JP3408085B2 - コンロバーナ - Google Patents
コンロバーナInfo
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- fuel mixture
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Description
の貫通孔(例えば、鍋底センサが配置される貫通穴)を
備えるとともに、バーナボディがダイキャスト加工で一
体成形可能なコンロバーナに関する。
ダイキャスト加工で一体成形したコンロバーナJ2が知
られている。ダイキャスト加工で一体成形したバーナボ
ディJ1は、金型を用いるダイキャスト加工の特性上、
アンダーカットを作らず、ダ肉部分を形成させないため
に、ガスと1次空気を混合してバーナボディJ1内に供
給する混合気供給管J3を上下方向にしか形成できな
い。そして、バーナボディJ1の中央からバーナボディ
J1とバーナキャップJ4との間の空間Aに混合気を供
給し、炎の分布を均一にしている。
場合、バーナボディの中央に、鍋底センサを配置するた
めに、上下方向の貫通穴を設ける必要がある。また、コ
ンロバーナの内側に内向きの炎口を設けたブンゼンタイ
プの内炎口バーナでは、中央の炎口に2次空気を供給す
るために、上下方向の貫通穴を設ける必要がある。
ャスト加工で一体に形成するとともに、その中央部分に
貫通穴を形成する場合は、バーナボディとバーナヘッド
との間の空間がドーナツ状になる。このため、上下方向
に形成される混合気供給管は、ドーナツ状の空間の一部
に接続される構造となる。すると、混合気供給管から供
給される混合気は、ドーナツ状の空間の一部から上向き
の流れとして供給されることとなるため、混合気が流入
する空間に対して貫通穴を挟んだ反対側の空間に混合気
が供給され難くなり、炎の分布が不均一になってしま
う。
もので、その目的は、バーナボディの中央部分に上下方
向の貫通穴を形成したことによって生じるバーナボディ
とバーナヘッドとの間のドーナツ状の空間に、上下方向
の混合気供給管から混合気を供給しても炎の分布が均一
にできる、バーナボディをダイキャスト加工で一体形成
するのに適したコンロバーナの提供にある。
装着されるバーナヘッドとを具備し、前記バーナボディ
と前記バーナヘッドとの間に形成される空間に、前記バ
ーナボディの下部に一体的に設けられた混合気供給管か
らガスと空気の混合気が供給され、前記空間内に供給さ
れた混合気を前記バーナヘッドの周囲に環状に放出す
る。前記バーナボディは、中央部分に上下方向の貫通穴
を備えるとともに、この貫通穴を挟んだ前記空間内の両
側に独立して混合気を供給する上下方向の2つの混合気
供給管を備え、前記2つの混合気供給管のそれぞれは、
前記空間内への混合気の供給能力が略同じに設けられ、
前記空間の半周分に混合気を供給することを特徴とす
る。
ナは、前記空間内を、一方の混合気供給管から供給され
る混合気と、他方の混合気供給管から供給される混合気
とを区画する隔壁を備えることを特徴とする。
2のコンロバーナにおいて、前記2つの混合気供給管
は、上下方向に形成されたもので、前記バーナボディ
は、ダイキャスト加工によって一体成形されたことを特
徴とする。
果〕 コンロバーナは、中央部分に上下方向の貫通穴を備える
ため、バーナボディとバーナヘッドとの間に形成される
空間はドーナツ状になるが、上下方向の2つの混合気供
給管が貫通穴を挟んだ空間内の両側(つまり、ドーナツ
状空間内の両側)に独立して混合気を供給する。各混合
気供給管は、半周分の空間内に混合気を供給するのみで
良く、また各混合気供給管は、空間内への混合気の供給
能力が略同じに設けられており、結果的に混合気はドー
ナツ状の空間に行きわたることができ、バーナヘッドの
周囲に形成される炎の分布が均一化する。
気供給管から供給される混合気は、それぞれ隔壁で区画
されているため、2つの混合気供給管から供給される混
合気の脈動による炎の乱れを防ぐことができる。
ィの中央に貫通穴を設け、且つ2つの混合気供給管を上
下方向に形成しているため、バーナボディをダイキャス
ト加工で一体成形することが可能になる。つまり、貫通
穴を備え、且つ炎の分布が均一化することのできるバー
ナボディの生産性が向上する。
よび変形例に基づき説明する。 〔実施例〕実施例を図1および図2を用いて説明する。
なお、図1はダイキャスト加工で一体成形されたバーナ
ボディの3面図を示すもので、(a)はバーナボディの
上視図、(b)は(a)のI−I線に沿うバーナボディ
の断面を含むコンロバーナの断面図、(c)は(a)の
II−II線に沿うバーナボディの断面を含むコンロバ
ーナの断面図である。また、図2はコンロバーナの側面
図である。
を備えたガスコンロに組み込まれるもので、内部にガス
と1次空気の混合気が供給されるバーナボディ2と、こ
のバーナボディ2の上方から嵌め合わされるバーナヘッ
ド3とを具備し、バーナボディ2とバーナヘッド3との
間に形成される空間Aに、バーナボディ2の下部に一体
的に設けられた上下方向に延びる2つの混合気供給管4
a、4bから混合気が供給され、空間A内に供給された
混合気をバーナヘッド3に設けられた多数の炎口5から
環状に放出するものである。
れた鍋等の調理具(図示しない)の底に当接して調理具
の温度を検出する鍋底センサ7が配置されている(図2
参照)。なお、この鍋底センサ7は、図示しないバネに
よって上方へ付勢されており、五徳6に調理具を搭載し
た時、調理具の底に押圧されて下方に移動可能に設けら
れている。
て形成されたもので、中央に鍋底センサ7を挿通するた
めの貫通穴3aが形成されるもので、その上面には鍋底
センサ7の周囲を囲んで、炎の熱が直接鍋底センサ7に
作用しないようにするための遮熱リング3bが一体に設
けられている。
工技術によって一体成形されたもので、その中央部分に
は鍋底センサ7を挿通するための上下方向に延びる貫通
穴8が形成されている。このため、バーナボディ2とバ
ーナヘッド3との間に形成される空間Aがドーナツ状に
なる。また、バーナボディ2は、上述のように、ダイキ
ャスト加工技術によって成形されたものであるため、ガ
スと空気の混合気を空間Aに供給する2つの混合気供給
管4a、4bは、成形型上の理由により、上下方向に形
成される。
通穴8を挟んだ空間A内の両側に独立して混合気を供給
するもので、バーナボディ2の底壁2aから下方向に延
びて設けられている。このように、ドーナツ状の空間A
内の両側にそれぞれ混合気が独立して供給されるため、
2つの混合気供給管4a、4bから空間A内に混合気が
上向きに吐出されても、2つの混合気供給管4a、4b
はそれぞれ半周分の空間A内に混合気を供給するのみで
良いから、混合気はドーナツ状の空間A内の全域に行き
わたることとなり、結果的にバーナヘッド3の周囲に形
成される炎の分布が均一化する。
混合気供給管4a、4bによって、ドーナツ状の空間A
内に混合気を供給するため、2つの混合気供給管4a、
4bから供給される混合気の量が必ずしも同量ではな
く、空間A内で脈動が発生し、各炎口5に形成される炎
の分布が不均一に乱れる可能性がある。そこで、この実
施例のバーナボディ2には、ドーナツ状の空間A内を、
一方の混合気供給管4aから供給される混合気と、他方
の混合気供給管4bから供給される混合気とに区画する
隔壁9が形成されている。このため、2つの混合気供給
管4a、4bから供給される混合気の脈動による炎の乱
れを確実に防ぐことができる。また、2つの混合気供給
管4a、4bのうち一方のノズルが詰まって、他方のノ
ズルのみから空間A内に混合気が供給される事態になっ
ても、隔壁9を設けたことにより、他方のノズルから空
間A内に供給された混合気が一方側へ逆流し、ガスコン
ロ内に混合気が流れ出す不具合を防止できる。
1に用いられるバーナボディ2は、中央に貫通穴8を設
け、且つ混合気供給管を上下方向に設ける場合でも、上
述した構成を採用することにより、炎の分布を均一化で
き、且つ脈動による炎の乱れも確実に防ぐことができ
る。つまり、中央に貫通穴8を備え、炎の分布が均一な
バーナボディ2をダイキャスト加工で一体成形すること
が可能になる。このため、従来に比較して鍋底センサ7
を組み付けたコンロバーナ1の生産性が向上し、コスト
を抑えることができる。
バーナボディ2の一例として鍋底センサ7を挿通配置す
る例を示したが、図3に示すように、バーナヘッド3の
内側にも内向きの炎口5を設けたブンゼンタイプの内炎
口バーナ付きのように、貫通穴8を2次空気供給用とす
るバーナボディ2にも本発明を適用できる。
で形成した例を示したが、亜鉛ダイキャスト加工で形成
しても良い。隔壁9をバーナボディ2と一体に設けた例
を示したが、隔壁9をバーナヘッド3と一体に設けても
良い。この場合、バーナボディ2とバーナヘッド3とに
位置決め突起等を設けて、隔壁9により区画される半周
分の空間Aの略中央部分に2つの混合気供給管4a、4
bのそれぞれが開口するように設けても良い。
ある(実施例)。
Claims (3)
- 【請求項1】バーナボディと、このバーナボディに装着
されるバーナヘッドとを具備し、 前記バーナボディと前記バーナヘッドとの間に形成され
る空間に、前記バーナボディの下部に一体的に設けられ
た混合気供給管からガスと空気の混合気が供給され、前
記空間内に供給された混合気を前記バーナヘッドの周囲
に環状に放出するコンロバーナであって、 前記バーナボディは、中央部分に上下方向の貫通穴を備
えるとともに、この貫通穴を挟んだ前記空間内の両側に
独立して混合気を供給する上下方向の2つの混合気供給
管を備え、 前記2つの混合気供給管のそれぞれは、前記空間内への
混合気の供給能力が略同じに設けられ、前記空間の半周
分に混合気を供給する ことを特徴とするコンロバーナ。 - 【請求項2】請求項1のコンロバーナは、 前記空間内を、一方の混合気供給管から供給される混合
気と、他方の混合気供給管から供給される混合気とを区
画する隔壁を備えることを特徴とするコンロバーナ。 - 【請求項3】請求項1または請求項2のコンロバーナに
おいて、 前記2つの混合気供給管は、上下方向に形成されたもの
で、 前記バーナボディは、ダイキャスト加工によって一体成
形されたことを特徴とするコンロバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30184496A JP3408085B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | コンロバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30184496A JP3408085B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | コンロバーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10141615A JPH10141615A (ja) | 1998-05-29 |
JP3408085B2 true JP3408085B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17901848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30184496A Expired - Lifetime JP3408085B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | コンロバーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3408085B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7527495B2 (en) * | 2003-10-21 | 2009-05-05 | Burner Systems International, Inc. | Cooperating bridge burner system |
JP6951211B2 (ja) * | 2017-11-24 | 2021-10-20 | 株式会社ハーマン | コンロ用ガスバーナ |
-
1996
- 1996-11-13 JP JP30184496A patent/JP3408085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10141615A (ja) | 1998-05-29 |
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