JPH0325011Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325011Y2 JPH0325011Y2 JP8198187U JP8198187U JPH0325011Y2 JP H0325011 Y2 JPH0325011 Y2 JP H0325011Y2 JP 8198187 U JP8198187 U JP 8198187U JP 8198187 U JP8198187 U JP 8198187U JP H0325011 Y2 JPH0325011 Y2 JP H0325011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- air chamber
- plate
- discharge port
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Air Supply (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は強制通風式ガス燃焼装置に関するもの
である。
である。
（従来の技術と問題点）
従来、この種燃焼装置は実開昭57−160534号公
報に示されるように燃焼管への供給空気を整流し
ていた。しかしながら空気経路が短かいためバー
ナケース内に全く均一に空気が流れるものではな
く、燃焼管の本数が多いと不均一さの影響が出て
くるものであつた。又、フアンの吐出口から直接
１次空気と２次空気とを分流しているので、１次
空気側にも整流部材を必要とし、不均一燃焼によ
る騒音も大きかつた。
報に示されるように燃焼管への供給空気を整流し
ていた。しかしながら空気経路が短かいためバー
ナケース内に全く均一に空気が流れるものではな
く、燃焼管の本数が多いと不均一さの影響が出て
くるものであつた。又、フアンの吐出口から直接
１次空気と２次空気とを分流しているので、１次
空気側にも整流部材を必要とし、不均一燃焼によ
る騒音も大きかつた。
本考案は上記従来の問題点を解決し、空気の整
流を促進し炎の均一化を計ると共に騒音の低下を
も目的とするものである。
流を促進し炎の均一化を計ると共に騒音の低下を
も目的とするものである。
（実施例）
図において、１はバーナケース、２はバーナケ
ース１内に並列に複数個設置される燃焼管であ
る。３は燃焼管２のノズル口である。４は燃焼管
２下方に間隔をおいて配置された多数の孔を有す
る均圧板である。５は１次空気室で、ノズル口３
に対向してノズル６が配置される。７は１次空気
室５と反対側のバーナケース１下面に吐出口８が
開口するフアンで、吐出口８から１次空気室５ま
でが２次空気室９となつている。１０ａ，１０ｂ
は最下位の均圧板４に固定され、燃焼管２の長手
方向に２次空気室９内に垂下された仕切板で、左
右に１枚ずつ設けられ、２次空気室９の中央部を
３ブロツクＡ，Ｂ，Ｃに分けている。１１は抵抗
板で、フアン吐出口８から遠い方の仕切板１０ｂ
の延長上に直交して１次空気室５との境目に垂下
設置されている。
ース１内に並列に複数個設置される燃焼管であ
る。３は燃焼管２のノズル口である。４は燃焼管
２下方に間隔をおいて配置された多数の孔を有す
る均圧板である。５は１次空気室で、ノズル口３
に対向してノズル６が配置される。７は１次空気
室５と反対側のバーナケース１下面に吐出口８が
開口するフアンで、吐出口８から１次空気室５ま
でが２次空気室９となつている。１０ａ，１０ｂ
は最下位の均圧板４に固定され、燃焼管２の長手
方向に２次空気室９内に垂下された仕切板で、左
右に１枚ずつ設けられ、２次空気室９の中央部を
３ブロツクＡ，Ｂ，Ｃに分けている。１１は抵抗
板で、フアン吐出口８から遠い方の仕切板１０ｂ
の延長上に直交して１次空気室５との境目に垂下
設置されている。
次にこの構成における作用について説明する。
フアン７の吐出口８から吹き出された空気は、均
圧板４に当たり横方向に放射状に流れる。つまり
吐出口８面積はバーナケース１底面積に比べて小
さいため長手方向に平向に流れない。しかし仕切
板１０に案内されて１次空気室５方向へとほぼ平
行に流れる。いま仕切板１０が無いとするとバー
ナケース１の周囲の壁面付近での圧力が高くなり
圧力分布が不均一となつてしまう。ところが２次
空気室１０内を適当に仕切ることにより、壁面付
近で高くなる圧力を分散させるのである。又、器
具全体を小型化するにはバーナケース１及びフア
ン７の配置は、他の周囲の部品との関係からどう
しても片寄らざるを得ないものである。しかし仕
切板１０だけではその片寄りによる不均一さを吸
収できず、特に吐出口８から最も遠いブロツクＣ
ではその手前の仕切板１０ｂで空気流が遮られ、
空気不足となり、中央のブロツクＢでは空気過剰
となる。ところが、吐出口８から遠い方の仕切板
１０ｂの延長上に直交して抵抗板１１があるた
め、仕切板１０ｂに沿う流れに抵抗がつけられ、
空気はブロツクＣにも流れる。尚、ブロツクＡへ
は仕切板１０ａの位置により適当な分配量を確保
することができる。このようにして各ブロツクに
分流された空気は、バーナケース１の端から他の
端の１次空気室５へと流れる間に各ブロツク内で
均一化され、２次空気として燃焼管２に向けて上
方に流れると共に１次空気室５に流入し、ノズル
口３より１次空気としてガスと共に燃焼管２内に
供給されるのである。
フアン７の吐出口８から吹き出された空気は、均
圧板４に当たり横方向に放射状に流れる。つまり
吐出口８面積はバーナケース１底面積に比べて小
さいため長手方向に平向に流れない。しかし仕切
板１０に案内されて１次空気室５方向へとほぼ平
行に流れる。いま仕切板１０が無いとするとバー
ナケース１の周囲の壁面付近での圧力が高くなり
圧力分布が不均一となつてしまう。ところが２次
空気室１０内を適当に仕切ることにより、壁面付
近で高くなる圧力を分散させるのである。又、器
具全体を小型化するにはバーナケース１及びフア
ン７の配置は、他の周囲の部品との関係からどう
しても片寄らざるを得ないものである。しかし仕
切板１０だけではその片寄りによる不均一さを吸
収できず、特に吐出口８から最も遠いブロツクＣ
ではその手前の仕切板１０ｂで空気流が遮られ、
空気不足となり、中央のブロツクＢでは空気過剰
となる。ところが、吐出口８から遠い方の仕切板
１０ｂの延長上に直交して抵抗板１１があるた
め、仕切板１０ｂに沿う流れに抵抗がつけられ、
空気はブロツクＣにも流れる。尚、ブロツクＡへ
は仕切板１０ａの位置により適当な分配量を確保
することができる。このようにして各ブロツクに
分流された空気は、バーナケース１の端から他の
端の１次空気室５へと流れる間に各ブロツク内で
均一化され、２次空気として燃焼管２に向けて上
方に流れると共に１次空気室５に流入し、ノズル
口３より１次空気としてガスと共に燃焼管２内に
供給されるのである。
（考案の効果）
以上のように本考案は、バーナケース内に複数
個並列設置された燃焼管の下方に多数の孔を有す
る均圧板を設けたものにおいて、１次空気室と反
対側のバーナケース底面にフアンの吐出口を開口
すると共に、２次空気室内に燃焼管長手方向に複
数の仕切板を設け、吐出口から遠い方の仕切板の
延長上に直交して抵抗板を設けたので、２次空気
室内の圧力分布はきわめて均一となり、しかも１
次空気室までの空気経路が長くとれ、１次空気も
均一に各燃焼管へと供給されて燃焼が均一かつ安
定になる。又、燃焼が均一化されることで燃焼音
の低下が計れ、空気が整流化されることで通風音
の低下が計れ、全体に騒音も低下する。更に２次
空気室から１次空気を分流しているため１次空気
の整流の為の部材を必要とせず、構成も複雑にな
らないものである。
個並列設置された燃焼管の下方に多数の孔を有す
る均圧板を設けたものにおいて、１次空気室と反
対側のバーナケース底面にフアンの吐出口を開口
すると共に、２次空気室内に燃焼管長手方向に複
数の仕切板を設け、吐出口から遠い方の仕切板の
延長上に直交して抵抗板を設けたので、２次空気
室内の圧力分布はきわめて均一となり、しかも１
次空気室までの空気経路が長くとれ、１次空気も
均一に各燃焼管へと供給されて燃焼が均一かつ安
定になる。又、燃焼が均一化されることで燃焼音
の低下が計れ、空気が整流化されることで通風音
の低下が計れ、全体に騒音も低下する。更に２次
空気室から１次空気を分流しているため１次空気
の整流の為の部材を必要とせず、構成も複雑にな
らないものである。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図はバー
ナケースの正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は第１図のＢ−Ｂ断面図である。 １……バーナケース、２……燃焼管、４……均
圧板、５……１次空気室、７……フアン、８……
吐出口、９……２次空気室、１１……抵抗板、１
０……仕切板。
ナケースの正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面
図、第３図は第１図のＢ−Ｂ断面図である。 １……バーナケース、２……燃焼管、４……均
圧板、５……１次空気室、７……フアン、８……
吐出口、９……２次空気室、１１……抵抗板、１
０……仕切板。
Claims (1)
- バーナケース内に複数個並列設置された燃焼管
の下方に多数の孔を有する均圧板を設けたものに
おいて、１次空気室と反対側のバーナケース底面
にフアンの吐出口を開口すると共に、均圧板下方
の２次空気室内に燃焼管長手方向に複数の仕切板
を設け、吐出口から遠い方の仕切板の延長上に直
交して抵抗板を設けたことを特徴とする強制通風
式ガス燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198187U JPH0325011Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8198187U JPH0325011Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63190735U JPS63190735U (ja) | 1988-12-08 |
| JPH0325011Y2 true JPH0325011Y2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=30934221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8198187U Expired JPH0325011Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0325011Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP8198187U patent/JPH0325011Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63190735U (ja) | 1988-12-08 |
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