JPH0324924A - 転写成形装置 - Google Patents

転写成形装置

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JPH0324924A
JPH0324924A JP15970889A JP15970889A JPH0324924A JP H0324924 A JPH0324924 A JP H0324924A JP 15970889 A JP15970889 A JP 15970889A JP 15970889 A JP15970889 A JP 15970889A JP H0324924 A JPH0324924 A JP H0324924A
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mold
transfer film
movable
transfer
movable mold
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Mikihiro Kuramitsu
倉光 幹博
Junichi Kabasawa
淳一 樺沢
Tsunehisa Watanabe
渡辺 恒久
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Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野} 本発明は、予め図柄が印刷してある長尺な転写用フィル
ムを射出成形金型の固定型と可動型との間に挿通させ、
この転写用フィルムを射出成形時にそれら固定型と可動
型との間にはさみ込んでその射出成形と同時に上記図柄
を成形品の表面に転写させる転写或形装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の転写成形装置として特公昭63−674
56号公報に記載されているものが公知になっている。
この転写成形装置は、射出成形金型の固定盤及び可動盤
の互いに対面する泣置に、固定型と可動型との間に押通
される転写用フィルムを挟んで、その転写用フィルムと
平行な面を有するクランプ及びクランブ受けを設けてな
る。また、このクランプは軸方向に移動可能であり且つ
抑圧装置によってクランプ受け側に押付力を作用可能で
あり、その抑圧装置の押付力は転写用フィルムが固定型
及び可動型の製品成形部の空間内にはさみ込まれる際に
転写用フィルムに発生する張力よりも大きく設定されて
おり、クランブ及びクランプ受けは型閉じ動作時に転写
用フィルムが固定型及び可動型の製品成形部空間内に挟
み込まれるよりも前に転写用フィルムを挟みつけ可能に
構成されている。
そして、この転写成形装置によると固定型と可動型との
間に位置決めされて送り込まれた転写用フィルムは、型
閉じ動作によって固定型及び可動型の製品成形部内に挟
み込まれる前に、クランプとクランブ受けとの間に挟み
付けられ、押圧装置によって強固に拘束される。従って
、この状態で固定型と可動型との製品成形部内に転写用
フィルムをはさみ込むと、抑圧装置による拘束力が転写
用フィルムに発生する張力よりも大きいので、転写用フ
ィルムは位置ずれを起こすことがない。
《発明が解決しようとする課題} しかしながら、上記従来の転写成形装置にあっては、ク
ランブとクランプ受けとによって転写用フィルムを強固
に固定した状態で、その転写用フィルムを固定型と可動
型との製品成形部空間内にはさみ込むので、その際に転
写用フイルムに過度な張力が発生して延び等の変形が生
じ、転写する図柄に歪みか生じる虞がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、転写用フィルムを固定型と可動型との製品
成形空間部内にはさみ込む時に、その転写用フィルムに
過度な張力を発生させて図柄に歪みを生じさせる虞がな
く、しかも図柄位置を精密に位置合わせして転写成形し
得る転写成形装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、転写或形装置を
下記のように構成する。
第1の発明では、射出成形金型の固定型と可動型との間
に長尺な転写用フィルムを挿通させ、この転写用フィル
ムを前記固定型と可動型とではさみ込んで、転写用フィ
ルム上の図柄を射出成形と同特に成形品の表面に転写す
る転写成形装置において、前記可動型に、製品成形部周
縁の前記フィルム揮通部位の分離面に位置させて、該分
離面に当接離間移動自在で、型締め時に前記転写用フィ
ルムを前記分離面との間に挾持するとともに、型開き時
に前記転写用フィルムを可動型側に係止する係止板を設
ける一方、前記可動型に、型締め時にその型締めの完了
前に前記係止板に当接して該係止板を前記分HWJに押
圧させるとともに、その型締め時に転写用フィルムが製
品成形部″内へ滑動することを許容する押圧手段を設け
た。
また、第2の発明では、複数の製品成形部を有する射出
成型金型の固定型と可動型との間に長尺な転写用フィル
ムを挿通し、その転写用フィルムを前記固定型と可動型
とではさみ込んで転写用フィルム上の図柄を射出戒形と
同時に成形品の表面に転写する転写成形装置において、
前記可動型に、製品成形部周縁の前記フィルム挿通部位
の分離面に位置させて、該分M面に当接離間移動自在で
、型締め時に前記転写用フィルムを前記分離面との間に
挾持するとともに、型開き時に前記転写用フィルムを可
動型側に係止する係止板を設ける一方、前記可動型に、
型締め時にその型締めの完了前に前記係止板に当接して
該係止板を前記分離面に押圧させるとともに、その型締
め時に転写用フィルムが製品成形部内へ滑動することを
許容する押圧手段を設け、さらに前記製品成形部間の可
動型側に、型開き時に転写用フィルムを該可動型側に掛
止する掛止手段を設けた。
また、第3の発明では、前記第2の発明に係る転写成形
装置において、さらにその可動型に前記掛止手段に当接
離間移動自在で該掛止手段との間に前記転写用フィルム
を強固に挾持固定する固定手段を設けた。
(作 用) 第1の発明に係る転写成形装置では、型締めが開始され
ると可動型の分離面に設けた係止板が固定型側の抑圧手
段にまず当接し、その係止板が型締めの完了前に早期に
上記分離面に押圧される。
そして、固定型と可動型との製品成形部内に転写用フィ
ルムがはさみ込まれていくと、この転写用フィルムは上
記係止板と分割面とに挾持された押圧力に抗して滑動し
、転写用フィルムはその押通方向の両側から均等に上記
製品成形部内に引き込まれていって、転写用フィルム上
の図柄位置が精密に位置合わせされ、その際、転写用フ
ィルムには過度な張力が作用しない。
また、型開き開始時には転写用フィルムは成型品の表面
に密着して貼り付いた状態になっているが、可動型が固
定型から離間していくと戊型品は固定型側に残留される
のに対し、転写用フィルムはその成型品に近接する部位
が上記係止板に係止されて可動型とともに離間していく
ので、転写用フィルムが成形品の表面から素早く円滑に
剥離されていく。
また、第2の発明に係る転写装置では、複数の製品成形
部を有するものにおいて、その製品成形部間に設けた掛
止手段が型開き時に転写用フィルムを掛止するので、型
開き時の転写用フィルムの成形品からの剥離がより一層
円滑に行われる。
また、第3の発明に係る転写成形装置では、第2の発明
に係る転写装置にさらに加えて設けた固定手段によって
、製品成形部間の転写用フィルム部位を上記掛止手段と
で強固に固定するので、型締め時に転写用フィルムが製
品成形部内に引き込まれる際には、その固定部が基準に
なってそれぞれの製品成形部内に単一方向から転写用フ
ィルムが引き込まれることになり、転写用フィルム上の
図柄位置が個々の製品成形部に、より精密に位置合わせ
される。つまり、形状の異なる成形品を同時に転写成形
する多品種取りの場合に特に有効である。
《実施例〉 以下に本発明の好適な一実施例を添付図面に基づき詳述
する。
第1図と第2図とに示すように、転写成形装置10の転
写用フィルム送給機12は、長尺な転写用フィルム14
を射出成型金型16の固定型18と可動型20との間に
その上方の一側方から導入させるとともに下方の他側方
から導出させてそれらの間に挿通させる送給機構部22
と、この送給機構部22を支持する枠体部24とから主
になる。
上記枠体部24は、第3図と第4図とにも示すように、
それぞれ矩形状をなした内枠26と外枠28とからなり
、外枠28は内枠26の外周側を囲繞している。また、
内枠26の上側クロスパー26gと下側クロスパー26
bとはその断面が矩形の筒体状に形成されていて、これ
ら上側及び下側クロスパー26a,26bには中実な断
面矩形の摺動ロッド30がそれぞれ挿通されている。そ
して、これら摺動ロッド30はその両端が外枠28の側
板28aに一体的に固定されていて、外砕28は内枠2
6に対して転写用フィルム14の幅方向に沿って水平に
往復移動自在になっている。
またここで、内枠26は射出成形金型16の可動型20
の型板20aに一体的にボルト等で固定されるようにな
っている。
送給機構部は22、上記外枠28の上側板28bに一体
的に設けられた送出し側送給機構部22aと、上記外枠
28の下側板28cに一体的に設けられた巻取側送給機
構部22bとからなる。
退出側送給機構部22aは、上記外枠28の上側板28
bに一体的に固定されて上方が開放されたコ字状のフレ
ーム31と、このフレーム31の両側板31a間に掛け
渡されてその上端部に着脱自在にかつ回転自在に軸支さ
れた供給ドラム32と、この供給ドラム32を回転駆動
させるべくその下方に位置されて上記フレーム31に取
り付けられた供給ドラム駆動機構34と、上記供給ドラ
ム32から巻き出される転写用フィルム14を捲回させ
てこのフィルム14を射出成形金型16の可動型20と
固定型18との間に導く各種ローラ群36とから主にな
り、供給ドラム32には予め長尺なシート状の転写用フ
ィルム14が巻き付けられている。
上記供給ドラム32は、詳しくは図示していないが、フ
レーム31の両側板31aの上端部に鉛直方向に沿って
上部が開放されて縦長に形成された満部31b内に軸部
32aが神人されて装着されるようになっており、この
溝部31b内に揮人されるとそのドラム側板部32bが
供給ドラム駆動機構34のキャプスタンローラ34aに
当接するようになっていて、このキャプスタンローラ3
4aはギャ34bを介してモータ34cで回転駆動され
るようになっている。
供給ドラム32から巻き出される転写用フィルム14は
フレーム31の両側板31aに軸支されて設けられた第
1アイドルローラ36a,テンションローラ36b,第
2〜第4アイドルローラ36c〜36eとを順次捲回さ
れて射出成形金型16の可動型20と固定型18との間
に案内されるようになっている。また、上記テンション
ローラ36bはフレーム31の両側板31aに鉛直方向
にそって縦長に形或された溝状の長穴3 1 c l.
:軸支されて上下に移動自在になっており、上記供給ド
ラム32が回転されて転写用フィルム14が巻き出され
ると、自重でその長穴31cに沿って降下するようにな
っている。
そして、その長穴31cの下方部位には、転写用フィル
ム14が規定のワンショット分の長さだけ巻き出された
ときのテンションローラ36bの下降位置に符合されて
、そのテンションローラ36bの降下を検知するリミッ
トスイッチ38が取り付けられていて、このリミットス
イッチ38がテンションローラ36bの降下を検知する
と上記モータ34cは停止されるようになっている。
また、フレーム31には上記長六31cの上方位置にお
いてテンションローラ36bの両輔端部にその上方から
当接して係合する流体シリンダでなるテンショナ−37
(図面では右側のみが示されている)が設けられていて
、テンションローラ36bはこのテンショナ−37によ
って適宜任意の押圧力で下方に押し下げられるようにな
っている。
一方、第1アイドルローラ36aには、これに当接離間
移動自在でその当接時に転写用フイルム14を押圧して
挾持するストツパ40が取り付けられていて、このスト
ツバ40は上記リミットスイッチ38がテンションロー
ラ36bの降下を検知すると転写用フィルム14を押圧
挾持するようになっている。なお、上記転写用フィルム
14の巻き出しは、射出成形工程中に行われるようにな
っている。
巻取側送給機構部22bは、上記外枠28の下側板28
cに一体的に固定されて下方が開放された略コ字状のフ
レーム42と、このフレーム42の両側板42aに軸支
されて設けられ転写済みのフィルム14が捲回される各
種ローラ群44と、そのフレーム42の下端部に両側板
42a間に掛け渡されて着脱自在にかつ回転自在に軸支
されて設けられ上記転写済みのフィルム14を巻き取る
巻取ドラム46と、この巻取ドラム46を回転駆動させ
る巻取ドラム駆動機構48と、射出成形金型16の可動
型20と固定型18との間に挿通されている転写済みの
フィルム14をワンショット分の長さ引き出すとともに
上記送出し側送給機構部22aに巻き出されている未転
写の転写用フィルム14を上記固定型18と可動型20
との間に引き込んで所定の位置に位置決めする長手方向
送り手段50とから主になり、射出成形金型16の可動
型20と固定型18との間から引き出される転写済みの
フィルム14は、テンションローラ44aと第1〜第5
アイドルローラ44b〜44fとに順次捲回されて巻取
ドラム46に導かれるようになっている。
また、上記フレーム42の両側tf42aにはテンショ
ンローラ44aの両軸端部に係合してこのテンションロ
ーラ44aを適宜任意の押圧力で下方に押し下げる流体
シリンダでなるテンショナ−45が設けられている。
一方、上記第5アイドルローラ44fには、これに捲回
される転写済みのフィルム14をその第5アイドルロー
ラ44fとの間に挾持するキャプスタンローラ50aが
圧接されて設けられている。
このキャプスタンローラ50aはフレーム42に回転自
在に軸支されており、その一方の軸端部にはギャ50b
を介してバルスモータ乃至はサーボモー夕等の制御用モ
ータ50cが接続されている。
この制御用モータ50cは各成形サイクル毎に作動され
てワンショッ1・分の長さの転写済のフィルム14を巻
取ドラム46側に繰り出すようになっていて、その制御
用モータ50cとギャ50b及びキャプスタンローラ5
0a及び第5アイドルローラ44fとが上記長手方向送
り手段50になっている。
また、上記キャプスタンローラ50aの他方の軸端と巻
取ドラム46の回転軸46aの軸端とには、それらに掛
け渡されて巻取ドラム駆動機構たるベルト伝動手段52
が設けられていて、このベルト伝動手段52によって巻
取ドラム46が回転駆動されて、上記長手方向送り手段
50で繰り出される転写済みのフィルム14が巻取ドラ
ム46に巻き取られるようになっている。
また、第4図に示すように、内枠26には転写用フィル
ム14の長平方向の位置決めと幅方向の位置決めとを行
うための長手方向センサ54と幅方向センサ56とが取
り付けられていて、これら長手方向センサ54及び幅方
向センサ56は、上方から下方に掛け渡される転写用フ
ィルム14に印された位置決め用マーク14a,14b
を検出するようになっている。なお上記位置決め用マー
ク14a,14bはワンショット分の送給長さに符合す
る間隔をあけてその転写用フィルム14の幅方向両側縁
にそれぞれ印されている。
そして、上記制御用モー.夕50cは射出成形金型16
の可動型20と固定型18とが型開きされると、まず上
記長手方向センサ54が位置決め用マーク14aを検出
する所定の送り量の直前まで高速で回転駆動されてから
次に低速に切り替えられて回転駆動され、その後上記長
手方向センサ54が位置訣め用マーク14aを検出する
と一旦停止される。そしてこの位置が基準位置とされて
、これよりさらに予め設定調節しておいた回転角度分だ
け制御用モータ50cが回転駆動されて、転写用フィル
ム14上の図柄の位置が規定の長手方向位置に位置決め
されるようになっている。この際、送出し側送給機構2
2aの第1アイドルローラ36aにはス1・ツパ40が
当接されていて、転写用フィルム14はそれらに抑圧扶
持されているとともに、テンションローラ36bは降下
していてワンショット分の長さの転写用フィルム14が
巻き出されており、上記制御用モータ50cの駆動によ
り転写済みのフィルム14が巻取ドラム46側に繰り出
されると、上記テンションローラ36bは上方に上昇さ
れるようになっている。
また、内枠26と外枠28とにはそれらの横方向の相対
位置を移動調節して転写用フィルム14の幅方向の位置
合せを行なう幅方向位置調節手段58が設けられている
。この幅方向位置調節手段58はステップモータ乃至は
サーボモータでなる制御用モータ60によって構成され
ている。すなわち、図示例では制御用モータ60はその
本体が内枠26の側板の内側に固定される一方、詳しく
は図示していないが、その回転軸は内枠26の側板に形
成した押通孔を貫通されて先端部が外枠28に螺合され
ている。つまり、内枠26は可動型20に固定されてい
るので、制御用モータ60が回転駆動されるとその回転
角度と上記螺合部のネジピッチとに応じて外枠28が転
写用フィルム14の幅方向に沿って移動し、これにより
外枠28に一体的に固定された転写用フィルム14の送
給機構部22全体が移動されて、可動型20の製品成形
部Sに対する転写用フィルム14の幅方向の{目対位置
を調整できるようになっている。
そして、このフィルムの幅方向の位置決め調整は前述し
た長平方向の位置決めの完了後に行われるようになって
いる。すなわち、長手方向の位置決めが完了すると、制
御用モータ60が駆動されて外枠28がまず図示する右
方向に移動され、転写用フィルム14の横方向の泣置決
め用マーク14bが幅方向センサ56位置から完全に外
される。
その後、今度は制御用モータ60が逆回転されて外枠2
8が左方向に移動される。そして、幅方向センサ56が
位置決め用マーク14bを検出すると、制御用モータ6
0が一旦停止されてこの時点での位置が基準位置とされ
、爾後さらに予め調整設定されている回転角度分だけ制
御モータ60が回転駆動されて外枠28を微小量左側に
移動して転写用フィルム14上の図柄位置を幅方向の規
定位置に位置決めするようになっている。
ところで、第4図〜第6図に示すように、可動型20に
は、上記転写用フィルム14の挿通部位に位置されてそ
の製品成形部Sの側方周縁の分離面62に、その転写用
フィルム14の送り方向上流側と下流側とに、型締め時
に転写用フィルム14をその分離面62に押さえ付けて
挾持する一方、型開き時にその転写用フィルム〕4を係
止して成形品からの剥離を助長する係止手段64が設け
られている。
すなわち、第7図の部分拡大断面図にも示すように、上
記係止手段64は転写用フィルム14の幅よりも長い係
止板66と、この係止板66の両端部をそれぞれ貫通し
て可動型20の成形型20bに螺合立設された係止ビン
68とを有し、係止板66は係止ピン68に案内されて
上記分離面62に対して平行に当接離間移動自在になっ
ている。
そして、上記係止ピン68の突出端には係止板66の脱
落を防止する頭部68aが拡径形成されている。また、
係止ピン68の側方には、成形型2obに凹設された収
納凹部70内に挿入されて上記係止仮66を分離而62
から離間させるように付勢する戻しバネ72が設けられ
ている。
一方、固定型18の成形型18aの分離面74には型締
め特に上記係止板66と係止ピン68とを収納する収納
湾部76が凹設されているとともに、この収納溝部76
内にはその型締め時に上記係止板66に当接してこの係
止板66を可動型20側の分離面62に押圧させる押圧
手段78が設けられている。
この押圧手段78は、前記戻しバネ72に対向して設け
られていて、上記収納満部76の奥面76aに上記可動
型20の移動方向に沿って円筒状に形戊された収納孔8
0と、この収納孔80内に摺動移動自在に挿入されたロ
ツド部材82と、同じく上記収納孔80内に挿入されて
上記ロッド部材82を可動型20側に向けて付勢する付
勢スプリング84とからなる。
付勢スプリング84の付勢力は前記可動型20側の戻し
バネ72の付勢力よりも強く設定されていて、型締め時
にロツド部材82の先端が係止板66に当接すると、戻
しバネ72側が先に縮んで係止板66が可動型20側の
分離面62に当接し、爾後付勢スプリング84が縮み初
めてロッド部材82が固定型18の収納孔80内に没入
していくようになっている。また付勢スプリング84の
付勢力は、型締め時に転写用フィルム14が製品成形部
S内に引込まれていくのを阻害しない程度の抑圧力を上
記係止板66に付与する範囲に設定されている。
また、図示するように本実施例では、固定型18と可動
型20とによって区画される製品成形部Sの空間は転写
用フィルム14の送り方向に沿って2つ設けられていて
多数個取りの構成になっており、それらの2つの製品成
形部S,S間の可動型側には、転写用フィ・ルム14を
掛止して型開き時における転写用フィルム14の製品か
らの剥離を円滑化させる掛止部材86が設けられている
この掛止部材86は、転写用フィルム14の幅よりも長
い断面円形の軸部材88でなり、第8図にも示すように
、可動型20の上記製品成形部S間の分離面62に凹設
形成された溝部90内に挿入装着されて、その両軸端部
が満部90内の両側端部にボルト92で締結固定されて
いるブラケット94に固定支持されており、転写用フィ
ルム14は上記溝部90内をtrp通されて軸部材88
に掛止されるようになっている。なお、この掛l1二部
材86はそのブラケット94の厚みを調整することで、
転写フィルム14の満部90内への引込み長さを調節し
、もって転写フィルム14上の図柄のピッチと2つの製
品成形部S,S相互間のピッチとの誤差を吸収する機能
をも有している。
また、上記溝部90内にはその奥面90a側から上記軸
部材88に向けて進退移動自在な転写用フィルム14の
固定手段96が設けられている。
この固定手段96は流体シリンダ98と、この流体シリ
ンダ98の作動ロッド98aの先端に取り付けられた抑
圧IMIOOとからなり、流体シリンダ98は可動型2
0の成形型20bの裏面側に凹設された収納四部102
に装着されている。そして、作動ロッド98aはその成
形型20bを貫通して上記溝部90内に臨んでおり、流
体シリンダ98が伸長作動されると押圧板100が転写
用フィルム14を上記軸部材88に強固に圧接挾持して
固定するようになっている。
従って、この様にしてなる転写成形装置10では、転写
用フィルム14は各成形サイクル毎に、規定のワンショ
ット分の長さが供給ドラム32から巻き出され、長手方
向送り手段50によって固定型18と可動型20との間
に適宜規定の位置に位置合わせされて送給されてくる。
そして、この時には固定型18と可動型20との間を挿
通される転写用フィルム14は、送出し側のテンション
o−ラ3 6 bと巻取側のテンションローラ44aと
によって一定の張力が付与されている。
長手方向送り手段50による転写用フィルム14の送り
及び位置合わせが終了すると、フィルム固定手段96の
流体シリンダ98が伸長作動され、押圧板100が軸部
材88との間に転写用フィルム14を強固に圧接挾持し
て固定する(第8図)。
そしてこの状態から、可動型20が固定型18に近接移
動されて型締めが開始される。
すると、ます係止手段64の係止板66が押圧手段78
のロッド部材82に当接し、係止板66は戻しバネ72
の付勢力に抗して可動型20側の分離面62に押圧され
る。そしてさらに可動型20が近設されていくと、ロッ
ド部材82が付勢スプリング84の付勢力に抗して収納
孔80内に没入していき、可動型20と固定型18とが
完全に閉じられて型締めが完了される(第7図)。
この際、転写用フィルム14は、雄型となっている固定
型18側の成形凸部が、雌型となっている可動型20側
の成形凹部内に嵌人するにしたがって、上記固定手段9
6で固定された部位を固定端としてここを基準に、これ
より上流側の転写用フィルム14部と下流側の転写用フ
ィルム14部とがそれぞれ上下の各製品成形部S,S内
にそれぞれ一側方から引き込まれていく。このとき、転
写用フィルム14を可動型2oの分離而62との間に押
圧して挾t2fする係止板66はその転写用フィルム1
4の滑動を許容し、且つ転写用フィルム14に作用する
張力は上記固定端より上流側と下流側とで、各々テンシ
ョンローラ36b,44aによって一定に保たれている
すなわち、これにより転写用フィルム14に過度な張力
を作用させることなく、転写用フィルム14の変形を可
及的に防止して、これを製品成形部S,S内にその図柄
位置を高精度に位置合わせさせてセットし得、図柄に転
写用フィルム14の変形に伴う歪みが発生することを可
及的に防止し得る。またこの場合、上下の製品成形部s
,sの形状が相互に異なる多品種取りの仕様であっても
、個々の図柄の位置を高精度に位置合わせし得る。
なお、図示する実施例では上下の2つの製品成形部S,
Sは全く同形状になっているので、特に固定手段96で
転写用フィルム14を強固に固定しておかなくても、型
締め時には転写用フィルム14を上下の製品成形部S,
s内にそれぞれ送り方向の上流側あるいは下流側から均
等に引き込ませて高精度に位置合わせさせ得る。
一方、型締めが完了すると固定型18側から製品成形部
S,Sのそれぞれの空間内に溶融樹脂が射出され、この
射出成形と同時に転写用フィルム上の図柄が成形品の表
面に転写される。
爾後、可動型20が固定型18から離間されて型開きが
開始されると、或形品はまず可動型20側から離型され
ていく。このとき、転写用フィルム14は固定型18側
に残留される成形品の表面に密着して貼り付ついた状態
になっているが、その転写用フィルム14は可動型20
の製品成形部S,Sに近設してその分離面62に設けら
れている2つの係止板66と軸部材88とによって掛止
されるので、可動型20の離間移動に伴いその成形品の
表面から素早く円滑に剥離されることになる。
第9図〜第11図は変形実施例を示すもので、掛止手段
及び固定手段部分の断面図である。これらに図示するよ
うに、この変形実施例の掛止手段104は軸部材106
を支持するブラケット108が固定ボルト110に摺動
自在に支持されて付勢スプリング112によって可動型
20から固定型18側に向けて常時付勢されており、型
開き状態で上記軸部材106が可動型20の分離面62
から#間するようになっている。一方、固定型18側に
はそのブラケッl− 1 0 8及びブラケット108
に支持された軸部材106を収納する溝部114が形成
されているとともに、この構部114内には上記ブラケ
ット108の突出端の端面に当接して、掛止手段104
を可動型20側に押し戻す当金部材116が設けられて
いる。なお、転写用フィルム14の固定手段96は前述
の実施例と同一構成である。また、上記当全部材116
の厚みを調整することで、転写フィルム14上の図柄の
ピッチと2つの製品成形部間のピッチとの誤差を吸収調
節し得る。
従って、この変形実施例では型開き状態のときに軸部材
106が分離面62から離間しているので転写用フィル
ム14の押通装着が容易であるとともにフィルムの送り
抵抗も少ない。
なお、図示した実施例は製品成形部Sを複数有したもの
を例示しているが、掛止手段と固定手段とを備えない第
1の発明に係る転写成形装置にあっては、製品成形部を
1つしか有さないない単品取りのものにも適用すること
が可能である。この場合、型締め侍にはその!11−の
製品成形部内にはフィルムの送り方向上流側と下流側と
から均等に転写用フィルムが引き込まれることになる。
(効 果) 以上要するに、本発明に係る転写成形装置によれば、次
のような優れた効果を発揮する。
(1)可動型の製品成形部周縁の分離面に、そのフィル
ム挿通部位に位置させて、上記分離面に当接離間移動自
在で型締め時に前記転写用フィルムを前記分離面との間
に挾持するとともに、型開き時に上記転写用フィルムを
可動型側に係止する係止板を設ける一方、上記可動型に
、型締め時にその型締めの完了前に上記係止板に当接し
てこの係止板を上記分離面に押圧させるとともに、その
型締め時における転写用フィルムの製品成形部内への滑
動を二′「容する抑圧手段を設けたので、転写用フィル
ムに過度な張力を作用させることなく、転写用フィルム
の変形を可及的に防止して、これを製品成形部内にその
図柄位置を高精度に位置合わせさせてセットすることが
でき、かつ図柄に転写用フィルムの変形に伴う歪みが発
生することを可及的に防止することができる。
また、離型時には可動型の分離面に設けた上記係止板で
製品成形部近傍の転写用フィルム部を係止できるので、
成形品の表面に貼り付いた転写用フィルムを可及的に円
滑に素早く剥離させることができる。
(2)また、複数の製品成形部を有する可動型のその製
品成形部間に、型開き特に転写用フィルムをこ′の可動
型側に係止する掛止手段と、この掛止手段に当接離間移
動自在でこの掛止手段との間に前記転写用フィルムを強
固に扶持固定する固定手段とを設けた第3の発明に係る
転写或形装置によれば、製品成形部間の転写用フィルム
部位を上記掛止手段と固定手段とによって強固に固定す
るので、型締め時に転写用フィルムが製品成形部内に引
き込まれる際には、その固定部が基準になってそれぞれ
の製品成形部内には単一方向から転写用フィルムが引き
込まれることになり、転写用フィルム上の図柄位置を個
々の製品成形部に、より精密に位置合わせすることがで
き、形状の異なる成形品を同時に転写成形する多品種取
りの場合に特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る転写成形装置の転写用フィルム送
給機の概略構成を示す側断面図で、第2図はその正面か
らの断面図、第3図は可動型の型板と枠体部とを示す斜
視図、第4図は第1図中のIV−IV線矢視図、第5図
は第4図に示す可動型の成形型部分の斜視図、第6図は
第5図中のVl−VI線矢視断面部に符合する固定型と
可動型との側断面図で、同図(A)は型締め時を,同図
(B)は型開き時を示す図、第7図(A)〜(C)は第
5図中の■一■線矢視断面に符合する固定型と可動型と
の断面図で掛+L手段と抑圧手段との作用を説明する図
、第8図は第5図中の■−■線矢視断面に符合する固定
型と可動型との断面図で掛止手段とフィルム固定手段と
を説明する図、第9図〜第11図は掛止手段の変形大施
例を示す図である。 10・・・転写成形装置 16・・・射出成形金型 20・・・可動型 66・・・係止板 86・・・掛止手段 100・・・掛止手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出成形金型の固定型と可動型との間に長尺な転
    写用フィルムを挿通させ、この転写用フィルムを前記固
    定型と可動型とではさみ込んで、転写用フィルム上の図
    柄を射出成形と同時に成形品の表面に転写する転写成形
    装置において、 前記可動型に、製品成形部周縁の前記フィルム挿通部位
    の分離面に位置させて、該分離面に当接離間移動自在で
    、型締め時に前記転写用フィルムを前記分離面との間に
    挾持するとともに、型開き時に前記転写用フィルムを可
    動型側に係止する係止板を設ける一方、 前記可動型に、型締め時にその型締めの完了前に前記係
    止板に当接して該係止板を前記分離面に押圧させるとと
    もに、その型締め時に転写用フィルムが製品成形部内へ
    滑動することを許容する押圧手段を設けたことを特徴と
    する転写成形装置。
  2. (2)複数の製品成形部を有する射出成形金型の固定型
    と可動型との間に長尺な転写用フィルムを挿通し、その
    転写用フィルムを前記固定型と可動型とではさみ込んで
    転写用フィルム上の図柄を射出成形と同時に成形品の表
    面に転写する転写成形装置において、 前記可動型に、製品成形部周縁の前記フィルム挿通部位
    の分離面に位置させて、該分離面に当接離間移動自在で
    、型締め時に前記転写用フィルムを前記分離面との間に
    挾持するとともに、型開き時に前記転写用フィルムを可
    動型側に係止する係止板を設ける一方、 前記可動型に、型締め時にその型締めの完了前に前記係
    止板に当接して該係止板を前記分離面に押圧させるとと
    もに、その型締め時に転写用フィルムが製品成形部内へ
    滑動することを許容する押圧手段を設け、 さらに前記製品成形部間の可動型側に、型開き時に転写
    用フィルムを該可動型側に掛止する掛止手段を設けたこ
    とを特徴とする転写成形装置。
  3. (3)前記可動型に、前記掛止手段に当接離間移動自在
    で該掛止手段との間に前記転写フィルムを強固に挾持固
    定する固定手段を設けたことを特徴とする前記特許請求
    の範囲第2項に記載の転写成形装置。
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