JPH03249534A - 弁漏洩監視装置 - Google Patents

弁漏洩監視装置

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JPH03249534A
JPH03249534A JP4824390A JP4824390A JPH03249534A JP H03249534 A JPH03249534 A JP H03249534A JP 4824390 A JP4824390 A JP 4824390A JP 4824390 A JP4824390 A JP 4824390A JP H03249534 A JPH03249534 A JP H03249534A
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leakage
amount
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Yasuta Kusukawa
楠川 康太
Yasushi Uchida
内田 恭嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、流体リーク時に弁シート部等から発生する超
音波を音響センサを使用して測定し、リークの有無とリ
ーク量を推定する弁漏洩監視装置に関する。
(従来の技術) 発電プラントや化学プロセスプラント等の各種プラント
においては、プラントのコントロールのために多数の弁
が配置され、流量、圧力、温度の制御や系統分離等の用
途に使用されている。
これらの弁の内、特にプラントの通常運転中に比較的高
い圧力の流体を遮断する用途に使用される弁には、リー
クを防止するため遮断性能が要求される。
このような弁に、例えば異物の噛み込みやシート部の欠
陥等によってリークか生しると、流体が損失する上、高
圧の流体か長い間流れ続けた場合には、初期に発見でき
れば異物の除去や簡単な修理等によって再び使用できる
ものも使用不能になったり、修理に多大な手数を要する
ことになる。
また、流体のリークはプラントの運転効率を低下させ、
結果的にプラントの運転コストを増大させることになる
そこで従来から、弁の流体リークを早期に発見するため
に弁漏洩監視装置が使用されている。従来の弁漏洩監視
装置の構成例を第2図に示す。
同図において、弁1に設置した音響センサ2により検出
されたリーク信号は、信号増幅装置3により増幅および
フィルタリングされ、さらに信号処理装置4内で実効値
aに加工され、演算装置5に入力される。
演算装置5内に入力された信号は、入力手段6を介して
リーク判断手段7に導入され、リークの有無を判断され
る。その結果、″リーク有り″と判断された場合は、リ
ーク量サーチ手段8によりリーク量の算出か行なわれ、
表示手段9によりリークの有無およびリーク量を出力装
置1oに表示する。
リーク量サーチ手段8にはり−ク二データベース11か
連結されている。リーク量サーチ手段8は、入力された
リーク信号の実効値aを基に、リーク量データベース1
4をサーチし、リーク量を算出する。
ところで、発電プラント等で使用されている一般の弁に
おけるリーク量とリーク量との関係は、リーク量が増加
すると、それに従いリーク量も増加する傾向にある。す
なわち、リーク量はリーク量の単調増加関数と見ること
ができる。
このリーク量とリーク量との関係を第3図に示す。また
、第3図のリーク量x (kg/H)とリーク量y(0
)との関係を整理した結果を第1表に示す。
(以下余白) 第1表 リーク量データベース11は第1表の内容をデータとし
て蓄積している。第2図のリーク量サーチ手段8では、
リーク量データベース11より実効値aに最も近いリー
ク量をy1〜ynの中がら選出し、それに対応したリー
ク量をサーチする処理を行う。サーチ順を模式的に書く
と3−+ y −1−zとなる。
ここで、第3図に示すリーク量とリーク量との関係は、
各弁について弁固有のものであるがら、リーク量データ
ベース11の(x、y)の数値は弁により当然異なる。
この場合、リーク量サーチ手段8を変更することなく、
データベース11のx、yの数値を変更するだけで、ど
のような弁にも対応できることになる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、弁漏洩監視装置によれば、弁全閉時に
漏洩が発生すると、第3図に示すリーク量とリーク量の
関係からリーク量を求め、漏洩の有無の判断と共に、リ
ーク量を表示することができる。
しかしながら、弁の種類によっては、例えばBFP再循
環弁のように、リーク量が増加してくるとリーク量が低
下する傾向を示すものがある。これは弁の2次側が多段
オリフィス構造になっていることに起因する。第4図の
曲線Aは、リーク量か増加してくるとリーク量が低下す
る傾向を示す弁におけるリーク量yとリーク量Xとの関
係を示す。
この様な傾向を示す弁におけるリーク量の算出につき、
以下に説明する。
リーク量データベース11には、第4図に示したような
リーク量とリーク量との関係を格納する必要かあるが、
既述したようにリーク量データベース11の構成は第1
表に示したようになっているため、この表の(x、y)
に第4図のリーク量とリーク量との関係をあてはめるこ
とになる。この場合、次の2つの方法か考えられる。
(I)第4図のリーク量とリーク量との関係を単調増加
関数に近似してデータベース化する。
(n)第4図のリーク量とリーク量との関係をそのまま
データベース化する。
これらの方法の詳細と問題点を説明する。
(I)の方法の場合 単調増加関数の近似曲線を第4図中の曲線Bとすると、
この近似曲線Bをデータベース化し、リーク量データベ
ース11に格納し、弁漏洩監視装置により監視を行なっ
た場合のリーク量の算出結果を第2表に示す。この表は
弁漏洩監視装置から算出されたリーク量■と実際のリー
ク量■(第4図の曲線A)との比較を行ったものである
第2表 第2表から明らかなように、リーク量かyl。
y3の場合は、弁リーク監視装置から算出されるリーク
Jixl’、x3“の方が実際のリークffi x 1
x3より大きくなっている。
一方、リーク量がy2の場合は、弁リーク監視装置から
求まるリーク量X2°は、リーク量か上昇傾向の場合は
実際のリーク量x21より大きくなるが、リーク量が増
大してリーク量が下降傾向になった場合は実際のリーク
量x22より小さくなっている。
以上のように、第4図の曲線Aを単調増加関数Bで近似
した場合には、弁リーク監視装置から算出されるリーク
量は実際のリーク量とかなり異なり、正確な値を算出す
ることができない。
(If)の方法の場合 この方法は、第4図の曲線Aをそのままデータベース化
し、リーク量データベース11に格納するものであるが
、この場合のリーク量データベー第11の構成を第3表
に示す。なお、この表中の記号は第4図の記号と対応し
ている。
第3表 第4図中の曲線Aにおいて、リーク量がyt付近までは
、1点のリーク量yに対して1点のり−り量Xが定まる
か、それ以後は、1点のリーク量に対して2点のリーク
量が該当することになる。
また曲線Aの頂点においては、リーク量y3に対してリ
ーク量x3か1点のみ定まることになる。
このようなリーク量データベースの構成では、第2図の
リーク量サーチ手段8において、あるリーク量に対して
リーク量が2点ある場合かあるためリーク量か定まらず
、あるリーク量に対してリーク量を特定できないことに
なる。
以上説明したように、リーク量か増加してくるとリーク
量が減少する傾向のある弁においては、(II)の方法
ではリーク量を算出できないため、算出リーク量が正確
でなくても、リーク音/リ−り量的線を単調増加曲線で
近似する(I)の方法を採らざるを得ないのか実状であ
る。
従って、従来の弁漏洩監視装置では、BFP再循環弁の
ような、リーク量が増大してくるとリーク量が低下する
弁については、正確なリーク量を推定することができず
、実際はリーク量が増加しているにも拘らず、弁漏洩監
視装置から出力されるリーク量は小さくなっている場合
かあり、そのまま運転を続けてしまうと、弁のシート部
の損傷が拡大し、ひいては大きなプラント損失をもたら
すという欠点かあった。
本発明はこのような問題点を解決すべくなされたもので
、弁の2次側が多段オリフィス構造になっている等の理
由でリーク量か増大してくるとリーク量か低下する傾向
を持つ弁に対しても、リーク量を正確に推定できる機能
を有する弁漏洩監視装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の弁漏洩監視装置は、弁またはその近傍に設置し
た音響センサと;この音響センサにより検出されたリー
ク信号を増幅・フィルタリングする信号増幅装置と;こ
の信号増幅装置の出力信号を実効値に変換する信号処理
装置と;前記リーク信号の実効値を入力し、予め格納さ
れている基準値と比較することによりリークの有無を判
断するリーク判断手段と、リーク量データを蓄えたリ一
り量データベースと、このリーク量データベースをアク
セスすることによりリーク量を算出するリーク量サーチ
手段と、リークの有無およびリーク量を出力する表示手
段とから構成される装置置とを備えた弁漏洩監視装置に
おいて・前記演算装置内に、入力リーク信号のスペクト
ラムの特定周波数帯に着目することによりリーク音信号
が増加傾向にあるか減少傾向にあるかを判断するリーク
音傾向判断手段と、前記リーク音傾向判断手段から得ら
れた結果を用いてリーク量を推定するリーク量サーチ手
段と、複数のリーク量データベースとを設けたことを特
徴とするものである。
(作用) 上述のように構成した本発明の弁漏洩監視装置において
は、弁またはその近傍に設置した複数個の音響センサに
より検出されたリーク信号は信号増幅装置により増幅及
びフィルタリングされ、信号処理装置内で周波数解析さ
れ、さらに実効値に加工されて演算装置に入力される。
この演算装置では、リーク判断手段により、入力された
信号実効値を、予め格納されている基準実効値と比較す
ることにより、リークの有無を判断し、“リーク有り“
の場合は、リーク音傾向判断手段によりリーク量が増加
傾向にあるか、減少傾向にあるかを判断し、その結果を
用いて、リーク量サーチ手段で、リーク量の増加に伴っ
てリーク量が増加する増加曲線またはリーク量の増加に
伴ってリーク量が減少する減少曲線のどちらかを用いて
リーク量の算出を行う。この算出結果は出力装置へ表示
される。
前記のリーク音傾向判断手段では、次の方法のいずれか
一つまたは二つ以上の組合わせにより、リーク量が増加
傾向にあるか減少傾向にあるかを判断する。
(1)入力信号のスペクトラムの特定周波数帯域に着目
する。
(2)弁全開時からの弁近傍の配管温度に着目する。
(3)弁または近傍に設置した複数個のリーク量のそれ
ぞれのレベルに着目する。
(実施例) 次に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお
、これらの図において、第2図ないし第4図におけると
同一部分には同一符号を付してある。
第1図は本発明による弁漏洩監視装置の第1実施例を示
す構成図である。
第1図において、1は発電プラント等に設置されている
弁、2は弁1からのリーク信号を検出する音響センサ、
3は音響センサ2により検出されたリーク信号を増幅す
ると共にフィルタリングする信号増幅装置、4はリーク
信号を周波数解析して、その実効値aを求める信号処理
装置である。
演算装置20は信号処理装置4で算出されたリーク信号
の実効値aを入力し、各種処理をし、出力装置10へ結
果を表示するもので、前述と同様の入力手段6、リーク
判断手段7、リーク量サーチ手段8、表示手段9の他、
リーク音傾向判断手段21、減少用リーク量データベー
ス22および増加用リーク量データベース23から構成
されている。
次に、上記構成の本発明の作用を、リーク量が増加する
とリーク量が減少する傾向を示すBFP再循環弁に適用
した場合を例に説明する。
第1図において、音響センサ2により検出されたリーク
信号は、信号増幅装置3により増幅及びフィルタリング
された後、信号処理装置4へ入力され、周波数分析され
る。
次に、周波数分析された周波数スペクトルの特徴につい
て説明する。
本実施例では対策弁としてBFP再循環弁を使用してい
るが、この弁は既に説明した様に、第4図の曲線Aのよ
うな傾向を示すものである。
この曲線Aの上昇過程と下降過程における周波数スペク
トルには、ある条件下で第5図、第6図に示すような特
徴が表れている。
即ち、第5図のリーク量の上昇過程に対し、リーク量の
下降過程(リークが進んでリーク量が大きくなっている
場合)のスペクトルは、第6図に示すように、400k
Hzより上の周波数帯域においてリーク量が高めに出て
いる。換言すれば、リーク音上昇時の第5図のスペクト
ルに比べ、第6図のリーク音下降時のスペクトルは高周
波帯域で高レベルとなっている。
以上の特徴から、リーク音スペクトルに着目することに
より、リーク量が上昇過程か、下降過程かの判断を行な
うことができる。
この判断を行う準備のため、信号処理装置4では、周波
数分析後金域の実効値aと、0〜400kHzの実効値
rllslおよび400kHz 〜1.000kHzの
実効値rIlls2  の算出を行う。ここで実効値r
msl、 rms2とは、各周波数帯域におけるリーク
音スペクトルの2乗平均の平方根rms  (root
 ll1ean 5quare value)である。
以上のようにして算出された実効値a、 rmsl+r
ms2は演算装置20へ入力される。
次に、演算装置20の作用を、その処理の流れを示す第
7図を参照して説明する。
演算装置20では、リーク信号のスペクトル全域の実効
値aと、0〜400kHz帯域の実効値ra+slおよ
び400 k 82〜1.00Ok比帯域の実効値rn
s2を入力する(201)と、リーク信号の実効値aを
、予めセットしであるリーク量の基準実効値すと比較し
く202)、実効値aが基準実効値すよりも大きイ場合
は、リーク有りと判定し、リーク量の算出(20B)等
、以下の処理を行う。ステップ(202)においてリー
ク信号の実効値aがリーク量の基準実効値すより大きい
時は、以下の処理は行わず、直接、表示処理(211)
へ移行する。
ステップ(202)では、リーク有り、リーク無しの判
断が行われるが、その結果は、例えばリーク有りの場合
は“1eak:1”  リーク無しの場合は“1eak
:O”というようにして保存される。
上述のステップ(201)、(202)は第1図のリー
ク判断手段7において実行される。
次に、高周波部の実効値rms2が全帯域(risl十
rms2)に対してどの位の比率になっているかを計算
する(20B)。
続いて、ステップ(204)では、スペクトル判定デー
タベース30を用いて判定値サーチが行われる。
ここで、第7図中のスペクトル判定データベース30に
ついて説明する。
スペクトル判定データベース30の構成を第4表に示す
。この表は、幅をもたせた各リーク量の全域実効値aに
対応するしきい値S [rms2/(rIIlsl+ 
rIIls2)の判定値]を示したものである。
第4表 このようにリーク音レベルにより、しきい値Sを各々設
ける理由は、スペクトルのレベルおよび形が各リーク音
レベルによってそれぞれ違ってぃるからである。
スペクトル判定データベース30は、rms2/(rm
sl+r+n52)の値が第4表のS以上(高周波レベ
ル大)であれば、“リーク量は減少過程°であると判断
し、Sより小(高周波レベル小)であれば、“リーク量
は増加過程”であると判断する。
即ち、高周波域レベル(rms2)か大きいか小さいか
で、リーク量か上昇傾向にあるか、下降傾向にあるかの
判断が行なえる。
ステップ(204)にてスペクトラム判定データベース
30をサーチする。即ち、入力リーク実効値aが第4表
の左欄のどの範囲に入っているかを選択し、その判定値
Sをサーチする。
次に、ステップ(203)にて求めた A −rms2/ (rmsl+r+++s2)とSと
を比較(205)して、A≦Sの場合は、リーク音増加
過程となり、キー変数をKEY−1にセットする(20
6)。Assの場合は、リーク音減少過程となり、キー
変数をKEY−0とする(207)。
以上のステップ(20B)、(204)、(205) 
  (206)、(207)の処理か、第1図のリーク
音傾向判断手段21の機能である。
次に、ステップ208において、キー変数かKEY−1
の場合、即ちリーク量が増加傾向にある場合は、増加用
リーク量データベース23を用いてリーク量をサーチす
る(209)。
さて本実施例では、対策弁はBFP再循環弁であるので
、リーク量が増大するとリーク量か減少する傾向を示す
。このリーク量とリーク量の関係は既に説明したように
、第4図の曲線へで与えられている。この曲線Aを増加
部分と減少部分にそれぞれ分け、リーク量が増加してい
る場合は増加部分を用いて、リーク量が減少傾向にある
場合は減少部分を用いてそれぞれリークを算出する。
以下、この処理を説明する。
第8図は、第4図の曲線Aのリーク量が増加している部
分を抜き出したものであり、この関係をデータベース化
したものが、第1図の増加用リーク量データベース23
である。
増加用リーク量データベース23の構成を第5表に示す
第5表 このデータベースでは、リーク量がa1→a5と増加す
ると、それに伴いリーク量もbl −b5と増加してい
る。
ステップ(209)では、増加用リーク量データベース
23をアクセスし、リーク信号の実効値aに最も近いリ
ーク量をまず選出し、そのリーク量に対応するリーク量
をサーチする。この様にしてリーク量が増加する場合の
リーク量が決定される。
一方、ステップ(208)でキー変数がKEY−1でな
い場合(KEY≠0の時)は、リーク量か減少傾向にあ
る時である。この場合は、減少用リーク量データベース
22によりリーク量をサーチすることになる(210)
ここで、減少用リーク量データベース22の構成につい
て説明する。
第5図は、第4図の曲線Aのリーク量が減少している部
分を抜き出したもので、これをデータベース化したもの
が減少用リーク量データベース22であり、第6表にそ
の構成を示す。(以下余白)第6表 このデータベースでは、リーク量はa6→a8と減少し
ていくが、それに対応するリーク量はb6−b8と増加
している。ステップ(210)では、減少用リーク量デ
ータベース22をアクセスし、リーク信号の実効値aに
最も近いリーク量を選出し、そのリーク量に対応したリ
ーク量をサーチする。このようにしてリーク量が減少す
る場合のリーク量か決定される。
以上説明したステップ(20g)、(209)(210
)の処理が第1図のリーク量サーチ手段8の機能である
次に、ステップ(202)で判断したリークの有無と、
ステップ(209)または(21,0)で求めたリーク
量を出力装置10へ表示する処理を行う(211)。こ
のステップ(211)の処理は、第1図の表示手段9の
機能である。
続いて、次の信号入力(リーク量の実効値)かあるか否
かを判断しく212)、ある場合はステップ(201)
に戻り、処理を繰返す。また、ステップ(212)で次
の信号入力かない場合は、処理を終了する。
上述のような構成および機能の本実施例の弁漏洩監視装
置によれば、BFP再循環弁のようにリーク量が増加し
てくるとリーク量か減少する弁についても、正確にリー
ク量を推定できる効果かある。また各弁によりリーク量
とリーク量の関係はそれぞれ違っているのは当然である
が、本実施例の増加用リーク量データベース23および
減少用リーク量データベース22の数値を変更すれば、
どのような弁にも対応できることは言うまでもない。ま
た、常にリーク量が増加する傾向の弁に対しても、本実
施例の増加用リーク量データベース23のみを使用すれ
ば勿論対応可能である。
従って、本実施例の弁漏洩監視装置には、いかなる弁に
対しても、正確にリーク量を推定することができ、弁の
損傷状態を常に正確に把握できるという効果がある。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
なお、以下の説明においては、第1実施例の構成(第1
図)と同様な箇所には同じ符号を付し、説明は省略する
第10図は、本発明の第2実施例を示す。
同図において、31は弁1またはその近傍に設置した温
度センサてあり、32は弁1の全閉信号である。
信号処理装置33は、信号増幅装置3で増幅された信号
の周波数解析を行い、全帯域についての実効値の算出の
みを行う。またリーク音傾向判断手段34は、温度セン
サ31によって検出された弁近傍の配管温度より、リー
ク量が増加傾向にあるか減少傾向にあるかの判断を行う
ものである。
以下、第11図をもとに、演算装置30の処理の流れを
説明する。
第11図中、第7図と同様の処理を行う部分には同じ符
号を付し、説明は省略する。
ステップ(301)にてリーク信号の実効値aおよび温
度センサ31からの温度信号Tを読み込む。
リーク音傾向判断手段34では、ステップ(303)、
(304)、(305)、(206)、(207)を実
行する。
まず、ステップ(40B)にて弁全開時からの経過時間
のサーチを行う。ここで、弁1の全閉時からの弁近傍の
配管温度変化について第12図を参照して説明する。
弁を全開にすると、流体の流れが遮断されるため、全開
後時間が経過するにつれて、配管温度は徐々に下がり、
弁にリークがない場合、またはリーク量がそんなに多く
ない場合は、第12図の曲線Aのような変化を示し、一
定温度に到達する。
しかし弁のリーク量が多くなると、プラント負荷と共に
配管温度は変化し、温度はリーク小またはリーク無しと
比べ低下しなくなる。本実施例のBFP再循環弁の場合
は、第4図の曲線Aにおけるリーク音上昇過程では、第
12図の曲線Aの配管温度傾向となり、第4図曲線Aに
おけるリーク音低下過程では、配管温度は第12図の曲
線Bの傾向を示す。
第12図の関係に、曲線Cで示すしきい値SKを設ける
。このしきい値SKは時間と共に変化する。
ここで、温度センサ31により計測した配管温度Tがし
きい値SKを越えていれば、第12図の曲線Bの傾向と
みなし、リーク量は低下傾向にあると判断する。また、
配管温度Tがしきい値SKより小さい場合は、第12図
の曲線Aの傾向と見なし、リーク量は上昇傾向にあると
判断する。弁全閉時からの経過時間tとしきい値SKと
の関係をデータベース化したものの構成例を第7表に示
す。
第7表 また、弁全開時からの経過時間tについては、第10図
の弁全閉信号32が演算装置30へ入力された時からの
経過時間を記憶し、経過時間格納メモリ(第11図の3
5)へ格納しておくものとする。
さて、第11図のステップ(30B)にて上記格納メモ
リ35をサーチして経過時間tを求めた後、配管温度し
きい値データベース36(内容は第7表)にアクセスし
、経過時間tに最も近い経過時間に対応したしきい値S
Kをサーチする(304)。
次に、サーチされたしきい値SKと、入力温度信号Tと
の比較を行い(405)、T≦SKの場合はリーク音上
昇傾向となりKEY−1(206)とし、T>SKの場
合はリーク音減少傾向となりKEY−0(207)とす
る。
次に第3実施例について説明する。
第13図に第3実施例の構成を示す。
同図において、41は左前(上流側)に設置した音響セ
ンサ、42はスキャナ、43は、音響センサ412から
の入力信号を周波数分析し、実効値を算出する信号処理
装置である。スキャナ42は入力信号の選択を行うもの
であり、音響センサ41,2からの信号を順次取込む。
信号処理装置43は、音響センサ41,2からの信号を
順番に処理(周波数解析及び実効値の算出)し、処理結
果の実効値(音響センサ2からの信号の実効値をa、音
響センサ41からの信号の実効値をafとする)を演算
装置40へ送る。
リーク音傾向判断手段44では、音響センサ2と41の
レベルの比較を行い、リーク量か増加傾向にあるが減少
傾向にあるかの判断を行う。
以下、演算装置40の処理の流れを第14図を参照して
説明する。
ステップ(401)にて、音響センサ2,41からの実
効値信号a、afを入力する。
第13図の左前に設置した音響センサ41と弁体に設置
した音響センサ2の信号レベル(実効値afとa)の関
係は、第4図の曲線Aに関連づけて説明すると次のよう
になる。即ち、第9図の曲線Aの、リーク音上昇中(リ
ーク量か比較的少ない間)は、ある条件下では実効値信
号aとafはほぼ同じ位の大きさを示すか、リーク音下
降中(リークか大きくなる)は左前のレベルafが弁体
のレベルaよりも小さくなってくる。従って、実効値信
号afがaよりもある一定の値εだけ小さくなった時に
、リーク量が下降し始めたと判断する。この関係をステ
ップ(402)、(40B)(404)に示している。
即ち、始めはリーク量は上昇するのでKEY−1とセッ
トしておき(402)、実効値信号afがある値より小
さくなったら(403)、リーク音下降のキーをセット
(KEY−0)する(404)。
上記の処理ステップ(402)、(40B)、(404
)かリーク音傾向判断手段44の機能である。
本実施例では、音響センサを左前と弁体に設置したか、
弁体、左後あるいは左前、弁体、左後に音響センサを取
付けても各弁のリークレベルの差より判断し、同様な処
理を行なえることはいうまでもない。
以上、本発明の第2、第3の実施例について説明したが
、この2つの実施例についても、第1実施例とほぼ同様
の効果が得られる。
以上で第1、第2、第3実施例ついて説明したが、これ
らを組合わせてリーク音傾向の増減の判断を行う琴も勿
論可能である。
以下、組合わせた例について述べる。
先ず、第1実施例(第1図)と第2実施例(第10図)
を組合わせた場合には、スペクトラムによる判断と配管
温度による判断の両方で、リーク音か増加傾向にあるか
減少傾向にあるかをとらえることができる。この場合、
配管温度による判断は、第12図の曲線A、Bからも推
察できるように、弁全開後の経過時間か極端に短い場合
は、しきい値SKによる判断では正確性に欠ける場合が
ある。従ってスペクトラムと配管温度の両方から判断す
る場合は、弁全閉後からの時間が極端に短い場合は、ス
ペクトラムのみで判断するようにすることも考慮する。
具体的には、先ず弁全閉時からの経過時間がある一定の
値を超えているものについては、第11図のステップ(
304)、(305)、(206)、(207)の処理
を行う。
この際、弁全閉時からの経過時間が一定値を超えていな
いものは、以上の(304)〜(207)の処理は行わ
ない。
続いて、第7図のステップ(20B)、(204)、(
205’)、(206)、(20?)を実行する。そし
て例えば、温度による判断とスペクトラムによる判断結
果が一致すれば、その一致した結果をリーク音の傾向と
判断し、一致しない場合は、前回判断した傾向と同じリ
ーク音の傾向とみなすという事もできる。
次に第1実施例(第1図)と第3実施例(第13図)を
組合わせた場合について説明する。この場合、第13図
に示すように、左前にも音響センサ41をっけ、音響セ
ンサの取付は位置による判断と第1実施例のスペクトラ
ムによる判断を両方実行する。
リーク音傾向判断手段では、例えば先ず、第14図のス
テップ(402)、(403)、(404)を実行し、
次にM7図のステップ(203)、(204)、(20
5)、(206)、(207)を実行する。
このように音響センサの取付は位置によるリーク音レベ
ルの違いおよびスペクトラムに注目したものの両方で、
リーク音の増減傾向を判断することにより、信頼性が向
上する。
さらに第2実施例(第10図)と、第3実施例(第13
図)とを組合わせた場合を説明する。
この場合は、既述したように第2実施例の温度変化によ
る判断は、弁全開後、一定時間経過後に行うのが望まし
い。リーク音傾向判断手段の処理としては、例えば先ず
、第11図のステップ(303)、C304)、(30
5)、(206)、(2,07)を実行し、次に第7図
のステップ(203)、(204)、(205)、(2
06)、(207)を実行する。
以上説明したように、2つの判断によりリーク音が増加
傾向にあるか減少傾向にあるかを判断することは、一つ
の判断による場合より、信頼性が向上する。
更には、リーク信号のスペクトルに着目したもの、弁全
閉後の配管温度の傾向に着目したもの、音響センサの取
付は位置によるリーク信号レベルの差に着目したものの
全てを総括してリーク音の増減傾向を判断することも可
能である。例えば、この場合3つの方法が全て同じ結果
を示した時にのみ、その判断を正とすれば、リーク音の
増減傾向の判断の信頼性が大幅に向上する。
また、3つの方法の判断結果に重み係数を付けて、これ
らの係数の総和により判断することもできる。この場合
は3つの方法のそれぞれの信頼度を考慮して、リーク量
の増減傾向を判断できる。
以上説明したように、第1.2.3の実施例を組合わせ
ることにより、リーク量が増加傾向にあるか減少傾向に
あるかの判断の信頼性が非常に向上し、また3つの方法
の長所、短所をそれぞれ考慮して判断が行なえるように
なる。その結果、リーク量の推定の精度も向上すること
になる。
また、ここまで述べてきた第1.2.3実施例の説明で
は、簡略のため、1回の入力信号により判断を行ってい
るが、実際は入力信号にバラツキがあるので、信号を複
数回入力し、その信号を平均した結果を用いて判断する
等の処理をすることにより、判断の精度を一層向上させ
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の弁漏洩監視装置によれば、
発電プラント等に使用されているいかなる弁についても
正確にリーク量を把握することができね。従って、弁の
損傷を早期に予防でき、ひいては弁リークによるプラン
ト効率の低下を防止することができ、信頼性のあるプラ
ント運用を可能にするという効果が得られる。
4、図面の簡単説明 第1図は本発明に係わる弁漏洩監視装置の第1実施例の
構成図、第2図は従来の弁漏洩監視装置の構成図、第3
図と第4図はリーク量とリーク】の関係を示す説明図、
第5図はリーク音上昇時のスペクトラム、第6図はリー
ク音下降時のスペクトラム、第7図は第1実施例の演算
装置の処理を表す流れ図、第8図はリーク量か増加傾向
にある場合のリーク音/リーク量の関係を示すグラフ、
第9図はリーク量か減少傾向にある場合のリーク音/リ
ーク量の関係を示すグラフ、第10図は第2実施例の弁
漏洩監視装置の構成図、第11図は第2実施例の演算装
置の処理を表す流れ図、第12図は弁全開後の温度変化
を示すグラフ、第13図は第3実施例の弁漏洩監視装置
の構成図、第14図は第3実施例の演算装置の処理を表
す流れ図である。
1・・・・・・弁 2.41・・・・・・音響センサ 5.20.30.40・・・・・・演算装置11・・・
・・・リーク量データベース22・・・・・・減少用リ
ーク量データベース23・・・・・増加用リーク量デー
タベース31・・・・・・温度センサ 42・・・・・・スキャナ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 弁またはその近傍に設置した音響センサと;この音響セ
    ンサにより検出されたリーク信号を増幅・フィルタリン
    グする信号増幅装置と;この信号増幅装置の出力信号を
    実効値に変換する信号処理装置と;前記リーク信号の実
    効値を入力し、予め格納されている基準値と比較するこ
    とによりリークの有無を判断するリーク判断手段と、リ
    ーク量データを蓄えたリーク量データベースと、このリ
    ーク量データベースをアクセスすることによりリーク量
    を算出するリーク量サーチ手段と、リークの有無および
    リーク量を出力する表示手段とから構成される演算装置
    とを備えた弁漏洩監視装置において; 前記演算装置内に、入力リーク信号のスペクトラムの特
    定周波数帯に着目することによりリーク音信号が増加傾
    向にあるか減少傾向にあるかを判断するリーク音傾向判
    断手段と、前記リーク音傾向判断手段から得られた結果
    を用いてリーク量を推定するリーク量サーチ手段と、複
    数のリーク量データベースとを設けたことを特徴とする
    弁漏洩監視装置。
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