発明の子器から送信する呼出識別符号のフォーマ
ット構成図・ 第7図は本発明の子器から送信される伝送コードのフォ
ーマット構成図; 第8図は本発明の子器送信動作を示した動作フロー図で
ある。 第9図は本発明の親器の実施例構成図である。 図中、 10、火災感知器 12.12−1〜1.2−n:子器 14:親器 16.68ニアドレス設定回路 18:チャネル設定部 18−1ニアドレスポインタ 18−2:変換テーブル 20:遅延時間設定部 22.94:アンテナ 24.64:CPU 25:電池電源 26・送信制御部 28:火災受信回路回路 30:起動回路 32:電源制御回路 34コ遅延時間設定カウンタ 35二不揮発メモリ(EEFROM) 36:定期通報回路 37:遅延時間設定部 39:情報テーブル 40.80:シンセサイザー回路 42 : PLL回路 4.4:VCO 46、アンプ 48:信号切換器 50:送信回路 52:アンテナ切換器 54:高周波増幅/混合回路 56:中間周波増幅/混合回路 58:キャリア検出回路 60.78:MSKモデム 62:電源切換回路 76コ受信回路 72:受信制御部 74:個別表示器 75:表示回路 84;受信機 86:移報回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、火災等の異常を検出する感知器を接続した複数の子
    器の各々に親器と通信可能な最大子器数に一致した数の
    周波数チャネルを割当て、いずれかの子器の異常検出時
    に先ず受信状態としてキャリアセンスを行って他の子器
    で使用されていない空チャネルを選択し、次に子器を送
    信状態に切換えて選択された空チャネルを使用して一定
    の送信期間と休止期間の繰り返しにより連続して子器ア
    ドレスと共に異常検出信号を親器に送信して異常状態を
    警報させる無線式警報システムに於いて、前記子器の各
    々に、子器の設定アドレスに応じて最初にキャリアセン
    スを行うチャネルを各子器毎に異ならせるように自動設
    定するチャネル設定手段を設けたことを特徴とする無線
    式警報システム。
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