JP4344467B2 - 内部炎孔バーナを備えるガスレンジ - Google Patents

内部炎孔バーナを備えるガスレンジ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に業務用に使用され、高出力が要求される内部炎孔バーナを備えるガスレンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の内部炎孔バーナとしては、図1に示すように、バーナ10中央に、上下に貫通する通気口11を備え、二次空気が、通気口11から火炎14内周へ、及び、バーナ10外周から火炎14外周へと流入するようにされ、図2及び図3に示すように、その上面12に配置されている炎口13の各々は、複数の炎孔13cを備える側壁13aと底面13bとを備え、上面が開口し、全体としてほぼ円筒形状を成しているものが知られている。そして、この種の内部炎孔バーナ10を備えるガスレンジ20としては、図1に示すように、内部炎孔バーナ10の一部または全部が、五徳21のスカート部21aにより形成されるスカート部空間21b内に包含されるように配置されていて、内部炎孔バーナ10の外壁と五徳21のスカート部21aの内壁との間の間隙が狭いものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ガスレンジとしては、ガスレンジに設置された鍋の中央部分が全体的に強火力で加熱されるようなものが所望される。しかしながら、上述したようなガスレンジにおいては、図1に示すように、内部炎孔バーナ10から生じる火炎14は、直立せず、バーナ10外周付近上部にのみ偏在してしまうため、鍋30の中央部分は全体的にそれ程加熱されず、鍋30のバーナ10外周付近上部に相当する部分のみが局所的に加熱されてしまう。従って、上述したようなガスレンジ20は、実使用上、内部炎孔バーナ10の強火力という特徴が生かされない、使い勝手の悪いものとなってしまっていた。更に、上述したようなガスレンジ20においては、火炎14の外周付近においてCOが過大に生じてしまい、また、燃焼音が生じてしまっていた。
【0004】
上述した火炎14の偏在は、五徳21のスカート部21aと内部炎孔バーナ10との間の狭い間隙から火炎14外周に流入する二次空気よりも、バーナ10中央の通気口11から火炎14内周に流入する二次空気の方が多量であるために生じるものと考えられる。また、火炎14外周付近における過大なCOは、五徳21のスカート部21aと内部炎孔バーナ10との間の狭い間隙から火炎14外周に流入する二次空気が不十分で、火炎14外周において不完全燃焼が起こるために生じるものと考えられる。そして、燃焼音は、この不完全燃焼のため、また、特に、ガスレンジに鍋が設置されていない時に生ずる燃焼音は、図2及び図3に示すように、各炎孔13cに生じる火炎14aの下部が下方に突出するために生じるものと考えられる。
【0005】
本発明の目的は、この従来のガスレンジにおける問題点を解消して、鍋の中央部分が全体的に強火力で加熱され、内部炎孔バーナの外周付近におけるCOの発生が少なく、燃焼音が生じないような、内部炎孔バーナを備えるガスレンジを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの観点によれば、環状のバーナ側壁とバーナ上面とバーナ下面とを備え、バーナ側壁とバーナ上面とバーナ下面とにより、燃焼ガスが導入される燃焼ガス導入空間が形成され、バーナ上面には、複数の炎口が、バーナの中心軸を中心とする円形状に配置され、炎口の各々は炎口側壁と底面とを備えて凹形状を成し、炎口側壁には複数の炎孔が形成され、炎口の中心軸はバーナの中心軸に対して左右90度以下で、かつ、バーナ内側に向かって傾斜し、前記炎口側壁は前記燃焼ガス導入空間内へ伸長し、二次空気は、バーナ中央から火炎内周へ流入しないようにされていることを特徴とする内部炎孔バーナが提供される。本発明の一つの実施の形態によれば、炎口は円すい台形状を成し、底面は炎口の小端面に位置し、炎口の大端面は開口する。本発明の別の実施の形態によれば、燃焼ガス導入空間は少なくとも2つの燃焼ガス導入室に分割され、該燃焼ガス導入室の各々には、混合管がそれぞれ接続され、該混合管の各々には、一次空気を取り入れる一次空気口がそれぞれ備えられ、また、可燃性ガスを噴射するノズル孔がそれぞれ接続され、共通の制御弁の操作により、全ての前記ノズル孔からの可燃性ガスの噴射が制御され、ノズル孔からの可燃性ガスと一次空気口からの一次空気とが混合した燃焼ガスは、混合管から該混合管に接続された燃焼ガス導入室へ供給され、燃焼ガス導入室へ供給される燃焼ガスは、他の混合管が接続された他の燃焼ガス導入室へは流入しないようにされている。
【0007】
本発明の別の観点によれば、上述したような本発明の内部炎孔バーナと五徳とを備え、内部炎孔バーナの外壁と五徳のスカート部の内壁との間の間隙が大きくとられ、二次空気が、間隙を通ってバーナ外周から火炎外周へ十分に流入するようにされていることを特徴とするガスレンジが提供される。本発明の一つの実施の形態によれば、内部炎孔バーナは、スカート部により形成されるスカート部空間の下方に、該スカート部空間から離間して配置される。
【0008】
本発明の更に別の観点によれば、環状の整流板を備え、該整流板は平面状であるか、または、整流板の内縁から整流板の外縁に向かって斜め下向きに傾斜し、整流板の外縁はスカート部の下縁部に位置する五徳が提供される。また、この五徳と上述の内部炎孔バーナとを備え、五徳は内部炎孔バーナから離間して位置し、整流板の内縁はバーナ上面の周縁部の上方に位置し、二次空気が、整流板と内部炎孔バーナとの間の間隙を通って火炎外周へ流入するようにされているガスレンジが提供される。本発明の一つの実施の形態によれば、整流板の内縁は、複数の炎口の全ての上端面に外接する外接円の円周の上方または該外接円の外側の上方に位置する。
【0009】
本発明の更に別の観点によれば、スカート部から離間して位置する環状の整流板を備え、該整流板は平面状であるか、または、整流板の内縁から整流板の外縁に向かって斜め下向きに傾斜し、整流板の内縁はスカート部の内方、または、スカート部により形成されるスカート部空間の下方に位置する五徳が提供される。また、この五徳と上述の内部炎孔バーナとを備え、五徳は内部炎孔バーナから離間して位置し、整流板の内縁はバーナ上面の周縁部の上方に位置し、二次空気が、整流板と内部炎孔バーナとの間の間隙および整流板とスカート部との間の間隙を通って火炎外周へ流入するようにされているガスレンジが提供される。本発明の一つの実施の形態によれば、整流板の内縁は、複数の炎口の全ての上端面に外接する外接円の円周の上方または該外接円の外側の上方に位置する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
図4は本発明に係るガスレンジの一実施例を示す断面図であり、図5は本発明に係る内部炎孔バーナの一実施例を示す斜視図であり、図6は本発明に係る炎口の断面図である。
【0012】
図4に示すように、ガスレンジ50は、内部炎孔バーナ40と五徳51とを備えており、内部炎孔バーナ40は、五徳51のスカート部51aにより形成されるスカート部空間51bの下方に、スカート部空間51bから離間して配置され、バーナ40の外壁とスカート部51aの内壁との間の間隙が大きくとられている。
【0013】
また、図4、図5及び図6に示すように、内部炎孔バーナ40は、環状の側壁45と上面42と下面46とを備えており、側壁45と上面42と下面46とにより、燃焼ガスが導入される燃焼ガス導入空間47が形成されている。上面42には、複数の円すい台形状の炎口43が、バーナの中心軸40aを中心とする円形状に配置されている。炎口43の各々は、側壁43aと底面43bとを備えており、側壁43aには複数の炎孔43cが形成され、底面43bは炎口43の小端面に位置し、炎口43の大端面は開口している。炎口の各々の中心軸43dはバーナの中心軸40aに対して左右90度以下で、かつ、バーナ内側に向かって傾斜し、また、炎口43の各々の側壁43aは燃焼ガス導入空間47内へ伸長している。
【0014】
そして、内部炎孔バーナ40には、2つの混合管49a、49bが平行に接続されており、これらの混合管49a、49bの各々には、一次空気を取り入れる一次空気口49cがそれぞれ備えられ、また、可燃性ガスを噴射するノズル孔95がそれぞれ接続されている。そして、共通の制御弁である点火コック96の操作により、各々のノズル孔95から可燃性ガスが噴射され、ノズル孔95からの可燃性ガスと一次空気口49cからの一次空気とが混合された燃焼ガスが混合管49a、49bから燃焼ガス導入空間47へ供給される。燃焼ガス導入空間47は、仕切り板48によって2つの燃焼ガス導入室47a、47bに分割され、2つの燃焼ガス導入室47a、47bは相互に左右対称形であって、右の燃焼ガス導入室47aには右の混合管49aが接続され、左の燃焼ガス導入室47bには左の混合管49bが接続されている。
【0015】
このような本発明の内部炎孔バーナ40及び本発明のガスレンジ50によるならば、バーナ40中央には通気口が備えられていないので、二次空気はバーナ40中央から火炎44内周へは流入しなくなり、一方、内部炎孔バーナ40は、スカート部空間51bの下方に、スカート部空間51bから離間して配置されているので、十分な二次空気が五徳51のスカート部51aと内部炎孔バーナ40との間から火炎44外周に流入するようになる。従って、火炎44外周に流入する二次空気の方が、火炎44内周に流入する二次空気よりも多量となるため、火炎44は、バーナ40外周付近上方に偏在してしまうようなことはなくなって、図4に示すように、ほぼ直立し、鍋60の中央部分は全体的に強火力で過熱されるようになり、燃焼効率は大きく向上することとなる。
【0016】
また、上述したように十分な二次空気が火炎44外周に流入するようになり、火炎44外周において不完全燃焼が起こらなくなるため、過大なCOの発生及び燃焼音の発生は防止されることとなる。
【0017】
そしてまた、炎口43は、小端面を底面43bとし、大端面側に開口する円すい台形状をしており、図6に示すように、各炎孔43cに生じる火炎44aの下部は下方に突出しなくなるため、特に、ガスレンジに鍋が設置されていない時に生ずる燃焼音は防止されることとなる。
【0018】
尚、上述した本発明に係るガスバーナの実施例では、内部炎孔バーナ40を、五徳51のスカート部51aにより形成されるスカート部空間51bの下方に、スカート部空間51bから離間して配置することにより、バーナ40の外壁とスカート部51aの内壁との間の間隙を大きくしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スカート部51aの内径を大きくすることにより、バーナ40の外壁とスカート部51aの内壁との間の間隙を大きくしても良い。
【0019】
続いて、本発明に係るガスレンジの第二実施例について説明する。図7は、本発明に係るガスレンジの第ニ実施例を示す断面図である。
【0020】
図7に示すように、ガスレンジ70は、五徳71と上述の内部炎孔バーナ40とを備えており、内部炎孔バーナ40は、その上部が五徳71の円筒形のスカート部71aにより形成されるスカート部空間71b内に包含されるように配置されている。五徳71は環状の整流板71cを備えており、整流板71cは整流板71cの内縁から整流板71cの外縁に向かって斜め下向きに、特に本実施例では直線的に斜め下向きに傾斜し、整流板71cの外縁はスカート部71aの下縁部に位置する。五徳71は内部炎孔バーナ40から離間して位置し、整流板71cの内縁はバーナ上面42の周縁部の上方に位置し、整流板71cと内部炎孔バーナ40との間には間隙が形成されている。整流板71cの内縁は、複数の炎口43の全ての上端面に外接する外接円43eの円周の上方または外接円43eの外側の上方に位置し、整流板71cは外接円43eの内側の上方にはかからないのが好ましい。
【0021】
このような本発明の内部炎孔バーナ40、本発明の五徳71および本発明のガスレンジ70によるならば、整流板71cにより、二次空気が整流板71cと内部炎孔バーナ40との間の間隙を通って火炎外周44へ円滑に十分に流入することとなり、一方、第一実施例で説明したようにバーナ40中央には通気口が備えられていないので、二次空気はバーナ40中央から火炎44内周へは流入しない。従って、火炎44外周に流入する二次空気の方が、火炎44内周に流入する二次空気よりも多量となるため、火炎44は、バーナ40外周付近上方に偏在してしまうようなことはなくなって、鍋60の中央部分は全体的に強火力で過熱されるようになり、燃焼効率は大きく向上することとなる。
【0022】
また、整流板71cによって十分な二次空気が火炎44外周に流入するようになり、火炎44外周において不完全燃焼が起こらなくなるため、過大なCOの発生及び燃焼音の発生は防止されることとなる。
【0023】
そしてまた、第一実施例で説明したように、炎口43は、小端面を底面43bとし、大端面側に開口する円すい台形状をしており、図6に示すように、各炎孔43cに生じる火炎44aの下部は下方に突出しなくなるため、特に、ガスレンジに鍋が設置されていない時に生ずる燃焼音は防止されることとなる。
【0024】
図8に本発明に係るガスレンジの第三実施例を示す。本実施例のガスレンジ80は、第二実施例のガスレンジ70とは異なり、整流板81cが平面状であり、内部炎孔バーナ40は、五徳81のスカート部81aにより形成されるスカート部空間81bの下方に、スカート部空間81bから離間して配置されているものであるが、第二実施例のガスレンジ70と同様に、上述の内部炎孔バーナ40と五徳81とを備え、五徳81は環状の整流板81cを備え、整流板81cの外縁はスカート部81aの下縁部に位置し、五徳81は内部炎孔バーナ40から離間して位置し、整流板81cの内縁はバーナ上面42の周縁部の上方に位置し、二次空気が、整流板81cと内部炎孔バーナ40との間の間隙を通って火炎44外周へ円滑に十分に流入するようになっているものである。本実施例においても、整流板81cの内縁は複数の炎口43の全ての上端面に外接する外接円43eの円周の上方または外接円43eの外側の上方に位置し、整流板81cは外接円43eの内側の上方にはかからないのが好ましい。
【0025】
図9に本発明に係るガスレンジの第四実施例を示す。本実施例のガスレンジ90は、第ニ実施例および第三実施例のガスレンジ70、80と同様に、上述の内部炎孔バーナ40と五徳91とを備え、五徳91は環状の整流板91cを備えるものであるが、第ニ実施例および第三実施例のガスレンジ70、80とは異なり、整流板91cはスカート部91aから離間して位置し、整流板91cの内縁はスカート部91aの内方、特に本実施例ではスカート部91aの下縁部の内方に位置し、五徳91は内部炎孔バーナ40から離間して位置し、整流板91cの内縁はバーナ上面42の周縁部の上方に位置し、二次空気が、整流板91cと内部炎孔バーナ40との間の間隙のみならず、整流板91cとスカート部91aとの間の間隙も通って、火炎44外周へ円滑に十分に流入するようになっているものである。図示していないが、整流板91cの外縁とスカート部91aの下縁とは接続部材を介して数ヶ所で接続されており、これにより、整流板91cは図9に示すような位置に保持されている。本実施例においても、整流板91cの内縁は複数の炎口43の全ての上端面に外接する外接円43eの円周の上方または外接円43eの外側の上方に位置し、整流板91cは外接円43eの内側の上方にはかからないのが好ましい。
【0026】
尚、本実施例では、整流板91cは平面状であるが、整流板の内縁から整流板の外縁に向かって斜め下向きに傾斜していても良い。
【0027】
また、本実施例では、整流板91cの内縁および外縁はスカート部91aの下縁部の内方に位置するが、スカート部91aと整流板91cとの間に適切な間隙が確保され、この間隙を通って二次空気が火炎44外周に円滑に十分に流入するならばこれらの位置に限定されず、整流板91cの内縁はスカート部91aにより形成されるスカート部空間91bの下方に位置しても良く、整流板91cの外縁はスカート部91aの下縁の下方、下外方または下内方に位置しても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の内部炎口バーナを備えるガスレンジによるならば、鍋の中央部分が全体的に強火力で加熱されるようになり、内部炎孔バーナの外周付近におけるCOの発生が少なくなり、燃焼音が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のガスレンジの一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の炎口の一実施例を示す断面図である。
【図3】従来の炎口の一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るガスレンジの一実施例を示す断面図である。
【図5】本発明に係るガスレンジの一実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る炎口の一実施例を示す断面図である。
【図7】本発明に係るガスレンジの第二実施例を示す断面図である。
【図8】本発明に係るガスレンジの第三実施例を示す断面図である。
【図9】本発明に係るガスレンジの第四実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、40 内部炎孔バーナ
11 通気口
12、42 上面
13、43 炎口
13a、43a 側壁
13b、43b 底面
13c、43c 炎孔
40a バーナの中心軸
43d 炎口の中心軸
43e 外接円
14、14a、44、44a 火炎
20、50、70、80、90 ガスレンジ
21、51、71、81、91 五徳
21a、51a、71a、81a、91a スカート部
21b、51b、71b、81b、91b スカート部空間
71c、81c、91c 整流板
30、60 鍋
46 下面
47 燃焼ガス導入空間
47a、47b 燃焼ガス導入空間室
48 仕切り板
49a、49b 混合管
49c 一次空気口
95 ノズル孔
96 コック

Claims (7)

  1. 環状のバーナ側壁とバーナ上面とバーナ下面とを備え、前記バーナ側壁と前記バーナ上面と前記バーナ下面とにより、燃焼ガスが導入される燃焼ガス導入空間が形成され、
    前記バーナ上面には、複数の炎口が、バーナの中心軸を中心とする円形状に配置され、
    前記炎口の各々は炎口側壁と底面とを備えて凹形状を成し、前記炎口側壁には複数の炎孔が形成され、前記炎口の中心軸はバーナの中心軸に対して左右90度以下で、かつ、バーナ内側に向かって傾斜し、前記炎口側壁は前記燃焼ガス導入空間内へ伸長し、
    二次空気は、バーナ中央から火炎内周へ流入しないようにされており、
    前記炎口は円すい台形状を成し、前記底面は前記炎口の小端面に位置し、前記炎口の大端面は開口する、
    ことを特徴とする内部炎孔バーナ。
  2. 前記燃焼ガス導入空間は少なくとも2つの燃焼ガス導入室に分割され、
    該燃焼ガス導入室の各々には、混合管がそれぞれ接続され、
    該混合管の各々には、一次空気を取り入れる一次空気口がそれぞれ備えられ、また、可燃性ガスを噴射するノズル孔がそれぞれ接続され、
    共通の制御弁の操作により、全ての前記ノズル孔からの可燃性ガスの噴射が制御され、
    前記ノズル孔からの可燃性ガスと前記一次空気口からの一次空気とが混合した燃焼ガスは、前記混合管から該混合管に接続された前記燃焼ガス導入室へ供給され、
    前記燃焼ガス導入室へ供給される燃焼ガスは、他の混合管が接続された他の燃焼ガス導入室へは流入しないようにされている請求項1に記載の内部炎孔バーナ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の内部炎孔バーナと五徳とを備え、前記内部炎孔バーナの外壁と前記五徳のスカート部の内壁との間の間隙が大きくとられ、二次空気が、前記間隙を通ってバーナ外周から火炎外周へ十分に流入するようにされていることを特徴とするガスレンジ。
  4. 前記内部炎孔バーナは、前記スカート部により形成されるスカート部空間の下方に、該スカート部空間から離間して配置される請求項に記載のガスレンジ。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の内部炎孔バーナと
    環状の整流板を備え、該整流板は平面状であるか、または、前記整流板の内縁から前記整流板の外縁に向かって斜め下向きに傾斜し、前記整流板の外縁はスカート部の下縁部に位置する五徳と
    を備え、
    前記五徳は前記内部炎孔バーナから離間して位置し、前記整流板の内縁は前記バーナ上面の周縁部の上方に位置し、二次空気が、前記整流板と前記内部炎孔バーナとの間の間隙を通って火炎外周へ流入するようにされていることを特徴とするガスレンジ。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の内部炎孔バーナと
    スカート部から離間して位置する環状の整流板を備え、該整流板は平面状であるか、または、前記整流板の内縁から前記整流板の外縁に向かって斜め下向きに傾斜し、前記整流板の内縁はスカート部の内方、または、スカート部により形成されるスカート部空間の下方に位置する五徳と
    を備え、
    前記五徳は前記内部炎孔バーナから離間して位置し、前記整流板の内縁は前記バーナ上面の周縁部の上方に位置し、二次空気が、前記整流板と前記内部炎孔バーナとの間の間隙および前記整流板と前記スカート部との間の間隙を通って火炎外周へ流入するようにされていることを特徴とするガスレンジ。
  7. 前記整流板の内縁は、前記複数の炎口の全ての上端面に外接する外接円の円周の上方または該外接円の外側の上方に位置する請求項又は請求項に記載のガスレンジ。
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