JPH03250176A - 多段物品収納部を有する物品収納装置 - Google Patents

多段物品収納部を有する物品収納装置

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JPH03250176A
JPH03250176A JP2048740A JP4874090A JPH03250176A JP H03250176 A JPH03250176 A JP H03250176A JP 2048740 A JP2048740 A JP 2048740A JP 4874090 A JP4874090 A JP 4874090A JP H03250176 A JPH03250176 A JP H03250176A
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Hiromasa Sano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、上下に複数段のスライドテーブルを有する棚
や、上下に複数段の引き出しを有するキャビネットなど
多段物品収納部を有する物品収納装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、たとえばスライドテーブルを有する棚としては、
実公昭62−22486号公報に見られる多段引出し式
棚が提供されている。この従来形式は、ラック本体側の
レールに支持案内される棚を設け、この棚の前部に前進
阻止ストッパ部を形成するとともに、後部に後進阻止ス
トッパ部を形成している。そしてラック本体の前部に、
両ストッパ部に係脱自在な係止部を有する係止体を、横
軸を介して上下揺動自在に設けるとともに、この係止体
と一体化した掛金片を設けている。したがって係止体を
上方へ揺動させて前進阻止ストッパから係止部を上方へ
離脱させることで、この係止体に対応した棚の引き出し
を行える。その際に、引き出した棚のガイドが接当子に
作用して縦杆を上昇さぜ、この縦杆に一体化したストッ
パが、引き出しを行わない棚に対応する掛金片の後側に
位置し、以って掛金片、すなわち係止体の揺動を阻止す
る状態として棚の二重引き出しを防止している。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、ガイドは、各欄の前後方向で
ほぼ全長に亘って設けなければならないことから、製作
1重量2価格などにおいて不利となる。また掛金片は係
止体に連動していることがら、二重引出し防止手段はラ
ック本体の前面側に組み込まねばならず、したがって他
の11構が組み込まれかつ人為操作が成される前面側が
複雑になり、さらには前面側が重量大であることから引
き出し時の安定性が悪くなる。しがち係止体、掛金片、
縦杆なと動作部が多く、操作音<1!l音)が大きくな
るとともに動作不良を起す恐れがある。
本発明の目的とするところは、二重引き出しの防止横道
を簡素化し得、しかも全体の安定性に対して好適な箇所
に配設し得るとともに、動作部を少なくし得る多段物品
収納部を有する物品収納装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 」二記目的を達成するために本発明の多段物品収納部を
有する物品収納装置は、本体に対して引き出し押し込み
自在な物品支持部を上下複数段に設けるとともに、各物
品支持部に被ストッパ体を設り、前記物品支持部を押し
込んだときに被ストッパ体より前側となる位置で前記本
体側に、一定範囲内で1逆回動自在な縦軸を各段間に亘
って配設するとともに、両凹動規制位置のいずれでも弾
性川下とする弾性体を設け、前記縦軸の各物品支持部に
対応する位置に円板状のストッパ体をB+j、これらス
トッパ体の周方向の一箇所に、退入しな被ストッパ体に
一側面が対向する四部を設けている。
作用 かかる本発明の構成によると、全ての物品支持部を押し
込んだときには、その押し込み力により、被ストッパ体
を凹部の他側面に作用させて、この被ストッパ体を縦軸
よりも後側に位置させるとともに、この被ストッパ体に
凹部の一側面が対向するように全てのストッパ体を回動
させ、かつかかる姿勢を弾性体により維持した状態にあ
る。したがって各段の被ストッパ体は前側に移動し得る
ロック解除の状態にあり、以って希望する物品支持部を
引き出し得る。そして一つの物品支持部を引き出すと、
一体移動する被ストッパ体が前側で対向している凹部の
一側面に当接し、ストッパ体を弾性体に抗して回動させ
、以って被ストッパ体はストッパ体よりも前方に移動す
る。その際に四部は被ストッパ体に他側面を対向させ、
かつかかる姿勢は弾性体により維持される。このように
一つの物品支持部を引き出して、対応したストッパ体を
回動させると、縦軸を介して一体化してなる曲設のスト
ッパ体も回動し、引き出しを行わなかった物品支持部に
おける被ストッパ体の前面にストッパ体の円周部を対向
させることになる。このときストッパ体は、それ以上に
回動しないことから、曲設の物品支持部を引き出そうと
したとき、被ストッパ体が円周部に当接してロック状態
になり、二重の引き出しは阻止されることになる。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は本体の一例である支持枠で、適当間隔置きに配設し
た複数(実11例では左右一対)の縦枠2と、これら縦
枠2の上端間を連結する横枠3と、各縦枠2の下部から
前方へ連設した脚杆4と、各縦枠2の下端ならびに各脚
杆4の前端下部に取((Jけな接地体5などから構成さ
れる。前記縦枠2の上下方向複数箇所(実施例では3箇
所)には前後方向のガイドレール6が取付けられている
。ずなわち各カイトレール6は、その開放部を相対向さ
せな左右一対のC型レール6Aと、これらC型レール6
Aの下面間に配設した連結プレート6Bとから構成され
、その中間部ならびに後部が取付り部材7を介して前記
縦枠2に取付けられる。したかってガイドレール6の中
間部から前部は縦枠2に対して前方に突出する。各ガイ
ドレール6に、このガイドレール6内に退入する位置と
、前半部がガイドレール6から前方に突出する位置とに
亘ってスライド自在な支持腕8が設けられ、そして左右
の支持腕8の上部間に支持枠9を固定することで物品支
持部10を構成する。各支持腕8は、その縦板部が相対
接して連結されかつ横板部が上端から側方に延びる左右
一対の折曲板8Aと、これら折曲板8Aの上面間に取付
けな支持板8Bとから構成され、さらに支持板8Bの上
面で前端から中間部に亘って支持枠9が取付けられる。
また支持腕8のスライドは、折曲板8Aの横板部下面を
支持ずべく両C型レール6Aの前端に取付けた支持ロー
ラ11と、縦板部側面に対向ずべく両C型レール6Aの
前端に取付けなサイドガイドローラ12と、前記折曲板
8Aの後端に取付けられかつC型レール6Aに嵌合して
支持案内されるガイドローラ13と、前記折曲板8Aの
後端に取付けられ、かつC型レール6Aの内側面に当接
自在なサイドガイドローラ14とによる支持案内によっ
て行える。
ここで支持ローラ11による支持面がC型レール6Aの
上位下向き案内面に対して成る高さだけ上位にしである
ことから、前記支持腕8は、先端を上位とした傾斜姿勢
でスライド案内されることになる。各支持腕8の先端に
はスライド操作具15が前方下方に向けて取付けである
前記支持枠1の後部と前記支持腕8の後部との間に二重
引き出しを防止するためのロック装置20が設けられる
。すなわち支持腕8の後端で一側部の外方にはロッド状
の被ストッパ体21が′ド方に向けて突設しである。そ
して縦枠2における上部からは一例部外方に延びるブラ
ケット22が連設されるとともに、このブラケット22
の端部に上位ボルダ23が取付けられ、そして中間段に
おけるC型レール6Aの外面に中位ホルダ24が取付け
られるとともに、最下段のC型レール6Aの外面に下位
ホルダ25が取付けられている。各ホルダ23.24.
25間に亘って縦軸26が挿通され、そして縦軸26の
下端を下位ホルダ25に設けたセンターボルト27で支
持することによって、この縦軸26を縦軸心28の周り
に回動自在としている。ここで縦軸26は、前記物品支
持部10を最奥部まで押し込んだときに被ストッパ体2
1より前側となる位置に配設されている9このようにし
て複数段に頁って配設した縦軸26には、各物品支持部
10に対応する位置に円板状のストッパ体30が外嵌さ
れ固定されている。そしてストッパ体30の外周には縦
軸26の回動を一定範囲に規制するための凹溝31がほ
ぼ90度の範囲で形成され、この凹溝31内に位置する
規制ピン22が中位ホルダ24や下位ホルダ25から立
設されている。さらにスI・ツバ体30の外周の一箇所
には前記被ストッパ体21が嵌入自在な四部33が形成
されている。そして、この四部33を斜め後方かつ内側
に向けた非ロツク姿勢と、斜め前方かつ内側に向けたロ
ック姿勢との二姿勢、すなわち両回動規制位置のいずれ
でも弾性圧下にするべく、縦軸26を回動fツ勢するば
ね(弾性体の一例)34が、縦軸26の上端に取付けた
レバー35と上位ホルダ23との間に介在されている。
ここで両姿勢の位置は、凹溝31と規制ピン32とから
なる回動規制部によって規制される。
また被ストッパ体21と四部33との相対関係は、物品
支持部10を押し込んで被ストッパ体21を最奥部に位
置させたとき、前記凹部33の一側面33aが被ストッ
パ体21に向き、そして物品支持部10を突出さぜ被ス
トッパ体21を中間部に位置させたとき、前記四部33
の他側面33bが被ス+−ツバ体21に向くように設定
しである。
なお第5図、第6図に示すように、最上段には固定式の
物品支持部38が設けられる。
第1図〜第3図は物品支持部10をガイドレール6内に
押し込んだ状態を示している。全ての物品支持部10が
退入しているときは物品の格納状態であり、全体をコン
パクトにまとめ得る。またこの状態では最上段の物品支
持部38に対して、たとえばクレーンによる物品の積み
卸しが行える。さらに各段の物品支持部10が押し込ま
れることでストッパ体30は、第3図で示すように最奥
部に位置した被ストッパ体21に凹部33の一側面33
aを対向させるとともに、その位置が凹溝31、規制ピ
ン32、ならびにはね34を介して維持されており、し
たがってばね34に抗して横軸心28の周りで前方へ回
動し得るロック解除の状態にある。これにより希望する
段の物品支持部10を引き出せ得る。
収納している物品をたとえばクレーンで取出す0 場合、まず作業者が前面に立ち、スライド操作具15を
つかんだ状態で物品支持部10を手前に引き出す。その
際に引き出しを行っている物品支持部10の被ストッパ
体21が第3図の仮想線(イ)で示ずように凹部33に
嵌入して一側面33aに当接し、ストッパ体30をばね
34に抗して縦軸心28の周りに回動させる。これによ
り被ストッパ体21はストッパ体30よりも前方に移動
して所期の引き出しが行われ、また第4図の上位図に示
すように四部33の他側面33bを引き出した被ストッ
パ体21に対向させるとともに、ストッパ体30のその
位置は凹溝31、規制ピン32、ならびにばね34を介
して維持される。
このようにして一つの物品支持部10を引き出して、対
応したストッパ体30を回動さぜると、縦軸26を介し
て一体化してなる曲設のストッパ体30も回動し、第4
図の下位図に示すように、その円周部30aを、引き出
しを行わなかった物品支持部10における被ストッパ体
21の前方に対向させることになる。したがって物品支
持部10を引き出そうとしたとき、被ストッパ21体が
円周部30aに当接し、1 かつストッパ体30はそれ以上、前方に回動しないこと
からロック状態になり、二重の引き出しは阻止されるこ
とになる。
第5図の下から二段目に示すように物品支持部10を引
き出すことで、この物品支持部10の支持枠9で支持し
てなる物品を曲設の物品に対して前方へ位置させる。こ
れによりクレーンを利用しての物品の取出し作業を容易
に、安全に行える。また同様にして積み込み作業を行え
る。
引き出してなる物品支持部10の押し込みが終りに近づ
いたとき、四部33の他側面33bに対して被ストッパ
体21が接近して行き、当接する。さらに物品支持部1
0が押し込まれることで、被ストッパ体21を介してス
トッパ体30に回動力が付与されることになり、したが
ってストッパ体30はばね34に抗して横軸心28の周
りで後方へと回動される。これにより第3図に示すよう
に、押し込みを行った物品支持部10における被ストッ
パ体21の前方に凹部33の一側面33aを対向させる
。同時に縦軸26を介して曲設のストッパ体30も回動
させ、これによ2 り全段のロックを解除する。
上記実施例では支持枠1側のガイドレール6に対して物
品支持部10を引き出し、押し込み動さぜる長尺物格納
棚形式を示したが、これはガイドレールに対してスライ
ドテーブルを引き出し、押し込み動させるスライド棚形
式や、ボックス状の本体に複数段の引き出しを設けたキ
ャビネット形式などにも採用できるものである。
また上記実施例において、全ての物品支持部10を押し
込んで全段のロック装置20をロック解除したとき、不
測にして物品支持部10が引き出されるのを防止するた
めに、各段に別のストッパ装置を組み込んでもよい。
発明の効果 上記構成の本発明によると、全ての物品支持部を押し込
んだときには、その押し込み力により、被ストッパ体を
四部の他側面に作用させて、この被ストッパ体を縦軸よ
りも後側に位置させることができる。これにより被スト
ッパ体に凹部の一側面か対向するように全てのストッパ
体を回動でき3 るとともに、かかる姿勢を弾性体により維持でき、した
がって各段の被ストッパ体は前側に移動し得るロック解
除の状態にでき、希望する物品支持部を引き出すことが
できる。そして一つの物品支持部を引き出すと、一体移
動する被ス1−ツバ体か前側で対向している凹部の一側
面に当接し、ス1〜ツバ体を弾性体に抗して回動できて
被ストッパ体をストッパ体よりも前方に移動できる。そ
の際に四部は被ストッパ体に他側面を対向させ、かつか
かる姿勢は弾性体により維持できる。このように一つの
物品支持部を引き出すと、縦軸を介して一体化してなる
曲設のストッパ体も回動し、引き出しを行わなかった物
品支持部における被スト・ツノ(体の前面にスl−ツバ
体の円周部を対向させることができ、このときストッパ
体は、それ以上に回動しないことから、曲設の物品支持
部を引き出そうとしたとき、被ストッパ体が円周部に当
接して口・ンク状態になり、二重の引き出しは阻止する
ことができる。このように本発明によると、縦軸やスト
ッパ体などを設けた簡素な構造でありながら、二4 重引き出しを自動的に確実に阻止でき、しかも後端部分
など、全体の安定性に対して好適な箇所に配設できると
ともに、動作部を少なくして、操作音(騒音)が小さく
かつ動作不良が起きにくい物品収納装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は押し込み状態
での要部の一部切欠き平面図、第2図は同一・部切欠き
正面図、第3図、第4図は作用状態を示す説明図、第5
図は全体の斜視図、第6図は同正面図である。 1・・・支持枠(本体)、6・・・カイトレール、8・
・・支持腕、9・・・支持枠、10・・・物品支持部、
11・・・支持1:1−ラ、13・・・カイトローラ、
20・・・ロック装置、21・・・被スl〜ツバ体、2
6・・・縦軸、27・・・センターボルト、28・・・
縦軸心、30・・・ストッパ体、30a・・・円周部、
31・・・凹溝、32・・・規制ピン、33・・・凹部
、33a・・・−側面、33b・・・他側面、34・・
・ばね(弾性体)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、本体に対して引き出し押し込み自在な物品支持部を
    上下複数段に設けるとともに、各物品支持部に被ストッ
    パ体を設け、前記物品支持部を押し込んだときに被スト
    ッパ体より前側となる位置で前記本体側に、一定範囲内
    で正逆回動自在な縦軸を各段間に亘って配設するととも
    に、両回動規制位置のいずれでも弾性圧下とする弾性体
    を設け、前記縦軸の各物品支持部に対応する位置に円板
    状のストッパ体を設け、これらストッパ体の周方向の一
    箇所に、退入した被ストッパ体に一側面が対向する凹部
    を設けたことを特徴とする多段物品収納部を有する物品
    収納装置。
JP2048740A 1990-02-28 1990-02-28 多段物品収納部を有する物品収納装置 Expired - Fee Related JP2660215B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827935U (ja) * 1971-08-10 1973-04-04
JPS5196521U (ja) * 1975-01-29 1976-08-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827935U (ja) * 1971-08-10 1973-04-04
JPS5196521U (ja) * 1975-01-29 1976-08-03

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