JPH03250041A - 塩素化エチレン‐プロピレン共重合体組成物 - Google Patents

塩素化エチレン‐プロピレン共重合体組成物

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JPH03250041A
JPH03250041A JP4565690A JP4565690A JPH03250041A JP H03250041 A JPH03250041 A JP H03250041A JP 4565690 A JP4565690 A JP 4565690A JP 4565690 A JP4565690 A JP 4565690A JP H03250041 A JPH03250041 A JP H03250041A
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JP
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propylene copolymer
ethylene
chlorinated
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JP4565690A
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Naotoshi Watanabe
渡辺 直敏
Ichiro Sakae
一郎 寒河江
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフレオンガスの耐透過性が良好な塩素化エチレ
ン−プロピレン共重合体組成物に係り、とりわけ機械的
強度(たとえば、引張強度、引裂強度)がすぐれており
、しかも耐油性および柔軟性がすぐれている塩素化エチ
レン−プロピレン共重合体組成物に関する。
〔従来の技術〕
周知のごとく、フレオンガスは空調設備、冷蔵庫、冷凍
庫などの冷媒用ガスとして広く利用されている。この杜
のフレオンガスは、分子量が小さ(なる程、冷却効果が
大きい。しかしながら、分子量が小さくなるにともない
、ガス透過性が高いため、通常R−12が用いられてい
ることはよく知られている。自動車業界、工業用部品業
界、家電業界において使用されているフレオンガス用の
ホース、チューブ、パツキン類は、現在アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合ゴム〔以下rN B RJと云う
〕が使用されているが、最近になって世界的問題になり
始めている大気圏のオゾン層がフレオンガスによって破
壊されるという問題が発生し、前記の業界においてフレ
オンガスに耐え得る樹脂やゴムが要望されている。
一般に用いられているフレオンガス用ホースとしてはR
−12に耐え得るゴムとして、内層としてNBRを、外
層としてクロロブレンゴム(CR)やアクリルゴムが使
用され、形成されている。
さらに、フレオンガスR−12にすぐれた材料や成形物
として、ポリアミド樹脂ならびにポリアミド樹脂および
エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物の混合物から
なる積層されたホース(特開平1−306239号)、
ナイロンILナイロンI2の少なくとも一方にエチレン
−酢酸ビニル共重合体のケン化物を主成分とする組成物
、ナイロン11、ナイロン】2の少なくとも一方にポリ
エステル樹脂とを主成分とする組成物、炭素数が8個以
上、16個以下の脂肪族ジカルボン酸とへキサメチレン
ジアミンとを反応させてなるポリアミド樹脂を主成分と
する組成物、さらに塩素化ブチルゴムまたはエピクロル
ヒドリンゴムなどを混合してなる組成物を用いて三層な
いし五層からなるホースについて提案されている(特開
平1−308452号ないし308455号)。
さらに、本発明者らは、フレオンガス、とりわけR−1
2の耐透過性が良好であり、かつ耐熱性がすぐれ、しか
も耐油性および機械的強度が良好であり、さらに温度抵
抗性および耐ストレッチ性がすぐれている組成物として
、本発明において使われている塩素化エチレン−プロピ
レン共重合体とエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化
物とからなる組成物(特願fx−xooc+57号)お
よび該塩素化エチレン−プロピレン共重合体とエチレン
−酢酸ビニル共重合体のケン化物および210℃におい
て溶融するポリアミド樹脂とからなる組成物(特願qi
 I−J 0H40号)についてすでに提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のNBRとクロロブレンゴムまたはアクリルゴムか
ら製造されたホースは、分子量が80〜115であり、
かつ沸点(1気圧)が−30℃以下のフレオンガスに満
足し得る程度に耐えられず、透過してしまうという問題
がある。
また、前記した特開平1−30G23号および特開平1
−308452号ないし308855号公報明細書に記
載された発明では、ゴム層と樹脂層の界面において動的
特性(振動特性)を行なうと剥離などの欠点が懸念され
る。さらに、特願平1−100957号および同l−1
01740号に記載された発明では、フレオン性はすぐ
れているが、柔軟性が劣るとともに、加工するさいにコ
ストアップとなる。
以上のことから、本発明は前に提案した特願平1−10
0957号および同1−101740号と同様に前記の
欠点(問題点)がなく、すなわちフレオンガスの耐透過
性が良好であり(フレオンガスの透過が極めて小さい)
、シかも耐熱性がすぐれており、耐油性および機械的強
度が良好であり、さらに温度抵抗性および耐ストレッチ
性がすぐれているゴム組成物(塩素化ポリエチレン組成
物)を得ることである。
以上のことから、本発明はこれらの欠点(問題)がなく
、すなわちフレオンガスの耐透過性が良好であり(フレ
オンガスの透過が極めて小さい)、しかも耐熱性がすぐ
れており、耐油性および機械的強度が良好であり、さら
に温度抵抗性および耐ストレッチ性がすぐれているばか
りでなく、柔軟性についても良好であるゴム状の組成物
(塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物)を得る
ことである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明にした
がえば、これらの課題は、(A)プロピレンの含自′量
が15〜40重量%であり、かつメルトインデックス[
JIS K7210にしたがい、条件が14でIFj定
、以下rM I (1月と云う〕が0.01〜5.Og
/10分であり、差動走査熱m計で測定した融解ピーク
が80℃以上であり、X線で測定した結晶化度が3q(
、以上であり、しかもゲルパーミェーションクロマトグ
ラフィーで測定した分子量分布の指標である重量平均分
子m(My)/数平均分子量(Mn)が4以上であるエ
チレン−プロピレン共重合体を塩素化させることによっ
て得られる塩素含H率が40〜50徂量%であり、かつ
ムーニー粘度(ML   、+oo℃)がlO〜200
1+4 である塩素化エチレン−プロピレン共重合体儂聴吻 および (B)  塩素含有量が20〜45重量%である塩素化
ポリエチレン からなり、これらの合計量中に占める塩素化エチレン−
プロピレン共重合体の組成割合は40〜80重量%であ
る塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物、 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  塩素化エチレン−プロピレン共重合体本発明
において使イ)れる塩素化エチレン−プロピレン共重合
体を製造するにあたり、原料であるエチレン−プロピレ
ン共重合体のプロピレンの含有量は15〜40重量%で
あり、18〜40重量%が好ましく、特に20〜38重
量%が好適である。プロピレンの含有量が15重量%で
あるエチレン−プロピレン共重合体を使って塩素化させ
ると、得られる塩素化エチレン−プロピレン共重合体は
ゴム的な弾性が乏しく、むしろ製品においてプラスチッ
クライクであり、得られる組成物のゴム的特性を発揮し
ない。一方、40重量%を超えたエチレン−プロピレン
共重合体を用いて塩素化すると、塩素化のさいに得られ
る塩素化エチレン−プロピレン共重合体の粒子が大きく
なり、反応系において団塊状になるために好ましくない
また、該エチレン−プロピレン共重合体のMl(1)は
0.01〜5.0g/10分であり、0.02〜5.0
g/10分が望ましく、とりわけ0.05〜5.0g/
10分が好適である。M I (+)が0.01g/1
0分未満のエチレン−プロピレン共重合体を使用して塩
素化するならば、得られる塩素化エチレン−プロピレン
共重合体の加工性がよくない。一方、5.0./10分
を超えたエチレン−プロピレン共重合体を使って塩素化
すると、塩素化エチレン−プロピレン共重合体の製造時
における反応効率が悪く、しかも塩素化物の団塊化が激
しい。
該エチレン−プロピレン共重合体のムーニ粘度(ML 
  、+oo℃)は通常10〜200であり、1+4 1O〜180が好ましく、特に20〜180が好適であ
る。
ムーニー粘度が10未満のエチレン−プロピレン共重合
体を塩素化すれば、塩素化中に塩素化物の団塊化が激し
い。一方、200を超えたエチレン−プロピレン共重合
体を用いると、得られる塩素化物の機械的特性はすぐれ
ているが、ゴム的な弾性が乏しく、むしろプラスチック
ライクである。
なお、該エチレン−プロピレン共重合体は、通常差動走
査熱量計(DirfcrcnLial Scannin
gCaloriseier、 DSC)でAPI定した
ピークが80℃以上であり、80〜125℃が好ましく
、特に85〜125℃が好適である。前記融解ピークが
80℃未満では、塩素化エチレン−プロピレン共重合体
を製造するさいに塊状になり、均一な塩素化物が得られ
ないために好ましくない。
また、該エチレン−プロピレン共重合体はX線で811
定した結晶化度が3%以上であり、3〜50%が望まし
く、とりわけ3〜45%が好適である。この結晶化度が
3%未満のエチレン−プロピレン共重合体を使って塩素
化すると、塩素化の段階で塊状となり、同様に均一な塩
素化物が得られない。
さらに、該エチレン−プロピレン共重合体はゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィー(G P C)で測定し
た分子量分布の指標である重量甲均分子−量(My)/
数平均分子量(Mn)は4以上であり、4〜8が好まし
い。Mν/Mnが4未満のエチレン−プロピレン共重合
体を使用するならば、得られる塩素化物の加工性がよく
ないために好ましくない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン共重合体を製造す
るには、該エチレン−プロピレン共ffi N体を水性
媒体中に懸濁させる。この水性懸濁状態を保F、1jす
るために、少量の乳化剤、懸濁剤を加えることか好まし
い。このさい、必要に応じて、ベンゾイルパーオキサイ
ド、アゾビスイソブチロニトリルおよび過酸化水素のご
ときラジカル発生剤、ライトシリコン油などの消泡剤な
らびにその他の添加剤を加えてもさしつかえない。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン共重合体を製造す
るにあたり、前記の水性懸濁下でド記のごとき三つの方
法で塩素化させることが望ましい。
第一の方法は第一段階において用いられるエチレン−プ
ロピレン共重合体の融点よりも少なくとも25℃低い温
度であるが、50℃より高い温度において全塩素化量の
20〜60%を塩素化し、第二段階において前記第一段
階における塩素化温度よりも10℃以上高い温度である
が、該エチレン−プロピレン共重合体の融点よりも5〜
15℃低い温度において残りの塩素化を行なう方法であ
る。
また、第二の方法は、第一段階において使われるエチレ
ン−プロピレン共重合体の融点よりも少なくとも25℃
低い温度であるが、50℃より高い温度において全塩素
化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において該エ
チレン−プロピレン共重合体の融点よりも1〜7℃高い
温度まで昇温させ、この温度において塩素を導入するこ
となく10〜6o分間アニールさせ、第三段階において
該エチレンプロピレン共重合体の融点よりも2〜25℃
低い温度において残りの塩素化を行なう方法である。
さらに、第三の方法は第一段階において使用されるエチ
レン−プロピレン共重合体の融点よりも少なくとも25
℃低い温度であるが、50℃より高い温度において全塩
素化量の20〜60%を塩素化し、第二段階において前
記第一段階における塩素化温度よりも10℃以上高い温
度であるが、該エチレン−プロピレン共重合体の融点よ
りも5〜15℃低い温度において残りの塩素化量の少な
くとも30%であり、この段階までに全塩素化mの60
〜90%塩素化し、ついで第三段階において該エチレン
−プロピレン共重合体の融点よりも低い温度であるが、
融点よりも2℃以下低い温度において塩素化を行なう方
法である。
このようにして得られる本発明において使用される塩素
化エチレン−プロピレン共重合体の塩素含有率は40〜
50重−%(好ましくは、42〜50ff!−%、好適
には、43〜50重量%)である。この塩素化エチレン
−プロピレン共重合体の塩素含H率が40重量%未満で
は、得られる塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成
物の耐フレオンが乏しい。
一方、50重量%を超えると生成される塩素化エチレン
−プロピレン共重合体は、熱安定性および耐熱性におい
て著しく、しかも柔軟性の低下が激しいために好ましく
ない。
また、ムーニー粘度は100℃の温度においてラジ・ロ
ータでlO〜200ポイントであり、20〜200ポイ
ントが望ましく、とりわけ20〜180ポイントが好適
である。
さらに、メルトフローインデックス[J!S K−72
10にしたがい、条件が8でal定、以下rMI(2)
」と云う〕は、一般には1〜l00g/10分であり、
3〜50 K / 10分が好ましく、とりわけ5〜3
0g/10分が好適である。
(B)  塩素化ポリエチレン また、本発明において用いられる塩素化ポリエチレンは
ポリエチレンの粉末または粒子を水性懸濁液中で塩素化
するか、あるいは有機溶媒中に溶解したポリエチレンを
塩素化することによって得られるものである(水性懸濁
中で塩素化することによって得られるものが望ましくす
。一般には、その塩素含有量が20〜45重量%の非結
晶性の塩素化ポリエチレンであり、特に塩素含有量が2
2〜45重量%の非結晶性の塩素化ポリエチレンが好ま
しい。
前記ポリエチレンはエチレンを単独重合またはエチレン
と多くとも20重量%のα−オレフィン(一般には、炭
素数が多くとも12個)とを共重合することによって得
られるものである。その密度は一般には、0.910〜
0.970g/ccである。また、その分子量は少なく
とも3万であり、とりわけ5万〜70万が好適である。
この塩素化ポリエチレンのムーニー粘度(ML   、
100℃)は通常20〜100であり、特に1+4 25〜90のものが好ましい。
(C)組成割合 本発明の塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物に
おいて、塩素化エチレン−プロピレン共重合体および塩
素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化エチレン−
プロピレン共重合体の組成割合は40〜80重量%であ
り、40〜75重量%が好ましく、特に45〜75重量
%が好適である。塩素化エチレン−プロピレン共重合体
および塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化エ
チレン−プロピレン共重合体の組成割合が40重量%未
l!lでは、機械的特性および柔軟性に劣る。一方、g
o!Tf量%を超えると、耐フレオンガス性はすぐれて
いるが、柔軟性および機械的特性のバランスの点で問題
がある。
(D)  混合方法、成形方法など 以上の物質を均一に配合することによって本発明の組成
物を得ることができるけれども、さらにゴム業界および
樹脂業界において一般に使われている充填剤、可塑剤、
酸素、オゾン、熱および光(紫外線)に対する安定剤、
有機過酸化物(架橋剤として)、架橋促進剤、架橋促進
助剤、粘着付与剤、シャツ解削、軟化剤、スリップ剤、
難燃化剤、帯電防止剤、滑剤ならびに若色剤のごとき添
加剤を組成物の使用口的に応じてさらに添加してもよい
本発明の組成物を製造するさい、その配合(混合)方法
は、当該技術分野において一般に用いられているオーブ
ンロール、ドライブレンダ−バンバリーミキサ−および
ニーダ−のごとき混合機を使用して混合すればよい。こ
れらの混合方法のうち、−層均一な組成物を得るために
はこれらの混合方法を二種以上適用してもよい(たとえ
ば、あらかじめドライブレンダ−で混合した後、その混
合物をオーブンロールを用いて混合する方法)。
本発明の組成物は一般のゴム業界において通常使用され
ている押出成形機、射出成形機、圧縮成形機およびスタ
ンピング成形機のごとき成形機を用いて所望の形状物に
成形してもよい。また、塩素化ポリエチレンまたは上記
のような組成物を添加してゴム技術分野において一般に
加硫(架橋)しながら成形物を製造する方法、すなわち
加硫と成形とを同時に進行させる方法を適用して所望の
形状物に成形させてもよい。
(実施例および比較Nl 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、抗張力〔以下rT
  Jと云う〕および伸び率〔以下「E、」と云う〕は
^STM 0790にしたがってテンシロン試験機を用
いて測定した。また、曲げ弾性率は、AST14079
i)にしたがってテンシロン試験機を使って測定した。
さらに、ガス透過率は、^STM旧434に準じ、フッ
素含有有機化合物のガスとしてフロン22またはフロン
134aを使用し、1気圧、90℃の温度において24
時間放置した後の重ffi変化より求めた。
なお、実施例および比較例において使った塩素化エチレ
ン−プロピレン共重合体、塩素化ポリエチレン、無機充
填剤およびその他の添加剤の物性、種類などを下記に示
す。
〔(A)塩素化エチレン−プロピレン共重合体〕塩素化
エチレン−プロピレン共重合体として、水性懸濁状でプ
ロピレン金白゛二が22重量%であり、かつムーニー粘
度(ML   、10(1℃)が115であ1+4 るエチレン−プロピレン共重合体(MFR1,0g/1
0分、融点 120℃)10kgを仕込み、撹拌しなが
ら50〜90℃の温度範囲において該共重合体の塩素含
有量が18.2重量%になるまで塩素化した(第一段階
塩素化)。ついで、反応系を121〜125℃に昇温さ
せ、この温度範囲において塩素の導入を中止させて3(
1//)!8Jアニール化を行なった(第二段階アニー
ル化)。ついで、反応系を冷却し、95〜118℃の温
度範囲において塩素含有量が46゜2重量%になるまで
塩素化しく第三段階塩素化)、得られるムーニー粘度(
ML   、1001+4 ℃)が60である塩素化エチレン−プロピレン共重合体
(M F Rlo、Og / 10分、密度 1.2L
r/LIA、以下rCIEPR(A)Jと云う〕を使っ
た。
〔(B)塩素化ポリエチレン〕
また、塩素化ポリエチレンとして、密度が0.930g
/cnlであるポリエチレン(゛[均分子息 約10万
)を水性懸濁法で塩素化させることによって得られるム
ーニー粘度(MLl+4、+4,100℃)が100で
あり、密度が1.18g/eI11である塩素化ポリエ
チレン〔塩素含有In  37.0irfJli1%、
非品性、以下rCPEJと云う〕を用いた。
〔(C)無機充填剤〕
また、無機充填剤として、ファーネスブラック〔昭和キ
ャボット社製、商品名 ショウブラックSRF、平均粒
径 72ns、以下rSRFJと云う〕を使った。
〔(D)その他の添加剤〕
また、その他の添加剤として、酸化マグネシウム〔協和
化学工業社製、商品名 キョーワマグ#150.100
メツシユバス、比表面積 150rd/g、以下rMg
OJと云う〕を安定剤として、2.2.4− トリメチ
ル−1,2−ジヒドロキノリンの重合物〔以下r2.2
,4Jと云う〕を抗酸化剤として、可塑剤としてトリイ
ソオクチル・トリメリテート〔以下rTOTMJと云う
〕を用いた。また架橋剤として2.5−ジメチル−2,
5−ジ(第二二級−ブチルペルオキシ)ヘキサン〔以下
「過酸化物」と云う〕、架橋促進剤としてトリアリルイ
ソシアネート〔以下rTA I CJと云う〕を使用し
た。
実施例1〜5、比較例1〜8 第1表にそれぞれの配合量(重量部)が示されている塩
素化エチレン−プロピレン共重合体、塩素化ポリエチレ
ン(CPE)、無機充填剤、抗酸化剤および可塑剤なら
びに5重量部のMg0(安定剤として)をあらかじめ表
面温度が50℃に設定したオーブンロールを使って20
分間充分に混練した。ついで、表面温度を室温に設定し
、さらに架橋剤および架橋促進助剤を添加し、さらに1
0分間混練し、シートを成形した。このようにして得ら
れたシートを温度が185℃、圧力が200kg/c−
の条件で15分間熱プレスし、それぞれ架橋シートを作
成した。このようにして得られた各シートの抗張力、 伸び率およびガス透過率の測定を行った。
それらの結果を第2表に示す。
部 2 表 第2表の結果から、本発明の塩素化エチレンプロピレン
共重合体組成物は柔軟性および耐フッ素系冷媒ガスの透
過性にすぐれていることは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物は
下記のごとき効果(特徴)を発揮する。
(1)機械的強度が良好である。
(2)  耐熱性がすぐれている。
(3)  ストレスクラツキング性(金属劣化)が良好
である。
(4)  引裂性がすぐれている。
(5)耐油性が良好である。
(6)圧縮永久歪がすぐれている。
本発明の塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物は
以上のごとき効果を発揮するために多方面にわたって利
用することができる。代表的な用途を下記に示す。
(1)フレオンガス用ホース、バンキング類、シール材
などの自動車用各種部品 (2) バンキング類、 シール材などの各種家電 部品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)プロピレンの含有量が15〜40重量%であり、
    かつメルトインデックスが0.01〜5.0g/10分
    であり、差動走査熱量計で測定した融解ピークが80℃
    以上であり、X線で測定した結晶化度が3%以上であり
    、しかもゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測
    定した分子量分布の指標である重量平均分子量/数平均
    分子量が4以上であるエチレン−プロピレン共重合体を 塩素化させることによって得られる塩素含有率が40〜
    50重量%であり、かつムーニー粘度(ML_l_+_
    4、100℃)が10〜200である塩素化エチレン−
    プロピレン共重合体 および (B)塩素含有量が20〜45重量%である塩素化ポリ
    エチレン からなり、これらの合計量中に占める塩素化エチレン−
    プロピレン共重合体の組成割合は40〜80重量%であ
    る塩素化エチレン−プロピレン共重合体組成物。
JP4565690A 1990-02-28 1990-02-28 塩素化エチレン‐プロピレン共重合体組成物 Pending JPH03250041A (ja)

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